JP2001179195A - 電磁波を用いた洗浄方法及び洗浄装置 - Google Patents

電磁波を用いた洗浄方法及び洗浄装置

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JP2001179195A
JP2001179195A JP37285199A JP37285199A JP2001179195A JP 2001179195 A JP2001179195 A JP 2001179195A JP 37285199 A JP37285199 A JP 37285199A JP 37285199 A JP37285199 A JP 37285199A JP 2001179195 A JP2001179195 A JP 2001179195A
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electromagnetic wave
ultrasonic
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microwave
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Yoshiki Hashimoto
芳樹 橋本
Kazuyuki Matsutame
和幸 松為
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Kaijo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波振動子の確認、交換作業などのメンテ
ナンスが不要で洗浄効果の低下がなく、安定した洗浄を
行うことが可能な装置及び方法を提供すること。 【解決手段】 洗浄槽2内の洗浄液1に対して電磁波
(マイクロ波)を照射して被洗浄物3の洗浄を行う。ま
た、洗浄液1に対して電磁波を照射して電磁波による洗
浄と、洗浄槽2に超音波振動を印加して超音波による洗
浄とを併用して被洗浄物3の洗浄を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被洗浄物である半
導体ウエハ基板やLCD用ガラス基板などの電子デバイ
ス用基板を電磁波によって洗浄する洗浄方法及び洗浄装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被洗浄物となる半導体ウエハ基板
やLCD用ガラス基板などの電子デバイス用基板の洗浄
には、超音波を用いた超音波洗浄が一般に使用されてい
る。超音波洗浄は、超音波振動によって洗浄液に発生す
るキャビテーション作用、加速度作用等を利用して、半
導体ウエハ基板等の表面に付着した粒子、有機物、不純
物などの汚れを除去するものである。半導体ウエハ基板
やLCD用ガラス基板の洗浄では、除去すべき汚れの粒
径が0.1から0.2μmの超微粒子が対象となる。こ
の超微粒子を半導体ウエハ基板の表面から除去するため
に、高周波(1MHz前後の周波数)の超音波振動によ
って洗浄液に発生する加速度作用を利用している。
【0003】高周波の超音波振動による洗浄液の加速度
作用は、超音波振動により洗浄液の水分子が振動し、こ
の振動により水分子に巨大な加速度を発生させて水分子
の加速度による被洗浄物の表面の汚れをはく離するもの
である。また、高周波の超音波振動は、波長が短く、低
周波(28KHzから50KHz程度の周波数)の超音
波振動に見られる定在波による洗浄のむらがないため、
高精密洗浄に適している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波洗浄は、
洗浄液を貯留する洗浄槽の底部下面側に超音波振動子を
取り付け、超音波発振器により前記超音波振動子を駆動
して洗浄を行う。また、洗浄液は一般に温度が高いほ
ど、良好な洗浄効果が得られるため、洗浄槽の液温は常
温より高い温度で使用する。
【0005】しかしながら、超音波振動子は、洗浄槽の
底部下面側に取り付けられているため、故障、メンテナ
ンス時の超音波振動子の交換、確認作業が容易に行えな
いなどの課題を有している。また、洗浄液が沸点に近づ
くにつれ多数の気泡が発生し、気泡により超音波が減衰
して、洗浄効果が悪くなることがある。また、半導体ウ
エハ基板等の洗浄工程では、高い洗浄処理能力(洗浄装
置が単位時間に洗浄処理する能力)が求められている。
【0006】そこで、本発明は、従来の洗浄方法及び洗
浄装置の課題に鑑みてなされたものであって、洗浄液を
貯留する洗浄槽に被洗浄物を浸漬し、前記洗浄液の上面
より電磁波を照射して被洗浄物を洗浄するので、超音波
振動子の確認、交換作業が不要となり、また、洗浄効果
