JP2001176935A - スティフナ貼着装置 - Google Patents

スティフナ貼着装置

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JP2001176935A
JP2001176935A JP35760499A JP35760499A JP2001176935A JP 2001176935 A JP2001176935 A JP 2001176935A JP 35760499 A JP35760499 A JP 35760499A JP 35760499 A JP35760499 A JP 35760499A JP 2001176935 A JP2001176935 A JP 2001176935A
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JP
Japan
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stiffener
carrier tape
tape
sticking
pellet
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Application number
JP35760499A
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English (en)
Inventor
Matsuki Kato
松樹 加藤
Chuichi Miyazaki
忠一 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/50Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類のスティフナをテープに貼着する。 【解決手段】 スティフナ貼着装置40はキャリアテー
プ20にスティフナ17を貼り付ける貼付部50と、キ
ャリアテープ20に貼り付けられたスティフナ17をキ
ャリアテープ20に押し付ける加圧部80と、半導体ペ
レットに接着材を塗布する塗布部90とを備えている。
枠形状のスティフナの貼着時には貼付部でスティフナが
キャリアテープに貼り付けられ加圧部で固着される。一
体型スティフナの貼着時にも貼付部で貼り付けられ加圧
部で固着される。二体型スティフナの貼着時には塗布部
で枠形状スティフナの枠内に接着材が塗布され、貼付部
で平板形状のヒートシンクが枠形状のスティフナに貼付
され加圧部で固着される。 【効果】 複数種類のスティフナをキャリアテープに一
つのスティフナ貼着装置で貼着できるためスティフナ付
きTBGA・ICの製造コストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
技術、特に、スティフナをテープに貼着する技術に関
し、例えば、テープ・キャリア・パッケージ(以下、T
CPという。)を備えた半導体装置の製造に利用して有
効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】TCPは薄形で表面実装が可能なパッケ
ージとして広く半導体装置に使用されているが、アウタ
リードが側方に突出するように配置されているため、ラ
ンドがエリア化されたプリント配線基板への実装が不可
能である。そこで、各アウタリードに外部端子をそれぞ
れ電気的に接続させ、これら外部端子をエリア状に配置
したパッケージが提案されている。
【0003】すなわち、TCPは半導体集積回路が作り
込まれた半導体ペレット(以下、ペレットという。)
と、ポリイミド樹脂のテープ本体にインナリードおよび
アウタリードが敷設されたキャリアテープとがテープ・
オートメイテッド・ボンディング(Tape Auto
mataed Bonding:TAB)により機械的
かつ電気的に接続され、樹脂封止体がポッティング法に
よって成形されて製造されたパッケージである。このT
CPにおいて、半田バンプやピン等の外部端子をアウタ
リードに電気的に接続することにより、外部端子をエリ
ア状に配置することができる。
【0004】なお、TAB技術を用いたPGAパッケー
ジを述べてある例として、株式会社工業調査会1990
年1月25日発行「TAB技術入門」P303〜P30
5、がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】外部端子をエリア状に
配置したTCPにおいては、キャリアテープを補強する
ためのスティフナをキャリアテープに貼着することが、
考えられる。ここで、高発熱のペレットが搭載される半
導体集積回路装置(以下、ICという。)のパッケージ
としてTCPが採用された場合には、スティフナにペレ
ットをボンディングすることによってペレットの発熱を
スティフナに拡散させることが合理的であると、考えら
れる。この場合、キャリアテープに貼着するスティフナ
とペレットをボンディングするスティフナ(ヒートシン
クに相当することになる。)とを一体成形する構造と、
それらを別体に形成する構造とが、考えられる。
【0006】しかしながら、一体構造のスティフナと別
体構造のスティフナとを同一のスティフナ貼着装置によ
ってキャリアテープに貼着することは困難であるという
問題点があることが本発明者によって明らかにされた。
【0007】本発明の目的は、複数種類のスティフナを
テープに貼着することができるスティフナ貼着装置を提
供することにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0010】すなわち、スティフナ貼着装置は、キャリ
アテープにスティフナを貼り付ける貼付部と、キャリア
