JP2001176161A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2001176161A
JP2001176161A JP35518199A JP35518199A JP2001176161A JP 2001176161 A JP2001176161 A JP 2001176161A JP 35518199 A JP35518199 A JP 35518199A JP 35518199 A JP35518199 A JP 35518199A JP 2001176161 A JP2001176161 A JP 2001176161A
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JP
Japan
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disk
disc
diameter
small
stopper
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Withdrawn
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JP35518199A
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English (en)
Inventor
Eiji Shinohara
英治 篠原
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Tanashin Denki Co Ltd
Original Assignee
Tanashin Denki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小さなスペースに置くことができる簡単な構成
の縦形ディスク再生装置を提供すること。 【解決手段】縦長スリット状の挿脱口2を装置の前面に
形成してディスク11a,11bを水平挿入させる。デ
ィスクはセンタリング位置を僅かに越えた位置でディス
クストッパ61,62,67に当接させ、クランプ機構
75でクランプする際の、テーパ面76によるセンタリ
ング時に、ディスクをストッパから引離す。小径ディス
クストッパは、大径ディスクを挿入したときディスク検
出手段13により大径ディスクの搬送通路から退避させ
る。また、落下防止部材50により、搬送完了後のディ
スクの落下を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ディスクの信号面
を横向きにして、縦長スリット状の挿脱口からディスク
を水平方向に挿入し、ディスクを所定のセンタリング位
置へ搬送するディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク再生装置は、主としてデ
ィスクの信号面を上向きあるいは下向きにして、横長ス
リット状の挿脱口からディスクを水平方向に挿入し、デ
ィスクを所定のセンタリング位置へ搬送する、いわゆる
横型タイプであった。このようなタイプであると、例え
ば机の上に載せて使用する場合など、スペースを大きく
取られてしまう問題があった。このような問題の解決策
として、挿脱口を縦長に形成し、ディスクの信号面を横
向きにして挿入する、いわゆる縦型タイプとすることが
考えられる。このようにすれば、小さなスペースに置く
ことができる。
【0003】ところで、ディスクの搬送手段として、例
えば特公平4−63456号公報に示されているよう
な、上下一対のガイドローラでディスクを両面から挟
み、ローラの回転によりディスクを搬送するものが知ら
れている。このようなローラ搬送手段では、ディスクを
センタリング位置まで搬送した後、下方のガイドローラ
が下降してディスクを再生位置まで下ろすようになって
いる。また、大径、小径いずれのディスクも使用できる
ディスク再生装置が一般的である。
【0004】そこで、大径、小径いずれのディスクも使
用できる、ローラ搬送手段を用いたディスク再生装置
を、そのまま縦型タイプとして使用しようとすると、デ
ィスクをセンタリング位置まで搬送した後、一対のガイ
ドローラが離反する際にディスクが自重で落下してしま
う問題がある。特開平7−141745号公報には、大
径ディスク用および小径ディスク用のガイドアームを左
右一対ずつ備え、さらに左右のアームを連動させる機構
を備えたディスク再生装置が示されている。このような
構成では、縦型タイプとして使用した際、ガイドアーム
によりディスクの落下を防止できるが、部品点数が多
く、構造も複雑であるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、小さ
なスペースに置くことができ、しかも部品点数が少な
