JP2001283042A - コンピュータオークションシステム - Google Patents

コンピュータオークションシステム

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JP2001283042A
JP2001283042A JP2000092863A JP2000092863A JP2001283042A JP 2001283042 A JP2001283042 A JP 2001283042A JP 2000092863 A JP2000092863 A JP 2000092863A JP 2000092863 A JP2000092863 A JP 2000092863A JP 2001283042 A JP2001283042 A JP 2001283042A
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Norio Tanuma
憲雄 田沼
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NEC Information Technology Co Ltd
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NIPPON DENKI INFORMATION TECHN
NEC Information Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現在の中古製品についての流通市場は、自動車
等の限られた製品を除いては、未整備の状況にある。 【解決手段】本発明のコンピュータオークションシステ
ムは、オークション参加者(売り手、買い手)が、パー
ソナルコンピュータ等の端末からオークションをとりま
とめるオークションサーバ10を含むコンピュータサイ
トにインターネット等のオンラインで接続し、中古製品
である半導体製造装置、工作機械、建設機械、農業機械
等の移動が困難で、比較的高額な製品についての購入・
売却を目的としたオークションを行うシステムに関する
ものである。そのため、一旦オークションの開催によっ
て売買の契約が買い手、売り手間で成立しても、それは
仮の契約であって、買い手が売り手の製品を実際に自分
の目で確かめ、納得の上で始めて本契約を結び購入する
ような製品を対象としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の通信機能によって中古製品の流通を行うシステムに関
し、主に移動をするのが困難で比較的高額な製品につい
て、製品の売り手、買い手がインターネット上に設けら
れたオークション機能を利用して製品を流通するコンピ
ュータオークションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】企業においては、新製品の投入のため、
新規に設備投資を行い、新しい工作機械等の購入を行っ
た結果、以前使用していた機械を処分したいという要望
が潜在的に存在する。又、経済環境の変化による設備投
資の抑制により中古設備への需要が喚起されてきてい
る。さらに、大量の家庭内廃棄物、産業廃棄物等による
生活環境の破壊は止まるところを知らずといった状況の
為、新しい製品をどんどんと作るのではなく、手元にあ
るものを大事に使っていこうとする考えも醸成されてき
ている。ところが、現在の中古製品についての流通市場
は、自動車等の限られた製品を除いては、未整備の状況
にある。
【0003】一方、コンピュータと通信技術の進歩は、
これら中古製品の売却や購入をインターネットを使用し
て売却したり、購入したりすることを可能としてきてい
る。
【0004】以上のような背景により、特開平10−3
20481号公報には在宅したままで売ります、買いま
すの情報を相互にやりとりして自由に品物情報を登録
し、競りを開催し、売却希望者ならば、売却したい品物
情報を登録し、競りを開催し買い受け希望者に値決めを
させ、最も高い値段がついたところで決済しあるいは買
い受け希望者なら買い受けたい品物情報を登録し、競り
を開催し売却希望者に値決めをさせ、最も安い値段が着
いたところで任意に決済でき1年中24時間常に双方の
情報を公開する形での中古製品の内容が記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】中古製品としての対象
製品が、移動が困難で高額な製品、例えば建設機械、工
作機械、農業機械、半導体製造装置等は、他の中古製品
とは違い種々の固有の問題を有する。例えば、オークシ
ョンを実施して一旦、買い手側、売り手側間での売買に
関する契約が締結されても、すぐにこれを本契約とする
