JP2001183904A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001183904A
JP2001183904A JP36465899A JP36465899A JP2001183904A JP 2001183904 A JP2001183904 A JP 2001183904A JP 36465899 A JP36465899 A JP 36465899A JP 36465899 A JP36465899 A JP 36465899A JP 2001183904 A JP2001183904 A JP 2001183904A
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JP
Japan
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magnetic
toner
toner cartridge
image forming
cartridge unit
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JP36465899A
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English (en)
Inventor
Nobuhisa Ninomiya
信久 二宮
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的接触によることなくトナーカートリッ
ジユニットの適正な装着を検出する。 【解決手段】 着脱可能かつ交換可能な状態で各現像器
4に対して設けられて補給用のトナー19が充填される
トナーカートリッジユニット17と、各トナーカートリ
ッジユニット17に設けられ、パドルの回転軸21の軸
上に取り付けられて周方向に所定の間隔で磁極が着磁さ
れるとともにその着磁間隔が相互に異なって形成された
磁性体23と、各磁性体23に対応して設けられ、磁性
体23の磁極を検出する磁気センサを備えて回転する磁
性体23の磁極のパルス信号を発生する磁性体検出信号
発生部と、磁性体検出信号発生部でのパルス信号から磁
性体23の取り付けられているトナーカートリッジユニ
ット17の種別を検出するIO制御部とを有する構成と
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトナーカートリッジ
ユニットを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置は複写機としてよく用いら
れており、近年ではカラー画像形成装置が普及してい
る。
【0003】ここで、従来のカラー画像形成装置につい
て説明する。
【0004】画像形成装置にはブラック画像、シアン画
像、マゼンタ画像およびイエロー画像がそれぞれ形成さ
れる4つの画像形成ユニットが配置されている。
【0005】各画像形成ユニットは像担持体としての感
光体ドラムを有しており、その回りには、感光体ドラム
の表面を一様に帯電させる帯電器、現像ローラにより感
光体ドラムにトナーを供給して静電潜像を顕像化する現
像器、中間転写体にトナー像を転写する第1転写ローラ
が配置されている。トナー補給ローラを有する現像器に
は、トナーカートリッジユニットが着脱可能かつ交換可
能な状態で装着されている。
【0006】画像形成ユニットの上方には、画像情報に
応じた光を各々の感光体ドラムに照射するレーザユニッ
トが配置されている。また、画像形成ユニットの下方に
は、第1転写ローラにより感光体ドラムに圧接された無
端状の中間転写体ベルトが配置されている。
【0007】中間転写体ベルトの下方には、用紙の収納
されたカセットが設置されている。そして、カセットか
ら延びる用紙の搬送路上には、カセット内の用紙を一枚
ずつ取り出すピックアップローラ、取り出された用紙を
所定のタイミングで中間転写体ベルトへ搬送するレジス
トローラ、中間転写体ベルト上に形成されたトナー像を
用紙に転写する第2転写ローラ、転写されたトナー像を
用紙に定着させる定着器、トナー像の定着された用紙が
排紙される排紙口、および排紙口から排出された用紙が
蓄積される排紙トレイが順次配設されている。
【0008】以上のような構成の画像形成装置では、ま
ずブラック成分色の潜像が形成されてブラックトナー像
として可視像化され、第1転写ローラで中間転写体ベル
トにブラックトナー像が転写される。ブラックトナー像
が転写されている間にシアントナー像が可視像化され、
ブラックトナー像と重ね合わされる。以下、マゼンタト
ナー像、イエロートナー像についても同様にして画像形
成が行われ、中間転写体ベルト上に4色のトナー像の重
ね合わせが終了する。
【0009】このようにしてカラーのトナー像が中間転
写体ベルト状に形成されると、レジストローラにより用
紙が中間転写体ベルトへと送出され、第2転写ローラに
よって4色のトナー像が用紙へと一括転写搬送されてフ
ルカラー画像が得られる。
