JP2001175970A - ガス検出装置及びガス検出方法 - Google Patents

ガス検出装置及びガス検出方法

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JP2001175970A
JP2001175970A JP35981799A JP35981799A JP2001175970A JP 2001175970 A JP2001175970 A JP 2001175970A JP 35981799 A JP35981799 A JP 35981799A JP 35981799 A JP35981799 A JP 35981799A JP 2001175970 A JP2001175970 A JP 2001175970A
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裕正 高島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火災時に発生するガス成分と不完全燃焼時に
発生する一酸化炭素及び都市ガスの漏洩時に発生するメ
タン等のガスを容易に識別する。 【解決手段】 パルス発生部12がパルス駆動信号を発
生し、このパルス駆動信号をトランジスタTr1、Tr
2を介してブリッジ回路6のヒータ2に印加すると、ガ
スセンサ1をオン駆動/オフ駆動させ、データサンプリ
ング部13は、ガスセンサ1がオン駆動期間中の複数の
ガス検出ポイントにおいて、センサ素子3で検出された
センサ出力値をサンプリングし、ガス識別部15は、デ
ータサンプリング部13により複数のガス検出ポイント
においてサンプリングされた複数のセンサ出力値に基づ
きガスの種類を識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災時に発生する
ガス成分とその他の例えば不完全燃焼時に発生する一酸
化炭素(CO)や都市ガスの漏洩時に発生するメタン
(CH)等の各々のガスを1つのガスセンサで検出し
て識別するガス検出装置及びガス検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】不完全燃焼時に発生する一酸化炭素と都
市ガス漏洩時に発生するメタンとをそれぞれ識別するた
めのガスセンサとしては、従来より例えば半導体式ガス
センサが用いられており、この半導体ガスセンサの触媒
活性を利用して、一酸化炭素とメタンとを弁別してい
る。図11にSnO触媒を用いた半導体式ガスセンサ
のガス感度特性を示す。
【0003】図11において、横軸はセンサの素子温度
であり、縦軸はセンサ抵抗である。図11からもわかる
ように、SnO触媒は、低温域で一酸化炭素に対する
活性が高く、高温域でメタンに対する活性が高い性質を
有している。すなわち、一酸化炭素は低温域でセンサ抵
抗が小さく、メタンは高温域でセンサ抵抗が小さいた
め、半導体式ガスセンサは、低温域で一酸化炭素を選択
し、高温域でメタンを選択する特性を持つ。
【0004】このため、図12に示すようなパルス駆動
方式で、ガス検出装置に設けられた1つのガスセンサを
低温域(例えば、100℃)と高温域(例えば、400
℃)とに周期的に交互に駆動させることにより、低温域
のCO検知ポイント(図12中の黒丸印)において一酸
化炭素ガス濃度を検出し、高温域のメタン検知ポイント
(図12中の黒丸印)においてメタンガス濃度を検出す
ることができる。
【0005】また、従来のこの種のガス検出装置として
は、例えば特開昭59−143948号公報に記載され
たガス漏れ検出装置が知られている。
【0006】この特開昭59−143948号公報に記
載されたガス漏れ検出装置は、図13に示すように、可
燃性ガスに触れると抵抗値の低下する金属酸化物の感応
体102と、この感応体102を所定温度に保持するヒ
ータ103と、感応体101の抵抗値の変化を検出する
電圧弁別回路106と、この電圧弁別回路106の出力
によりヒータ103のヒータ電圧を変化させるヒータ電
圧制御回路105と、感応体101の抵抗値の変化によ
り温度依存性を検知し、可燃性ガスの種類を判別する演
算回路108とを有する。
【0007】このようなガス漏れ検出装置によれば、可
燃性ガスが感応体102に触れて抵抗値が低下し、A点
の電位が設定された基準電位よりも下がると、電圧弁別
回路106が作動してタイマ回路107を作動させ、ヒ
ータ電圧制御回路105によりヒータ103に印加され
