JP2001177134A - 集積型ハイブリッド薄膜光電変換装置 - Google Patents
集積型ハイブリッド薄膜光電変換装置Info
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Abstract
光電変換効率を維持しつつ、その集積化を容易にすると
ともに生産歩留まりを改善する。 【解決手段】 集積型ハイブリッド薄膜光電変換装置に
おいて、透明絶縁基板101上に順に積層された非晶質
光電変換ユニット層110、結晶質半導体光電変換ユニ
ット層120、および裏面電極層130が複数のハイブ
リッド光電変換セルを形成するようにレーザスクライブ
で形成された複数の平行な直線状の分離溝107によっ
て分離されていて、かつそれらの複数のセルは分離溝1
07に平行な複数の接続用溝106を介して互いに電気
的に直列接続されており、非晶質光電変換ユニット層に
含まれる非晶質光電変換層の厚さは250nm以上であ
り、結晶質光電変換ユニット層に含まれる結晶質光電変
換層の厚さは3μm未満であってかつ非晶質光電変換層
の厚さの4〜8倍の範囲内にある。
Description
薄膜光電変換装置に関し、特に、その高い光電変換効率
を維持しつつ集積化を容易にするとともに生産歩留まり
を改善する技術に関するものである。
なくとも表面が絶縁性の基板上に順に積層された第1電
極、1以上の半導体薄膜光電変換ユニット、および第2
電極を含んでいる。そして、1つの光電変換ユニットは
p型層とn型層でサンドイッチされたi型層を含んでい
る。
i型層は実質的に真性の半導体層であって、光電変換作
用は主としてこのi型層内で生じる。したがって、i型
光電変換層は光吸収のためには厚い方が好ましいが、必
要以上に厚くすれば、その堆積のためのコストと時間が
増大することになる。
ニット内に拡散電位を生じさせる役目を果たし、この拡
散電位の大きさによって光電変換装置の重要な特性の1
つである開放端電圧の値が左右される。しかし、これら
の導電型層は光電変換に直接寄与しない不活性な層であ
り、導電型層にドープされた不純物によって吸収される
光は発電に寄与しない損失となる。したがって、p型と
n型の導電型層は、十分な拡散電位を生じさせる範囲内
であれば、できるだけ小さな厚さを有することが好まし
い。
は、それに含まれるp型とn型の導電型層が非晶質か結
晶質かにかかわらず、その主要部を占めるi型の光電変
換層が非晶質のものは非晶質ユニットと称され、i型層
が結晶質のものは結晶質ユニットと称される。
向上させる方法として、2以上の光電変換ユニットを積
層してタンデム型にする方法がある。この方法において
は、光電変換装置の光入射側に大きなバンドギャップを
有する光電変換層を含む前方ユニットを配置し、その後
ろに順に小さなバンドギャップを有する(たとえばSi
−Ge合金などの)光電変換層を含む後方ユニットを配
置することにより、入射光の広い波長範囲にわたって光
電変換を可能にし、これによって装置全体としての変換
効率の向上が図られる。このようなタンデム型薄膜光電
変換装置の中でも、非晶質光電変換ユニットと結晶質光
電変換ユニットを積層したものはハイブリッド薄膜光電
変換装置と称される。
し得る光の波長は長波長側において800nm程度まで
であるが、i型結晶質シリコンはそれより長い約100
0nm程度の波長の光までを光電変換することができ
る。ここで、光吸収係数の大きな非晶質シリコン光電変
換層は光吸収のためには250nm未満の厚さでも十分
であるが、光吸収係数の小さな結晶質シリコン光電変換
層は長波長の光をも十分に吸収するためには3μm以上
の厚さを有することが好ましい。また、結晶質シリコン
光電変換層は比較的小さな抵抗率を有しているので、3
μm以上の厚さにされても問題はないが、非晶質シリコ
