JP2001174706A - コンフォーカル顕微鏡及びその画像処理方法 - Google Patents

コンフォーカル顕微鏡及びその画像処理方法

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JP2001174706A
JP2001174706A JP35987099A JP35987099A JP2001174706A JP 2001174706 A JP2001174706 A JP 2001174706A JP 35987099 A JP35987099 A JP 35987099A JP 35987099 A JP35987099 A JP 35987099A JP 2001174706 A JP2001174706 A JP 2001174706A
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Akira Adachi
晃 安達
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画角を小さくすることなく、正確に輝度ムラ
を補正する。 【解決手段】 試料22を走査する2つのスキャナミラ
ーの近傍に瞳が位置する近接瞳方式をいたコンフォーカ
ル顕微鏡1において、予め取得画像を構成する各ピクセ
ルの輝度ムラ補正値を求めてROM28に記憶させ、CPU2
7が輝度ムラ補正値に従って、取得した画像に補正をか
ける。ROM28に記憶させる輝度ムラ補正値は、対物レ
ンズ側の瞳32におけるレーザ光強度分布の中心位置の
動きを考慮した光線追跡により求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顕微鏡に関し、特
に、コンフォーカル顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の反射型コンフォーカル顕
微鏡10の構成を示す図である。図7の例では、レーザ
光源11から射出されたレーザ光は、試料22を走査す
る走査ユニット16によって、試料22上にスポットを
結ぶ。試料22からの反射光は、レーザ光の入射経路に
沿って元に戻り、偏光ビームスプリッタ15によって集
光レンズ23上に集光され、コンフォーカルピンホール
24を通過する。コンフォーカルピンホール24を通過
した反射光は、光検出器25によって検出され、その後
信号処理されて取得画像としてディスプレイ30上に表
示される。
【0003】コンフォーカルピンホール24は、合焦時
に試料22上に形成されるレーザスポットと共役な位置
に配置され、コンフォーカル(共焦点)光学系を構成し
ている。これにより、試料22上のフォーカス面以外の
信号を排除することができるため、必要な信号だけを抽
出することができる。また、試料22の深さ方向に沿っ
てレーザ光の焦点位置を変化させることにより、試料2
2の3次元画像を生成することも可能になる。
【0004】次に、レーザ光源11から射出されるレー
ザ光の試料22への入射経路及び反射経路について、図
7を参照しながら説明する。
【0005】[レーザ光の入射経路]先ず、試料22への
入射経路について説明する。レーザ光源11から射出さ
れたレーザ光は、ND(Neutral Density)フィルタ12で
調光される。調光されたレーザ光は、全反射ミラー13
で反射され、ビームエキスパンダ14に導かれる。ビー
ムエキスパンダ14に導かれたレーザ光は拡大されて、
偏光ビームスプリッタ(PBS(Polarization Beam Splitt
er))15に入射する。偏光ビームスプリッタ15に入
射したレーザ光は、P偏光のみの光となって、走査ユニ
ット16に導かれる。
【0006】走査ユニット16は、試料22上をX方向
及びY方向に2次元的に走査する2つのガルバノメータ
スキャナミラー(Xスキャナミラー及びYスキャナミラ
ー)を有する。XスキャナミラーはP偏光のレーザ光を
試料22のX方向に走査するためのものであり、Yスキ
ャナミラーはP偏光のレーザ光を試料22のY方向に走
査するためのものである。
【0007】ところで、反射型コンフォーカル顕微鏡1
0では、通常、対物レンズ側の瞳32と共役な位置にス
キャナミラー側の瞳がくるように、レンズ系が配置され
る。従って、試料22上を走査する場合、走査ユニット