る電圧を変化させる。
【0008】そして、ヒータ103の電圧変化前後の電
位を演算回路108で演算し、現在検出しているガスの
温度依存性を演算することにより、特性ガスの種類を検
知することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガス検出装置や特開昭59−143948号公報に記載
されたガス漏れ検出装置にあっては、不完全燃焼時に発
生する一酸化炭素と都市ガスの漏洩時に発生するメタン
とを識別することができるが、火災時に発生するガス
と、不完全燃焼時に発生する一酸化炭素及び都市ガスの
漏洩時に発生するメタンとを識別することができなかっ
た。また、火災時に発生するガス成分さえも明確に分か
っていないのが現状であった。
【0010】そこで、本発明は、火災時に発生するガス
成分とその他の例えば不完全燃焼時に発生する一酸化炭
素及び都市ガスの漏洩時に発生するメタン等のガスを容
易に識別することができるガス検出装置及びガス検出方
法を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、以下の構成とした。請求項1の発明のガス
検出装置は、ヒータとガスを検出するセンサ素子とが設
けられたガスセンサと、パルス駆動信号を発生し、この
パルス駆動信号を前記ヒータに印加することにより前記
ガスセンサをオン駆動/オフ駆動させるパルス駆動手段
と、前記ガスセンサの前記オン駆動期間中の複数のガス
検出ポイントにおいて、前記センサ素子で検出されたセ
ンサ出力値をサンプリングするサンプリング手段と、こ
のサンプリング手段により前記複数のガス検出ポイント
においてサンプリングされた複数のセンサ出力値に基づ
き前記ガスの種類を識別するガス識別手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項1の発明のガス検出装置によれば、
パルス駆動手段が、パルス駆動信号を発生し、パルス駆
動信号をヒータに印加することによりガスセンサをオン
駆動/オフ駆動させると、サンプリング手段は、ガスセ
ンサがオン駆動期間中の複数のガス検出ポイントにおい
て、センサ素子で検出されたセンサ出力値をサンプリン
グし、ガス識別手段は、サンプリング手段により複数の
ガス検出ポイントにおいてサンプリングされた複数のセ
ンサ出力値に基づきガスの種類を識別するので、火災時
に発生するガス成分とその他の例えば不完全燃焼時に発
生する一酸化炭素及び都市ガスの漏洩時に発生するメタ
ン等のガスを容易に識別することができる。
【0013】請求項2の発明の前記ガス識別手段は、第
1ガス検出ポイントにおけるセンサ出力値が第1ガス検
出ポイント時刻後の第2ガス検出ポイントにおけるセン
サ出力値を超えている場合には、前記ガスを火災時に発
生するガスと判定することを特徴とする。
【0014】請求項2の発明によれば、第1ガス検出ポ
イントにおけるセンサ出力値が第1ガス検出ポイント時
刻後の第2ガス検出ポイントにおけるセンサ出力値を超
えている場合には、ガス識別手段によって、ガスを火災
時に発生するガスと判定することができる。
【0015】請求項3の発明の前記ガス識別手段は、第
1ガス検出ポイントにおけるセンサ出力値が第1ガス検
出ポイント時刻後の第2ガス検出ポイントにおけるセン
サ出力値未満である場合には、ガスを非火災時に発生す
るガスと判定することを特徴とする。
【0016】請求項3の発明によれば、第1ガス検出ポ
イントにおけるセンサ出力値が第1ガス検出ポイント時
刻後の第2ガス検出ポイントにおけるセンサ出力値未満
である場合には、ガス識別手段によって、ガスを非火災
時に発生するガスと判定することができる。
【0017】請求項4の発明の前記第1ガス検出ポイン
トは、前記オン駆動期間の略中間点に設定され、前記第
2ガス検出ポイントは、前記オン駆動期間の略終点に設
定されていることを特徴とする。
【0018】請求項4の発明によれば、第1ガス検出ポ
イントが、オン駆動期間の略中間点に設定され、第2ガ
ス検出ポイントが、オン駆動期間の略終点に設定されて
いるので、第1ガス検出ポイントのセンサ出力値に対し
て第2ガス検出ポイントのセンサ出力値の変化が容易に
わかる。
【0019】請求項5の発明のガス検出装置は、前記ガ
ス識別手段で識別されたガスの種類の識別結果を報知す
る報知手段を備えることを特徴とする。
【0020】請求項5の発明の報知手段は、ガス識別手