ン光電変換層は比較的大きな抵抗率を有しているので、
光吸収に必要な厚さを超えて厚くすることは好ましくな
い。さらに、非晶質光電変換ユニットは長期間の光照射
によって光電変換特性が少し低下するという光劣化の問
題を有しており、この光劣化は非晶質光電変換層が厚い
ほど顕著になる。
ド薄膜光電変換装置では、それに含まれる結晶質光電変
換層の厚さが一般に3μm以上にされるとともに、非晶
質光電変換層の厚さが250nmにされている。すなわ
ち、従来のハイブリッド薄膜光電変換装置では、結晶質
光電変換層の厚さは非晶質光電変換層の厚さの10倍を
超えている。
電池のように高電圧で高出力を生じ得る大面積の薄膜光
電変換装置を作製する場合、大きな基板に形成された薄
膜太陽電池の複数個を直列接続して用いるのではなく、
歩留まりを良くするために、大きな基板上に形成された
薄膜太陽電池を複数のセルに分割してそれらのセルを直
列接続して集積化するのが一般的である。特に、ガラス
基板側から光を入射させるpin型光電変換装置におい
ては、ガラス基板上の透明導電性酸化物(TCO)電極
層の抵抗によるロスを低減するために、レーザ光を用い
てその透明電極層を所定幅の短冊状に加工し、その短冊
状の長手方向に直交する方向に各セルを直列接続して集
積化するのが一般的である。
側からレーザ光を入射させて加工する方法を用いて複数
のセルを集積化する方法が提案されている。しかし、こ
れは単一のpin型非晶質光電変換ユニット層を含む薄
膜太陽電池に関するものであり、結晶質シリコン系光電
変換ユニット層を含むハイブリッド薄膜光電変換装置の
場合における次のような課題に関しては何ら言及されて
いない。すなわち、結晶質シリコン層は非晶質シリコン
層に比べてレーザ光の吸収効率が低く、また、前述のよ
うに結晶質シリコン系光電変換層は非晶質シリコン系光
電変換層に比べて同等の光吸収のために約10倍を超え
る厚さが望まれるので、そのように厚い結晶質シリコン
系光電変換層を完全に切断するためには大きなエネルギ
ーを有するレーザ光を用いる必要がある。その場合に、
目的とする切断部位以外に熱損傷を与えることがあり、
薄膜光電変換装置の性能低下を引き起こすことなく複数
のセルへの分割化とそれらのセルの集積化を行なうこと
が容易ではない。他方、レーザ光のエネルギーが不十分
であればセル間の分離が不完全になり、この場合にも薄
膜光電変換装置の性能低下をもたらす。
明は、集積型ハイブリッド薄膜光電変換装置の高い光電
変換効率を維持しつつ、その集積化を容易にするととも
に生産歩留まりを改善し得る技術を提供することを目的
としている。
ブリッド薄膜光電変換装置においては、透明絶縁基板上
に順に積層された透明電極層、非晶質半導体光電変換ユ
ニット層、結晶質半導体光電変換ユニット層、および裏
面電極層が複数のハイブリッド光電変換セルを形成する
ようにレーザスクライブで形成された複数の平行な直線
状の分離溝によって分離されていて、かつそれらの複数
のセルは分離溝に平行な複数の接続用溝を介して互いに
電気的に直列接続されており、非晶質光電変換ユニット
層に含まれる非晶質光電変換層の厚さは250nm以上
であり、結晶質光電変換ユニット層に含まれる結晶質光
電変換層の厚さは3μm未満でありかつ非晶質光電変換
層の厚さの4〜8倍の範囲内にあることを特徴としてい
る。
る非晶質光電変換層の厚さは300nm以上であること
がより好ましく、結晶質光電変換ユニット層に含まれる
結晶質光電変換層の厚さは2.5μm未満であることが
より好ましい。
な例として、いくつかの実施例による集積型ハイブリッ
ド薄膜光電変換装置が、以下においていくつかの比較例
とともに図1〜3を参照しつつ説明される。
集積型ハイブリッド薄膜光電変換装置の裏面が模式的な
平面図で示されている。図2は、図1中において楕円2
Aで囲まれた領域の拡大された断面構造を模式的に示し