の低下がなく、安定した洗浄を行うことができる洗浄方
法及び洗浄装置を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、電磁波による洗浄と従来
の超音波による洗浄とを併用して、短時間で洗浄を行う
ことにより、高い洗浄処理能力を有する洗浄方法及び洗
浄装置を提供することを目的とする。
【0008】なお、洗浄液の上面より電磁波を照射して
行う洗浄は、電磁波により洗浄液の水の分子が反転を繰
り返す際に、分子間の衝突、摩擦のエネルギーにより熱
が発生する。この分子間の衝突、摩擦のエネルギーを利
用して、被洗浄物の表面の汚れをはく離して洗浄を行う
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による洗浄方法
は、洗浄液が貯留された洗浄槽内部に被洗浄物が浸漬さ
れて洗浄を行う洗浄方法であって、前記洗浄液に対して
電磁波を照射して洗浄を行うものである。
【0010】また、本発明による洗浄方法は、前記洗浄
液に対して電磁波を照射して洗浄を行い、電磁波を照射
後に前記洗浄槽に超音波振動を印加して洗浄を行うもの
である。
【0011】また、本発明による洗浄方法は、前記洗浄
液に対して電磁波を照射して電磁波による洗浄と、前記
洗浄槽に超音波振動を印加して超音波による洗浄とを同
時に併用して洗浄を行うものである。
【0012】また、本発明による洗浄方法は、前記洗浄
槽に超音波振動を印加して超音波洗浄を行い、超音波に
よる洗浄後に、前記洗浄液に対して電磁波を照射して洗
浄を行うものである。
【0013】本発明による洗浄装置は、洗浄液と、前記
洗浄液を貯留する洗浄槽と、電磁波を発生する電磁波発
生装置とを有する洗浄装置であって、前記電磁波発生装
置からの電磁波を洗浄液に対して照射して被洗浄物の洗
浄を行うものである。
【0014】また、本発明による洗浄装置の前記電磁波
発生装置は、少なくとも、電磁波を発生する電磁波発生
管と、電磁波発生管の駆動を行う駆動装置と、洗浄装置
の制御を行う制御装置と、制御装置に接続された操作パ
ネルと、制御装置から出力される警報信号により作動す
る警報装置とを有するものである。
【0015】また、本発明による洗浄装置の前記洗浄装
置は、超音波振動子及び超音波発振器からなる超音波発
生装置を有するものである。
【0016】また、本発明による洗浄装置の前記電磁波
の周波数は、1MHZから30GHZまでの周波数帯の
特定周波数であることを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明によ
る電磁波を用いて洗浄する洗浄方法及び洗浄装置の実施
の形態について説明する。図1(a)は閉じた状態の電
磁波を用いた洗浄装置の、一部断面を含む構成図、
(b)は開いた状態の電磁波を用いた洗浄装置の、一部
断面を含む構成図である。
【0018】図1(a)に示すように、洗浄装置は、洗
浄液1と、洗浄液1を貯留する洗浄槽2と、洗浄槽2の
外槽に取り付けられ洗浄液1の温度を監視する温度セン
サ15と、洗浄槽2内部に浸漬された被洗浄物3と、電
磁波発生装置6等から構成されている。
【0019】この洗浄装置は、純水等からなる洗浄液1
をステンレス等の金属板からなる洗浄槽2に貯留して被
洗浄物3である半導体ウエハ基板やLCD用ガラス基板
等を洗浄槽2に浸漬して、洗浄液1の上面から電磁波発
生装置6により発生する電磁波を洗浄液1に対して照射
するものである。
【0020】なお、本実施の形態では電磁波を洗浄液1
に対して上面から照射するものであるが、例えば側面か
らのように上面からの照射に限るものではなく、電磁波
が伝播されるものであれば種々の方法が採用できること
は勿論である。
【0021】前記洗浄槽2は、前記電磁波発生装置6か
ら発生する電磁波を反射して、洗浄液1及び被洗浄物3
に対して電磁波を伝搬する働きを行う。
【0022】前記電磁波発生装置6は、電磁波を発生す
る電磁波発生管7と、電磁波発生管7の駆動を行う駆動
装置8と、洗浄装置の制御を行う制御装置10と、制御
装置10に接続された操作パネル11と、制御装置10
から出力される警報信号により作動する警報装置12等
からなり、図1(a)に示すように、金属からなる筐体
13内に収納され、電磁波を洗浄液1の上面より照射す
るために箱状の洗浄槽2の上面開口部を被覆するように
配設されている。なお、洗浄槽2は一般的な箱状のもの
を使用しているので詳細は省略しており、従って、上面
開口部を被覆する筐体13も前記洗浄槽2の形態に合わ
せたものとなっているので詳細な説明は省略する。
【0023】前記筐体13は、前記洗浄槽2の上面の一
辺にヒンジ16を介して回動自在に支持されており、前
