JP2001173587A - 横断流送風機 - Google Patents
横断流送風機Info
- Publication number
- JP2001173587A JP2001173587A JP36075599A JP36075599A JP2001173587A JP 2001173587 A JP2001173587 A JP 2001173587A JP 36075599 A JP36075599 A JP 36075599A JP 36075599 A JP36075599 A JP 36075599A JP 2001173587 A JP2001173587 A JP 2001173587A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cross
- partition plate
- flow blower
- triangular
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 仕切板や端板の角部への空気流の衝突をなく
して乱流や剥離現象を低減し、風量の増加および低騒音
化をはかれるようにした横断流送風機を提供する。 【解決手段】 中心部に透孔１を備えた仕切板２と、同
仕切板の外形に沿って立設した複数の翼３と、同翼の先
端外周部に連続形成された断面三角形状でなる三角リン
グ部５とからなり、同三角リング部の内側に前記仕切板
が順次連接される複数の羽根車４と、同羽根車の両側に
設けられ、外面中央に回転軸を備えた円形の端板とで構
成した。
して乱流や剥離現象を低減し、風量の増加および低騒音
化をはかれるようにした横断流送風機を提供する。 【解決手段】 中心部に透孔１を備えた仕切板２と、同
仕切板の外形に沿って立設した複数の翼３と、同翼の先
端外周部に連続形成された断面三角形状でなる三角リン
グ部５とからなり、同三角リング部の内側に前記仕切板
が順次連接される複数の羽根車４と、同羽根車の両側に
設けられ、外面中央に回転軸を備えた円形の端板とで構
成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機などに
使用される横断流送風機に係わり、より詳細には、仕切
板や端板の角部への空気流の衝突をなくして乱流や剥離
現象を低減し、風量の増加および低騒音化をはかれるよ
うにした構造に関する。
使用される横断流送風機に係わり、より詳細には、仕切
板や端板の角部への空気流の衝突をなくして乱流や剥離
現象を低減し、風量の増加および低騒音化をはかれるよ
うにした構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の横断流送風機は、例えば空気調和
機に使用される例を図１と、図５（Ａ）および図５
（Ｂ）と、図６と、図７とで示すように、空気調和機本
体ａの前面上部および上面に設けられた吸込口ｂと、前
面下部に設けられた吹出口ｃとを結ぶ空気通路に、熱交
換器ｄとともに設けられた横断流送風機ｅが、中心部に
透孔１を備えた仕切板２と、同仕切板２の外形に沿って
立設した複数の翼３とで構成された複数の羽根車４と、
同複数の羽根車４が順次連接されてなる羽根車組６と、
同羽根車組６の両側に設けられ、外面中央に回転軸８を
備えた円形の端板９と、からなる構成であった。
機に使用される例を図１と、図５（Ａ）および図５
（Ｂ）と、図６と、図７とで示すように、空気調和機本
体ａの前面上部および上面に設けられた吸込口ｂと、前
面下部に設けられた吹出口ｃとを結ぶ空気通路に、熱交
換器ｄとともに設けられた横断流送風機ｅが、中心部に
透孔１を備えた仕切板２と、同仕切板２の外形に沿って
立設した複数の翼３とで構成された複数の羽根車４と、
同複数の羽根車４が順次連接されてなる羽根車組６と、
同羽根車組６の両側に設けられ、外面中央に回転軸８を
備えた円形の端板９と、からなる構成であった。
【０００３】しかしながら、前記仕切板２および、また
は前記端板９の周縁部が、図６で示す断面形状の5'部お
よび1a' 部のように角張った形状であることから、該箇
所A'への空気流B'の衝突が起こりやすくなって、乱流や
剥離現象が生じたり、風量の減少やおよび騒音の原因に