テープに貼り付けられたスティフナをキャリアテープに
押し付ける加圧部と、半導体ペレットに接着材を塗布す
る塗布部とを備えていることを特徴とする。
【0011】例えば、枠形状のスティフナがキャリアテ
ープに貼着される場合には、貼付部においてスティフナ
がキャリアテープに貼り付けられ、そのスティフナが加
圧部においてキャリアテープに確実に固着される。一体
構造のスティフナがキャリアテープに貼着される場合に
も、貼付部においてスティフナがキャリアテープに貼り
付けられ、そのスティフナが加圧部においてキャリアテ
ープに確実に固着される。別体構造のスティフナがキャ
リアテープに貼着される場合には、貼付部において枠形
状のスティフナがキャリアテープに貼り付けられ、その
スティフナが加圧部においてキャリアテープに確実に固
着され、その後に、ペレットがキャリアテープにボンデ
ィングされ、塗布部においてペレットに接着材が塗布さ
れ、平板形状のスティフナがペレットおよび枠形状のス
ティフナの上に貼付部および加圧部によって貼着され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態である
スティフナ貼着装置を示す正面図である。図2〜図5は
本発明の一実施形態であるボール・グリッド・アレイパ
ッケージを備えたICの製造方法を示す説明図である。
図6以降は本発明の一実施形態であるスティフナ貼着装
置の作用を説明するための説明図である。
【0013】本実施形態において、本発明に係るスティ
フナ貼着装置は、TCP技術を用いたボール・グリッド
・アレイパッケージ(以下、TBGAという。)を備え
たIC(以下、TBGA・ICという。)を製造するの
に使用され、図1に示されているように構成されてい
る。
【0014】図1に示されているように、スティフナ貼
着装置40はワークとしてのキャリアテープ20を搬送
するためのローディングリール41およびアンローディ
ングリール42を左右の両端部に備えており、キャリア
テープ20はローディングリール41とアンローディン
グリール42との間に張られた状態になる。ローディン
グリール41の下側にはスペーサテープ巻取りリール4
3が支持されており、スペーサテープ巻取りリール43
はローディングリール41がキャリアテープ20を繰り
出した後のスペーサテープ44を巻き取るように構成さ
れている。アンローディングリール42の下側にはスペ
ーサテープ繰出しリール45が支持されており、スペー
サテープ繰出しリール45はアンローディングリール4
2がキャリアテープ20を巻き取る際にスペーサテープ
46を繰り出して行くように構成されている。
【0015】ローディングリール41とアンローディン
グリール42との間には送り用のスプロケット47とバ
ックテンション用のスプロケット48とガイド用のスプ
ロケット49とが間隔を置いて軸架されており、キャリ
アテープ20はこれらのスプロケット47、48、49
によって所定の速度をもって適正にピッチ送りされるよ
うになっている。
【0016】ローディングリール41寄りのバックテン
ション用スプロケット48とガイド用スプロケット49
との間には塗布部90が設定されており、ガイド用スプ
ロケット49と中央部の送り用スプロケット47との間
には貼付部50が設定されており、アンローディングリ
ール42寄りの送り用スプロケット47とバックテンシ
ョン用スプロケット48との間には加圧部80が設定さ
れている。塗布部90、貼付部50および加圧部80は
後述する作用をそれぞれ実行するように構成されてい
る。
【0017】ここで、前記構成に係るスティフナ貼着装
置が使用されるTBGA・ICの製造方法のインナリー
ドボンディング工程およびポッティング工程を説明す
る。
【0018】まず、TBGA・ICの製造方法には図2
に示されているペレット10が使用される。図2に示さ
れているように、ペレット10は平面視が略正方形の薄
い平板形状の小片に形成されており、ICの製造方法に
おける所謂前工程においてシリコンウエハに所望の半導
体素子を含む半導体集積回路が各ペレット部毎に作り込
まれた後に、そのシリコンウエハが各ペレット部毎にダ
イシングされることにより製造されたIC構造体であ
る。
【0019】ペレット10のサブストレート11のアク
ティブ・エリア側主面(以下、第一主面という。)12
には半導体集積回路を外部に取り出すためのパッド13
が複数個、ペレットの外周辺部に互いに干渉しない適当
な間隔をおいて環状に配されてそれぞれ開設されてい
る。ペレット10の第一主面12の上にはパッシベーシ
ョン膜14が各パッド13をそれぞれ露出させた状態
で、全体的に均一に被着されている。各パッド13の上
には金系材料(AuまたはAu合金)からなるバンプ1
5がそれぞれ被着されている。バンプ15は金メッキ処
理が使用されて薄い平板形状に形成されており、パッシ
ベーション膜14から若干突出した状態になっている。
【0020】また、TBGA・ICの製造方法には図3
に示されているキャリアテープ20が使用される。キャ
リアテープ20はTBGA・ICのペレット10とイン
ナリード群とをテープ・オートメイテッド・ボンディン
グ(TAB)により機械的かつ電気的に接続させ得るよ
うに構成されており、絶縁性を有するキャリアとしての
テープ本体21を備えている。テープ本体21はポリイ
ミド等の絶縁性樹脂が用いられて、同一パターンが長手
方向に連続するように一体成形されている。但し、説明
および図示は一単位だけについて行われている。
【0021】テープ本体21の幅方向の両側端辺部には
ピッチ送りに使用される送り孔22が等ピッチに配され
て開設されている。また、テープ本体21の幅方向の中
