JP2001180194A - 金属材にフィルムを転写する装置 - Google Patents
金属材にフィルムを転写する装置Info
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- JP2001180194A JP2001180194A JP37711399A JP37711399A JP2001180194A JP 2001180194 A JP2001180194 A JP 2001180194A JP 37711399 A JP37711399 A JP 37711399A JP 37711399 A JP37711399 A JP 37711399A JP 2001180194 A JP2001180194 A JP 2001180194A
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Abstract
板、小型船舶の外板等の化粧板には、耐久性、耐候性が
良く、表面は柄物等の意匠性の優れた金属材、特にアル
ミニウム材が要求されている。また、リサイクルされる
場合に、公害が生じないものが求められている。 【解決手段】 金属材を移送する複数個の搬送ローラ
と、金属材表面を余熱する加熱手段と、接着層、カラコ
ート、剥離被膜から成る転写フィルムを供給する供給機
構と、余熱された金属材表面に転写フィルムを圧着する
第一加圧ローラと、金属材表面に圧着された転写フィル
ムの剥離被膜を剥離する剥離手段と、剥離被膜が剥離さ
れた転写フィルムと金属材との圧着面を再度圧着する第
二加圧ローラと、からなる金属材に転写フィルムを転写
する装置。この装置によって、金属材と転写フィルムの
接着強度、表面硬度が高く意匠性の優れた金属化粧板が
得られる。
Description
が意匠性に優れた金属材、特にアルミニウム材(以下、
アルミ材と略記する。)の製造装置に関し、住宅の外装
及び内装材、家具、道路のガイド板、小型船舶の外板等
の化粧材、特に型押しの長尺アルミサッシュの表面にお
ける柄物加工材を製造する装置として適用されるもので
ある。
るため、建材等に広く適用されている。特に、アルミ材
は、軽量性、耐候性、耐久性に優れているため、住宅の
外装及び内装材、家具、道路のガイド板、小型船舶の外
板等に使われ、使用範囲はますます拡大しつつある。し
かも,アルミ材の上記特性に加えてアルミ材の使用個所
での要求から、使用されているアルミ材の表面すなわち
外観の意匠性が重大となって来ている。そのため、アル
ミ材の表面に、カラー塗料で塗装して着色する方法、カ
ラー塗料を型板を通して噴霧して一定模様をつける方
法、あるいはカラー塗料を浸漬させてメッキする方法等
があった。または、模様入りのラミネートフイルムを、
接着剤でアルミ材表面に貼付ける方法があった。
従来の方法すなわち塗装方法では、単一のカラーしか塗
れないので、模様等の意匠性に劣り、しかも色むらや塗
膜のたれ等が生じていた。また、噴霧方法では、型抜き
の模様は一般的に同一パターンの繰り返しであり、意匠
性に多様性がなく、また塗料の拡散等作業上又は工場周
辺等への環境問題が生じていた。更に、メッキ方法で
は、単一のカラーしか塗れないので、模様等の意匠性に
劣りしかもメッキ方法から出る排液は公害上問題を生じ
ていた。なお、上記の作業上の衛生問題、環境への問
題、公害上の問題は、クリヤー出来るのであるが、それ
には膨大なコストがかかっている。更にまた、模様入り
のラミネートフイルムを接着剤でアルミ材表面に貼付け
る方法では、その製品は確かに表面強度が強く接着性も
良く耐候性も有るので良好な製品である。ところが、現
在では、地球環境の問題上、製品のリサイクル性が重大
となって来ている。その際、この方法で作られた製品で
は、アルミ材表面に貼付されたラミネートフイルムを着
けたままにリサイクル処理をすると公害上の問題が発生
するので、貼付されたラミネートフイルムを剥ぎ除く処
理が必要であり、リサイクル処理の際のコストアップに
なっていた。
決し、シンプルな装置で金属材特に長尺物の型押しアル
ミサッシュ等にフィルムを転写する装置に関するもので
ある。本発明の第一発明は、金属材を移送する複数個の
搬送ローラと、上記金属材表面を余熱する加熱手段と、
接着層、カラコート、剥離被膜から成る転写フィルムを
供給する供給機構と、上記余熱された金属材表面に上記
転写フィルムを圧着する第一加圧ローラと、上記金属材
表面に圧着された上記転写フィルムの上記剥離被膜を剥
離する剥離手段と、上記剥離被膜が剥離された上記転写
フィルムと上記金属材との圧着面を再度圧着する第二加
圧ローラと、からなる金属材にフィルムを転写する装置
である。
複数個の搬送ローラと、上記金属型材表面を余熱する加
熱手段と、接着層、カラコート、剥離被膜から成る転写
フィルムを供給する供給機構と、上記余熱された金属型
材表面に上記転写フィルムを圧着する第一加圧ローラ
と、上記第一加圧ローラの後方に設けられかつ上記金属
型材の側面等を型押しながら圧着する第一型押ローラ
と、上記金属型材表面に圧着された上記転写フィルムの
上記剥離被膜を剥離する剥離手段と、上記剥離被膜が剥
離された上記転写フィルムと上記金属型材との圧着面を
再度圧着する第二加圧ローラと、上記第二加圧ローラの
後方に設けられかつ上記金属型材の側面等を再度型押し
ながら圧着する第二型押ローラと、からなる金属材にフ
ィルムを転写する装置である。
複数個の搬送ローラと、上記金属型材表面を余熱する第
一加熱手段と、接着層、カラコート、剥離被膜から成る
転写フィルムを供給する供給機構と、上記余熱された金
属型材表面に上記転写フィルムを圧着する第一加圧ロー
ラと、上記第一加圧ローラの後方に設けられかつ上記金
属型材の側面等を型押しながら圧着する第一型押ローラ
と、上記金属型材表面に圧着された上記転写フィルムの
上記剥離被膜を剥離する剥離手段と、上記剥離被膜が剥
離された上記転写フィルムと上記金属型材との圧着面を
再度圧着する第二加圧ローラと、上記第二加圧ローラの
後方に設けられかつ上記金属型材の側面等を再度型押し
ながら圧着する第二型押ローラと、上記第二型押ローラ