【0010】その後、定着器の加熱ローラによりトナー
が加熱、溶融されてトナー像が用紙に定着され、排紙口
から排紙トレイへと排紙されて印字が終了する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の画
像形成装置では、トナーカートリッジユニットは消耗品
でオプションであるため、ユーザによる誤装着や未装着
での画像形成の実行が危惧される。
【0012】そこで、このようなおそれを防止するた
め、従来の画像形成装置においては、トナーカートリッ
ジユニット内に基板を装着し、EEPROMからのID
データを読み出したり抵抗値を検出したりすることによ
りトナーカートリッジユニットの適正な装着を認識して
いた。
【0013】しかしながら、トナーカートリッジユニッ
ト内に基板を装着するためのスペースを確保すること、
および電気信号の接触端子部をトナー汚染から回避する
ことが困難であった。
【0014】そこで、本発明は、電気的接触によること
なくトナーカートリッジユニットの適正な装着を検出す
ることのできる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像形成装置は、現像色に対応して複数設
けられ、現像色に対応した静電潜像が形成される感光体
と、それぞれの感光体について設けられ、現像ローラに
より感光体にトナーを供給して静電潜像を顕像化する現
像器と、着脱可能かつ交換可能な状態でそれぞれの現像
器に対して設けられ、補給用のトナーが充填されるトナ
ーカートリッジユニットと、それぞれのトナーカートリ
ッジユニットに設けられ、回転体の軸上に取り付けられ
て周方向に所定の間隔で磁極が着磁されるとともにその
着磁間隔が相互に異なって形成された磁性体と、それぞ
れの磁性体に対応して設けられ、磁性体の磁極を検出す
る磁気センサを備えて回転する磁性体の磁極のパルス信
号を発生する磁性体検出信号発生部と、磁性体検出信号
発生部でのパルス信号から磁性体の取り付けられている
トナーカートリッジユニットの種別を検出する検出部と
を有する構成としたものである。
【0016】これにより、各トナーカートリッジユニッ
トの磁性体における着磁間隔の相違に伴うパルス信号の
相違により、電気的接触によることなくトナーカートリ
ッジユニットの適正な装着を検出することが可能にな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、現像色に対応して複数設けられ、現像色に対応した
静電潜像が形成される感光体と、それぞれの感光体につ
いて設けられ、現像ローラにより感光体にトナーを供給
して静電潜像を顕像化する現像器と、着脱可能かつ交換
可能な状態でそれぞれの現像器に対して設けられ、補給
用のトナーが充填されるトナーカートリッジユニット
と、それぞれのトナーカートリッジユニットに設けら
れ、回転体の軸上に取り付けられて周方向に所定の間隔
で磁極が着磁されるとともにその着磁間隔が相互に異な
って形成された磁性体と、それぞれの磁性体に対応して
設けられ、磁性体の磁極を検出する磁気センサを備えて
回転する磁性体の磁極のパルス信号を発生する磁性体検
出信号発生部と、磁性体検出信号発生部でのパルス信号
から磁性体の取り付けられているトナーカートリッジユ
ニットの種別を検出する検出部とを有する画像形成装置
であり、各トナーカートリッジユニットの磁性体におけ
る着磁間隔の相違に伴うパルス信号の相違により、電気
的接触によることなくトナーカートリッジユニットの適
正な装着を検出することが可能になるという作用を有す
る。
【0018】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、複数の磁性体は、それぞれの磁
極の着磁間隔が均等で相互の磁極数が異なっている画像
形成装置であり、発生パルス数の相違あるいは発生パル
ス間隔の相違により所定の磁性体の取り付けられたトナ
ーカートリッジユニットの種類を判別することができ、
電気的接触によることなくトナーカートリッジユニット
の適正な装着を検出することが可能になるという作用を
有する。
【0019】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、複数の磁性体は、それぞれの着
磁間隔が不均等で相互の磁極数が同一となっている画像
形成装置であり、繰り返しの波形パターンの相違により
所定の磁性体の取り付けられたトナーカートリッジユニ
ットの種類を判別することができ、電気的接触によるこ
となくトナーカートリッジユニットの適正な装着を検出
することが可能になるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、複数の磁性体は、それぞれの着
磁間隔が不均等で相互の磁極が異なっている画像形成装
置であり、発生パルス数あるいは繰り返しの波形パター
ンの相違により所定の磁性体の取り付けられたトナーカ
ートリッジユニットの種類を判別することができ、電気
的接触によることなくトナーカートリッジユニットの適
正な装着を検出することが可能になるという作用を有す
