JP2001175772A - オンライン販売競りシステム - Google Patents

オンライン販売競りシステム

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JP2001175772A
JP2001175772A JP35994199A JP35994199A JP2001175772A JP 2001175772 A JP2001175772 A JP 2001175772A JP 35994199 A JP35994199 A JP 35994199A JP 35994199 A JP35994199 A JP 35994199A JP 2001175772 A JP2001175772 A JP 2001175772A
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JP
Japan
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bidding
bid
procurement
online
priority
Prior art date
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Pending
Application number
JP35994199A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Marutani
睦 丸谷
Kazuaki Miyahara
一昭 宮原
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JFE Systems Inc
Original Assignee
Kawasaki Steel Systems R&D Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Systems R&D Corp filed Critical Kawasaki Steel Systems R&D Corp
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 調達時間を要する物品の特徴に適合させて入
札して、入札者の便宜を図り、同時に販売者には調達過
程をも考慮した価格決定ができるようにする。 【解決手段】 入札対象登録装置31は、調達に時間を
要する物品の提供を入札価格により競る際に、調達過程
の最中の物品を仮想在庫品として競売対象とし、入札対
象の物品を登録する。諸状況記憶装置32は、登録され
た物品の調達進捗状況の情報、及び落札状況の情報を含
む入札諸状況情報を記憶する。入札対象物品公開装置3
3は、該入札諸状況情報をオンラインで公開する。入札
受付装置34は、新規入札や、既入札の入札価格の変更
を、調達過程の最中にもオンラインで受け付ける。落札
者決定装置35は、所定の条件の範囲では随時、落札者
を変更し前記入札諸状況情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調達に時間を要す
る物品の提供を入札価格により競る際のオンライン販売
競り方法に係り、特に、調達時間を要するという入札す
る物品の特徴に適合させて入札するようにして、入札者
の便宜を図り、同時に販売者には調達過程をも考慮した
価格決定ができるようにすることができるオンライン販
売競り方法、オンライン販売競り装置及び該オンライン
販売競り装置に係るコンピュータプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平10−78992では、インター
ネットのようなオープンなネットワーク上での競り取り
引きを可能とする自動競り方法を提供するという技術が
開示されている。即ち、オンライン回線を介して受け取
った競り対象情報を表示し、表示された対象のうち操作
者によって指定された競り対象を選択する。そうして、
該選択された対象について、競り希望価格と、購入個数
と、希望価格に対する競合時の最大許容価格を含む競り
発注情報を作成し、該発注情報をオンライン回線を介し
て競り実行側端末に送信するという技術が開示されてい
る。
【0003】又、特開平10−269294では、顧客
ニーズを取り入れた生産計画を立てると共に、リアルタ
イムで収集した情報に対応する生産計画を作成する計画
作成方法に関する技術が開示されている。該特開平10
−269294では、企業活動における調達、生産、在
庫、配送などの計画を作成する際に、与えられた条件の
もとで全体最適化問題を解いて暫定解を出し、該暫定解
に影響を与える情報を収集し、収集した情報に基づい
て、前記暫定解調整するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、販売される物
品に着目すると、調達に時間を要するものがある。例え
は調達に少なくとも複数日数を要するものがある。
【0005】例えば冷間圧延コイルは、いくつかの半製
品の状態を経て製造され、場合によっては多数の日数を
要して製造される。又、重油や石炭などの燃料や鉱石な
どの原料は、海外から船舶で輸送され、あるいは国内で
鉄路の貨車やトラック便などで輸送される際に、いくつ
かの中継地点で積み替えられたり、一時貯蔵され、場合
によっては多数の日数を要して輸送される。
【0006】従来、競りにより販売価格を決める場合、
上述のように調達に時間を要するという特性について
は、全く配慮されていなかった。
【0007】まず購入者から見ると、希望する納品期日
までに十分の時間がある場合がある。このような場合
は、物品提供者が最も低コストで物品を調達できること
を期待することができ、従って購入者は通常より安い価
格で購入できることを期待できる。
【0008】一方、購入者側の様々な状況により、至
急、物品を購入したい場合がある。このような場合は、
購入価格が通常より高くなっても、物品提供者が様々な
手段を駆使して、どうしても必要な物品を調達できるこ
とを期待する。
【0009】これらのように、納品期日まで十分時間が
