JP2001183009A - 空気清浄機付温風暖房装置 - Google Patents

空気清浄機付温風暖房装置

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JP2001183009A
JP2001183009A JP37200999A JP37200999A JP2001183009A JP 2001183009 A JP2001183009 A JP 2001183009A JP 37200999 A JP37200999 A JP 37200999A JP 37200999 A JP37200999 A JP 37200999A JP 2001183009 A JP2001183009 A JP 2001183009A
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temperature
air
gas
air purifier
resistance value
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JP37200999A
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English (en)
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Yasunori Ono
靖典 小野
Shinichi Hagiwara
伸一 萩原
Shigeaki Yasui
繁明 安井
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Osaka Gas Co Ltd
Rinnai Corp
FIS Inc
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Rinnai Corp
FIS Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】温度変動により空気清浄機の運転が開始される
誤動作を防止することができる空気清浄機付温風暖房装
置を提供する。 【解決手段】空気清浄機の信号処理回路27は、A/D
変換回路26を通じて取り込む感ガス体15aの両端電
圧から感ガス体15aの抵抗値Rsを検知し、この抵抗
値Rsと基準抵抗値Rstdとの比率である抵抗変化率
を演算するとともに、この演算して求めた抵抗変化率が
予め演算処理部29内のメモリ26に設定してある汚染
検知用の閾値を越えたときに汚染有りと判断する。信号
処理回路27は、温度検出手段たる温度センサ30での
検出温度に応じて温度変動による空気清浄機2の誤動作
が防止されるように半導体式ガスセンサ15から出力さ
れた電気量を補正する補正手段を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気清浄機付温風
暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気清浄機付温風暖房装置に
おいては、室内の温度を設定温度に保つためにサーミス
タなどの温度センサが温風暖房装置に設けられ、温度セ
ンサによる検出温度に基づいて自動的に温度制御が行わ
れている。また、空気清浄機付温風暖房装置における空
気清浄機は、汚染ガス(例えば、タバコなどの臭い成
分)により出力される電気量が変化するガスセンサが設
けられ、ガスセンサの出力から空気の汚染を検知して空
気汚染に応じて運転制御が行われている。すなわち、空
気汚染が検出された時に空気清浄機が運転される。ま
た、この種の空気清浄機は、季節に無関係に使用できる
ように温風暖房装置とは独立して運転が行えるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のガス
センサとしては一般に半導体式ガスセンサが用いられて
いるが、例えば窓やドアの開閉や温風暖房装置の動作開
始などによって急激な温度変動が生じた場合、温度変動
の影響で半導体式ガスセンサから出力される電気量が急
激に変化し、空気が汚染されていないにもかかわらず空
気清浄機の運転が開始される誤動作が発生してしまうこ
とがあった。
【0004】本発明は、上記事由に鑑みて為されたもの