る。
【0021】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
2記載の発明において、磁気センサは磁性体の回転方向
の相互に異なる位置に設置されている画像形成装置であ
り、誤装着の場合には2つの磁気センサから得られたパ
ルス信号相互間の変化点誤差が大きくなるので、この変
化点誤差の大きさにより磁性体の取り付けられたトナー
カートリッジユニットの種類および誤装着を判別するこ
とができ、電気的接触によることなくトナーカートリッ
ジユニットの適正な装着を検出することが可能になると
いう作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図9を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0023】図1は本発明の一実施の形態である画像形
成装置を示す概略図、図2は図1の画像形成装置に装着
された現像器およびトナーカートリッジユニットを示す
断面図、図3は図2の現像器およびトナーカートリッジ
ユニットにおける部分斜視図、図4は図2のトナーカー
トリッジユニットに取り付けられた磁性体の検出回路を
示す回路図、図5は各トナーカートリッジユニットに取
り付けられた磁性体の着磁パターンおよびこの着磁パタ
ーンから変換された方形波信号Vbの一例を示す説明
図、図6は各トナーカートリッジユニットに取り付けら
れた磁性体の着磁パターンおよびこの着磁パターンから
変換された方形波信号Vbの他の一例を示す説明図、図
7は各トナーカートリッジユニットに取り付けられた磁
性体の着磁パターンおよびこの着磁パターンから変換さ
れた方形波信号Vbのさらに他の一例を示す説明図、図
8は各トナーカートリッジユニットに取り付けられた磁
性体の着磁パターンおよびこの着磁パターンから変換さ
れた方形波信号Vbのさらに他の一例を示す説明図、図
9は図8における誤装着の検出パターンを示す説明図で
ある。
【0024】画像形成装置1にはブラック画像が形成さ
れるブラック画像形成ユニット29、シアン画像が形成
されるシアン画像形成ユニット30、マゼンタ画像が形
成されるマゼンタ画像形成ユニット31およびイエロー
画像が形成されるイエロー画像形成ユニット32の4つ
の画像形成ユニットが配置されている。
【0025】各画像形成ユニット29,30,31,3
2は外周面に光導電層を有する像担持体としての感光体
ドラム(感光体)3をそれぞれに有し、その回りには、
感光体ドラム3の表面を一様に帯電させる帯電器14、
現像ローラ5により感光体ドラム3にトナーを供給して
静電潜像を顕像化する現像器4、中間転写体6にトナー
像を転写する第1転写ローラ7がそれぞれ配置されてい
る。
【0026】ここで、トナー補給ローラ18を有する現
像器4には、トナーカートリッジユニット17が着脱可
能かつ交換可能な状態で装着されている。そして、トナ
ーカートリッジユニット17内のトナー19は、トナー
補給ローラ18が回転することにより必要に応じて現像
ローラ5へ供給される。
【0027】各画像形成ユニット29,30,31,3
2の上方には、レーザ発振器やポリゴンミラーあるいは
レンズ等が設けられ、画像情報に応じた光を各々の感光
体ドラム3に照射するレーザユニット2が配置されてい
る。
【0028】これらの各画像形成ユニット29,30,
31,32の下方には、複数のローラ33により支持さ
れて矢印方向へ周回動するとともに第1転写ローラ7に
より感光体ドラム3に圧接された無端状の中間転写体ベ
ルト6が配置されている。中間転写体ベルト6の外周面
に当接して、この中間転写体ベルト6上の残留トナーを
除去するクリーニング部材15が配置されている。
【0029】中間転写体ベルト6の下方には、用紙13
の収納されたカセット10が設置されている。
【0030】カセット10から延びる用紙13の搬送路
上には、カセット10内の用紙13を一枚ずつ取り出す
ピックアップローラ11、ピックアップローラ11に取
り出された用紙13をタイミングをとって中間転写体ベ
ルト6へ搬送するレジストローラ16、中間転写体ベル
ト6上に形成されたトナー像を用紙13に転写する第2
転写ローラ8、転写されたトナー像を用紙13に定着さ
せる定着器9、トナー像の定着された用紙13が排紙さ
れる排紙口20、および排紙口20から排出された用紙
13が蓄積される排紙トレイ12が順次配設されてい
る。
【0031】以上のような構成の画像形成装置では、ま
ずブラック画像形成ユニット29においてブラック成分
色の潜像が形成されてブラックトナー像として可視像化
され、第1転写ローラ7で中間転写体ベルト6にブラッ
クトナー像が転写される。
【0032】ブラックトナー像が中間転写体ベルト6に
転写されている間に、シアン画像形成ユニット30でシ
アントナー像が可視像化され、先に中間転写体ベルト6
上に転写されたブラックトナー像と重ね合わされる。以
下、マゼンタトナー像、イエロートナー像についても同
様にして画像形成が行われ、中間転写体ベルト6上に4