ある場合や、至急納品を希望する場合など、購入者側か
ら見た状況は様々であるにも拘わらず、従来は物品の購
入価格は一定で、納品期日まで十分に時間ができるよう
にするなどの企業努力をしても、購入価格を低減できる
ことはあまり期待できなかった。
【0010】一方、製造者や商社などの物品提供者から
見ると、希望する納品期日までに十分の時間がある購入
者に対しては、最も低コストで物品を調達して、販売価
格を抑えても、十分の収益を得ようと努力することも考
えられる。一方、至急物品を購入したい者には、購入価
格が通常より高くなっても、物品提供者が様々な手段を
駆使して責任をもって物品を調達するものの、十分な販
売価格を設定することを期待する。
【0011】しかしながら、物品提供者の立場でも従来
は、納品期日までの時間の長短に拘わらず物品の販売価
格の設定は一定になり易い。このため、条件のよい購入
者に物品を優先的に提供して提供コストを抑えたり、あ
るいは悪条件の購入者には十分の販売価格を設定して収
益確保することが難しかった。
【0012】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、調達時間を要するという入札する物
品の特徴に適合させて入札するようにして、入札者の便
宜を図り、同時に販売者には調達過程をも考慮した価格
決定ができるようにすることができるオンライン販売競
り方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】まず、本願の第1発明の
オンライン販売競り方法は、調達に時間を要する物品の
提供を入札価格により競る際に、調達過程の最中の物品
を仮想在庫品として競売対象とし、調達の進捗状況、及
びそれぞれの入札価格を含む入札諸状況情報をオンライ
ンで公開すると共に、新規入札や、既入札の入札価格の
変更を、調達過程の最中にもオンラインで受け付けるよ
うにし、所定の条件の範囲では随時、落札者を変更し前
記入札諸状況情報を更新するようにしたことにより、前
記課題を解決したものである。
【0014】次に、本願の第2発明のオンライン販売競
り装置は、調達に時間を要する物品の提供を入札価格に
より競る際に、調達過程の最中の物品を仮想在庫品とし
て競売対象とし、入札対象の物品を登録する入札対象登
録装置と、登録された物品の調達進捗状況の情報、及び
落札状況の情報を含む入札諸状況情報を記憶する諸状況
記憶装置と、該入札諸状況情報をオンラインで公開する
入札対象物品公開装置と、新規入札や、既入札の入札価
格の変更を、調達過程の最中にもオンラインで受け付け
る入札受付装置と、所定の条件の範囲では随時、落札者
を変更し前記入札諸状況情報を更新する落札者決定装置
とを備えるようにしたことにより、前記課題を解決した
ものである。
【0015】第3発明のオンライン販売競り方法は、調
達に時間を要する物品の提供を入札価格により競る際
に、調達過程の所定途中段階になるために用いる施設の
少なくとも1つの利用権を物品の仮想附帯サービスとし
て競売対象とし、該利用権の入札状況の情報を含む入札
諸状況情報をオンラインで公開すると共に、新規入札
や、既入札の入札価格の変更を、調達過程の最中にもオ
ンラインで受け付けるようにし、所定の条件の範囲では
随時、落札者を変更し前記入札諸状況情報を更新するよ
うにしたことにより、前記課題を解決したものである。
【0016】第4発明のオンライン販売競り装置は、調
達に時間を要する物品の提供を入札価格により競る際
に、入札対象の物品を登録する入札対象登録装置と、登
録された物品が調達過程の所定途中段階になるために用
いる施設の少なくとも1つの利用権を物品の仮想附帯サ
ービスとして競売対象とし、該利用権の入札状況の情報
を含む入札諸状況情報を記憶する諸状況記憶装置と、該
入札諸状況情報をオンラインで公開する入札対象物品公
開装置と、新規入札や、既入札の入札価格の変更を、調
達過程の最中にもオンラインで受け付ける入札受付装置
と、所定の条件の範囲では随時、落札者を変更し前記入
札諸状況情報を更新する落札者決定装置とを備えるよう
にしたことにより、前記課題を解決したものである。
【0017】次に、第5発明のオンライン販売競り方法
は、調達に時間を要する、複数順次調達される物品の提
供を入札価格により競る際に、それぞれの調達段階にあ
る物品それぞれについて、入手する権利の優先順位の決
定として入札し、調達の進捗状況、及びそれぞれの入札
価格を含む入札諸状況情報を、順次調達される物品毎に
オンラインで公開すると共に、新規入札や、既入札の入
札価格の変更を、調達過程の最中にもオンラインで順次
調達される物品毎に受け付けるようにし、所定の条件の
範囲では随時、入手する権利の優先順位を変更し前記入
札諸状況情報を更新するようにしたことにより、前記課
題を解決したものである。
【0018】又、上記のオンライン販売競り方法におい
て、予め設定した関数を用いて前記優先順位から優先指
数を求め、該優先指数により物品の調達工程を調整する
ようにしたことにより、顧客の状況に適合して物品の提
供をするようにしたものである。
【0019】次に、本願の第6発明のオンライン販売競
り装置は、調達に時間を要する、複数順次調達される物
品の提供を入札価格により競る際に、それぞれの調達段
階にある物品それぞれについて、入手する権利の優先順
位の決定として入札するように、入札対象の物品を登録
する入札対象登録装置と、順次調達される登録された物
品の調達進捗状況の情報、及び入手する権利の優先順位
の決定状況の情報を含む入札諸状況情報を記憶する諸状
況記憶装置と、該入札諸状況情報をオンラインで公開す
る入札対象物品公開装置と、新規入札や、既入札の入札
価格の変更を、調達過程の最中にもオンラインで受け付
ける入札受付装置と、所定の条件の範囲では随時、入手
する権利の優先順位を変更し前記入札諸状況情報を更新
する優先順位決定装置とを備えるようにしたことによ
り、前記課題を解決したものである。
【0020】第7発明のオンライン販売競り方法は、調
達に時間を要する物品の提供を入札価格により競る際
