JP2001179221A - 通信機器の分別回収方法と装置並びに回収基板部 - Google Patents

通信機器の分別回収方法と装置並びに回収基板部

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JP2001179221A JP36525099A JP36525099A JP2001179221A JP 2001179221 A JP2001179221 A JP 2001179221A JP 36525099 A JP36525099 A JP 36525099A JP 36525099 A JP36525099 A JP 36525099A JP 2001179221 A JP2001179221 A JP 2001179221A
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    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃携帯電話機等通信機器の分別回収処理法で
あって、非処理材を必要以上に細粒化することなく、焼
却処理を取り入れることなく、有価金属を基板部態で物
理的にかつ濃縮的に分別できる簡単な処理方法及び装置
の提供。 【解決手段】 通信機器本体をボールミルに投入して粗
く破砕して基板部とケース部とに解体分離させ、引続
き、常磁力磁選機と高磁力磁選機との2段で磁選処理し
て磁着物を精鉱とし、非磁着物を渦電流選別機にかけ
る。渦電流選別機では、ロータを回転させずにフィード
ベルトの回転速度を早くし、非磁性のケース部のプラス
チック・ガラス類(尾鉱)に慣性力を付与して遠方に飛
ばし、磁性を有する基板部(精鉱)をロータの吸引力で
手前側に落下させて分離する。得られた尾鉱は、さらに
振動スクリーンにかけ、金属類の多い篩下分を精鉱とし
て回収する。基板部態精鉱による金属類の回収率は90
重量%を超える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不要になった携帯電
話機等通信機器に含有される金、銀、銅等有価金属の回
収に先んじて前記通信機器から金属類を含む基板部を物
理的に効率的に分離回収する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機に代表される通信機器
が大量に製造されるようになり、一方で、不要となった
分、あるいはロックアウト品が大量に廃棄対象となり、
その処理が問題視されるようになってきている。これら
は成分構成上、廃自動車のように鉄系の金属部が大部分
を占めるものでもなく、また廃冷蔵庫、廃洗濯機等の廃
家電製品のように鉄系あるいは非鉄系有価金属とプラス
チックやガラス部が複雑に絡み合っているものでもな
く、内蔵されている充電器や電池部分を除いた本体は、
単純にプラスチックとガラス等非金属類を主体としたケ
ース部と基板部とに分かれている。基板部には磁石等を
含む鉄系金属のほか、金、銀、パラジウムあるいは銅と
いうような高価な非鉄金属が含有されており、その効率
的な回収が検討されている状況にある。
【0003】廃携帯電話機に含有される有価金属の回収
における前処理としては、従来、廃家電製品等のように
手選別後、焼却工程と破砕工程を連係させた処理、ある
いは、手選別を行わず、シュレッダのようなせん断型破
砕と各種選別工程からなる処理によって行われているの
が一般的であるが、せん断型破砕後、分別しないで直接
製錬工程に投入される場合もある。上記有価金属の回収
における前処理工程として焼却手段を取り入れるのは、
減量化、減容化、無害化、次工程での取扱い易さ等の理
由によるものである。焼却後は、引続き破砕または粉砕
により必要粒度まで細粒化した後、磁力、渦電流、風
力、比重、篩等の選別手段により金属類と非金属類とを
