JP2001174020A - 調湿機 - Google Patents

調湿機

Info

Publication number
JP2001174020A
JP2001174020A JP35324199A JP35324199A JP2001174020A JP 2001174020 A JP2001174020 A JP 2001174020A JP 35324199 A JP35324199 A JP 35324199A JP 35324199 A JP35324199 A JP 35324199A JP 2001174020 A JP2001174020 A JP 2001174020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
air
insect repellent
outdoor
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35324199A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Uramoto
嘉弘 浦元
Katsuhiro Ito
克浩 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP35324199A priority Critical patent/JP2001174020A/ja
Publication of JP2001174020A publication Critical patent/JP2001174020A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/14Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
    • F24F3/1411Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
    • F24F3/1423Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with a moving bed of solid desiccants, e.g. a rotary wheel supporting solid desiccants
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1012Details of the casing or cover
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1032Desiccant wheel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1068Rotary wheel comprising one rotor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1084Rotary wheel comprising two flow rotor segments

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 虫除け用フィルタを容易に取り外して清掃
できる調湿機を提供する。 【解決手段】 室内側から室外空間に臨ませて設けられ
調湿機1の本体内部から延びる給排気筒29が抜き差し
自在に連通接続される給排気ダクト18の室内側の端部
から、断面コの字状に形成されたリブ28aと前記給排
気ダクト18の上下を仕切る仕切板18aとを嵌合させ
るように虫除け用フィルタ28を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内を加湿、除湿
又は換気する調湿機に係り、より詳しくは、室内への虫
などの異物の侵入を防止する虫除け用フィルタを備えた
調湿機に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の調湿機の一例の概略的な
断面図である。以下、その構成についてこの図を参照し
ながら説明する。図5において、2,3はそれぞれ室内
に臨む第1室内吸気口,第2室内吸気口である。調湿機
1の内部には、前記第1室内吸気口2に連通し該吸気口
2から導入された室内空気に含まれる水分を途中で吸湿
することにより乾燥した空気を排気するための吸湿風路
4と、前記第2室内吸気口3に連通し前記吸湿風路4内
で吸湿された水分を脱離させて前記第2室内吸気口3か
ら吸い込んだ室内空気に混合することにより湿った空気
を排気するための再生風路5とが形成されている。
【0003】6は前記吸湿風路4及び前記再生風路5に