に、調達過程の所定途中段階になるために用いる施設の
少なくとも1つの利用権を物品の仮想附帯サービスとし
て競売対象とし、それぞれの仮想附帯サービスについ
て、入手する権利の優先順位の決定として入札し、該入
札状況の情報を含む入札諸状況情報をオンラインで公開
すると共に、新規入札や、既入札の入札価格の変更を、
調達過程の最中にもオンラインで受け付けるようにし、
所定の条件の範囲では随時、入手する権利の優先順位を
変更し前記入札諸状況情報を更新するようにしたことに
より、前記課題を解決したものである。
【0021】第8発明のオンライン販売競り装置は、調
達に時間を要する物品の提供を入札価格により競る際
に、調達過程の所定途中段階になるために用いる施設の
少なくとも1つの利用権を物品の仮想附帯サービスとし
て競売対象とし、それぞれの仮想附帯サービスについ
て、入手する権利の優先順位の決定として入札するよう
に、入札対象の物品を登録する入札対象登録装置と、仮
想附帯サービスの利用状況の情報、物品の調達進捗状況
の情報、及び入手する権利の優先順位の決定状況の情報
を含む入札諸状況情報を記憶する諸状況記憶装置と、該
入札諸状況情報をオンラインで公開する入札対象物品公
開装置と、新規入札や、既入札の入札価格の変更を、調
達過程の最中にもオンラインで受け付ける入札受付装置
と、所定の条件の範囲では随時、入手する権利の優先順
位を変更し前記入札諸状況情報を更新する優先順位決定
装置とを備えるようにしたことにより、前記課題を解決
したものである。
【0022】更に、第9発明のコンピュータ読み取り可
能な記録媒体は、前記第2発明又は前記第4発明に記載
の前記入札対象登録装置、前記諸状況記憶装置、前記入
札対象物品公開装置、前記入札受付装置及び前記落札者
決定装置、あるいは、前記第7発明又は前記第9発明に
記載の前記入札対象登録装置、前記諸状況記憶装置、前
記入札対象物品公開装置、前記入札受付装置及び前記優
先順位決定装置を実現するコンピュータプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する
ことで、前記課題を解決したものである。
【0023】以下、本発明の作用について、簡単に説明
する。
【0024】競売により価格を競りで設定しても、物品
の提供者や購入者の様々な状況を反映できないと、適正
な価格が設定されるものではない。本発明では、販売さ
れる物品の様々な状況について、下記のようなものがあ
ることを見出している。
【0025】A1.調達に時間を要する物品。このよう
な物品では、その調達過程の最中の物品を、仮想在庫品
として競売対象とする。なお、調達に時間を要すると
は、例えば、少なくとも1日以上を調達に要する場合な
どが考えられる。
【0026】A2.調達過程の所定途中段階になるため
に、何らかの施設を用いる物品。このような物品では、
調達する物品が今後利用する施設の少なくとも1つ、例
えば主要な施設の利用権を、仮想附帯サービスとして競
売対象とする。
【0027】A3.調達に時間を要する、複数順次調達
される物品。このような物品では、それぞれの調達段階
にある物品それぞれについて、入手する権利の優先順位
を競売対象とする。
【0028】A4.上述のA2の仮想附帯サービスそれ
ぞれについて、入手する権利の優先順位を競売対象とす
る。例えば、それぞれの仮想附帯サービスに対して設定
する優先順位(レイティングあるいは優先ポイント)と
して設定し、ポイントに応じた仮想附帯サービスの配分
に応じて、製品供給を行う。
【0029】又、上述のA1〜A4において、競売は、
競売対象の物品の状況や、入札価格などの入札諸状況情
報をオンラインで公開しながら、所定物品提供条件が成
立するまで、入札を受け付け、随時落札者を変更し、入
札諸状況情報を更新する。
【0030】このように本発明では、販売される物品の
様々な状況に適合した、オンラインを利用した競売をす
ることができる。このため、調達時間を要するという入
札する物品の特徴に適合させて入札するようにして、入
札者の便宜を図り、同時に販売者には調達過程をも考慮
した価格決定ができるようにすることができる。
【0031】なお、本発明において、競売しようとする
物品の提供者は、物品の製造者だけに限定されるもので
はない。即ち、価格を設定して物品を提供する者であれ
ばよい。又、提供する物品も、通常の商品に限定される
ものではなく、種々のサービスでもよい。即ち、価格を
設定して提供するものであれば、物品以外にも、サービ
スや、何らかの権利などでもよい。
【0032】例えば具体的には、本発明は製造者に適用
することができ、高炉メーカという物品の提供者が、価
格を設定して販売する熱間圧延コイルや、冷間圧延コイ
ルなどにおいても、本発明を適用することができる。熱
間圧延コイルや、冷間圧延コイルなどでは、物品の提供
には時間を要する。又、これらの製造(調達)過程の途
中段階では、圧延装置など、様々な施設が占有され、利
用される。そして、これらの製造(調達)過程の途中段
階では、いくつかの半製品状態(調達段階)が存在す
る。
【0033】あるいは、例えば具体的には、上述のよう
な物品の製造者が取り扱う、販売する物品の物流におい
ても、本発明を適用することができる。海外航路便など
の船舶輸送や、国内の車両を利用する、製品の物品にお
いても、本発明を適用することができる。このような輸
送では、提供するサービスが完了するまでに時間を要す
る。又、これらの輸送(調達)過程の途中段階では、船
舶や車両などの輸送手段や、港湾の荷揚げ施設といった
付随設備などの様々な施設が占有され、利用される。そ
して、これらの輸送(調達)過程の途中段階では、経由
地点での寄港や、一時保管など、いくつかの途中段階
(半製品状態や調達段階に相当)が存在する。
【0034】あるいは、例えば具体的には、製造者以
外、例えば輸送サービスを提供するものにおいても、本
発明を適用することができる。例えば、海外航路便を運
営し船舶輸送という一種のサービスの提供者が、価格を
設定して提供(販売)する、原料や燃料の輸送などのサ
ービスにおいても、本発明を適用することができる。こ