ことは出来ない。それは、買い手側から見て購入の対象
となる製品が、いろいろの点からチェックされ、購入に
値するものかどうかの確認がされてないためである。そ
のため、買い手側の購入するかしないかの最終的な判断
が決定するまでの間は、当該製品は、オークションシス
テム上、仮契約状態の製品として他の買い手による購入
の対象から除外しておく必要がある。買い手側からみる
と、実際に現地に赴き、売り手の製品の性能、機能、品
質等を確認した後に購入するか否かを決める必要がある
ためである。買い手の確認の結果が満足するものであれ
ば、本契約が締結され当該製品の売買に関する情報は、
オークションシステムから消去される。逆に、買い手の
現地での確認の結果が思わしくない場合、商談は不成立
となり、仮契約が破棄され、再び他の買い手、売り手か
らのオークション対象状態に戻されることになる。とこ
ろが前記発明においてはそのような必要な機能に応えら
れる内容の記載はない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明のコン
ピュータオークションシステムは、オークション参加者
の端末からオークションサーバを含むコンピュータサイ
トにオンラインで製品のオークションを行うシステムに
関し、買い手が提示した買い入れ希望価格と希望条件に
対して一定時間を経過しても売り手側の端末からの応札
がない場合、買い手は許容できる最高限度価格以下であ
れば、買い入れ希望価格をアップして売り手側の端末に
提示し、売り手側の応札を促すことを備える。
【0007】本願の第2の発明のコンピュータオークシ
ョンシステムは、第1の発明において、参加者の端末を
通して売り手側は買い手の着かない製品を共有在庫情報
として提示して、オークション参加の機会が生まれるよ
う買い手側を促すことを備える。
【0008】本願の第3の発明のコンピュータオークシ
ョンシステムは、第1の発明において、買い手側の端末
からオークションサーバが受信した買い入れ価格と希望
条件を整理して売り手側に端末を通して提示する前に、
買い手側に端末を通して提示し、買い手側の見直し・修
正の機会の時間を与えることを備える。
【0009】本願の第4の発明のコンピュータオークシ
ョンシステムは、第1の発明において、売り手側の端末
から応札が出た買い手は、前記応札対象製品の売買契約
前に下見をして、前記売買契約に関し最終決定をするま
での時間を与えることを備える。
【0010】本願の第5の発明のコンピュータオークシ
ョンシステムは、第1の発明において、買い手が売買契
約前の製品の下見をしている時間中は売り手側の端末か
らの応札を中断させることを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の構成を表したも
ので、図において、製品の売り手、買い手の情報をとり
まとめオークションを実行するオークションサーバ10
と、製品の購入を希望する買い手側端末20と、製品の
売却を希望する売り手側端末30と、オークションサー
バ10と買い手側端末20、売り手側端末30とをそれ
ぞれ接続するインターネット網を含む通信網40と、か
ら構成される。
【0012】オークションサーバ10は、汎用計算機、
ワークステーションあるいはパーソナルコンピュータ等
からなるサーバコンピュータ101と、買い手側端末2
0から入力された買い手の購入を希望する製品情報と売
り手側端末30から入力された売り手の売却を希望する
製品情報等を記憶する磁気ディスク装置等からなる記憶
装置102と、オークションの状況を監視したりする表
示装置103と、キーボード等の入力装置104と、か
らなる。
【0013】買い手側端末20は、パーソナルコンピュ
ータ201と、必要に応じて買い手側情報等を記憶する
記憶装置202と、買い手側の製品情報を登録したりす
るのに使用する表示装置203と、キーボード等の入力
装置204と、磁気カード等を入力するためのカードリ
ーダ205と、からなる。
【0014】売り手側端末30は、パーソナルコンピュ
ータ301と、必要に応じて売り手側情報等を記憶する
記憶装置302と、売り手側の製品情報を登録したりす
るのに使用する表示装置303と、キーボード等の入力
装置304と、磁気カード等を入力するためのカードリ
ーダ305と、からなる。
【0015】本発明のコンピュータオークションシステ
ムは、オークション参加者(売り手、買い手)が、パー
ソナルコンピュータ等の端末からオークションをとりま
とめるオークションサーバ10を含むコンピュータサイ
トにオンラインで接続し、中古製品である半導体製造装
置、工作機械、建設機械、農業機械等の移動が困難で、
比較的高額な製品についての購入・売却を目的としたオ