央部にはペレット10を収容するためのペレット収容孔
23が等ピッチをもって一列縦隊に配されて開設されて
いる。各ペレット収容孔23はペレット10の外形に対
して若干大きめに相似する正方形に形成されている。
【0022】テープ本体21の片側主面(以下、第一主
面とする。)上におけるペレット収容孔23の四辺に
は、複数本のインナリード24が互いに電気的に非接続
になるように敷設されている。インナリード24群は複
数本宛がペレット収容孔23における四辺に分けられて
配線されており、各インナリード24の先端部がペレッ
ト収容孔23にそれぞれ突出されている。インナリード
24はペレット10のバンプ15と同数設けられてお
り、各インナリード24の先端部は各バンプ15のそれ
ぞれに整合するように配置されている。
【0023】各インナリード24の外側には各アウタリ
ード25がそれぞれ一体的に形成されている。各アウタ
リード25の外側端部はテープ本体21の第一主面にお
いて適宜に引き回されてピッチ間隔および横幅が拡大さ
れている。ちなみに、インナリード24およびアウタリ
ード25は銅箔等の導電性材料からなる薄板がテープ本
体21の第一主面に溶着や接着等の手段によって固着さ
れ、この薄板がリソグラフィー処理およびエッチング処
理によって所望のパターンにパターニングされることに
より形成されている。なお、図4(b)に示されている
ように、インナリード24の表面にはバンプ15と協働
して接続部を形成するための金メッキ被膜29が被着さ
れている。
【0024】テープ本体21の第一主面の上にはソルダ
レジスト膜26がペレット収容孔23を取り囲むように
被着されている。ソルダレジスト膜26の各アウタリー
ド25に対応する位置にはスルーホール27がそれぞれ
開設されており、各スルーホール27の底面にはアウタ
リード25がそれぞれ露出した状態になっている。スル
ーホール27群はペレット収容孔23と同心になった一
対の正方形枠上において千鳥形状にそれぞれ配置されて
いる。各スルーホール27にはバリアメタル28がそれ
ぞれ形成されており、バリアメタル28はスルーホール
27の底面において露出したアウタリード25を被覆し
た状態になっている。
【0025】図4はキャリアテープにペレットが電気的
かつ機械的に接続されるインナリードボンディング工程
を示している。インナリードボンディング工程はインナ
リードボンディング装置によって実施される。
【0026】ペレット10がキャリアテープ20にイン
ナリードボンディングされる際、キャリアテープ20は
図4(a)に示されているように第一主面(インナリー
ドおよびアウタリードが敷設された主面)側を上向きに
した状態で、インナリードボンディング装置30のロー
ディングリールとアンローディングリールとの間に張設
されて一方向に間欠送りされる。張設されたキャリアテ
ープ20の途中にはボンディングステーションが設定さ
れており、ボンディングステーションにはインナリード
ボンディングのためのヒートブロック31が配置されて
いる。このヒートブロック31にはペレット10がバン
プ15群を上向きにした状態で載せられる。
【0027】キャリアテープ20が間欠停止されると、
図4(a)に示されているように、ペレット10がペレ
ット収容孔23内に下方から収容された状態になるとと
もに、各バンプ15が各インナリード24にそれぞれ整
合された状態になる。この状態で、ボンディング工具3
2が下降され、各バンプ15が各インナリード24の先
端部にボンディング工具32とヒートブロック31とに
よってそれぞれ熱圧着される。すなわち、各バンプ15
は各インナリード24にボンディング工具32によって
ギャングボンディングされる。
【0028】このとき、インナリード24の表面に被着
されている金メッキ被膜29と金系材料から成るバンプ
15との間において、金−金の共晶が形成されるため、
各パッド13と各インナリード24とは、図4(b)に
示されているようにバンプ15によって機械的かつ電気
的に接続された状態になる。
【0029】図5はペレット10およびインナリード2
4群を樹脂封止する樹脂封止体16を成形するポッティ
ング工程を示している。ポッティング工程はポッティン
グ装置によって実施される。
【0030】図5(a)に示されているように、エポキ
シ・フェノール樹脂等の絶縁性樹脂が使用された封止樹
脂35は流動性の良好な液状の状態で、ポッティング装
置36によりキャリアテープ20の上方からペレット収
容孔23を中心に満遍無く塗布するようにポッティング
される。ポッティングされた液状の封止樹脂35はペレ
ット収容孔23の内部を満たしてペレット10およびイ
ンナリード24群を全体的に包囲する状態になる。
【0031】そして、液状の封止樹脂35が硬化される
と、キャリアテープ20にはペレット10およびインナ
リード24群を樹脂封止する樹脂封止体16が図5
(b)に示されているように成形された状態になる。な
お、液状の封止樹脂35は熱硬化反応によって硬化され
る。但し、可塑性樹脂によって硬化させてもよいし、他
の反応によって硬化させてもよい。
【0032】以下、インナリードボンディング工程およ
びポッティング工程を備えたTBGA・ICの製造方法
における前記構成に係るスティフナ貼着装置の使用方法
およびその作用を説明する。
【0033】まず、枠形状のスティフナが使用されてT
BGA・ICが製造される場合について説明する。この
場合には、図6に示されているように、枠形状のスティ
フナがキャリアテープにスティフナ貼着装置が使用され
て貼着される工程が予め実施される。
【0034】この場合には、スティフナ粘着装置40の
一方のワークとしてのキャリアテープ20がスティフナ
貼着装置40のローディングリール41とアンローディ