のような輸送では、完了するまでに時間を要する。又、
これらの輸送(調達)過程の途中段階では、船舶や車両
などの輸送手段や、港湾の荷揚げ施設といった付随設備
などの様々な施設が占有され、利用される。そして、こ
れらの輸送(調達)過程の途中段階では、経由地点での
寄港や、一時保管など、いくつかの途中段階(半製品状
態や調達段階に相当)が存在する。
【0035】なお、本発明においては、一時的に落札さ
れた状態になっていても、所定の条件の範囲では随時、
落札者を変更し前記入札諸状況情報を更新する。このた
め、落札者であったものが、落札者ではなくなる場合も
あり得る。このような場合は、落札者ではなくなったこ
とで、その者は何らかの対応が必要になるものである。
【0036】このため、別の者がよりよい条件で入札し
たために、『落札者ではなくなった』旨、電子メールそ
の他の手段にて伝達するようにしてもよい。
【0037】あるいは、別の者がよりよい条件で入札し
た場合は、該入札の条件を現在の落札者に伝達して、引
き続き落札者であり得るように、現在の落札者が入札し
ていた条件を変更できる機会を提供するようにしてもよ
い。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態を詳細に説明する。
【0039】まず、本実施形態の概要を説明する。
【0040】本実施形態においては、購入しようとする
者から注文をEC(電子商取引)の形態で受け付ける。
この時に、オークション機能により、納品行程(生産工
程、輸送工程)の競売をする。
【0041】競売対象は、実際に在庫する物品、前
述した仮想在庫品、前述した仮想附帯サービスであ
る。の場合例えば、それぞれの仮想附帯サービスに対
して設定する優先順位(レイティングあるいは優先ポイ
ント)として設定し、ポイントに応じた仮想附帯サービ
スの配分に応じて、製品供給を行う。
【0042】従って、購入しようとする者は、高い価格
を承認して、短い納期を要求することもできる。あるい
は購入者は、多少の納期の延長や納期のばらつきを承認
することで、ある許容範囲の中で低い価格で物品を入手
することも可能である。
【0043】本発明を適用した場合を従来と比較すると
以下のようになる。
【0044】基本的には従来においても、販売者側の営
業担当者が面談や電話などで顧客と折衝し、同時に該営
業担当者が身内の製造部門や物流部門や更には仕入先の
部門と折衝し、購入者に対する価格や納期を決定してい
る。例えば顧客から特急の注文があると、上述の2つの
折衝をして、価格や納期を決定し、又工程を調整して既
に受け付けている注文の優先順位を下げて今回の注文を
挿入するなどをしている。このような従来のものと比較
し、本発明を適用した場合の特徴は以下のようなもので
ある。
【0045】B1.上述のように営業担当者が行ってい
る作業を電子化し、ECを利用していること。
【0046】B2.実際に在庫する物品以外にも、前述
した仮想在庫品や、前述した仮想附帯サービスも取り扱
い対象としている。これらを競売対象として取り扱う。
【0047】なお、従来営業担当者が行っているもの
を、単純にEC化したものは、以下のようなものであ
る。このような従来例とは、本発明を適用したものは異
なっている。販売者や購入者において自由度が向上され
るだけでなく、営業要員の省力化などの面でも、本発明
を適用した場合には大きなメリットがある。
【0048】C1.インターネットなどの通信回線を利
用して単純に注文を受け付けるだけである。又、取り扱
うのは実際に在庫する物品だけである。
【0049】C2.いわゆる「みなし在庫」について
は、生産予定のものを公開し、単純に注文に対して引き
当てるだけである。従って、注文の充当が固定されてい
て、納期などを保証できなかったり、保証するためには
十分な納期を設定する必要があったりする。あるいは、
固定的なスケジュールで生産などがされている物品し
か、対象とすることができない。
【0050】以下に本実施形態について図を用いて説明
する。
【0051】図1は、本発明が適用された実施形態のオ
ンライン販売競りシステムに利用する諸装置の構成を示
すブロック図である。後述する第1〜第4実施形態はい
ずれも、図1に示す構成で実現することができる。
【0052】本実施形態においては本発明は、オンライ
ン販売競り装置1を中心に適用されている。該オンライ
ン販売競り装置1はインターネット10上に設けられて
いる。本発明を適用して競売される物品の販売者も購入
者も、クライアント装置3からオンライン販売競り装置
1にアクセスする。即ち、販売者であればクライアント
装置3を用いて、本発明を適用して競売しようとする物
品に関する情報を登録する。あるいは購入者であればク
ライアント装置3を用いて、購入しようとする物品の競
売に参加し、入札する。
【0053】該アクセスは、インターネット10を経由
して直接接続してすることもできる。この他、個人の場
合は、インターネットプロバイダが提供するインターネ
ット接続サーバ装置15へ公衆電話回線12を通じて接
続し、該インターネット接続サーバ装置15を経由して
インターネット10に接続してもよい。あるいは、企業
や公共機関などの場合は、ローカルエリアネットワーク
11にインターネット接続サーバ装置15が設けられて
いれば、これらローカルエリアネットワーク11及びイ
ンターネット接続サーバ装置15を経由して接続しても
よい。
【0054】図2は、本発明が適用された第1実施形
態、あるいは第2実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【0055】図1に示したオンライン販売競り装置1
は、図2のように構成され、入札対象登録装置31、諸
状況記憶装置32、入札対象物品公開装置33、入札受
付装置34及び落札者決定装置35により構成されてい
る。
【0056】まず第1実施形態は、本願の前述した第1
発明及び第2発明が適用され、入札対象登録装置31
は、調達に時間を要する物品の提供を入札価格により競
る際に、調達過程の最中の物品を仮想在庫品として競売
対象とし、入札対象の物品を登録する。諸状況記憶装置