ークションを行うシステムに関するものである。そのた
め、一旦オークションの開催によって売買の契約が買い
手、売り手間で成立しても、それは仮の契約であって、
買い手が売り手の製品を実際に自分の目で確かめ、納得
の上で始めて本契約を結び購入するような製品を対象と
している。よってグランドピアノ、中型〜大型ヨット、
中型〜大型モータボート、船舶、農業用ハウス等々この
ような対象製品は多々あり全て本発明の対象となりうる
が、ここでは、前述した建設機械等を想定して説明す
る。
【0016】以下、表示装置203、表示装置303に
表示される画面表示例を表した図2から図4と、フロー
チャートを記載した図5から図8を使用して本発明の1
実施例を説明する。
【0017】オークションに参加する売り手、買い手か
ら、オークションサーバ10に接続すると、利用者認証
画面が表示される(ステップS1)。(ステップS2)
において利用者登録が済みか否かを判断し、最初のオー
クションサーバ10への接続で利用者登録が済んでいな
い場合は、(ステップS3)で、利用者登録処理が行わ
れる。これは、製品の購入や売却に当たっては、製品の
情報や売却価格、購入価格情報を入力したり更新したり
するが、これらの情報について、入力した当事者以外か
らのいたずらによる更新や改竄操作を防ぐ為である。オ
ークションサーバ10は、情報を登録した本人以外から
の当該情報の変更は出来ないように管理している。
【0018】利用者登録に当たっては、買い手側端末2
0又は売り手側端末30上に表示されたオークションサ
ーバ10への接続直後に表示される利用者認証画面上の
新規登録ボタンを押下することで行うことが出来る。続
いて表示される図2の(a)に示すような画面によっ
て、以下の情報を入力しオークションサーバ10に登録
する。
【0019】利用者の氏名、郵便番号、住所、電話やF
AX番号、電子メールアドレス、パスワード(暗唱番
号)である。パスワードの設定の為の入力操作は必須で
あるが、その他については、必要と判断するもののみの
入力とすることが出来る。オークションサーバ10は、
当該情報を受信すると二重登録のチェックを行い重複し
てなければ、記憶装置102に格納して記憶する。同時
にこの利用者向けの利用者IDを新規に割り付け買い手
側端末20又は売り手端末30に通知する。尚、買い
手、売り手は固定的に決まったものではなくある時の買
い手は、別の時点では売り手ともなるわけであるが、便
宜上このように分けて説明する。以上で利用者登録処理
は終了するが、この利用者登録処理が終了すると、引き
続いて利用者認証画面が再度表示されるので、利用者認
証画面において、利用者IDとパスワードの入力を行
い、オークションサーバ10に接続する(ステップS
4)。尚、利用者認証情報等を磁気カード、やICカー
ドに登録しこれを会員カードとしてオークションサーバ
10で作成して各利用者に配布し、買い手側端末20、
売り手側端末30には、カードリーダ205、カードリ
ーダ305を設け、それを通して利用者認証情報をオー
クションサーバ10に送信することも可能である。
【0020】利用者の認証が終わると、買い手側は、購
入を希望する製品について、その製品の内容と希望する
購入価格を含めた情報を買い手側情報としてオークショ
ンサーバ10に登録する(ステップS5)。例えば、製
品を特定する為の大項目分類メニュー、小項目分類メニ
ュー等のメニュー画面をオークションサーバ10から買
い手側端末20に表示する。メニューの階層の深さはオ
ークションサーバ10が取り扱う製品の種類数によって
決めればよい。当該メニュー画面上に表示された製品名
等の項目から買い手は、自身の購入を希望する製品を選
択できるようにして買い手からの製品情報の登録操作を
簡便化する。例えば、大項目分類メニューには、図2の
(b)に示すように建設機械、工作機械、農業機械、半
導体製造装置等の項目をおき、そこから建設機械を選択
すると、小項目分類メニューとして図3の(a)に示す
ように、掘削機、ブルドーザ、パワーショベル、ホイー
ルローダ、クレーン車、コンクリートミキサー車等の製
品名が表示され、そこから該当する製品の製品名をクリ
ック操作することで選択できるようにする。これらの画
面の操作は買い手側端末20からインターネットのブラ
ウジング機能を通して実行されてもよいし、オークショ
ンシステム固有のアプリケーションプログラムによって
実行されても良い。以降の説明では、オークションシス
テム固有のアプリケーションプログラムによって買い手
側端末20の画面制御を行うものとする。
【0021】2台以上の製品を購入する場合において
は、それが類似した製品であってもそれぞれの製品につ
いての情報を買い手側情報として入力するものとする。