であり、その目的は、温度変動により空気清浄機の運転
が開始される誤動作を防止することができる空気清浄機
付温風暖房装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、空気清浄機と、温風暖房手段
と、空気清浄機に設けられ汚染ガスおよび温度により出
力される電気量が変化するガスセンサと、ガスセンサの
出力から空気の汚染を検知して空気汚染に応じて空気清
浄機の運転制御を行う制御手段と、周囲温度を検出する
温度検出手段とを備え、制御手段は、温度検出手段によ
る検出温度に応じて空気清浄機の誤動作が防止されるよ
うにガスセンサから出力された電気量を補正する補正手
段を有することを特徴とするものであり、温度変動によ
る空気清浄機の誤動作が防止されるように温度検出手段
での検出温度に応じてガスセンサから出力された電気量
が補正されるから、空気が汚染されていないにもかかわ
らず温度変動により空気清浄機の運転が開始される誤動
作を防止することができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記温風暖房機に、温度制御用の温度センサが設け
られ、前記温度検出手段が、前記温度センサよりなるの
で、温風暖房機に設けられた温度センサを前記温度検出
手段として利用することで、別途に温度検出手段を用意
する必要がなく、低コスト化が図れる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記温度検出手段が、サーミスタよ
りなるので、温度検出手段を簡単に入手できるとともに
低コスト化が図れる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記ガスセンサは、感ガス体を有し
感ガス体表面に接触する雰囲気中の汚染ガスにより感ガ
ス体の抵抗値が変化する半導体式ガスセンサよりなるの
で、ガスセンサの長寿命化を図れるとともに感度を高め
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図2は本発明の一
実施形態の空気清浄機付温風暖房装置の概略構成を示し
ており、この実施形態の空気清浄機付温風暖房装置は、
装置本体1の上部に空気清浄機2を内蔵し、下部には温
風暖房装置を構成するための、温風暖房手段である温風
暖房機3を内蔵してある。
【0010】ここで、本実施形態の温風暖房機3は、都
市ガスやプロパンガスなどの可燃性ガスの燃焼によって
空気を加熱するもので、ガスバーナー(図示せず)を設
けたガス燃焼室5と、モータ(図示せず)により駆動さ
れる軸流ファンからなる温風ファン4とで構成される。
【0011】ガス燃焼室5に対応する装置本体1の背面
下部には空気吸い込み口6が開口しており、温風ファン
4の回転により空気吸い込み口6からエアーフィルタ7
を介してガス燃焼室5内に外部より空気を吸い込んで該
空気をガス燃焼室5のガスバーナー(図示せず)による
ガス燃焼により加熱し、該加熱した空気を装置本体1の
正面下部に開口した温風吹き出し口8より前方へ吹き出
すようになっている。尚、図2中の9はガス管とのジョ
イント部である。
【0012】温風暖房機3は、図1に示す制御部10の
下で、サーミスタよりなる温度センサ30の検知する室
温が設定手段(図示せず)により設定される目標温度
(設定温度)となるようにガスバーナーの燃焼量が比例
弁(図示せず)にて制御されたり、温風ファン4の回転
が熱量により制御されるようになっている。
【0013】一方、空気清浄機2は装置本体1内部に配
置したファン駆動用モータ11により回転駆動される空
気清浄機用のファン12と、該ファン12の回転により
正面上部に開口した空気取り入れ口13から取り込んだ
空気から埃、臭い等の空気汚染物質を除去する空気清浄
用フィルタ14と、空気取り入れ口13内に配置され、
雰囲気の汚染を検知する半導体式ガスセンサ15と、該
半導体式ガスセンサ15の検知出力(電気量)の変化か
ら雰囲気の汚染を検知して制御部10に汚染検知信号X
を出力するセンサ信号処理部16(図1参照)とで構成
され、ファン駆動用モータ11の回転はセンサ信号処理
部16からの汚染検知信号Xを入力する制御部10によ
り制御されるようになっている。
【0014】空気清浄用フィルタ14で清浄化された空
気は、装置本体1の天井面に開口した空気吹き出し口1