分離するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、廃携帯
電話機のような金属類とプラスチック・ガラスとがそれ
ぞれ単純に中心部の基板部と外部ケース部に分かれてい
るような複合材の場合において、廃家電製品のようにシ
ュレッダ等によるせん断型破砕を行うと、被処理材を選
別手段に合わせてその選別粒度まで細粒化するため、プ
ラスチック・ガラス類も必然的に必要以上に細粒化され
る傾向にあり、そのリサイクル利用に問題がある他に、
有価金属の回収に関しては破砕後の分別方法を複雑に
し、単純な磁力選別程度では、有価金属の回収率が十分
ではなかった。また、焼却工程を取り入れる場合におい
ても、焼却コストがかかると共に、プラスチックのリサ
イクル利用が焼却や細粒化により阻害されるという問題
もあり、さらに、焼却時の燃焼条件によっては基板のま
わりにプラスチックが粘り着き、破砕工程での取り扱い
にマイナスの要因となるという問題があった。またさら
には、焼却工程には金属単体や金属化合物の揮発あるい
は物理的な飛散によるロスを伴うという問題もあった。
【0005】以上のような問題点に鑑み、本発明は、被
処理材のプラスチック類を必要以上に細粒化することな
く取り除いて焼却を避けることで、プラスチックの回収
が可能で、したがって焼却費見合いのコストの低減が可
能になると共に、有価金属を物理的にかつ効率的に分別
できる簡単な携帯電話機等通信機器の分別回収方法およ
びその装置の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、その目的
を達成するべく鋭意研究の結果、基板部とケース部とか
らなる通信機器本体をそのまま衝撃型破砕機、例えばボ
ールミルに投入し、ケース部と基板部とに解体分離させ
ること、さらに、この解体物について、磁石による吸引
力とフィーダーベルトによる運動慣性力を作用させて磁
着物と非磁着物とに分別する選別機(以下、磁気・慣性
選別機という)、例えば渦電流選別機に供給し、該渦電
流選別機においてそのロータを回転させないでフィード
ベルトの回転速度を早くすることにより、ケース部のプ
ラスチック・ガラス類をその運動慣性力で遠方に飛ば
し、磁気吸引力の作用で比較的手前側に落下する金属類
と分離させることが可能でかつかなりの分別効果を有す
ることを見いだし、また、この渦電流選別機の前後に磁
力選別機等分級手段を組み合わせることにより前記分別
効果をさらに高め、金属類を主体とする基板部を効率的
に回収できることを見いだし、本発明を提供するに至っ
たものである。
【0007】すなわち、本発明は、第1に、通信機器を
衝撃型破砕機に投入して金属類を多く含む基板部とプラ
スチック・ガラス類を主体とするケース部との分離解体
物を得る解体工程と、該解体工程からの分離解体物を磁
気・慣性選別機に供給し、該磁気・慣性選別機における
磁石の吸引力が作用する磁着物と運動慣性力を付与され
た非磁着物とを落下位置により分別する磁気・慣性分別
工程とからなり、前記磁気・慣性選別工程からの磁着物
を金属類を含む基板部として回収することを特徴とする
通信機器の分別回収方法、第2に、通信機器を衝撃型破
砕機に投入して金属類を多く含む基板部とプラスチック
・ガラス類を主体とするケース部との分解解体物を得る
解体工程と、該解体工程からの分離解体物を磁気選別機
に供給して磁着物と非磁着物とに分別する磁気選別工程
と、該磁気選別工程からの非磁着物を磁気・慣性選別機
に供給し、該磁気・慣性選別機における磁石の吸引力が
作用する磁着物と運動慣性力を付与された非磁着物とを
落下位置により分別する磁気・慣性選別工程と、該磁気
・慣性選別工程からの非磁着物を篩別機に供給して篩下
分と篩上分とに分別する篩別工程とからなり、前記磁気
選別工程からの磁着物と前記磁気・慣性選別工程からの
磁着物と前記篩別工程からの篩下分を金属類を含む基板
部として回収することを特徴とする通信機器の分別回収