【0022】買い手側では、自分の購入を希望する製
品、例えばパワーショベルの購入を希望する場合、図3
の(b)に示すような画面を使用して希望条件を入力す
る。例えばA社製、使用年数XX年以内、年式/型式、
YYY馬力、色は黄色といった情報、購入希望価格、許
容できる最高限度額、購入希望時期、自由入力できる条
件等とを買い手側端末20を通してオークションサーバ
10に登録する。許容できる最高限度額については、公
開の対象にはならないが他の項目はすべて公開される。
【0023】買い手側が購入を希望する製品の登録時、
売り手側の製品を製品毎にまとめた共有在庫情報が既に
あり、そこに買い手の希望する製品またはそれに近い製
品が登録されていれば、その製品仕様を包含する希望条
件を買い手として提示することも可能である。共有在庫
情報が無いか、あっても購入を希望する製品が登録され
ていないような場合は、オークションサーバ10の記憶
装置102が記憶する過去の本契約の成立した製品の取
引の履歴情報を買い手側端末20に取り出す。買い手側
端末20に表示された製品名を含む前述したような登録
情報や購買価格等を含む情報から、その内容を参考にし
ながら登録を行うことが出来る。
【0024】オークションの対象は、1つの製品全体と
も出来るし、買い手の希望する必須の条件を備えた製品
とすることも出来る。例えば、パワーショベルを購入す
る買い手は、パワーはXXX馬力以上であることを特に
必須の条件として登録を行うことができる。オークショ
ンの実行時は、このXXX馬力以上の条件を備えたパワ
ーショベルが1つのオークションの対象製品として扱わ
れる訳である。図3の(b)の画面例でいえば、該当す
る項目の必須ボタンのフィールドにチェックを入れるこ
とでその旨を表す。
【0025】買い手は、1つの製品についての買い手側
情報の登録を行うとオークションサーバ10に電子マネ
ーや郵便/銀行振り込み等を利用して申込み料の支払い
を行う。また、買い手は、買い手側、売り手側間で製品
の購入について本契約が成立するか又は、製品の登録を
抹消するまでは、下見等を行う仮契約中の期間を除き、
一定時間毎に加算される登録料の支払いを同様にして行
う。
【0026】尚、このようにして登録が行われた売り手
や買い手のオークション情報は、買い手、売り手だけで
なく、このオークションサーバ10に利用者登録がされ
た利用者からも、一部の例外期間を除き、基本的には自
由に参照することが出来る。
【0027】買い手側からの製品情報の登録が終わる
と、オークションサーバ10では、買い手側端末20か
らの買い手側情報を製品別に分類し、図4の(a)に示
すように同一製品については、まとめて記憶装置102
上に登録する。そして登録された買い手情報について、
例えば、パワーショベル等の製品、製造会社名、使用年
数、年式/型式等の項目によってデータをソートして蓄
積し、売り手側、買い手側の表示要求に従い、指定され
た製品について又はその製品の指定された条件項目につ
いて対象となる情報を一覧情報として表示する。一覧情
報として表示しにくい内容、例えば自由入力する条件や
デジタル画像情報等は、一覧情報から選択した製品につ
いてその製品の詳細表示の指示によって参照可能として
も良い。図4の(a)の例では右端の詳細フィールドを
クリックすると図3(b)の画面で入力された備考フィ
ールドの内容を参照出来る。登録された売り手側情報に
ついても同様で、前述したが、このようにしてまとめた
売り手側の情報を共有在庫情報と称する。
【0028】買い手が希望する製品の購入の登録を完了
すると、買い手が登録した製品について他の買い手の情
報を参照し、見直し・修正処理を行うことが出来る(ス
テップS6)。例えば、ある製品についてのオークショ
ンのスケジュールが、買い手製品の登録期間を午前中と
し、午後は見直し・修正期間として設定されている場
合、各買い手は、自身が購入を希望する製品の希望条件
等の登録を午前中に行い、午後には、同一製品の他の購
入希望者の登録情報を参照し自分の登録した情報を必要
なら修正することが出来る。また、登録を行う期間と見
直し・修正を行う期間とを同時期とし、登録を行うと同
時に見直し・修正を行うようにしていても良い。尚、登
録期間、見直し・修正期間、オークション開始時期等の
オークションのスケジュールは、オークションサーバ1
0で適宜設定される。スケジュールは、製品毎にそれぞ
れ固有に設定することができ、図3の(a)で示すよう
にメニュー画面の製品毎にそのスケジュールの表示が行
われる。
【0029】この見直し・修正処理の内容として、例え
ば、類似した条件の製品について自身の提示した購入希
望価格が他の買い手の購入希望価格に比べ低額すぎたり
高額過ぎたりする場合、登録内容を変更しても良いわけ