色のトナー像の重ね合わせが終了する。
【0033】一方、このようにトナー像が形成されてい
る間に、用紙13がピックアップローラ11によりカセ
ット10から取り出され、レジストローラ16に端部が
挟まれた位置で停止している。そして、中間転写体ベル
ト6上に4色のトナー像の重ね合わせが終了すると、レ
ジストローラ16により用紙13が中間転写体ベルト6
へと送出され、転写バイアスの印加された第2転写ロー
ラ8によって4色のトナー像が用紙13へと一括転写搬
送されてフルカラー画像が得られる。
【0034】その後、定着器9の加熱ローラによりトナ
ーが加熱、溶融されてトナー像が用紙13に定着され、
排紙口20から排紙トレイ12へと排紙されて印字が終
了する。
【0035】図2に示すように、補給用のトナー19が
充填されたトナーカートリッジユニット17には、回転
軸(回転体)21に固定され、トナー19を撹拌してこ
のトナー19をトナー補給ローラ18へと送るパドル2
2が取り付けられている。そして、現像器4に備えられ
たトナー残量検出センサ(図示せず)により現像器4内
のトナー残量が少ないことが検出されると、装置本体に
より回転軸21に取り付けられたパドル22に続いてト
ナー補給ローラ18が回転駆動され、トナーカートリッ
ジユニット17内のトナー19が現像器4へ補給され
る。これにより現像器4内のトナー19は常に所定量以
上に維持され、トナー19が現像ローラ5へ安定して供
給される。
【0036】ここで、図3に示すように、回転軸21の
軸上には、周方向に所定の間隔でS極とN極とが着磁さ
れた磁性体23が取り付けられている。したがって、ト
ナー19を撹拌するために回転軸21によりパドル22
が回転すると、これにともなって磁性体23も回転す
る。そして、このような磁性体23の回転を検出するた
め、装置本体側にはたとえばホール素子や磁気抵抗素子
などの磁気センサが設置されている。なお、本実施の形
態において、磁性体23はパドル22の回転軸21の軸
上に取り付けられているが、他の回転体上に取り付ける
こともできる。
【0037】なお、ブラックトナー、シアントナー、マ
ゼンタトナーおよびイエロートナーがそれぞれ収納され
る各トナーカートリッジユニット17の磁性体23にお
いて、その着磁パターンは相互に異なっている(図5お
よび図6参照)。
【0038】このような磁性体23の回転検出につい
て、磁気センサとしてホール素子を用いた場合を例にと
り説明する。
【0039】図4において、磁性体23の検出回路は、
回転する磁性体23の磁極を検出してその検出信号を発
生する磁性体検出信号発生部28と、各トナーカートリ
ッジユニット17に取り付けられた磁性体23の着磁パ
ターンが格納されたメモリ27と、磁性体検出信号発生
部28での検出信号およびメモリ27に格納された各着
磁パターンが入力され、これらの着磁パターンと当該検
出信号とを比較してその磁性体23の取り付けられてい
るトナーカートリッジユニット17の種別を検出するI
O制御部(検出部)26とからなる。そして、IO制御
部26から出力される装置制御信号に従い表示装置など
の装置制御が行われる。
【0040】磁性体検出信号発生部28は、磁性体23
の着磁パターンを検出する磁気センサであるホール素子
24と、ホール素子24での磁性体検出信号を方形波信
号Vbに変換してIO制御部26に出力する比較器25
とから構成されている。
【0041】図5〜図9において、4台のトナーカート
リッジユニット17に取り付けられた各磁性体23は、
パドルの回転にともなって矢印R方向へほぼ同じ速度で
回転する。
【0042】図示するように、磁性体23相互間の着磁
間隔が異なっており、この着磁間隔の相違を検出するこ
とにより、その磁性体23の取り付けられているトナー
カートリッジユニット17が検出されるようになってい
る。
【0043】ここで、図5、図8および図9において
は、磁性体23相互間の着磁間隔が異なっていることに
加えて、磁性体23それぞれにおける磁極の着磁間隔は
均等であり、したがって磁性体23相互間の極数が異な
っている。
【0044】また、図6においては、磁性体23相互間
の着磁間隔が異なっていることに加えて、磁性体23そ
れぞれにおける磁極の着磁間隔が不均等であり、磁性体
23相互間の極数は同一である。
【0045】さらに、図7においては、磁性体23相互
間の着磁間隔が異なっていることに加えて、磁性体23
それぞれにおける磁極の着磁間隔が不均等であり、磁性
体23相互間の極数が異なっている。
【0046】そして、図8および図9においては、磁性
体23の回転方向の相互に異なる位置に設置された2つ
のホール素子24で磁極の検出を行っている。
【0047】なお、これらの図面において、磁性体23
とホール素子24との位置関係を動作原点としており、
縦軸の方形波信号Vbと横軸の経過時間tとの関係を示
している。また、(Y)、(M)、(C)、(K)は、
それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色
