JP2001175325A - プラントデータの状変検出方法 - Google Patents

プラントデータの状変検出方法

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JP2001175325A
JP2001175325A JP35612499A JP35612499A JP2001175325A JP 2001175325 A JP2001175325 A JP 2001175325A JP 35612499 A JP35612499 A JP 35612499A JP 35612499 A JP35612499 A JP 35612499A JP 2001175325 A JP2001175325 A JP 2001175325A
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JP
Japan
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JP35612499A
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Inventor
Tetsuo Koyama
哲雄 小山
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 状態変化検出用プログラムの処理負担を軽減
する。 【解決手段】 従来は定義された個数分の状態変化を検
出するようにしていたので、I/O側の電源が落ちるな
どして状態変化有りの検出が多くなると、処理が渋滞し
過負荷となってシステムダウン等のおそれがある。この
発明では検出回数(繰り返し回数)に条件を付し(S3
のループ条件参照)、S10に示す状態変化検出プログ
ラム周期の1/2相当の処理時間となるよう、時間の概
念を導入することにより、プログラム渋滞を回避し負荷
の軽減を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、制御装置(コン
トローラ)によるプラントデータ等の状態変化(以下、
状変とも言う)を検出する状変検出方法、特にプログラ
ム処理の負荷(負担)を軽減することが可能な状変検出
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、状変検出のための繰り返し回数は
予め定義されており、この定義に基づいて状変検出を行
なうのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、I/O側の
電源が落ちるなどして状変有り検出が多発し状変検出処
理が渋滞すると、過負荷となってシステムダウン等に至
るおそれがある。なお、プログラム処理が渋滞している
かどうかを判断し、渋滞発生時には警報を発するように
した例は、例えば特開平7−056772号公報に示さ
れているが、この発明はかかる渋滞の回避に関するもの
であり、上記公報に記載のものとは直接関係はない。つ
まり、この発明の課題は、状変検出処理を工夫すること
でプログラム処理による渋滞発生を回避することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、制御装置が定義を参照し
ながらプラントデータを含むデータの状変検出を前記定
義個数分行ない、その結果を複数の中央監視装置に送信
するに当たり、前記状変検出を定義個数分より小さい数
で、かつ状変有りの検出回数が所定数に達するまで行な
ったときは、その時点までの状変検出回数(繰り返し回
数)を記憶しておき、次回の状変検出プログラムの状変
検出回数(繰り返し回数)に用いて状変検出を継続する
ことを特徴とする。この請求項1の発明においては前記
所定数を、状変検出プログラム周期の1/2の処理時間
相当となるように選ぶことができる(請求項2の発
明)。
【0005】すなわち、この発明は、状変検出処理時間
を繰り返しの条件に入れ、状変検出プログラムのCPU
の処理時間に占める時間(割合)を従来の半分程度にし
得るようにすることで、CPUの負担を軽減しプログラ
ムの渋滞を回避可能とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態を説
明するための説明図、図2はこの発明が適用されるシス
テム構成例を示す構成図である。まず、この発明が適用
されるシステムは図2に示されるように、共通バス5に
データベース装置4、複数(図では2台)の中央監視装
置31,32および複数(図では4台)の制御装置1A
〜1D等を接続して構成される。各制御装置1A〜1D
は電源ボード(PSA)11,制御演算ボード(MP
U)12,インタフェースボード(FIC)13および
フィールド機器インタフェースボード(I/O)14等
から構成され、フィールド機器21〜24からのプラン
トデータは、I/O14を経由してMPU12内に取り
込まれ、MPU12でそのデータの状変を検出し、FI
C13を介して中央監視装置31,32に通知する。
【0007】図1について、以下に説明する。まず、ス
テップS1では定義された個数を変数Aとしてセットす
る。例えば4096点のプラントデータの状変検出を行
