JP2001180755A - 青果用分解性発泡緩衝容器 - Google Patents

青果用分解性発泡緩衝容器

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JP2001180755A
JP2001180755A JP36481299A JP36481299A JP2001180755A JP 2001180755 A JP2001180755 A JP 2001180755A JP 36481299 A JP36481299 A JP 36481299A JP 36481299 A JP36481299 A JP 36481299A JP 2001180755 A JP2001180755 A JP 2001180755A
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vegetables
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container
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Yoshihiko Tanide
喜彦 谷出
Hiroshi Nishimura
弘 西村
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリスチレン製、ポリエチレン製およびポリ
ウレタン製等の青果用発泡緩衝容器の廃棄処理問題を解
決し、紙製緩衝材や紙製容器のように貴重な森林資源を
消費せず、かつ、従来の生分解性発泡体では不可能であ
った実用に耐えうる青果用分解性発泡緩衝容器を提供す
る。 【解決手段】 ポリ乳酸を主成分とする熱可塑性樹脂か
らなることを特徴とする青果用分解性発泡緩衝容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生分解性の機能を有
し、青果用緩衝容器としての実用性を有する青果用分解
性発泡緩衝容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、最終ゴミ処理場である埋立処分場
が不足しており、特にプラスチック製品の廃棄物処理は
深刻な問題となっている。プラスチック製品の中でもプ
ラスチック発泡体は、安価でかつ優れた機能を有するこ
とから非常に多くのものに使用されており、また安価な
故に殆どのものが使い捨てされている。一方、桃、トマ
ト、リンゴ、梨、葡萄、枇杷等の青果は、衝撃によって
傷が付きやすく、そこから傷みが進行し商品価値が急激
に落ちるため、多くの青果は発泡緩衝容器で保護されて
出荷されている。この青果用発泡緩衝容器として、安価
で機械的強度が比較的高いポリスチレン製、ポリエチレ
ン製やポリウレタン製等の発泡容器が大量に利用されて
いる。しかし、これらの発泡容器は、集積すると嵩が高
くなるので回収コストは非常に高くなり、またリサイク
ルコストも高い為、使用後に少量しかリサイクルされて
おらず、その大部分が廃棄されている。
【0003】また、廃棄処理問題に対応するため、紙製
の緩衝材や容器が代用されているが、紙製の緩衝材や容
器は水濡れに弱く、変形時の復元性が劣り、繰り返し使
用には不適である。この為、紙製の緩衝材や容器は使い
捨てにせざるえず、貴重な森林資源の枯渇を助長するも
のであった。一方、環境保全に対する社会的要求の高ま
りに伴い、微生物などにより分解される生分解性樹脂が
注目され、ポリブチレンサクシネート、ポリカプロラク
トン等の発泡体が試作検討されている。しかし、上記の
分解性発泡体は機械的強度が不十分であり、耐熱性に劣
り、また長期使用の際にはカビが発生する為、青果用分
解性発泡緩衝容器として使用するには不可能なものであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
に現在問題となっているポリスチレン製、ポリエチレン
製およびポリウレタン製等の青果用発泡緩衝容器の廃棄
処理問題を解決し、紙製緩衝材や紙製容器のように貴重
な森林資源を消費せず、かつ、従来の生分解性発泡体で
は不可能であった実用に耐えうる青果用分解性発泡緩衝
容器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究を
