JP2001176423A - 陰極線管及びその使用方法並びにその製造方法 - Google Patents

陰極線管及びその使用方法並びにその製造方法

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JP2001176423A
JP2001176423A JP36133599A JP36133599A JP2001176423A JP 2001176423 A JP2001176423 A JP 2001176423A JP 36133599 A JP36133599 A JP 36133599A JP 36133599 A JP36133599 A JP 36133599A JP 2001176423 A JP2001176423 A JP 2001176423A
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plate
electron beam
hole
ray tube
cathode
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Kousuke Ichida
耕資 市田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子銃のカソード・プリフォーカスレンズを
形成するグリッドの電子ビーム通過孔の孔径を小さくし
ても、そのグリッドの剛性が低下したり、熱変形が発生
し易くなるのを防止することができる陰極線管及びその
使用方法並びにその製造方法を提供する。 【解決手段】 ガラス包囲体の筒状部14内に設けら
れ、カソード24から放射された電子ビーム20が通る
電子ビーム通過孔が形成された板状のグリッド26,2
8を有する電子銃18を備えた陰極線管10において、
グリッド26,28が、筒状部14内の保持部材に係合
する撓み部46を有し内側に孔部44aを有する金属製
の第1板部44と、第1板部の内側の孔部よりも少し大
き目に形成され中心部に電子ビームが通る微小の電子ビ
ーム通過孔34,36を有し半導体用の材料の板材によ
り形成され周部が第1板部44の孔部の周部に重ねて固
着される第2板部38とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、テレビ、
モニター、計測機等に用いられる陰極線管に関し、特に
その電子銃を改良した陰極線管及びその使用方法並びに
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の陰極線管の一例を図7に示す。図
示するように、陰極線管50は、ガラスのフェースプレ
ート52と、このフェースプレート52に溶着されたガ
ラスのネック54からなるガラス包囲体を有し、そのフ
ェースプレート52の内面に蛍光体スクリーン62が形
成され、またそのネック54内に電子銃56が設けられ
ている。
【0003】そして、この電子銃56から放射される電
子ビーム58を、ガラス包囲体の外側に装着された偏向
ヨーク60が発生する磁界により偏向して、電子ビーム
58が蛍光体スクリーン62上を水平、垂直方向に走査
することにより、フェースプレート52の外側面に画像
を表示するように構成されている。
【0004】一方、電子銃56は、図8に示すように、
1個のカソード64と、このカソード64を加熱するヒ
ータ(図示せず)と、カソード64から蛍光体スクリー
ン62の方向に順次隣接して配列された、第1ないし第
4グリッド66,68,70,72により構成されてい
る。そして電子銃56を構成するこれらのグリッドは、
ガラス包囲体のネック54内に設けられた、図示してな
い一対のマルチフォーラムガラス(ビードガラスともい
う)の間に固定されている。
【0005】ここで、図8に示すように、第1グリッド
66は、板状の電極からなり、カソード64と対向する
部分に電子ビーム通過孔74を有する。また、第2グリ
ッド68も、第1グリッド66と同様に板状の電極から
なり、同様な電子ビーム通過孔76を有する。
【0006】そして、この電子銃56のカソード・プリ
フォーカスレンズを形成する第1,第2グリッド66,
68は、金属製の板をプレスにより打ち抜き加工するこ
