JP2001177322A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP2001177322A
JP2001177322A JP35723799A JP35723799A JP2001177322A JP 2001177322 A JP2001177322 A JP 2001177322A JP 35723799 A JP35723799 A JP 35723799A JP 35723799 A JP35723799 A JP 35723799A JP 2001177322 A JP2001177322 A JP 2001177322A
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snap
mounting portion
antenna
terminal
antenna element
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直志 ▲高▼木
Naoshi Takagi
Masahiro Ohara
正廣 大原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話等の移動体通信用の無線機に使用さ
れるアンテナ装置に関し、質量が小さくて誘起された高
周波電流の損失が少なく、無線機に容易かつ強固に装着
できるものを得ることを目的とする。 【解決手段】 絶縁樹脂製の取付部13Aにアンテナエ
レメント3と電気的に接続された端子10を設け、この
端子10を無線機の所定回路に直接接続させることがで
きる構成にしたため、質量が小さくて誘起された高周波
電流の損失の少ないものにでき、さらに無線機との装着
手段として取付部13Aから外方に突出する金属部を含
むスナップ部9を設けたために、無線機に容易かつ強固
に装着できるものを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として携帯電話
等の移動体通信用の無線機に使用されるアンテナ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等の移動体通信用の無線
機に対する需要が急激に高まり、文字情報等のサービス
が多様化するに伴い、無線機に求められる性能も厳しく
なってきており、それに付随して無線機に搭載されてい
るアンテナ装置も軽量化、高感度対応や、広帯域化等が
要望されている。
【0003】このような従来の無線機に搭載されている
アンテナ装置について、図18を用いて説明する。
【0004】図18は従来のアンテナ装置およびこのア
ンテナ装置の無線機の装着部分を説明する斜視図であ
り、同図において、1はネジ部1Aを有した金属製の取
付金具で、取付金具1の上部には成形樹脂(例えばAB
S等)からなる絶縁樹脂製のコア部2が固着されてい
る。
【0005】このコア部2の外周には、銅線や銅合金線
からなるアンテナエレメント3の螺旋状である巻線部3
Aが配置され、この巻線部3A下方のアンテナエレメン
ト下部3Bが、取付金具1の凹部1Bの外周に固定され
ており、アンテナエレメント3と取付金具1とは電気的
に接続されている。
【0006】そして、このアンテナエレメント3の外周
部分には、コア部2とアンテナエレメント3を外部から
被覆するために絶縁樹脂からなるトップ部4が成形さ
れ、これらの部材でアンテナ装置5を構成している。
【0007】一方、6は無線機であり、その上部に上記
アンテナ装置5を装着するための筒状部を備え、この筒
状部の内部には金属製のナット7が固着されている。
【0008】そして、8は金属製のナット7に電気的に
接続状態に装着されている端子で、その端部は無線機6
内部に配された配線基板(図示せず)上の所定の回路部
に電気的に接続されている。
【0009】上記従来のアンテナ装置5は、無線機6の
筒状部に挿入されて取付金具1のネジ部1Aを無線機6
の筒状部内部に配された金属製のナット7に締め込むこ
とによって機械的かつ電気的に装着されるものであっ
た。
【0010】そして、アンテナエレメント3で誘起され
た高周波電流は、取付金具1、金属製のナット7、端子
8を経て無線機6内部に配置された所定の回路部に流
れ、これにより、無線機6として情報を送受信すること
ができるものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のアンテナ装置5においては、取付金具1を無線機6の
ナット7に締め込むことによって電気的に接続させる構
成であったため、アンテナ装置5の取付金具1および無
線機6のナット7は金属製のものを用いなければなら
ず、アンテナ装置5および無線機6の質量が大きくなっ
てしまうという課題があった。
【0012】また、無線機6に装着された状態におい
て、アンテナ装置5のアンテナエレメント3で誘起され
る高周波電流は、取付金具1、ナット7、端子8を経て
無線機6内部の所定回路に流れる構成となっていたた