の前方及び/又は後方に設けられ上記剥離被膜が剥離さ
れた上記転写フィルムと上記金属型材との圧着面を再度
加熱する第二加熱手段と、からなる金属材にフィルムを
転写する装置である。
数個の搬送ローラと、接着層、カラコート、剥離被膜か
ら成る転写フィルムを供給する供給機構と、上記転写フ
ィルムの上記接着層側に接着剤を塗布する手段と、上記
金属材表面に上記転写フィルムを圧着する第一加圧ロー
ラと、上記金属材表面に圧着された上記転写フィルムの
上記剥離被膜を剥離する剥離手段と、上記剥離被膜が剥
離された上記転写フィルムと上記金属材との圧着面を再
度圧着する第二加圧ローラと、からなる金属材にフィル
ムを転写する装置である。
複数個の搬送ローラと、接着層、カラコート、剥離被膜
から成る転写フィルムを供給する供給機構と、上記転写
フィルムの上記接着層側に接着剤を塗布する手段と、上
記金属型材表面に上記転写フィルムを圧着する第一加圧
ローラと、上記第一加圧ローラの後方に設けられかつ上
記金属型材の側面等を型押しながら圧着する第一型押ロ
ーラと、上記金属型材表面に圧着された上記転写フィル
ムの上記剥離被膜を剥離する剥離手段と、上記剥離被膜
が剥離された上記転写フィルムと上記金属型材との圧着
面を再度圧着する第二加圧ローラと、上記第二加圧ロー
ラの後方に設けられかつ上記金属型材の側面等を再度型
押しながら圧着する第二型押ローラと、からなる金属材
にフィルムを転写する装置である。
複数個の搬送ローラと、接着層、カラコート、剥離被膜
から成る転写フィルムを供給する供給機構と、上記転写
フィルムの上記接着層側に接着剤を塗布する手段と、上
記金属材表面に上記転写フィルムを圧着する第一加圧ロ
ーラと、上記第一加圧ローラの後方に設けられかつ上記
金属型材の側面等を型押しながら圧着する第一型押ロー
ラと、上記金属型材表面に圧着された上記転写フィルム
の上記剥離被膜を剥離する剥離手段と、上記剥離被膜が
剥離された上記転写フィルムと上記金属型材との圧着面
を再度圧着する第二加圧ローラと、上記第二加圧ローラ
の後方に設けられかつ上記金属型材の側面等を再度型押
しながら圧着する第二型押ローラと、上記第二型押ロー
ラの前方及び/又は後方に設けられ上記剥離被膜が剥離
された上記転写フィルムと上記金属型材との圧着面を加
熱する加熱手段と、からなる金属材にフィルムを転写す
る装置である。
値化、リサイクル性及び適用市場の拡大等を考慮し、シ
ンプルな工程で柄物被膜形成体を有するアルミ材を得る
装置の検討のため、鋭意実験を重ねて次の知見を得た。
発明者は、素材の如何にかかわらずその表面装飾に関心
をいだき、調査の結果、木工製品に水転写法が行なわれ
ている事が分かり、その転写法のアルミ材への適用に取
り組んだ。接着剤を使わず転写フイルムに熱を加えて転
写する乾式転写方法や接着剤を用いて転写フイルムを転
写する方法について実験を行なった。
方法として、基盤ローラ上に長尺物アルミ材を置き、そ
のアルミ材表面に転写フイルムを被せながらローラで加
加圧又は加圧・加熱しながら転写する場合、アルミ材特
有の問題が生じた。すなわち、アルミ材は熱伝導が良い
ため、加熱バーナ又は加熱ローラ等から加えられた熱
は、アルミ材中をすばやく拡散し、ローラ近傍の温度が
所定になる事が難しく、アルミ材の移動速度を早くする
と転写フイルムの接着性が悪く、一方遅すぎると転写フ
イルムが加熱オーバで焼き過ぎが生じ、一部が炭化する
事が起こる。その為、転写フイルムの特性すなわち耐熱
性、接着性等の特性の適正なものを選ぶとともに、加熱
温度、ローラの加圧力、基盤ローラによるアルミ材の移
動速度の検討、調整が必要であった。そこで、発明者は
市販されている大量の転写フイルムについて、逐次実験
を行いCFC international,Inc.
製の商品名「EB FoilsTM」(以下、「EBホ
イル」という。)が、本発明を具体化するに適したもの
である事が判明した。
詳述する。
例として、図1に示す。図1において、1は、架台2に
取り付けられた複数個の搬送ローラ3の回転によって図
中矢印A方向に移送されるアルミ材等の長尺物の被転写
基体(以下、アルミ材という。)、4はアルミ材1を余
熱する加熱バーナ、5は接着層が貼付けられたカラコー
ト6と剥離被膜7とから成る転写フィルム、8は転写フ
イルム5を図中矢印B方向に供給する供給ローラ、9は
加熱バーナ4で余熱されたアルミ材1の表面に転写フィ
ルム5を圧着する第一加圧ローラ、10はアルミ材1の
表面に圧着された転写フィルム5の剥離被膜7を剥離す
る剥離手段(以下、剥離棒という。)、11は剥離され
た剥離被膜7を図中矢印C方向に巻き取る巻き取りロー
ラ、12はアルミ材1と剥離被膜7が剥離された転写フ
ィルム5との圧着面を再度圧着する第二加圧ローラ、1
3はクリア塗装をする塗装工程、14は乾燥工程、15
はカラコート5が化粧された商品としてのアルミ材(以
下、アルミ化粧板という。)である。また、搬送ローラ
3、供給ローラ8、第一加圧ローラ9、巻き取りローラ
11及び第二加圧ローラ12は、図示省略の動力源とそ
れぞれ連結している。なお、塗装工程13及び乾燥工程
14は、図1では架台2上に設けられているが、作業上
は、架台2外に別途設けられた塗装室及び乾燥室で行っ
ても良い。以下の実施例でも同様である。
1を架台2の搬送ローラ3、3、・・・上に乗せ図示省
略の駆動源の動力により搬送ローラ3、3、・・・を回
転させ図中矢印A方向に移送し、あらかじめ加熱バーナ
4でアルミ材1の表面を加熱する。一方、アルミ材1の
上方から、転写フィルム5のカラコート6側をアルミ材
1の表面側に対向させるようにして、図示省略の供給ロ
ーラ用動力を駆動させ供給ローラ8で、図中矢印B方向
に送り出す。ついで図示省略の第一加圧ローラ用動力を
駆動させ第一加圧ローラ9でアルミ材1の表面に転写フ
ィルム5を接触させ加圧する。アルミ材1の表面は加熱
されているので、転写フィルム5の接着層が活性化し、
そのためアルミ材1の表面に転写フィルム5が圧着され
る。転写フィルム5が圧着されたアルミ材1は搬送ロー
ラ3、3、・・・で図中矢印A方向に移送し、ついで、