方法であり、第3に前記衝撃型破砕機がボールミルであ
ることを特徴とする前記第1または第2に記載の通信機
器の分別回収方法を、第4に、前記磁気・慣性選別機が
渦電流選別機における磁石を周設したロータの停止状態
でフィーダーベルトを回転させることによりなる選別機
であることを特徴とする前記第1〜第3のいずれかに記
載の通信機器の分別回収方法を、第5に、前記磁気選別
工程が、常磁力磁気選別機と高磁力磁気選別機との連係
による選別工程からなることを特徴とする前記第2〜第
4のいずれかに記載の通信機器の分別回収方法であり、
第6に、通信機器を受け入れて金属類を多く含む基板部
とプラスチック・ガラス類を主体とするケース部とに解
体分離するボールミルと、該ボールミルからの分離解体
物を受け入れて磁着物と非磁着物とに分別する磁気選別
機と、磁石を周設したロータにドラムを介してフィーダ
ーベルトを掛け渡してなり、前記磁気選別機から非磁着
物を受け入れて前記フィーダーベルトを回転させること
により、磁石による吸引力とフィーダーベルトによる運
動慣性力を作用させて磁着物と非磁着物とに分別する磁
気・慣性選別機と、該磁気・慣性選別機からの非磁着物
を受け入れて、篩下分と篩上分とに分別する篩別機とか
らなり、前記磁気選別機からの磁着物と前記磁気・慣性
選別機からの磁着物と前記篩別機からの篩下分とからな
る金属類を含む基板部の回収を行うことを特徴とする通
信機器の分別回収装置であり、第7に、前記磁気選別機
が、常磁力磁気選別機と高磁力磁気選別機とからなるこ
とを特徴とする前記第6に記載の廃携帯通信機器の分別
回収装置を、第8に、前記磁気・慣性選別機が渦電流選
別機である前記第6または第7に記載の通信機器の分別
回収装置を、そして、第9に、金、銀、パラジウムをそ
れぞれ100重量ppm以上含有し、かつ、銅を10重
量%以上含有することを特徴とする通信機器からの回収
基板部を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の処理方法を、廃携帯電話
機を対象とした図1のフロー図を参照して説明する。前
記したように、廃携帯電話機本体は、プラスチック・ガ
ラス類を主体とするケース部と金属類を多く含む基板部
とからなる。ケース部と基板部の解体分離のため元鉱と
して多数の廃携帯電話機を一括的に衝撃型破砕機、例え
ばボールミルに投入する。
【0009】このボールミルによる破砕は、あくまでも
廃携帯電話機を解体してケース部と基板部とに分離し、
基板部を物理的に回収し易くすることに目的があり、せ
ん断型破砕機または圧縮型粉砕機のように、細粒化する
ことを目的とするものではない。ここでシュレッダやせ
ん断タイプの堅型粉砕機を用いると、粉砕物が必要以上
に細かくなり過ぎ、後記する実施例とその比較例で示す
とおり有価金属の回収率が下がる。したがって、圧壊力
が比較的弱く、また調整し易いボールミル等を使用して
その解体分離を行う。このボールミル等の衝撃型破砕機
による粗めの解体で、廃携帯電話機の基板は殆どそのま
まの形状を保つか、一部が破損した程度の状態でケース
部と分離される。シュレッダやせん断タイプの堅型粉砕
機は、押圧力作用でプラスチック類を圧潰し易く、ま
た、せん断作用による破砕度が進行し易いので不利であ
る。
【0010】ボールミルの運転条件設定は、主としてボ
ールミルの回転数と破砕時間によって行う。廃携帯電話
機および鉄球の挿入割り合いにより異なるが、30分程
度の短時間で、できるだけ高速の回転(上限)で行うこ
とが次工程の磁力選別工程との関連から、有価金属の回
収が効率的で好ましい。
【0011】前記ボールミルによって得られる分離解体
物中の基板部には磁石、その他鉄系金属が含まれてお
り、本発明の方法および装置においては主としてこの鉄
系金属を利用して基板部の回収を行う。すなわち、常磁
力磁気選別機と高磁力磁気選別機および磁気・慣性選別