重ねた結果、ポリ乳酸樹脂を発泡成型し青果用分解性発
泡緩衝容器とすることにより、上記課題を解決できるこ
とを見出し本発明に到達した。すなわち、本発明の要旨
は、ポリ乳酸を主成分とする熱可塑性樹脂からなること
を特徴とする青果用分解性発泡緩衝容器である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の青果用分解性発泡緩衝容器は生分解性樹
脂であるポリ乳酸を主成分として用いることが必要であ
る。ポリ乳酸樹脂は、通常の使用環境下では合成樹脂と
同等の特性を有し、使用状態も変わらないが、廃棄環境
下において分解性を示す。そして、ポリ乳酸樹脂の分解
の初期段階は、微生物を必要としない単純な非酵素的加
水分解が主体となり分子量が低下するものである。した
がって、嵩の高い青果用発泡緩衝容器を加水分解可能な
環境下に一定期間放置することで減容化を行うことが可
能となり、使用後の収集、運搬およびコンポスト処理が
容易となる。
【0007】本発明に用いられるポリ乳酸としては、ポ
リ乳酸または乳酸と他のヒドロキシカルボン酸とのコポ
リマーあるいはこれらの混合物が挙げられる。他のヒド
ロキシカルボン酸としては、グリコール酸、3-ヒドロキ
シ酪酸、4-ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ吉草酸、5-
ヒドロキシ吉草酸、6-ヒドロキシカプロン酸等が用いら
れる。また、本発明の青果用分解性発泡緩衝容器に供せ
られるポリ乳酸樹脂に含まれるポリ乳酸としては光学活
性が高い方が望ましい。具体的には、総乳酸中のD-乳酸
含有量は0.5〜30質量%が好ましく、1〜20質量%が特に
好ましい。D-乳酸の含有量が30質量%を超えると融点の
低下により青果用分解性発泡緩衝容器の耐熱性が低下
し、0.5質量%未満であると結晶性が高くなり少しの温
度変化で溶融粘度が大きく変動し発泡成型が困難になる
からである。また、D-乳酸は共重合されても混合されて
もよい。
【0008】本発明の青果用分解性発泡緩衝容器の構成
成分であるポリ乳酸系樹脂の20℃におけるフェノール/
四塩化エタン=50/50混合液の0.5wt%溶液を用いて測定
した相対粘度は1.8以上が好ましく、さらに好ましくは
2.0〜2.5である。相対粘度が1.8未満であると、青果を
収納した場合、青果用分解性発泡緩衝容器が容易に破断
するため好ましくない。また本発明の青果用分解性発泡
緩衝容器の構成成分である熱可塑性樹脂の50℃、95%RH
における加水分解係数は、0.005〜0.15であることが好
ましく、0.01〜0.14であることがさらに好ましく、0.02
〜0.13であることが特に好ましい。加水分解係数は50
℃、95%RHの条件で6日間処理し、相対粘度を縦軸に、
処理日数を横軸にとり、プロットした直線の傾きをい
う。加水分解係数が0.15より大きいと、発泡成形直後か
ら加水分解が進行する為、青果用分解性発泡緩衝容器と
して使用中、あるいは使用前に破断してしまう。そし
て、加水分解係数が0.005未満であると、加水分解に要
する時間が増加し、発泡体の減容化に要する処理時間が
長くなってしまう。
【0009】本発明に用いられるポリ乳酸樹脂を主成分
とする熱可塑性樹脂は、発泡成型時には特定の溶融特性
が要求される。即ち、温度200℃、剪断速度100sec-1
おける溶融粘度は1×102〜1×105Pa・sであり、好ましく
は3×102〜7×104Pa・s、5×102〜5×104Pa・sが特に好ま
しい。1×102Pa・s未満では粘度が低すぎるため気泡を形
成できず、また、1×105Pa・sを超えると粘度が高すぎる
ため気泡を形成できず、実用的な青果用分解性発泡緩衝
容器となり得ない。なお、溶融粘度の測定には、ノズル
径が1.0mmであり、L/Dが10であるノズルを用いた。さら
に、本発明において使用されるポリ乳酸樹脂の融点は10
0〜175℃であることが好ましく、120〜170℃であること
がより好ましい。100℃未満では耐熱性が不十分であ
り、175℃を超えるものは製造が難しい。
【0010】また、本発明の青果用分解性発泡緩衝容器
には、架橋剤を添加することが好ましい。架橋剤を添加
することで、融点付近の樹脂溶融粘度の急激な減少が緩