32は、登録された物品の調達進捗状況の情報、及び落
札状況の情報を含む入札諸状況情報を記憶する。
【0057】又、第2実施形態は、本願の前述した第3
発明及び第4発明が適用され、入札対象登録装置31
は、調達に時間を要する物品の提供を入札価格により競
る際に、入札対象の物品を登録する。諸状況記憶装置3
2は、登録された物品が調達過程の所定途中段階になる
ために用いる施設の少なくとも1つの利用権を物品の仮
想附帯サービスとして競売対象とし、該利用権の入札状
況の情報を含む入札諸状況情報を記憶する。
【0058】そうして、これら第1実施形態及び第2実
施形態において、入札対象物品公開装置33は、該入札
諸状況情報をオンラインで公開する。入札受付装置34
は、新規入札や、既入札の入札価格の変更を、調達過程
の最中にもオンラインで受け付ける。落札者決定装置3
5では、所定の条件の範囲では随時、落札者を変更し前
記入札諸状況情報を更新する。
【0059】なお、上述の諸状況記憶装置32、入札対
象物品公開装置33、入札受付装置34、及び落札者決
定装置35により、オークション登録表示装置61が構
成されている。又、優先順位管理装置62は、オークシ
ョン登録表示装置61で決定されている、顧客が物品を
購入する優先順位を工程管理装置63に反映させるた
め、予め設定した関数を用いてオークション登録表示装
置61で求められた優先順位から優先指数を求め、これ
を工程管理装置63に伝達する。そうして工程管理装置
63では、製造や輸送など物品を調達する工程を、この
ような優先指数に従って調整することで、該優先指数に
より物品の調達工程を調整する。
【0060】図3は、これら実施形態におけるオンライ
ン販売競り方法を示すフローチャートである。
【0061】ここで、第1実施形態では、入札する競売
対象は、調達過程の最中の物品を仮想在庫品である。第
2実施形態では、入札する競売対象は、調達過程の所定
途中段階になるために用いる施設の少なくとも1つの利
用権を物品の仮想附帯サービスである。又、これら実施
形態では、それぞれの競売対象を月単位で入札するよう
にしている。
【0062】図3において、まずステップ112では、
インターネット10を経由していずれかのクライアント
装置3から、顧客Xが競売対象の1月のものを100万
円で、2月を100万円で、入札受付装置34に対して
入札している。すると、落札者決定装置35は、該入札
により諸状況記憶装置32に記憶されている入札諸状況
情報を更新する。
【0063】ステップ114では、インターネット10
を経由して更新された該入札諸状況情報を、クライアン
ト装置3を利用する入札する資格のある顧客に対して公
開する。
【0064】ステップ116では、このように公開され
た情報を参照しながら、他の顧客Yが例えば別のクライ
アント装置3から、顧客Xが競売対象の1月のものを1
50万円で、2月を50万円で、入札受付装置34に対
して入札している。この結果ステップ118では、落札
者決定装置35は、落札者を変更し、該入札により諸状
況記憶装置32に記憶されている入札諸状況情報を更新
する。
【0065】落札者が変更されたので、ステップ120
では、少なくとも、顧客Xに対して『落札者であった
が、別の顧客の入札により、落札者ではなくなった』と
いう情報が伝達される。これに対して、顧客Xは、落札
者となるべく、再度新たな入札価格で入札することもで
きる。あるいは、落札者ではなくなったことにより、入
手できなくなったことに対する何らかの対応をとる必要
がある。
【0066】ステップ124では、落札者の変更が可能
な所定条件範囲であるか判定する。変更可能であれば、
ステップ114の前方に分岐し、不可能であればステッ
プ126に進み、ステップ126において落札者を最終
的に確定する。例えば入札対象の物品に関する期日がせ
まると、落札者の変更ができなくなる。又、落札者を最
終的に確定すると、対象とする物品の取り引きができる
状態になる。
【0067】このように本実施形態においては、本発明
を効果的に適用することができる。従って、調達時間を
要するという入札する物品の特徴に適合させて入札する
ようにして、入札者の便宜を図り、同時に販売者には調
達過程をも考慮した価格決定ができるようにすることが
できる。
【0068】図4は、本発明が適用された第3実施形
態、あるいは第4実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【0069】図1に示したオンライン販売競り装置1
は、図4のように構成され、入札対象登録装置41、諸
状況記憶装置42、入札対象物品公開装置43、入札受
付装置44及び優先順位決定装置45により構成されて
いる。
【0070】まず第3実施形態は、本願の前述した第5
発明及び第6発明が適用され、入札対象登録装置41
は、調達に時間を要する、複数順次調達される物品の提
供を入札価格により競る際に、それぞれの調達段階にあ
る物品それぞれについて、入手する権利の優先順位の決
定として入札するように、入札対象の物品を登録する。
諸状況記憶装置42は、順次調達される登録された物品
の調達進捗状況の情報、及び入手する権利の優先順位の
決定状況の情報を含む入札諸状況情報を記憶する。
【0071】又、第4実施形態は、本願の前述した第7
発明及び第8発明が適用され、入札対象登録装置41
は、調達に時間を要する物品の提供を入札価格により競
る際に、調達過程の所定途中段階になるために用いる施
設の少なくとも1つの利用権を物品の仮想附帯サービス
として競売対象とし、それぞれの仮想附帯サービスにつ
いて、入手する権利の優先順位の決定として入札するよ
うに、入札対象の物品を登録する。諸状況記憶装置42
は、仮想附帯サービスの利用状況の情報、物品の調達進
捗状況の情報、及び入手する権利の優先順位の決定状況
の情報を含む入札諸状況情報を記憶する。
【0072】そうして、これら第3実施形態及び第4実
施形態において、入札対象物品公開装置43は、該入札
諸状況情報をオンラインで公開する。入札受付装置44
は、新規入札や、既入札の入札価格の変更を、調達過程