ングリール42との間にソルダレジスト膜26側の主面
を下側にして張設される。図9(a)に示されているよ
うに、他方のワークとしての枠形状のスティフナ17は
下面に保護テープ19によって保護されている接着材層
18が形成された状態で、複数枚が後記するマガジンに
収納されてスティフナ貼着装置40の貼付部50に供給
される。
【0035】図7および図8に示されているように、ス
ティフナ粘着装置40の貼付部50はスティフナ供給装
置51、保護テープ剥離装置60、アライメント装置6
6および貼付装置71を備えており、これらは貼付部5
0においてキャリアテープ20の送り方向(以下、X方
向とする。)に対して直角方向(以下、Y方向とす
る。)に配置されている。
【0036】スティフナ供給装置51はキャリアテープ
20から最も離れた場所に配置されており、ガイド56
にはマガジン54を保持したX方向に往復移動させるテ
ーブル52が設備されている。また、マガジン54には
複数枚のスティフナ17が積み重ねられて収納されてい
る。図9に示されているように、マガジン54に収納さ
れたスティフナ17の裏面には保護テープ19によって
保護された接着材層18が形成されている。保護テープ
19は接着材層18を保持するとともに、上段のスティ
フナ17の接着材層18が下端のスティフナ17の上面
に接着するのを防止している。マガジン54の底部には
プッシャ55が設置されており、プッシャ55はマガジ
ン54に収納されたスティフナ17を一枚の厚さのピッ
チをもって上昇させるように構成されている。マガジン
54の上端にはガイド56が固定されており、ガイド5
6の上にはガード57がガイド56の上面に略摺接する
ように配置されて機台に固定されている。
【0037】図9(b)に示されているように、スティ
フナ17がスティフナ供給装置51から払い出されるに
際しては、最上段のスティフナ17がプッシャ55によ
ってマガジン54の上端から突き出され、突き出された
スティフナ17の上面に移送コレット59が当接されて
スティフナ17が移送コレット59によって真空吸着保
持される。
【0038】続いて、図9(c)に示されているよう
に、マガジン54内のスティフナ17がプッシャ55に
よって下降されるとともに、ガイド56がテーブル52
の操作によってガード57に対して水平移動される。こ
れにより、移送コレット59に真空吸着保持されたステ
ィフナ17はマガジン54に収納されたスティフナ17
から分離されて、移送コレット59に受け取られた状態
になる。この際、マガジン54に収納されたスティフナ
17の飛び出しはガード57によって防止された状態に
なる。
【0039】図7、図8および図10に示されているよ
うに、保護テープ剥離装置60はスティフナ供給装置5
1のキャリアテープ20寄りの場所にX方向に水平に張
設された剥離用テープ61を備えている。すなわち、剥
離用テープ61はローディングリール62とアンローデ
ィングリール63との間に張設されている。剥離用テー
プ61の中間部の下面にはスポンジによって直方体形状
に形成されたクッション部材64が当接されている。ク
ッション部材64の両脇には一対のクランパ65、65
が設備されており、両クランパ65、65は剥離用テー
プ61のクッション部材64の両脇部分を挟んで押し下
げるように構成されている。
【0040】スティフナ17がスティフナ供給装置51
から保護テープ剥離装置60に供給されるに際しては、
移送コレット59が水平面内で45度回動されて、図7
に示されているように、スティフナ17の対角線が剥離
用テープ61の長さ方向に一致される。
【0041】次いで、図10(a)に示されているよう
に、スティフナ17を真空吸着保持した移送コレット5
9が下降させることにより、スティフナ17の下面が剥
離用テープ61の上に押し付けられると、スティフナ1
7の下面の保護テープ19が剥離用テープ61の接着材
層61aにクッション部材64の弾性力によって接着さ
れる。
【0042】続いて、図10(b)に示されているよう
に、剥離用テープ61のクッション部材64の両脇部分
がクランパ65、65によって押し下げられると、剥離
用テープ61の接着材層61aに接着した保護テープ1
9の両端部分が接着材層18から剥離される。この際、
接着材層18のスティフナ17に対する接着力は保護テ
ープ19に対する接着力よりも強いため、接着材層18
はスティフナ17の下面に残ったままとなる。
【0043】保護テープ19の両端が剥離された状態
で、移送コレット59が上昇すると、保護テープ19は
剥離用テープ61の接着材層61aに接着された状態に
なることによってスティフナ17の接着材層18から完
全に剥離されることになる。
【0044】図7および図8に示されているように、ア
ライメント装置66は保護テープ剥離装置60のキャリ
アテープ20寄りの場所に設置されている。爪ガイド6
9に固定されている位置決め爪68は、押さえバネ69
aにより爪ガイド69を円錐形状のガイドテーブル67
に押付けながらガイドテーブル67の動作に合せ、開閉
動作する。本構造から位置決め爪68をXY方向同時に
閉じることにより、スティフナ17を固定させアライメ
ントする。
【0045】スティフナ17がアライメント装置66に
よってアライメントされる際、図7に示されているよう
に、保護テープ剥がし後45度反回転させ、位置決め爪
68上に乗せる。この状態で、真空吸着が解除されるこ
とにより、図11(a)(b)に示されているように、
位置決め爪68上に受け渡される。
【0046】なお、スティフナ17を位置決め爪68に
受け渡した移送コレット59はスティフナ供給装置51
に戻って、次スティフナ17の移送待ちとなる。