め、高周波電流の電気損失を生じ易い部材どうしの接続
部分を経由する回数も多く、その電気損失によって感度
に影響を与えることもあった。
【0013】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、軽量で、誘起された高周波電流の電気損
失が少なく、しかも無線機に容易かつ強固に装着できる
アンテナ装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のアンテナ装置は、無線機に取り付けられる絶
縁樹脂製の取付部と、この取付部上方に配置された導電
体製のアンテナエレメントと、上記取付部から突出した
スナップ部と、上記アンテナエレメントを被覆する絶縁
樹脂製のトップ部とを備え、上記スナップ部を、金属製
の爪もしくは金属が埋め込まれた樹脂製の爪により構成
すると共に、上記アンテナエレメントを上記無線機の回
路部に電気的に接続するための端子を、上記取付部に設
けるものである。
【0015】これにより、アンテナエレメントに電気的
に接続された端子を無線機の所定回路に直接接続させ
て、アンテナエレメントと無線機の所定回路との間を電
気的に接続されることができる構成であるため、取付部
を絶縁樹脂製のものにすることができ、それに加えて上
記構成とすると、高周波電流の電気損失を生じ易い部材
どうしの接続部分も少なくできるので、質量が小さくて
アンテナエレメントに誘起された高周波電流の電気損失
の少ないものにでき、さらに無線機との装着手段として
取付部に金属部を備えたスナップ部を設けたために、無
線機に対して容易かつ強固に装着できるアンテナ装置を
提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、無線機に取り付けられる絶縁樹脂製の取付部と、こ
の取付部上方に配置された導電体製のアンテナエレメン
トと、上記取付部から突出したスナップ部と、上記アン
テナエレメントを被覆する絶縁樹脂製のトップ部とを備
え、上記スナップ部を、金属製の爪もしくは金属が埋め
込まれた樹脂製の爪により構成すると共に、上記アンテ
ナエレメントを上記無線機の回路部に電気的に接続する
端子を、上記取付部に設けたアンテナ装置としたもので
あり、アンテナエレメントに電気的に接続された端子を
無線機の所定回路に直接接続させて、アンテナエレメン
トと無線機の所定回路との間を電気的に接続させること
ができる構成であるため、取付部を絶縁樹脂製のものに
することができると共に、上記構成とすると、高周波電
流の電気損失を生じ易い部材どうしの接続部分も少なく
できるので、質量が小さくてアンテナエレメントに誘起
された高周波電流の電気損失の少ないものにでき、さら
に無線機との装着手段として取付部に設けられたスナッ
プ部で装着方向を容易に確認できると共に、このスナッ
プ部は金属部を含んでいるために折れや曲がり等が生じ
難く強固なものにでき、無線機に対して容易かつ強固に
装着できるアンテナ装置を実現できるという作用を有す
る。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、スナップ部の金属部分と端子とが、一
つの部材で一体形成されたものであり、請求項1記載の
発明による作用に加えて、部品点数を低減できると共
に、スナップ部の金属部分と端子とが一部材で形成され
ているために、両者の位置を高い位置精度で容易に配す
ることができ、無線機への装着性並びに安定した電気的
接続性に優れたものを容易に得ることができるという作
用を有する。
【0018】請求項3に記載の発明は、無線機に取り付
けられる絶縁樹脂製の取付部と、この取付部上方に配置
された導電体製のアンテナエレメントと、上記取付部か
ら突出したスナップ部と、上記アンテナエレメントを被
覆する絶縁樹脂製のトップ部とを備え、上記スナップ部
を、上記取付部の下端位置に一体形成すると共に、上記
アンテナエレメントを上記無線機の回路部に電気的に接
続する端子を、上記取付部に設けたアンテナ装置とした
ものであり、アンテナエレメントに電気的に接続された
端子を無線機の所定回路に直接接続させて、アンテナエ
レメントと無線機の所定回路との間を電気的に接続させ
ることができる構成であるため、取付部を絶縁樹脂製の
ものにできると共に、上記構成とすると、高周波電流の
電気損失を生じ易い部材どうしの接続部分も少なくでき
るので、質量が小さくてアンテナエレメントに誘起され
た高周波電流の電気損失の少ないものにでき、さらに無
線機との装着手段として取付部に設けられたスナップ部
で装着方向を容易に確認できると共に、このスナップ部
は取付部下端に設けられているため、使用機器の装着箇
所への装着時にスナップ部の下方部分で装着方向を容易
に確認・設定することができるアンテナ装置を得られる
という作用を有する。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、アンテナエレメン
トおよび端子が、一つの部材で一体形成されたものであ