に対応している。さらに、図8および図9において、
(Y1)、(Y2)、(M1)、(M2)、(C1)、
(C2)、(K1)、(K2)は2つのホール素子24
の区別を示している。
【0048】また、図示する場合において、磁性体23
は反時計回りに回転しているが、時計回りに回転しても
よい。
【0049】前述のように、図5では、4色のトナーカ
ートリッジユニットに取り付けられた磁性体23は、磁
性体23相互間の着磁間隔が異なっており、各磁性体2
3における磁極の着磁間隔が均等で、磁性体23相互間
の極数が異なっている。
【0050】これによれば、所定時間当たりにおけるホ
ール素子24を通過する磁極数が磁性体23相互間で異
なるため、方形波信号Vbの発生パルス数および発生パ
ルス間隔も相互に異なることになる(図示する場合にお
いては、特定時間t1経過時での発生パルス数は、イエ
ローの磁性体23で1パルス、マゼンタの磁性体23で
2パルス、シアンの磁性体23で3パルス、ブラックの
磁性体23で4パルス)。したがって、発生パルス数の
相違あるいは発生パルス間隔の相違により磁性体23の
取り付けられたトナーカートリッジユニットの種類を判
別することができ、電気的接触によることなくトナーカ
ートリッジユニットの適正な装着を検出することが可能
になる。
【0051】図6では、4色のトナーカートリッジユニ
ットに取り付けられた磁性体23は、磁性体23相互間
の着磁間隔が異なっており、磁性体23それぞれにおけ
る磁極の着磁間隔が不均等であり、磁性体23相互間の
極数は同一となっている。
【0052】これによれば、方形波信号Vbにおける繰
り返しの波形パターンが異なっているので、その1サイ
クルを検出することにより、トナーカートリッジユニッ
トの種類を判別することができ、電気的接触によること
なくトナーカートリッジユニットの適正な装着を検出す
ることが可能になる。なお、繰り返しの波形パターンと
して、磁性体23の一周の回転で方形波信号Vbにおけ
る発生パルス数が1パルスの場合にも、この1パルスの
発生時間の相違によりトナーカートリッジユニットの種
類を判別することができ、電気的接触によることなくト
ナーカートリッジユニットの適正な装着を検出すること
ができる。
【0053】図7では、4色のトナーカートリッジユニ
ットに取り付けられた磁性体23は、磁性体23相互間
の着磁間隔が異なっており、各磁性体23における磁極
の着磁間隔が不均等で、磁性体23相互間の極数が異な
っている。
【0054】これによれば、所定時間当たりにおけるホ
ール素子24を通過する磁極数が磁性体23相互間で異
なるため、方形波信号Vbの発生パルス数も相互に異な
ることになる(図示する場合においては、一回の回転動
作での発生パルス数は、イエローの磁性体23で2パル
ス、マゼンタの磁性体23で3パルス、シアンの磁性体
23で4パルス、ブラックの磁性体23で5パルス)。
また、方形波信号Vbにおける繰り返しの波形パターン
も異なっている。そこで、発生パルス数あるいは繰り返
しの波形パターンの相違により、磁性体23の取り付け
られたトナーカートリッジユニットの種類を判別するこ
とができ、電気的接触によることなくトナーカートリッ
ジユニットの適正な装着を検出することが可能になる。
【0055】なお、図7においては、パルス幅が最小の
ものを一周の回転動作における基準パルスFとしてい
る。
【0056】図8および図9では、4色のトナーカート
リッジユニットに取り付けられた磁性体23は、磁性体
23相互間の着磁間隔が異なっており、各磁性体23に
おける磁極の着磁間隔が均等で、磁性体23相互間の極
数が異なっている。また、磁性体23の回転方向の相互
に異なる位置に2つのホール素子24が設置されてお
り、これらのホール素子24で磁極の検出を行ってい
る。
【0057】すなわち、図8は、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックの4色全てのトナーカートリッジユニ
ットにおいて、誤装着のない場合の方形波信号Vbの検
出波形である。この場合、何れの色のトナーカートリッ
ジユニットにおいても、方形波信号Vb(1)とVb
(2)とはほぼ半波長T/2のずれがあり、それぞれの
方形波信号Vb(1)とVb(2)との変化点誤差Δt
との間には、Δt≪T/2の関係がある。
【0058】ここで、トナーカートリッジユニットの誤
装着が発生した例として、マゼンタ(M)の装着位置に
シアンのトナーカートリッジユニットを装着した場合の
方形波信号Vbの検出波形を図9に示す。
【0059】図9においては、2つのホール素子24
(M1),24(M2)から得られる方形波信号Vb
(1)と方形波信号Vb(2)との変化点誤差Δtが、
図8の誤装着のない場合と比較するとΔt≒T/4と大
きくなる。
【0060】このように誤装着の場合には方形波信号V
b(1)と方形波信号Vb(2)との変化点誤差Δtが
大きくなるので、この変化点誤差Δtの大きさにより、
磁性体23の取り付けられたトナーカートリッジユニッ
トの種類および誤装着を判別することができ、電気的接