段で識別されたガスの種類の識別結果を報知するので、
発生したガスの種類を容易に識別することができ、これ
によって安全性を向上することができる。
【0021】請求項6の発明のガス検出方法は、パルス
駆動信号を発生し、このパルス駆動信号をガスセンサに
設けられたヒータに印加することにより前記ガスセンサ
をオン駆動/オフ駆動させるパルス駆動ステップと、前
記ガスセンサが前記オン駆動期間中の複数のガス検出ポ
イントにおいて、前記ガスセンサに設けられたセンサ素
子で検出されたセンサ出力値をサンプリングするサンプ
リングステップと、前記複数のガス検出ポイントにおい
てサンプリングされた複数のセンサ出力値に基づき前記
ガスの種類を識別するガス識別ステップとを含むことを
特徴とする。
【0022】請求項7の発明の前記ガス識別ステップ
は、第1ガス検出ポイントにおけるセンサ出力値が第1
ガス検出ポイント時刻後の第2ガス検出ポイントにおけ
るセンサ出力値を超えている場合には、前記ガスを火災
時に発生するガスと判定することを特徴とする。
【0023】請求項8の発明の前記ガス識別ステップ
は、第1ガス検出ポイントにおけるセンサ出力値が第1
ガス検出ポイント時刻後の第2ガス検出ポイントにおけ
るセンサ出力値未満である場合には、前記ガスを非火災
時に発生するガスと判定することを特徴とする。
【0024】請求項9の発明の前記第1ガス検出ポイン
トは、前記オン駆動期間の略中間点に設定され、前記第
2ガス検出ポイントは、前記オン駆動期間の略終点に設
定されていることを特徴とする。
【0025】請求項10の発明のガス検出方法は、前記
ガス識別ステップで識別されたガスの種類の識別結果を
報知する報知ステップを含むことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガス検出装置及び
ガス検出方法の実施の形態を図面を参照して詳細に説明
する。
【0027】図1は本発明の実施の形態のガス検出装置
の回路構成図である。図2は実施の形態のガス検出装置
におけるガスセンサの詳細な構造図である。図3は実施
の形態のガス検出装置におけるガスセンサの温度のタイ
ミングチャートである。
【0028】実施の形態のガス検出装置及びガス検出方
法は、材木の火災時に発生するガスの成分(酢酸等の含
酸系化合物や一酸化炭素)と不完全燃焼時に発生する一
酸化炭素や都市ガス漏洩時に発生するメタンとを識別す
ることを特徴とするものである。
【0029】図1に示すガス検出装置において、ガスセ
ンサ1は、例えば、接触燃焼式ガスセンサであり、この
接触燃焼式ガスセンサは、ヒータを有するガス検知素子
(以下、センサ素子と称する。)とヒータを有する比較
素子とで、ガスを燃焼する際に発生する燃焼熱を検出
し、得られたセンサ出力に基づいてガスを識別する。
【0030】このガスセンサ1は、触媒を加熱する白金
(Pt)からなるヒータ2と各種のガスを検出するセン
サ素子3と、比較素子4とを有して構成される。図2
(a)にガスセンサ1の断面図、図2(b)にガスセン
サの上面図を示す。ガスセンサ1は、マイクロセンサか
らなり、図2に示すように、センサ素子3と比較素子4
とを有し、センサ素子3と比較素子4とでガスを検出す
るようになっている。
【0031】センサ台座31上にはシリコン単結晶から
なる基板33が設けられており、この基板33にはダイ
アフラム35が形成されている。このダイアフラム35
は、基板33を異方性エッチングすることによって形成
されている。
【0032】センサ素子3及び比較素子4のそれぞれ
は、基板33上に設けられ、ダイアフラム35に接触し
た状態で、ダイアフラム35上に積層されたSiO
からなる酸化膜37及びSi膜39上に積層され
ている。
【0033】センサ素子3及び比較素子4のそれぞれ
は、ヒータ2を有し、センサ素子3のヒータ2は、電極
41a、41bに接続され、比較素子4のヒータ2は、
電極41c、41dに接続されていて、各電極41a〜
41dは金(金線43)のワイヤボンディングにより固
定されている。
【0034】センサ素子3は、ガスの燃焼を促すための
ヒータ2と、このヒータ2上に積層され且つパラジウム
(Pd)5〜15wt%担持したγ−アルミナを触媒と
した触媒層45とを備えている。比較素子4は、ヒータ
2と、このヒータ2上に積層され且つγ−アルミナまた
はα−アルミナを触媒とした触媒層(図示せず)とを備
えて構成されている。ヒータ2は、ガスの燃焼を促すも
のであり、触媒層45は、ヒータ2の発熱量に応じて発