り、アンテナエレメントから無線機の所定回路までの接
続部品数を最も少なくできるため、アンテナエレメント
に誘起された高周波電流の電気損失を最小限に抑えるこ
とができ、感度の良好な無線機を容易に得ることができ
るという作用を有する。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、端子とアンテナエ
レメントとが、カシメ、バーリング、溶接、または半田
付で接続されたものであり、別部材で構成された端子お
よびアンテナエレメントを確実に電気的かつ機械的に作
業工数少なく接続できるという作用を有する。
【0021】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一つに記載の発明において、端子の一部が、無
線機の装着部分の形状に即する形状に加工されたもので
あり、さらに無線機への装着性の優れたものにできると
いう作用を有する。
【0022】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
いずれか一つに記載の発明において、スナップ部および
端子のみが、取付部の下方に突出すると共に、それらが
側面視略同一平面上に並んで配置されたものであり、無
線機に対する装着面積を少なくできるため、アンテナ装
置側の装着部分の面積も低減できて無線機側の設計自由
度を広げることができるという作用を有する。
【0023】請求項8に記載の発明は、無線機に取り付
けられる絶縁樹脂製の取付部と、この取付部上方に配置
された導電体製のアンテナエレメントと、上記アンテナ
エレメントと電気的に接続された金属部を有し、上記取
付部から突出したスナップ部と、上記アンテナエレメン
トを被覆する絶縁樹脂製のトップ部とを備え、上記スナ
ップ部の露出した金属部分を無線機の回路部に電気的に
接続するようにしたアンテナ装置としたものであり、ス
ナップ部のアンテナエレメントに電気的に接続された金
属部を無線機の所定回路に直接接続させて、アンテナエ
レメントと無線機の所定回路との間を電気的に接続させ
ることができる構成、すなわちスナップ部の金属部を端
子としても活用できるようにした構成であるため、取付
部を絶縁樹脂製のものにできると共に、部品点数を容易
に低減でき、また上記構成とすると、高周波電流の電気
損失を生じ易い部材どうしの接続部分も少なくできるの
で、質量が小さくてアンテナエレメントに誘起された高
周波電流の電気損失の少ないものにでき、さらに無線機
との装着手段として取付部に設けられたスナップ部で装
着方向を容易に確認できると共に、このスナップ部は金
属部を含んでいるために折れや曲がり等が生じ難く強固
なものにでき、無線機に対して容易かつ強固に装着でき
るアンテナ装置を実現できるという作用を有する。
【0024】請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の
いずれか一つに記載の発明において、スナップ部が、取
付部の一部に固定されて補強されたものであり、スナッ
プ部の折れや曲がりを生じ難くできると共に、無線機へ
の装着強度を容易に向上させることができるという作用
を有する。
【0025】請求項10に記載の発明は、請求項1〜9
のいずれか一つに記載の発明において、スナップ部に無
線機との装着位置決め機能を持たせたものであり、スナ
ップ部自身またはスナップ部の一部に設けた突出部等
で、無線機との接着時の位置決めを図ることにより、無
線機への装着性を容易に向上させることができるという
作用を有する。
【0026】請求項11に記載の発明は、請求項1〜1
0のいずれか一つに記載の発明において、取付部とトッ
プ部もしくは、取付部とトップ部内部でアンテナエレメ
ントを保持するコア部とを一体形成したものであり、部
品点数を低減できると共に、製造工程も簡素化できるた
め、より安価にアンテナ装置を製作できるという作用を
有する。
【0027】請求項12に記載の発明は、請求項1〜1
1のいずれか一つに記載の発明において、スナップ部
が、複数個設けられたものであり、無線機に対して強固
かつ傾倒等を少なく固定できるため、見栄えの優れた無
線機を容易に得ることができるという作用を有する。
【0028】請求項13に記載の発明は、請求項1〜1
2のいずれか一つに記載の発明において、取付部の側面
外周部に、装着部分に対するガタツキ防止用の突起を配
したものであり、この突起によって無線機の装着部分に
密着性高く装着できるものとなるため、無線機の携帯時
および使用時等にアンテナ装置のガタツキ等を容易に防
止できるという作用を有する。
【0029】請求項14に記載の発明は、請求項1〜1
3のいずれか一つに記載の発明において、取付部側面
に、装着部分に対する抜け防止用の凸部を配したもので
あり、無線機に装着された後に、アンテナ装置が容易に
無線機から抜けることを防止できるという作用を有す
る。
【0030】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図17を用いて説明する。