機により回収する。ただし、磁気・慣性選別機は磁石を
周設したロータにドラムを介してフィーダーベルトを掛
け渡した構造であればよく、例えば渦電流選別機をロー
タを停止させた状態で用いてもよい。すなわち、ボール
ミルによる分離解体物はそのまま、1300ガウス程度
の常磁力磁気選別機にかけ、強磁性の鉄系金属分の磁着
により基板部を回収する。この磁着物にはプラスチック
・ガラス類の一部も混合しているがそのまま精鉱として
回収する。
【0012】この常磁力磁気選別機の尾鉱としての非磁
着物には、大部分の金属類が含まれる基板部がプラスチ
ック・ガラス類と共に含まれており、さらに7000ガ
ウス程度の高磁力磁機選別機に供給する。この高磁力磁
気選別機で得られた磁着物は非鉄金属をも含む基板部で
プラスチック・ガラス類の一部を含むが精鉱として回収
する。常磁力磁気選別機と高磁力磁気選別機とのみの磁
気選別では、基板部の回収は十分ではなく、高磁力磁気
選別機の尾鉱分の非磁着物には、磁気選別機の機能や被
選別物の形状や粒度に起因して物理的に跳ね返ったもの
等、なおも磁性を持つ鉄系金属を非鉄金属類と共に含む
基板部が残っており、さらに、磁気・慣性選別機に供給
する。
【0013】この磁気・慣性選別機について、ここでは
渦電流選別機を利用した方法で説明する。渦電流選別機
においては、図2に示したように、外周に極性が交互に
変化するように複数の磁石1a,1bを配置したロータ
1と駆動ローラ2とを一対に配置し、ロータ1の外周に
はドラム3を褶動自在に周接させて、駆動ローラ2との
間に、エンドレスにフィードベルト4を掛け渡してあ
る。そして、通常用途では、ロータ1をドラム3と同方
向あるいは反対方向に回転させ、フィードベルト4で運
ばれてきた被選別物a中の導電性の金属粒体をロータ1
の上部で渦電流による磁気反発力を利用してはね飛ば
し、磁気作用を受けずにそのまま落下する非金属(カー
ボンを除く)の粒体と分別できるようにした装置になっ
ている。
【0014】しかしながら、本発明の分別回収処理で
は、この渦電流選別機を磁気・慣性選別機として機能さ
せ、ロータ1は回転させずにドラム3を介して掛け渡し
たフィードベルト4のみを回転させるようにしている。
すなわち、装置前方に仕切り板5を設け、フィードベル
ト4の速度を最大状態に上げることにより、フィードベ
ルト4上の被選別物aに大きな運動慣性力を付与させ
る。それによって、被選別物a中の金属類を含む基板部
(磁着物)bには運動慣性力と共に弱いながらも磁性を
有する鉄系金属に対するロータ1の磁石の吸引力が働
き、仕切り板5の手前側に落下させる一方、磁性を有し
ないプラスチック・ガラス類からなるケース部(非磁着
物)cには、運動慣性力のみの作用が働き、仕切り板5
の遠方側に飛ばされるので、両者を容易に分別すること
ができる。
【0015】この渦電流選別機からの非磁着物cには細
片状の基板部および金属片が含まれるので、振動スクリ
ーンによる篩別機にかける。振動スクリーンの網目は
4.75mmが適当である。すなわち、渦電流選別機か
らの非磁着物について9.5mmと4.75mmの篩目
のスクリーンを用いてAu、Ag、Pd、Cu、Feと
いう有価金属の分布率を調査したところによれば、4.
75mmの篩下分において最も分布率が良好である。
【0016】この篩別機による篩下分を上記渦電流選別
機を利用した磁気・慣性選別機を含めた磁気選別による
磁着物に加えることにより、上記有価金属の回収率はい
ずれも90%以上となる。各選別工程からの精鉱分は製
錬工程に投入可能なものとなる。また、この篩別機によ
る篩上分は、本発明の分別回収処理における最終尾鉱と
なるが、殆どがプラスチック・ガラス類で占められ、プ
ラスチック材の回収が可能なものとなる。
【0017】
【実施例】図1のフローに従って廃携帯電話機の分別回
収処理を行った、直径0.6mφ×長さ1.0mのボー
ルミルを用い、70mmφの鉄球を200kg(33.