図示省略の巻取りローラ用動力を駆動させ巻き取りロー
ラ11によって、剥離棒10を介して剥離被膜7を図中
矢印C方向に剥離する。カラコート6が接着されたアル
ミ材1は、図示省略の第二加圧ローラ用動力からの力に
よって第二加圧ローラ12で再び加圧しアルミ材1とカ
ラコート6との接着強度を高める。この再加圧したアル
ミ材1のカラコート6の表面を塗装工程13でクリア塗
装をして表面硬度を高める。ついで、乾燥工程14で乾
燥して、カラコート6が強く密着されしかも表面硬度が
高い意匠性に優れたアルミ化粧板15を得る。
二実施例として、図2に示す。第二実施例を図示する図
2において、符号1a乃至3a及び5a乃至15aのも
のは、図1の符号1乃至3及び5乃至15のものと均等
物なので説明を省略する。なお、図2において、4aは
あらかじめアルミ材1aを加熱する第一加熱バーナ、1
6aは第一加圧ローラ9aと第二加圧ローラ12aとの
間に設けられた第二加熱バーナである。第二実施例にお
いて、第二加圧ローラ12aの前でアルミ材1aとカラ
コート6aとを再加熱するので、第二加圧ローラ12a
での再加圧の効果が高まりアルミ材1aとカラコート6
aとの接着強度が高く意匠性に優れたアルミ化粧板15
aを得る。
を第三実施例として、図3に示す。第三実施例を図示す
る図3において、符号1b乃至16bのものは、図2の
符号1a乃至16aのものと均等物なので説明を省略す
る。なお、図3において、17bはアルミ材1bの表面
の汚れ・油を除去する脱脂工程、18bは酸化物・細か
なキズの除去及び金属光沢を調整するエッチング工程、
19bはエッチングスマットを除去する中和工程、20
bは硫酸浴中で陽極酸化処理する陽極酸化工程である。
第三実施例において、アルミ材1bの表面を脱脂工程1
7b、エッチング工程18b、中和工程19b、陽極酸
化工程20bであらかじめ前処理をするので、カラコー
ト6bに貼付されている接着層がアルミ材1bに強く接
着する。その結果、アルミ材1bとカラコート6bとの
接着強度が高くしかも意匠性に優れたアルミ化粧板15
bを得る。また、この場合、第一加圧ローラ9bと第二
加圧ローラ12bとの間に設けられた第二加熱バーナ1
6bで再加熱して、第二加圧ローラ12aでの再加圧の
効果を高かめ、アルミ材1bとカラコート6bとの接着
強度が高いアルミ化粧板15bを作ってもよい。なお、
脱脂工程17b、エッチング工程18b、中和工程19
b及び陽極酸化工程20bは、図3では架台2b上に設
けられているが、作業上は、架台2b外に別途設けられ
た作業室で行っても良い。以下の実施例でも同様であ
る。
四実施例として、図4に示す。 第四実施例を図示する
図4において、符号1c乃至8c、10c、11c、1
3c乃至15cのものは、図2の符号1a乃至8a、1
0a、11a、13a乃至15aのものと均等物なので
説明を省略する。なお、図4において、21cは図示省
略の第一加圧兼加熱ローラ用動力及び内部が図示省略の
加熱源と連通している第一加圧兼加熱ローラである。2
2cは剥離棒10c後方にあり図示省略の第二加圧兼加
熱ローラ用動力及び内部が加熱源と連通している第二加
圧兼加熱ローラである。なお、この第二加圧兼加熱ロー
ラ22cは加熱源と連通したり加熱源から遮断される機
構を備えている。第四実施例において、転写フィルム5
cと第一加熱バーナ4cであらかじめ加熱されたアルミ
材1cとを第一加圧兼加熱ローラ21cで加熱しながら
加圧し、ついで加熱されて来たアルミ材1cと剥離被膜
7cが剥離されたカラコート6cとを第二加圧兼加熱ロ
ーラ22cで加熱しながら加圧するので、極めて接着強
度の高く意匠性に優れたアルミ化粧板15cを得る。な
お、この場合、第二加圧兼加熱ローラ22cに移送され
て来たアルミ材1cの温度が適温であれば、第二加圧兼
加熱ローラ22cに連通する加熱源を遮断して加圧力を
加えるだけにしても良い。以下の実施例でも同様であ
る。
を第五実施例として、図5に示す。第五実施例を図示す
る図5において、符号1d乃至8d、10d、11d、
13d乃至20dのものは、図3の符号1b乃至8b、
10b、11b、13b乃至20bのものと均等物であ
り、また符号21d、22dは、図4の符号21c、2
2cと均等物なので説明を省略する。第五実施例におい
て、アルミ材1dを、脱脂工程17d、エッチング工程
18d、中和工程19d、陽極酸化工程20dで前処理
を行っているので、アルミ材1とカラコート6dとの接
着強度が極めて高く意匠性に優れたアルミ化粧板15d
を得る。
施例として、図6乃至図8に示す。第六実施例を図示す
る図6乃至図8において、符号2e乃至14eのもの
は、図2の符号2a乃至14eのものと均等物なので説
明を省略する。なお、図6乃至図8において、23eは
図8に示すような型押しされたアルミ材(以下、型押し
アルミ材という。)であり、24eは第一加圧ローラ9
eと剥離棒10eとの間に設けられた1個又は複数個
(図中3個の例を示す。)の第一型押し加圧ローラであ
り、25eは第二加圧ローラ12eの後方に設けられた
1個又は複数個(図中3個の例を示す。)の第二型押し
加圧ローラ、26eは型押しアルミ化粧板である。第一
(第二)型押し加圧ローラ24e(25e)は、図7に
拡大して図示するように、架台2eに固定された支柱2
41e(251e)に腕242e(252e)が回動自
在に取り付けられており、その腕242e(252e)
の先端部分に回動自在に取り付けられている。また、図
8に拡大して図示するように、第一(第二)型押し加圧
ローラ24e(25e)は、型押しアルミ材23eが複
雑な形状の場合には、その形状に対応して複数個用い
る。
eを搬送ローラ3e、3e、・・・に乗せ、搬送ローラ
3e,3e、・・・の回転によって図中矢印A方向に移
送し、あらかじめ加熱バーナ4eで型押しアルミ材23
eの表面を加熱する。一方、型押しアルミ材23eの上
方から、転写フイルム5eのカラコート6e側を型押し
アルミ材23eの表面側に対向させるようにして、図中
省略の供給ローラ用動力を駆動させ供給ローラ8eで、
図中矢印B方向に送り出す。ついで、図示省略の第一加
