JP2001179416A - 射出成形装置 - Google Patents

射出成形装置

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JP2001179416A
JP2001179416A JP35795899A JP35795899A JP2001179416A JP 2001179416 A JP2001179416 A JP 2001179416A JP 35795899 A JP35795899 A JP 35795899A JP 35795899 A JP35795899 A JP 35795899A JP 2001179416 A JP2001179416 A JP 2001179416A
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heating cylinder
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water
injection molding
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Atsuki Takei
厚樹 武井
Shoji Takahashi
祥二 高橋
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱シリンダの内部にあるスクリュウ等の押
出部材や基部ブロックを介して逃げる熱の伝導状態の変
動を抑制することにより、加熱シリンダ内の温度変動を
低減し、もって、高品位の成形品を再現性良く製造する
ことのできる射出成形装置を提供する。 【解決手段】 基部ブロック34の内部には通水路34
bが形成され、この通水路34bの内部には水供給装置
38から供給される水34cが流通する。水供給装置3
8は、温度制御器39から受ける温度制御指令に基づい
て通水路34bに供給する水の温度及び水の流量を調整
する。温度制御器39は、温度センサ32bと温度セン
サ34dにおいて検出された温度に基づいて、水供給装
置38に指令を送り、水供給装置38による通水路34
bへ供給される水の温度及び流量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は射出成形装置に係
り、特に、金属材料を成形型内に注入し、金属成形品を
形成する場合に好適な成形装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、成形型内に成形材料を射出して
各種成形品を形成する射出成形装置が良く知られてい
る。射出成形装置においては、図4に示すように、先端
にノズル11(射出口)を有する加熱シリンダ12内に
おいてスクリュウ13を移動可能かつ回転可能に収容
し、加熱シリンダ12に接続された基部ブロック14に
原料ホッパ15が取り付けられている。スクリュウ13
は基部ブロック14の内部を挿通し、基部ブロック14
を貫通した状態で、射出シリンダ16によって軸線方向
に駆動される。また、射出シリンダ16の先に連設され
た油圧モータや電動機等からなる図示しないスクリュウ
駆動装置によってスクリュウ13が回転駆動される。
【0003】基部ブロック14には、上記原料ホッパ1
5に接続される原料投入口14aが設けられ、この原料
投入口14aから粒状の成形材料20が基部ブロック1
4内のスクリュウの外周螺旋溝13a内に導入される。
加熱シリンダ12の外側には加熱ヒータ17が巻回され
ており、この加熱ヒータ17によって加熱シリンダ12
の内部は成形材料20を溶融するに必要な温度に加熱さ
れる。スクリュウ駆動装置によってスクリュウ13が回
転駆動されると、成形材料20は攪拌されつつ加熱され
徐々に溶解される。
【0004】基部ブロック14は加熱シリンダ12から
常時加熱されているので、そのままでは原料ホッパ15
から供給される粒状の成形材料20(例えば、樹脂材料
や金属材料など)が加熱されて部分的にではあっても溶
融し、塊となって原料投入口14aからスクリュウ13
の外周螺旋溝13a内に導入されなくなる可能性があ
る。そこで、通常、原料ホッパ15から供給される粒状
の成形材料20を溶解させることなくスクリュウの外周