なうものとすると、A=4096ということになる。次
に、ステップS2では、繰り返し回数をカウントするL
oopカウンタ変数(0〜4095)として、前回値を
セットする。最初は0で、その次からはステップS9の
値がセットされる。ステップS3はLoop条件を示
し、この条件を満たすとき(真)はステップS6で定義
の有無を判断し、定義有り(Yes)ならばステップS
11〜15に示すような状態変化検出処理を行なう(ス
テップS10参照)。
【0008】すなわち、ステップS11でデータをリー
ド(Read)し、ステップS12で状態変化有りかど
うかの判断をし、有りならばステップS14で状変デー
タを作成した後、ステップS15で変化有りの検出回数
をインクリメントする。なお、ステップS12で状態変
化無しの場合は、ステップS13で今回状変データを前
回状変データにライト(Write)して、一連の処理
を終了する。
【0009】一方、ステップS3のLoop条件を満た
さない場合、つまりLoopカウンタ変数が変数Aを超
えたり、変化有りの検出回数が設定値(512)を超え
たときは、ステップS4へ進んで変化有りの検出回数を
クリアする。そして、Loopカウンタ変数が変数A以
上になったかどうかをステップS5で判断し、Yesの
ときは前回値をクリアし、NoならばLoopカウンタ
変数を前回値にセットして、一連の処理を終了する。
【0010】いま、状態変化検出処理(状変検出プログ
ラム)が200ms毎に起動され、プログラム渋滞を解
消するための処理時間を100ms(定周期時間の1/
2の処理時間)とする。また、状変検出において変化が
あったときの処理に例えば0.2ms、変化がなかった
ときの処理に0.03msそれぞれかかるものとし、定
義個数は最大で4096個までとする。ここで、1度に
状態変化有りを検出するものとして、その処理時間を1
00ms以内に収まるようにするための設定個数kは、 0.2×k≒100 なる関係からk=512個となる。つまり、512個分
の状変データを中央監視装置に通知したときに、オペレ
ータが解析可能な最大個数と判断する。なお、4096
個の全てに状態変化がなかった場合は、 4096×0.03≒100 となることから、状態変化検出処理(状変検出プログラ
ム)の処理時間を100msとしている。
【0011】図1では、状変検出を繰り返し行なう条件
として、「定義個数分より小さく、かつ状変有りの検出
回数が512より小さい」としたが、この「512」回
の状変有りの検出回数が、プログラム周期の1/2の処
理時間に達するまでの時間に相当している。従って、状
変検出回数が4096個分以下で、状変有りの検出回数
が512になったときは繰り返しを終了し、その時点の
繰り返し回数(状変検出回数)を記憶しておき、次回の
状変検出プログラムの状変検出回数(繰り返し回数)の
初期値とすることで、状変検出を継続する。これによ
り、全定義分4096の状変有りの検出をする場合は、
512個ずつ8回で検出することになる。なお、上記実
施例では、状態変化検出の判定を、検出プログラム周期
の1/2としたが、定義個数分より小さい数の範囲で、
これ以外の値に設定できることは言うまでもない。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、落雷等でI/O側の
電源が落ち、状変有り検出が多発するような場合でも、
プログラムの負荷が軽減されるので、プラント制御を継
続して実行することが可能となる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を説明する説明図であ
る。
【図2】図1が適用されるシステムの構成例を示すシス
テム構成図である。
【符号の説明】
1A〜1D…制御装置、21〜24…フィールド機器、
31,32…中央監視装置、4…データベース装置、5
…共通バス、11…電源ボード(PSA)、12…制御
演算ボード(MPU)、13…インタフェースボード
(FIC)、14…フィールド機器インタフェースボー
ド(I/O)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置が定義を参照しながらプラント
    データを含むデータの状変検出を前記定義個数分行な
    い、その結果を複数の中央監視装置に送信するに当た
    り、 前記状変検出を定義個数分より小さい数で、かつ状変有
    りの検出回数が所定数に達するまで行なったときは、そ
    の時点までの状変検出回数(繰り返し回数)を記憶して
    おき、次回の状変検出プログラムの状変検出回数(繰り
    返し回数)に用いて状変検出を継続することを特徴とす
    るプラントデータの状変検出方法。
  2. 【請求項2】 前記所定数を、状変検出プログラム周期
    の1/2の処理時間相当となるように選ぶことを特徴と
    する請求項1に記載のプラントデータの状変検出方法。
JP35612499A 1999-12-15 1999-12-15 プラントデータの状変検出方法 Pending JP2001175325A (ja)

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