圧ローラ用動力を駆動させ第一加圧ローラ9eで型押し
アルミ材23eの表面に転写フイルム5eを接触させ加
圧する。型押しアルミ材23eの表面は加熱されている
ので、転写フイルム5eの接着層が活性化し、そのため
型押しアルミ材23eの表面に転写フイルム5eが圧着
される。転写フイルム5eが圧着された型押しアルミ材
23eは、搬送ローラ3e、3e、・・・で図中矢印A
方向に移送し、ついで図示省略の巻き取りローラ用動力
を駆動させ巻き取りローラ11eによって、剥離棒10
eを介して剥離被膜7eを図中矢印C方向に剥離する。
カラコート6eが接着された型押しアルミ材23eは、
第二加圧ローラ12e及び第二型押し加圧ローラ25e
で再び加圧して型押しアルミ材23eとカラコート6e
との接着強度を高める。この場合、型押しアルミ材23
eの形状が複雑な場合には、複数の第一型押し加圧ロー
ラ24e及び第二型押し加圧ローラ25eで、それぞれ
の面にカラコート6eが圧着されるようにローラ方向を
コントロールして、圧着させる。この再加圧した型押し
アルミ材23eのカラコート6e表面を塗装工程13e
でクリア塗装をして表面硬度を高める。ついで、乾燥工
程14eで乾燥して、カラコート6eが強く密着されし
かも表面硬度が高くしかも意匠性に優れた型押しアルミ
化粧板26eを得る。
七実施例として、図9に示す。第七実施例を図示する図
9において、符号2f乃至8f、10f、11f、13
f、14f、16f乃至22fのものは、図5の符号2
d乃至8d、10d、11d、13d、14d、16d
乃至22dのものと均等物であり、また符号23f乃至
26fのものは、図6の符号23e乃至26eのものと
均等物なので説明を省略する。なお、図9において、1
7f、18f、19f及び20fは第三実施例で説明し
た脱脂工程、エッチング工程、中和工程及び陽極酸化工
程である。第七実施例において、型押しアルミ材23f
に、あらかじめ脱脂工程17f、エッチング工程18
f、中和工程19f及び陽極酸化工程20fで前処理を
行っているので、カラコート6fと型押しアルミ材23
fとの接着強度が極めて高く意匠性の優れた型押しアル
ミ化粧板26fを得る。
施例として、図10に示す。第八実施例を図示する図1
0において、符号2g乃至14g、23g乃至26gの
ものは、図6の符号2e乃至14e、23e乃至26e
のものと均等物なので説明を省略する。なお、図10に
いて、27gは、第二加圧ローラ12gと第二型押し加
圧ローラ25gとの間に設けられたもので、電子調理器
等のように温度が極めて良くコントロールされた熱風を
供給する熱風供給機である。図10に示す第八実施例に
おいて、供給されて来る型押しアルミ材23g上に微小
な凹面がある場合、この熱風供給機27gからの熱風を
型押しアルミ材23gとカラコート6gとの接着面に吹
きつけると、カラコート6gが熱風で伸びながら型押し
アルミ材23gの微小な凹面に接着する。したがって、
表面に微小な凹面のある型押しアルミ材23gでも、接
着強度が極めて高く意匠性の優れた型押しアルミ化粧板
26gを得る。
九実施例として、図11に示す。第九実施例を図示する
図11において、符号2h乃至8h、10h、11h、
13h、14h、16h乃至26hのものは、図9の符
号2f乃至8f、10f、11f、13f、14f、1
6f乃至26fのものと均等物なので説明を省略する。
なお、図11において、27hは、第二加圧兼加熱ロー
ラ22hと第二型押し加圧ローラ25hとの間に設けら
れるもので、電子調理器等のように温度が極めて良くコ
ントロールされた熱風を供給する第一熱風供給機であ
る。28hは、第二加圧兼加熱ローラ22hと第一熱風
供給機27hとの間に設けられた第三加熱バーナであ
る。なお、この第三加熱バーナ28hは、必要に応じて
使用し、また温度調整の次第では、第一熱風供給機27
hと第二型押し加圧ローラ25hとの間に設けても良
い。以下の実施例でも同じである。29hは、第二型押
し加圧ローラ25hの後方に設けられるもので、電子調
理器等のように温度が極めてを良くコントロールされた
熱風を供給する第二熱風供給機である。
れて来る型押しアルミ材23h上に微小な凹面がある場
合、第三加熱バーナ28hで型押しアルミ材23hとカ
ラコート6hとの接着面を加熱した後、第一熱風供給機
27hから熱風を型押しアルミ材23hとカラコート6
hとの接着面に吹きつけると、カラコート6hが熱風で
伸びながら型押しアルミ材23hの微小な凹面に接着す
る。ついで第二型押し加圧ローラ25hで型押しアルミ
材23hとカラコート6hとの表面を圧着したのち、さ
らに第二熱風供給機29hからの熱風を型押しアルミ材
23hとカラコート6hとの接着面に吹きつけると、カ
ラコート6hが熱風で更に伸びながら型押しアルミ材2
3hの微小な凹面に接着する。したがって、表面に微小
な凹面のある型押しアルミ材23hでも、さらに接着強
度が極めて高い意匠性の優れた型押しアルミ化粧板26
hを得る。なお、第一熱風供給機27h及び第二熱風供
給機29hは、必要に応じて一方のみ又は両方を使用し
ても良い。また、第三加熱バーナ28hも必要に応じて
使用するものとする。以下の実施例でも同じである。
施例として、図12に示す。第十実施例を図示する図1
2において、符号1i乃至3i、5i乃至15iのもの
は、図1の符号1乃至3、5乃至15のものと均等物な
ので説明を省略する。なお、図12において、30i
は、接着層が貼り付けられたカラコート6iと剥離被膜
7iとからなる転写フイルム5iの接着層面に新たに接
着剤を塗り付ける工程である。図12に示す第十実施例
において、アルミ材1iを架台2iの搬送ローラ3i、
3i、・・・上に乗せ搬送ローラ3i、3i、・・・を
回転させ図中矢印A方向に移送する。一方、接着剤塗付
け工程30iで転写フィルム5iのカラコート6i側の
接着層面にさらに接着剤を塗り付け、アルミ材1iの上
方から、転写フィルム5iのカラコート6i側をアルミ
材1iの表面側に対向させるようにして、供給ローラ8
iで図中矢印B方向に送り出す。ついで、第一加圧ロー
ラ9iでアルミ材1iの表面に転写フィルム5iを接触