とにより形成されている。これは、金属製の板を用いる
ことによって、電子銃56の第1,第2グリッド66,
68を安価に製造でき、コスト面で有利であるためであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の陰極線管50は、以下のような解決すべき課題を有
している。即ち、将来のCRTの高画質化の実現のため
には、電子銃56のカソード・プリフォーカスレンズを
形成する、第1,第2グリッド66,68に形成された
電子ビーム通過孔74,76の孔径を、従来よりももっ
と小さくする必要がある。
【0008】ところが、金属製の板の孔あけプレス加工
においては、孔径を板厚以下にすることは困難である。
従って小さい孔径を得るためには、板厚を薄くすること
が必要であるが、そうすると今度は、第1,第2グリッ
ド66,68の剛性が低下すると共に、上記ヒータによ
り熱変形が発生し易くなり、このためレンズ特性のバラ
ツキや、経時変化が問題となる。
【0009】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、電
子銃のカソード・プリフォーカスレンズを形成するグリ
ッドの電子ビーム通過孔の孔径を小さくしても、そのグ
リッドの剛性が低下したり、熱変形が発生し易くなるの
を防止することができる陰極線管及びその使用方法並び
にその製造方法を提供することを課題とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明による陰極線管は、画像表示部と筒状部
を有するガラス包囲体と、前記筒状部内に設けられ、カ
ソードから放射された電子ビームが通る電子ビーム通過
孔が形成された板状のグリッドを有する電子銃とを備え
た陰極線管において、前記グリッドが、前記筒状部内の
保持部材に係合する撓み部を有し内側に孔部を有する金
属製の第1板部と、前記第1板部の内側の孔部よりも少
し大き目に形成され中心部に電子ビームが通る微小の電
子ビーム通過孔を有し半導体用の材料の板材により形成
され周部が第1板部の孔部の周部に重ねて固着される第
2板部とを有することを特徴とする。
【0011】また上記した課題を解決するために、本発
明による陰極線管の使用方法は、画像表示部と筒状部を
有するガラス包囲体と、前記筒状部内に設けられ、カソ
ードから放射された電子ビームが通る電子ビーム通過孔
が形成された板状のグリッドを有する電子銃とを備えた
陰極線管において、前記グリッドが、前記筒状部内の保
持部材に係合する撓み部を有し内側に孔部を有する金属
製の第1板部と、前記第1板部の内側の孔部よりも少し
大き目に形成され中心部に電子ビームが通る微小の電子
ビーム通過孔を有し半導体用の材料の板材により形成さ
れ周部が第1板部の孔部の周部に重ねて固着される第2
板部とを有する陰極線管を用いて、前記カソードから放
射された電子ビームが前記グリッドの第2板部の中心部
の微小の電子ビーム通過孔を通って、前記電子銃から放
射された電子ビームが前記画像表示部上に走査されるよ
うにしたことを特徴とする
【0012】また上記した課題を解決するために、本発
明による陰極線管品の製造方法は、画像表示部と筒状部
を有するガラス包囲体と、前記筒状部内に設けられ、カ
ソードから放射された電子ビームが通る電子ビーム通過
孔が形成された板状のグリッドを有する電子銃とを備え
た陰極線管において、前記グリッドが、前記筒状部内の
保持部材に係合する撓み部を有し内側に孔部を有する金
属製の第1板部と、前記第1板部の内側の孔部よりも少
し大き目に形成され中心部に電子ビームが通る微小の電
子ビーム通過孔を有し半導体用の材料の板材により形成
され周部が第1板部の孔部の周部に重ねて固着される第
2板部とを有する陰極線管の製造方法であって、前記第
2板部の中央部をハーフエッチングにより厚さを薄く
し、前記第2板部の中央部にエッチングにより微小の電
子ビーム通過孔をあけ、前記第2板部の周部を前記第1
板部の孔部の周部に重ねて固着し、前記第1板部の撓み
部を前記ガラス包囲体の筒状部内の保持部材に係合する
ようにしたことを特徴とする。
【0013】このような陰極線管及びその使用方法並び
にその製造方法によれば、電子銃のグリッドが、ガラス
包囲体の筒状部内の保持部材に係合する撓み部を有し内