の最中にもオンラインで受け付ける。優先順位決定装置
45では、所定の条件の範囲では随時、入手する権利の
優先順位を変更し前記入札諸状況情報を更新する。
【0073】なお、上述の諸状況記憶装置42、入札対
象物品公開装置43、入札受付装置44、及び優先順位
決定装置45により、オークション登録表示装置61が
構成されている。又、優先順位管理装置62は、オーク
ション登録表示装置61で決定されている、顧客が物品
を購入する優先順位を工程管理装置63に反映させるた
め、予め設定した関数を用いてオークション登録表示装
置61で求められた優先順位から優先指数を求め、これ
を工程管理装置63に伝達する。そうして工程管理装置
63では、製造や輸送など物品を調達する工程を、この
ような優先指数に従って調整することで、該優先指数に
より物品の調達工程を調整する。
【0074】これら実施形態における処理は、図3のフ
ローチャートに示したものと類似している。即ち、ステ
ップ112やステップ118での落札者の決定や変更
が、権利を得る優先順位の決定や変更としたものと考え
ることができる。
【0075】以下に上述した第3実施形態及び第4実施
形態における実施例について説明する。
【0076】まず納期のみオークションを行う第1実施
例について、行われる順に説明する。
【0077】D1.顧客は、オークション登録表示装置
61に対して、顧客の欲する商品と希望納期を入力す
る。
【0078】D2.上記の段階では、予め設定されてい
る基準金額である。
【0079】D3.優先順位管理装置62は、上記の要
求を工程管理装置63に伝える。
【0080】D4.工程管理装置63は、現状の工程管
理状況に加え、上記の要求を考慮した工程を作成する。
【0081】D5.優先順位管理装置62は、その工程
(通常何らかの待ち行列の形式になっており、該当要求
に関する予定の納期も含まれる)から、該当顧客の該当
要求に関するものを抽出し、オークション登録表示装置
61に渡す。
【0082】D6.顧客は、オークション登録表示装置
61において表示される図5に示すような入札入力画面
(オファー入力画面)により納期を確認し、不満なら
ば、より高い金額を該入札入力画面から投入する。
【0083】D7.優先順位管理装置62は、基準金額
と投入金額の差を算出し、予め設定した関数により優先
指数を算出する。そして、優先順位管理装置62は、該
優先指数と、他の顧客が要求する優先指数とを比較し、
優先すべきものが先になるように、工程管理装置63に
優先度をつけた情報と許容コストに基づき、工程の再検
討を要求する。
【0084】D8.工程管理装置63は、上記に基づき
工程を再計算する。この工程再計算は、実際の適応場面
において、いわいる優先処理であり、市販の工程管理パ
ッケージや自社開発の工程管理に基づき再計算する。例
えば製造業であれば、製造未着手の注文の中で最初に製
造を行う、更により優先順位が高いものがある場合に
は、製造の途中段階にある半製品を該当注文に割り付け
ることにより対応する。無論、該割り付けの結果、他の
注文品の優先度が下がり、いわゆる待ち行列の下位にな
るため、他の注文品は納期なども長くなる。
【0085】D9.優先順位管理装置62は、工程管理
装置63のスケジュール結果を、オークション登録表示
装置61に通知する。
【0086】D10.オークション登録表示装置61
は、上記スケジュール結果を顧客に表示する。
【0087】D11.優先順位を上げることを要求した
顧客は、その結果をチェックし満足かどうか判断する。
一方、他の顧客は、自分の要求の優先順位が下がって希
望納期が達成されなくなる可能性があり、これをオーク
ション登録表示装置61において表示される図6に示す
ような画面によりチェックする。その結果満足がいかな
ければ、金額を高くして要求を行うことになる。
【0088】D12.上記のような再要求があるとD7
からの過程が繰り返される。
【0089】D13.再要求は、所定条件範囲、即ち、
希望納期に対して定められた準備期間になるまでしか、
認められない。所定条件範囲外になることにより繰り返
しは終息する。
【0090】顧客は、最初の図5の入札入力画面により
注文を入力するが、時折この画面でチェックを行う。す
ると、上記の例のように予定納期が希望より遅れている
場合は、図6の優先状況の画面を参考に入札金額(オフ
ァー金額)を想定し、再度、入札(オファー)する。こ
の場合は、最優先の入札率(オファー率)が1.2倍の
12万円であったため、それより高く13万円としてい
る。
【0091】次に、工程のオークションを行う第2実施
例について、行われる順に説明する。
【0092】E1.顧客は、図8に示すような、オーク
ション登録表示装置61の表示する工程の一覧表に基づ
き、希望の使用予定日時、金額を入力する。
【0093】E2.オークション登録表示装置61は、
E1の入力を受け付け、優先順位管理装置62に通知す
る。
【0094】E3.優先順位管理装置62は、既に受け
付けている他の要求と比較し、金額と基準金額との差を
求める。又、該差から、予め設定された関数に基づき優
先指数を、第1実施例の場合と同様に計算する。そうし
て該優先指数を、他の顧客からの入札と比較し、優先す
べきものが先になるよう優先順位を変えて、工程の変更
を工程管理装置63に依頼する。
【0095】E4.工程管理装置63では、上記情報に
基づき工程の変更を行ない、各工程の予定を変更し、優
先順位管理装置62に通知する。
【0096】E5.優先順位管理装置62は、上記の変
更結果をオークション登録表示装置61に通知する。
【0097】E6.顧客は、決定された優先順位を、オ
ークション登録表示装置61において表示される図8に
示すような画面で確認する。この時、第1実施例と同様
に、他の顧客にとって工程の使用予定が変更されている
可能性がある。
【0098】E7.他の顧客は、オークション登録表示
装置61に表示される図7や図8に示すような画面を確
認し、他の工程や最終納期を考慮し、問題がある場合に
は、予定がこのオークションにより変わってしまった工
程、又は、他の納期上要点となる工程につき入札金額を
増加することになる。