させ加圧する。転写フィルム5iのカラコート6i側に
接着剤が塗り付けられているので、アルミ材1iの表面
に転写フィルム5iが良好に圧着される。転写フイルム
5iが圧着されたアルミ材1iは搬送ローラ3i、3
i、・で図中矢印A方向に移送し、ついで巻き取りロー
ラ11iによって剥離棒10iを介して剥離被膜7iを
図中矢印C方向に剥離する。カラコート6iが接着され
たアルミ材1iを第二加圧ローラ12iで再び加圧して
アルミ材1iとカラコート6iとの接着強度を高める。
この再加圧したアルミ材1iのカラコート6iの表面を
塗装工程13iでクリア塗装をして表面硬度を高める。
ついで、乾燥工程14iで乾燥して、カラコート6iが
強く密着されしかも表面硬度が高く意匠性の優れたアル
ミ化粧板15iを得る。
十一実施例として、図13に示す。第十一実施例を図示
する図13において、符号1j乃至3j、5j乃至15
jのものは、図1の符号1乃至3、5乃至15のものと
均等物であり、また符号30jのものは、図12の符号
30iのものと均等物なので説明を省略する。なお、図
13において、31jは接着剤塗付け工程30jで接着
剤が塗り付けられたカラコート6j面をあらかじめ加熱
して接着剤及び接着層を活性化する転写フィルム加熱バ
ーナである。図13に示す第十一実施例において、転写
フィルム5jのカラコート6j面に接着剤塗付け工程3
0jで塗り付けられた接着剤等が転写フィルム加熱バー
ナ31jで加熱され接着性が活性化されているので、第
一加圧ローラ9jによってアルミ材1jの表面に転写フ
ィルム5jが極めて良く接着される。
を第十二実施例として、図14に示す。第十二実施例を
図示する図14において、符号1k乃至15kのもの
は、図1の符号1乃至15のものと均等物であり、また
符号30k及び31kのものは、図13の符号30j及
び31jのものと均等物なので説明を省略する。図14
に示す第十二実施例において、アルミ材1kをあらかじ
め加熱バーナ4kで余熱されているので、第一加圧ロー
ラ9kでのアルミ材1kと接着剤塗付け工程30kで接
着剤が貼付けされ、しかも転写フィルム加熱バーナ31
kで加熱されて転写フイルム5kが活性化されているの
で、さらに強く圧着される。したがって、接着強度及び
表面高度が高く意匠性の優れたアルミ化粧板15kを得
る。
十三実施例として、図15に示す。第十三実施例を図示
する図15において、符号1l乃至16lのものは、図
2の符号1a乃至16aのものと均等物であり、また符
号30l及び31lのものは、図13の符号30j及び
31jのものと均等物なので説明を省略する。図15に
示す第十三実施例において、アルミ材1lをあらかじめ
第一加熱バーナ4lで余熱し、また接着剤塗付け工程3
0lで接着剤が貼付されしかも転写フィルム加熱バーナ
31lで加熱されて活性化された転写フィルム5lを第
一加圧ローラ9lで圧着し、ついでアルミ材1lと転写
フィルム5lとの圧着面を第二加熱バーナ16lで加熱
したのち第二加圧ローラ12lで圧着するので、接着強
度が強く表面強度が高く意匠性の優れたアルミ化粧板1
5lを得る。
を第十四実施例として、図16に示す。第十四実施例を
図示する図16において、符号1m乃至20mのもの
は、図3の符号1b乃至20bのものと均等物であり、
また符号30m及び31mのものは、図13の符号30
j及び31jのものと均等物なので説明を省略する。図
16に示す第十四実施例において、転写フィルム5mの
カラコート6m面に接着剤塗付け工程30mで塗り付け
られた接着剤等が転写フィルム加熱バーナ31mで加熱
され接着性が活性化されているし、一方アルミ材1mは
脱脂工程17m、エッチング工程18m、中和工程19
m及び陽極酸化工程20mで前処理されたものを第一加
熱バーナ4mで加熱しているのでアルミ材1mと転写フ
ィルム5mとの接着強度が極めて高くなる。
十五実施例として、図17に示す。第十五実施例を図示
する図17において、符号1n乃至8n、10n、11
n、13n乃至15n、21n、22nのものは、図4
の符号1c乃至8c、10c、11c、13c乃至15
c、21c、22cのものと均等物であり、また符号3
0n及び31nのものは、図13の符号30j及び31
jのものと均等物なので説明を省略する。図17に示す
第十五実施例において、アルミ材1nを搬送ローラ3
n、3n、・・・に乗せ搬送ローラ3n、3n、・・・
の回転によって図中矢印A方向に移送し、あらかじめ加
熱バーナ4nでアルミ材1nの表面を加熱する。一方ア
ルミ材1nの上方から、転写フィルム5nはカラコート
6n面に接着剤塗付け工程30nで接着剤が塗り付けら
れしかも転写フィルム加熱バーナ31mで加熱されてい
る。この転写フィルム5nのカラコート6n側をアルミ
材1nの表面側に対向させるようにして、供給ローラ8
nで、図中矢印B方向に送り出し、第一加圧兼加熱ロー
ラ21nでアルミ材1nの表面に転写フィルム5nを接
触させ、第一加圧兼加熱ローラ21nで加熱しながら加
圧する。ついで剥離被膜7nが剥離されたカラコート6
nを第二加圧兼加熱ローラ22nで加熱しながら加圧す
るので、極めて接着強度の高い意匠性の優れたアルミ化
粧板15nを得る。
を第十六実施例として、図18に示す。第十六実施例を
図示する図18において、符号1o乃至8o、10o、
11o、13o乃至22oのものは、図5の符号1d乃
至8d、10d、11d、13d乃至22dのものと均
等物であり、また符号30o及び31oのものは、図1
3の符号30j及び31jのものと均等物なので説明を
省略する。図18に示す第十六実施例において、転写フ
ィルム5oは、カラコート6o面に接着剤塗付け工程3
0oで塗り付けられた接着剤等が転写フィルム加熱バー
ナ31oで加熱され接着性が活性化されているし、一方
アルミ材1oは脱脂工程17o、エッチング工程18
o、中和工程19o及び陽極酸化工程20oで前処理さ
れたものを第一加熱バーナ4oで加熱しているのでアル
ミ材1oと転写フィルム5oとの接着性が極め高くな
る。更に、カラコート6oが接着されたアルミ材1oの
上面を第二加熱バーナ16oで加熱した後第二加圧兼加