熱してガスの燃焼に対して触媒として作用する。
【0035】以上の構成のガスセンサ1によれば、ヒー
タ2で発生した発熱量を効率よく且つ短時間で触媒層4
5に伝導することができるため、これによって、高感度
で且つ高速にガスを燃焼させることができる。
【0036】また、図1に示すガス検出装置は、直列に
接続されたセンサ素子3及び比較素子4を有するブリッ
ジ回路6を備えている。このブリッジ回路6は、直列に
接続されたセンサ素子3及び比較素子4と、直列に接続
された抵抗R10〜R12と、が並列に接続されて構成
されている。このブリッジ回路6にはトランジスタTr
2及び並列接続された抵抗R7〜R9を介して+5V電
源が印加されるようになっている。
【0037】このブリッジ回路6は、センサ素子3と比
較素子4とでガスを燃焼する際に発生する燃焼熱に起因
して発生するセンサ素子3の抵抗値変化、及び比較素子
4の抵抗値変化を、センサ素子3と比較素子4との接続
点から検出し、センサ出力として後述する中央処理装置
(CPU)11に出力するようになっている。
【0038】また、集積回路(IC)1には+5V電源
が供給され、このIC1は、非反転入力端子に抵抗R7
〜R9の電位を入力し、反転入力端子に基準電圧を入力
し、演算出力を抵抗R5及び抵抗R6を介してトランジ
スタTr2に出力している。前記基準電圧は、可変抵抗
VRから入力される。並列に接続された可変抵抗VR及
びツェナーダイオードZDと、並列に接続された抵抗R
1及びコンデンサC1とが直列に接続された回路には、
+5V電源が供給されている。
【0039】トランジスタTr1のエミッタには+5V
電源が供給され、ベースには抵抗R2が接続され、エミ
ッタ−ベース間には抵抗R4が接続され、コレクタは抵
抗R5を介してIC1の出力に接続されるとともに、抵
抗R6を介してトランジスタTr2のベースに接続され
ている。また、+5V電源とIC1の出力との間には抵
抗R3が接続されている。
【0040】トランジスタTr2のエミッタには、並列
接続された抵抗R7〜R9を介して+5V電源が供給さ
れ、ベースは抵抗R6に接続され、コレクタはブリッジ
回路6の比較素子4及び抵抗R10に接続される。
【0041】また、前記CPU11は、図1に示すよう
に、パルス発生部12、サンプリング手段としてのデー
タサンプリング部13、ガス識別手段としてのガス識別
部15を有する。パルス発生部12は、ヒータ2を駆動
するためのパルス駆動信号を発生し、発生したパルス駆
動信号を抵抗R2を介してトランジスタTr1に出力す
る。
【0042】パルス駆動信号は、図3に示すように、1
秒周期でオンオフを繰り返す信号であり、オン期間が1
00msでオフ期間が990msであり、このパルス駆
動信号はトランジスタTr1に出力される。
【0043】トランジスタTr1は、パルス駆動信号に
よりオン/オフする。トランジスタTr2は、トランジ
スタTr1がオンのときにオンしてヒータ2をオン駆動
し、トランジスタTr1がオフのときにオフしてヒータ
2をオフ駆動する。
【0044】このため、CPU11は、図3に示すよう
に、パルス駆動信号により、ガスセンサ1をオフ駆動す
ることで低温(R.T℃を990ms間だけ維持)と
し、ガスセンサ1をオン駆動することで高温(400℃
を100ms間だけ維持)としている。
【0045】トランジスタTr2及び抵抗R7〜R9
は、ガスセンサ1内部のヒータ2を駆動するヒータ駆動
部を構成する。このヒータ駆動部及び前述したパルス発
生部12は、パルス駆動手段を構成する。
【0046】データサンプリング部13は、センサ温度
が400℃になった時(パルス駆動信号がオンした時)
から50ms経過時における第1ガス検出ポイントDP
1(図3中の黒丸印)、75ms経過時における第2ガ
ス検出ポイントDP2、100ms経過時における第3
ガス検出ポイントDP3の各々の検出ポイントにおい
て、ガスセンサ1のセンサ素子3からセンサ出力値をサ
ンプリングしている。
【0047】ガス識別部15は、第1ガス検出ポイント
DP1におけるセンサ出力値が第2ガス検出ポイントD
P2におけるセンサ出力値を超え、且つ第2ガス検出ポ
イントDP2におけるセンサ出力値が第3ガス検出ポイ
ントDP3におけるセンサ出力値を超えている場合に
は、識別対象ガスを火災時に発生するガスと判定する。
【0048】また、ガス識別部15は、第1ガス検出ポ
イントDP1におけるセンサ出力値が第2ガス検出ポイ
