JP2001174883A - カメラ用照明装置 - Google Patents

カメラ用照明装置

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JP2001174883A
JP2001174883A JP35623899A JP35623899A JP2001174883A JP 2001174883 A JP2001174883 A JP 2001174883A JP 35623899 A JP35623899 A JP 35623899A JP 35623899 A JP35623899 A JP 35623899A JP 2001174883 A JP2001174883 A JP 2001174883A
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Shuichi Idera
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源手段からの光束を被写体側に照射する時
に、高い利用効率で照射することができ、かつ耐熱性の
高いカメラ照明装置の提供を課題とする。 【解決手段】 発光光源と、前記発光光源の周辺から前
方に配置された第1の部材と、前記発光光源の周辺から
後方に配置された第2の部材とからなる発光部を有し、
前記第1の部材と前記第2の部材とは近接配置されて該
発光光源の発光光を反射・集光して前記第1の部材を通
して前方に出射すると共に、前記発光部を前後に移動さ
せることにより照射角を可変とするカメラ用の照明装置
において、前記発光光源と前記第1の部材とを保持する
第1の保持部材と、前記第2の部材を保持する第2の保
持部材と、前記第2の保持部材を前記第1の保持部材に
対して前後方向に相対移動させる移動手段とを備えたカ
メラ用照明装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストロボ撮影等に
用いられるカメラ用照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラの小型化の流れにより、例
えばカメラに設けられたストロボ等の閃光発光装置もこ
れに伴って必然的に小型化する傾向にある。これに伴っ
て発光管と発光管の光を反射する反射傘と発光管の周辺
前方に設けられている光学部材との距離が極端に近接さ
れる様になっている。
【0003】また市場の高ガイドナンバー化の要求に伴
い、集光効率を上げるべく、メインコンデンサーなどの
容量アップ等の対応がなされている。
【0004】例えば、特開平10−115852号公報
では、発光光源とこの発光光源に対して射出光軸方向に
集光を行なう光学部材(プリズム)と、その前方に配置
した光学パネルとからなる構成のものが提案されてい
る。
【0005】この様な構成で、集光効率を上げていく
と、内部の温度上昇や発光管の光の中に含まれる赤外線
の影響により光学部材が、焼き付いたり、溶けたりする
など熱的損傷を受ける場合があり配光特性が変ってしま
うおそれがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】高い集光効率を持たせ
る構成をとると、発光光源としての発光管が光学部材
(プリズム)に近接することになり、この光学部材(プ
リズム)自体の温度上昇が大きくなって、熱で焼ける状
態に至らないまでも、光学部材(プリズム)自体が熱で
軟化して、全体として反った形に変形してしまう場合も
ある。
【0007】本発明は、上述した様な問題点を解消する
為になされたもので、発光光源からの光束を被写体側に
照射する時に、高い利用効率で照射することができ、か
つ耐熱性の高いカメラ用照明装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであり、その内容は以下の通
りである。
【0009】すなわち、本発明は、発光光源と、前記発
光光源の周辺から前方に配置された第1の部材と、前記
発光光源の周辺から後方に配置された第2の部材とから
なる発光部を有し、前記第1の部材と前記第2の部材と
は近接配置されて該発光光源の発光光を反射・集光して