熱ローラ22oで加熱しながら加圧するので接着強度の
極めて高い意匠性の優れたアルミ化粧板15oが得られ
る。
実施例として、図19に示す。第十七実施例を図示する
図19において、符号2p乃至14p、23p乃至26
pのものは、図6の符号2e乃至14e、23e乃至2
6eのものと均等物であり、また符号30p及び31p
のものは、図13の符号30j及び31jのものと均等
物なので説明を省略する。図19に示す第十七実施例に
おいて、型押しアルミ材23pを架台2pの搬送ローラ
3p、3p、・・・上に乗せ搬送ローラ3p、3p、・
・・を回転させ図中矢印A方向に移送する。一方、接着
剤塗付け工程30pで転写フィルム5pのカラコート6
p側の接着層面にさらに接着剤を塗り付け、転写フイル
ム加熱バーナ31pで加熱した転写フイルム5pを、第
一加圧ローラ9pの上方からカラコート6p側が型押し
アルミ材23pの表面側に対向するようにして、供給ロ
ーラ8pで図中矢印B方向に送り出し、第一加圧ローラ
9pで型押しアルミ材23pの表面に転写フィルム5p
を接触させ加圧する。転写フィルム5pのカラコート6
p側に接着剤が塗り付けられ、しかも加熱されているの
で、型押しアルミ材23pの表面に転写フィルム5pが
良好に圧着される。ついで、図19に図示する第一型押
し加圧ローラ24pで、型押しアルミ材23pの角部を
加圧して角部表面に転写フィルム5pを圧着する。更
に、巻き取りローラ11pを駆動させ、剥離棒10pを
介して剥離被膜7pを図中矢印C方向に剥離する。カラ
コート6pが接着された型押しアルミ材23pを第二加
圧ローラ12p及び第二型押し加圧ローラ25pで再び
加圧して型押しアルミ材23pとカラコート6pとの接
着強度を高める。この再加圧した型押しアルミ材23p
のカラコート6p表面を塗装工程13pでクリア塗装を
して表面硬度を高める。ついで、乾燥工程14pで乾燥
して、転写フィルム5pが強く蜜着されしかも表面硬度
が高く意匠性の優れた型押しアルミ化粧板26pを得
る。
十八実施例として、図20に示す。第十八実施例を図示
する図20において、符号2q乃至8q、10q、11
q、13q、14q、16q乃至26qのものは、図9
の符号2f乃至8f、10f、11f、13f、14
f、16f乃至26fものと均等物であり、また符号3
0q及び31qのものは、図13の符号30j及び31
jのものと均等物なので説明を省略する。図20に示す
第十八実施例において、転写フィルム5qのカラコート
6q面に接着剤塗付け工程30qで塗り付けられた接着
剤等が転写フィルム加熱バーナ31qで加熱され接着性
が活性化されているし、一方型押しアルミ材23qは脱
脂工程17q、エッチング工程18q、中和工程19q
及び陽極酸化工程20qで前処理されたものを第一加熱
バーナ4qで加熱しているので型押しアルミ材23qと
転写フィルム5qとの接着性が極めて高くなる。
実施例として、図21に示す。第十九実施例を図示する
図21において、符号2r乃至14r、23r乃至27
rののものは、図8の符号2g乃至14g、23g乃至
27gのものと均等物であり、また符号30r及び31
rのものは、図13の符号30j及び31jのものと均
等物なので説明を省略する。図21に示す第十九実施例
において、供給されて来る型押しアルミ材23r上に微
小な凹面がある場合、この熱風供給機27rからの熱風
を型押しアルミ材23rとカラコート6rとの接着面に
吹きつけると、カラコート6rが熱風で伸びながら型押
しアルミ材23rの微小な凹面に接着する。したがっ
て、表面に微小な凹面のある型押しアルミ材23rで
も、接着強度が極めて高く意匠性の優れた型押しアルミ
化粧板26rを得る。
二十実施例として、図22に示す。第二十実施例を図示
する図22において、符号2s乃至8s、10s、11
s、13s、14s、16s乃至29sのものは、図1
1の2h乃至8h、10h、11h、13h、14h、
16h乃至29hのものと均等物であり、また符号30
s及び31sのものは、図13の符号30j及び31j
のものと均等物なので説明を省略する。図22に示す第
二十実施例において、供給されて来る型押しアルミ材2
3s上に微小な凹面がある場合、第三加熱バーナ28s
で型押しアルミ材23s塗装カラコート6sとの接着面
を加熱した後第一熱風供給機27sから熱風を型押しア
ルミ材23sとカラコート6sとの接着面に吹きつける
と、カラコート6sが熱風で伸びながら型押しアルミ材
23sの微小な凹面に接着する。ついで第二型押し加圧
ローラ25sで型押しアルミ材23sとカラコート6s
との表面を圧着したのち、さらに第二熱風供給機29s
からの熱風を型押しアルミ材23sとカラコート6sと
の接着面に吹きつけると、カラコート6sが熱風で更に
伸びながら型押しアルミ材23sの微小な凹面に接着す
る。したがって、表面に微小な凹面のある型押しアルミ
材23sでも、さらに接着強度が極めて高い意匠性の優
れた型押しアルミ化粧板26sを得る。
いた実験例を示す。 〔実験例1〕上記する第一実施例に基づく実験例は、次
の通りである。 アルミ材:幅10mm×長さ5000mmの市販のアル
ミサッシュ 転写フイルム:EBホイル 第一加圧ローラ 材質:硬化ゴム 加圧力:1kg/cm2 第二加圧ローラ 材質:硬化ゴム 加圧力:1.5kg/cm2 搬送ローラ 材質:軟鋼 加熱温度 第一加圧ローラ部付近:140℃ 第二加圧ローラ部付近:120℃ アルミ材の矢印A方向への移動速度:5m/分 出来上がった製品の化粧板 表面硬度:5
実験例は、次の通りである。 型押しアルミ材:最大幅10mm,突出部の上面幅5
mm×長さ5000mmの市販のアルミサッシュ 転写フイルム:EBホイル 第一加圧ローラ 材質:硬化ゴム 加圧力:1kg/cm2 第一型押し加圧ローラ:0.8kg/cm2 第二加圧ローラ 材質:硬化ゴム 加圧力:1.5kg/cm2 第二型押し加圧ローラ:1.0kg/cm2 搬送ローラ 材質:軟鋼 加熱温度 第一加圧ローラ部付近:140℃ 第一型押し加圧ローラ部付近:130℃ 第二加圧ローラ部付近:130℃ 第二型押し加圧ローラ部付近:120℃ 型押しアルミ材の矢印A方向への移動速度:3m/分 出来上がった製品の型押しアルミ化粧板 表面硬度:6