7より室内に吹き出すようになっている。
【0015】そして、空気清浄機2自体は、季節に無関
係に使用できるように温風暖房機3とは独立して運転が
行えるようになっている。要するに、空気清浄機2は通
年稼働状態にあるが、温風暖房機3側は冬季など運転期
間が限定されるため、制御部10は温風暖房機3の非運
転時においては、空気清浄機2に対する制御のみを担
う。
【0016】本実施形態に用いる半導体式ガスセンサ1
5は図3に示すように円筒状の樹脂製ハウジング18の
底部に図4に示す感ガス体15aを内装した筒状の金属
ケース19を収納するとともに、ハウジング18の上部
開口に被着したステンレス製網20と金属ケース19と
の間に活性炭からなるフィルタ21を充填し、金属ケー
ス19の底部より突出する電極ピン22a〜22cをハ
ウジング18の底部より外部へ突出させた3端子構造の
ものである。
【0017】金属ケース19内に収納される感ガス体1
5aは例えば長手方向の径が略0.5mmで、短手方向
の径が略0.3mmの楕円球状に形成された金属酸化物
からなり、図4で示すように内部に貴金属線からなるヒ
ータコイル15bと、貴金属線からなるワイヤ電極15
cとを埋設し、金属ケース19内において、ヒータコイ
ル15bの両端を金属ケース19内に突出した端子22
a、22cの上端に電気的機械的に接続し、ワイヤ電極
15cの一端を金属ケース19内に突出した端子22b
の上端に電気的機械的に接続することで、金属ケース1
9内に保持される。
【0018】感ガス体15aは、Pd或いはそれに代わ
る金属を含有させたSnO2に、若しくはSnO2に骨材
として例えば1000メッシュのα−アルミナを等量混
合し、更にテルピオネールを加えてペースト状とし、こ
のペースト状の材料を上記ヒータコイル15b及びワイ
ヤ電極15cに塗布した後、空気中で所定温度で所定時
間焼成し、この焼成後アルミナゾルを添加して更に所定
温度で所定時間焼成して得られたものである。
【0019】図5は半導体式ガスセンサ15の等価回路
を示し、RHはヒータコイル15bの抵抗値を、Rsは
ワイヤ電極15cとヒータコイル15bの一端(端子2
2a側)との間の感ガス体15aの抵抗値を示す。
【0020】而して、このような構造の半導体式ガスセ
ンサ15の感ガス体15aは、ヒータコイル15baに
よって略400℃に加熱され、表面にタバコの煙のよう
な空気汚染物質に含まれる水素ガス成分が接触するとそ
の抵抗値Rsが低下する方向に変化し、また接触する空
気の温度の上昇に応じて抵抗値Rsが低下する特性を持
つ。
【0021】図1に示すセンサ信号処理部16は、交流
電源ACより所定の直流電圧Vc(例えば5V)を得る
定電圧回路23と、半導体式ガスセンサ15のヒータコ
イル15bの印加電圧をパルス幅制御するために半導体
式ガスセンサ15の端子20a,20c間のヒータコイ
ル15bと定電圧回路23の出力端間に直列挿入された
トランジスタQと、半導体式ガスセンサ15の端子22
bと定電圧回路23の+側出力端との間に挿入され定電
圧回路23の出力電圧を感ガス体15aとで分圧する負
荷抵抗Rと、トランジスタQのベースに抵抗R1を介し
て内蔵する駆動回路24からパルス幅制御の駆動パルス
を出力してトランジスタQのスイッチングをパルス幅制
御するとともに感ガス体15aの両端電圧をA/D変換
回路26を介して取り込んで感ガス体15aの抵抗値R
sの変化から雰囲気の汚染を検知し検知結果に基づいて
出力回路25を介して制御部10に汚染検知信号Xを出
力する信号処理回路27や、メモリ28を備えた演算処
理部29とから構成される。この演算処理部29は実際
においてはマイクロコンピュータから構成される。
【0022】尚、上記トランジスタQのスイッチングに
よるパルス幅制御によってヒータコイル15bに印加す
る電圧が平均的に略0.9Vとなるようにコントロール
し、ヒータコイル15bによる加熱温度を略400℃と
するようなっている。
【0023】次に、信号処理回路27で感ガス体15a
の抵抗値Rsの変化から雰囲気の汚染を検知する方法に
ついて説明する。ところで、本実施形態では、演算処理
部29と制御部10とで、半導体式ガスセンサ15の出
力から空気の汚染を検知して空気汚染に応じて空気清浄
機2の運転制御を行う制御手段を構成しており、演算処
理部29の信号処理回路27には、温風暖房機3に設け