前記第1の部材を通して前方に出射すると共に、前記発
光部を前後に移動させることにより照射角を可変とする
カメラ用の照明装置において、前記発光光源と前記第1
の部材とを保持する第1の保持部材と、前記第2の部材
を保持する第2の保持部材と、前記第2の保持部材を前
記第1の保持部材に対して前後方向に相対移動させる移
動手段とを有することを特徴とするカメラ用照明装置で
ある。また、本発明は、前記第1の部材が、プリズムな
どの光学部材である前記カメラ用照明装置である。ま
た、本発明は、前記第2の部材が、反射傘である前記カ
メラ用照明装置である。また、本発明は、前記第2の保
持部材が、発光光源が発光直後に第1の保持部材から離
れる方向に相対移動する、前記カメラ用照明装置であ
る。
【0010】上記のような手段を採ることにより、発光
部の構成部材である第2の部材の位置を必要に応じて簡
便に制御することができる。より具体的には、本発明の
照明装置は、カメラによる撮影時は、発光光源からの光
束を被写体側に照射する時に、適切な照射角で照射でき
る位置に発光部を配置し、またプリズムなどの第1の部
材および反射傘などの第2の部材を発光光源に近接した
位置に配置することができるので、集光特性などの良い
照明装置として機能するとともに、発光光源が発光直後
に発光光源から第2の部材が遠ざかるので、第1の部材
への熱的損傷の防止を図ることができる。
【0011】また、本発明は、カメラ本体に一体的に設
けられた照明装置である、前記カメラ用照明装置であ
る。また、本発明は、前記第2の保持部材を前記第1の
保持部材に対して前後方向に相対移動させる移動手段
が、レンズ鏡筒(以下、「鏡筒」という場合がある)の
駆動手段と連動することを特徴とする、前記カメラ用照
明装置である。また、本発明は、前記第2の保持部材
が、レンズ鏡筒の沈胴動作に連動して、第1の保持部材
から離れる方向に相対移動する、前記カメラ用照明装置
である。
【0012】このような構成の照明装置によれば、駆動
手段が鏡筒の動作と上記第2の部材の動作の双方を行う
ことにより、省スペース化が図られ、カメラなどの撮影
装置をコンパクトなものにすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、図面
と共に説明する。
【0014】(第1の実施形態)本実施の形態は、カメ
ラ内蔵のストロボ装置に適用したものでズームレンズの
変倍位置に応じて発光管3と反射傘が前後に移動するよ
うになっている。
【0015】図1は、本発明の第1の実施形態を示す分
解斜視図、図2は本発明の第1の実施形態を示すワイド
状態の断面図、図3は本発明の第1の実施形態を示すテ
レ状態の断面図、図4は本発明の第1の実施形態を示す
テレ状態の反射傘退避状態の断面図である。
【0016】まず図1に於いて構成を説明する。
【0017】1はパネル、2は光学部材としてのプリズ
ムで、後部には後述の発光管3に対して凹部2Cが形成
されている。3は発光光源としてのXe管で、プリズム
の凹部2C内に略半分入り込んでいる。4は反射傘、5
は、発光管3とプリズム2を保持する為の光学部材保持
フレーム、6は反射傘4を保持する為の反射傘フレーム
である。
【0018】7はAブラシ切片、8はBブラシ切片、9
はモーター、10はプリズム2のユニットと反射傘4の
ユニットの移動ポジションを検知する為のパターンが形
成されているフレキシブルプリント基板(以下「フレ
キ」と略す)、11はAギア、12はBギア、13はC
ギア、14はカムギア、15はアイドラプレート、16
はギア押さえ板、17はカメラのカートリッジ室とスプ
ール室が一体に形成されている本体である。
【0019】次に図2の断面図と図1とに基づいて具体
的に説明する。
【0020】まずパネル1は、筐体23の前面に形成さ
れた窓部に不図示の係止手段で固定されている。プリズ
ム2は幅方向両側面にそれぞれ一対形成されているボス
2aとボス2bが、光学部材保持フレーム5の両側辺部
に形成されている穴5aと穴5bに嵌合することにより
保持されている。また発光管3は、光学部材保持フレー
ム5の両側面部に形成されている穴5cに嵌合保持され