【0047】続いて、図11(c)に示されているよう
に、マウント用コレット70がスティフナ17を真空吸
着後、位置決め爪68がガイドテーブル67の上昇動作
により閉じられ、スティフナ17をアライメントする。
その後、ガイドテーブルが下降され、位置決め爪68が
開かれ、マウント用コレット70が貼付装置71へ移動
される。
【0048】図7および図8に示されているように、貼
付装置71はキャリアテープ20の搬送ライン上に配置
されており、キャリアテープ20が間欠停止する場所に
据え付けられた昇降装置72によって昇降される下側押
さえ73を備えている。下側押さえ73はキャリアテー
プ20の下面に当接してマウント用コレット70の荷重
を受けるとともに、スティフナ17の接着材層18を加
熱するように構成されている。下側押さえ73の両脇に
はキャリアテープ20の両端部を摺動自在に支持する一
対のガイドレール74、74がそれぞれ敷設されてい
る。
【0049】スティフナ17がキャリアテープ20に貼
付装置71によって貼り付けられるに際しては、図7に
示されているように、スティフナ17の貼付位置はテー
プ認識点20aを行ない、認識点からの距離にて求めら
れる。
【0050】この状態で、図12(a)に示されている
ように、マウント用コレット70が下降されるととも
に、下側押さえ73が昇降装置72によって上昇される
と、スティフナ17はキャリアテープ20にマウント用
コレット70と下側押さえ73との間で押し付けられる
とともに、マウント用コレット70、下側押さえ73に
よって加熱された状態になるため、接着材層18はステ
ィフナ17をキャリアテープ20に貼り付けた状態にな
る。
【0051】次いで、図12(b)に示されているよう
に、マウント用コレット70が真空吸着保持を解除して
上昇するとともに、下側押さえ73が下降すると、ステ
ィフナ17はキャリアテープ20に接着材層18によっ
て貼り付けられた状態となってキャリアテープ20に残
る。なお、スティフナ17をキャリアテープ20に接着
させたマウント用コレット70は、待機位置に戻って次
の回の移送に待機する。
【0052】以上のようにして貼付部50においてステ
ィフナ17を貼り付けられたキャリアテープ20は、ス
ティフナ17のキャリアテープ20への貼着を確実にす
るための加圧部80に送りスプロケット47の作動によ
ってピッチ送りされる。この際、キャリアテープ20の
貼付部50と加圧部80との間には弛み部によって形成
されたバッファ部75が実質的に介設されているため、
貼付部50の作業時間と加圧部80との作業時間との差
は吸収することができる。
【0053】図13に示されているように、加圧部80
には加圧装置81が設備されている。加圧装置81は機
台82を備えており、機台82の上には下側押さえ84
を昇降させる下側昇降装置83が据え付けられている。
機台82の四隅には支柱85がそれぞれ垂直に立設され
ており、四本の支柱85の上には梁板86が架設されて
いる。梁板86の中央部には上側押さえ88を昇降させ
る上側昇降装置87が据え付けられている。上側押さえ
88と下側押さえ84とは互いに対向されている。上側
押さえ88および下側押さえ84の両脇にはキャリアテ
ープ20の両端部を摺動自在に支持する一対のガイドレ
ール89、89がそれぞれ敷設されている。
【0054】図13(a)に示されているように、キャ
リアテープ20に貼り付けられたスティフナ17が加圧
装置81にピッチ送りされて間欠停止すると、図13
(b)に示されているように、上側押さえ88が上側昇
降装置87によって下降されるとともに、下側押さえ8
4が下側昇降装置83によって上昇されると、キャリア
テープ20に接着材層18によって貼り付けられたステ
ィフナ17はキャリアテープ20に上側押さえ88と下
側押さえ84との間で強力に加圧されるとともに、上下
側押さえ88、84によって加熱された状態になり、接
着材層18はスティフナ17とキャリアテープ20の双
方に強力に接着した状態になり、スティフナ17をキャ
リアテープ20に貼り着けた状態になる。
【0055】次いで、上側押さえ88が上側昇降装置8
7によって上昇されるとともに、下側押さえ84が下側
昇降装置83によって下降された後に、スティフナ17
を接着材層18によって貼着されたキャリアテープ20
は送りスプロケット47によってピッチ送りされる。こ
のピッチ送りにより、貼着済みのスティフナ17が加圧
装置81から排出され、次回のスティフナ17が加圧装
置81に送り込まれることになる。
【0056】以上の作動が繰り返されることにより、枠
形状のスティフナ17がキャリアテープ20に貼着され
て行く。この際、貼付部50の作動と加圧部80の作動
とは同時進行させることができるため、スティフナ貼着
装置40を通過する作業時間は短く設定することができ
る。
【0057】図6(a)に示されているように、枠形状
のスティフナ17が貼着されたキャリアテープ20には
インナリードボンディング工程とポッティング工程とが
順次実施される。インナリードボンディング工程におい
ては、図4に参照されるように、ペレット10がインナ
リード24群にインナリードボンディングによって機械
的かつ電気的に接続される。ポッティング工程において
は、図5に参照されるように、樹脂封止体16がペレッ
ト10およびインナリード24群を樹脂封止するように
成形される。
【0058】その後、樹脂封止体16が成形されたキャ
リアテープ20のバリアメタル28の上には半田ボール
を半田付けされることによって半田バンプが突設され、
かつ、テープ本体21が枠形状のスティフナ17の外周
縁において切断されると、図14に示されている枠形状
スティフナ付きのTBGA・IC1が製造されたことに