【0031】なお、従来の技術の項で説明した構成と同
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略
する。
【0032】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態によるアンテナ装置の斜視図であり、同図に示
すように、本実施の形態によるアンテナ装置において
は、銅線や銅合金線からなるアンテナエレメント3の螺
旋状である巻線部3Aが、ABS、ナイロン、PBT等
の絶縁樹脂からなるコア部2の外周に配置されており、
巻線部3Aの下方のアンテナエレメント下部3Bには、
爪状に形成されたスナップ部9と端子10とを直列的に
一体形成したスナップ端子部11Aが接続されたものと
なっている。
【0033】なお、このスナップ端子部11Aは、リン
青銅、ベリリウム銅等やそれらの表面に金めっきやニッ
ケルめっき等を施した金属線または金属板等から構成さ
れている。
【0034】また、このアンテナエレメント下部3Bと
スナップ端子部11Aとは、カシメ、バーリング、溶
着、半田付け固定等の方法で機械的かつ電気的に接続さ
れている。
【0035】そして、コア部2の下部には、ABS、ナ
イロン、PBT等の絶縁樹脂からなる内部が空洞の取付
部13Aが固着され、その側壁の下方開口の切欠き部1
3A1から少なくともスナップ部9が外方に突出するよ
うにスナップ端子部11Aが取付部13Aに固定されて
いる。
【0036】また、4は、アンテナエレメント3等を外
部から被覆するために設けられた絶縁樹脂からなるトッ
プ部で、上記取付部13Aの上端部を含んでコア部2と
アンテナエレメント3を覆うように成形されており、こ
れらの部材でアンテナ装置20Aが構成されている。
【0037】上記のごとく構成された本発明によるアン
テナ装置20Aは、取付部13Aの側壁部を無線機(図
示せず)の筒状部等の装着箇所に挿入係合させ、スナッ
プ端子部11Aのスナップ部9を無線機の装着箇所に設
けられた係合段部(図示せず)に引っ掛けて固定すると
共に、取付部13Aから突出したスナップ端子部11A
の端子10を、無線機内部に配された配線基板(図示せ
ず)上の所定の回路部に直接当接させて装着するもので
ある。
【0038】このときに、スナップ端子部11Aのスナ
ップ部9および端子10は、一部材で構成されているた
めに、部品点数を低減できて安価に構成できると共に、
両者の位置を高い位置精度で容易に配することができ、
無線機への装着性並びに電気的接続性が良好なものにで
きる。
【0039】なお、上記のごとくアンテナ装置20Aが
無線機に装着された状態では、スナップ部9は取付部1
3Aの内側方向に少し押し込まれることとなるために、
スナップ部9の下方に直列的に配される端子10は、上
記状態となった場合に、無線機の回路部に対して当接力
が強くなる方向に向けて配することが好ましい。
【0040】このように、本発明によるアンテナ装置2
0Aは、装着される無線機に対して、取付部13Aおよ
びスナップ端子11Aのスナップ部9で機械的接続を図
り、アンテナエレメント3に電気的に接続されたスナッ
プ端子部11Aの端子10により電気的接続が図れるも
のであるため、取付部13Aは絶縁樹脂製のものにで
き、容易に質量を小さくできるものである。
【0041】なお、上記構成とすると、従来の技術によ
る無線機側で必要であった金属製のナットも削除できる
ので、無線機全体の質量も容易に小さくできる。
【0042】また、スナップ部9で抜け止めを図る構成
としているため、その装着工数も少なくでき、無線機を
安価に製作することも可能となる。
【0043】そして、上記のように構成された無線機
は、アンテナエレメント3で誘起された高周波電流を、
スナップ端子部11Aのみを経て無線機内部に配置され
た所定の回路部に流すことができるものとなるため、高
周波電流の電気損失を生じ易い部材どうしの接続部分を
経由する回数も少なくでき、電気損失が少なく感度の良
好なものを得ることができる。
【0044】なお、上記にはスナップ端子部11Aを取
付部13Aの側壁の切欠き部13A1にフリー状態に配
したものを説明したが、図2に示すように、側壁に貫通
孔13B1を設けた取付部13Bに、上記スナップ端子
部11Aのスナップ部9のみを貫通孔13B1から突出
状態に配し、スナップ部9以外の部分を取付部13Bに
固定するようにしても良く、この構成の場合には、スナ
ップ部9および端子10を容易に取付部13Bで補強す
ることができて、それらの折れや曲がり等を生じ難くで
きる共に、それらを確実に位置決め固定することがで
き、無線機への装着強度および電気的接続安定性に優れ
たアンテナ装置20Bを得ることができる。
【0045】また、図3に示すように、スナップ部と端
子とを並列的に一体形成したスナップ端子部11Bを、
アンテナエレメント3の下方のアンテナエレメント下部
3Bに接続し、そのスナップ部9を取付部13Aの側壁