なってしまうという問題を有していた。
は前記端板９の周縁部が、図６で示す断面形状の5'部お
よび1a' 部のように角張った形状であることから、該箇
所A'への空気流B'の衝突が起こりやすくなって、乱流や
剥離現象が生じたり、風量の減少やおよび騒音の原因に
なってしまうという問題を有していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、仕切板や端板の角部への空気流の衝
突をなくして乱流や剥離現象を低減し、風量の増加およ
び低騒音化をはかれるようにした横断流送風機を提供す
ることを目的とする。
記の問題点に鑑み、仕切板や端板の角部への空気流の衝
突をなくして乱流や剥離現象を低減し、風量の増加およ
び低騒音化をはかれるようにした横断流送風機を提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、中心部に透孔を備えた仕切板と、同仕切板
の外形に沿って立設した複数の翼と、同翼の先端外周部
に連続形成された断面三角形状でなる三角リング部とか
らなり、同三角リング部の内側に前記仕切板が順次連接
される複数の羽根車と、同羽根車の両側に設けられ、外
面中央に回転軸を備えた円形の端板とで構成されてい
る。
決するため、中心部に透孔を備えた仕切板と、同仕切板
の外形に沿って立設した複数の翼と、同翼の先端外周部
に連続形成された断面三角形状でなる三角リング部とか
らなり、同三角リング部の内側に前記仕切板が順次連接
される複数の羽根車と、同羽根車の両側に設けられ、外
面中央に回転軸を備えた円形の端板とで構成されてい
る。
【０００６】また、前記仕切板の透孔周縁部を、断面略
三角形状に形成した構成となっている。
三角形状に形成した構成となっている。
【０００７】また、断面略三角形状に形成された前記三
角リング部と、前記仕切板の透孔周縁部とが、二等辺三
角形状に形成された構成となっている。
角リング部と、前記仕切板の透孔周縁部とが、二等辺三
角形状に形成された構成となっている。
【０００８】更に、前記三角リング部と、前記仕切板の
透孔周縁部との頂角が、鋭角状に形成された構成となっ
ている。
透孔周縁部との頂角が、鋭角状に形成された構成となっ
ている。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいた実施例として詳細に説明する。図１は本発明
による横断流送風機が使用される空気調和機の断面図で
あり、図２は本発明による横断流送風機の説明図で、
（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は（Ａ）で示すｆ部の拡大図で
あり、図３は図２（Ａ）で示すａ矢視図であり、図４は
要部断面図で、（Ａ）は横断流送風機を構成する羽根車
を示し、（Ｂ）は複数の羽根車を組み合わせた状態を示
す。
に基づいた実施例として詳細に説明する。図１は本発明
による横断流送風機が使用される空気調和機の断面図で
あり、図２は本発明による横断流送風機の説明図で、
（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は（Ａ）で示すｆ部の拡大図で
あり、図３は図２（Ａ）で示すａ矢視図であり、図４は
要部断面図で、（Ａ）は横断流送風機を構成する羽根車
を示し、（Ｂ）は複数の羽根車を組み合わせた状態を示
す。
【００１０】図において、本発明による横断流送風機が
使用される空気調和機の構成は、上記に説明した従来技
術と同じなので説明を省略し、前記横断流送風機につい
て以下に詳細に説明する。１は横断流送風機を構成する
仕切板２の中心部に設けられた透孔、３は同仕切板２の
外形に沿って立設された複数の翼、５は同複数の翼３の
先端外周部に連続形成された断面三角形状でなる三角リ
ング部で、これら仕切板２と、複数の翼３と、三角リン
グ部５とで複数の羽根車４が構成されており、同複数の
羽根車４は、前記三角リング部５の内側に前記仕切板２
を順次連接して羽根車組６を構成し、同羽根車組６の両
側には、外面中央に回転軸８を備えた円形の端板９が設
けられている。
使用される空気調和機の構成は、上記に説明した従来技