なる。
【0059】図14に示されている枠形状スティフナ付
きTBGA・IC1は、キャリアテープ20のテープ本
体21に敷設された各インナリード24にペレット10
の各パッド13が各バンプ15によって機械的かつ電気
的に接続されており、テープ本体21の半田バンプ37
と反対側の主面には枠形状のスティフナ17が接着材層
18によって接着されて固着されている。ペレット1
0、インナリード24群およびバンプ15群は樹脂封止
体16によって樹脂封止されている。
【0060】そして、枠形状スティフナ付きTBGA・
IC1はプリント配線基板に半田バンプ37群のリフロ
ー半田付けによって表面実装される。この際、半田バン
プ37群はテープ本体21にエリア状に配置されている
ため、プリント配線基板のランド群もエリア状に配置す
ることができ、多ピン化が可能である。
【0061】次に、図15に示されているヒートシンク
が一体化されたスティフナ(以下、一体型スティフナと
いう。)付きTBGA・IC1Aの製造方法について説
明する。一体型スティフナ17Aは図16(b)、
(c)に示されているように、枠形状のスティフナ部1
7aに正方形のヒートシンク部17bが一体的にプレス
加工によって成形されたものである。
【0062】図16(a)に示されているように、一体
型スティフナ付きTBGA・IC1Aが製造される場合
にはキャリアテープ20に対してインナリードボンディ
ング工程およびポッティング工程が実施された後に、ス
ティフナ貼着工程が実施される。したがって、スティフ
ナ粘着装置40のワークとしてのキャリアテープ20は
ペレット10が機械的かつ電気的に接続され、かつ、ペ
レット10やインナリード24群およびバンプ15群が
樹脂封止体16によって樹脂封止された状態で供給され
て来ることになる。すなわち、ペレット10が実装され
たキャリアテープ20がスティフナ貼着装置40のロー
ディングリール41とアンローディングリール42との
間にソルダレジスト膜26側の主面を下側にして張設さ
れる。
【0063】スティフナ貼着装置40による一体型のス
ティフナ17Aの貼着方法は、前述した枠形状のスティ
フナ17の貼着方法と同様である。すなわち、スティフ
ナ貼着装置40の貼付部50においては、スティフナ供
給装置51によって下面に接着材層18が形成された一
体型のスティフナ17Aがマガジン54から払い出さ
れ、保護テープ剥離装置60によって接着材層18に接
着された保護テープ19が剥離される。保護テープ19
を剥離された一体型のスティフナ17Aはアライメント
装置66によって位置決めされた後に、マウント用コレ
ット70によって貼付装置71に移送されてペレット1
0の裏面に貼り付けられる。そして、キャリアテープ2
0に貼り付けられた一体型のスティフナ17Aは、ステ
ィフナ貼着装置40の加圧部80において加圧されてキ
ャリアテープ20に接着材層18によって確実に貼着さ
れた状態になる。
【0064】以上のようにして製造された図15に示さ
れている一体型スティフナ付きTBGA・IC1Aは、
キャリアテープ20のテープ本体21に敷設された各イ
ンナリード24にペレット10の各パッド13が各バン
プ15によって機械的かつ電気的に接続されており、テ
ープ本体21の半田バンプ37と反対側の主面およびペ
レット10の裏面には一体型のスティフナ17Aが接着
材層18によって接着されて固着されている。ペレット
10やインナリード24群およびバンプ15群は樹脂封
止体16によって樹脂封止されている。
【0065】そして、一体型スティフナ付きTBGA・
IC1Aはプリント配線基板に半田バンプ37群のリフ
ロー半田付けによって表面実装される。半田バンプ37
群はテープ本体21にエリア状に配置されているため、
プリント配線基板のランド群もエリア状に配置すること
ができ、多ピン化が可能である。また、ペレット10は
一体型スティフナ17Aのヒートシンク部17bに熱的
に接続されているため、ペレット10の発熱をきわめて
効果的に放熱することができる。
【0066】次に、図17に示されている平板形状のヒ
ートシンクが貼着されたスティフナ(以下、二体型ステ
ィフナという。)付きTBGA・IC1Bの製造方法に
ついて説明する。二体型スティフナ17Bは図18
(b)、(c)に示されているように、枠形状のスティ
フナ17に正方形のヒートシンク17Cが貼着されたも
のである。
【0067】図16(a)に示されているように、二体
型スティフナ付きTBGA・IC1Bが製造される場合
には、キャリアテープ20に枠形状スティフナ17を貼
着する枠形状スティフナ貼着工程がスティフナ貼着装置
40が使用されて実施された後に、キャリアテープ20
に対してインナリードボンディング工程およびポッティ
ング工程が実施され、さらに、その後に、ヒートシンク
貼着工程がスティフナ貼着装置40を使用して実施され
る。
【0068】したがって、ヒートシンク貼着工程におけ
るスティフナ粘着装置40のワークとしてのキャリアテ
ープ20は枠形状スティフナ17が貼着され、ペレット
10が機械的かつ電気的に接続され、ペレット10やイ
ンナリード24群およびバンプ15群が樹脂封止体16
によって樹脂封止された状態で供給されて来ることにな
る。すなわち、前記実施形態1において図14に示され
ているTBGA・IC1が切断される前のキャリアテー
プ20が、スティフナ貼着装置40のローディングリー
ル41とアンローディングリール42との間に枠形状ス
ティフナ17側の主面を上側にして張設される。
【0069】スティフナ貼着装置40による二体型のス
ティフナ17Bのヒートシンク17Cの貼着方法が前述
した枠形状のスティフナ17の貼着方法と異なる主な点