側に孔部を有する金属製の第1板部と、第1板部の内側
の孔部よりも少し大き目に形成され中心部に電子ビーム
が通る微小の電子ビーム通過孔を有し半導体用の材料の
板材により形成され周部が第1板部の孔部の周部に重ね
て固着される第2板部とを有するように構成したので、
電子銃のグリッドの電子ビーム通過孔の孔径を小さくし
ても、そのグリッドの剛性が低下したり、熱変形が発生
し易くなるのを防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1ないし図6
は、本発明による陰極線管及びその使用方法並びにその
製造方法の第1の実施の形態について説明するために参
照する図であるまず、本実施の形態に係る陰極線管の構
成について、図1及び図2を参照して説明する。
【0015】図1に示すように、陰極線管10は、ガラ
スのフェースプレート12(画像表示部)と、このフェ
ースプレート12に溶着されたガラスのネック14(筒
状部)からなるガラス包囲体を有し、そのフェースプレ
ート12の内面に蛍光体スクリーン16が形成され、ま
たそのネック14内に電子銃18が設けられている。
【0016】そして、この電子銃18から放射される電
子ビーム20を、ガラス包囲体の外側に装着された偏向
ヨーク22が発生する磁界により偏向して、電子ビーム
20が蛍光体スクリーン16上を水平、垂直方向に走査
することにより、フェースプレート12の外側面に画像
を表示するように構成されている。
【0017】一方、電子銃18は、図2に示すように、
1個のカソード24と、このカソード24を加熱するヒ
ータ(図示せず)と、カソード24から蛍光体スクリー
ン16の方向に順次隣接して配列された、第1ないし第
4グリッド26,28,30,32により構成されてい
る。そして電子銃18を構成するこれらのグリッドは、
ガラス包囲体のネック14内に設けられた、図示してな
い一対のマルチフォーラムガラス(ビードガラスともい
う)の間に固定されている。
【0018】ここで、図2に示すように、第1グリッド
26は、板状の電極からなり、カソード24と対向する
部分に電子ビーム通過孔34を有する。また、第2グリ
ッド28も、第1グリッド26と同様に板状の電極から
なり、同様な電子ビーム通過孔36を有する。
【0019】そして、本実施の形態においては、図3に
示すように、第1グリッド26は、半導体用の材料のシ
リコンウェーハをハーフエッチングして中央部の厚さを
薄くし、さらにエッチングして形成した径dが厚さtよ
りも小さい微小の電子ビーム通過孔34を有すると共
に、両面に金属被膜40,42が形成された板状本体3
8(第2板部)を有している。
【0020】このように、板状本体38をシリコンウェ
ーハをエッチングして形成することにより、板状本体3
8の板厚t以下の孔径dを有する電子ビーム通過孔34
を容易かつ精密に形成することができる。そしてシリコ
ンウェーハは剛性を有すると共に、耐熱性を有するの
で、電子銃18のグリッド26の電子ビーム通過孔の孔
径を小さくしても、そのグリッド26の剛性が低下した
り、熱変形が発生し易くなるのを防止することができ
る。
【0021】また第2グリッド28も、第1グリッド2
6と同様にシリコンウェーハをエッチングして形成され
た板状本体38を有するので、グリッド28の電子ビー
ム通過孔34の孔径dを小さくしても、そのグリッド2
8の剛性が低下したり、熱変形が発生し易くなるのを防
止することができる。
【0022】次に、上記した電子銃18のカソード・プ
リフォーカスレンズを構成する第1,第2グリッド2
6,28の製造方法について、図4に示す工程図を参照
して説明する。
【0023】まず、工程1として、レジストを用いたエ
ッチング加工によって、半導体用の材料のシリコンウェ
ーハの表面の複数箇所をハーフエッチングし、多数のパ
ターンを形成する。この際、ハーフエッチングにより各
パターンの中央部の板厚を部分的に薄くする(コイニン
グ)。板厚はエッチング速度を制御することによって容
易に設定することができる。その後、再度、エッチング
によって孔をあけ、各パターン毎に電子ビーム通過孔3
4を形成する。
【0024】次に工程2として、シリコンウェーハを各
パターン毎に別々に切り離して、それぞれ電子銃18を