跨って配された吸湿ロータであり、所定の幅及び長さを
有するセラミックシートなどの帯状のシート状基材に吸
着剤であるゼオライトを溶解した溶液を含浸してこれを
担持させたものに、同じくゼオライトを含浸・担持させ
た帯状平面シートに高さ1mm〜1.5mm程度のコルゲート
加工を施したものを接着して一体化した後、長さ方向に
巻回することにより略円筒形に形成されている。従っ
て、この吸湿ロータ6を正面から見た場合、段ボール紙
の断面に類似したハニカム状の隙間が多数存在してお
り、該吸湿ロータ6を軸方向に通過する空気の圧損失が
低くなるように設計されている。尚、この吸湿ロータ6
は、その中心部において軸7aを介してロータ回転用モ
ータ7に接続されており、該モータ7の駆動に伴い、軸
7aを中心に回転するようになっている。
【0004】吸湿風路4及び再生風路5内の前記吸湿ロ
ータ6の上流側には、それぞれ吸湿ファン8及び再生フ
ァン9が設けられている。10は風路切換ダンパーであ
り、調湿機1の用途(除湿、加湿又は換気)に応じてD
の方向に回動させることにより、その位置を切り換えら
れるようになっている。11は調湿機1の室内側に設け
た第1室内排気口であり、12は室外に臨ませて設けた
室外排気口である。13は前記風路切換ダンパー10の
位置決め用のストッパーである。また、再生風路4の内
部の吸湿ロータ6と再生ファン9との間にはヒータ14
が組み込まれている。更に、調湿機1の内部にはもう一
つの空気の通路として、室外吸気口15から取り込んだ
室外の空気を第2室内排気口16から室内に導くための
外気導入経路17が形成されている。
【0005】図6は、この従来の調湿機の給排気トップ
周辺の水平断面図であり、図7は図6におけるx−x線
断面図である。これらの図に示すように、壁Wを貫通さ
せて配された給排気ダクト18には、該ダクト18の内
部を長手方向に二等分する仕切板18aが前記ダクト1
8と一体的に形成されている。よって、前記給排気ダク
ト18の内部は、仕切板18aにより断面略半円形の筒
状空間である室外排気通風路21と、室外給気通風路2
2とに仕切られる。室外排気通風路21及び室外給気通
風路22の室内側の端部は、それぞれ室外排気口12
(図5)及び外気導入経路17の室外吸気口15(図
5)に連通接続されている。尚、前記仕切板18aの室
外側の先端は、略円筒形をした給排気ダクト18の側面
の先端部より所定の長さだけ外側へ突出している。
【0006】また、給排気トップ19にも同様に仕切板
19aが設けられており、その先端部分は断面コの字状
のリブ19bとなっている。尚、そのリブ19bの隙間
部分は前記仕切板18aの厚みと略等しい寸法に選ばれ
ている。従って、給排気トップ19を給排気ダクト18
の室外側の端部の適切な位置に被せると、図示の如く、
前記リブ19bと給排気ダクト18の仕切板18aとが
嵌合する。この状態で、壁Wの室外側の壁面WOに給排
気トップ19をネジ20で取り付ける。また、給排気ト
ップ19の2カ所には、該給排気トップ19を固定した
とき、前記室外排気通風路21と連通する排気口25
と、前記室外給気通風路22と連通する給気口26とが
開口形成されている。そして、これら排気口25及び給
気口26を覆う部分の給排気トップ19の内面には、虫
などの異物の侵入を防ぐための通気性を有する虫除け用
フィルタ27,27が接着等により取り付けられてい
る。
【0007】これにより、室外排気口12(図5)、給
排気ダクト18内の室外排気通風路21、給排気トップ
19の排気口25の順に連通する室内空気を室外に放出
するための排気経路が形成される。他方、給排気トップ
19の給気口26、室外給気通風路22及び外気導入経
路17(図5)の順に連通する室外空気を室内に取り込
むための吸気経路が形成される。
【0008】以上の構成において、この従来の除湿機に
よる除湿運転時の動作について図5を参照して説明す
る。尚、図中の実線矢印は、除湿の際の空気の流れを示
している。この場合、風路切換ダンパー10を図中の実
線で示す位置、即ち吸湿風路4の出口41が室内排気口
11のみに連通し、一方、再生風路5の出口51が室外
排気口12のみに連通するように切り換える。この状態
において、ロータ回転用モータ7,吸湿ファン8,再生
ファン9及びヒータ14に通電する。
【0009】吸湿ファン8により第1室内吸気口2から
吸湿風路4に導かれた室内空気に含まれる水分は吸湿ロ
ータ6で吸着され、乾燥した空気が室内排気口11から
排気される。一方、再生ファン9により再生風路5に流
れ込んだ室内空気は、ヒータ14によって加熱されて吸
湿ロータ6を通過する。このとき、前記吸湿風路4内で
吸湿した吸湿ロータ6から水分が脱離され、水分を多く
含む湿った空気が室外排気口12、前記排気経路を経て
前記排気口25(図6)から排出される。従って、吸湿