16のXスキャナミラー及びYスキャナミラーを、それ
ぞれ所定の振れ角で振っても、対物レンズ側の瞳32に
おけるレーザ光強度分布の中心位置は動かない。このた
め、取得した画像において、輝度ムラ(シェーディン
グ)はほとんど発生しない。
【0008】しかしながら、上述の反射型コンフォーカ
ル顕微鏡の場合、対物レンズ側の瞳32と共役な位置に
スキャナミラー側の瞳がくるようにするため、多くのレ
ンズを使用しなければならず、顕微鏡をコンパクトにで
きないという問題があった。また、上述の反射型コンフ
ォーカル顕微鏡の場合、多くのレンズを使用しているた
め、レンズによるレーザ光の損失が大きいという問題が
あった。
【0009】そこで、上記2つの問題を解決するため、
走査ユニット16では、スキャナミラー側の瞳を、対物
レンズ側の瞳32と共役な位置からずらしてスキャナミ
ラーの近傍に配置している。これにより、使用するレン
ズの数を減らすことができ、上記2つの問題を解決する
ことができる。
【0010】走査ユニット16に導かれたP偏光のレー
ザ光は、試料22上を2次元的に走査される。P偏光の
レーザ光は、リレーレンズ17及び第2対物レンズ18
を通過し、全反射ミラー19で反射され、λ/4板20
に導かれる。λ/4板20に導かれたP偏光のレーザ光
は、π/4の位相差を与えられ、右回りの円偏光とな
る。円偏光になったレーザ光は、対物レンズ21で集光
され、試料22上の一点にスポットを結ぶ。
【0011】[レーザ光の反射経路]次に、試料22から
の反射経路について説明する。試料22からの反射光
は、左回りの円偏光となり、対物レンズ21を通過し、
λ/4板20に導かれる。λ/4板20に導かれた反射
光は、S偏光のレーザ光に変換される。S偏光のレーザ
光は、全反射ミラー19で反射され、第2対物レンズ1
8及びリレーレンズ17を通過し、走査ユニット16に
導かれる。S偏光のレーザ光は、走査ユニット16でデ
スキャンニングされ、偏光ビームスプリッタ15に導か
れる。S偏光のレーザ光は、偏光ビームスプリッタ15
で反射される。反射されたS偏光のレーザ光は、集光レ
ンズ23で集光され、コンフォーカルピンホール24を
通過する。コンフォーカルピンホール24を通過したレ
ーザ光は、光検出器25に入射する。
【0012】光検出器25は、入射されたレーザ光をア
ナログの輝度信号LSに変換する。光検出器25で生成さ
れたアナログの輝度信号LSは、A/D(Analog/Digital)変
換器26に供給される。A/D変換器26は、供給された
アナログの輝度信号LSをデジタルデータに変換する。A/
D変換器26で生成された輝度データは、CPU(CentralPr
ocessing Unit)27に供給される。CPU27は、試料2
2上の走査位置(ピクセル)に対応した所定のサンプリ
ングクロックで輝度データを受け取り、画像を構成する
ピクセルの輝度値とする。各ピクセルの輝度値は、1フ
レーム毎にフレームメモリ29に格納され、画像として
ディスプレイ30に表示されるか、若しくは画像記憶部
31に格納される。
【0013】しかしながら、上述の近接瞳方式を用いた
反射型コンフォーカル顕微鏡10においては、対物レン
ズ側の瞳32とスキャナミラー側の瞳とが共役な位置に
ないため、走査ユニット16内のXスキャナミラー及び
Yスキャナミラーをそれぞれ所定の振れ角で振ると、対
物レンズ側の瞳32におけるレーザ光強度分布の中心位
置が動いてしまうという問題があった。その結果、取得
画像において、明るい所と暗い所(輝度ムラ)ができて
しまうという問題があった。
【0014】図8は、取得画像における輝度分布の一例
を示している。図8(A)は走査ユニット16で試料2
2を走査したときに得られる取得画像領域41を示して
いる。図8(A)において、横軸はX軸方向を、縦軸は
Y軸方向を示している。取得画像領域41は、複数のピ
クセル42から構成されている。
【0015】図8(B)は、取得画像領域41における
X軸方向の輝度分布曲線43を示している。図8(B)
において、横軸はX軸方向を示しており、縦軸は画像を
構成するピクセルの輝度値を示している。輝度分布曲線
43から分かるように、X軸方向に関して、取得画像領
域41の中心付近はピクセルの輝度値が大きく、取得画
像領域41の両端付近は輝度値が小さくなっている。即