られた上記温度センサ30による検出温度に応じて温度
変動による空気清浄機2の誤動作が防止されるように半
導体式ガスセンサ15から出力された電気量を補正する
補正手段が設けられているが、最初に演算処理部29の
基本動作について説明し、その後補正手段がない場合、
補正手段がある場合の動作それぞれについて説明する。
【0024】まず所定温度で且つ清浄空気下での半導体
式ガスセンサ15の感ガス体15aの抵抗値を基準抵抗
値Rstdとし、この基準抵抗値Rstdを演算処理部
29内のメモリ28に予め登録しておき、信号処理回路
27はA/D変換回路26を通じて取り込む感ガス体1
5aの両端電圧から感ガス体15aの抵抗値Rsを検知
し、この抵抗値Rsと基準抵抗値Rstdとの比率(以
下、抵抗変化率(Rs/Rstd)という)を演算する
とともに、この演算して求めた抵抗変化率(Rs/Rs
td)が予め演算処理部29内のメモリ26に設定して
ある汚染検知用の閾値を越えたときに汚染有りと判断す
るようになっている。
【0025】使用する半導体式ガスセンサ15の感ガス
体15aの抵抗値Rsは温風暖房機3による通常の暖房
下の室温で、且つ清浄空気内においては略基準抵抗値R
std付近で推移し、その抵抗変化率(Rs/Rst
d)は略1となる特性を示すが、水素ガス成分が接触す
ると、その抵抗値Rsが変化して、その抵抗変化率(R
s/Rstd)は1より小さくなる。
【0026】図6(a)は被実験空間としての所定の容
積の部屋(例えば床面積が6畳の部屋)において本実施
形態の空気清浄機付温風暖房装置を壁際に設置し、温風
暖房機3を運転させて室温を20℃とし部屋中央でタバ
コを1本喫煙してタバコの煙を発生させた場合の半導体
式ガスセンサ15の感ガス体15aの抵抗値Rsの変化
を示し、同図中の黒丸のプロットは基準抵抗値Rstd
を示す。なお、半導体式ガスセンサ15の検知出力を抵
抗値Rsに換算してある。
【0027】図6(a)の結果はタバコを1本喫煙する
ことにより抵抗値Rsが60kΩから37kΩへ低下し
た後に徐々に上昇して60kΩに回復していることを示
し、抵抗変化率(Rs/Rstd)が時刻t1→t2→
t3→t4で1→0.83→0.80→1で推移してい
ることを示す。尚、タバコの喫煙開始から実際に空気取
り入れ口13内に配置された半導体式ガスセンサ15の
感ガス体15aの抵抗変化が生じるまでの時間遅れは、
喫煙場所から空気取り入れ口13までの距離などによっ
て決まるが、煙が漂う状態では瞬間的には半導体式ガス
センサ15の感ガス体15aの抵抗値Rsの変化は生じ
ない。なお、温風暖房機3を運転させていない場合も同
様の結果が得られる。
【0028】いま、半導体式ガスセンサ15の感ガス体
15aの抵抗変化率(Rs/Rstd)が0.93以下
の時に空気清浄機2を運転させることとし、0.93を
空気汚染検知の閾値として設定登録し、また運転開始
後、運転停止させる際には抵抗変化率(Rs/Rst
d)が0.93を越えた時点から所定のタイマ時間の経
過後に空気清浄機2の運転を停止させるものとする。す
なわち、判断基準となる閾値を予め演算処理部29のメ
モリ28に設定登録しておき、この設定登録した閾値
と、A/D変換回路26を通じて取り込む半導体式ガス
センサ15の感ガス体15aの両端電圧に基づいて求め
た抵抗変化率(Rs/Rstd)とを信号処理回路27
で比較することで、空気汚染検知が行えるのである。
【0029】而して、空気清浄機2の空気取り入れ口1
3内に配置された半導体式ガスセンサ15の感ガス体1
5aの抵抗変化率(Rs/Rstd)が0.93を下回
ると、演算処理部29の信号処理回路27が空気汚染有
りと判断して制御部10に出力回路25を通じて汚染検
知信号Xを出力する。
【0030】この汚染検知信号Xを入力した制御部10
はファン駆動用モータ11の運転を開始して清浄機用フ
ァン12を回転させ、空気清浄機2を運転させる。図6
(b)に空気清浄機2のオンオフ動作を示す。この空気
清浄機2の運転は、空気清浄が進み、半導体式ガスセン
サ15の感ガス体15aの抵抗値Rsが上昇し、抵抗変
化率(Rs/Rstd)が0.93を越えて、出力回路
25からの汚染検知信号Xの入力が無くなり、タイマ時
間T(図6(b)参照)が経過するまで継続される。
【0031】ところで、清浄空気下において温風暖房機