ロータ6で繰り返される水分の吸湿・脱離、これによる
乾燥空気の室内への排気並びに湿った空気の室外への排
出によって徐々に室内空気中の水分が除かれ、適度な除
湿効果が得られる。
【0010】次に、加湿運転時の動作について同じく図
5を参照して説明する。尚、図中の点線矢印は、加湿の
際の空気の流れを示している。この場合、風路切換ダン
パー10を図中の点線で示す位置、即ち吸湿風路4の出
口41が室外排気口12のみに連通し、一方、再生風路
5の出口51が室内排気口11のみに連通するように切
り換える。この状態において、ロータ回転用モータ7,
吸湿ファン3,再生ファン9及びヒータ14に通電す
る。
【0011】吸湿ファン8により吸湿風路4に導かれた
室内空気に含まれる水分は吸湿ロータ6で吸着され、乾
燥した空気が室外排気口12、前記排気経路を経て前記
排気口25(図6)から排出される。一方、再生ファン
9により再生風路5に流れ込んだ室内空気は、ヒータ1
4によって加熱されて回転する吸湿ロータ6を通過す
る。このとき、前記吸湿風路4内で吸湿した吸湿ロー6
から水分が脱離され、水分を多く含む湿った空気が室内
排気口11から排出される。従って、吸湿ロータ6で繰
り返される水分の吸湿・脱離、これによる乾燥空気の室
外への排気並びに湿った空気の室内への排出によって徐
々に室内空気に水分が補給され、適度な加湿効果が得ら
れる。そして、室外への排気に伴う室内外の圧力差によ
って室外から空気が自然に取り込まれるため、同時に換
気の効果も得られる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の調湿機1の構成では、虫除け用フィルタ27に虫な
どの異物が付着してしまうと、目詰まりにより該フィル
タ27の通気性が損なわれ、この部分で圧損失を生じ、
調湿機1の性能低下の原因となる。このため、虫除け用
フィルタ27に付着した異物を定期的に清掃して取り除
いてやる必要があるが、二階建て家屋の二階の部屋など
の容易に手の届かない場所に給排気トップ19を取り付
けた場合、給排気トップ19の取り外しに手間がかかる
だけでなく、危険を伴う作業となるという問題があっ
た。
【0013】また、清掃の作業性の向上を考慮して、虫
除け用フィルタ27を着脱自在に設けた場合、清掃済み
の該フィルタ27の取り付けを忘れたり、誤った取り付
け方をしても、それを検出できないため、そのままうっ
かり調湿機1を駆動させてしまう恐れがあった。
【0014】そして、室内からの高湿又は乾燥空気を室
外に放出し、それによって生ずる室内外の圧力差によっ
て前記給気経路を介して室外から空気を取り込むシステ
ムであるため、特に、給気口26が上方で、排気口25
が下方となる位置関係の場合、除湿をする際に排気口2
5から排気される高温・高湿の空気は、上昇する流れを
作ろうとするが、この上昇した空気の一部が給気口26
から吸い込まれ、再び室内に戻されるという不具合もあ
った。
【0015】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、虫除け用フィルタを容易に取り外して清
掃できる調湿機を提供することを目的とする。また、本
発明は、虫除け用フィルタの取り付け忘れや取り付けの
誤りを容易に防止可能な調湿機を提供することを目的と
する。更に、本発明は、室内の除湿を行うときに、室外
に排気された高温・高湿の空気が再び室内に戻される心
配のない調湿機を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る調湿機は、壁を貫通して設けられ室内
の調湿機本体と室外空間との間の空気の流通路を形成す
るダクトに虫除け用フィルタを着脱自在に設けたことに
特徴を有する。
【0017】これによると、虫除け用フィルタにより虫
などの異物の室内への侵入が防止される。また、必要に
応じて虫除け用フィルタをダクトから取り外せるため、
清掃などのメンテナンスが容易になる。
【0018】尚、調湿機本体の内部から延びる給排気筒
を前記ダクト連通接続させることにより、前記調湿機本
体と室外空間との間に前記ダクト介して連通する給気経
路及び排気経路が形成される。
【0019】そして、前記虫除け用フィルタの着脱を室
内側から行えるようにすれば、該虫除け用フィルタの着
脱が容易になる。
【0020】また、前記ダクト内部を室外排気通風路と
室外給気通風路とに仕切る仕切板を前記ダクトの長手方
向に形成し、該仕切板の端部に嵌合するリブを前記虫除
け用フィルタに設けることにより、前記虫除け用フィル
タの裏表を間違えることなく確実に前記ダクトに取り付
けることができる。
【0021】更に、前記虫除け用フィルタは前記ダクト
の内面との間に設けられた凹凸係合機構により取り付け
後の位置ずれが阻止されるようにするとよい。