ている。光学部材保持フレーム5は、光学部材保持フレ
ーム5の底辺部両側に形成されている長穴5dがカメラ
本体17上に形成されている一対のボス17aに嵌合し
スライド可能に保持されている。また、この光学部材保
持フレーム5と本体17は、不図示のバネで矢印A方向
(カメラ前方)に付勢されている。
【0021】又、光学部材フレーム5上に形成されてい
る一対のボス5eとAブラシ切片7に形成されている一
対の穴7aは、溶着等の係止方法で固定されている。
【0022】反射傘4は、反射傘保持フレーム6に不図
示の係止手段で固定されている。この反射傘フレーム6
は、底部に形成されている長穴6aが本体17上に形成
されているボス17bに嵌合することによりスライド可
能に保持されている。又この反射傘保持フレーム6と本
体17は不図示のバネで矢印B方向(カメラの前方方
向)に付勢されている。
【0023】また、反射傘保持フレーム6の底部に形成
されているボス6bにBブラシ切片8の穴8aが嵌合
し、溶着等の係止方法で固定されている。
【0024】本体17には、フレキ10が不図示の両面
テープ等の接着手段で固定されている。このフレキ10
には、前記Aブラシ切片7とBブラシ切片8とがそれぞ
れ摺動可能になっている。
【0025】一方本体17上には不図示の係止手段で固
定されているモーター9があり、そのモーター9の出力
軸に保持されているギア9aがある。
【0026】また、本体17の左端部には前後方向に隔
接支持部材17f、17gにカメラ本体の左側に延びる
軸17cと軸17dが形成されており、軸17cにAギ
ア11と、アイドラプレート15上に形成される穴15
bが、回転可能に嵌合されている。このAギア11に
は、Bギア12が連結されており、該Bギア12はアイ
ドラプレート15上に形成されている軸15aに回転可
能に嵌合され、不図示の係止手段で保持されている。
【0027】さらに軸17cにギア13が回転可能に取
り付けられ、このギア13にはカムギア14が連結され
ている。このカムギア14は、カム穴14aにプリズム
材2の一側部に形成されるボス2bが可動可能に嵌合さ
れている。
【0028】そしてこれらのギアの押さえをする為のギ
ア押さえ板16があり、このギア押さえ板16に形成さ
れる穴16aに軸17cが、穴16bに軸17dが、軸
16cが、カムギヤ14上に形成される軸穴14bに、
長穴16dにアイドラプレート15に形成されているボ
ス15cが可動及び回転可能な嵌合で嵌め込まれ、本体
17上に形成されるビスボス17eにギア押さえ板16
の穴16eを通したビスがねじ込まれることで固定され
る。
【0029】次に動作説明を図2、3で示した断面図を
参照に説明する。
【0030】本実施形態の照射装置ではプリズムと発光
光源と反射傘とで構成される発光部が、ワイド位置(図
2)またはテレ位置(図3)に移動することにより照射
角が調節される。
【0031】まず図2に示すワイド状態に於いて、反射
傘4が、プリズム2にわずかな隙間をとって近接、或い
はプリズム2に接している状態にある。
【0032】この状態から、不図示のレンズの焦点距離
を変える為のスイッチが押されると、押された事を不図
示のカメラ本体の制御をしているマイコンが検知し、モ
ーター9に電圧を与え、モーター9の正転方向の回転駆
動により、ギア9aを回転させ、Aギア11、Bギア1
2、Cギア13、カムギア14の順に動力が伝達され
る。そしてカムギア14上のカム穴14aのカム軌跡に
沿ってプリズム材2上のボス2bが移動し、プリズム
2、光学部材保持フレーム5がパネル1側に一体となっ
て移動する。この動作によって光学部材保持フレーム5
上に固定されているAブラシ切片7がフレキ10のパタ
ーンを摺動し、光学部材保持フレーム5の動作を所定位
置で停止させる。これと同時に、反射傘4と反射傘保持
フレーム5も不図示のバネで矢印B方向に付勢されてい
るので、パネル1側に移動する。
【0033】一例として、例えば図3のテレ状態で撮影
する場合、この状態で撮影しストロボが発光された事を
不図示のカメラ本体の制御をしているマイコンが検知
し、モーター9に電圧を与え、モーター9の逆転方向の
回転駆動により、モータギア9aを回転させ、Aギア1