記筐体13に取り付けられた取っ手(図示せず)を持ち
上げることにより図1(b)のSの矢印で示すように、
開閉動作を行う。また、前記筐体13が閉じているとき
には、電磁波発生装置6から発生する電磁波が洗浄装置
より外部に漏れないように、前記筐体13は、前記洗浄
槽2の上面に密着するように洗浄槽2に取り付けられて
いるロック機構17により固定される。
【0024】前記ロック機構17は、センサとしてのマ
イクロスイッチ18(図1には図示せず、図2に示して
いる)が取り付けられており、前記制御装置10は、前
記マイクロスイッチ18からの信号により電磁波発生装
置6のロック状態が確認できるようになっている。
【0025】前記洗浄槽2の洗浄液1に対して上面より
照射する電磁波の周波数は、ISM周波数のうち電子レ
ンジ等に割り当てられている加熱用周波数である2.4
5GHz±50MHzのマイクロ波を使用している。
【0026】前記マイクロ波は、電磁波発生装置6内の
電磁波発生管7であるマグネトロンにより放射される。
前記マグネトロンは、食品の加熱調理用としての電子レ
ンジ、食品や木材等の乾燥、加工を行う工業用マイクロ
波加熱装置に使用されているものである。
【0027】以下には、電磁波発生装置6のマイクロ波
を発生する電磁波発生管7のマグネトロンを駆動する駆
動装置8の作用について、図2に示すブロック図を参照
して説明する。
【0028】図2に示すように、電磁波発生管7である
マグネトロン7を駆動する駆動装置8は、整流回路8
a、スイッチング回路8c、スイッチング制御回路8
d、昇圧トランス8f、ヒータ用電源8j、倍電圧整流
回路8g、検出回路8h、フィルター8k等で構成され
ている。
【0029】図2に示すように、整流回路8aは、入力
された交流電源を全波整流して平滑コンデンサ8bで直
流電圧に変換するものである。
【0030】前記スイッチング回路8cは、パワートラ
ンジスタ、MOSFETなどのスイッチング素子からな
り、スイッチング制御回路8dの出力信号を受けて前記
整流回路8aからの直流電圧を昇圧トランス8fの一次
側の入力端子に対して“オン(供給)”又は“オフ(遮
断)”のスイッチングを行う。
【0031】前記スイッチング制御回路8dは、タイマ
ー及びパルス発振器を内蔵しており、タイマーの起動及
び計数時間の制御を行うが、パルス発振器の発振周波数
の設定は、制御装置10で行う。この制御装置10から
の信号により前記パルス発振器の発振開始及び発振停止
の動作を行う。
【0032】また、制御装置10は、検出回路8hから
のフィードバック信号により発振周波数のデューテイ比
(パルス信号の1周期での“ON”期間と“OFF”期
間との比率)を変化させて、電磁波発生管7であるマグ
ネトロンの出力が規定値に達するように制御して前記ス
イッチング制御回路8dのパルス発振器からの信号がス
イッチング回路8cに出力される。
【0033】一方、昇圧トランス8fは、昇圧トランス
8fの1次側の入力端子に供給された電圧を昇圧して昇
圧トランス8fの2次側の出力端子に高電圧を出力す
る。倍電圧整流回路8gは、コンデンサ及びダイオード
でなり、昇圧トランス8fの2次側の出力端子より出力
される前記スイッチング回路8cの“オフ(遮断)”に
発生する逆方向高電圧(逆起電力)をコンデンサに蓄積
し、前記倍電圧整流回路8gのコンデンサに蓄積された
電圧と、前記スイッチング回路8cの“オン(供給)”
での前記昇圧トランス8fの2次側の出力端子に発生す
る電圧とを加算して電磁波発生管7であるマグネトロン
に高電圧を印加するものである。
【0034】前記ヒータ用電源8jは、電磁波発生管7
であるマグネトロンの陰極に電子放出のための加熱用電
圧を供給するものであり、トランスなどで構成されてい
る。
【0035】前記検出回路8hは、前記交流電源の変動
等による前記電磁波発生管7であるマグネトロンの電流
の変化を検出し、検出した信号を前記スイッチング制御
回路8dに出力して電磁波発生管7であるマグネトロン
のマイクロ波の出力を規定値に保つためのフードバック
信号を発生するものである。
【0036】また、フィルター8kは、昇圧トランス8
fのスイッチングなどで発生するノイズが交流電源に伝
搬しないようにノイズを遮断するためのものである。
【0037】図1及び図2に示すように、電磁波発生装
置6の制御装置10は、マイクロコンピュータからな
り、マイクロ波の発振開始、発振停止の制御及び前記ス
イッチング制御回路8dの発振器への周波数の設定等を
行うものである。また、前記制御装置10は、操作スイ
ッチとデータ入力用スイッチからなる操作パネル11か
らの信号、温度センサ15等のセンサからの信号を処理
して洗浄装置全体の制御を行う。また、前記制御装置1