く、構造も簡単なディスク再生装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク再生装
置はディスクの信号面を横向きにして、縦長スリット状
の挿脱口からディスクを水平方向に挿入し、ディスクを
所定のセンタリング位置へ搬送するように構成されてい
る。フローティングシャーシには、落下防止部材がスプ
リングにより定位置に弾性保持されている。ディスクを
スプリングに抗して押退けながら、挿入すると、ディス
ク検出手段により、ディスク搬送ローラが作動するとと
もに、大径ディスクであるか、また、小径ディスクであ
るかも検出される。大径ディスクが挿入された場合は、
小径ディスクストッパが大径ディスクの搬送通路から退
避する。すると、大径ディスクはディスク搬送ローラに
より、センタリング位置よりも僅かに奥まで搬送され、
大径ディスクストッパに当接する。
【0007】また、小径ディスクが挿入された場合は、
そのまま、ディスク搬送ローラにより、センタリング位
置よりも僅かに奥まで搬送され、小径ディスクストッパ
に当接する。大径、小径いずれかのディスクが、いずれ
かのディスクストッパに当接する位置まで搬送される
と、前記フローティングシャーシに回動自在に取付けら
れたクランパプレートが回動し始める。クランパプレー
トの回動とほぼ同時にディスク搬送ローラもディスクか
ら離反し始めるが、落下防止部材がディスクを下方より
支持している。そして、クランパプレートに取付けられ
たクランプとターンテーブルとで構成されるクランプ機
構が、センタリング用テーパ面でディスクをセンタリン
グ位置に位置づけて確実にクランプする。
【0008】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下、本発明をコンパクトディスクの再生装
置に適用した一実施例を、図面を参照しながら説明す
る。図1は、ディスク再生装置1の外観斜視図であり、
前面には縦長スリット状の挿脱口2と、操作釦3が配列
されている。ディスク再生装置1の内部には、図2の如
く、機構ユニット4が装着されている。図2は、機構ユ
ニット4の概略構成を示す斜視図である。縦長角枠状を
なす固定シャーシ5内の前端には、図10に示すディス
クガイドプレート6とディスク搬送ローラ7が配置され
ている。ディスクガイドプレート6は固定シャーシ5の
右側板に固定されている。ディスク搬送ローラ7は上下
方向の軸9をローラホルダ10に回転自在に支持されて
おり、ローラホルダ10の回動に伴ないディスク搬送ロ
ーラ7がディスクガイドプレート6に対して接離自在と
なっている。ディスクガイドプレート6とディスク搬送
ローラ7との間は、前記挿脱口2から挿入されたディス
ク11a,11b(図3参照)が通過する搬送通路とな
っている。
【0009】また固定シャーシ5の右側板上部には、図
3の如く、挿入されたディスク11a,11bを検出す
るディスク検出スイッチ12が配置され、さらに、右側
板の内面には、ディスク検出手段13が取り付けられて
いる。図3は、ディスク検出手段13を右方向から見た
図である。ディスク検出手段13は、上方検出レバー
(図示せず)と、下方検出レバー15と、連結レバー1
6と、第1レバー17と、第2レバー18と、前記ディ
スク検出スイッチ12と、一対の検出レバースプリング
19a,19bとで構成されている。上方検出レバー1
4は、略V字型の形状をしており、その一片側の先端
は、左方に屈曲形成するディスク当接部20となってい
る。このディスク当接部20は、固定シャーシ5の最前
部よりも僅か前方に位置させており、V字型の略中央に
は、連結レバー16の一部と係合する円筒状のボス21
が右方に延びている。他片側の先端はスイッチ押圧部2
2となっており、ディスク11a,11bを挿入する前
の状態では、該スイッチ押圧部22は、ディスク検出ス
イッチ12をオン状態に保持している。
【0010】押圧部22の下方には、小孔23が設けら
れ、前記ディスクガイドプレート6の右方の面に突設さ
れたボス24にこの小孔23を嵌合させて、上方検出レ
ーバー14は、ガイドプレート6に対して回動自在とな
っている。さらに小孔23より若干下がった位置には、
フック部25が形成されている。そして、このフック部
25とデイスクガイドプレート6の一部との間に前記検
出レバースプリングを掛け渡して、上方検出レバー14
を、右方から見て反時計方向に付勢している。
【0011】下方検出レバー15は、上方検出レバー1
4と、ほぼ上下対称となる略逆V字型であり、上方検出
レバー14と同様に、片側の先端は、左方に屈曲形成す
るディスク当接部27となっている。この当接部27
は、固定シャーシ5の最前部よりも、僅か前方に位置さ
せている。また、下方検出レバー15のほぼ中央には連
結レバー16の一部と係合する円筒状のボス28が右方
に延びており、上方検出レバー14と同様の小孔29及
びフック部30も形成されている。