【0099】E8.所定条件範囲では、E6、E7のプ
ロセスが繰り返しになる。即ち、実際の工程の使用予定
が、予め決められた期間前になると、再度入札を認めな
いことにより、該繰り返しが終了する。
【0100】顧客は、図7の供給工程の画面に基づき工
程の使用予定を考慮して、図8の入札画面にインプット
する。更に、それらの状況を監視し、再入札を行う。上
記の例のように注文のX001が希望をかなえられない
場合には、供給工程上に表示された倍率を考慮し、入札
金額を修正することが必要である。
【0101】次に第3実施例として、「納期」と「工
程」の両方を混合してオークションを行う場合につい
て、行われる順に説明する。
【0102】基本的には図5〜図8に示した4つの画面
を併用してオークションを行う。
【0103】F1.「納期」をキーにして、ある顧客
が、オークション登録表示装置61に表示される画面に
基づき入札を行う。
【0104】F2.優先順位管理装置62は、オークシ
ョン登録表示装置61から通知された情報に基づき、か
つ予め決められた基準方式に基づき、金額と、各工程の
希望使用予定、及び優先度を、工程管理装置63に通知
し、工程の再計算を要求する。
【0105】F3.工程管理装置63は、上記の再計算
を行ない、優先順位管理装置62に通知する。この時、
該再計算によって、「工程」のオークションを行ってい
る顧客の注文の予定が、変更になることがある。
【0106】F4.優先順位管理装置62は、該再計算
の結果から納期を算出し、工程の予定全体、納期予定全
体をオークション登録表示装置61に通知する。この後
オークション登録表示装置61は、すべての顧客に画面
で開示を行う。
【0107】F5.他の「納期」をキーにする顧客や、
「工程」をキーにする顧客は、オークション登録表示装
置61の表示する状態を監視し、不満がある場合は入札
の変更を行う。
【0108】F6.「工程」をキーに入札を行う場合
は、「納期」の場合とは異なり、割り振りや換算の必要が
ないため、優先順位管理装置62は直接的に希望使用予
定及び優先順位を工程管理装置63に通知しスケジュー
リングを行う。
【0109】以上のようにこれら実施例においても、本
発明を効果的に適用することができる。従って、調達時
間を要するという入札する物品の特徴に適合させて入札
するようにして、入札者の便宜を図り、同時に販売者に
は調達過程をも考慮した価格決定ができるようにするこ
とができる。
【0110】
【発明の効果】本発明によれば、調達時間を要するとい
う入札する物品の特徴に適合させて入札するようにし
て、入札者の便宜を図り、同時に販売者には調達過程を
も考慮した価格決定ができるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された実施形態のオンライン販売
競りシステムに利用する諸装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明が適用された第1実施形態、あるいは第
2実施形態の構成を示すブロック図
【図3】これら実施形態におけるオンライン販売競り方
法を示すフローチャート
【図4】本発明が適用された第3実施形態、あるいは第
4実施形態の構成を示すブロック図
【図5】これら実施形態が適用される第1実施例におけ
る入札入力画面を示す表示画面図
【図6】上記第1実施例における優先状況を表示する画
面を示す表示画面図
【図7】前記第3実施形態及び前記第4実施形態が適用
される第2実施例における入札入力画面を示す表示画面
【図8】上記第2実施例における入札状況を表示する画
面を示す表示画面図
【符号の説明】
1…オンライン販売競り装置 3…クライアント装置 10…インターネット 11…ローカルエリアネットワーク 12…公衆電話回線 15…インターネット接続サーバ装置 31、41…入札対象登録装置 32、42…諸状況記憶装置 33、43…入札対象物品公開装置 34、44…入札受付装置 35…落札者決定装置 45…優先順位決定装置 61…オークション登録表示装置 62…優先順位管理装置 63…工程管理装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調達に時間を要する物品の提供を入札価格
    により競る際に、調達過程の最中の物品を仮想在庫品と
    して競売対象とし、調達の進捗状況、及びそれぞれの入
    札価格を含む入札諸状況情報をオンラインで公開すると
    共に、 新規入札や、既入札の入札価格の変更を、調達過程の最
    中にもオンラインで受け付けるようにし、 所定の条件の範囲では随時、落札者を変更し前記入札諸
    状況情報を更新するようにしたことを特徴とするオンラ
    イン販売競り方法。
  2. 【請求項2】調達に時間を要する物品の提供を入札価格
    により競る際に、調達過程の最中の物品を仮想在庫品と
    して競売対象とし、入札対象の物品を登録する入札対象
    登録装置と、 登録された物品の調達進捗状況の情報、及び落札状況の
    情報を含む入札諸状況情報を記憶する諸状況記憶装置
    と、 該入札諸状況情報をオンラインで公開する入札対象物品
    公開装置と、 新規入札や、既入札の入札価格の変更を、調達過程の最
    中にもオンラインで受け付ける入札受付装置と、 所定の条件の範囲では随時、落札者を変更し前記入札諸
    状況情報を更新する落札者決定装置とを備えるようにし
    たことを特徴とするオンライン販売競り装置。
  3. 【請求項3】調達に時間を要する物品の提供を入札価格
    により競る際に、調達過程の所定途中段階になるために
    用いる施設の少なくとも1つの利用権を物品の仮想附帯
    サービスとして競売対象とし、該利用権の入札状況の情
    報を含む入札諸状況情報をオンラインで公開すると共
    に、 新規入札や、既入札の入札価格の変更を、調達過程の最
    中にもオンラインで受け付けるようにし、 所定の条件の範囲では随時、落札者を変更し前記入札諸
    状況情報を更新するようにしたことを特徴とするオンラ