実験例は、次の通りである。 型押しアルミ材:最大幅10mm,突出部の上面幅5
mm×長さ5000mm、凹面の寸法1mm×2mmの
市販のアルミサッシュ 転写フイルム:EBホイル 第一加圧ローラ 材質:硬化ゴム 加圧力:1kg/cm2 第一型押し加圧ローラ:0.8kg/cm2 第二加圧ローラ 材質:硬化ゴム 加圧力:1.5kg/cm2 第二型押し加圧ローラ:1.0kg/cm2 搬送ローラ 材質:軟鋼 加熱温度 第一加圧ローラ部付近:140℃ 第一型押し加圧ローラ部付近:135℃ 第二加圧ローラ部付近:140℃ 第二型押し加圧ローラ部付近:130℃ 型押しアルミ材の矢印A方向への移動速度:3m/分 熱風供給機による温度コントロール:120±10℃ 出来上がった製品の型押しアルミ化粧板 表面硬度:6
実験例は、次の通りである。 アルミ材:幅10mm×長さ5000mmの市販のアル
ミサッシュ 転写フイルム:EBホイル 接着剤:アセトンで溶解した硫化エチレン 第一加圧ローラ 材質:硬化ゴム 加圧力:1kg/cm2 第二加圧ローラ 材質:硬化ゴム 加圧力:1.5kg/cm2 搬送ローラ 材質:軟鋼 加熱温度 第一加圧ローラ部付近:135℃ 第二加圧ローラ部付近:120℃ アルミ材の矢印A方向への移動速度:2m/分 出来上がった製品の化粧板 表面硬度:5
く実験例は、次の通りである。 アルミ材:最大幅10mm、凸部の幅5mm×長さ50
00mmの市販のアルミサッシュ 転写フイルム:EBホイル 第一加圧ローラ 材質:硬化ゴム 加圧力:1kg/cm2 第一型押し加圧ローラ:0.8kg/cm2 第二加圧ローラ 材質:硬化ゴム 加圧力:1.5kg/cm2 第二型押し加圧ローラ:1.0kg/cm2 搬送ローラ 材質:軟鋼 加熱温度 第一加圧ローラ部付近:130℃ 第一型押し加圧ローラ部付近:120℃ 第二加圧ローラ部付近:125℃ 第二型押し加圧ローラ部付近:120℃ 型押しアルミ材の矢印A方向への移動速度:1m/分 出来上がった製品の型押し化粧板 表面硬度:6
く実験例は、次の通りである。 アルミ材:最大幅10mm,凸部の幅5mm×長さ50
00mm、凹面の寸法1mm×2mmの市販のアルミサ
ッシュ 転写フイルム:EBホイル 第一加圧兼加熱ローラ 材質:硬化ゴム 加圧力:1kg/cm2 第一型押し加圧ローラ:0.8kg/cm2 第二加圧兼加熱ローラ 材質:硬化ゴム 加圧力:1.5kg/cm2 第二型押し加圧ローラ:1.0kg/cm2 搬送ローラ 材質:軟鋼 加熱温度 第一加圧ローラ部付近:140℃ 第一型押し加圧ローラ部付近:135℃ 第二加圧ローラ部付近:125℃ 第二型押し加圧ローラ部付近:120℃ 型押しアルミ材の矢印A方向への移動速度:1m/分 第一熱風供給機による温度コントロール:130℃±5
℃ 第二熱風供給機による温度コントロール:125℃±5
℃ 出来上がった製品の型押し化粧板 表面硬度:6
以下に列挙するようなすぐれた効果がえられる。 二段加圧方式を採用しているので、転写フィルムと金
属材との接着が非常に強く耐久性、耐候性の優れた製品
が得られる。 二段型押し加圧方式を採用しているので、転写フィル
ムと金属材との接着が非常に強く耐久性、耐候性の優れ
た型押し製品が得られる。 熱風供給機を設けているので、型押しアルミ材に微小
な凹面があっても、熱風供給機の熱風で熱圧するので、
微小な凹面に転写フィルムが確実に圧着されるので、微
小な凹面を有する型押しアルミ材でも、接着強度及び表
面硬度が高く意匠性の優れた型押しアルミ材が得られ
る。 加熱コントロールによって、転写フィルムを炭化させ
ることなく長尺物の金属材に強力に接着させることが出
来る。 住宅の外装及び内装材、家具、道路のガイド板、小型
船舶の外板等の化粧材用として意匠性、耐久性、耐候性
に優れたカラフルな金属材、特にアルミ材、型押しの長
尺アルミサッシュの製品が得られる。 住宅の外装及び内装材、家具、道路のガイド板、小型
船舶の外板等の化粧材用として意匠性、耐久性、耐候性
に優れた絵柄付金属材、特にアルミ材、型押しの長尺ア
ルミサッシュの製品が得られる。 転写法を採用しているので、作業上の衛生問題、環境
への問題、公害上の問題が生じることがない。 化粧板、型押し化粧板上の剥離被膜が剥離されている
ので、リサイクルの場合、公害が生ずるのを防止出来
る。 なお、第一発明、第二発明及び第三発明では、接着剤が
不要なので、工程が省略され、また接着剤費が不要なの
でコストダウンがはかれる。また、本発明では熱風利用
については、金属材特にアルミ材について詳述したが、
列記した材料にこだわらず他の材料でも適用可能な装置
である。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】金属材を移送する複数個の搬送ローラと、
上記金属材表面を余熱する加熱手段と、接着層、カラコ
ート、剥離被膜から成る転写フィルムを供給する供給機
構と、上記余熱された金属材表面に上記転写フィルムを
圧着する第一加圧ローラと、上記金属材表面に圧着され
た上記転写フィルムの上記剥離被膜を剥離する剥離手段
と、上記剥離被膜が剥離された上記転写フィルムと上記
金属材との圧着面を再度圧着する第二加圧ローラと、か
らなること特徴とする金属材にフィルムを転写する装
置。 - 【請求項2】金属型材を移送する複数個の搬送ローラ
と、上記金属型材表面を余熱する加熱手段と、接着層、
カラコート、剥離被膜から成る転写フィルムを供給する
供給機構と、上記余熱された金属型材表面に上記転写フ
ィルムを圧着する第一加圧ローラと、上記第一加圧ロー
ラの後方に設けられかつ上記金属型材の側面等を型押し
ながら圧着する第一型押ローラと、上記金属型材表面に
圧着された上記転写フィルムの上記剥離被膜を剥離する
剥離手段と、上記剥離被膜が剥離された上記転写フィル
ムと上記金属型材との圧着面を再度圧着する第二加圧ロ
ーラと、上記第二加圧ローラの後方に設けられかつ上記
金属型材の側面等を再度型押しながら圧着する第二型押
ローラと、からなること特徴とする金属材にフィルムを