1に動力を与える。すると今までは、Bギア12がギア
C13に連結していたが、回転方向の力によりギアB1
2が時計方向に移動する。
【0034】このBギヤ12の回転移動により、反射傘
保持フレーム6の一側部に前後方向に沿って設けられて
いるギア6cへの連結に切り換わり反射傘4と反射傘保
持フレーム6を一体となって矢印C方向のカメラ後方に
移動させる。この動作によって、反射傘保持フレーム6
に固定されているBブラシ切片8がフレキ10のパター
ンを摺動し、反射傘保持フレーム6の退避動作を停止さ
せる。
【0035】この後、停止信号を受け、モーター9の駆
動力が無くなるので、反射傘保持フレーム6を矢印B方
向に付勢している不図示のバネ力によって、反射傘保持
フレーム6と一体に反射傘はパネル1側に寄せられ、撮
影準備状態になる。
【0036】上記のような実施形態のカメラ用照明装置
とすることにより、集光特性に優れ、また適切な配光性
を得ることができる照明装置として機能させることがで
き、他方、発光光源の発光直後には、発光光源から反射
傘を退避させる事で、プリズムなどの光学部材への熱的
損傷の防止を行うことができる。
【0037】(第2の実施形態)図5は本発明の第2の
実施形態を示す鏡筒駆動レイアウト図、図6は、本発明
の第2の実施形態を示す分解斜視図、図7は、本発明の
第2の実施形態を示すワイド状態の断面図、図8は、本
発明の第2の実施形態を示すテレ時の反射傘退避状態の
断面図である。
【0038】まず、図5に於いての構成を説明する。
【0039】18はウォームギア、19はストロボ減速
ギア列、20は鏡筒駆動モーター、21は鏡筒減速ギア
列、22は鏡筒、23は筐体である。
【0040】さらに図6に於いて構成を補足する。
【0041】この構成は、本発明の第1の実施形態と基
本的に同じ動作をさせる手段である為、第1の実施形態
に重複する部分の説明は省略し、一部異なる部分のみの
説明とする。
【0042】まずAギア11にBギア12とDギア24
が連結されており、該Bギア12とDギア24は、遊星
レバーとしてのアイドラプレート26に形成されている
軸26aと軸26dに回転可能に取り付けられて、不図
示の係止手段で保持されている。
【0043】次にCギア13に連結されているカムギア
25が有り、カムギア25に形成されるカム穴25aに
プリズム2上に形成されるボス2bがスライド可能な嵌
合で嵌め込まれている。
【0044】そしてこれらのギアの押さえをする為のギ
ア押さえ板27があり、このギア押さえ板27に形成さ
れる穴27aに軸17cが、穴27bに軸17dが、穴
27cに、カムギヤ25上に形成される軸25bが、長
穴27dにアイドラプレート26上に形成されているボ
ス26cが可動及び回転可能な嵌合で嵌め込まれ、本体
17上に形成されるビスボス17eとギア押さえ板27
上に形成される穴27eとでビス等の係止手段で保持さ
れる。
【0045】次に図5のレイアウト図を図6とともに具
体的に説明する。
【0046】まず本体17に不図示の係止手段で鏡筒駆
動モーター20が配置されている。そして鏡筒モーター
20から鏡筒22に駆動を伝達させる為の、鏡筒減速ギ
ア列21が本体17に不図示の係止手段で回転可能に配
置されている。そして鏡筒22は、その駆動を受けて、
鏡筒22を前後に繰り出したり、沈胴させたり出来るよ
うに、本体17の不図示の係止手段で可動可能に保持さ
れている。又、鏡筒駆動モーター20の一方には、スト
ロボ内のプリズム2、反射傘4を動作させる為のストロ
ボ減速ギア列19が本体17に不図示の係止手段で回転
可能に配置され、本体17に不図示の係止手段で回転可
能に配置されたウォームギア18に連結している。
【0047】次に動作説明を図7、8で示した断面図と
図5、6に基づいて説明する。
【0048】この実施形態は、本発明の第1の実施形態
を動作させる為の手段である為、第1の実施形態に重複
する説明は省略する。
【0049】まず、反射傘4が、プリズム2とわずかな
隙間をとって近接、或いはプリズム2に接している状態
にある。
【0050】この状態から不図示のレンズ焦点距離を変
える為のスイッチが押されると、押された事を不図示の