和され、温度の変動に伴う樹脂の溶融粘度の変動が小さ
くなるからである。また、架橋剤を添加するに際しては
数平均分子量7万以上のポリ乳酸を主成分とする熱可塑
性樹脂に添加することが好ましい。数平均分子量7万未
満のポリ乳酸樹脂では、発泡成型時の溶融粘度特性を改
善しようとする場合、架橋剤の添加割合が10%以上に達
してしまうことがあり、ポリ乳酸の持つ優れた加水分解
性を低下させる。
【0011】上記効果を示す架橋剤としては、多価カル
ボン酸、金属錯体、イソシアネート、エポキシ化合物、
有機過酸化物あるいはこれらの混合物を挙げることがで
きる。多価カルボン酸としては、無水フタル酸、ヘキサ
ヒドロフタル酸、無水マレイン酸、トリメチルアジピン
酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水3,
3',4,4'-ベンゾフェノンテトラカルボン酸、無水1,2,3,
4-ブタンテトラカルボン酸、無水シクロペンタンテトラ
カルボン酸等が挙げられる。多価カルボン酸の添加量
は、0.1〜10質量%が好ましく、0.5〜8質量%が特に好
ましい。多価カルボン酸の添加量が0.1質量%未満では
架橋の効果が現れず、10質量%を超えると粘度が大きく
なり過ぎ押出が困難となる。
【0012】金属錯体としては、蟻酸リチウム、ナトリ
ウムメトキシド、プロピオン酸カリウム、マグネシウム
エトキシド、プロピオン酸カルシウム、マンガンアセチ
ルアセトナート、コバルトアセチルアセトナート、亜鉛
アセチルアセトナート、コバルトアセチルアセトネー
ト、鉄アセチルアセトネート、アルミニウムアセチルア
セトネート、アルミニウムイソプロプキシド、テトラブ
トキシチタン等が挙げられる。金属錯体の添加量は、0.
1〜10質量%が好ましく、0.5〜8質量%が特に好まし
い。金属錯体の添加量が0.1質量%未満では架橋の効果
が現れず、10質量%を超えると粘度が大きくなり過ぎ押
出が困難となる。
【0013】イソシアネートとしては、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、2,4-トリレンジイソシアネート、キ
シリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシ
アネート、1,5-ナフチレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、水素化ジフェニルメタンジイソシ
アネート、ジイソシアネート修飾したポリエーテル、ジ
イソシアネート修飾したポリエステル、多価アルコール
に2官能性イソシアネートで修飾した化合物、多価イソ
シアネートで修飾したポリエーテル、多価イソシアネー
トで修飾したポリエステル等、及びそれらの混合物が挙
げられる。イソシアネートの添加量は、0.1〜10質量%
が好ましく、0.5〜8質量%が特に好ましい。イソシアネ
ートの添加量が0.1質量%未満では架橋の効果が現れ
ず、10質量%を超えると粘度が大きくなり過ぎ押出が困
難となる。
【0014】エポキシ化合物としては、ビスフェノール
A型ジグリシジルエーテル、1,6-ヘキサンジオールジグ
リシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシ
ジルエーテル、テレフタル酸ジグリシジルエステル、テ
トラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル、フタル酸ジ
グリシジルエステル、3,4-エポキシシクロヘキシルメチ
ル-3,4-エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、ビ
ス(3,4-エポキシシクロヘキシル)アジペート、1,14-テ
トラデカンジカルボン酸グリシジルエステル等を用いる
ことができる。エポキシ化合物の添加量は、0.1〜10質
量%が好ましく、0.5〜8質量%が特に好ましい。エポキ
シ化合物の添加量が0.1質量%未満では架橋の効果が現
れず、10質量%を超えると粘度が大きくなり過ぎ押出が
困難となる。
【0015】有機過酸化物としては、ジクミルパーオキ
サイド、クメンヒドロパーオキサイド、メチルエチルケ
トンパーオキサイド、t-ブチルパーオキシイソプロピル