転写する装置。 - 【請求項3】金属型材を移送する複数個の搬送ローラ
と、上記金属型材表面を余熱する第一加熱手段と、接着
層、カラコート、剥離被膜から成る転写フィルムを供給
する供給機構と、上記余熱された金属型材表面に上記転
写フィルムを圧着する第一加圧ローラと、上記第一加圧
ローラの後方に設けられかつ上記金属型材の側面等を型
押しながら圧着する第一型押ローラと、上記金属型材表
面に圧着された上記転写フィルムの上記剥離被膜を剥離
する剥離手段と、上記剥離被膜が剥離された上記転写フ
ィルムと上記金属型材との圧着面を再度圧着する第二加
圧ローラと、上記第二加圧ローラの後方に設けられかつ
上記金属型材の側面等を再度型押しながら圧着する第二
型押ローラと、上記第二型押ローラの前方及び/又は後
方に設けられ上記剥離被膜が剥離された上記転写フィル
ムと上記金属型材との圧着面を再度加熱する第二加熱手
段と、からなること特徴とする金属材にフィルムを転写
する装置。 - 【請求項4】金属材を移送する複数個の搬送ローラと、
接着層、カラコート、剥離被膜から成る転写フィルムを
供給する供給機構と、上記転写フィルムの上記接着層側
に接着剤を塗布する手段と、上記金属材表面に上記転写
フィルムを圧着する第一加圧ローラと、上記金属材表面
に圧着された上記転写フィルムの上記剥離被膜を剥離す
る剥離手段と、上記剥離被膜が剥離された上記転写フィ
ルムと上記金属材との圧着面を再度圧着する第二加圧ロ
ーラと、からなること特徴とする金属材にフィルムを転
写する装置。 - 【請求項5】金属型材を移送する複数個の搬送ローラ
と、接着層、カラコート、剥離被膜から成る転写フィル
ムを供給する供給機構と、上記転写フィルムの上記接着
層側に接着剤を塗布する手段と、上記金属型材表面に上
記転写フィルムを圧着する第一加圧ローラと、上記第一
加圧ローラの後方に設けられかつ上記金属型材の側面等
を型押しながら圧着する第一型押ローラと、上記金属型
材表面に圧着された上記転写フィルムの上記剥離被膜を
剥離する剥離手段と、上記剥離被膜が剥離された上記転
写フィルムと上記金属型材との圧着面を再度圧着する第
二加圧ローラと、上記第二加圧ローラの後方に設けられ
かつ上記金属型材の側面等を再度型押しながら圧着する
第二型押ローラと、からなること特徴とする金属材にフ
ィルムを転写する装置。 - 【請求項6】金属型材を移送する複数個の搬送ローラ
と、接着層、カラコート、剥離被膜から成る転写フィル
ムを供給する供給機構と、上記転写フィルムの上記接着
層側に接着剤を塗布する手段と、上記金属材表面に上記
転写フィルムを圧着する第一加圧ローラと、上記第一加
圧ローラの後方に設けられかつ上記金属型材の側面等を
型押しながら圧着する第一型押ローラと、上記金属型材
表面に圧着された上記転写フィルムの上記剥離被膜を剥
離する剥離手段と、上記剥離被膜が剥離された上記転写
フィルムと上記金属型材との圧着面を再度圧着する第二
加圧ローラと、上記第二加圧ローラの後方に設けられか
つ上記金属型材の側面等を再度型押しながら圧着する第
二型押ローラと、上記第二型押ローラの前方及び/又は
後方に設けられ上記剥離被膜が剥離された上記転写フィ
ルムと上記金属型材との圧着面を加熱する加熱手段と、
からなること特徴とする金属材にフィルムを転写する装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37711399A JP2001180194A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 金属材にフィルムを転写する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37711399A JP2001180194A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 金属材にフィルムを転写する装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001180194A true JP2001180194A (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=18508270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37711399A Pending JP2001180194A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 金属材にフィルムを転写する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001180194A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006003944A1 (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | 形成装置及び形成方法 |
KR100637043B1 (ko) | 2005-01-18 | 2006-10-20 | 정 한 윤 | 목재 패널용 페인트 도포장치 |
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KR20190003079U (ko) * | 2018-06-05 | 2019-12-13 | 주식회사 인지디스플레이 | 디스플레이장치용 프론트 샤시 |
-
1999
- 1999-12-24 JP JP37711399A patent/JP2001180194A/ja active Pending
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KR200490966Y1 (ko) * | 2018-06-05 | 2020-01-30 | (주)인지디스플레이 | 디스플레이장치용 프론트 샤시 |
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