構成する第1グリッド26の板状本体38を形成すると
共に、この板状本体38の両面に銅等の金属を蒸着して
金属被膜40,42を形成し、電子銃18を構成する第
1グリッド26の板状本体38を製造する。また、第2
のグリッド28の板状本体38も同様にして製造するこ
とができる。
【0025】このように、板状本体38に半導体用の材
料のシリコンウェーハを用いることにより、半導体加工
技術を用いて、電子銃18を構成する第1,第2グリッ
ド26,28の板状本体38を微細加工することができ
る。従って、従来のプレス加工では困難であった、板厚
より小さい孔明け加工が可能となる。また、板状本体3
8にシリコンウェーハを用いることにより、金属より剛
性が高く、熱による寸法変化も少ない第1,第2グリッ
ド26,28の板状本体38を製造することができる。
【0026】また、上記した工程1,2を経て製造され
た第1,第2グリッド26,28の板状本体38につい
ては、それをネック14内に設けられたマルチフォーラ
ムガラスへ固定する工程3、及び、板状本体38へ電圧
を供給する工程4が行われる。以下、これらの工程3,
4について簡単に説明する。
【0027】すなわち工程3として、図5及び図6に示
すように、板状本体38の外径より若干小さい寸法の孔
部44aを有する金属板製のフレーム44(第1板部)
の、その孔部44aの周部に板状本体38の周部を重ね
てロウ付けし、フレーム44に設けられたピン46(撓
み部)をマルチフォーラムガラスに食い込ませることに
より、フレーム44をマルチフォーラムガラスを介して
ネック14内に固定することができる。
【0028】最後に工程4として、図6に示すように、
半導体装置製造技術で用いられるボンディングワイヤ4
8により、板状本体38の金属被膜40,42とフレー
ム44との電気的導通をとり、外部から電圧を供給する
ためのリード49の端部をフレーム44に溶接すること
により、第1グリッド26の板状本体38に従来と同様
に電圧を供給することができる。
【0029】また第2グリッド28も同様に、板状本体
38とフレーム44を用いて製造することができる。従
って、フレーム44と板状本体38は第1,第2グリッ
ド26,28を構成している。
【0030】以上、本発明の実施の形態について具体的
に説明してきたが、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて、そ
の他にも各種の変更が可能となる。例えば、前記実施の
形態においては電子銃のグリッドに半導体用の材料のシ
リコン板を用いたが、シリコン以外の半導体用の材料の
板材を用いることもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子銃のグリッドが、ガラス包囲体の筒状部内の保持部
材に係合する撓み部を有し内側に孔部を有する金属製の
第1板部と、第1板部の内側の孔部よりも少し大き目に
形成され中心部に電子ビームが通る微小の電子ビーム通
過孔を有し半導体用の材料の板材により形成され周部が
第1板部の孔部の周部に重ねて固着される第2板部とを
有するように構成したので、電子銃のグリッドの電子ビ
ーム通過孔の孔径を小さくしても、そのグリッドの剛性
が低下したり、熱変形が発生し易くなるのを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る陰極線管10
の断面側面図である。
【図2】図1の陰極線管10の電子銃18の構成を説明
するための断面側面図である。
【図3】電子銃18を構成する第1グリッド26を構成
する板状本体38の断面側面図である。
【図4】電子銃18の第1,第2グリッド26,28を
構成する板状本体38の製造、組立工程を説明するため
に参照する図である。
【図5】第1グリッド26の板状本体38とフレーム4
4を組立てる方法を説明するために参照する図である。
【図6】第1グリッド26の板状本体38への導通方法
を説明するために参照する図である。
【図7】従来の電子銃56を有する陰極線管50の断面
側面図である。
【図8】図7の電子銃56の構成を説明するための断面
側面図である。
【符号の説明】
10…陰極線管、12…フェースプレート、14…ネッ