ち、取得画像領域41の中心付近は明るく、取得画像領
域41の両端付近は暗くなっている。
【0016】図8(C)は、取得画像領域41における
Y軸方向の輝度分布曲線46を示している。図8(C)
において、縦軸はY軸方向を示しており、横軸は画像を
構成するピクセルの輝度値を示している。図8(B)で
説明したのと同様に、Y軸方向に関して、取得画像領域
41の中心付近はピクセルの輝度値が大きく、取得画像
領域41の両端付近はピクセルの輝度値が小さくなって
いる。
【0017】そこで、上記取得画像における輝度ムラの
問題を解決するため、従来の反射型コンフォーカル顕微
鏡10では、第1の方法として、輝度ムラが比較的少な
い画像の中心付近のみを抽出し、表示していた。
【0018】また、第2の方法として、本画像を取得す
る前に、予め既知の一様な輝度分布を持つ参照試料を用
いて参照画像を取得し、取得した参照画像の輝度値から
補正量を算出し、本画像に補正をかけていた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の方法では、輝度ムラが比較的少ない画像の中心付近
のみを抽出し表示しているため、所望の倍率での画角が
小さくなるという課題があった。その結果、観察者が試
料全体を観察することができないという課題があった。
【0020】また、上記第2の方法では、一様な輝度分
布を持つ参照試料を入手することが困難なため、正確に
輝度ムラを補正することができないという課題があっ
た。
【0021】そこで、本発明の目的は、近接瞳方式を用
いたコンフォーカル顕微鏡において、画角を小さくする
ことなく、正確に輝度ムラを補正することができるよう
にしたコンフォーカル顕微鏡を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の一つの側面は、試料を走査するスキャナ
ミラーの近傍に瞳が位置する近接瞳方式を用いたコンフ
ォーカル顕微鏡において、光線追跡により求められた対
物レンズ側の瞳におけるレーザ光強度分布の位置に応じ
て予め求められる各走査位置での画像の輝度値の補正値
を格納する格納手段と、前記補正値に従って、取得した
画像に補正をかける補正手段とを有することを特徴とす
る。
【0023】上記の発明によれば、光線追跡により求め
られた対物レンズ側の瞳におけるレーザ光強度分布の位
置に応じて予め求められる各走査位置での画像の輝度値
の補正値に従って、取得した画像に補正をかけるように
したので、画角を小さくすることなく、正確に輝度ムラ
を補正することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形
態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0025】図1は、本発明を適用した反射型コンフォ
ーカル顕微鏡1の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。図1において、従来と異なり、本発明の特徴と
なるのは、予め取得画像を構成するピクセルの輝度ムラ
補正値を求めてROM28に記憶させ、CPU27がROM28
に格納されている輝度ムラ補正値に従って、取得画像に
補正をかけるようにしたことにある。
【0026】ここで、ROM28に記憶させる輝度ムラ補
正値は、光線追跡により求められた対物レンズ側の瞳に
おけるレーザ光強度分布の位置に応じて予め求められ
る。
【0027】図1の反射型コンフォーカル顕微鏡1にお
いて、上記CPU27及びROM28以外の構成については、
図7に示した従来の反射型コンフォーカル顕微鏡10と
同じであるので説明は省略する。
【0028】次に、走査ユニット16が試料22を走査
することにより得られる取得画像領域41について、図
2を参照して説明する。図2(C)は、走査ユニット1
6が試料22を走査することにより得られる取得画像領
域41を示している。図2(C)において、横軸はX軸
方向を示しており、縦軸はY軸方向を示している。図2
(C)の例では、取得画像領域41は、X軸方向及びY
軸方向それぞれ512ピクセルずつから構成されてい
る。
【0029】図2(A)は、CPU27がA/D変換器26か
らピクセルの輝度データを受け取るときのX軸方向のサ
ンプリングクロックを示しており、図2(B)は、その