【0012】そして小孔29を、ディスクガイドプレー
ト6のボス31に嵌合させてデイスクガイドプレート6
に対して回動自在となっている。また、フック部30と
デイスクガイドプレート6との間に前記検出レバースプ
リングを掛け渡し、下方ディスク検出レバー15を、右
方から見て時計方向に付勢している。さらに他片側の先
端には、右方に係合ボス33が突設され、この係合ボス
33を前記第1レバー17の一端に設けられた上下に長
い長孔34に係合させている。
【0013】連結レバー16は、略十字形状をしてお
り、上方検出レバー14と下方検出レバー15との間に
配置されている。上片及び下片にはカム溝35a,35
bが形成さており、各カム溝35a,35bを上方検出
レバー14および下方検出レバー15の各ボス21,2
8にそれぞれ係合させている。前片及び後片には、前後
に長いガイド溝36,37が形成されており、各ガイド
溝36,37をディスクガイドプレート6の規制ボス3
8,39にそれぞれ係合させている。
【0014】上方検出レバー14、下方検出レバー15
および連結レバー16は、ディスクガイドプレート6と
固定シャーシ5の右側板との間に配置されている。第1
レバー17は、前後に長い薄板製のもので、後端部に連
結ボス40を有する。この連結ボス40は、固定シャー
シ5の右側板下部に設けられた、前後に長いガイド孔4
1に係合されている。また、第1レバー17の前端部に
は前記長孔34が設けられ、長孔34の後方には前後方
向に延びる規制溝42を有し、この規制溝42を、ディ
スクガイドプレート6の規制ボス43に係合させてい
る。規制溝42のさらに後方には、角孔が二箇所、前後
に並べて形成されており、その両角孔の間が切換部44
となっている。
【0015】第2レバー18は上下に長い薄板製のもの
で下端部には連結孔45を有し、上端部には、左方に延
びた円筒状の検出部46を有する。固定シャーシ5内に
は、図4に示すフローティングシャーシ47がダンパに
(図示せず)を介して取付けられる。図4はフローティ
ングシャーシ47を右方から見た図であって、縦長のほ
ぼ矩形をしている。前端(図4では左端)側の上下方向
中央には、ターンテーブル48が配置され、該ターンテ
ーブル48から図4の右上に向かって、再生部を構成す
るピックアップ49が移動可能に配置されている。フロ
ーティングシャーシ47の下部には、落下防止部材50
が軸51を介して回動自在に取付けられている。落下防
止部材50は金属板製で、前端部に落下防止ピン52を
有する。この落下防止ピン52は、フローティングシャ
ーシ47の前端部に位置し,落下防止部材50が軸を中
心に回動するとき、落下防止ピン52は略上下に移動す
る。
【0016】また、落下防止部材50には、落下防止ピ
ン52の隣接位置に第1当接部53を有し、この第1当
接部53から、軸51を中心とする円弧面部54を隔て
て第2当接部55を有する。なお、フローティングシャ
ーシ47にはフランジ付きのストッパピン56が固着さ
れ、ストッパピン56のフランジ下に円弧面部54を潜
らせて落下防止部材50の浮き上がりを防止するととも
に、第1または第2当接部53,55をストッパピン5
6に当接させることにより、落下防止部材50の回動範
囲を規制するようにしている。落下防止部材50の後端
部には切起し片を設け、その切起し片の下縁を傾斜部5
7としている。そして落下防止部材50の後端部とフロ
ーテイングシャーシ47の後端下部との間には、図7の
如くトーションばね58を掛け渡し、落下防止部材50
を、右方から見て時計方向に付勢している。すなわち、
落下防止ピン52を上方向に付勢して、第1当接部53
をストッパピン56に当接させている。
【0017】フローティングシャーシ47には、図5に
示すクランパプレート59が取付けられる。図5は、ク
ランパプレート59を右方から見た図である。クランパ
プレート59は、図5に示すように縦長のほぼ矩形をな
す金属製のもので、上下端には左方向に向けて屈曲部を
有し、前端(図5では左端)部の上下方向中央にはクラ
ンパ取付部60を段曲げにより形成し、後端部には左方
に屈曲形成された一対の大径ディスクストッパ61,6
2を略上下対称位置に有する。上方のストッパ61は、
下部をやや後方に傾斜させ、下方のストッパ62は、上
部をやや後方へ傾斜させている。クランパプレート59
の下部には、第1押圧部63と、さらにその下方に、先
端をやや下方へ傾斜させた第2押圧部64が、左方に屈
曲形成されている。また、クランパプレート59の右面
側には、上下一対のストッパ取付部65,66が形成さ
れている。
【0018】前記一対のストッパ取付部65,66に
は、上下に長い棒状の小径ディスクストッパ67が、上
下端部を回動自在に支持されている。ストッパ67の下
端には、U字形の切換片68を形成し、上下2箇所には
ストッパ部69,70が横方向に延出形成されている。
切換片68は図3の如く、前記第1レバー17の切換部