ントDP2におけるセンサ出力値未満で、且つ第2ガス
検出ポイントDP2におけるセンサ出力値が第3ガス検
出ポイントDP3におけるセンサ出力値未満である場合
には、識別対象ガスを非火災時に発生するガスと判定す
る。
【0049】また、CPU11には一酸化炭素やメタン
等の非火災時のガスを識別するために点灯するLED2
1aと火災時に発生する酢酸等の火災時のガスを識別す
るために点灯するLED21bが接続されている。スピ
ーカ19は、非火災時のガスまたは火災時のガスである
ことを音声により報知する。スピーカ19、LED21
a、LED21bは、報知手段を構成する。
【0050】次に、このように構成された実施の形態の
ガス検出装置の動作の説明に先立って、実施の形態のガ
ス検出装置が図3に示すようなパルス駆動方式を採用し
た理由を図4乃至図9の図面を参照して説明する。
【0051】まず、材木を燻焼させた場合に発生するガ
ス、すなわち、材木の火災時に発生する各種のガスを分
析した。図4に材木を燻焼させた場合のガス分析結果を
示す。無機ガスは、ガスクロマトグラフィー法により測
定し、低沸点化合物及び高沸点化合物は、ガスクロマト
グラフィー法、質量分析法により測定した。ホルムアル
デヒド、アセトアルデヒドの定量分析は、液体クロマト
グラフィー法により測定し、酢酸、ギ酸の定量分析は、
イオンクロマトグラフィー法により測定した。
【0052】図4からもわかるように、材木の火災時に
発生する各種のガスの主成分として、一酸化炭素(ガス
濃度1120ppm)及び酢酸(ガス濃度840pp
m)が検出された。
【0053】次に、実施の形態のガスセンサ1を図3に
示すようなパルス駆動方式で作動させたときのガスセン
サ1の各種ガス感度応答特性を図5乃至図9に示す。図
5はガスセンサ1の酢酸ガス感度応答特性を示す。図5
(a)は、ガスセンサ1の高温域における100pp
m,500ppm,1000ppmの各々の濃度におい
て、0,50ms,75ms,100ms時におけるセ
ンサ出力(mV)を示し、図5(b)は、図5(a)の
センサ出力をプロットした結果を示している。図5から
もわかるように、50ms時におけるセンサ出力が最も
大きい値を示し、50ms,75ms,100msの順
番にセンサ出力が減少している。
【0054】図6はガスセンサ1の一酸化炭素ガス感度
応答特性を示す。図6からもわかるように、50ms、
75ms、100ms時におけるセンサ出力がほぼ同一
値を示している。図7はガスセンサ1の酢酸ガスと一酸
化炭素とが複合された場合の感度応答特性を示す。図7
からもわかるように、このときの感度応答特性は、図5
に示す酢酸ガス感度応答特性とほぼ同等の特性を示し、
50ms時におけるセンサ出力が最も大きい値を示して
いる。
【0055】図8はガスセンサ1のメタンガス感度応答
特性を示す。図8からもわかるように、50ms,75
ms,100msの順番にセンサ出力が増加し、100
ms時におけるセンサ出力が最も大きい値を示してい
る。図9はガスセンサ1のイソブタンガス感度応答特性
を示す。図9からもわかるように、50ms、75m
s、100ms時におけるセンサ出力がほぼ同一値を示
している。
【0056】以上のことから、一酸化炭素やメタンに対
する過渡特性と、酢酸及び一酸化炭素+酢酸の過渡特性
とには大きな相違があることが判明した。この相違の一
要因としては、酢酸等は低温域でより酸化活性が高いこ
とが考えられる。
【0057】このため、図3に示すようなパルス駆動方
式でガスセンサ1を駆動させ、パルス駆動信号がオン時
(高温域開始時)から50ms、75ms、100ms
の複数検出ポイントにおいてセンサ出力値をサンプリン
グし、サンプリングされた複数の検出ポイントにおける
センサ出力に基づき、火災時に発生するガスとその他の
ガスとの識別が可能となる。
【0058】次に、このように構成された実施の形態の
ガス検出装置の動作、すなわちガス検出方法を図3に示
すタイミングチャート及び図10に示すフローチャート
を参照して説明する。
【0059】まず、パルス発生部12が図3に示すよう
なパルス駆動信号を発生し(ステップS101)、この
パルス駆動信号が抵抗R2を介してトランジスタTr1
に印加される。トランジスタTr1は、パルス駆動信号
がオフ期間では、オフとなる。このとき、トランジスタ
Tr2もオフとなるので、ブリッジ回路6には電流が流
れない。このため、ヒータ2は低温となる。
【0060】一方、パルス駆動信号がオン期間では、ト