ときのY軸方向のサンプリングクロックを示している。
X軸方向及びY軸方向のサンプリングクロックは、試料
22上の走査位置に対応している。
【0030】CPU27は、X軸方向及びY軸方向それぞ
れ図2(A)及び(B)のタイミングでピクセルの輝度
データを受け取り、画像を構成するピクセルの輝度値と
する。このとき、取得した画像において、図8で示した
通り、輝度ムラが発生している。即ち、取得画像の中心
付近は明るく、取得画像の両端付近は暗くなっている。
このような輝度ムラをなくすため、取得画像を構成する
ピクセルの輝度値を補正する必要がある。
【0031】次に、CPU27が取得画像を構成するピク
セルの輝度値を補正するときの処理動作について、図3
のフローチャートを参照しながら説明する。
【0032】先ず、CPU27は、A/D変換器26から所定
のサンプリングクロックで画像を構成するピクセルの輝
度データを受け取る(ステップS1)。次に、CPU27
は、ROM28から各ピクセルの輝度ムラ補正値を読み出
す(ステップS2)。尚、各ピクセルの輝度ムラ補正値
は、予めROM28に格納されており、輝度ムラ補正値の
求め方については後述する。
【0033】図4は、取得画像における補正前と補正後
の輝度分布を示している。図4(A)は走査ユニット1
6で試料22を走査したときに得られる取得画像領域4
1を示している。図4(A)において、横軸はX軸方向
を、縦軸はY軸方向を示している。取得画像領域41
は、複数のピクセル42から構成されている。図4
(B)は、X軸方向における補正前の輝度分布曲線43
と補正後の輝度分布曲線45を示している。図4(C)
は、Y軸方向における補正前の輝度分布曲線46と補正
後の輝度分布曲線48を示している。
【0034】図4の例からも分かるように、輝度ムラ補
正値44及び47に従って、各ピクセルの輝度データを
補正することにより、取得画像における輝度分布を一様
にすることができる。即ち、取得画像における輝度ムラ
をなくすことができる。
【0035】図3のフローチャートに戻り、CPU27
は、ROM28から読み出した輝度ムラ補正値44及び4
7に従って、各ピクセルの輝度データを補正する(ステ
ップS3)。補正が終了すると、CPU27は、補正後の
各ピクセルの輝度データを、1フレーム毎にフレームメ
モリ29に格納(ステップS4)し、補正後の画像をデ
ィスプレイ30に表示させる(ステップS5)。また、
必要に応じて、補正後の画像を画像記憶部31に記憶さ
せ、処理動作は終了される。
【0036】このように、予めROM28に格納されてい
る各ピクセルの輝度ムラ補正値に従って、取得した画像
に補正をかけるようにしたので、画角を小さくすること
なく、正確に輝度ムラを補正することができる。
【0037】次に、ROM28に格納される各ピクセルの
輝度ムラ補正値の求め方について、図5及び図6を参照
しながら説明する。ここでは、光線追跡を利用した輝度
ムラ補正値の求め方について説明する。
【0038】図5は、走査ユニット16の内部の構成例
を示している。図6は、対物レンズ側の瞳32における
レーザ光強度分布を示している。図5に示すように、走
査ユニット16は、試料22上をX方向及びY方向に2
次元的に走査する2つのガルバノメータスキャナミラー
(Xスキャナミラー51及びYスキャナミラー52)か
ら構成されている。
【0039】前述したように、図5において、走査ユニ
ット16をコンパクトにする目的から、スキャナミラー
側の瞳54と対物レンズ側の瞳32とは共役な位置に配
置されていない。このため、走査ユニット16内のXス
キャナミラー51及びYスキャナミラー52をそれぞれ
所定の振れ角で振ると、図6に示される通り、対物レン
ズ側の瞳32におけるレーザ光強度分布曲線61の中心
位置が動いてしまう。その結果、取得画像において、明
るい所と暗い所ができ、輝度ムラが発生する。
【0040】図5において、Xスキャナミラー51とス
キャナミラー側の瞳54との距離をLx,Xスキャナミ
ラー51の振れ角を±θx,光学系の拡大率をMとする
と、一般に、対物レンズ側の瞳32におけるレーザ光強
度分布の中心位置は±MLxtanθxだけ動くことが知ら
れている。
【0041】同様に、図5において、Yスキャナミラー
52とスキャナミラー側の瞳54との距離をLy,Yス
キャナミラー52の振れ角を±θy,光学系の拡大率を