カーボネート、1,1-ビス(t-ブチルパーオキシ)シクロド
デカン、n-ブチル-4,4-ビス-t-ブチルパーオキシバレレ
ート、t-ブチルパーオキシベンゾエート、t-ブチルパー
オキシ-2-エチルヘキサノエート、ジ-t-ブチルパーオキ
サイド、ジ(t-ブチルパーオキシ)-m-ジイソプロピルベ
ンゼン、2,5-ジメチル-2,5-ジ-t-ブチルパーオキシヘキ
サン、2,5-ジメチル-2,5-t-ブチルパーオキシヘキシン-
3、t-ブチルパーオキシクメン、ベンゾイルパーオキサ
イド等が用いられる。有機過酸化物の添加量は、0.01〜
5質量%が好ましく、0.05〜4質量%が特に好ましい。有
機過酸化物の添加量が0.01質量%未満では架橋の効果が
現れず、5質量%を超えると粘度が大きくなり過ぎ押出
が困難となる。
【0016】また、上記架橋剤に硬化促進剤として、ナ
フテン酸コバルト、オクトエ酸コバルト、ナフテン酸マ
ンガン、ナフテン酸銅、ナフテン酸亜鉛、ラウリルメル
カプタン、ジメチルアニリン、トリエタノールアミン、
ジエチレントリアミン、ピリジン、ピペリジン等を、架
橋助剤として硫黄、メタフェニレンビスマレイミド、キ
ノンジオキシム、1,2-ポリブタジエン、トリアリルシア
ヌラート、ジアリルフタレート、エチレングリコールジ
メタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリ
レート、トリエチレングリコールジメタクリレート、ト
リアリルイソシアヌラート等を用いることができる。
【0017】本発明の青果用分解性発泡緩衝容器にポリ
乳酸樹脂を使用するに際しては、可塑剤の他、酸化防止
剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、帯電防止剤、難燃
剤、光安定剤、フィラー、顔料なども併用できる。可塑
剤としては、ジイソデシルフタレート、ジ-2-エチルヘ
キシルフタレート、ジブチルフタレート、ジイソデシル
アジペート、ジイソノニルアジペート、ジ-n-アルキル
アジペート、ジ-2-エチルヘキシルアジペート、ジイソ
ブチルアジペート、ジ-2-エチルヘキシルセバケート、
ジ-2-エチルヘキシルセバケート、ジブチルセバケー
ト、ジ-2-エチルヘイシルアゼレート、ジ-2-ヘキシルア
ゼレート、アセチルトリブチルシトレート、コハク酸ジ
エチル、コハク酸ジブチル、アジピン酸ジオクチル、セ
バシン酸ジエチル、セバシン酸ジブチル、セバシン酸ジ
オクチル、アゼライン酸ジブチル、トリオクチルトリメ
リテート、フタル酸ジエチル、ポリプロピレングリコー
ルアジピン酸、ポリエチレングリコールアジピン酸、ア
ジピン酸ブタンジオール等が挙げられる。
【0018】さらに酸化防止剤としては、p-t-ブチルヒ
ドロキシトルエン、p-t-ブチルヒドロキシアニソール等
のヒンダードフェノール系酸化防止剤、ジステアリルチ
オジプロピオネート、ジラウリルチオジプロピオネート
等のイオウ系酸化防止剤等が挙げられる。熱安定剤とし
ては、トリフェニルホスファイト、トリラウリルホスフ
ァイト、トリスノニルフェニルホスファイト等、紫外線
吸収剤としては、p-t-ブチルフェニルサリシレート、2-
ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-
4-メトキシ-2'-カルボキシベンゾフェノン、2,4,5-トリ
ヒドロキシブチロフェノン等、滑剤としてはステアリン
酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸バリウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシ
ウム、パルミチン酸ナトリウム等、帯電防止剤として
は、n,n-ビス(ヒドロキシエチル)アルキルアミン、ジエ
タノールアミン、アルキルアミン、アルキルアリルスル
ホネート、アルキルスルホネート等、難燃剤として、ヘ
キサブロモシクロドデカン、トリス-(2,3-ジクロロプロ
ピル)ホスフェート、ペンタブロモフェニルアリルエー
テル等が挙げられる。フィラーとしては無機系フィラー
と有機系フィラーがあり、無機系フィラ−としては珪藻
土、焼成バーライト、ゼオライト、カオリン、ベントナ