3によって暖房を行い室温が略20℃に保たれている状
態(室外の温度は2℃)で、窓を開けた場合における半
導体式ガスセンサ15の感ガス体15aの抵抗値Rsを
測定してみると、図7のイような結果がえられた。な
お、図7のロは上記温度センサ30による検出温度を示
す。ここにおいて、図7は左側の縦軸が抵抗値Rs、右
側の縦軸が温度となっている。
【0032】図7に示すように室温が略一定(20℃)
に保たれた状態から窓を一定時間T1(5分間)だけ開
けた場合、室温は一時的に約8℃まで低下することが観
測された。一方、抵抗値Rsは60kΩから一旦85k
Ωに上昇した後に60kΩに低下することが観測され
た。この場合の抵抗変化率(Rs/Rstd)は時刻t
1,t2,t3,t4でいずれも1以上であったが、窓
を閉めて室温が上昇する際に抵抗変化率(Rs/Rst
d)が時刻t4→時刻t5→時刻t6→時刻t7におい
て0.9→0.87→0.80→0.91で推移し、時
刻t8で0.93以上になった。
【0033】上記補正手段を設けてないと、清浄空気下
においても急激な温度変動が生じて抵抗変化率(Rs/
Rstd)が0.93以下になった場合、図7(b)の
ように空気清浄機2が運転されてしまう誤動作が発生す
るという不具合が生じる。
【0034】この種の不具合の発生を防止するために、
本実施形態では、上記補正手段が設けられており、まず
所定温度で且つ清浄空気下での半導体式ガスセンサ15
の感ガス体15aの抵抗値を温度センサ30の検出温度
に応じて補正し(補正後の抵抗値を基準抵抗値Rst
d’とする)、この基準抵抗値Rstd’を演算処理部
29内のメモリ28に予め登録しておき、信号処理回路
27は、A/D変換回路26を通じて取り込む感ガス体
15aの両端電圧から感ガス体15aの抵抗値Rsを検
知し、この抵抗値Rsを温度センサ30による検出温度
に応じて補正し(補正後の抵抗値を抵抗値Rs’とす
る)、基準抵抗値Rstd’との比率(以下、抵抗変化
率(Rs’/Rstd’)と言う)を演算するととも
に、この演算して求めた抵抗変化率(Rs’/Rst
d’)が予め演算処理部29内のメモリ26に設定して
ある汚染検知用の閾値(例えば、0.93)以下になっ
たときに汚染有りと判断するようになっている。すなわ
ち、本実施形態では、半導体式ガスセンサ15の感ガス
体15aの抵抗変化率(Rs’/Rstd’)が0.9
3以下になったときに空気清浄機2を運転させることと
し、0.93を空気汚染検知の閾値として設定登録して
ある。
【0035】以下、上記補正手段による補正の方法の一
例について説明する。
【0036】まず、清浄大気中で20℃および8℃のと
きの各抵抗値Rsを測定する。ここでは、20℃のとき
の抵抗値Rsが60kΩ、8℃のときの抵抗値Rsが8
5kΩであったとする。
【0037】次に、抵抗値Rs=A×温度+Bで表され
る1次方程式を求める(ただし、Aは比例定数、Bは定
数である)。要するに、20℃のときの抵抗値Rsと8
℃のときの抵抗値Rsとをグラフ上にプロットすると図
8のようになり、図8中の2つのプロットを結ぶ直線の
式を求める。この場合の1次方程式は、 抵抗値Rs=−2.08×温度+101.67 となる。
【0038】そして、本実施形態では、上記抵抗値Rs
と後述の補正係数Kとの積を補正後の抵抗値Rs’とし
てある。ここに、本実施形態では、年間平均気温を15
℃と考え、各温度における補正係数Kは、上記1次方程
式を利用して、15℃のときの抵抗値Rsを各温度の抵
抗値Rsで除算した値としている。例えば、2℃のとき
の抵抗値Rsは97.42kΩ、15℃のときの抵抗値
Rsは70.42kΩ、20℃のときの抵抗値Rsは6
0.00kΩであるから、2℃、15℃、20℃それぞ
れにおける補正係数Kは、それぞれ0.722、1.0
0、1.17となる。したがって、室温が2℃のときの
抵抗値Rsが90kΩであった場合には、補正後の抵抗
値Rs’は、Rs’=90kΩ×0.77=64.98
kΩとなる。
【0039】室温が略一定(20℃)に保たれた清浄空
気下で上記補正を行わない場合、補正を行った場合それ
ぞれの空気清浄機2のオンオフ動作について図9を参照
しながら説明する。なお、図9(a)の横軸は時間、左
側の縦軸は抵抗値、右側の縦軸は温度であり、図9
(a)中のイは上記補正を行わなかった場合の抵抗値R