である。高額過ぎると判断すれば低額に変更するとか、
ある会社製の特有の製品の購入希望を持った買い手の数
が多い場合は、オークションで落札価格が高額になるこ
とを避けて購入希望対象を他の製品に切り替える等の処
理を、買い手側端末20から行うことが出来る。
【0030】具体例で言えば、買い手Aは、ある製品の
購入価格を300万円として登録し、買い手Bは、25
0万円として登録していたとする。買い手Aは、買い手
Bとの間で50万円の差が大きすぎると判断して自身の
登録した金額を275万円に変更したとする。これを買
い手Bは参照して買い手Aの金額より少し高額の280
万円に購入金額を修正する等の修正を行う訳である。
尚、登録期間中、見直し・修正期間中であれば、買い手
は自由に自分の登録した情報を変更することが可能であ
る。
【0031】又、オークションサーバ10は、前述した
ように、登録された情報について、それを登録した利用
者IDを記憶することで一旦登録した情報は、登録した
利用者であれば変更が可能であるが、登録した利用者で
なければ変更が出来ないように管理する。
【0032】見直し・修正期間中の登録情報の修正内容
は、他の買い手からもすぐに修正された内容を見ること
が出来る。例えば午後が見直し・修正期間としてスケジ
ュールされている場合、買い手側情報は、当日の夕刻か
翌朝には売り手側にもその製品についての買い手側情報
一覧としてまとめた形で公開される。
【0033】さらに、上述した例では登録期間、見直し
・修正期間をそれぞれ午前、午後の半日ずつとしたが、
いずれの期間ともこれより短くてもよいし逆に又、2
日、3日等のように長くても構わない。一つには、売買
する対象製品の全体数が多いとか、売買の対象に殆どあ
がらない製品については、登録期間や見直し・修正期間
を長くしたりする。同一種類の製品について過去の前述
した履歴情報等を参考にこの期間の長さを決めてもよ
い。
【0034】以上のような処理を経て一定期間が過ぎ、
ある製品に対するオークション期日が到来すると、それ
を確認したオークションサーバ10は、定刻よりオーク
ションを開始する。
【0035】オークションの開始日時は、前述したよう
に各製品を特定するためのメニュー画面に表示されてい
るため、売り手、買い手ともに知ることが出来る。オー
クションは、オークションの対象となる製品の値決めが
すべて完了するまで行われる。又、オークションは、買
い手側からあげられている全ての製品情報について1つ
ずつ順番に行ってもよいし、同時に複数製品について並
行して行ってもよい。
【0036】以降の説明では、複数の製品についてのオ
ークションが同時に開催されている場合について説明す
る。オークションに参加する売り手は、オークションサ
ーバ10がまとめたオークション情報である買い手の製
品情報の一覧から1つ又は複数個の製品情報を選択して
オークションに参加することが出来る(ステップS
7)。複数個のオークションに同時に参加した場合、オ
ークションサーバ10は、当該売り手側端末30に複数
のオークション状態を同時に表示することも可能ではあ
るが、ここでは説明を簡略化するため同時には1製品に
ついての画面を表示するものとする。オークションサー
バ10は、例えば図4の(b)に示すように、パワーシ
ョベルについて各買い手が登録した購入希望条件、ST
ART価格、現在価格、この製品へのオークション参加
者数等を売り手側端末30、買い手側端末20の画面に
表示する(ステップS8)。画面情報に変更があった都
度、逐次表示が行われる。尚、買い手が登録期間、見直
し・修正期間を通じて最終的に登録した価格が、この製
品のオークション開始時のSTART価格(初期価格)
となる。
【0037】前述したように、例えば、パワーショベル
の売却を希望する売り手は、このような買い手情報の中
から自分の有する製品に都合の良い買い手情報を選択
し、当該する製品のオークション情報を売り手側端末3
0に表示する。オークションサーバ10は、当該する売
り手が当該製品を売却する為の情報を登録済か否かに関
わらず、オークションの画面の送信を行う。オークショ
ンへの参加は、当該画面上に設定された参加ボタンをク
リックするか、前述した会員カードをカードリーダに入
力することでオークションサーバ10に参加の旨を通知
する(ステップS9)。又、当該製品の売り手、買い
手、又それ以外の利用者は、オークションの推移を参照
することが出来る。表示された画面には、当該製品に関
する買い手側の希望条件とSTART価格かSTART
価格が更新されている場合は、現在価格及び当該製品の
オークションに参加をしている参加者数を見ることが出
来る。
【0038】売り手側は、売り手側端末30を操作し
て、この現在価格より低額の価格が提示できるか否かを