螺旋溝13a内に供給するために、基部ブロック14の
内部には冷却用の通水路14bが形成され、この通水路
14bに水道水や工場冷却水等の冷却水14cが循環さ
れるように構成されている。この冷却構造によって基部
ブロック14が冷却され、原料投入口14aから支障な
く粒状の成形材料20が投入される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記射出成
形装置のうち,特に金属材料を供給する金属射出成形装
置においては、加熱シリンダ12を例えば600〜70
0℃程度にまで加熱する必要があるため、基部ブロック
14の受ける熱量も大きく、上記の冷却のための構造は
必須である。しかし、従来の冷却方法においては、工場
において供給可能な冷却水や水道水をそのまま基部ブロ
ック14内に供給していることによって、基部ブロック
14における冷却度合いが季節その他の原因による水温
変動によって変動し、この変動が加熱シリンダ12内の
温度分布に大きく影響を与えるため、加熱シリンダ12
内において成形材料20の安定した溶融状態を得ること
ができず、成形品の品位にばらつきが生ずるという問題
点がある。
【0006】特に近年、チクソモールディング法(成形
材料を固相と液相とが入り混じった溶融状態(固液相混
合状態)で成形型に注入し、成形する方法)が金属材料
の射出成形法の一種として注目されているが、このチク
ソモールディング法を用いる場合には、上記のように加
熱シリンダ12内の温度分布に変動が生ずると、固液比
率が変化してしまうなど、固液相混合状態を安定的に或
いは再現性良く得ることができないため、成形品の形状
精度、表面品位、機械的強度等の特性に大きなばらつき
が生ずるという問題点がある。
【0007】上記の加熱シリンダ12内の温度変動は、
主に、加熱ヒータ17が加熱シリンダ12を外側から加
熱するように構成されていることと、加熱シリンダ12
の内部を挿通するスクリュウ13の基部13bが基部ブ
ロック14の内部を貫通しているために冷却されている
こととを理由として生ずる。すなわち、加熱シリンダ1
2内に配置されたスクリュウ13の基部13bが冷却さ
れた基部ブロック14の内部を挿通しているので、加熱
シリンダ12内の熱は、主にスクリュウ13及び基部ブ
ロック14を通って外部へ逃げることとなることから、
基部ブロック14の冷却度合いが変動することによって
加熱シリンダ12の内部温度が大きく影響され、加熱ヒ
ータ17の温度制御が有効に働かないのである。
【0008】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、加熱シリンダの内部にあるスクリ
ュウ等の押出部材や基部ブロックを介して逃げる熱の伝
導状態の変動を抑制することにより、加熱シリンダ内の
温度変動を低減し、もって、高品位の成形品を再現性良
く製造することのできる射出成形装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の射出成形装置は、成形材料を投入する原料投
入口と、原料投入口に連通した供給路を備えるとともに
該供給路の先端に射出口を有する加熱シリンダと、前記
供給路内において前記成形材料を前記射出口へ向けて押
し出すために、前記原料投入口に対する連通部を横切っ
て前記加熱シリンダ内に進入するように配置された押出
部材と、前記加熱シリンダの内部を加熱して前記成形材
料を溶融させる加熱手段とを有する射出成形装置であっ
て、前記加熱シリンダに連設され、前記原料投入口を有
するとともに前記押出部材の基部を周囲から取り巻くよ
うに包囲する基部収容部を備え、前記加熱シリンダ、前
記加熱シリンダ内に配置された前記押出部材の部分、若
しくは、前記基部収容部における検出温度に応じて前記
基部収容部を温度制御するための温度調整手段を有する
ことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、基部収容部の温度を調
整する温度調整手段を設けることにより、基部収容部の
温度変動を抑制することができるようになるため、加熱
シリンダ内から基部収容部を通して、或いはこの基部収
容部の内側に基部を配置した押出部材を通して逃げる熱
量を安定化することができるから、加熱シリンダ内の成