イト、シリカ、クレー、ガラス、石灰石、珪酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム、酸化アルミニウム、炭酸マグネシ
ウム、炭酸第二鉄等が挙げられ、有機フィラーとしては
木粉、澱粉、セルロース、セルロース誘導体等、顔料と
しては酸化チタンやカーボンブラック等が挙げられる。
【0019】本発明の青果用分解性発泡緩衝容器を製造
するに際して用いる発泡剤としては、特に限定されない
が、使用する樹脂の融点及び加工温度で適時選択すれば
よく、一般の有機系分解性発泡剤、無機系分解性発泡剤
等の化学発泡剤や、揮発性液体、不活性ガス、炭化水
素、ハロゲン化炭化水素等の物理発泡剤を用いることが
できる。
【0020】化学発泡剤としてはp-トルエンスルホニル
ヒドラジド、4,4'-オキシビス(ベンゼンスルホニルヒド
ラジド)、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、アゾ
ジカルボンアミド、ヒドラゾジカルボンアミド、5-フェ
ニルテトラゾール、4-アミノウラゾ−ル、酢酸リチウ
ム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸マグネシウ
ム、酢酸カルシウム、プロピオン酸カルシウム、酪酸マ
グネシウム、カプリル酸ナトリウム、カプリン酸ナトリ
ウム、ラウリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸マグネシウ
ム、ミリスチン酸カルシウム、安息香酸カルシウム、テ
レフタル酸カリウム、炭酸カルシウム、重炭酸ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、ナトリウムエトキシド、カリウム
フェノキシド、酸化カルシウム、酸化ナトリウム、酸化
マグネシウム等が挙げられる。
【0021】物理発泡剤としては、メタン、エタン、ブ
タン、イソペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、エチ
ルシクロペンタン、ベンゼン、キシレン、塩化メチル、
塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、塩化エチ
ル、ジクロルエタン、ジクロルエチレン、四弗化炭素、
弗化エチル、四弗化エタン、クロロジフルオロエタン、
ジクロロフルオロメタン、クロロトリフルオロメタン、
ジクロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタ
ン、ジクロロテトラフルオロエタン、トリクロロトリフ
ルオロエタン、テトラクロロジフルオロエタン、フルオ
ロベンゼン、クロロベンゼン、エーテル、メチラール、
アセタール、1,4-ジオキサン、アセトン、エチルメチル
ケトン、アセチルアセトン、炭酸ガス、窒素ガス、ネオ
ン、ヘリウム、キセノン等が挙げられる。発泡剤は、1
種のみを用いても2種以上を併用してもよい。また、発
泡剤の添加割合は0.05〜50質量%の範囲が好ましい。発
泡剤の添加割合が0.05%より少ないと、ほとんど発泡し
ないので実用性のある発泡成型品が得られない。また、
発泡剤の添加割合が50質量%よりも多いと、溶融樹脂中
に発泡剤が入りきらず、ガスが吹き出てしまって所定の
形状の青果用分解性発泡緩衝容器を得難くなるので好ま
しくない。また、以上の発泡剤に、尿素系、有機酸系、
金属塩系等の発泡助剤を併用することが出来る。
【0022】本発明に用いられるポリ乳酸を主成分とす
る熱可塑性樹脂には、発泡成形を容易に行うために通常
使用されるタルク、シリカ微粉末、クエン酸ソーダ、炭
酸カルシウム、炭酸ナトリウム等の核剤を用いることが
できる。上記核剤は、発泡剤が発生する気泡を樹脂中に
均一に分散させる効果を有しており、均質な発泡体を得
ることができる。本発明の青果用分解性発泡緩衝容器
は、青果を保護できるものであればいかなる形状に加工
されたものでもよいが、通常、トレー状、ネット状のも
のが多く使用される。通常、青果用分解性発泡緩衝容器
は厚み0.5〜15mmのものが多く用いられる。
【0023】本発明の青果用分解性発泡緩衝容器は、引
張強さが300kPa以上であることが好ましく、500kPa以上
であることが望ましい。引張強さが300kPa以下では、輸
送時に青果の重みに耐えられず青果用分解性発泡緩衝容