ランジスタTr1は、オンとなる。このとき、トランジ
スタTr2もオンとなるので、ブリッジ回路6のヒータ
2に電流が流れて、ヒータ2が加熱される。このため、
ヒータ2は高温となる。
【0061】すなわち、パルス駆動信号によりヒータ2
がオン駆動/オフ駆動され、図3に示すように、オフ駆
動によりガスセンサ1が低温(R.T℃を990ms間
だけ維持)となり、オン駆動により高温(400℃を1
00ms間だけ維持)となる(ステップS103)。
【0062】次に、データサンプリング部13は、セン
サ温度が400℃になった時から50ms経過時におけ
る第1ガス検出ポイントDP1(図3中の黒丸印)にお
いて、ガスセンサ1のセンサ素子3から、センサ出力値
をサンプリングし、サンプリングされたセンサ出力値を
図示しないアナログ・デジタル変換器(A/D)により
A/D変換することにより、電圧値V1を得る(ステッ
プS105)。
【0063】さらに、データサンプリング部13は、セ
ンサ温度が400℃になった時から75ms経過時にお
ける第2ガス検出ポイントDP2において、ガスセンサ
1のセンサ素子3からセンサ出力値をサンプリングし、
サンプリングされたセンサ出力値をA/DによりA/D
変換することにより、電圧値V2を得る(ステップS1
07)。
【0064】最後に、データサンプリング部13は、セ
ンサ温度が400℃になった時から100ms経過時に
おける第3ガス検出ポイントDP3において、ガスセン
サ1のセンサ素子3からセンサ出力値をサンプリング
し、サンプリングされたセンサ出力値をA/DによりA
/D変換することにより、電圧値V3を得る(ステップ
S109)。
【0065】次に、ガス識別部15は、第1ガス検出ポ
イントDP1における電圧値V1が第2ガス検出ポイン
トDP2における電圧値V2を超えているか否かを判定
し(ステップS111)、電圧値V1が電圧値V2を超
えている場合には、第2ガス検出ポイントDP2におけ
る電圧値V2が第3ガス検出ポイントDP3における電
圧値V3を超えているか否かを判定する(ステップS1
13)。
【0066】電圧値V2が電圧値V3を超えている場
合、すなわち、(1)式が成立する場合には、識別対象
ガスを火災時に発生する酢酸等のガスと判定する(ステ
ップS115)。
【0067】 V1>V2>V3 ・・・・(1) この場合、CPU11がLED21bを点灯させるの
で、識別対象ガスが火災時に発生する酢酸等のガスであ
ることを容易に識別することができる。また、スピーカ
19により、識別対象ガスが火災時のガスであることを
報知することもできる。
【0068】一方、ステップS111において、第1ガ
ス検出ポイントDP1における電圧値V1が第2ガス検
出ポイントDP2における電圧値V2未満で、且つ、ス
テップS113において、第2ガス検出ポイントDP2
における電圧値が第3ガス検出ポイントDP3における
電圧値V3未満である場合には、すなわち、(2)式が
成立する場合には、ガス識別部15は、識別対象ガスを
非火災時に発生するガスと判定する(ステップS11
7)。
【0069】 V1<V2<V3 ・・・・(2) この場合、CPU11がLED21aを点灯させるの
で、識別対象ガスが非火災時に発生する一酸化炭素やメ
タン等のガスであることを容易に識別することができ
る。また、スピーカ19により、識別対象ガスが非火災
時のガスであることを報知することもできる。
【0070】このように、実施の形態のガス検出装置に
よれば、ガスセンサ1に対して図3に示すようなパルス
駆動を行い、その出力波形を認識することにより、木材
の火災時に発生する酢酸ガス等のガスと、それ以外の一
酸化炭素ガス及び都市ガス漏洩時に発生するメタン等の
ガスと、を容易に識別することができる。
【0071】また、その旨をスピーカ19やLED21
a、21bにより報知するので、容易にガスの種類を識
別することができ、安全性を向上することができる。
【0072】また、1つのガスセンサ1によって、木材
の火災時に発生する酢酸ガス等のガスとそれ以外の一酸
化炭素ガス及びメタン等のガスとを容易に識別すること
ができるため、火災センサ等を設ける必要がなくなり、
安価なガス検出装置を提供することができる。
【0073】なお、本発明は、前述した実施の形態のガ
ス検出方法及びガス検出装置に限定されるものではな
い。実施の形態では、マイクロマシーニング技術を用い
ない白金コイルを用いた接触燃焼式ガスセンサについて