【0022】また、前記ダクトの室外側の端部を給排気
トップで囲み、該給排気トップの上側に前記室外排気通
風路に連通する排気口を設け、下側に前記室外給気通風
路に連通する給気口を設けることにより、高温の室内空
気が室外に排気される場合、給排気トップの上側の排気
口から排気される。従って、排気口から出た空気が上昇
気流となっても、給排気トップの下側の給気口から吸い
込まれて室内に戻る恐れがない。
【0023】ところで、前記虫除け用フィルタの着脱を
検知する検知手段を設けるとよい。この場合、前記検知
手段の出力を用いて前記虫除け用フィルタが取り付けら
れていないときは、表示手段によってエラーを報知する
するとともに、調湿機本体を動作させないように制御す
る制御部を設けることにより、前記虫除け用フィルタを
取り付け忘れた状態での調湿機の誤動作を防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。尚、本実施形態に係る調湿
機は、給排気の機構に特徴を有するものであり、上記従
来の調湿機と共通の部材には同一の符号を付し、その詳
細な説明を省略する。
【0025】<第1の実施形態>図1は本発明の第1の
実施形態に係る調湿機の給排気ダクト周辺の一例の側面
断面図である。図1に示すように、略円筒形の給排気ダ
クト18が部屋の壁Wを室内側から貫通して室外空間へ
臨ませて設けられており、該ダクト18は壁Wの室内側
壁面WIにネジ23でもって固定されている。この給排
気ダクト18は、その内部で結露などにより発生した水
滴が室外側へ自然流下するように室内側から室外側へ下
向きの傾斜をもって配されている。
【0026】また、給排気ダクト18の内部は、該ダク
ト18と一体的に形成された仕切板18a(図7参照)
により長手方向に上下に二等分され、断面略半円形の筒
状空間である上方の室外排気通風路21と、下方の室外
給気通風路22とに仕切られる。この給排気ダクト18
の室外側の端部には、給排気トップ19が被せられ、壁
Wの室外側壁面WOにネジ20でもって取り付けられて
いる。
【0027】尚、24は給排気トップ19の背面の仕切
板19aの根本の上方に開口形成された水抜き穴であ
る。従って、給排気ダクト18内の室外排気通風路21
で発生した水滴は流下して給排気トップ19の水抜き穴
24から室外へ排出される。また、本実施形態では、前
記仕切板19aで上下に仕切られた給排気トップ19の
上部に排気口25を設け、一方の給気口26をその下部
に設けている。
【0028】28は給排気ダクト18に室内側から着脱
自在に取り付けられる虫除け用フィルタである。この虫
除け用フィルタ28の室外側には断面コの字状の第1リ
ブ28aが水平方向に突出して設けられており、その隙
間部分は前記仕切板18aの厚みと略等しい寸法に選ば
れている。従って、この第1リブ28aと前記仕切板1
8aとを嵌合させることにより、虫除け用フィルタ28
の裏表を誤ることなく給排気ダクト18内の所定の位置
に確実に該虫除け用フィルタ28を取り付けることがで
きる。一方、虫除け用フィルタ28の室内側には所定の
厚みを有する第2リブ28bが突出して形成されてい
る。
【0029】図2は図1におけるy−y線断面図であ
る。図2に示すように、虫除け用フィルタ28の外枠の
上部には、凹部28cが軸方向に沿って陥没形成されて
おり、一方の給排気ダクト18の内周面の前記凹部28
cに対応する部分には、該凹部28cと嵌合する凸部1
8bが形成されている。従って、これら凸部18bと凹
部28cとを嵌合させることにより、虫除け用フィルタ
フィルタ28の上下を誤ることなく給排気ダクト18内
の所定の位置に確実に該虫除け用フィルタ28を取り付
けることができる。
【0030】更に、この凸部18b及び凹部28cの嵌
合は、位置決めとしての役割もするため、上記リブ28
aと仕切板18aとの嵌合と相俟って、虫除け用フィル
タ28の取り付け後の該フィルタ28の周方向の回転が
阻止され、虫除け用フィルタ28を初期位置に安定して
固定できる。尚、図2においてMは金網などの通気性を
有するメッシュであり、室外からの虫などの異物の侵入
を防ぐ役割をする。
【0031】図1に戻り、給排気ダクト18の室内側の
端部には、調湿機1(図5)から延びる略円筒形の給排
気筒29が着脱自在に連通接続されるようになってい
る。この給排気筒29の内部は仕切板30により上下に
二等分され、断面略半円形の上方の室外排気口12(図
5)と、下方の空気導入経路17(図5)とに仕切られ
る。また、仕切板30の先端は階段状の段部30aとな
っている。
【0032】虫除け用フィルタ28を上記のようにして
取り付けたとき、その室内側の端部は前記第2リブ28
bを含めて鉛直方向に同一平面となるように、図示の如