2容量%)を投入した。また、廃携帯電話機を元鉱とし
て10kgを投入して、投入物総容量を39.5容量%
とした。ボールミル回転数をこのボールミルの限界回転
数の53rpmとし、破砕時間を25分とした。
【0018】得られた破砕物を1300ガウスの常磁力
磁気選別機にかけ、強磁性金属を対象とした磁力選別を
行った。その結果、プラスチックとガラスを一部含む基
板部からなる磁着物が精鉱として元鉱の8.3重量%の
量で回収された。
【0019】残りの91.7重量%の非磁着物(尾鉱)
を7000ガウスの高磁力磁気選別機にかけてさらに磁
力選別した。その結果、プラスチック・ガラスを一部含
む基板部からなる磁着物が精鉱として元鉱の14.2重
量%の量で回収された。
【0020】残りの77.5重量%の非磁着物を図2に
示す磁気・慣性選別機である渦電流選別機のフィードベ
ルト4に被選別物aとして供給した。この渦電流選別機
は、ロータ1を回転させずフィードベルト4の速度を9
0m/分とした。なお、基板部(磁着物)bとケース部
(非磁着物)cを分別する仕切り板5はロータ端から前
方100mmの位置とした。フィードベルトに供給され
た金属類を含む基板部bは、含有する鉄系金属によりロ
ータに吸引され、フィードベルト4の進行に伴い、渦電
流選別機のロータ1に近い手前側に落下し、プラスチッ
ク等ケース部cはフィードベルト4の進行に伴う運動慣
性力によってロータ1から仕切り板5の遠方側に投げ出
される状態となった。
【0021】この磁気・慣性選別機すなわち渦電流選別
機による選別により、プラスチック・ガラスを一部含む
基板部からなる磁着物が精鉱として元鉱の45.3重量
%の量で回収された。残りの32.2重量%の非磁着物
(尾鉱)についてもなお微細な金属類がみられたので、
さらに、4.75mm網目の振動スクリーンによる篩別
機にかけた。篩下分として元鉱の7.0重量%の精鉱が
回収された。残りの篩上分として元鉱の25.2重量%
のものが得られたが、この分は尾鉱(廃滓)とした。こ
の尾鉱は殆どがプラスチック・ガラス類であり、この尾
鉱からのプラスチックの回収は可能である。
【0022】以上のように、常磁力磁気選別機による磁
着物と高磁力磁気選別機による磁着物と磁気・慣性選別
機による磁着物と篩別機による篩下分を回収して精鉱と
したが、その回収率は、元鉱の74.8重量%の量にな
った。
【0023】元鉱と各分別工程の産物すなわち磁着物と
篩下分の各精鉱および非磁着物と篩上分の各尾鉱につい
て、有価非鉄金属の品位を分析調査した。その分析結果
および元鉱を100%とした場合の成分分布率を表1〜
表5に示した。また、表6に、有価非鉄金属について、
各工程で得られた精鉱を総合した場合の品位と元鉱を1
00%とした場合の成分分布率を示した。元鉱の品位と
最終尾鉱の品位とその成分分布率をも併記した。
【0024】
【比較例】実施例と同ロットの廃携帯電話機をボールミ
ルの代わりに10mm目篩付き竪型破砕機(せん断タイ
プ)にかけ、10mm径以下にした以外は、実施例と同
様の分別回収を行った。有価非鉄金属の回収結果を表7
に示した。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】
【表6】
【0031】
【表7】
【0032】本発明の分別回収方法において、破砕にボ
ールミルを用いることで、せん断タイプの堅型粉砕機と
比較し、被処理材を必要以上に細粒化することなく、有
価金属を物理的にかつ効率的に分別できる。また、常磁
力磁選機および高磁力磁選機のみでは基板部が十分に回
収されないが、この磁選工程を経由した尾鉱を対象とし
た磁気・慣性選別機では、45%以上回収され、含まれ
る有価非鉄金属の成分分布率からわかるように、元鉱の
過半数を超える量の有価非鉄金属が回収されている。こ
れに、篩別機による回収精鉱を合わせると元鉱中の有価
非鉄金属はその90%以上が濃縮されて回収されたこと
になる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、廃携帯通信機器をボール
ミル、磁気選別機、磁気・慣性選別機、篩別機(振動ス
クリーン)で分別回収する本発明によれば、効率よく金
属類を含む基板部とプラスチック・ガラス類を含むケー
ス部とに分別することができるという効果を奏する。本
発明によれば、基本的にプラスチック・ガラス部を粉砕
する必要がないので、エネルギー使用の低減につながる
という効果が得られる。また、複雑な回収工程を必要と
せず磁選機のみで有価非鉄金属を十分に回収できるとい
う効果が得られる。本発明によれば、焼却工程がないの
で、プラスチックの有効利用の可能性が開け、また、焼
却に伴うコストおよび金属や化合物の揮発、飛散を考え
る必要がないという効果が得られる。本発明によれば、
磁気・慣性選別機の利用、例えば渦電流選別の条件設定