ク、16…蛍光体スクリーン、18…電子銃、20…電
子ビーム、22…偏向ヨーク、24…カソード、26…
第1グリッド、28…第2グリッド、30…第3グリッ
ド、32…第4グリッド、34,36…電子ビーム通過
孔、38…板状本体、40,42…金属被膜、44…フ
レーム、44a…孔部、46…ピン、48…ボンディン
グワイヤ、49…リード、50…陰極線管、52…フェ
ースプレート、54…ネック、56…電子銃、58…電
子ビーム、60…偏向ヨーク、62…蛍光体スクリー
ン、64…カソード、66…第1グリッド、68…第2
グリッド、70…第3グリッド、72…第4グリッド、
74,76…電子ビーム通過孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示部と筒状部を有するガラス包囲
    体と、 前記筒状部内に設けられ、カソードから放射された電子
    ビームが通る電子ビーム通過孔が形成された板状のグリ
    ッドを有する電子銃とを備えた陰極線管において、 前記グリッドが、 前記筒状部内の保持部材に係合する撓み部を有し内側に
    孔部を有する金属製の第1板部と、 前記第1板部の内側の孔部よりも少し大き目に形成され
    中心部に電子ビームが通る微小の電子ビーム通過孔を有
    し半導体用の材料の板材により形成され周部が第1板部
    の孔部の周部に重ねて固着される第2板部とを有するこ
    とを特徴とする陰極線管。
  2. 【請求項2】 画像表示部と筒状部を有するガラス包囲
    体と、 前記筒状部内に設けられ、カソードから放射された電子
    ビームが通る電子ビーム通過孔が形成された板状のグリ
    ッドを有する電子銃とを備えた陰極線管において、 前記グリッドが、 前記筒状部内の保持部材に係合する撓み部を有し内側に
    孔部を有する金属製の第1板部と、 前記第1板部の内側の孔部よりも少し大き目に形成され
    中心部に電子ビームが通る微小の電子ビーム通過孔を有
    し半導体用の材料の板材により形成され周部が第1板部
    の孔部の周部に重ねて固着される第2板部とを有する陰
    極線管を用いて、 前記カソードから放射された電子ビームが前記グリッド
    の第2板部の中心部の微小の電子ビーム通過孔を通っ
    て、 前記電子銃から放射された電子ビームが前記画像表示部
    上に走査されるようにしたことを特徴とする陰極線管の
    使用方法。
  3. 【請求項3】 画像表示部と筒状部を有するガラス包囲
    体と、 前記筒状部内に設けられ、カソードから放射された電子
    ビームが通る電子ビーム通過孔が形成された板状のグリ
    ッドを有する電子銃とを備えた陰極線管において、 前記グリッドが、 前記筒状部内の保持部材に係合する撓み部を有し内側に
    孔部を有する金属製の第1板部と、 前記第1板部の内側の孔部よりも少し大き目に形成され
    中心部に電子ビームが通る微小の電子ビーム通過孔を有
    し半導体用の材料の板材により形成され周部が第1板部
    の孔部の周部に重ねて固着される第2板部とを有する陰
    極線管の製造方法であって、 前記第2板部の中央部をハーフエッチングにより厚さを
    薄くし、 前記第2板部の中央部にエッチングにより微小の電子ビ
    ーム通過孔をあけ、 前記第2板部の周部を前記第1板部の孔部の周部に重ね
    て固着し、 前記第1板部の撓み部を前記ガラス包囲体の筒状部内の
    保持部材に係合するようにしたことを特徴とする陰極線
    管の製造方法。
JP36133599A 1999-12-20 1999-12-20 陰極線管及びその使用方法並びにその製造方法 Pending JP2001176423A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106090632A (zh) * 2016-06-20 2016-11-09 许昌虹榕节能电器设备有限公司 一种多基色荧光粉灯管

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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