Mとすると、対物レンズ側の瞳32におけるレーザ光強
度分布の中心位置は±MLytanθyだけ動くことが知ら
れている。
【0042】上記Xスキャナミラー51の振れによるレ
ーザ光強度分布の中心位置の動き±MLxtanθxと、Y
スキャナミラー52の振れによるレーザ光強度分布の中
心位置の動き±MLytanθyとを考慮した光線追跡によ
り、対物レンズ側の瞳32におけるレーザ光強度分布の
位置を求め、それから光線の蹴られを計算する。そし
て、光線の蹴られから各ピクセルの輝度ムラ補正値を算
出する。このようにして算出された各ピクセルの輝度ム
ラ補正値はROM28に格納され、CPU27によって取得画
像に補正をかけるときに読み出される。
【0043】尚、本発明の保護範囲は、上記の実施の形
態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とそ
の均等物に及ぶものである。
【0044】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、取得画像
を構成する各ピクセルの輝度の補正値に従って、取得し
た画像に補正をかけるようにしたので、画角を小さくす
ることなく、正確に輝度ムラを補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した反射型コンフォーカル顕微鏡
1の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のCPU27が輝度データを受け取る時のサ
ンプリングクロックを説明するための図である。
【図3】補正をかけるときのCPU27の処理動作を説明
するためのフローチャートである。
【図4】取得画像における補正前と補正後の輝度分布を
説明するための図である。
【図5】輝度ムラ補正値の求め方を説明するための図で
ある。
【図6】対物レンズ側の瞳32におけるレーザ光強度分
布の中心位置の動きを説明するためのイメージ図であ
る。
【図7】従来の反射型コンフォーカル顕微鏡10の一例
を示す図である。
【図8】取得画像における補正前の輝度分布を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 反射型コンフォーカル顕微鏡 11 レーザ光源 12 NDフィルタ 13,19 全反射ミラー 14 ビームエキスパンダ 15 偏光ビームスプリッタ 16 走査ユニット 17 リレーレンズ 18 第2対物レンズ 20 λ/4板 21 対物レンズ 22 試料 23 集光レンズ 24 コンフォーカルピンホール 25 光検出器 26 A/D変換器 27 CPU 28 ROM 29 フレームメモリ 30 ディスプレイ 31 画像記憶部 32 対物レンズ側の瞳 51 Xスキャナミラー 52 Yスキャナミラー 54 スキャナミラー側の瞳

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を走査するスキャナミラーの近傍に
    瞳が位置する近接瞳方式を用いたコンフォーカル顕微鏡
    において、 光線追跡により求められた対物レンズ側の瞳におけるレ
    ーザ光強度分布の位置に応じて予め求められる各走査位
    置での画像の輝度値の補正値を格納する格納手段と、 前記補正値に従って、取得した画像に補正をかける補正
    手段とを有することを特徴とするコンフォーカル顕微
    鏡。
  2. 【請求項2】 試料を走査するスキャナミラーの近傍に
    瞳が位置する近接瞳方式を用いたコンフォーカル顕微鏡
    の画像処理方法において、 光線追跡により求められた対物レンズ側の瞳におけるレ
    ーザ光強度分布の位置に応じて予め求められる各走査位
    置での画像の輝度値の補正値に従って、取得した画像に
    補正をかける補正工程を有することを特徴とする画像処
    理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003023212A (ja) * 2001-07-10 2003-01-24 Seiko Epson Corp 面発光型半導体レーザの検査方法および面発光型半導体レーザの検査装置
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