0には洗浄装置の制御用プログラムが内蔵されており、
制御用プログラムに基づき洗浄装置の制御を行う。
【0038】以下に電磁波(マイクロ波)を用いた洗浄
装置の動作をフローチャートを参照して説明する。な
お、本発明による洗浄装置の動作は、制御装置10の制
御用プログラムの処理に沿って説明する。
【0039】図3に示すように、洗浄液1が貯留されて
いる洗浄槽2内に図示せぬ搬送手段により搬送される被
洗浄物3である半導体ウエハ基板が浸漬される(ステッ
プS1)。
【0040】次に、電磁波発生装置6の筐体13を図1
(b)に示す状態から図1(a)に示す状態になるよう
に、洗浄槽2の上面に密着させて固定する(ステップS
2)。このとき、電磁波発生装置6の筐体13を洗浄槽
に取り付けられているロック機構17によりロックす
る。なお、前記筐体13の開閉動作及びロック機構17
の作動は、手動により行う構成となっているが、自動で
行うように構成してもよいことは勿論である。
【0041】制御装置10のマイクロコンピュータは、
操作パネル11のデータ入力用スイッチからのデータの
入力の有無をチェックし(ステップS3)、操作パネル
11よりデータの入力があったときには、マイクロ波に
よる洗浄時間、洗浄力の各データをマイクロコンピュー
タの記憶装置に記憶する(ステップS4)。その後、制
御装置10のマイクロコンピュータは、操作パネル11
の洗浄開始スイッチが押されたかをチェックし(ステッ
プS5)、洗浄開始スイッチが押されていないときには
ステップS3に戻る。
【0042】洗浄開始スイッチが押されたとき、すなわ
ち“ON”であるときは、制御装置10のマイクロコン
ピュータは、最初に電磁波発生装置6の筐体13が洗浄
槽2のロック機構17により確実にロックされているか
どうかをロック機構17のセンサとしてのマイクロスイ
ッチ18からの信号により確認する(ステップS6)。
【0043】電磁波発生装置6の筐体13がロックされ
ていないと判断した場合には、ブザーやランプなどの警
報装置12を作動させ(ステップS7)、外部に告知し
てステップS3に戻る。
【0044】電磁波発生装置6の筐体13が洗浄槽2の
ロック機構17により確実にロックされていると判断し
た場合には、駆動装置8のスイッチング制御回路8dの
タイマーに洗浄時間及びパルス発振器に洗浄力に応じた
周波数を設定する(ステップS8)。そして、駆動装置
8のスイッチング制御回路8dのパルス発振器を起動し
て電磁波発生管7であるマグネトロンに電力を供給して
マグネトロンのマイクロ波を洗浄液1に照射して洗浄を
開始する(ステップS9)。
【0045】洗浄開始後、洗浄槽2に取り付けられた温
度センサ15からの温度異常信号のチェック(ステップ
S10)と、ロック機構17のマイクロスイッチ18の
信号のチェック及び操作パネル11の停止スイッチの監
視を行い(ステップS11)、センサ信号が入力された
とき又は停止スイッチが押されたときには、洗浄を停止
するよう電磁波発生管7であるマグネトロンへの電力の
供給を遮断して、マイクロ波の発振を停止し(ステップ
S13)、ブザーやランプなどの警報装置12を作動さ
せて(ステップS14)外部に告知して洗浄作業の中断
を通知する。
【0046】温度センサ15からの温度異常警報信号及
び停止スイッチの監視後、スイッチング制御回路8dの
タイマーが所定の洗浄時間に達したかをチェックし(ス
テップS12)、タイマーが所定の洗浄時間に達してい
ない場合は、ステップS10に戻り一連の動作を繰り返
す。
【0047】タイマーが所定の洗浄時間に達した場合に
は、電磁波発生管7であるマグネトロンへの電力の供給
を遮断してマイクロ波の発振を停止して洗浄を終了(ス
テップS15)し、警報装置12を作動させて洗浄作業
の完了の告知を行う(ステップS16)。
【0048】次に、前記電磁波発生装置6を備えた洗浄
装置に超音波振動を発生する超音波振動子20を組み込
んだ洗浄装置について図4を参照して説明する。図4
は、本発明による洗浄装置の、一部断面を含む図、図5
は、図4に示した洗浄装置のブロック図である。なお、
図1(a)及び(b)に示すものと同一の機能及び構成
を有するものについては同一の符号を付しており、詳細
な説明は省略し、相違するものについて主に説明する。
【0049】図4に示すように、本発明による洗浄装置
は、図1に示した洗浄装置の洗浄槽2の底部下面側に超
音波振動子20を取り付け、前記超音波振動子20には
超音波発振器21が接続されている。
【0050】超音波振動子20は、PZT素子等からな
り、超音波発振器21から所定の駆動周波数の電圧が印
加されて超音波振動が発生する。超音波発振器21は、
例えば、950KHzの周波数により前記超音波振動子