ている。そして、図3は、図2中において楕円3Aで囲
まれた領域のより詳細な積層構造をさらに拡大した模式
的な断面図で示している。
1辺Lが50mmの正方形の光電変換領域を形成するた
めに十分な大きさを有する透明絶縁基板101として、
ガラス板が用いられた。ガラス基板101上には透明電
極層102として、厚さ800nmのSnO2層が熱C
VD法で形成された。透明電極層102は、レーザスク
ライブで幅約100μmの透明電極分離溝105を形成
することによって、約5mmの幅Wを有する10本の短
冊状透明電極に分離された。レーザスクライブにおいて
はYAGレーザの第2高調波が用いられ、レーザビーム
はガラス基板101側から入射されて透明電極層102
に焦点合わせされた。
2上には、非晶質光電変換ユニット層110と結晶質光
電変換ユニット層120が、この順にプラズマCVD法
で積層された。非晶質光電変換ユニット層110に含ま
れるi型非晶質光電変換層112として、厚さ300n
mのノンドープ非晶質シリコン層が堆積された。結晶質
光電変換ユニット層120に含まれるi型結晶質光電変
換層122としては、厚さ1.5μmのノンドープ結晶
質シリコン層が堆積された。すなわち、結晶質シリコン
光電変換層122の厚さは、非晶質シリコン光電変換層
112の厚さの5倍であった。他方、非晶質光電変換ユ
ニット層110と結晶質光電変換ユニット層120にそ
れぞれ含まれるp型導電層としてはいずれも厚さ15n
mのp型シリコンカーバイド層111とp型微結晶シリ
コン層121が形成され、n型導電層113と123と
してはいずれも厚さ30nmのn型シリコン層が形成さ
れた。
ト層110と結晶質光電変換ユニット層120は、透明
電極層102の場合と同様なレーザスクライブによって
形成された半導体層分割溝106によって、複数の短冊
状の半導体領域に分割された。このとき、レーザビーム
の焦点深さは、半導体層110と120を吹き飛ばすの
に適した深さに設定される。
と120上には、裏面電極層130として、厚さ90n
mのZnO層131と厚さ300nmのAg層132が
それぞれスパッタリング法と蒸着法で形成された。この
とき、半導体層分割溝106は接続用溝として働き、裏
面電極層130はそれらの接続用溝106を介して各短
冊状透明電極102へ電気的に接続される。
0の場合と同様のレーザスクライブによってパターニン
グされ、半導体層110および120とともに裏面電極
層130を局所的に吹き飛ばすことによって複数の裏面
電極分離溝107が形成された。これによって複数の短
冊状ハイブリッド光電変換セルが形成され、それらのセ
ルは接続用溝106を介して互いに電気的に直列接続さ
れていることになる。
ブリッド薄膜光電変換装置において、裏面電極分離溝1
07を光学顕微鏡で観察したが、局所的に分離が不完全
になっているような箇所は全く見られなかった。そし
て、この実施例1の光電変換装置に対してソーラシミュ
レータを用いてAM1.5の光を100mA/cm2の
エネルギー密度で照射したときの初期光電変換特性とし
ては、開放端電圧Vocが13.5V(単位セル当りで
1.35V/unit)、短絡電流密度Jscが11.
8mA/cm2、曲線因子F.F.が72.1%、そし
て変換効率が11.5%であった。また、48℃におけ
る光劣化の加速試験において、550時間の劣化試験後
においてVoc=13.1V(1.31V/uni
t)、Jsc=11.7mA/cm2、F.F.=6
7.8%、そして変換効率が10.4%であった。
12の厚さが180nmに減少させられたことを除い
て、実施例1の場合と同様にして比較例1の集積型ハイ
ブリッド薄膜光電変換装置が作製された。すなわち、比
較例1においては、結晶質シリコン光電変換層122の
厚さは、非晶質シリコン光電変換層112の厚さの8.