形材料の溶融状態の安定化と再現性向上を図ることがで
きるので、成形品の品位を高めることができる。
【0011】特に、本発明において、前記温度調整手段
は、前記加熱シリンダの内部若しくは前記基部収容部の
温度変化を低減させるように前記基部収容部の温度調整
を行うことが好ましい。
【0012】加熱シリンダの内部温度の変動を低減させ
るように温度調整を行う場合には、例えば、加熱シリン
ダの温度が変動したとき、加熱シリンダと基部収容部と
の間の熱応答性を考慮した制御パラメータにて基部収容
部の温度調整を行う方法がある。また、予め射出成形装
置において加熱シリンダの温度と基部収容部の温度との
対応関係に応じた加熱シリンダ内部の温度環境の安定性
に関するデータを計測しておき、当該データに基づい
て、加熱シリンダの温度に最も適合した基部収容部の温
度になるように、基部収容部の温度調整を行う方法もあ
る。
【0013】一方、基部収容部の温度調整を行う場合に
は、例えば、基部収容部の温度を一定(所定値)になる
ように適宜の制御パラメータにて制御する方法がある。
【0014】本発明において、前記温度調整手段は、前
記基部収容部内に設けられた熱伝導媒体を流通させるた
めの媒体流通路と、前記熱伝導媒体を温度調整した状態
で前記媒体流通路に供給するための媒体供給部と、該媒
体供給部による前記熱伝導媒体の温度又は流量を制御す
る温度制御部とを備えていることが好ましい。
【0015】この発明によれば、基部収容部内に媒体流
通路を形成し、この媒体流通路に対して、媒体供給部か
ら熱伝導媒体を供給するようにし、熱伝導媒体の温度又
は流量を温度制御部によって制御するようにしているこ
とにより、基部収容部の温度を安定的に制御することが
できる。
【0016】本発明において、前記温度制御手段は、前
記加熱シリンダ、前記供給路、前記押出部材若しくは前
記基部収容部の温度と、予め設定された基準温度とに応
じて前記媒体供給部から供給される前記熱伝導媒体の供
給温度又は供給量を制御するように構成されていること
が好ましい。
【0017】温度制御の具体的態様としては、加熱シリ
ンダ、供給路、押出部材若しくは基部収容部の温度と、
基準温度とに応じて熱伝導媒体の供給温度又は供給量を
制御するものである。制御対象は、熱伝導媒体の供給温
度と供給量のいずれか一方であってもよく、双方であっ
てもよい。
【0018】次に、本発明の別の射出成形装置は、成形
材料を投入する原料投入口と、原料投入口に連通した供
給路を備えるとともに該供給路の先端に射出口を有する
加熱シリンダと、前記供給路内において前記成形材料を
前記射出口へ向けて押し出すために、前記原料投入口に
対する連通部を横切って前記加熱シリンダ内に進入する
ように配置された押出部材と、前記加熱シリンダの内部
を加熱して前記成形材料を溶融させる加熱手段とを有す
る射出成形装置であって、前記加熱シリンダに連設さ
れ、前記原料投入口を有するとともに前記押出部材の基
部を周囲から取り巻くように包囲する基部収容部を備
え、前記押出部材における加熱シリンダ又は前記基部収
容部の内側に配置された部分の温度を調整するための温
度調整手段を内蔵したことを特徴とする。
【0019】この発明によれば、押出部材における加熱
シリンダ又は基部収容部の内側に配置された部分の温度
を調整する温度調整手段を内蔵したことによって、温度
調整手段によって押出部材の当該部分の温度を調整する
ことができるので、押出部材を通してその基部側に逃げ
る熱量をコントロールすることができ、加熱シリンダ内
の温度環境の安定化及び再現性の向上を図ることができ
る。
【0020】本発明において、前記温度調整手段は、前
記加熱シリンダと前記基部収容部との境界近傍に配置さ
れる前記押出部材の部分の温度を調整するように構成さ
れていることが好ましい。
【0021】この発明によれば、温度調整手段によっ
て、押出部材における加熱シリンダと基部収容部との境
界近傍の温度を調整することができるので、加熱シリン
ダの内部温度と、原料投入口の周辺温度(基部収容部の
温度)とのいずれに対しても大きな影響を与えることな
く、それぞれの温度環境を維持しながら、押出部材の温
度を制御して押出部材を介して逃げる熱量を制御し安定
化させることができる。
【0022】本発明において、前記温度調整手段は、前