20を駆動するように構成されているが、最適な周波数
を適宜使用することができる。なお、前記超音波振動子
20及び前記超音波発振器21を超音波発生装置と称す
る。
【0051】図5に示すように、超音波発振器21は、
電磁波発生装置6の制御装置10と接続されており、超
音波発振器21の発振開始及び発振停止並びに洗浄時間
及び超音波パワーは、電磁波発生装置6の制御装置10
により制御するようになっている。
【0052】以下、電磁波発生装置6と超音波発生装置
とにより、電磁波(マイクロ波)による洗浄と超音波振
動による洗浄とを併用した洗浄装置の動作を図6乃至図
8に示すフローチャートを参照して説明する。なお、本
発明による洗浄装置の動作は、制御装置10の制御用プ
ログラムの処理に沿って説明する。
【0053】図6に示すように、最初に、洗浄液1が貯
留されている洗浄槽2内に被洗浄物3である半導体ウエ
ハ基板等が浸漬される(ステップS20)。
【0054】次に、電磁波発生装置6の筐体13を洗浄
槽2の上面に密着するように固定する(ステップS2
1)。このとき、電磁波発生装置6の筐体13を洗浄槽
2に取り付けられているロック機構17により確実にロ
ックする。
【0055】制御装置10のマイクロコンピュータは、
操作パネル11のデータ入力用スイッチからのデータの
入力の有無をチェックし(ステップS22)、操作パネ
ル11からデータの入力があった場合には、マイクロ波
による洗浄開始時間、洗浄時間、洗浄力の各データをマ
イクロコンピュータの記憶装置に記憶する(ステップS
23)。そして、超音波による洗浄開始時間、洗浄時
間、洗浄力の各データをマイクロコンピュータの記憶装
置に記憶させる(ステップS24)。
【0056】次に、制御装置10のマイクロコンピュー
タは、操作パネル11の洗浄開始スイッチが押されたか
をチェックし(ステップS25)、洗浄開始スイッチが
押されていない場合にはステップS22に戻る。
【0057】操作パネル11の洗浄開始スイッチが押さ
れた場合には、制御装置10のマイクロコンピュータ
は、最初に電磁波発生装置6の筐体13が洗浄槽2のロ
ック機構17に確実にロックされているかどうかをロッ
ク機構17のセンサとしてのマイクロスイッチ18から
の信号により確認する(ステップS26)。
【0058】制御装置10が電磁波発生装置6の筐体1
3が洗浄槽2のロック機構17にロックされていないと
判断した場合には、ブザーやランプなどからなる警報装
置12を作動させ(ステップS27)、外部に告知した
後ステップS22に戻る。
【0059】電磁波発生装置6の筐体13が洗浄槽2の
ロック機構17にロックされていると判断した場合に
は、制御装置10のマイクロコンピュータは、マイクロ
コンピュータに内蔵しているタイマーの動作をスタート
させる。そして、記憶装置に格納されているマイクロ波
による洗浄時間及び洗浄力のデータを読み出し、電磁波
発生装置6における駆動装置8内のスイッチング制御回
路8dに洗浄時間及び洗浄力に応じた発振周波数のデー
タを設定する(ステップS28)。次に、マイクロコン
ピュータの記憶装置に格納されている超音波による洗浄
時間及び洗浄力のデータを読み出し、超音波発振器21
に洗浄時間及び洗浄力に応じた超音波パワー値のデータ
を設定する(ステップS29)。
【0060】電磁波発生装置6の駆動装置8内のスイッ
チング制御回路8d及び超音波発振器21に各データを
設定後、電磁波発生装置6によるマイクロ波洗浄の動作
が既に開始されているかをチェックする(ステップS3
0)。このチェックは、記憶装置内のマイクロ波発振開
始済みフラグとしてのF1番地のデータが“1”である
かを確認するものである。なお、ステップS33でマイ
クロ波洗浄動作を開始した直後に、ソフトウェア制御用
のマイクロ波発振開始済みフラグとして記憶装置内のF
1番地にデータ“1”が設定される。記憶装置内のF1
番地のデータが“1”のとき、すなわち、マイクロ波洗
浄動作が既に開始されている場合には、ステップS34
(図7に図示)に進む。
【0061】また、記憶装置内のF1番地のデータが
“1”でない場合、すなわち、マイクロ波洗浄動作が開
始されていない場合には、記憶装置内のマイクロ波発振
開始時間のデータを呼び出し、この呼び出したマイクロ
波発振開始時間のデータとマイクロコンピュータ内のタ
イマー時間との比較を行い(ステップS31)、マイク
ロ波発振開始時間のデータがマイクロコンピュータ内の
タイマー時間以内のときには、ステップS34に進む。
【0062】また、マイクロ波発振開始時間のデータが
マイクロコンピュータ内のタイマー時間以上のときに
は、マイクロ波の発振を開始するよう駆動装置8内のス
イッチング制御回路8dに信号を出力する(ステップS