く、断面略台形に設計されている。従って、給排気筒2
9を給排気ダクト18の内部に挿入すると、仕切板30
の段部30aに前記第2リブ28bが当接するととも
に、給排気筒29の側面の先端部が虫除け用フィルタ2
8の外枠に当接する。従って、虫除け用フィルタ28
は、このような当接による室外側への圧着によって強固
に固定される。これにより、室外排気口12は虫除け用
フィルタ28を介して室外排気通風路21に連通され、
一方の空気導入経路17の室外吸気口15は虫除け用フ
ィルタ28を介して室外給気通風路22に連通される。
【0033】尚、1aは調湿機1の本体背面であり、必
要に応じて本体を前方(Fの方向)に引き出すことによ
り、本体側に固定された給排気筒29を給排気ダクト1
8から脱することできる。よって、虫除け用フィルタ2
8のメッシュM(図2)に虫などの異物が目詰まりして
該フィルタ28の通気性が悪くなっても、給排気筒29
を給排気ダクト18から引き抜いた状態で虫除け用フィ
ルタ28だけを室内側から取り外し、これを清掃して元
に戻せばよく、メンテナンスの手間が大幅に省ける。
【0034】上記の構成において、調湿機1の運転に伴
う空気の流れについて図1を参照して説明する。この図
において、矢印は空気の流れを示している。第1室内吸
気口2(図5)又は第2室内吸気口3(図5)から吸い
込まれた室内の空気は、室外排気口12から室外排気通
風路21に流入し、虫除け用フィルタ28を通過すると
ともに前記室外排気通風路21を経由して給排気トップ
19の排気口25から排気される。一方、室内空気の排
気に伴う室内外の圧力差によって給排気トップ19の給
気口26から室外空気が吸い込まれる。この室外空気
は、室外給気通風路22を経由して虫除け用フィルタ2
8を通過し、空気導入経路17に流れ込み、第2室内排
気口16(図5)から室内に排気される。
【0035】特に、除湿時において、ヒータ14で加熱
され室外に排気される高温の室内空気は、排気口25を
出てから上昇する流れを作ろうとするが、本実施形態で
は排気口25が給排気トップ19の上側に設けられてい
るため、この排気された空気が給気口26から吸い込ま
れて吸気経路を経て室内に戻る心配がなく、効率よく室
内の除湿が行える。
【0036】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形
態について説明する。尚、本実施形態において、上記第
1の実施形態と共通の部材には同一の符号を付し、その
詳細な説明を省略する。図3は、本実施形態に係る調湿
機の給排気ダクトに取り付けられる虫除け用フィルタ周
辺の要部側面断面図である。図4は、その制御機構の構
成を示すブロック図である。図3において、31は虫除
け用フィルタ28の着脱を検知するマイクロスイッチで
あり、調湿機1の動作をコントロールする制御部32
(図4参照)の入力側に接続されている。
【0037】図3(a)は、虫除け用フィルタ28を取
り付けた状態を示しており、この場合は、図示の如く、
マイクロスイッチ31の接点31aが虫除け用フィルタ
28に押圧されて閉じる。これにより、マイクロスイッ
チ31はONとなり、制御部32に通電される。制御部
32の出力側には、図4に示すように、調湿機1の運転
モードやエラーなどの表示を行う表示手段33、吸湿フ
ァン8、放湿ファン9及びヒータ14が接続されてお
り、前記マイクロスイッチ31の通電を受けて吸湿ファ
ン8、放湿ファン9及びヒータ14に通電し、これらを
運転可能な状態に制御する。従って、給排気筒29(図
1)を給排気ダクト18に差し込んで調湿機1の操作部
(図示せず)を操作することにより、除湿、加湿又は換
気の所望のモードを選択して調湿機1を運転できる。
【0038】一方、図3(b)は、虫除け用フィルタ2
8が取り外された状態を示しており、この場合は、図示
の如く、マイクロスイッチ31の接点31aの虫除け用
フィルタ28による押圧が解除されて開放する。これに
より、マイクロスイッチ31はOFFとなり、制御部3
2には通電されない。即ち、制御部32は虫除け用フィ
ルタ28が取り外されているものとみなし、図4に示す
表示手段33にエラーの表示を行うとともに、吸湿ファ
ン8、放湿ファン9及びヒータ14への通電を断ち、調
湿機1を動作させないように制御する。
【0039】このように、調湿機1は虫除け用フィルタ
28の着脱を検知するマイクロスイッチ31によりON
/OFF制御されるため、虫除け用フィルタ28を取り
付け忘れた状態において、異物が混入して吸湿ロータ
(図5)へ異物が付着することによる目詰まりや隙間へ
の異物の侵入による騒音の発生を防止できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、壁
を貫通して設けられ室内の調湿機本体と室外空間との間