判断し(ステップS10)、低額の価格が提示できれば
その価格を入力しオークションサーバ10に送信する
(ステップS13)。(ステップS10)での判断で低
額の価格が付けられない場合は、画面の離脱ボタンをク
リックするか会員カードをカードリーダ305に再入力
して、当該製品のオークションから離脱する旨をオーク
ションサーバ10に通知する(ステップS11)。当該
製品のオークションから離脱した売り手は、他の買い手
側情報のオークションに参加するか否か判断し(ステッ
プS12)、参加する場合は、(ステップS7)に戻っ
てオークション実行中の買い手側製品情報一覧から再度
希望するオークションの選択を行う。
【0039】(ステップS13)で低額の価格を付ける
と、この価格の状態での継続時間が計測され、予め設定
された一定時間との比較が行なわれる(ステップS1
4)。一定時間が経過していない場合、(ステップS1
0)に戻り、参加する売り手による現在価格より低額の
価格が付けられるか監視を行う。(ステップS14)で
の比較で一定時間が経過した場合は、売買が成立し当該
する製品のオークションが終了することになる(ステッ
プS15)。
【0040】ここで、現在オークションが行われている
製品の買い手側の説明に移る。オークションサーバ10
は、START価格の状態のままで一定時間が経過した
か否かをチェックし(ステップS16)、一定時間が経
過すると、続いて、現在価格が買い手が許容できる最高
限度額に達しているかのチェックを行う(ステップS1
8)。現在価格がそこまで至っていない場合は、買い手
側端末に現在価格をアップするように要請する。買い手
はこれに従い現在価格をアップしてオークションサーバ
10に通知し(ステップS21)、再び(ステップS1
6)に戻り、売り手の現れるのを待つわけである。(ス
テップS16)でのチェックで売り手が現れた場合は、
買い手は売り手のオークション状況を監視し、オークシ
ョンの完了を待つわけである(ステップS17)。又、
(ステップS18)でのチェックで許容できる最高限度
額に達した場合は、オークションの終了かをチェックし
(ステップS19)、終了時間に至っていない場合は、
(ステップS16)に戻る。(ステップ19)のチェッ
クでオークションの終了時間に至った場合は、本買い手
側情報は、流札となり、再度次回以降のオークションに
参加する場合、買い手側情報として再登録がされ、参加
しない場合は当該買い手情報は消去される。以上の処理
により、なかなか売り手のつかない製品に対して、許容
できる最高限度価格以下であれば、現在価格をアップし
て売り手側の応札を促すことが出来る。
【0041】尚、経験則的に売り手側が、応札を行わな
いと現在価格がアップするのを知ることを防止するた
め、例えば、オークションサーバは一定期間が過ぎても
売り手からの応札がない場合には、あたかも売り手、買
い手が行ったかのようにして、START価格を基準に
例えば上限は最高限度価格、下限はSTART価格−
(最高限度価格−START価格)の範囲で確率的にば
らついた価格を生成しSTART価格を更新して売り手
を誘うようにしても良い。
【0042】オークションの現在価格が一定時間を経過
しても変化しない時、オークションサーバ10は、この
現在価格を付けた売り手と当該オークション対象製品の
買い手とを仮契約状態としてオークションを終了する
(ステップS22)。尚、同時に複数の製品のオークシ
ョンを実行する場合は、この現在価格の継続時間である
一定時間を長くすると良い。
【0043】仮契約状態にはいると、オークションサー
バ10は、当該製品は買い手による売り手製品の確認期
間に入るものとし、図4の(a)の画面例における状態
フィールドの表示のように、当該する買い手製品情報の
状態を仮契約の状態とする。仮契約状態に入ると、買い
手と売り手は、仮契約を結びオークションの運営者に仲
介料を支払う。
【0044】仮契約の期間は、例えば、買い手側が売り
手側に出向き、購入する製品を実地に検分して購入する
かしないかの決断を行う下見の為の期間等となる(ステ
ップS23)。その間、当該購入の対象製品は、仮契約
中として買い手側製品情報にその旨が表示され、次回以
降のオークションの開催にあたっても売り手側の端末か
らの応札からの対象外とされる。
【0045】下見等による売り手側の製品の確認によっ
て本契約とするか否かの判断の結果(ステップS2
4)、買い手側の購入が決定した場合、売り手、買い手
双方は、本契約を結び、その通知をオークションサーバ
10に対して行う。オークションサーバ10は、売り手
側情報と買い手側情報からこれらの情報を削除して終了
するが(ステップS26)、当該する売り手側情報と買