記押出部材に内蔵された温度センサと、発熱作用若しく
は吸熱作用を生ずる熱作用部と、前記温度センサの検出
温度に応じて前記熱作用部を制御する温度制御部とを有
することが好ましい。
【0023】本発明において、前記成形材料は金属材料
であることが好ましい。金属材料を用いて射出成形する
場合、加熱シリンダの温度を高くする必要があるので、
加熱シリンダから逃げる熱量の制御、安定化は、加熱シ
リンダの内部の温度環境の安定化や再現性の向上にきわ
めて大きく影響する。
【0024】特に、チクソモールディング法を用いる場
合には、加熱シリンダの内部温度の安定化や再現性の向
上は、溶湯の固液相混合状態における固液比率の変動を
抑制できるため、成形品の品位向上に大きな効果をもた
らす。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る射出成形装置の実施形態について詳細に説明す
る。
【0026】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態に係る射出成形装置の主要構成を模式的に示す概略
構成図である。本実施形態は、ノズル31を有する加熱
シリンダ32と、この加熱シリンダ32の内部に形成さ
れた射出経路32a内において回転自在且つ進退自在に
収容されたスクリュウ33と、加熱シリンダ32に接続
された基部ブロック34と、基部ブロック34に取り付
けられた原料ホッパ35と、基部ブロック34に接続さ
れた射出シリンダ36と、加熱シリンダ32の外周に巻
回された加熱ヒータ37とを有する。スクリュウ33は
加熱シリンダ32の内部から基部ブロック34の内部を
通過し、射出シリンダ36に接続されている。また、射
出シリンダ36に供給される流体圧(例えば油圧)の制
御によってスクリュウ33が軸線方向に動作するように
構成されている。さらに、スクリュウ33は射出シリン
ダ36の先に配置された図示しない回転駆動装置(例え
ば油圧モータや電動機など)によって軸線周りに回転す
るように構成されている。
【0027】原料ホッパ35内には例えば金属粒からな
る成形材料20が投入され、基部ブロック34に形成さ
れた原料投入口34aから成形材料20が基部ブロック
34の内部に導入される。基部ブロック34の内部には
スクリュウ33の基部33bが配置されている。スクリ
ュウ33の外周には外周螺旋溝33aが螺旋状に形成さ
れ、この外周螺旋溝33a内に原料投入口34aから成
形材料20が入り込むようになっている。投入された成
形材料20はスクリュウ33の回転によって攪拌されな
がら徐々に加熱シリンダ32内の供給路32aを移動
し、加熱ヒータ37によって与えられた熱によって溶解
される。
【0028】基部ブロック34の内部には通水路34b
が形成され、この通水路34bは、基部ブロック34内
を挿通しているスクリュウ33の基部33bを取り巻く
ように螺旋状若しくは円環状に形成されている。この通
水路34bの内部には水供給装置38から供給される水
34cが流通するようになっている。水供給装置38
は、温度制御器39から受ける温度制御指令に基づいて
通水路34bに供給する水の温度及び水の流量を調整す
ることができるように構成されている。なお、熱伝達媒
体としては、水34cに限定されることなく、各種の冷
媒など、種々の気体及び液体を含む流体を用いることが
できる。
【0029】温度制御器39は、加熱ヒータ37によっ
て加熱された加熱シリンダ32の温度を検出するための
熱電対等からなる温度センサ32bに接続されている。
また、基部ブロック34の温度を検出するための同様の
温度センサ34dにも接続されている。温度センサ32
bと温度センサ34dにおいて検出された温度に基づい
て、温度制御器39は水供給装置38に指令を送り、水
供給装置38による通水路34bへ供給される水の温度
及び流量を制御する。
【0030】図3は上記水供給装置38の内部の概略構
成を示す概略構成図である。温度制御器39から送られ
る指令は水温制御信号S1及び水量制御信号S2からな
り、これらの制御信号は駆動装置38aに供給される。
駆動装置38aにおいては、水温制御信号S1に基づい
て、加熱ヒータ、冷凍機、ペルチェ素子等の熱電効果素
子などからなる冷温調器38bを駆動する。この冷温調