の空気の流通路を形成するダクトに虫除け用フィルタを
着脱自在に設けたことにより、虫除け用フィルタが虫な
どの異物によって目詰まりして通気性が悪くなっても、
必要に応じて虫除け用フィルタを取り外して容易に清掃
できる。この場合、室内側から虫除け用フィルタを着脱
できるようにすれば、着脱が容易になり、メンテナンス
の手間が大幅に省ける。
【0041】また、前記ダクト内部に配した仕切板に嵌
合するリブを虫除け用フィルタに設けたことにより、取
り付け方向を誤ることなく確実に虫除け用フィルタを取
り付けることができる。さらに、凹凸嵌合機構によって
前記ダクトを給排気トップの位置ずれを阻止されるよう
にしたことにより、虫除け用フィルタの所定位置での固
定を安定して維持できる。
【0042】また、ダクトの室外側の端部に給排気トッ
プを配し、該給排気トップの上側に前記室外排気通風路
に連通する排気口を設け、下側に前記室外給気通風路に
連通する給気口を設けたことにより、除湿時に排気口か
ら排気される高温の空気は上昇気流となるため、下側の
給気口から吸い込まれる心配がなく、効率よく室内を除
湿できる。
【0043】そして、虫除け用フィルタの着脱を検知す
る手段を設けたことにより、虫除け用フィルタを取り付
け忘れた状態において、異物が混入して調湿機の吸湿手
段に付着することによる目詰まりや隙間への異物の侵入
による騒音の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る調湿機の給
排気ダクト周辺の側面断面図である。
【図2】 図1におけるy−y線断面図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態に係る調湿機の給
排気ダクトに取り付けられる虫除け用フィルタの周辺の
要部側面断面図である。
【図4】 その調湿機の制御機構の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】 従来の調湿機の一例の概略的な断面図であ
る。
【図6】 その調湿機の給排気トップ周辺の水平断面
図である。
【図7】 図6におけるx−x線断面図である。
【符号の説明】 1 調湿機 2 第1室内吸気口 3 第2室内吸気口 4 吸湿風路 5 再生風路 6 吸湿ロータ 7 ロータ回転用モータ 8 吸湿ファン 9 再生ファン 10 風路切換ダンパー 11 第1室内排気口 12 室外排気口 13 ストッパー 14 ヒータ 15 室外吸気口 16 第2室内排気口 17 外気導入経路 18 給排気ダクト 18a,19a 仕切板 19 給排気トップ 20,23 ネジ 24 水抜き穴 21 室外排気通風路 22 室外給気通風路 25 排気口 26 給気口 27,28 虫除け用フィルタ 29 給排気筒 31 マイクロスイッチ 32 制御部 33 表示手段 W 壁 M メッシュ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁を貫通して設けられ室内の調湿機本体
    と室外空間との間の空気の流通路を形成するダクトに虫
    除け用フィルタを着脱自在に設けたことを特徴とする調
    湿機。
  2. 【請求項2】 前記調湿機本体の内部から延びる給排気
    筒が前記ダクトに連通接続されることを特徴とする請求
    項1に記載の調湿機。
  3. 【請求項3】 前記虫除け用フィルタの着脱を室内側か
    ら行えるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の調湿機。
  4. 【請求項4】 前記ダクト内部を室外排気通風路と室外
    給気通風路とに仕切る仕切板が前記ダクトの長手方向に
    形成されており、該仕切板の端部に嵌合するリブを前記
    虫除け用フィルタに設けたことを特徴とする請求項1〜
    請求項3のいずれかに記載の調湿機。
  5. 【請求項5】 前記虫除け用フィルタは前記ダクトの内
    面との間に設けられた凹凸係合機構により取り付け後の
    位置ずれが阻止されるようになっていることを特徴とす
    る請求項1〜請求項4のいずれかに記載の調湿機。
  6. 【請求項6】 前記ダクトの室外側の端部を給排気トッ
    プで囲み、該給排気トップの上側に前記室外排気通風路
    に連通する排気口を設け、下側に前記室外給気通風路に
    連通する給気口を設けたことを特徴とする請求項4又は
    請求項5に記載の調湿機。
  7. 【請求項7】 前記虫除け用フィルタの着脱を検知する
    検知手段を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項6
    のいずれかに記載の調湿機。
  8. 【請求項8】 前記検知手段の出力を用いて前記虫除け