44と係合可能になっている。また、小径ディスクスト
ッパ67の中心部には図示しないカム部が形成され、カ
ム部と各ストッパ部69,70との間には、それぞれ回
動規制部71,72が突設されている。一対のストッパ
部69,70は、前方及び左方に選択的に位置づけられ
る。ストッパ部69,70が左方の位置をとるときは回
動規制部71,72がクランパプレート59の右面に当
接してストッパ部69,70の位置を規制する。
【0019】前記クランパ取付け部60には、板ばね製
のクランパ保持板73を介して図6に示すクランパ74
が回転自在に取付けられている。該クランパ保持板73
の一部で前記小径ディスクストッパ67のカム部を押
え、ストッパ部69,70が前方位置をとるときは、ク
ランパ保持板73の弾性力により、これらのストッパ部
69,70を定位置に保持する。図6はクランプ機構7
5の構成を示す断面図である。クランパ74は、図6の
如く、大径円盤の右方(図6では上方)に小径円盤が同
軸に一体形成されており、大径円盤の左方(図6では下
方)には前記ターンテーブル48が配置され、クランパ
74とターンテーブル48とでクランプ機構75を構成
している。ターンテーブル48の上面側には、ディスク
11a,11bを再生部に対するセンタリング位置に位
置づけるセンタリング用テーパ面76が形成されてい
る。
【0020】図7はフローティングシャーシ47にクラ
ンパプレート59が装着された状態を示す右方から見た
図である。フローティングシャーシ47の上下端には、
図8の如く、右面側に突出する突出片77を設け、各突
出片77には半打ち凸部78が形成されている。一方、
クランパプレート59は、前記上下屈曲部の後部(図で
は右部)に取付孔を有し、各取付孔を半打ち凸部に係合
させて、フローティングシャーシ47に対し回動自在と
なっている。クランパプレート59とフローティングシ
ャーシ47との間には、引張りばね79が掛け渡され
て、常にクランパプレート59を、フローティングシャ
ーシ47側に付勢している。
【0021】前記小径ディスクストッパ67は、大径デ
ィスク11aの挿入により、ストッパ部69,70を左
方の位置から前方の位置へと回動させる。すなわち、図
3の如く、大径ディスク11aを上方検出レバー14と
下方検出レバー15との間に挿入すると、ディスク11
aの外周で両者のディスク当接部20,27を押し広
げ、両ディスク検出レバー14,15を検出レバースプ
リングに抗して互いに離反する方向に回動させる。これ
に伴ない、第1レバー17が図9の実線位置から仮想線
位置へ向けて後方へ移動して、その切換部44で小径デ
ィスクストッパ67の切換片68を押圧し、ストッパ部
69,70を左方の位置から前方の位置へと移動させ
る。これによって、ストッパ部69,70は大径ディス
ク11aの搬送通路から退避し、大径ディスク11aは
大径ディスクストッパ61,62に当接する位置まで搬
送される。
【0022】ところが、小径ディスク11bを挿入した
ときは、上方検出レバー14及び下方検出レバー15の
回動量は小さく、第1レバー17は小径ディスクストッ
パ67の切換片68に当接する位置まで移動しない。よ
って、小径ディスク11bは小径ディスクストッパ67
に当接する位置まで搬送されることになる。図10及び
図11は、ディスク搬送ローラ7とディスクガイドプレ
ート6との関係を示す正面図である。搬送ローラは、図
10の如く、送り面を上下端部から中央に向けて径が小
さくなるテーパ部80とする。また、ディスクガイドプ
レート6は、搬送ローラ7に対向するディスク送り面を
上下方向の中央部を凹ませた傾斜面81とし、搬送ロー
ラ7のテーパ部80と、ディスクガイドプレート6の傾
斜面81により、両者間に挿入されたディスク11a,
11bを上下方向中央部に位置づけるセンタリング効果
を発揮できるようにしている。
【0023】次にディスク挿入からディスクがクランプ
機構75によってクランプされるまでの一連の動作につ
いて説明する。まず、大径ディスク11aをディスクガ
イドプレート6とディスク搬送ローラ7との間に挿入す
ると、大径ディスク11aの外周で上方検出レバー14
と下方検出レバー15を検出レバースプリングに抗して
互いに離反する方向に回動させる。このとき、上下の検
出レバー14,15間には連結レバー16が連結されて
いるため、両検出レバー14,15は同期しながら回動
する。
【0024】すると、上方検出レバー14のスイッチ押
圧部22はディスク検出スイッチ12をオフさせて、図
示しないディスク搬送用モータが起動してディスク搬送
ローラ7を回転駆動する。そこで、ディスク11aはデ
ィスク搬送ローラ7により搬送され、第1レバー17は
後方へ移動して、その切換部44で小径ディスクストッ
パ67の切換片68を押圧してストッパ部69,70を
大径ディスク11aの搬送通路から退避させる。また、
大径ディスク11aの搬送に伴ない、落下防止部材50