触によることなくトナーカートリッジユニットの適正な
装着を検出することが可能になる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電気的
接触によることなくトナーカートリッジユニットの適正
な装着を検出することが可能になるという有効な効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である画像形成装置を示
す概略図
【図2】図1の画像形成装置に装着された現像器および
トナーカートリッジユニットを示す断面図
【図3】図2の現像器およびトナーカートリッジユニッ
トにおける部分斜視図
【図4】図2のトナーカートリッジユニットに取り付け
られた磁性体の検出回路を示す回路図
【図5】各トナーカートリッジユニットに取り付けられ
た磁性体の着磁パターンおよびこの着磁パターンから変
換された方形波信号Vbの一例を示す説明図
【図6】各トナーカートリッジユニットに取り付けられ
た磁性体の着磁パターンおよびこの着磁パターンから変
換された方形波信号Vbの他の一例を示す説明図
【図7】各トナーカートリッジユニットに取り付けられ
た磁性体の着磁パターンおよびこの着磁パターンから変
換された方形波信号Vbのさらに他の一例を示す説明図
【図8】各トナーカートリッジユニットに取り付けられ
た磁性体の着磁パターンおよびこの着磁パターンから変
換された方形波信号Vbのさらに他の一例を示す説明図
【図9】図8における誤装着の検出パターンを示す説明
【符号の説明】
3 感光体ドラム(感光体) 4 現像器 5 現像ローラ 17 トナーカートリッジユニット 19 トナー 21 回転軸(回転体) 22 パドル 23 磁性体 24 ホール素子(磁気センサ) 26 IO制御部(検出部) 28 磁性体検出信号発生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AQ06 AR01 AS02 BB11 HH01 HJ10 HK08 2H030 AB02 AD16 BB02 BB23 BB42 BB71 2H077 AA12 AA15 AB03 AB13 AC04 AD06 BA02 BA03 DA24 DA32 DA53 DA82 DA86 GA04 GA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像色に対応して複数設けられ、現像色に
    対応した静電潜像が形成される感光体と、 それぞれの前記感光体について設けられ、現像ローラに
    より前記感光体にトナーを供給して前記静電潜像を顕像
    化する現像器と、 着脱可能かつ交換可能な状態でそれぞれの前記現像器に
    対して設けられ、補給用のトナーが充填されるトナーカ
    ートリッジユニットと、 それぞれの前記トナーカートリッジユニットに設けら
    れ、回転体の軸上に取り付けられて周方向に所定の間隔
    で磁極が着磁されるとともにその着磁間隔が相互に異な
    って形成された磁性体と、 それぞれの前記磁性体に対応して設けられ、前記磁性体
    の磁極を検出する磁気センサを備えて回転する前記磁性
    体の磁極のパルス信号を発生する磁性体検出信号発生部
    と、 前記磁性体検出信号発生部での前記パルス信号から前記
    磁性体の取り付けられている前記トナーカートリッジユ
    ニットの種別を検出する検出部とを有することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】複数の前記磁性体は、それぞれの磁極の着
    磁間隔が均等で相互の磁極数が異なっていることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】複数の前記磁性体は、それぞれの着磁間隔
    が不均等で相互の磁極数が同一となっていることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】複数の前記磁性体は、それぞれの着磁間隔
    が不均等で相互の磁極が異なっていることを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記磁気センサは前記磁性体の回転方向の
    相互に異なる位置に設置されていることを特徴とする請
    求項2記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013003375A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2013003484A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2018189675A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 作像装置、および画像形成装置

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