の切欠き部13A1から外方に突出させるように構成し
たアンテナ装置20Cとしても良く、この場合には、ス
ナップ部9と端子10とが独立して移動可能なものにで
きるため、それぞれの弾性力を必要に応じて適宜設定す
ることができる。
【0046】なお、図1〜図3に示したものについて
は、スナップ部と端子を一体形成したスナップ端子部1
1Aおよび11Bをアンテナエレメント3に固定した例
を説明したが、これらの部材の全てを別部材で構成し
て、端子とアンテナエレメントのみを接続する構成とし
ても良い。
【0047】さらに、端子のみをアンテナエレメントに
一体に設けても良く、この場合および、図4の斜視図に
示すアンテナエレメント3とスナップ端子部11Aとが
同一部材で構成されたアンテナエレメントスナップ端子
部15を用いたアンテナ装置20Dの場合は、電気的な
接続部分をさらに少なくできるため、アンテナエレメン
ト3に誘起された高周波電流の電気損失を最小限に抑え
ることができて、より電気特性の優れたものを実現でき
る。
【0048】なお、図4に示した構成のものにおいて
は、アンテナエレメントスナップ端子部15を厚さが
0.1〜0.4mmである薄い銅板等を打ち抜き、その
後アンテナエレメント3、スナップ部9及び端子10を
所定形状に加工形成することにより、それらの幅や形状
等を自由に設定することができる。
【0049】また、上記の図1〜図4に示したものにつ
いては、スナップ端子部11Aおよび11Bのそれぞれ
のスナップ部9の爪を金属部分のみで構成したものを説
明したが、図5(a)〜(e)に示すように、上記金属
部分を補強部14Aとして用い、それに樹脂製の爪14
Bを設けて、スナップ部9Aを構成しても良く、この構
成とすると、金属部分からなる補強部14Aによりスナ
ップ部9Aが折れ難く、しかもその爪14Bの形状も所
望の形状に容易に形成することができる。
【0050】さらに、図6に示す取付部13Cの下方の
半円柱状部に対して、スナップ端子部11Cの一部分が
無線機側の装着部分の側面に即する円弧形状に加工され
たアンテナ装置20Eとすることもでき、この構成とす
ると、無線機の装着部分の側壁にスナップ端子部11C
の円弧形状部分を広い面積で圧接させて装着できるもの
にできるため、無線機への装着性が良好なものとなる。
【0051】なお、この円弧状部分は絶縁樹脂等の別部
材で形成しても良い。
【0052】また、図6においてはスナップ端子部11
Cの一部分を円弧状の形状に形成したものを図示した
が、その形状は無線機側の装着部分に即する形状にする
ことが肝要である。
【0053】なお、上記に説明したいずれにおいても、
トップ部4・コア部2および取付部13A〜13Cを別
部材で構成したものを説明したが、トップ部4もしくは
コア部2を形成すると同時に取付部13A〜13Cを形
成するようにすると、取付部13A〜13Cを単独で形
成する工程を省略することができ、製造工程も簡素化で
きると共に、部品点数を低減できて安価なものを供給す
ることができる。
【0054】また、コア部2を形成せずにアンテナエレ
メント3を配置した後、直接トップ部4を形成してアン
テナエレメント3を被覆することも可能であり、この構
成においても上記と同様の効果が得られる。
【0055】さらに、スナップ部および端子の数として
は、必要に応じて複数個設けても良く、特にスナップ部
を複数個設けたものとすると、無線機に対して強固かつ
傾倒等を少なく固定できるために、見栄えの優れた無線
機を容易に得ることができる。
【0056】(実施の形態2)図7は本発明の第2の実
施の形態によるアンテナ装置の斜視図であり、同図に示
すように、本実施の形態によるアンテナ装置22Aは、
絶縁樹脂からなるコア部2の外周にアンテナエレメント
3の螺旋状である巻線部3Aが配置されていることは実
施の形態1の場合と同様であるが、アンテナエレメント
3の下方のアンテナエレメント下部3Bには、リン青
銅、ベリリウム銅等やそれらの表面に金めっきやニッケ
ルめっき等を施した金属線または金属板等からなる端子
10のみが電気的に接続されたものとなっている。
【0057】そして、コア部2の下部には、ABS、ナ
イロン、PBT等の絶縁樹脂からなる取付部23Aが設
けられ、この取付部23Aで上記端子10が位置決め固
定されると共に、この取付部23Aの下端位置には、爪
状に形成されたスナップ部24Aが一体形成されてい
る。
【0058】そして、アンテナエレメント3の外周部に
は、コア部2とアンテナエレメント3を外部から被覆す
るために絶縁樹脂からなるトップ部4が成形され、これ
らの部材でアンテナ装置22Aが構成されている。
【0059】上記のごとく構成された本実施の形態によ
るアンテナ装置22Aは、図8に示す図7のX−X線に
おける無線機に装着した後の断面図に示すように、取付
部23Aおよびスナップ部24Aの外周形状に即する形
状の無線機(図示せず)の筒状部25Aに、取付部23
Aおよびスナップ部24Aを挿入し、スナップ部24A
をその装着箇所に設けられた係合段部(図示せず)に引