    用フィルタが取り付けられていないときは、表示手段に
    よってエラーを報知するするとともに、調湿機本体を動
    作させないように制御する制御部を設けたことを特徴と
    する請求項7に記載の調湿機。
JP35324199A 1999-12-13 1999-12-13 調湿機 Pending JP2001174020A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35324199A JP2001174020A (ja) 1999-12-13 1999-12-13 調湿機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35324199A JP2001174020A (ja) 1999-12-13 1999-12-13 調湿機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001174020A true JP2001174020A (ja) 2001-06-29

Family

ID=18429513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35324199A Pending JP2001174020A (ja) 1999-12-13 1999-12-13 調湿機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001174020A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006071201A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Max Co Ltd 給気装置
JP2013504744A (ja) * 2009-09-16 2013-02-07 シェルパ シーエヌシー 全熱交換換気装置
CN111023387A (zh) * 2019-12-10 2020-04-17 任仲昊 一种用于工业的具有湿度调节功能的空气处理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006071201A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Max Co Ltd 給気装置
JP2013504744A (ja) * 2009-09-16 2013-02-07 シェルパ シーエヌシー 全熱交換換気装置
CN111023387A (zh) * 2019-12-10 2020-04-17 任仲昊 一种用于工业的具有湿度调节功能的空气处理装置
CN111023387B (zh) * 2019-12-10 2021-05-11 江西铭祥通风设备有限公司 一种用于工业的具有湿度调节功能的空气处理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE50014E1 (en) Air cleaner and home appliance having air processing unit
KR100708358B1 (ko) 송풍 장치 및 그것을 이용한 공기 조화기
JP2006337015A (ja) 全熱交換器及びこれを用いた換気システム
JP7252867B2 (ja) 空気調和機
JP6367445B2 (ja) 加湿空気清浄機
JP2009068802A (ja) 調湿装置
KR200428759Y1 (ko) 냉방 기능을 구비하는 공기청정기
KR100577206B1 (ko) 환기시스템
JP2008145090A (ja) 空気調和機の室内機
KR101817092B1 (ko) 공기청정기
JP4935874B2 (ja) 調湿装置
EP1318356B1 (en) Air conditioner
KR20130065262A (ko) 제가습 장치
JP2001174020A (ja) 調湿機
JP5487599B2 (ja) 空気調和機
KR101515530B1 (ko) 제습 유닛 및 그를 갖는 공기조화기
JP5126341B2 (ja) 空気清浄機
JP4752862B2 (ja) 空気清浄機
JPH07120041A (ja) 空気調和装置
JP2006017425A (ja) 空気調和機
KR101515531B1 (ko) 제습 유닛 및 그를 갖는 공기조화기
JP2002243226A (ja) 加湿装置、除加湿機および除湿機
KR200382452Y1 (ko) 열교환 기능이 구비된 창틀형 환기 장치
JP4485883B2 (ja) 換気装置
JP4337513B2 (ja) 同時給排形換気装置