により被処理物への対応範囲が比較的大きいという効果
が期待できる。さらに。磁気選別工程において、常磁力
磁気選別機と高磁力磁気選別機との2段階で磁気選別を
行うことにより、さらに効率的に分別回収ができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による本発明の方法のフロー図である。
【図2】本発明で使用される磁気・慣性選別機(渦電流
選別機)の略側面図である。
【符号の説明】
1 ロータ 1a 磁石 1b 磁石 2 駆動ローラ 3 ドラム 4 フィードベルト 5 仕切り板 a 被選別物 b 基板部 c ケース部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機器を衝撃型破砕機に投入して金属
    類を多く含む基板部とプラスチック・ガラス類を主体と
    するケース部との分離解体物を得る解体工程と、 該解体工程からの分離解体物を磁気・慣性選別機に供給
    し、該磁気・慣性選別機における磁石の吸引力が作用す
    る磁着物と運動慣性力を付与された非磁着物とを落下位
    置により分別する磁気・慣性選別工程とからなり、 前記磁気・慣性選別工程からの磁着物を金属類を含む基
    板部として回収することを特徴とする通信機器の分別回
    収方法。
  2. 【請求項2】 通信機器を衝撃型破砕機に投入して金属
    類を多く含む基板部とプラスチック・ガラス類を主体と
    するケース部との分離解体物を得る解体工程と、 該解体工程からの分離解体物を磁気選別機に供給して磁
    着物と非磁着物とに分別する磁気選別工程と、 該磁気選別工程からの非磁着物を磁気・慣性選別機に供
    給し、該磁気・慣性選別機における磁石の吸引力が作用
    する磁着物と運動慣性力を付与された非磁着物とを落下
    位置により分別する磁気・慣性選別工程と、 該磁気・慣性選別工程からの非磁着物を篩別機に供給し
    て篩下分と篩上分とに分別する篩別工程とからなり、 前記磁気選別工程からの磁着物と前記磁気・慣性選別工
    程からの磁着物と前記篩別工程からの篩下分を金属類を
    含む基板部として回収することを特徴とする通信機器の
    分別回収方法。
  3. 【請求項3】 前記衝撃型破砕機がボールミルであるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の通信機器の分
    別回収方法。
  4. 【請求項4】 前記磁気・慣性選別機が、渦電流選別機
    における磁石を周設したロータの停止状態でフィーダー
    ベルトを回転させることによりなる選別機であることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通信機器の
    分別回収装置。
  5. 【請求項5】 前記磁気選別工程が、常磁力磁気選別機
    と高磁力磁気選別機との連係による選別工程からなるこ
    とを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の通信機
    器の分別回収方法。
  6. 【請求項6】 通信機器を受け入れて金属類を多く含む
    基板部とプラスチック・ガラス類を主体とするケース部
    とに解体分離するボールミルと、 該ボールミルから分離解体物を受け入れて磁着物と非磁
    着物とに分別する磁気選別機と、 磁石を周設したロータにドラムを介してフィーダーベル
    トを掛け渡してなり、前記磁気選別機から非磁着物を受
    け入れて前記フィーダーベルトを回転させることにより
    磁石による吸引力とフィーダーベルトによる運動慣性力
    を作用させて磁着物と非磁着物とに分別する磁気・慣性
    選別機と、 該磁気・慣性選別機からの非磁着物を受け入れて、篩下
    分と篩上分とに分別する篩別機とからなり、 前記磁気選別機からの磁着物と前記磁気・慣性選別機か
    らの磁着物と前記篩別機からの篩下分とからなる金属類
    を含む基板部の回収を行うことを特徴とする通信機器の
    分別回収装置。
  7. 【請求項7】 前記磁気選別機が、常磁力磁気選別機と
    高磁力磁気選別機とからなることを特徴とする請求項6
    記載の通信機器の分別回収装置。
  8. 【請求項8】 前記磁気・慣性選別機が渦電流選別機で
    あることを特徴とする請求項6または7に記載の通信機
    器の分別回収装置。
  9. 【請求項9】 金、銀、パラジウムをそれぞれ100重
    量ppm以上含有し、かつ、銅を10重量%以上含有す
    ることを特徴とする通信機器からの回収基板部。
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