カメラ本体の制御をしているマイコンが検知し、鏡筒駆
動モーター20に電圧を与え、鏡筒駆動モーター20の
駆動により、鏡筒減速ギア列21が回転し、鏡筒22を
前に繰り出す。その動作と同時に鏡筒駆動モーター20
の駆動により、ストロボ減速ギア列19が回転し、ウォ
ームギア18を動作させて、Aギア11に伝達し、その
Aギア11の回転方向によって、Bギア12がCギア1
3に連結し、光学部材保持フレーム5をパネル1側に移
動させる。
【0051】この時の動作を完了させる手段は、第1の
実施形態と同じ方法による。
【0052】例えば、この状態より撮影する場合、この
状態で撮影しストロボが発光された事を不図示のカメラ
本体の制御をしているマイコンが検知し、鏡筒駆動モー
ター20に電圧を与え、鏡筒駆動モーター20の逆転方
向の駆動により、ウォームギア18を回転させ、Aギア
11に動力を与える。すると今までは、Bギア12がC
ギア13に連結していたが、回転方向の力によりBギア
12が時計方向に移動し、反射傘保持フレーム6に形成
されるギア6cに連結して駆動する事で、反射傘4が反
射傘保持フレーム6と一体にプリズム2と放電管3から
退避する方向に移動する。この時の退避動作を完了させ
る手段は、第1の実施形態と同じ方法による。
【0053】ただし、この退避動作は、例えばテレ状態
で撮影した場合において、ストロボが発光後、鏡筒22
を一旦カメラ本体内に収納するいわゆる沈胴動作をして
から、前記撮影した位置に繰り出して停止する。
【0054】次にテレ状態からワイド状態に焦点距離を
変える場合は、この状態から不図示のレンズ焦点距離を
変える為のスイッチが押されると、押された事を不図示
のカメラ本体の制御をしているマイコンが検知し、鏡筒
駆動モーター20に電圧を与え、鏡筒駆動モーター20
の逆転方向の駆動により、ウォームギア18を回転さ
せ、Aギア11に動力を与える。すると今までは、Bギ
ア12がCギア13に連結していたが、回転方向の力に
よりギアB12が時計方向に移動し、そのギアB12に
代わってDギア24がCギア13に連結され、駆動する
事により、プリズム2と反射傘4のユニットが、ワイド
位置まで移動して停止する。この時の停止を完了させる
手段は、第1の実施形態と同じ方法による。
【0055】上記のような実施形態とすることにより、
上記第1の実施形態でえら得る効果の他、鏡筒駆動手段
がプリズムと発光光源と反射傘で構成される発光部の駆
動手段を兼ね、また鏡筒の駆動と反射傘の移動を連動さ
せる事により、余計なスペースを設ける事無く、コンパ
クトなカメラとすることができる。
【0056】(本発明のカメラ照明装置を備えたカメ
ラ)図9を用いて本発明のカメラ照明装置を備えたカメ
ラの構成を説明する。まず図9中のAはマイクロプロセ
ッサーであり、この中にROM、RAMを有し、カメラ
の必要全ての動作、表示等が内蔵されたプログラムによ
り制御され、この指示によりカメラおよび撮影レンズの
各部機構が作動する。
【0057】Bは、ストロボ回路、3は発光光源であ
り、Cはレリーズスイッチ、Dはズームスイッチであり
レンズ鏡筒Gのレンズの焦点距離を変える為のスイッチ
である。Eは、ストロボ駆動モーター(モーター9)で
本発明の第1の実施形態を動作させる為のモーター9、
Fは、レンズ鏡筒駆動モーター(鏡筒駆動モーター2
0)で本発明の第2の実施形態を動作させる為のモータ
ー20、Gは、レンズ鏡筒である。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、集光特性に優れ、また
適切な配光性を得ることができる照明装置として機能さ
せることができ、他方、発光光源の発光直後には、発光
光源から反射傘などの発光光源後方に配置された光学部
材を退避させる事で、プリズムなどの発光光源前方には
位置された光学部材への熱的損傷の防止を行うことがで
きる。また、本発明によれば、このような制御動作を鏡
筒駆動手段と連動させることにより、余計なスペースを
設ける事無く、コンパクトなカメラが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す分解斜視図。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すワイド状態の断