器38bにおいては、状況に応じて加熱機能のみを有す
るもの、冷却機能のみを有するもの、加熱機能と冷却機
能の双方を有するもののいずれであってもよい。冷温調
器38bは水槽38cの水温を水温制御信号S1に対応
する温度に調節する。
【0031】水槽38cはポンプ38dに接続されてお
り、冷温調器38bによって温度調節された水がポンプ
38dによって吸引され、上記の基部ブロック34の通
水路34bに送り出される。上記駆動装置38aは、上
記水量制御信号S2に基づいてポンプ38dを駆動し、
ポンプ38dの送水量を制御する。なお、水の流通経路
に適宜に流量調整弁を取付け、この流量調整弁を制御し
て送水量を調整してもよい。
【0032】本実施形態では、温度制御器39は、温度
センサ34dと温度センサ32bの少なくとも一方の検
出温度と、所定の温度設定値(一定値でなくてもよ
い。)とに基づいて水供給装置38により供給される水
34cの水温及び水量を制御する。そして、通常の制御
モードとしては、温度センサ34dによって計測された
基部ブロック34の温度を常時一定に保つように水供給
装置38を制御する制御モード1と、温度センサ32b
によって計測された加熱シリンダ32の温度を常時一定
に保つように水供給装置39を制御する制御モード2と
が実現可能に構成されている。
【0033】制御モード1において、温度制御器39
は、温度センサ34dの検出信号をフィードバックして
水供給装置38を制御し、常に基部ブロック34の温度
が一定(所定値)に保たれるようにする。したがって、
基部ブロック34は外部(加熱シリンダ32等も含
む。)の熱的環境の変化にあまり影響されることなく、
常時ほぼ一定の温度を維持するので、加熱シリンダ32
から基部ブロック34への熱の流れも安定し、加熱シリ
ンダ32の温度分布、特に、加熱シリンダ32の内部の
温度分布を安定化させることができる。この加熱シリン
ダ32の内部の温度環境の安定化は、成形材料20の溶
融状態や溶融温度の安定化に繋がり、成形品位の再現性
向上と安定化をもたらすので、成形品の高品位化や歩留
まりの向上を図ることができる。
【0034】制御モード2において、温度制御器39
は、温度センサ32bの検出信号をフィードバックして
水供給装置38を制御し、常に加熱シリンダ32の温度
が一定(所定値)に保たれるようにする。したがって、
加熱シリンダ32は外部(基部ブロック34等も含
む。)の熱的環境の変化にあまり影響されることなく、
常時ほぼ一定の温度を維持するので、加熱シリンダ32
の温度分布、特に、加熱シリンダ32の内部の温度分布
を安定化させることができる。ただし、この場合、基部
ブロック34の温度を制御することによって、加熱シリ
ンダ32の温度を一定にするように制御しているので、
熱的応答速度が遅くなるから、制御態様をその熱的応答
速度に合わせて設定しておく必要がある。
【0035】また、この制御モード2において、例え
ば、予め加熱シリンダ32の温度と、基部ブロック34
の温度との関係をデータとして計測しておき、加熱シリ
ンダ32の温度が安定する基部ブロック34の対応温度
(ただし、原料投入口34aからの原料供給に支障をき
たさない範囲の温度にする必要がある。)を求めてお
き、加熱シリンダ32の検出温度に応じて基部ブロック
34の温度を上記対応温度に合致させるように制御して
もよい。この場合、基部ブロック34の温度設定値を上
記対応温度に設定した上で、上記の制御モード1と同様
にして基部ブロック34の温度制御を行ってもよい。
【0036】上記いずれの制御モードにおいても、加熱
シリンダ32の内部の温度環境が成形状態にきわめて敏
感に影響を与えることから、加熱シリンダ32が最も影
響を受ける基部ブロック34を温度調整することによっ
て、加熱シリンダ32の温度環境の安定性を図ることを
目的としている。基部ブロック34は、加熱シリンダ3
2に隣接しているとともに、加熱シリンダ32の内部に
配置されているスクリュウ33の基部がその内部を挿通
しているので、加熱シリンダ32の内部の温度環境にと
って基部ブロック34の温度はきわめて重要である。
【0037】特に、金属材料である成形材料20の全て
を完全に溶融させるのではなく、一部の金属部分が固相
に維持された状態で攪拌して固液相混合状態とし、この