器が破壊する。また、本発明の青果用分解性発泡緩衝容
器は圧縮弾性率が50%以下であることが望ましく、30%
以下であることが好ましい。圧縮弾性率が50%を超える
と、充分な緩衝効果が得られず果肉の柔らかい青果が損
傷してしまう。
【0024】また、本発明の青果用分解性発泡緩衝容器
を製造する方法としては、押出成形と同時に発泡させる
押出発泡法、インジェクション成型による発泡成型法、
押出成形後、加圧及び常圧のもとで加熱し発泡させる方
法等いずれの方法も用いることが出来る。例えば、上記
押出発泡法により押出機の先端に取り付けたトレー状の
金型に樹脂を押出し、押出しと同時に発泡成形させるこ
とでトレー状の青果用分解性発泡緩衝容器を得る。押出
機の先端に取り付ける金型形状としては、所望の青果を
収納する型であれは如何なる形状でもよい、例えば対象
となる青果の形状に合った窪みを形成することもでき
る。この窪みの数は、トレー一枚当たり一個でも構わな
いが、梱包状況に合わせて複数個以上設けても構わな
い。また、上記発泡成型法によりシート状の発泡体を成
形し、真空成型法、圧空成型法、熱プレス等の二次加工
を施し所望の形状の青果用分解性発泡緩衝容器を得るこ
とができる。
【0025】また、ネット状の青果用分解性発泡緩衝容
器を製造する一例としては、円周上に多数のノズルを設
けた外輪ダイと内輪ダイとが互いに逆方向に回転する円
形回転ダイから押出発泡させる方法があり。この方法に
より、多数の発泡細条を形成し、これをその押出直後に
外輪ダイから押し出された多数の発泡細状と互いに交差
させて融着させることによって、編み目構造の筒型の発
泡ネットを形成し、冷却後にこれを所望の形状に切り開
いてネット状の青果用分解性発泡緩衝容器を得ることが
出来る。
【0026】
【実施例】次に、実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお、実施例および比較例において用いた試験方法
は以下の通りである。 (1)引張強度 JIS K6767に準じた方法にて測定を行った。 (2)緩衝性能 JIS K6382に準じた方法にて測定を行った。 (3)加水分解係数 50℃、95%RHの条件で青果用分解性発泡緩衝容器を6日
間処理し、相対粘度を縦軸に、処理日数を横軸にとり、
プロットして得られた直線の傾きを加水分解係数とし
た。相対粘度は20℃におけるフェノール/四塩化エタン
=50/50混合液の0.5wt%溶液を用いて測定した。 (4) 堆肥中分解性 青果用分解性発泡緩衝容器を、温度60℃湿度70%の堆肥
コンポスト中で放置し、10日後に取り出し、原型を留め
ない程分解しているものを○、分解しているが原型を留
めているものを△、全く分解していないものを×とし
た。
【0027】実施例1 D-乳酸含有量が3mol%で数平均分子量100,000のポリ乳
酸(カーギル ダウポリマーズ社製、ECOPLA)に架橋剤
としてジ-t-ブチルパーオキサイト2質量%を含む混合物
をシリンダー直径40mm、L/D=36の単軸押出機で溶融混合
し、バレル途中から発泡剤としてブタンを10質量%圧入
した後、Tダイより押し出し、厚さ2mm幅380mmの発泡シ
ートを得た。温度条件は、供給ゾーン200℃、可塑化ゾ
ーン120℃、溶融ゾーン190℃、ダイ部165〜215℃であっ
た。冷却した後、得られた発泡シートを幅350mm、長さ4
00mmの寸法に切出し、これを凸状の金型を有する真空成
型機にて成型加工し、図1に示すような形態の幅300mm
長さ350mm深さ30mmの外観良好な青果用分解性発泡緩衝
容器を得た。得られた青果用分解性発泡緩衝容器の試験
結果を表1に示す。
【0028】実施例2 発泡剤としてシクロヘキサン20質量%、架橋剤としてジ
クミルパーオキサイド3質量%を用い、シート状の金型
に押し出した以外は実施例1と同様の方法で得られた厚
さ1mmの発泡シートを幅350mm、長さ400mmの寸法に切出
し、凸状の金型を有する80℃の熱プレス機により成形加
工を施し、図1に示すような形態の幅300mm長さ350mm深
さ50mm外観良好な青果用分解性発泡緩衝容器を得た。得
られた青果用分解性発泡緩衝容器の試験結果を表1に示
す。
【0029】実施例3 発泡剤としてイソペンタン23質量%、架橋剤として2,5-