説明したが、例えば、接触燃焼式ガスセンサに代えて、
半導体ガスセンサを用いるようにしても、同様にガスを
識別することができる。このほか、本発明の技術的思想
を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能であるのは勿
論である。
【0074】
【発明の効果】請求項1の発明のガス検出装置、請求項
6の発明のガス検出方法によれば、パルス駆動信号を発
生し、パルス駆動信号をヒータに印加することによりガ
スセンサをオン駆動/オフ駆動させ、ガスセンサのオン
駆動期間中の複数のガス検出ポイントにおいて、センサ
素子で検出されたセンサ出力値をサンプリングし、複数
のガス検出ポイントにおいてサンプリングされた複数の
センサ出力値に基づきガスの種類を識別するので、火災
時に発生するガス成分とその他の例えば不完全燃焼時に
発生する一酸化炭素及び都市ガスの漏洩時に発生するメ
タン等のガスを容易に識別することができる。
【0075】請求項2の発明のガス検出装置、請求項7
の発明のガス検出方法によれば、第1ガス検出ポイント
におけるセンサ出力値が第1ガス検出ポイント時刻後の
第2ガス検出ポイントにおけるセンサ出力値を超えてい
る場合には、ガスを火災時に発生するガスと判定するこ
とができる。
【0076】請求項3の発明のガス検出装置、請求項8
の発明のガス検出方法によれば、第1ガス検出ポイント
におけるセンサ出力値が第1ガス検出ポイント時刻後の
第2ガス検出ポイントにおけるセンサ出力値未満である
場合には、ガスを非火災時に発生するガスと判定するこ
とができる。
【0077】請求項4の発明のガス検出装置、請求項9
の発明のガス検出方法によれば、第1ガス検出ポイント
が、オン駆動期間の略中間点に設定され、第2ガス検出
ポイントが、オン駆動期間の略終点に設定されているの
で、第1ガス検出ポイントのセンサ出力値に対して第2
ガス検出ポイントのセンサ出力値の変化が容易にわか
る。
【0078】請求項5の発明のガス検出装置、請求項1
0の発明のガス検出方法によれば、ガスの種類の識別結
果を報知するので、発生したガスの種類を容易に識別す
ることができ、これによって安全性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のガス検出装置の回路構成
図である。
【図2】実施の形態のガス検出装置におけるガスセンサ
の詳細な構造図である。
【図3】実施の形態のガス検出装置におけるガスセンサ
の温度のタイミングチャートである。
【図4】材木を燻焼させた場合のガス分析結果を示す図
である。
【図5】ガスセンサの酢酸ガス感度応答特性を示す図で
ある。
【図6】ガスセンサの一酸化炭素ガス感度応答特性を示
す図である。
【図7】ガスセンサの酢酸ガスと一酸化炭素とが複合さ
れた場合の感度応答特性を示す図である。
【図8】ガスセンサのメタンガス感度応答特性を示す図
である。
【図9】ガスセンサのイソブタンガス感度応答特性を示
す図である。
【図10】実施の形態のガス検出装置により実現される
ガス検出方法を説明するためのフローチャートである。
【図11】従来の触媒を用いた半導体式ガスセンサのガ
ス感度特性を示す図である。
【図12】従来のガス検出装置におけるガスセンサの温
度のタイミングチャートである。
【図13】従来のガス漏れ検出装置の構成ブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 ガスセンサ 2 ヒータ 3 センサ素子 4 比較素子 5 ヒータ駆動部 6 ブリッジ回路 11 CPU 12 パルス発生部 13 データサンプリング部 15 ガス識別部 19 スピーカ 21a,21b LED 31 センサ台座 33 基板 35 ダイアフラム 37 酸化膜 39 Si膜 41 電極 43 金線 45 触媒層 Tr1 トランジスタ IC1 集積回路 DP1 第1ガス検出ポイント DP2 第2ガス検出ポイント DP3 第3ガス検出ポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G046 AA11 AA19 AA20 AA21 BA01 BB02 BC04 BE02 BJ02 DA05 DB05 DC12 DC14 DC16 DC18 EB01 2G060 AA02 AB08 AB17 AB18 AE19 AF04 AF07 AG06 BA01 BA03 BB02 BB09 BD02 HA03 HB06 HC02 HC10 HC19 HC21 HC22 HD01 HD02 HD03 KA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータとガスを検出するセンサ素子とが