い手側情報とを履歴情報として記憶装置102に登録す
る。もし、(ステップS24)で買い手の下見による製
品の確認の結果、買い手の購入が取り下げとなった場
合、仮契約は破棄され(ステップS25)、オークショ
ン運営者に支払った仲介料の一部は、買い手側、売り手
側に返却される。そして、仮契約中として他の買い手か
らの購入を停止していた製品情報又は流札となった製品
情報は、買い手側への確認の上、買い手側の要望があれ
ば再び売り手からの応札の対象製品情報に復帰すること
になる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたごとく本発明は、移動が困難
で比較的高額な中古製品をインターネット等の配下のパ
ソコンを通じてオークションを行うに当たり、売り手、
買い手間で売買の仮契約を結んだ後、買い手による売り
手側製品の下見を行う期間をオークションシステム内に
組み込むことで、買い手側では、購入した製品品質リス
クを低減でき、売り手側では売買契約が成立するまで対
象製品を移動させる必要がなくなり、応札機会を増加さ
せることが出来、売り手、買い手双方の満足度を向上さ
せうるという効果を持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハードウェア構成を表す図である。
【図2】本発明の買い手、売り手の表示装置に表示され
る画面例である。
【図3】本発明の買い手、売り手の表示装置に表示され
る画面例である。
【図4】本発明の買い手、売り手の表示装置に表示され
る画面例である。
【図5】本発明の実施例を説明するフローチャートであ
る。
【図6】本発明の実施例を説明するフローチャートであ
る。
【図7】本発明の実施例を説明するフローチャートであ
る。
【図8】本発明の実施例を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 オークションサーバ 101 サーバコンピュータ 102 記憶装置 103 表示装置 104 入力装置 20 買い手側端末 201 パーソナルコンピュータ 202 記憶装置 203 表示装置 204 入力装置 205 カードリーダ 30 売り手側端末 301 パーソナルコンピュータ 302 記憶装置 303 表示装置 304 入力装置 305 カードリーダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オークション参加者の端末からオークシ
    ョンサーバを含むコンピュータサイトにオンラインで製
    品のオークションを行うシステムに関し、買い手が提示
    した買い入れ希望価格と希望条件に対して一定時間を経
    過しても売り手側の端末からの応札がない場合、買い手
    は許容できる最高限度価格以下であれば、買い入れ希望
    価格をアップして売り手側の端末に提示し、売り手側の
    応札を促すことを特徴としたコンピュータオークション
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオークションシステムに
    おいて、参加者の端末を通して売り手側は買い手の着か
    ない製品を共有在庫情報として提示して、オークション
    参加の機会が生まれるよう買い手側を促すことを特徴と
    したコンピュータオークションシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコンピュータオークショ
    ンシステムにおいて、買い手側の端末からオークション
    サーバが受信した買い入れ価格と希望条件を整理して売
    り手側に端末を通して提示する前に、買い手側に端末を
    通して提示し、買い手側の見直し・修正の機会の時間を
    与えることを特徴としたコンピュータオークションシス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のコンピュータオークショ
    ンシステムにおいて、売り手側の端末から応札が出た買
    い手は、前記応札対象製品の売買契約前に下見をして、
    前記売買契約に関し最終決定をするまでの時間を与える
    ことを特徴としたコンピュータオークションシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のコンピュータオークショ
    ンシステムにおいて、買い手が売買契約前の製品の下見
    をしている時間中は売り手側の端末からの応札を中断さ
    せることを特徴としたコンピュータオークションシステ
    ム。
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