s、図9(a)中のロは温度センサ30による検出温
度、図9(a)中のハは上記補正後の抵抗値Rs’を示
す。また、図9(a)におけるイの線上の各黒丸はそれ
ぞれ基準抵抗値Rstd、ロの線上の各黒丸はそれぞれ
基準抵抗値Rstd’を示す。また、図9(b)は上記
補正を行わなかった場合の空気清浄機2のオンオフ動
作、図9(c)は上記補正を行った場合の空気清浄機2
のオンオフ動作を示す。尚、図9(a)は、室温が20
℃に保たれた状態で窓を一定時間T1(5分間)だけ開
けた場合の特性を示したものであり、上記図7(a)と
同様、室温は一時的に約8℃まで低下することが観測さ
れ、抵抗値Rsは60kΩから一旦85kΩに上昇した
後に60kΩに低下することが観測された。
【0040】上記補正を行わない場合には窓を開けて温
度変動が生じたことにより抵抗変化率(Rs/Rst
d)が時刻t5で0.93以下となって空気清浄機2が
オンする。一方、上記補正を行った場合には窓を開けて
温度変動が生じても抵抗変化率(Rs’/Rstd’)
が0.98以上に保たれるので、空気清浄機2はオンし
ない。要するに、上記補正を行うことにより、空気が汚
染されていないにもかかわらず温度変動により空気清浄
機2の運転が開始される誤動作を防止することができ
る。
【0041】以上の説明は、温風暖房機3により室温が
20℃に保たれた状態で窓の開閉により温度変動が生じ
た場合の説明であったが、以下では温風暖房機3が動作
することにより温度変動が生じた場合について説明す
る。ここでも、最初に演算処理部29の基本動作につい
て説明し、その後補正手段がない場合、補正手段がある
場合の動作それぞれについて説明する。
【0042】図10(a)は被実験空間としての所定の
容積の部屋(例えば床面積が6畳の部屋)において本実
施形態の空気清浄機付温風暖房装置を壁際に設置し、室
温が10℃に保たれているときに部屋中央でタバコを1
本喫煙してタバコの煙を発生させた場合の半導体式ガス
センサ15の感ガス体15aの抵抗値Rsの変化を示
し、図10(a)中の各黒丸のプロットはそれぞれ基準
抵抗値Rstdを示す。尚、半導体式ガスセンサ15の
検知出力を抵抗値Rsに換算してある。
【0043】図10(a)の結果はタバコを1本喫煙す
ることにより抵抗値Rsが81kΩから50kΩへ低下
した後に徐々に上昇して81kΩに回復していることを
示し、抵抗変化率(Rs/Rstd)が時刻t1→t2
→t3→t4で1→0.83→0.80→1で推移して
いることを示す。而して、抵抗変化率が0.93以下に
なったときに図10(b)に示すように空気清浄機2が
運転され、抵抗変化率(Rs/Rstd)が0.93を
越えて、出力回路25からの汚染検知信号Xの入力が無
くなり、タイマ時間T(図10(b)参照)が経過する
まで継続される。
【0044】ところで、清浄空気下で室温が略10℃に
保たれている状態で温風暖房機3の運転を開始させた場
合における半導体式ガスセンサ15の感ガス体15aの
抵抗値Rsを測定してみると、図11(a)のイような
結果が得られた。なお、図11(a)のロは上記温度セ
ンサ30による検出温度を示す。ここにおいて、図11
(a)は左側の縦軸が抵抗値Rs、右側の縦軸が温度と
なっている。
【0045】図11(a)に示すように室温が略一定
(10℃)に保たれた状態から温風暖房機3の目標温度
を20℃に設定して温風暖房機3の運転を開始すると室
温が20℃まで上昇するが、抵抗値Rsは81kΩから
60kΩまで低下することが観測された。この場合の抵
抗変化率(Rs/Rstd)は時刻t1→時刻t2にお
いて1→0.79で推移し、抵抗変化率(Rs/Rst
d)が0.93以下になるので、図11(b)のように
空気清浄機2が運転されてしまう誤動作が発生するとい
う不具合が生じる。
【0046】しかしながら、本実施形態においては上述
のように抵抗値Rsの補正を行っているので、温風暖房
機3の運転を開始させたことによる温度変動によって空
気清浄機2の運転が開始される誤動作を防止することが
できる。
【0047】室温が略一定(10℃)に保たれた清浄空
気下で目標温度を20℃として温風暖房機3の運転させ
たとき、上記補正を行わない場合、上記補正を行った場
合それぞれの空気清浄機2のオンオフ動作について図1
2を参照しながら説明する。尚、図12(a)の横軸は