ジメチル-2,5-t-ブチルパ−オキシヘキシン-3を4.3質量
%を用い、直径70mm深さ30mmの窪みを4つ有した金型に
押し出した以外は実施例1と同様の方法で、図2に示す
ような形態の幅350mm、長さ400mmの厚さ2.3mmの外観良
好な青果用分解性発泡緩衝容器を得た。得られた青果用
分解性発泡緩衝容器の試験結果を表1に示す。
【0030】実施例4 D-乳酸含有量が1mol%で数平均分子量110,000のポリ乳
酸(カーギル ダウポリマーズ社製、ECOPLA)に架橋剤
として2,5-ジメチル-2,5-t-ブチルパ−オキシヘキサン
を3質量%含む混合物をシリンダー直径40mm、L/D=36の
単軸押出機で溶融混合し、バレル途中から発泡剤として
ブタンを10質量%圧入した後、押出機先端に取り付けら
れた円形回転ダイより押出し発泡させた、円形回転ダイ
は直径210mmの円周上に1×1mmの角形ノズルを等間隔に1
00カ所ずつ設けた外輪ダイと内輪ダイとが互いに逆方向
に回転するものを用いた。外輪と内輪の円形回転ダイか
ら押出発泡された細条は、押出直後に互いに交差して融
着し、網目状に構成された筒状の厚さ3.2mmの発泡体ネ
ットに形成された。次いで、筒状の発泡体ネットを幅25
0mm長さ250mmの寸法に切り出し、凸型の金型を有する熱
プレス機により温度80℃で成形加工を施し図3に示すよ
うな形態の外観良好な青果用分解性発泡緩衝容器を得
た。得られた青果用分解性発泡緩衝容器の試験結果を表
1に示す。
【0031】実施例5 D-乳酸含有量が10mol%で数平均分子量120,000のポリ乳
酸(カーギル ダウポリマーズ社製、ECOPLA)に発泡核
剤として炭酸カルシウムを0.5質量%、架橋剤として無
水トリメリット酸7.3質量%、発泡剤としてアゾジカル
ボンアミドを10質量%、発泡助剤として酸化亜鉛1質量
%添加した混合物をシリンダー直径40mm、L/D=36の単軸
押出機で溶融混合し、Tダイより押し出し、厚さ0.2mm
幅380mmの未発泡シートを得た。温度条件は、供給ゾー
ン180℃、可塑化ゾーン185℃、溶融ゾーン180℃、ダイ
部165〜185℃であった。冷却した後、得られた発泡シー
トを幅300mm、長さ400mmの寸法に切出し、これを凸状の
金型を有する熱プレス成型機にて220℃で加熱発泡成型
加工し、図1に示すような形態の厚さ2mm幅250mm長さ35
0mm深さ30mmの外観良好な青果用分解性発泡緩衝容器を
得た。得られた青果用分解性発泡緩衝容器の試験結果を
表1に示す。
【0032】実施例6 発泡剤としてシクロヘキサン7質量%とアゾジカルボン
アミド5質量%を用い、シート状の金型に押し出した以
外は実施例1と同様の方法で得られた厚さ1mmの発泡シ
ートを幅350mm、長さ400mmの寸法に切出し、凸状の金型
を有する80℃の熱プレス機により成形加工を施し図1に
示すような形態の幅300m長さ350mm深さ50mm外観良好な
青果用分解性発泡緩衝容器を得た。得られた青果用分解
性発泡緩衝容器の試験結果を表1に示す。
【0033】比較例1 ポリ乳酸をポリスチレンに、架橋剤を無添加にした以外
は実施例1と同様の方法で、厚さ1mm幅380mmの発泡シー
トを得た。温度条件は、供給ゾーン120℃、可塑化ゾー
ン130℃、溶融ゾーン115℃、ダイ部100〜115℃であっ
た。冷却した後、得られた厚さ1mmの発泡シートを幅350
mm、長さ400mmの寸法に切出し、凸状の金型を有する80
℃の熱プレス機により成形加工を施し図1に示すような
形態の幅300mm長さ350mm深さ50mm外観良好な青果用発泡
緩衝容器を得た。得られた青果用発泡緩衝容器の試験結
果を表1に示す。
【0034】比較例2 ポリ乳酸をポリブチレンサクシネート(昭和高分子社
製、ビオノーレ)にした以外は実施例1と同様の方法
で、厚さ1mm幅380mmの発泡シートを得た。温度条件は、
供給ゾーン170℃、可塑化ゾーン180℃、溶融ゾーン170
℃、ダイ部140〜150℃であった。冷却した後、得られた
厚さ1mmの発泡シートを幅350mm、長さ400mmの寸法に切
出し、凸状の金型を有する120℃の熱プレス機により成
形加工を施し図1に示すような形態の幅300mm長さ350mm
深さ50mm外観良好な青果用分解性発泡緩衝容器を得た。