32)。そして、マイクロ波洗浄の動作を開始した直後
に、ソフトウェア制御用のマイクロ波発振開始済みフラ
グとして記憶装置内のF1番地にデータ“1”を設定す
る(ステップS33)。
【0063】次に、図7に示すように、超音波洗浄の動
作が既に開始されているかをチェックする(ステップS
34)。このチェックは、記憶装置内の超音波発振開始
済みフラグとしてのF2番地のデータが“1”であるか
を確認するものである。なお、ステップS37で超音波
洗浄の動作を開始した直後に、ソフトウェア制御用の超
音波発振開始済みフラグとして記憶装置内のF2番地に
データ“1”が設定される。
【0064】記憶装置内のF2番地のデータが“1”と
き、すなわち、超音波洗浄動作が既に開始されている場
合には、ステップS38に進む。また、記憶装置内のF
2番地のデータが“1”でない場合、すなわち、超音波
洗浄動作が開始されていない場合には、記憶装置内の超
音波発振開始時間のデータを呼び出し、呼び出した超音
波発振開始時間のデータとマイクロコンピュータ内のタ
イマーの時間との比較を行い(ステップS35)、超音
波発振開始時間のデータがマイクロコンピュータ内のタ
イマー時間以内のときには、ステップS38に進む。
【0065】超音波発振開始時間のデータがマイクロコ
ンピュータ内のタイマー時間以上のときには、超音波の
発振を開始するよう超音波発振器21に信号を出力する
(ステップS36)。そして、超音波洗浄の動作を開始
した直後に、ソフトウェア制御用の超音波発振開始済み
フラグとして記憶装置内のF2番地にデータ“1”を設
定する(ステップS37)。
【0066】次に、洗浄槽に取り付けられた温度センサ
15からの温度異常信号のチェック(ステップS38)
及び電磁波発生装置6のロック機構17のマイクロスイ
ッチ18の信号及び操作パネル11の停止スイッチの監
視を行い(ステップS39)行い、警報信号、ロック解
除信号が入力されたとき又は停止スイッチが押されたと
きには、洗浄を停止するようマイクロ波発振の停止(ス
テップS40)と超音波発振の停止(ステップS41)
を行い、ブザーやランプなどの警報装置12を作動させ
て(ステップS42)、外部に洗浄作業の中断を告知す
る。温度センサ15からの温度異常信号、ロック解除信
号の入力及び停止スイッチの監視後、マイクロ波洗浄の
動作が既に開始されているかを記憶装置内のF1番地の
データによりチェックする(ステップS43)。
【0067】マイクロ波洗浄の動作が開始されていなけ
れば、ステップS48(図8に図示)に進む。
【0068】マイクロ波洗浄の動作が既に開始されてい
る場合には、マイクロ波の発振停止動作が既に行われて
いるかをチェックする(ステップS44)。このチェッ
クは、記憶装置内のマイクロ波発振停止済みフラグとし
てのF3番地のデータが“1”であるかを確認するもの
である。なお、ステップS47でマイクロ波洗浄動作を
停止した直後に、ソフトウェア制御用のマイクロ波発振
停止済みフラグとして記憶装置内のF3番地にデータ
“1”が設定される。
【0069】記憶装置内のF3番地のデータが“1”の
とき、すなわち、マイクロ波洗浄動作が既に停止してい
るときには、ステップS48に進む。
【0070】また、記憶装置内のF3番地のデータが
“1”でないとき、すなわち、マイクロ波洗浄動作が停
止していないときには、記憶装置内のマイクロ波洗浄時
間のデータを呼び出し、呼び出したマイクロ波洗浄時間
のデータと洗浄開始時間のデータとの加算を行い、デー
タの加算結果とマイクロコンピュータ内のタイマーの時
間との比較を行い(ステップS45)、データの加算結
果がマイクロコンピュータ内のタイマー時間以上の場合
には、マイクロ波の発振を停止するようするよう駆動装
置8内のスイッチング制御回路8dに信号を出力する
(ステップS46)。そして、マイクロ波洗浄の停止動
作の直後に、ソフトウェア制御用のマイクロ波発振停止
済みフラグとして記憶装置内のF3番地にデータ“1”
を設定する(ステップS47)。なお、ステップS45
でデータの加算結果がマイクロコンピュータ内のタイマ
ー時間以内の場合には、ステップS48に進む。
【0071】次に、超音波洗浄の動作が既に開始されて
いるかを記憶装置内のF2番地のデータによりチェック
する(ステップS48)。超音波洗浄の動作が開始され
ていなければ、ステップS53に進む。
【0072】超音波洗浄の動作が既に開始されている場
合には、超音波の発振停止動作が既に行われているかを
チェックする(ステップS49)。このチェックは、記
憶装置内の超音波発振停止済みフラグとしてのF4番地
のデータが“1”であるかを確認するものである。な
お、ステップS52で超音波洗浄動作を停止した直後
