JP2001182340A - 洗面室構造 - Google Patents

洗面室構造

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Publication number
JP2001182340A
JP2001182340A JP36939599A JP36939599A JP2001182340A JP 2001182340 A JP2001182340 A JP 2001182340A JP 36939599 A JP36939599 A JP 36939599A JP 36939599 A JP36939599 A JP 36939599A JP 2001182340 A JP2001182340 A JP 2001182340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
washroom
partition
handrail
lavatory
Prior art date
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Pending
Application number
JP36939599A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuji Kirikawa
悦治 桐川
Yoshiaki Goto
義明 後藤
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高齢者の使い勝手が良く、将来車椅子使用者と
なった場合であっても容易に対応することができる洗面
室構造を提供する。 【解決手段】一つの洗面室1空間内に、洗面所11とト
イレ12とが隣接して設けられるとともに、トイレ12
の便器12a横に、洗面所11側からの視線を遮断する
程度の大きさのパーティション2が設けられ、ドアを開
閉することなく、洗面所11とトイレ12との間の行き
来ができるようになされた洗面室構造。また、パーティ
ション2は、床面6と天井面7との間に設けられた手摺
り21と、この手摺り21に一側辺枠26aが固定さ
れ、他側辺枠26bが壁面8に固定されてなる壁体22
ととによって構成されてなる洗面室構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高齢者の使用に適
した洗面室構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅の間取りとしては、洗面室
に隣接して浴室やトイレを設け、洗面室から、これら浴
室やトイレに出入りできるようにしたものが知られてい
る。
【0003】従来より、このような洗面室にトイレが隣
接した構造において、洗面室とトイレとの間は、片引き
戸や片開き戸の出入口を有する間仕切り壁で仕切られて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の洗
面室構造において、入居時に健常であった居住者が車椅
子を使用することとなった場合、出入口となる片引き戸
や片開き戸の開閉が煩わしくなる。また、出入口の開口
が、車椅子で出入りするのに充分な開口でないような場
合には、これら片引き戸や片開き戸が設けられている間
仕切り壁全体を取り除き、カーテンなどの簡易な間仕切
りに変更しなければならないといった不都合を生じるこ
ととなる。さらに、居住者が車椅子を使用しない健常者
であっても、高齢者であるような場合には、洗面室に出
入りする際に片引き戸や片開き戸を開閉し、さらにこの
洗面室からトイレに出入りする都度に片引き戸や片開き
戸を開閉しなければならず、開閉作業が煩わしくなる。
【0005】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、高齢者の使い勝手が良く、将来車椅子使用者
となった場合であっても容易に対応することができる洗
面室構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の洗面室構造は、一つの空間内に、洗面所とト
イレとが隣接して設けられるとともに、トイレの便器横
に、洗面所側からの視線を遮断する程度の大きさの間仕
切り壁が設けられ、ドアを開閉することなく、洗面所と
トイレとの間の行き来ができるようになされたものであ
る。
【0007】この構成により、居住者は、洗面所からド
アの開閉作業をすることなくトイレへの行き来ができる
こととなる。
【0008】また、上記洗面室構造において、間仕切り
壁は、床面と天井面との間に設けられた手摺りと、この
手摺りに一側辺が固定され、他側辺が壁面に固定されて
なる壁体とによって構成されてなるものである。
【0009】この構成により、手摺りを持って便器に着
座したり、便器から立ち上がったりすることができる。
また、間仕切り壁は、床面と天井面から手摺りを取り外
し、壁面から壁体の他側辺を取り外すことによって容易
に取り除くことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1は洗面室構造の全体構成の概略を示
し、図2ないし図5は同洗面室1内に設けられた間仕切
り壁2を示している。
【0012】すなわち、この洗面室構造は、一つの洗面
室1内に、洗面所11とトイレ12とが隣接して設けら
れるとともに、トイレ12の便器12a横に、洗面所1
1側からの視線を遮断するパーティション2が設けられ
ている。
【0013】洗面室1は、この洗面室1に面した居室3
および廊下4の二方向から出入りできるように、それぞ
れに片引き戸31、41が設けられている。居室3側の
片引き戸31と対向する位置には、洗濯機置き場13が
設けられている。
【0014】洗面所11は、片引き戸31に隣接する位
置に、洗面化粧台11aが設けられている。片引き戸3
1と洗面化粧台11aとの間には、間仕切り壁14が設
けられている。洗面化粧台11aと対向する位置には、
浴室5への入口51が設けられている。
【0015】トイレ12は、洗面所11の洗面化粧台1
1aに隣接した位置に、便器12aが設けられている。
この便器12aと洗面化粧台11aとの間には、パーテ
ィション2が設けられている。
【0016】このパーティション2は、手摺り21と壁
体22とによって構成されている。このうち、手摺り2
1は、フランジ部23aを有するパイプ本体23と、フ
ランジ部24aを有する突っ張りボルト24とからな
る。パイプ本体23の上端部にはナット23bが溶接固
定されており、このナット23bに突っ張りボルト24
を螺合するようになされている。この突っ張りボルト2
4の螺合具合によって、手摺り21の長さを調整するこ
とができるようになされている。この手摺り21は、パ
イプ本体23のフランジ部23aを床材6下の根太材6
1にビス25で固定し、突っ張りボルト24のフランジ
部24aを天井材7上の天井下地材71にビス25で固
定することによって取り付けられる。この際、天井下地
材71は、通常の間仕切り壁用の下地材を設ける場合と
同様にあらかじめ設けておく。