っ掛けて固定すると共に、取付部23A下方に突出した
端子10を、無線機内部に配された配線基板(図示せ
ず)上の所定の回路部に直接当接させて装着するもので
ある。
【0060】なお、このスナップ部24Aは取付部23
Aの下端に設けられているため、図8に示すように、無
線機側の装着部分である筒状部25Aを円形以外の方向
性を有する形状とすると、スナップ部24Aの下端部分
でアンテナ装置22Aの装着方向を容易に確認・設定す
ることができ、スナップ部24Aをいわゆる装着位置決
め機能として活用することも容易にでき、アンテナ装置
22Aの装着性を容易に向上できる。
【0061】また、図9に示すように、スナップ部24
Bおよび取付部23Bに突出部を設け、それに対応する
凹部を有する無線機の筒状部25Bに装着する構成であ
っても、装着位置決め機能を備えたものにでき、特にこ
の場合には、上記スナップ部24Bおよび取付部23B
は絶縁樹脂で一体形成されているために、上記突出部を
容易に所望の形状で形成することができ、その形状等は
無線機側の装着部分の形状等に合わせて適宜設定すれば
良い。
【0062】また、スナップ部24Bおよび取付部23
Bのいずれか一方に突出部を設けても同様の効果が期待
できるし、突出部を一体形成せずに、ピンや突片等の別
の部材を固着するようにしても良い。
【0063】さらに、スナップ部および取付部に凹部を
設け、無線機側の装着部分の内周に、上記凹部に係合す
る突出部を設けるようにしても同様の効果が得られる。
【0064】そして、上記に説明したように、本発明に
よるアンテナ装置22Aは、装着される無線機に対し
て、絶縁樹脂製の取付部23Aおよびそれと一体形成さ
れたスナップ部24Aで機械的接続を図り、かつそのス
ナップ部24A等によって無線機への装着位置決め機能
を容易に付加できるものであると共に、アンテナエレメ
ント3に電気的に接続された端子10により電気的接続
が図れるものであるため、軽量で装着し易いものを得る
ことができる。
【0065】また、実施の形態1によるものと同様に、
スナップ部24Aで抜け止めを図る構成であるため、無
線機側には金属製のナットが不要となり、組立て易くて
軽量な無線機を安価に製作できるものである。
【0066】そして、上記のようにして構成される無線
機では、アンテナエレメント3で誘起された高周波電流
を、端子10のみを経て無線機内部に配置された所定の
回路部に流すことができるものとなるため、高周波電流
の電気損失を生じ易い部材どうしの接続部分を経由する
回数も少なくでき、電気損失が少なく感度の良好なもの
を得ることができる。
【0067】なお、図10(a)および図10(b)に
示すように、端子10の配置位置やスナップ部24Aの
突出方向は任意に設定することができるが、少なくとも
スナップ部24Aで無線機への装着位置決め機能を持た
せる場合には、スナップ部24Aの下端位置を取付部2
3Aの下端もしくはそれより下方に設定することが好ま
しい。
【0068】さらに図10(c)および図10(d)に
示すように、スナップ部24Aを複数個設けても良く、
この場合には無線機に容易に強固に装着できるものとな
る。
【0069】また、図10(e)に示すように、スナッ
プ部24Cを取付部23Cの下端位置よりも下方位置ま
で延設した構成とすると、取付部23Cの下端とスナッ
プ部24Cの爪部の上端面との間で、無線機のケースや
配線基板等の所定部材(図中で破線で示した部分)を挟
持する構成にもでき、さらに強固に所定箇所に装着でき
るものとなる。
【0070】さらに、図11(a)(b)に示すよう
に、取付部23Dの下方位置でスナップ部24Dおよび
端子10のみを側面視同一平面上で並列配置するように
構成すると、無線機に対する装着面積を少なくできるた
め、アンテナ装置側の装着部分の面積も低減化すること
ができ、無線機側の設計自由度を広げることもできると
いう効果も期待できる。
【0071】また、同図に示すように、端子10を中心
としてスナップ部24Dをその両側方に配置すると、ア
ンテナ装置の装着後の中立性に優れ、端子10の電気的
接続安定性を向上できるという効果も得ることができ
る。
【0072】さらに、図12に示すように、取付部23
Eの側面外周部にガタツキ防止用の突起23E1を形成
すると、無線機の装着部分との密着度を容易に向上させ
ることができ、無線機の携帯時および操作時等を含めて
アンテナ装置の装着後のガタツキを容易に低減できる。
【0073】この突起23E1は、取付部23Eと一体
形成する以外に、ゴム材料等の別体の弾性材料を取り付
けるようにしても良い。
【0074】また、図13に示すように、取付部23F
側面の一部に抜け防止用の凸部23F1を形成したもの
とし、無線機に装着する際に、アンテナ装置を回転させ
て上記凸部23F1を無線機内部の所定部分に引っ掛け
るようにすると、無線機からアンテナ装置を抜け難くで
きる。
【0075】(実施の形態3)図14は本発明の第3の