面図。
【図3】本発明の第1の実施形態を示すテレ状態の断面
図。
【図4】本発明の第1の実施形態を示すテレ時の反射傘
退避状態の断面図。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す鏡筒駆動レイア
ウト図。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す分解斜視図。
【図7】本発明の第2の実施形態を示すワイド状態の断
面図。
【図8】本発明の第2の実施形態を示すテレ時の反射傘
退避状態の断面図。
【図9】本発明のカメラ照明装置を備えたカメラの制御
を示す図。
【符号の説明】
1、パネル 2、光学部材 3、発光光源 4、反射傘 5、光学部材押さえ 6、反射傘押さえ 7、Aブラシ切片 8、Bブラシ切片 9、モーター 10、フレキ 11、Aギア 12、Bギア 13、Cギア 14、カムギア 15、アイドラプレート 16、ギア押さえ板 17、本体 18、ウォームギア 19、ストロボ減速ギア列 20、鏡筒駆動モーター 21、鏡筒減速ギア列 22、鏡筒 23、筐体 24、Dギア 25、カムギア 26、アイドラプレート 27、ギア押さえ板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光光源と、前記発光光源の周辺から前
    方に配置された第1の部材と、前記発光光源の周辺から
    後方に配置された第2の部材とからなる発光部を有し、
    前記第1の部材と前記第2の部材とは近接配置されて該
    発光光源の発光光を反射・集光して前記第1の部材を通
    して前方に出射すると共に、前記発光部を前後に移動さ
    せることにより照射角を可変とするカメラ用の照明装置
    において、 前記発光光源と前記第1の部材とを保持する第1の保持
    部材と、前記第2の部材を保持する第2の保持部材と、
    前記第2の保持部材を前記第1の保持部材に対して前後
    方向に相対移動させる移動手段とを有することを特徴と
    するカメラ用照明装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の部材が、プリズムなどの光学
    部材である請求項1に記載のカメラ用照明装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の部材が、反射傘である請求項
    1または2に記載のカメラ用照明装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の保持部材が、発光光源が発光
    直後に第1の保持部材から離れる方向に相対移動する、
    請求項1から3に記載のカメラ用照明装置。
  5. 【請求項5】 カメラ本体に一体的に設けられた照明装
    置である、請求項1から4のいずれかに記載のカメラ用
    照明装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の保持部材を前記第1の保持部
    材に対して前後方向に相対移動させる移動手段が、レン
    ズ鏡筒の駆動手段と連動することを特徴とする請求項5
    に記載のカメラ用照明装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の保持部材が、レンズ鏡筒の沈
    胴動作に連動して、第1の保持部材から離れる方向に相
    対移動する、請求項6に記載のカメラ用照明装置。
JP35623899A 1999-12-15 1999-12-15 カメラ用照明装置 Pending JP2001174883A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102667611A (zh) * 2009-12-28 2012-09-12 松下电器产业株式会社 闪光灯装置及具备该闪光灯装置的摄像装置

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