に、ソフトウェア制御用の超音波発振停止済みフラグと
して記憶装置内のF4番地にデータ“1”が設定され
る。記憶装置内のF4番地のデータが“1”のとき、す
なわち、超音波洗浄動作が既に停止している場合には、
ステップS53に進む。
【0073】また、記憶装置内のF4番地のデータが
“1”でない場合、すなわち、超音波洗浄動作が停止し
ていない場合には、記憶装置内の超音波洗浄時間のデー
タを呼び出し、呼び出した超音波洗浄時間のデータと洗
浄開始時間のデータとの加算を行い、データの加算結果
とマイクロコンピュータ内のタイマーの時間との比較を
行い(ステップS50)、データの加算結果がマイクロ
コンピュータ内のタイマー時間以上の場合には、超音波
の発振を停止するようするよう超音波発振器21に信号
を出力する(ステップS51)。そして、超音波洗浄の
停止動作の直後に、ソフトウェア制御用の超音波発振停
止済みフラグとして記憶装置内のF4番地にデータ
“1”を設定する(ステップS52)。
【0074】なお、ステップS50でデータの加算結果
がマイクロコンピュータ内のタイマー時間以内の場合に
は、ステップS53に進む。そして、マイクロ波発振停
止済みフラグとしての記憶装置内のF3番地のデータ
と、超音波発振停止済みフラグとしての記憶装置内のF
4番地のデータが共に“1”であることを確認する(ス
テップS53)。記憶装置内のF3番地及びF4番地の
データが共に“1”である場合は、洗浄動作が完了して
いるため、警報回路12に洗浄終了信号を出力し、外部
に告知する(ステップS54)。また、記憶装置内のF
3番地又はF4番地のデータが“1”でない場合は、洗
浄動作が完了していないのでステップS30に戻り、動
作を繰り返す。
【0075】以上のように、図6乃至図8に示した電磁
波発生装置と超音波発生装置を有する洗浄装置の動作フ
ローチャートで、マイクロ波洗浄開始時間とマイクロ波
洗浄時間及び、超音波洗浄開始時間と超音波洗浄時間の
設定により、下記の3種類の洗浄動作が可能となる。
【0076】最初に、洗浄液1の上面より電磁波(マ
イクロ波)を照射して洗浄を行い、電磁波(マイクロ
波)を照射後に、前記洗浄槽2に超音波振動を印加して
洗浄を行う。
【0077】前記洗浄液1の上面より電磁波(マイク
ロ波)の照射による洗浄と、前記洗浄槽2に超音波振動
を印加して超音波による洗浄とを同時に併用して洗浄を
行う。
【0078】前記洗浄槽に超音波振動を印加して超音
波洗浄を行い、超音波による洗浄後に、前記洗浄液の上
面より電磁波(マイクロ波)を照射して洗浄を行う。
【0079】本発明による電磁波(マイクロ波)の照射
による洗浄と超音波洗浄を併用する洗浄方式及び洗浄装
置は、例えば、最初に電磁波(マイクロ波)の照射によ
り、被洗浄物3の粗洗浄を短時間で行い、その後超音波
により精密洗浄を行うことにより、短時間での精密洗浄
が可能となる。
【0080】また、電磁波(マイクロ波)を洗浄液に照
射することにより、洗浄液に熱が発生して洗浄液が温ま
り、洗浄液が温まることにより超音波洗浄での洗浄効果
を増すことができる。
【0081】本発明による洗浄方法及び洗浄装置は、電
磁波であるマイクロ波を洗浄液1に照射することによ
り、洗浄液1の分子が活性化して、分子の極性反転運
動、分子間の衝突エネルギーで洗浄液1に熱が発生し、
分子間の衝突エネルギー及び洗浄液1の熱により半導体
ウェハ基板等に付着したパーティクル(微粒子)を除去
するものである。
【0082】本発明による電磁波(マイクロ波)を用い
た洗浄装置で被洗浄物3である半導体ウェハ基板を洗浄
槽2に入れて、マイクロ波を洗浄液1の上面より30秒
間照射して、パーティクル(微粒子)の除去率を測定し
た。その結果パーティクル(微粒子)の除去率は、約5
0%であった。これにより、電磁波(マイクロ波)を洗
浄液1に照射して洗浄を行う洗浄方式及び洗浄装置の有
効性を確認した。
【0083】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、電
磁波であるマイクロ波を洗浄液に照射することにより、
洗浄液の分子が活性化して、分子の極性反転運動、分子
間の衝突エネルギーで洗浄液に熱が発生し、分子間の衝
突エネルギー及び洗浄液の熱により半導体ウェハ基板等
に付着したパーティクル(微粒子)を除去することがで
きる。
【0084】また、本発明によれば、電磁波による洗浄
と超音波による洗浄とを併用することにより短時間で洗
浄を行うことが可能であるため、高い洗浄処理能力を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は閉じた状態の電磁波を用いた洗浄装置
の、一部断面を含む図、(b)は開いた状態の電磁波を