実施の形態によるアンテナ装置の斜視図であり、同図に
示すように、本実施の形態によるアンテナ装置27A
は、図2に示す実施の形態1によるものに対して端子を
なくし、アンテナエレメント3の下方に接続されたリン
青銅、ベリリウム銅等やそれらの表面に金めっきやニッ
ケルめっき等を施した金属線または金属板等からなる爪
状に形成されたスナップ部を端子として共用させるスナ
ップ端子部31を備えたものであり、その構成は殆ど上
記の実施の形態1によるものと同じであるために、詳細
な説明を省略する。
【0076】すなわち、本実施の形態によるアンテナ装
置27Aのスナップ端子部31は、スナップ部の金属部
分に端子の機能を合わせ持たせたものであるため、この
スナップ端子部31を無線機(図示せず)の装着箇所に
設けられた係合段部(図示せず)に引っ掛けて固定でき
ると共に、このスナップ端子部31を無線機内部に配さ
れた配線基板(図示せず)上の所定の回路部に直接当接
させることにより、無線機に対して機械的かつ電気的に
接続できるものである。
【0077】そして、上記のように構成された無線機
は、アンテナエレメント3で誘起された高周波電流を、
スナップ端子部31のみを経て無線機内部に配置された
所定の回路に流すことができるものとなるため、本実施
の形態によるアンテナ装置27Aにおいても実施の形態
1によるものと同様に、質量が小さく誘起された高周波
電流の損失が少なく、しかも無線機に容易に装着できる
ものにでき、無線機の軽量化および低価格化を容易に実
現できるものである。
【0078】また、本実施の形態によるアンテナ装置2
7Aは、端子とスナップ部とが共用化されたスナップ端
子部31のみの位置や寸法の精度を管理するのみで、高
精度に無線機に機械的かつ電気的に接続できるものが得
られ、アンテナ装置27A自身の製造時における管理工
数を簡素化することも可能なものである。
【0079】なお、スナップ端子部31の位置精度を高
くするためには、図15(a)〜図15(d)の断面図
に示すように、スナップ端子部31の爪部分の上下箇所
の一方もしくは両方を取付部13Bに固定するようにし
て補強すると、折れや曲がりを生じ難くできると共に、
無線機への装着強度並びに電気的接続安定性を容易に向
上させることができる。
【0080】また、図16の斜視図に示すように、スナ
ップ端子部31の上下部分を取付部13Bに固定すると
共に、取付部13Bに設けた弾性爪30をスナップ端子
部31の内側に当接状態に位置させた構成としても、ス
ナップ端子部31の弾性反撥力を大きくできる。
【0081】さらに、スナップ端子部31の上下部分が
取付部13Bに固定されていないものであっても、図1
7の断面図に示すように、スナップ端子部31に対して
弾性爪30Aを一体的に形成することにより、スナップ
端子部31の位置精度が高くて大きい弾性反撥力を有す
るものにできる。
【0082】なお、上記の弾性爪は、取付部と一体形成
しても良い。
【0083】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、無線機に
容易に装着できると共に、質量が小さくて誘起された高
周波電流の損失を低減できるアンテナ装置が実現でき、
上記アンテナ装置を装着した無線機においては、軽量で
感度の良好なものを容易に得ることができるという有利
な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるアンテナ装置
の斜視図
【図2】同スナップ端子部を補強した構成のアンテナ装
置の斜視図
【図3】同他の構成のスナップ端子部を備えたアンテナ
装置の斜視図
【図4】同アンテナエレメントとスナップ端子部が一部
材で構成されたアンテナ装置の斜視図
【図5】(a)〜(e)同要部であるスナップ部の部分
断面図
【図6】同スナップ端子部の一部が無線機側の装着部分
に促した形状に加工されたアンテナ装置の斜視図
【図7】本発明の第2の実施の形態によるアンテナ装置
の斜視図
【図8】同アンテナ装置の装着後の無線機との装着状態
を示す断面図
【図9】同他のアンテナ装置の装着後の無線機との装着
状態を示す断面図
【図10】(a)〜(d)同端子の位置およびスナップ
部の角度および配設数を変えたアンテナ装置の斜視図 (e)同取付部の下端よりもスナップ部を下方位置に設
けたアンテナ装置を所定部材に装着した状態を示す斜視
【図11】(a),(b)同取付部の下方に端子および
スナップ部のみを同一平面状に延設配置したアンテナ装
置の斜視図
【図12】同取付部にガタツキ防止用の突起を設けたア
ンテナ装置の斜視図
【図13】同取付部に抜け防止用の凸部を設けたアンテ
ナ装置の斜視図
【図14】本発明の第3の実施の形態によるアンテナ装
置の斜視図
【図15】(a)〜(d)同要部であるスナップ端子部
の固定状態を説明する部分断面図
【図16】同スナップ端子部を弾性爪で補強したアンテ
ナ装置の斜視図
【図17】同要部であるスナップ端子部と弾性爪を一体
形成した状態を説明する部分断面図
【図18】従来のアンテナ装置及び無線機の装着部分を