得られた青果用分解性発泡緩衝容器の試験結果を表1に
示す。
【0035】
【表1】
【0036】実施例1〜6で得られた、ポリ乳酸を主成
分とする生分解性樹脂から成る青果用分解性発泡緩衝容
器は、青果を十分保護しうる緩衝性及び輸送時に破壊す
ることのない引張強さを有し十分な実用性を示してお
り、6日間の加水分解処理では、十分な加水分解係数が
得られ、青果用分解性発泡緩衝容器は容易に崩壊するま
でに加水分解されており、減容化が可能であった。さら
に堆肥中の生分解性試験においても十分な速度でコンポ
スト化する事が判明した。比較例1のポリスチレン製の
青果用発泡緩衝容器は、充分な緩衝性及び引張強さを有
しているが、加水分解処理では全く加水分解されておら
ず減容化は不可能であった。また、堆肥中のコンポスト
化でも全く分解しなかった。比較例2のポリブチレンサ
クシネート製の青果用分解性発泡緩衝容器は、十分な緩
衝性を有しているが、引張強さは実用に耐えられる程で
はなかった。また、加水分解処理では全く加水分解され
ておらず減容化不可能なものであり、堆肥中での分解速
度は不十分なものであった。
【0037】
【発明の効果】本発明の青果用分解性発泡緩衝容器は、
ポリ乳酸を主成分とする生分解性樹脂を用いることで、
実用性能を有した青果用分解性発泡緩衝容器を得ること
が出来る。また、本発明の青果用分解性発泡緩衝容器
は、ポリ乳酸樹脂を主原料とするため、コンポストによ
る分解が可能であるばかりでなく、使用後には加水分解
処理を施すことで、減容化が可能となり、運搬や集積が
容易になり、現在問題となっているポリスチレン製、ポ
リエチレン製およびポリウレタン等の青果用発泡緩衝容
器のゴミ処理問題を解決する非常に環境に優しい青果用
分解性発泡緩衝容器といえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の青果用分解性発泡緩衝容器の一例につ
いての概観図を示す。
【図2】本発明の青果用分解性発泡緩衝容器の一例につ
いての概観図を示す。
【図3】本発明の青果用分解性発泡緩衝容器の一例につ
いての概観図を示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 3E066 AA21 AA34 CA01 CA20 HA04 KA08 NA53 4F074 AA68 AB01 AG01 AG02 AG04 AG05 AG06 AG07 AG10 BA02 BA03 BA12 BA13 BA16 BA17 BA18 BA19 BA20 BA32 BA33 BA35 BA36 BA37 BA38 BA39 BA40 BA42 BA43 BA54 BA55 BA58 BA74 BA75 BB02 BB05 BB07 BB08 BB28 BC12 CA22 CA26 DA24 DA33 DA34 4J029 AA02 AB07 AC01 AC02 AD01 AD06 AD10 AE01 CB04A CC03A EA05 FC14 FC35 FC36 GA13 HB01 HB06 JB131 JB132 JB171 JB172 JB221 JB222 JC152 JE152 JF021 JF022 JF031 JF032 JF131 JF132 JF141 JF142 JF221 JF222 JF321 JF322 JF541 JF542 JF561 JF562 JF571 JF572 KB03 KB05 KH01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリ乳酸を主成分とする熱可塑性樹脂か
    らなることを特徴とする青果用分解性発泡緩衝容器。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂の50℃、95%RHにおける加
    水分解係数が0.005〜0.15であることを特徴とする請求
    項1記載の青果用分解性発泡緩衝容器。
  3. 【請求項3】 ポリ乳酸の数平均分子量が7万以上であ
    り、熱可塑性樹脂がポリ乳酸に架橋剤を添加したものを
    主成分とすることを特徴とする請求項1または2記載の
    青果用分解性発泡緩衝容器。
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