    イン販売競り方法。
  4. 【請求項4】調達に時間を要する物品の提供を入札価格
    により競る際に、入札対象の物品を登録する入札対象登
    録装置と、 登録された物品が調達過程の所定途中段階になるために
    用いる施設の少なくとも1つの利用権を物品の仮想附帯
    サービスとして競売対象とし、該利用権の入札状況の情
    報を含む入札諸状況情報を記憶する諸状況記憶装置と、 該入札諸状況情報をオンラインで公開する入札対象物品
    公開装置と、 新規入札や、既入札の入札価格の変更を、調達過程の最
    中にもオンラインで受け付ける入札受付装置と、 所定の条件の範囲では随時、落札者を変更し前記入札諸
    状況情報を更新する落札者決定装置とを備えるようにし
    たことを特徴とするオンライン販売競り装置。
  5. 【請求項5】調達に時間を要する、複数順次調達される
    物品の提供を入札価格により競る際に、それぞれの調達
    段階にある物品それぞれについて、入手する権利の優先
    順位の決定として入札し、 調達の進捗状況、及びそれぞれの入札価格を含む入札諸
    状況情報を、順次調達される物品毎にオンラインで公開
    すると共に、 新規入札や、既入札の入札価格の変更を、調達過程の最
    中にもオンラインで順次調達される物品毎に受け付ける
    ようにし、 所定の条件の範囲では随時、入手する権利の優先順位を
    変更し前記入札諸状況情報を更新するようにしたことを
    特徴とするオンライン販売競り方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のオンライン販売競り方法
    において、 予め設定した関数を用いて前記優先順位から優先指数を
    求め、 該優先指数により物品の調達工程を調整するようにした
    ことを特徴とするオンライン販売競り方法。
  7. 【請求項7】調達に時間を要する、複数順次調達される
    物品の提供を入札価格により競る際に、それぞれの調達
    段階にある物品それぞれについて、入手する権利の優先
    順位の決定として入札するように、入札対象の物品を登
    録する入札対象登録装置と、 順次調達される登録された物品の調達進捗状況の情報、
    及び入手する権利の優先順位の決定状況の情報を含む入
    札諸状況情報を記憶する諸状況記憶装置と、 該入札諸状況情報をオンラインで公開する入札対象物品
    公開装置と、 新規入札や、既入札の入札価格の変更を、調達過程の最
    中にもオンラインで受け付ける入札受付装置と、 所定の条件の範囲では随時、入手する権利の優先順位を
    変更し前記入札諸状況情報を更新する優先順位決定装置
    とを備えるようにしたことを特徴とするオンライン販売
    競り装置。
  8. 【請求項8】調達に時間を要する物品の提供を入札価格
    により競る際に、調達過程の所定途中段階になるために
    用いる施設の少なくとも1つの利用権を物品の仮想附帯
    サービスとして競売対象とし、それぞれの仮想附帯サー
    ビスについて、入手する権利の優先順位の決定として入
    札し、 該入札状況の情報を含む入札諸状況情報をオンラインで
    公開すると共に、 新規入札や、既入札の入札価格の変更を、調達過程の最
    中にもオンラインで受け付けるようにし、 所定の条件の範囲では随時、入手する権利の優先順位を
    変更し前記入札諸状況情報を更新するようにしたことを
    特徴とするオンライン販売競り方法。
  9. 【請求項9】調達に時間を要する物品の提供を入札価格
    により競る際に、調達過程の所定途中段階になるために
    用いる施設の少なくとも1つの利用権を物品の仮想附帯
    サービスとして競売対象とし、それぞれの仮想附帯サー
    ビスについて、入手する権利の優先順位の決定として入
    札するように、入札対象の物品を登録する入札対象登録
    装置と、 仮想附帯サービスの利用状況の情報、物品の調達進捗状
    況の情報、及び入手する権利の優先順位の決定状況の情
    報を含む入札諸状況情報を記憶する諸状況記憶装置と、 該入札諸状況情報をオンラインで公開する入札対象物品
    公開装置と、 新規入札や、既入札の入札価格の変更を、調達過程の最
    中にもオンラインで受け付ける入札受付装置と、 所定の条件の範囲では随時、入手する権利の優先順位を
    変更し前記入札諸状況情報を更新する優先順位決定装置
    とを備えるようにしたことを特徴とするオンライン販売
    競り装置。
  10. 【請求項10】請求項2又は請求項4に記載の前記入札
    対象登録装置、前記諸状況記憶装置、前記入札対象物品
    公開装置、前記入札受付装置及び前記落札者決定装置、 あるいは、請求項7又は請求項9に記載の前記入札対象
    登録装置、前記諸状況記憶装置、前記入札対象物品公開
    装置、前記入札受付装置及び前記優先順位決定装置を実
    現するコンピュータプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050925A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Tsubasa System Co Ltd オンライン取引支援方法
WO2003025812A1 (fr) * 2001-09-11 2003-03-27 Hitachi, Ltd. Procédé et système de production et de vente

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JP2003050925A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Tsubasa System Co Ltd オンライン取引支援方法
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