説明するための斜視図
【符号の説明】
2 コア部 3 アンテナエレメント 3A 巻線部 3B アンテナエレメント下部 4 トップ部 9,9A スナップ部 10 端子 11A〜11C,24A〜24D,31 スナップ端子
部 13A〜13C,23A〜23F 取付部 13A1 切欠き部 13B1 貫通孔 14A 補強部 14B 爪 15 アンテナエレメントスナップ端子部 20A〜20E,22A,27A アンテナ装置 23E1 突起 23F1 凸部 25A,25B 筒状部 30,30A 弾性爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J046 AA03 AA07 AA09 AA19 AB06 AB12 QA02 5J047 AA03 AA07 AA09 AA19 AB06 AB12 BG01 BG07 BG10 FD01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線機に取り付けられる絶縁樹脂製の取
    付部と、この取付部上方に配置された導電体製のアンテ
    ナエレメントと、上記取付部から突出したスナップ部
    と、上記アンテナエレメントを被覆する絶縁樹脂製のト
    ップ部とを備え、上記スナップ部を、金属製の爪もしく
    は金属が埋め込まれた樹脂製の爪により構成すると共
    に、上記アンテナエレメントを上記無線機の回路部に電
    気的に接続する端子を、上記取付部に設けたアンテナ装
    置。
  2. 【請求項2】 スナップ部の金属部分と端子とが、一つ
    の部材で一体形成された請求項1に記載のアンテナ装
    置。
  3. 【請求項3】 無線機に取り付けられる絶縁樹脂製の取
    付部と、この取付部上方に配置された導電体製のアンテ
    ナエレメントと、上記取付部から突出したスナップ部
    と、上記アンテナエレメントを被覆する絶縁樹脂製のト
    ップ部とを備え、上記スナップ部を、上記取付部の下端
    位置に一体形成すると共に、上記アンテナエレメントを
    上記無線機の回路部に電気的に接続する端子を、上記取
    付部に設けたアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 アンテナエレメントおよび端子が、一つ
    の部材で一体形成された請求項1〜3のいずれか一つに
    記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 端子とアンテナエレメントとが、カシ
    メ、バーリング、溶接、または半田付で接続された請求
    項1〜3のいずれか一つに記載のアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 端子の一部が、無線機の装着部分の形状
    に即する形状に加工された請求項1〜5のいずれか一つ
    に記載のアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 スナップ部および端子のみが、取付部の
    下方に突出すると共に、それらが側面視略同一平面上に
    並んで配置された請求項1〜6のいずれか一つに記載の
    アンテナ装置。
  8. 【請求項8】 無線機に取り付けられる絶縁樹脂製の取
    付部と、この取付部上方に配置された導電体製のアンテ
    ナエレメントと、上記アンテナエレメントと電気的に接
    続された金属部を有し、上記取付部から突出したスナッ
    プ部と、上記アンテナエレメントを被覆する絶縁樹脂製
    のトップ部とを備え、上記スナップ部の露出した金属部
    分を無線機の回路部に電気的に接続するようにしたアン
    テナ装置。
  9. 【請求項9】 スナップ部が、取付部の一部に固定され
    て補強された請求項1〜8のいずれか一つに記載のアン
    テナ装置。
  10. 【請求項10】 スナップ部に無線機との装着位置決め
    機能を持たせた請求項1〜9のいずれか一つに記載のア
    ンテナ装置。
  11. 【請求項11】 取付部とトップ部もしくは、取付部と
    トップ部内部でアンテナエレメントを保持するコア部と
    を一体形成した請求項1〜10のいずれか一つに記載の
    アンテナ装置。
  12. 【請求項12】 スナップ部が、複数個設けられた請求
    項1〜11のいずれか一つに記載のアンテナ装置。
  13. 【請求項13】 取付部の側面外周部に、装着部分に対
    するガタツキ防止用の突起を配した請求項1〜12のい
    ずれか一つに記載のアンテナ装置。
  14. 【請求項14】 取付部側面に、装着部分に対する抜け
    防止用の凸部を配した請求項1〜13のいずれか一つに
    記載のアンテナ装置。
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