を大径ディスク11aの外周で押圧し、落下防止部材5
0をトーションばね58に抗してして回動させる。
【0025】大径ディスク11aはセンタリング位置よ
り僅かに奥まで搬送されて、大径ディスクストッパ6
1,62に当接するが、大径ディス11aクは第2レバ
ー18の検出部46も押圧し、第2レバー18の回動に
よりローラホルダ10が回動して、ディスク搬送ローラ
7が大径ディスク11aから離反する。このとき大径デ
ィスク11aは図4に仮想線で示すように、落下防止部
材50の落下防止ピン52で下方から支持されているの
で、落下することはない。また、ローラホルダ10の回
動に連動してクランパプレート59が作動し、クランパ
74が大径ディスク11aをターンテーブル48に押付
ける。このとき大径ディスク11aはターンテーブル4
8のテーパ面により、大径ディスクストッパ61,62
に当接した位置からセンタリング位置に位置修正され、
ターンテーブル38とクランパ74とで確実にクランプ
される。
【0026】なお、クランパプレート59の作動時に、
図12の如く、クランパプレート59の第1押圧部63
が落下防止部材50の傾斜部57を押圧し、落下防止部
材50の落下防止ピン52を大径ディスク11aから僅
かに引離す。また、小径ディスク11bを挿入すると、
大径ディスク11aの挿入時と同様に上下の検出レバー
14,15が小径ディスク11bの外周で押圧され、上
方検出レバー14のスイッチ押圧部22はディスク検出
スイッチ12をオフさせて、図示しないディスク搬送用
モータを駆動させ、ディスク11bはディスク搬送ロー
ラ7により搬送される。しかし、小径ディスク11bを
搬送した場合、前述した如く、小径ディスク11bの最
大径部で、両検出レバー14,15を押圧する位置に搬
送されても、第1レバー17の切換部44が小径ディス
クストッパ67の切換片68に当接する位置まで移動せ
ず、小径ディスクストッパ67のストッパ部69,70
は左方の位置に保持されている。
【0027】従って、小径ディスク11bはセンタリン
グ位置より僅かに奥まで搬送されて、外周を小径ディス
クストッパ67のストッパ部69,70に当接させる。
このとき小径ディスク11bの外周で第2レバー18の
検出部46も押圧し、第2レバー18の回動によりディ
スク搬送ローラ7が小径ディスク11bから離反する方
向へ回動する。このとき小径ディスク11bは、大径デ
ィスク11aを挿入したときと同様に落下防止部材50
で下方から支持されているので、落下することはない。
また、ローラホルダ10の回動に連動してクランパプレ
ート59が作動し、クランパ74が小径ディスク11b
をターンテーブル48に押付ける。このとき小径ディス
ク11bは、ターンテーブル48のテーパ面76によ
り、小径ディスクストッパ67のストッパ部69,70
に当接した位置からセンタリング位置に位置修正され、
ターンテーブル48とクランパ74とで確実にクランプ
される。また、クランパプレート59の作動時に、図1
3の如くクランパプレート59の第2押圧部64が落下
防止部材50の傾斜部57を押圧し、落下防止部材50
の落下防止ピン52を小径ディスク11bから僅かに引
離す。
【0028】以上、本発明を実施例にもとづいて説明し
たが、大径ディスクストッパは、必ずしもクランパプレ
ートの一部で構成する必要はなく、フローティングシャ
ーシに直接設けてもよい。小径ディスクストッパにして
も、フローティングシャーシに取付けることは可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明のディスク再生装
置はディスクの信号面を横向きにして、縦長スリット状
の挿脱口からディスクを水平方向に挿入させ、ディスク
を所定のセンタリング位置へ搬送するように構成される
ので、特に幅寸法が小さくなり、小さなスペースに置く
ことができる。また、大径及び小径ディスクストッパは
いずれもフローティングシャーシに設けられ、ディスク
がセンタリング位置より僅かに奥まで搬送された位置で
ディスクストッパに当接させ、ディスクがクランプ機構
のテーパ面で位置修正される際にストッパから離反する
ようにしているので、ディスクストッパの方を移動させ
る必要がない。従って、ディスクストッパを移動させる
機構も省略できるので、部品点数を減少させて簡単な構
造にすることができる。さらに、一つの落下防止部材を
設けるだけで大径、小径いずれのディスクも搬送ローラ
が離反した際の落下を確実に防止される。
【0030】大径ディスクストッパをクランパプレート
の一部に折曲形成すると、一層部品点数が減少して簡単
な構造になる。また、小径ディスクストッパをクランパ
プレートに移動自在に設けると、クランパプレートの動
作を利用して小径ディスクストッパを大径ディスクの搬
送通路から退避させることができ、大径ディスクを挿入
した際に小径ディスクストッパを大径ディスクの搬送通