3倍に増大された。
膜光電変換装置において、裏面電極分離溝107を光学
顕微鏡で観察したところ、局所的に分離が不完全になっ
ている箇所が見られた。そして、この比較例1の光電変
換装置に対して実施例1の場合と同様の条件で光照射し
たときの初期光電変換特性としては、Voc=12.7
V(1.27V/unit)、Jsc=11.1mA/
cm2、F.F.=68.6%、そして変換効率が9.
7%であった。また、この比較例1の光電変換装置に対
して実施例1の場合と同様の光劣化試験を行なったとこ
ろ、550時間の劣化試験後において、Voc=12.
4V(1.24V/unit)、Jsc=10.9mA
/cm2、F.F.=64.9%、そして変換効率が
8.8%であった。
て、比較例1ではレーザ光の吸収効率が高い非晶質シリ
コン光電変換層112の厚さが180nmのように薄い
ことに加えて、レーザ光の吸収効率の低い結晶質シリコ
ン光電変換層122の厚さがその8.3倍の1.5μm
のように厚かったので、レーザ光の吸収による熱エネル
ギーが非晶質ユニット層110、結晶質ユニット層12
0、および裏面電極層130を局所的に完全に吹き飛ば
すには十分でなかったと考えられる。その結果として、
比較例1の集積型ハイブリッド薄膜光電変換装置におい
て横方向のリーク電流による影響のためにVocとF.
F.が低下したものと考えられる。
12の厚さが300nmに増大されて結晶質シリコン光
電変換層122の厚さも3.0μmに増大されたことを
除いて、実施例1の場合と同様にして比較例2の集積型
ハイブリッド薄膜光電変換装置が作製された。この比較
例2の集積型ハイブリッド薄膜光電変換装置においても
裏面電極分離溝107を光学顕微鏡で観察したところ、
比較例1の場合と同様に局所的に分離が不完全な箇所が
見られた。そして、この比較例2の光電変換装置に対し
ても実施例1の場合と同様の条件で光照射したときの初
期光電変換特性としては、Voc=12.6V(1.2
6V/unit)、Jsc=11.9mA/cm2、
F.F.=64.6%、そして変換効率が9.7%であ
った。また、この比較例2の光電変換装置についても実
施例1の場合と同様の光劣化試験を行なったところ、5
50時間劣化試験後における光電変換特性としては、V
oc=12.2V(1.22V/unit)、Jsc=
11.5mA/cm2、F.F.=60.1%、そして
変換効率が8.4%であった。
較例2における非晶質シリコン光電変換層の厚さは実施
例1と同じ300nmであるが、結晶質シリコン光電変
換層122の厚さがその10倍である3.0μmに増大
させられている。したがって、比較例1の場合と同様
に、比較例2においてもレーザ光の吸収熱によって非晶
質ユニット層112、結晶質ユニット層122、および
裏面電極層130のすべてを局所的に完全に吹き飛ばす
には十分でなかったと考えられる。その結果として、比
較例2においても横方向のリーク電流の影響のためにV
ocとF.F.が低下していると考えられる。また、そ
れに加えて結晶質光電変換ユニットに対して電流を制限
するように作用する非晶質光電変換ユニットが比較的厚
くて300nmであるので、全体としての光劣化の度合
も大きくなっている。
質シリコン光電変換層112と結晶質シリコン光電変換
層122の厚さが種々に変化させられたことを除いて、
実施例1の場合と同様にして実施例2〜5および比較例
3〜4による集積型ハイブリッド薄膜光電変換装置が作
製された。これらの実施例および比較例による光電変換
装置における非晶質シリコン光電変換層と結晶質シリコ
ン光電変換層の厚さおよびそれらの厚さの比率ととも
に、種々の光電変換特性が表1において示されている。
なお、この表1においては、実施例1および比較例1と
2の結果も併記されている。
型ハイブリッド薄膜光電変換装置の高い光電変換特性を
維持しつつ集積化を容易にするとともに歩留まりを改善
するためには、非晶質光電変換層112の厚さが250
nm以上であり、結晶質光電変換層122の厚さが3μ
m未満でかつ非晶質光電変換層の厚さの4〜8倍の範囲
内にあるのが望ましいことがわかる。
層112の厚さに対する結晶質光電変換層122の厚さ
の比率が5倍であって4〜8倍の範囲内に含まれている
が、非晶質光電変換層112の厚さが250nmよりは
るかに小さな180nmであったので、この場合にも裏
面電極分離溝107において不完全な部分が観察され
た。
換層122が0.9μmのように薄い上にレーザ光を吸
収しやすい非晶質光電変換層112が300nmのよう
に厚いので、完全な裏面電極分離溝107は容易に形成
され得る。しかし、この場合には結晶質光電変換層12
2が薄すぎるために、長波長の光をも十分に光電変換に
利用するというハイブリッド薄膜光電変換装置としての
利点を生すことができず、その結果として高い光電変換
効率が得られていないと考えられる。
ハイブリッド薄膜光電変換装置の高い光電変換効率を維
持しつつ、その集積化を容易にするとともに生産歩留ま