状態で材料を成形型内に供給するチクソモールディング
法を用いる場合には、固液相混合状態(具体的には固相
と液相との比率)を維持するために、また、固液相混合
状態の状態変動を低減するために、加熱シリンダ32の
内部をきわめて狭い温度帯域内に維持する必要がある。
このような場合に、本実施形態のように基部ブロック3
4自身の温度或いは加熱シリンダ32の温度を一定に保
つように基部ブロック34の温度を制御することによっ
て、安定した固液相混合状態を作り出すことが可能にな
る。
【0038】なお、基部ブロック34の温度制御は、原
料ホッパ35から供給される成形材料20が原料投入口
34a近傍で溶融することにより成形材料20の供給に
支障の出ることがないように、原料投入口34aの近傍
を十分に冷却しておくという機能をも兼ねている。
【0039】以上説明した第1実施形態において、温度
制御器39は、加熱シリンダ32に設置された温度セン
サ32bに接続されているが、例えば、加熱シリンダ3
2の内部(すなわち、射出経路32a)の温度を、加熱
シリンダ32の内壁面に露出する温度センサによって直
接に測定してもよく、或いは、スクリュウ33における
加熱シリンダ32の内側に配置される部分に設置した温
度センサによって測定してもよい。また、上記のように
基部ブロック34の温度を温度センサ34dによって測
定する代わりに、スクリュウ33における基部ブロック
34の内側に配置される基部33bに設置した温度セン
サによって測定してもよい。特に最後の場合には、基部
ブロック34の内部に配置されるスクリュウ33の基部
33bを通過して逃げる熱量をも十分に安定化させるこ
とができ、加熱シリンダ32の内部の温度環境をより安
定化させることが可能になる。
【0040】また、上記水供給装置38においては、基
部ブロックの温度を調整するために、温度制御の効果を
考慮して、適宜に、通水路34bへ供給する水の水温と
水量のいずれを変えてもよく、また、両方を変えても構
わない。特に、検出温度の急激な変化に対応するため
に、迅速に基部ブロック34の温度を調整しようとする
場合には、通常の水温制御に加えて供給する水量を増大
させ、基部ブロック34の温度が安定している場合には
供給する水量を低減するなど、状況に合わせて水量をも
制御することにより、基部ブロックの温度をより制御性
良く調整することができる。
【0041】(第2実施形態)次に、図2を参照して本
発明に係る第2実施形態について説明する。図2は、第
2実施形態の射出成形装置の主要部を示す概略構成図で
ある。この実施形態において、上記第1実施形態と同様
の部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0042】この実施形態においては、スクリュウ33
の内部に加熱ヒータ41及び温度センサ42を配置し、
温度制御器43によって、温度センサ42の検出温度に
基づいて加熱ヒータ41の発熱量を制御するようになっ
ている。温度制御器43は、温度センサ42による検出
温度と、所定の温度設定値(一定値でなくてもよい。)
とに基づいて加熱ヒータ41の発熱量(電気ヒータであ
れば電流量や電力量)を決定する。特に、通常の制御モ
ードとしては、温度センサ42の検出温度が一定になる
ように、加熱ヒータ41の発熱量をフィードバック制御
する。
【0043】上記加熱ヒータ41及び温度センサ42
は、基本的にはスクリュウ33の内部であればいずれに
配置されていてもよいが、通常は、スクリュウ33にお
ける加熱シリンダ32と、基部ブロック34との境界部
の近傍、或いは、基部ブロック34の内側に相当する位
置に内蔵されていることが好ましい。特に、図示のよう
に、当該境界部の近傍に配置されていることが望まし
い。
【0044】なお、上記加熱ヒータ41の代わりに、他
の温度調整部、例えば、熱伝導媒体が流通する流通経路
を押出部材であるスクリュウの内部に設けてもよい。
【0045】本実施形態では、上記のようにスクリュウ
33の内部に加熱ヒータ41及び温度センサ42を配置
したことによって、加熱シリンダ32の内部温度をより
正確に管理することができ、特に、基部ブロック34と
の間の熱移動に起因する加熱シリンダ32内の温度環境
の不安定性を解消することができる。加熱シリンダ32
内の温度環境は、加熱シリンダ32から基部ブロック3