時間、左側の縦軸は抵抗値、右側の縦軸は温度であり、
図12(a)中のイは上記補正を行わなかった場合の抵
抗値Rs、図12(a)中のロは温度センサ30による
検出温度、図12(a)中のハは上記補正を行った場合
の抵抗値Rs’を示す。また、図12(a)中のイの線
上の各黒丸はそれぞれ基準抵抗値Rstd、ロの線上の
各黒丸はそれぞれ基準抵抗値Rstd’を示す。また、
図12(b)は上記補正を行わなかった場合の空気清浄
機2のオンオフ動作、図12(c)は上記補正を行った
場合の空気清浄機2のオンオフ動作を示す。ここに、図
12においては、温風暖房機3の運転を開始させた場
合、上記図11(a)と同様、室温は10℃から20℃
まで上昇することが観測され、抵抗値Rsは81kΩか
ら60kΩに低下することが観測された。
【0048】上記補正を行わない場合には温風暖房機3
を運転させて温度変動が生じたことにより抵抗変化率
(Rs/Rstd)が時刻t2で0.93以下となって
空気清浄機2がオンする。一方、上記補正を行った場合
には温風暖房機3を運転させて温度変動が生じても抵抗
変化率(Rs’/Rstd’)が0.93よりも大きな
値に保たれるので、空気清浄機2はオンしない。要する
に、上記補正を行うことにより、空気が汚染されていな
いにもかかわらず温度変動により空気清浄機2の運転が
開始される誤動作を防止することができる。なお、本実
施形態では、温度センサ30が温度検出手段を構成して
いる。ここに、温度センサ30とは別にサーミスタなど
よりなる温度検出手段を設けてもよいことは勿論であ
る。
【0049】而して、本実施形態の空気清浄機付温風暖
房装置では、温度変動による空気清浄機2の誤動作が防
止されるように温度センサ30での検出温度に応じて半
導体式ガスセンサ15から出力された電気量が補正され
るから、空気が汚染されていないにもかかわらず温度変
動により空気清浄機2の運転が開始される誤動作を防止
することができる。また、温度検出手段たる温度センサ
30としてサーミスタを用いているので、温度検出手段
を簡単に入手できるとともに低コスト化が図れる。さら
にガスセンサとして、感ガス体15a表面に接触する雰
囲気中の汚染ガスにより感ガス体15aの抵抗値が変化
する半導体式ガスセンサを用いているので、ガスセンサ
の長寿命化を図れるとともに感度を高めることができ
る。また、温風暖房機3に設けられた温度センサ30を
温度検出手段として利用することで、別途に温度検出手
段を用意する必要がなく、低コスト化が図れる。
【0050】尚、上記実施形態の温風暖房機3の暖房制
御は周知の構成を用いるため、ここでは説明は省略して
ある。また熱源はガス燃焼によるものであるが、石油を
燃焼させる熱源を使用したものや、電気による熱源を使
用したものでも、本発明を適用できる。
【0051】また、汚れ検知の閾値を固定とせず、更新
するようにしても良い。
【0052】更に、半導体式ガスセンサ15を空気取り
入れ口13内に設けてあるが、空気取り入れ口13の近
傍であれば内、外の何れでも良い。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明は、空気清浄機と、温風
暖房手段と、空気清浄機に設けられ汚染ガスおよび温度
により出力される電気量が変化するガスセンサと、ガス
センサの出力から空気の汚染を検知して空気汚染に応じ
て空気清浄機の運転制御を行う制御手段と、周囲温度を
検出する温度検出手段とを備え、制御手段は、温度検出
手段による検出温度に応じて空気清浄機の誤動作が防止
されるようにガスセンサから出力された電気量を補正す
る補正手段を有するものであり、温度変動による空気清
浄機の誤動作が防止されるように温度検出手段での検出
温度に応じてガスセンサから出力された電気量が補正さ
れるから、空気が汚染されていないにもかかわらず温度
変動により空気清浄機の運転が開始される誤動作を防止
することができるという効果がある。
【0054】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記温風暖房機に、温度制御用の温度センサが設け
られ、前記温度検出手段が、前記温度センサよりなるの
で、温風暖房機に設けられた温度センサを前記温度検出
手段として利用することで、別途に温度検出手段を用意
する必要がなく、低コスト化が図れるという効果があ
る。