    設けられたガスセンサと、 パルス駆動信号を発生し、このパルス駆動信号を前記ヒ
    ータに印加することにより前記ガスセンサをオン駆動/
    オフ駆動させるパルス駆動手段と、 前記ガスセンサの前記オン駆動期間中の複数のガス検出
    ポイントにおいて、前記センサ素子で検出されたセンサ
    出力値をサンプリングするサンプリング手段と、 このサンプリング手段により前記複数のガス検出ポイン
    トにおいてサンプリングされた複数のセンサ出力値に基
    づき前記ガスの種類を識別するガス識別手段と、を備え
    ることを特徴とするガス検出装置。
  2. 【請求項2】 前記ガス識別手段は、第1ガス検出ポイ
    ントにおけるセンサ出力値が第1ガス検出ポイント時刻
    後の第2ガス検出ポイントにおけるセンサ出力値を超え
    ている場合には、前記ガスを火災時に発生するガスと判
    定することを特徴とする請求項1記載のガス検出装置。
  3. 【請求項3】 前記ガス識別手段は、第1ガス検出ポイ
    ントにおけるセンサ出力値が第1ガス検出ポイント時刻
    後の第2ガス検出ポイントにおけるセンサ出力値未満で
    ある場合には、前記ガスを非火災時に発生するガスと判
    定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    ガス検出装置。
  4. 【請求項4】 前記第1ガス検出ポイントは、前記オン
    駆動期間の略中間点に設定され、前記第2ガス検出ポイ
    ントは、前記オン駆動期間の略終点に設定されているこ
    とを特徴とする請求項2または請求項3記載のガス検出
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ガス識別手段で識別されたガスの種
    類の識別結果を報知する報知手段を備えることを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のガス検
    出装置。
  6. 【請求項6】 パルス駆動信号を発生し、このパルス駆
    動信号をガスセンサに設けられたヒータに印加すること
    により前記ガスセンサをオン駆動/オフ駆動させるパル
    ス駆動ステップと、 前記ガスセンサの前記オン駆動期間中の複数のガス検出
    ポイントにおいて、前記ガスセンサに設けられたセンサ
    素子で検出されたセンサ出力値をサンプリングするサン
    プリングステップと、 前記複数のガス検出ポイントにおいてサンプリングされ
    た複数のセンサ出力値に基づき前記ガスの種類を識別す
    るガス識別ステップと、を含むことを特徴とするガス検
    出方法。
  7. 【請求項7】 前記ガス識別ステップは、第1ガス検出
    ポイントにおけるセンサ出力値が第1ガス検出ポイント
    時刻後の第2ガス検出ポイントにおけるセンサ出力値を
    超えている場合には、前記ガスを火災時に発生するガス
    と判定することを特徴とする請求項6記載のガス検出方
    法。
  8. 【請求項8】 前記ガス識別ステップは、第1ガス検出
    ポイントにおけるセンサ出力値が第1ガス検出ポイント
    時刻後の第2ガス検出ポイントにおけるセンサ出力値未
    満である場合には、前記ガスを非火災時に発生するガス
    と判定することを特徴とする請求項6または請求項7記
    載のガス検出方法。
  9. 【請求項9】 前記第1ガス検出ポイントは、前記オン
    駆動期間の略中間点に設定され、前記第2ガス検出ポイ
    ントは、前記オン駆動期間の略終点に設定されているこ
    とを特徴とする請求項7または請求項8記載のガス検出
    方法。
  10. 【請求項10】 前記ガス識別ステップで識別されたガ
    スの種類の識別結果を報知する報知ステップを含むこと
    を特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれか1項記載
    のガス検出方法。
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