4の内部を貫通し、さらに射出シリンダ36へと伸びる
スクリュウ33を伝わる熱によって大きく影響を受ける
ので、このスクリュウ33自体を温度制御することによ
って、成形材料が溶融される加熱シリンダ32の内部の
温度環境を安定化させることができる。特に、上述のよ
うに加熱シリンダ32内の基部ブロック34寄り、加熱
シリンダ32と基部ブロック34との境界部及びその近
傍、或いは、基部ブロックの内部に位置するスクリュウ
33の基部33bの内部に、上記加熱ヒータ41及び温
度センサ42を配置することによって、スクリュウ33
における熱の逃げる経路を途中で絶ち、スクリュウ33
の加熱シリンダ32内の部分の温度を安定化させること
ができるので、加熱シリンダ32の内部の温度環境をよ
り安定化させることができる。
【0046】一方、本実施形態においても、基部ブロッ
ク34には、第1実施形態と同様の通水路34bと、温
度センサ34dと、この温度センサ34dの検出温度に
応じて水温及び水量を制御可能な水供給装置38とが設
けられている。水供給装置38は、温度センサ34dの
検出温度と、所定の温度設定値(一定値でなくてもよ
い。)とに基づいて温度制御器39により制御される
が、通常の制御モードでは、温度センサ34dの温度が
一定(所定値)になるように所定の水温及び水量の水3
4cを通水路34bに供給する。したがって、本実施形
態では、基部ブロック34自体も温度制御されているこ
ととなるので、加熱シリンダ32内に導入されているス
クリュウ33の温度制御と、加熱シリンダ32の外部に
隣接する基部ブロック34の温度制御とが内外2重にな
されていることとなる。その結果、加熱シリンダ32か
ら逃げる熱量は、内外2重の温度管理部分によって安定
化されるから、加熱シリンダ32の温度環境はきわめて
安定した状態となる。
【0047】尚、本発明の射出成形装置は、上述の図示
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。例えば、上記発明の効果をより高めるために、加
熱シリンダ、加熱手段、基部収容部を全て包含する断熱
構造を設けてもよい。また、基部収容部に対する温度調
整手段としては、上記のような熱伝導媒体を流通させる
ものに限らず、ヒータ等の電気的発熱体或いは温熱発熱
体やペルチェ素子等の熱電素子を基部収容部に密着させ
たり、内蔵させたりしてもよい。
【0048】なお、上記実施形態において、樹脂からな
る成形材料を用いる場合にも適用することができる。樹
脂成形機として用いることにより、射出成形による樹脂
の成形品を製造することができ、携帯電話等の電子機器
に用いることができる。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
基部収容部の温度を調整する温度調整手段を設けること
により、基部収容部の温度変動を抑制することができる
ようになるため、加熱シリンダ内から基部収容部を通し
て、或いはこの基部収容部の内側に基部を配置した押出
部材を通して逃げる熱量を安定化することができるか
ら、加熱シリンダ内の成形材料の溶融状態の安定化と再
現性向上を図ることができるので、成形品の品位を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形装置の第1実施形態にお
ける主要部の構造を示す概略断面図である。
【図2】本発明に係る射出成形装置の第2実施形態にお
ける主要部の構造を示す概略断面図である。
【図3】各実施形態における水供給装置の内部構成を示
す概略構成図である。
【図4】従来の射出成形装置における主要部の構造を示
す概略断面図である。
【符号の説明】
31 ノズル 32 加熱シリンダ 32a 供給路 32b 温度センサ 33 スクリュウ(押出部材) 34 基部ブロック(基部収容部) 34a 原料投入口 34b 通水路 34c 水 34d 温度センサ 35 原料ホッパ 36 射出シリンダ 37 加熱ヒータ 38 水供給装置 39 温度制御器 41 加熱ヒータ 42 温度センサ 43 温度制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29C 45/78 B29C 45/78