は、スティフナ貼着装置40の塗布部90によってペレ
ット10の裏面に接着材が塗布される点であるので、以
下、この塗布部90の作用を図19によって説明する。
【0070】図19に示されているように、スティフナ
貼着装置40の塗布部90には塗布装置91が設置され
ており、塗布装置91はエポキシ・フェノール樹脂等の
樹脂封止体16とシリコン系等の樹脂が使用された接着
材92を吐出してペレット10の裏面に塗布するように
構成されている。
【0071】図19に示されているように、キャリアテ
ープ20において上側に配置された枠形状のスティフナ
17が塗布部90にピッチ送りされて来て間欠停止する
と、塗布装置91は流動性の良好な液状の状態で接着材
92をペレット10の裏面に満遍無く塗布する。塗布さ
れた接着材92の上面は枠形状のスティフナ17の上面
と略一致した状態になる。
【0072】その後、スティフナ貼着装置40の貼付部
50においてヒートシンク17Cが枠形状のスティフナ
17の上面に貼付され、加圧部80において確実に貼着
される。この際、枠形状のスティフナ17の枠内に接着
材92が塗布されているため、ヒートシンク17Cは枠
形状のスティフナ17の上面との間に形成された接着材
層18だけでなく接着材92によっても接着されること
になる。
【0073】なお、この場合、貼付部50のスティフナ
供給装置51におけるマガジン54に収納されるのはヒ
ートシンク17Cである。このヒートシンク17Cの下
面にも接着材層18が全体にわたって形成され、保護テ
ープ19が接着されているので、マガジン54から払い
出されたヒートシンク17Cの保護テープ19は保護テ
ープ剥離装置60によって剥離される。保護テープ19
を剥離されたヒートシンク17Cはアライメント装置6
6によって位置決めされた後に、マウント用コレット7
0によって貼付装置71に移送されて枠形状のスティフ
ナ17の上面に貼り付けられ、貼り付けられたヒートシ
ンク17Cはスティフナ貼着装置40の加圧部80にお
いて加圧されて枠形状のスティフナ17およびペレット
10の裏面に接着材層18および接着材92によって確
実に貼着された状態になる。
【0074】以上のようにして製造された図17に示さ
れている二体型スティフナ付きTBGA・IC1Bは、
キャリアテープ20のテープ本体21に敷設された各イ
ンナリード24にペレット10の各パッド13が各バン
プ15によって機械的かつ電気的に接続されており、テ
ープ本体21の半田バンプ37と反対側の主面およびペ
レット10の裏面には二体型のスティフナ17Bが接着
材層18および接着材92によって接着されて固着され
ている。ペレット10、インナリード24群およびバン
プ15群は樹脂封止体16によって樹脂封止されてい
る。
【0075】そして、二体型スティフナ付きTBGA・
IC1Bはプリント配線基板に半田バンプ37群のリフ
ロー半田付けによって表面実装される。半田バンプ37
群はテープ本体21にエリア状に配置されているため、
プリント配線基板のランド群もエリア状に配置すること
ができ、多ピン化が可能である。また、ペレット10は
二体型スティフナ17Bのヒートシンク17Cに熱的に
接続されているため、ペレット10の発熱をきわめて効
果的に放熱することができる。
【0076】前記実施形態によれば、次の効果が得られ
る。
【0077】1) キャリアテープにスティフナを貼り付
ける貼付部と、キャリアテープに貼り付けられたスティ
フナをキャリアテープに押し付ける加圧部と、半導体ペ
レットに接着材を塗布する塗布部とをスティフナ貼着装
置に設けることにより、複数種類のスティフナをキャリ
アテープに一つのスティフナ貼着装置によって貼着する
ことができるため、スティフナ貼着装置の汎用性を高め
ることができる
【0078】2) 前記1)により、スティフナ付きTBG
A・ICの生産性を高めることができるため、その製造
コストを低減することができる。
【0079】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0080】例えば、貼付部や加圧部および塗布部の具
体的構成は、前記実施形態の構成に限定されない。
【0081】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるスティ
フナ付きTBGA・ICに適用した場合について説明し
たが、それに限定されるものではなく、テープ・キャリ
ア形パッケージを備えている半導体装置全般に適用する
ことができる。
【0082】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0083】キャリアテープにスティフナを貼り付ける
貼付部と、キャリアテープに貼り付けられたスティフナ
をキャリアテープに押し付ける加圧部と、半導体ペレッ
トに接着材を塗布する塗布部とをスティフナ貼着装置に
設けることにより、複数種類のスティフナをキャリアテ
ープに一つのスティフナ貼着装置によって貼着すること
ができるため、スティフナ貼着装置の汎用性を高めるこ
とができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるスティフナ貼着装置
を示す正面図である。
【図2】ペレットを示しており、(a)は平面図、
(b)は(a)のb−b線に沿う拡大断面図である。
【図3】キャリアテープを示しており、(a)は一部省
略平面図、(b)は一部省略正面断面図である。
【図4】インナリードボンディング工程を示しており、
(a)はボンディング途中の正面断面図、(b)はボン
ディング後の拡大断面図である。
【図5】ポッティング工程を示しており、(a)はポッ
ティング途中の正面断面図、(b)はポッティング後の