用いた洗浄装置の、一部断面を含む図である。
【図2】図1(a)及び(b)に示す電磁波発生管を駆
動する駆動装置等の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明による洗浄装置の動作のフローチャート
を示す図である。
【図4】超音波発生装置を組み込んだ洗浄装置の、一部
断面を含む図である。
【図5】図4に示した洗浄装置のブロック図である。
【図6】電磁波発生装置と超音波発生装置を有する洗浄
装置の動作フローチャートを示す図である。
【図7】電磁波発生装置と超音波発生装置を有する洗浄
装置の動作フローチャートを示す図である。
【図8】電磁波発生装置と超音波発生装置を有する洗浄
装置の動作フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 洗浄液 2 洗浄槽 3 被洗浄物 6 電磁波発生装置 7 電磁波発生管(マグネトロン) 8 駆動装置 8a 整流回路 8b 平滑コンデンサ 8c スイッチング回路 8d スイッチング制御回路 8f 昇圧トランス 8g 倍電圧整流回路 8h 検出回路 8j ヒータ用電源 8k フィルター 10 制御装置 11 操作パネル 12 警報装置 13 筐体 15 温度センサ 16 ヒンジ 17 ロック機構 18 マイクロスイッチ 20 超音波振動子 21 超音波発振器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液が貯留された洗浄槽内部に被洗浄
    物が浸漬されて洗浄を行う洗浄方法であって、 前記洗浄液に対して電磁波を照射して洗浄を行うことを
    特徴とする洗浄方法。
  2. 【請求項2】 前記洗浄液に対して電磁波を照射して洗
    浄を行い、電磁波を照射後に前記洗浄槽に超音波振動を
    印加して洗浄を行うことを特徴とする請求項1記載の洗
    浄方法。
  3. 【請求項3】 前記洗浄液に対して電磁波を照射して電
    磁波による洗浄と、前記洗浄槽に超音波振動を印加して
    超音波による洗浄とを同時に併用して洗浄を行うことを
    特徴とする請求項1記載の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 前記洗浄槽に超音波振動を印加して超音
    波洗浄を行い、超音波による洗浄後に、前記洗浄液に対
    して電磁波を照射して洗浄を行うことを特徴とする請求
    項1記載の洗浄方法。
  5. 【請求項5】 洗浄液と、 前記洗浄液を貯留する洗浄槽と、 電磁波を発生する電磁波発生装置とを有する洗浄装置で
    あって、 前記電磁波発生装置からの電磁波を洗浄液に対して照射
    して被洗浄物の洗浄を行うことを特徴とする洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記電磁波発生装置は、少なくとも、電
    磁波を発生する電磁波発生管と、電磁波発生管の駆動を
    行う駆動装置と、洗浄装置の制御を行う制御装置と、制
    御装置に接続された操作パネルと、制御装置から出力さ
    れる警報信号により作動する警報装置とを有することを
    特徴とする請求項5に記載の洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記洗浄装置は、超音波振動子及び超音
    波発振器からなる超音波発生装置を有することを特徴と
    する請求項5又は請求項6に記載の洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記電磁波の周波数は、1MHZから3
    0GHZまでの周波数帯の特定周波数であることを特徴
    とする請求項5乃至請求項7記載の洗浄装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017051930A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 トヨタ自動車株式会社 マイクロ波洗浄方法及びマイクロ波洗浄装置
JP2019508243A (ja) * 2016-03-02 2019-03-28 ネッツハンマー、エリック 小さいパーツのための処理方法およびデバイス
US11257667B2 (en) * 2016-04-06 2022-02-22 Acm Research (Shanghai) Inc. Methods and apparatus for cleaning semiconductor wafers

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