りを改善することができる。
薄膜光電変換装置の裏面を示す模式的な平面図である。
層構造を拡大して示す模式的な断面図である。
な積層構造をさらに拡大して示す模式的な断面図であ
る。
域、101 透明絶縁基板、102 透明電極層、10
3 入射光、105 透明電極分離溝、106半導体層
分割溝、107 裏面電極分離溝、110 非晶質光電
変換ユニット層、120 結晶質光電変換ユニット層、
130 裏面電極層、111 p型導電層、112 i
型非晶質光電変換層、113 n型導電層、121 p
型導電層、122 i型結晶質光電変換層、123 n
型導電層、131 透明導電性酸化物層、132 金属
層。
Claims (3)
- 【請求項1】 透明絶縁基板上に順に積層された透明電
極層、非晶質半導体光電変換ユニット層、結晶質半導体
光電変換ユニット層、および裏面電極層が複数のハイブ
リッド光電変換セルを形成するようにレーザスクライブ
で形成された複数の平行な直線状の分離溝によって分離
されていて、かつそれらの複数のセルは前記分離溝に平
行な複数の接続用溝を介して互いに電気的に直列接続さ
れており、 前記非晶質光電変換ユニット層に含まれる非晶質光電変
換層の厚さは250nm以上であり、 前記結晶質光電変換ユニット層に含まれる結晶質光電変
換層の厚さは3μm未満であり、かつ前記非晶質光電変
換層の厚さの4〜8倍の範囲内にあることを特徴とする
集積型ハイブリッド薄膜光電変換装置。 - 【請求項2】 前記結晶質光電変換層の厚さは2.5μ
m未満であることを特徴とする請求項1に記載の集積型
ハイブリッド薄膜光電変換装置。 - 【請求項3】 前記非晶質光電変換層の厚さは300n
m以上であることを特徴とする請求項1または2に記載
の集積型ハイブリッド薄膜光電変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36069199A JP2001177134A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 集積型ハイブリッド薄膜光電変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36069199A JP2001177134A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 集積型ハイブリッド薄膜光電変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001177134A true JP2001177134A (ja) | 2001-06-29 |
Family
ID=18470506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36069199A Pending JP2001177134A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 集積型ハイブリッド薄膜光電変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001177134A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1650814A1 (en) | 2004-10-20 | 2006-04-26 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Tandem thin film solar cell |
WO2007074683A1 (ja) | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Kaneka Corporation | 積層型光電変換装置 |
-
1999
- 1999-12-20 JP JP36069199A patent/JP2001177134A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1650814A1 (en) | 2004-10-20 | 2006-04-26 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Tandem thin film solar cell |
WO2007074683A1 (ja) | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Kaneka Corporation | 積層型光電変換装置 |
US7851695B2 (en) | 2005-12-26 | 2010-12-14 | Kaneka Corporation | Stacked-type photoelectric conversion device |
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