【0017】壁体22は、鋼製の枠体26の内側に、シ
ール材27を介してアクリル板28が設けられて構成さ
れている。枠体26の一側辺枠26aは、上記手摺り2
1のパイプ本体23との間に、短尺の棒材29が溶接固
定されて、このパイプ本体23と一体化されている。枠
体26の他側辺枠26bは、その内側からアンカープラ
グビス20によって壁面8に固定できるようになされて
いる。この枠体26は、一側辺枠26aと上枠26cお
よび下枠26dとがコ字状に溶接一体化されており、他
側辺枠26bの上下に設けられた連結部材26eと、上
枠26cおよび下枠26dとをビス26fで固定するこ
とによって組み立てられるようになされている。
【0018】このパーティション2を、洗面化粧台11
aと便器12aとの間に取り付ける場合は、まず、枠体
26の他側辺枠26bの部分を、壁面8にアンカープラ
グビス20で固定する。
【0019】ついで、この他側辺枠26bの上下に設け
られた連結部材26eと、コ字状に溶接一体化された残
りの枠体26の上枠26cおよび下枠26dとをビス2
6fで固定する。この際、枠体26内には、シール材2
7およびアクリル板28を介在させておくことで、壁体
22を完成させることができる。また、枠体26の一側
辺枠26aは、短尺の棒材29を介してパイプ本体23
と一体化されているので、この状態で、手摺り21のパ
イプ本体23も床材6に位置決めされることとなる。
【0020】そして、このパイプ本体23が位置決めさ
れた状態で、パイプ本体23と、突っ張りボルト24と
の螺合具合を調整することで、手摺り21を、床材6と
天井材7との間に突っ張らせ、これら床材6および天井
材7に、それぞれパイプ本体23および突っ張りボルト
24のフランジ部23a、24aをビス25で固定す
る。この取付状態で、パーティション2の壁体22は、
それぞれ床材6および天井材7との間に約25cm程度
の間隙を形成するようになされている。壁体22と手摺
り21との間は、約5cm程度の間隙を形成するように
なされている。
【0021】このパーティション2を取り外す場合は、
上記とは逆の手順で作業することで簡単に取り外すこと
ができる。パーティション2を取り外した跡は、ビス孔
の補修のみで簡単に修復することができる。
【0022】この洗面室構造によると、洗面所11から
トイレ12へは、ドアなどの開閉作業をすることなく行
き来することができるので、手足の不自由な高齢者の負
担を軽減することができる。また、この洗面所11およ
びトイレ12が設けられた洗面室1へは、居室3の片引
き戸31から直接入ることができるので、居室3を利用
する者にとっては、居室3から廊下へ一度出て洗面室1
へ入るといった煩わしさもなく、必要最低限の動作でト
イレ12へ行くことができる。したがって、高齢者は、
この居室3を寝室として利用すれば、夜にトイレ12へ
行くような場合であっても、容易に使用することができ
る。
【0023】また、トイレ12では、便器12aに着座
したり、便器12aから立ち上がったりする際に手摺り
21を利用することができるので、高齢者であっても容
易に使用することができる。
【0024】さらに、このような高齢者が車椅子使用者
となってしまったような場合であっても、パーティショ
ン2は、容易に着脱することができるので、洗面所11
からトイレ12へと車椅子で行き来できるだけの空間確
保は、パーティション2の着脱で容易に対応することが
できる。
【0025】なお、本実施の形態では、洗面室1は、居
室3と廊下4の双方に面して設けられた片引き戸31、
41から出入りできるように二つの出入口が設けられて
いるが、何れか一方だけ出入口が設けられたものであっ
てもよい。
【0026】また、パーティション2は、手摺り21が
設けられているが、この手摺り21が設けられていない
ものであってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、洗
面所からドアの開閉作業をすることなくトイレへ行き来
することができるので、手足の不自由な高齢者の負担を
軽減することができる。
【0028】また、請求項2記載の本発明によると、便
器に着座したり、便器から立ち上がったりする際に手摺
りを利用することができるので、高齢者であっても容易
に使用することができる。また、将来車椅子使用者とな
ってしまったような場合であっても、間仕切り壁を容易
に取り除くことができるので、必要に応じて間仕切り壁
を取り除くことで洗面所から車椅子でトイレへ出入でき
るだけの空間を容易に確保するとこができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗面室構造の全体構成の概略を示す斜視図であ
る。
【図2】パーティションの全体構成の概略を示す側面図
である。
【図3】図2におけるI−I線断面図である。
【図4】パーティションの水平断面図である。
【図5】(a)はパーティションを構成する枠体の下枠
と他側辺枠との連結状態を示す部分断面図、(b)は同
図(a)のII-II 線断面図である。
【符号の説明】
1 洗面室(洗面空間) 2 パーティション(間仕切り壁) 21 手摺り 22 壁体 26a 一側辺枠 26b 他側辺枠 11 洗面所 12 トイレ 12a 便器 6 床材 7 天井材 8 壁面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの洗面空間内に、洗面所とトイレと
    が隣接して設けられるとともに、トイレの便器横に、洗
    面所側からの視線を遮断する程度の大きさの間仕切り壁
    が設けられ、ドアを開閉することなく、洗面所とトイレ
    との間の行き来ができるようになされたことを特徴とす
    る洗面室構造。
  2. 【請求項2】 間仕切り壁は、床面と天井面との間に設
    けられた手摺りと、この手摺りに一側辺が固定され、他
    側辺が壁面に固定されてなる壁体とによって構成されて
    なる請求項1記載の洗面室構造。
JP36939599A 1999-12-27 1999-12-27 洗面室構造 Pending JP2001182340A (ja)

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JP36939599A JP2001182340A (ja) 1999-12-27 1999-12-27 洗面室構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018071118A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 積水ハウス株式会社 サニタリー空間

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018071118A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 積水ハウス株式会社 サニタリー空間

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