【0055】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記温度検出手段が、サーミスタよ
りなるので、温度検出手段を簡単に入手できるとともに
低コスト化が図れるという効果がある。
【0056】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記ガスセンサは、感ガス体を有し
感ガス体表面に接触する雰囲気中の汚染ガスにより感ガ
ス体の抵抗値が変化する半導体式ガスセンサよりなるの
で、ガスセンサの長寿命化を図れるとともに感度を高め
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に用いる回路構成図であ
る。
【図2】同上の概略構成図である。
【図3】同上に用いる半導体式ガスセンサの一部破断せ
る斜視図である。
【図4】同上に用いる半導体式ガスセンサの感ガス体の
構成説明図である。
【図5】同上に用いる半導体式ガスセンサの等価回路図
である。
【図6】同上の基本動作の説明図である。
【図7】同上において抵抗値の補正を行わない場合の動
作説明図である。
【図8】同上における抵抗値の補正方法を説明するため
のグラフである。
【図9】同上における抵抗値の補正の有無による動作説
明図である。
【図10】同上の基本動作の説明図である。
【図11】同上において抵抗値の補正を行わない場合の
動作説明図である。
【図12】同上における抵抗値の補正の有無による動作
説明図である。
【符号の説明】
3 温風暖房機 10 制御部 15 半導体式ガスセンサ 15a 感ガス体 25 出力回路 26 A/D変換回路 27 信号処理回路 28 メモリ 29 演算処理部 30 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 靖典 大阪府池田市鉢塚2丁目5番26号 エフア イエス株式会社内 (72)発明者 萩原 伸一 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 安井 繁明 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リ ンナイ株式会社内 Fターム(参考) 3L028 FB05 FC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気清浄機と、温風暖房手段と、空気清
    浄機に設けられ汚染ガスおよび温度により出力される電
    気量が変化するガスセンサと、ガスセンサの出力から空
    気の汚染を検知して空気汚染に応じて空気清浄機の運転
    制御を行う制御手段と、周囲温度を検出する温度検出手
    段とを備え、制御手段は、温度検出手段による検出温度
    に応じて温度変動による空気清浄機の誤動作が防止され
    るようにガスセンサから出力された電気量を補正する補
    正手段を有することを特徴とする空気清浄機付温風暖房
    装置。
  2. 【請求項2】 前記温風暖房機に、温度制御用の温度セ
    ンサが設けられ、前記温度検出手段は、前記温度センサ
    よりなることを特徴とする請求項1記載の空気清浄機付
    温風暖房装置。
  3. 【請求項3】 前記温度検出手段は、サーミスタよりな
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の空気
    清浄機付温風暖房装置。
  4. 【請求項4】 前記ガスセンサは、感ガス体を有し感ガ
    ス体表面に接触する雰囲気中の汚染ガスにより感ガス体
    の抵抗値が変化する半導体式ガスセンサよりなることを
    特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
    空気清浄機付温風暖房装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010145282A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Osaka Gas Co Ltd 燃焼装置用のガス検出装置及び燃焼装置

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