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形材料を投入する原料投入口と、原料
    投入口に連通した供給路を備えるとともに該供給路の先
    端に射出口を有する加熱シリンダと、前記供給路内にお
    いて前記成形材料を前記射出口へ向けて押し出すため
    に、前記原料投入口に対する連通部を横切って前記加熱
    シリンダ内に進入するように配置された押出部材と、前
    記加熱シリンダの内部を加熱して前記成形材料を溶融さ
    せる加熱手段とを有する射出成形装置であって、 前記加熱シリンダに連設され、前記原料投入口を有する
    とともに前記押出部材の基部を周囲から取り巻くように
    包囲する基部収容部を備え、前記加熱シリンダ、前記加
    熱シリンダ内に配置された前記押出部材の部分、若しく
    は、前記基部収容部における検出温度に応じて前記基部
    収容部を温度制御するための温度調整手段を有すること
    を特徴とする射出成形装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記温度調整手段
    は、前記加熱シリンダの内部若しくは前記基部収容部の
    温度変化を低減するように前記基部収容部の温度調整を
    行うことを特徴とする射出成形装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記温
    度調整手段は、前記基部収容部内に設けられた熱伝導媒
    体を流通させるための媒体流通路と、前記熱伝導媒体を
    温度調整した状態で前記媒体流通路に供給するための媒
    体供給部と、該媒体供給部による前記熱伝導媒体の温度
    又は流量を制御する温度制御部とを備えていることを特
    徴とする射出成形装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記温度制御手段
    は、前記加熱シリンダ、前記供給路、前記押出部材若し
    くは前記基部収容部の温度と、予め設定された基準温度
    とに応じて前記媒体供給部から供給される前記熱伝導媒
    体の供給温度又は供給量を制御するように構成されてい
    ることを特徴とする射出成形装置。
  5. 【請求項5】 成形材料を投入する原料投入口と、原料
    投入口に連通した供給路を備えるとともに該供給路の先
    端に射出口を有する加熱シリンダと、前記供給路内にお
    いて前記成形材料を前記射出口へ向けて押し出すため
    に、前記原料投入口に対する連通部を横切って前記加熱
    シリンダ内に進入するように配置された押出部材と、前
    記加熱シリンダの内部を加熱して前記成形材料を溶融さ
    せる加熱手段とを有する射出成形装置であって、 前記加熱シリンダに連設され、前記原料投入口を備えた
    基部収容部を有するとともに前記押出部材の基部を周囲
    から取り巻くように包囲する基部収容部を備え、前記押
    出部材における加熱シリンダ又は前記基部収容部の内側
    に配置された部分の温度を調整するための温度調整手段
    を内蔵したことを特徴とする射出成形装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記温度調整手段
    は、前記加熱シリンダと前記基部収容部との境界近傍に
    配置される前記押出部材の部分の温度を調整するように
    構成されていることを特徴とする射出成形装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記温度調整手段
    は、前記押出部材に内蔵された温度センサと、発熱作用
    若しくは吸熱作用を生ずる熱作用部と、前記温度センサ
    の検出温度に応じて前記熱作用部を制御する温度制御部
    とを有することを特徴とする射出成形装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に
    おいて、前記成形材料は金属材料であることを特徴とす
    る射出成形装置。
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