正面断面図である。
【図6】枠形状スティフナ付きTBGA・ICの製造方
法を示しており、(a)は工程図、(b)は枠形状のス
ティフナの平面図、(c)は正面断面図である。
【図7】貼付部を示す平面図である。
【図8】その側面断面図である。
【図9】スティフナ供給装置の作用を示しており、
(a)はスティフナの一部切断正面図、(b)は真空吸
着保持時の一部省略側面断面図、(c)は受取時の一部
省略側面断面図である。
【図10】保護テープ剥離装置の作用を示しており、
(a)はスティフナ供給時の側面断面図、(b)は剥離
時の側面断面図である。
【図11】アライメント装置の作用を示しており、
(a)はスティフナ供給時の側面断面図、(b)は
(a)の平面図、(c)は真空吸着保持時の側面断面図
である。
【図12】貼付装置の作用を示しており、(a)はステ
ィフナ貼付時の側面断面図、(b)は貼付後の側面断面
図である。
【図13】加圧装置の作用を示しており、(a)は加圧
前の側面断面図、(b)は加圧時の側面断面図である。
【図14】枠形状スティフナ付きTBGA・ICを示し
ており、(a)は正面断面図、(b)は(a)のb部の
拡大断面図である。
【図15】一体型スティフナ付きTBGA・ICを示し
ており、(a)は正面断面図、(b)は(a)のb部の
拡大断面図である。
【図16】一体型スティフナ付きTBGA・ICの製造
方法を示しており、(a)は工程図、(b)は一体型ス
ティフナの平面図、(c)は正面断面図である。
【図17】二体型スティフナ付きTBGA・ICを示し
ており、(a)は正面断面図、(b)は(a)のb部の
拡大断面図である。
【図18】二体型スティフナ付きTBGA・ICの製造
方法を示しており、(a)は工程図、(b)は二体型ス
ティフナの平面図、(c)は正面断面図である。
【図19】スティフナ貼着装置の塗布部の作用を示す正
面断面図である。
【符号の説明】
1…枠型スティフナ付きTBGA・IC(半導体装
置)、1A…一体型スティフナ付きTBGA・IC(半
導体装置)、1B…二体型スティフナ付きTBGA・I
C(半導体装置)、10…ペレット、11…サブストレ
ート、12…第一主面、13…パッド、14…パッシベ
ーション膜、15…バンプ、16…樹脂封止体、17…
枠形状スティフナ、17A…一体型スティフナ、17B
…二体型スティフナ、17C…ヒートシンク、17a…
スティフナ部、17b…ヒートシンク部、18…接着材
層、19…保護テープ、20…キャリアテープ、20a
…テープ認識点、21…テープ本体、22…送り孔、2
3…ペレット収容孔、24…インナリード、25…アウ
タリード、26…ソルダレジスト膜、27…スルーホー
ル、28…バリアメタル、29…金メッキ被膜、30…
インナリードボンディング装置、31…ヒートブロッ
ク、32…ボンディング工具、35…封止樹脂、36…
ポッティング装置、37…半田バンプ、40…スティフ
ナ貼着装置、41…ローディングリール、42…アンロ
ーディングリール、43…スペーサテープ巻取りリー
ル、44…スペーサテープ、45…スペーサテープ繰出
しリール、46…スペーサテープ、47…送り用のスプ
ロケット、48…バックテンション用のスプロケット、
49…ガイド用のスプロケット、50…貼付部、51…
スティフナ供給装置、52…テーブル、54…マガジ
ン、55…プッシャ、56…ガイド、57…ガード、5
9…移送コレット、60…保護テープ剥離装置、61…
剥離用テープ、61a…接着材層、62…ローディング
リール、63…アンローディングリール、64…クッシ
ョン部材、65…クランパ、66…アライメント装置、
67…ガイドテーブル、68…位置決め爪、69…爪ガ
イド、69a…押さえバネ、70…マウント用コレッ
ト、71…貼付装置、72…昇降装置、73…下側押さ
え、74…ガイドレール、75…バッファ部、80…加
圧部、81…加圧装置、82…機台、83…下側昇降装
置、84…下側押さえ、85…支柱、86…梁板、87
…上側昇降装置、88…上側押さえ、88a…上側クッ
ション部材、89…ガイドレール、90…塗布部、91
…塗布装置、92…接着材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 忠一 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5F044 LL01 MM08 MM49 NN04 QQ01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアテープにスティフナを貼り付け
    る貼付部と、キャリアテープに貼り付けられたスティフ
    ナをテープに押し付ける加圧部と、半導体ペレットに接
    着材を塗布する塗布部とを備えていることを特徴とする
    スティフナ貼着装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007299842A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Toppan Printing Co Ltd 多層配線基板の製造方法及び半導体パッケージ並びに長尺配線基板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007299842A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Toppan Printing Co Ltd 多層配線基板の製造方法及び半導体パッケージ並びに長尺配線基板

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