路から退避させる機構が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すディスク再生装置の外
観斜視図
【図2】内部の機構ユニットを示す斜視図
【図3】機構ユニット内の概略構成を示す右側面図
【図4】落下防止部材とその周辺部を示す右側面図
【図5】クランパプレートとその周辺部を示す右側面図
【図6】クランプ機構を示す断面図
【図7】フローティングシャーシとクランパプレートの
関係を示す右側面図
【図8】フローティングシャーシとクランパプレートと
の関係を示す下面図
【図9】第1レバーと小径ディスクストッパとの関係を
示す説明図
【図10】ガイドプレートとディスク搬送ローラとの関
係を示す正面図
【図11】ローラホルダとディスク搬送ローラとの関係
を示す上面図
【図12】落下防止部材と大径ディスクとの関係を示す
右側面図
【図13】落下防止部材と小径ディスクとの関係を示す
右側面図
【符号の説明】
2	挿脱口 7	ディスク搬送ローラ 11a	大径ディスク 11b	小径ディスク 13	ディスク検出手段 47	フローティングシャーシ 48	ターンテーブル 49	再生部 50	落下防止部材 58	ばね 59	クランパプレート 61,62 大径ディスクストッパ 67	小径ディスクストッパ 74	クランパ 75	クランプ機構 76	センタリング用テーパ面 80	テーパ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク(11a,11b)の信号面を
    横向きにして、縦長スリット状の挿脱口(2)からディ
    スクを水平方向に挿入し、ディスクを所定のセンタリン
    グ位置へ搬送するディスク再生装置において、 ディスク送り面を端部から中央に向けて径が小さくなる
    テーパ部(80)とするディスク搬送ローラ(7)と、 再生部(49)を搭載したフローティングシャーシ(4
    7)と、 該フローティングシャーシに回動自在に取付けられたク
    ランパプレート(59)と、 このクランパプレートに取り付けられたクランパ(7
    4)、およびこのクランパとの間でディスクを挟持する
    ターンテーブル(48)により構成され、ディスクを前
    記再生部に対するセンタリング位置に位置づけるセンタ
    リング用テーパ面(76)を有するクランプ機構(7
    5)と、 前記フローティングシャーシに設けられ、大径ディスク
    (11a)がディスク搬送ローラでセンタリング位置よ
    り僅かに奥まで搬送されたとき、該ディスクを当接させ
    る大径ディスクストッパ(61,62)と、 前記フローティングシャーシに設けられ、小径ディスク
    (11b)がディスク搬送ローラでセンタリング位置よ
    り僅かに奥まで搬送されたとき、該ディスクを当接させ
    る小径ディスクストッパ(67)と、 大径ディスクが挿入されたことを検出して、前記小径デ
    ィスクストッパを大径ディスクの搬送通路から退避させ
    るとともに、いずれのディスクが挿入されたときも、前
    記ディスク搬送ローラを作動させるディスク検出手段
    (13)と、 フローティングシャーシの定位置にばね(58)により
    弾性保持され、ディスク搬送ローラがディスクから離反
    した後のディスクを下方から支持するとともに、クラン
    パのクランプ動作時に、クランパプレートによりディス
    クから引き離される落下防止部材(50)と、を具備し
    たことを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記大径ディスクストッパをクランパプ
    レートの一部に折曲形成したことを特徴とする請求項1
    に記載のディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記小径ディスクストッパをクランパプ
    レートに移動自在に取付けたことを特徴とする請求項1
    に記載のディスク再生装置。
JP35518199A 1999-12-14 1999-12-14 ディスク再生装置 Withdrawn JP2001176161A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7162725B2 (en) 2005-04-25 2007-01-09 Tanashin Denki Co., Ltd. Disc centering device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7162725B2 (en) 2005-04-25 2007-01-09 Tanashin Denki Co., Ltd. Disc centering device

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