術と同じなので説明を省略し、前記横断流送風機につい
て以下に詳細に説明する。１は横断流送風機を構成する
仕切板２の中心部に設けられた透孔、３は同仕切板２の
外形に沿って立設された複数の翼、５は同複数の翼３の
先端外周部に連続形成された断面三角形状でなる三角リ
ング部で、これら仕切板２と、複数の翼３と、三角リン
グ部５とで複数の羽根車４が構成されており、同複数の
羽根車４は、前記三角リング部５の内側に前記仕切板２
を順次連接して羽根車組６を構成し、同羽根車組６の両
側には、外面中央に回転軸８を備えた円形の端板９が設
けられている。
【００１１】前記羽根車４の先端外周部に、前記三角リ
ング部５が連続形成されたことにより、図３で示すＡ部
への空気流Ｂの衝突をなくして乱流や剥離現象を低減
し、矢印Ｂで示す空気流が円滑な流れになって、風量の
増加をはかるとともに低騒音化をはかれるようにした構
成となっている。
ング部５が連続形成されたことにより、図３で示すＡ部
への空気流Ｂの衝突をなくして乱流や剥離現象を低減
し、矢印Ｂで示す空気流が円滑な流れになって、風量の
増加をはかるとともに低騒音化をはかれるようにした構
成となっている。
【００１２】また、前記仕切板２の透孔１の周縁部1aを
断面略三角形状に形成したことにより、前記三角リング
部５が連続形成された場合と同様に、該箇所への空気流
の衝突をなくして乱流や剥離現象を低減し、風量の増加
をはかるとともに低騒音化をはかれるようにした構成と
なっている。
断面略三角形状に形成したことにより、前記三角リング
部５が連続形成された場合と同様に、該箇所への空気流
の衝突をなくして乱流や剥離現象を低減し、風量の増加
をはかるとともに低騒音化をはかれるようにした構成と
なっている。
【００１３】また、断面略三角形状に形成された前記三
角リング部５と、前記仕切板２の透孔１の周縁部1aと
が、二等辺三角形状に形成されたことにより、該箇所に
おける空気流がより円滑な流れになって、効果的に風量
の増加をはかるとともに低騒音化をはかれるようにした
構成となっている。
角リング部５と、前記仕切板２の透孔１の周縁部1aと
が、二等辺三角形状に形成されたことにより、該箇所に
おける空気流がより円滑な流れになって、効果的に風量
の増加をはかるとともに低騒音化をはかれるようにした
構成となっている。
【００１４】更に、前記三角リング部５と、前記仕切板
２の透孔１の周縁部1aとの頂角が、鋭角状に形成された
ことにより、該箇所における空気流が更に円滑な流れに
なって、更に効果的に風量の増加をはかるとともに低騒
音化をはかれるようにした構成となっている。
２の透孔１の周縁部1aとの頂角が、鋭角状に形成された
ことにより、該箇所における空気流が更に円滑な流れに
なって、更に効果的に風量の増加をはかるとともに低騒
音化をはかれるようにした構成となっている。
【００１５】以上の構成により、図１と、図２（Ａ）お
よび図２（Ｂ）と、図３と、図４（Ａ）および図４
（Ｂ）とで示すように、前記羽根車４の先端外周部に前
記三角リング部５が連続形成されたことにより、また、
前記仕切板２の透孔１の周縁部1aを断面略三角形状に形
成したことにより、該箇所への空気流の衝突をなくして
乱流や剥離現象を低減し、風量の増加をはかるとともに
低騒音化をはかれるようにした横断流送風機となる。
よび図２（Ｂ）と、図３と、図４（Ａ）および図４
（Ｂ）とで示すように、前記羽根車４の先端外周部に前
記三角リング部５が連続形成されたことにより、また、
前記仕切板２の透孔１の周縁部1aを断面略三角形状に形
成したことにより、該箇所への空気流の衝突をなくして
乱流や剥離現象を低減し、風量の増加をはかるとともに
低騒音化をはかれるようにした横断流送風機となる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
仕切板や端板の角部への空気流の衝突をなくして乱流や
剥離現象を低減し、風量の増加および低騒音化をはかれ
るようにした横断流送風機となる。
仕切板や端板の角部への空気流の衝突をなくして乱流や
剥離現象を低減し、風量の増加および低騒音化をはかれ
るようにした横断流送風機となる。
【図１】従来例および本発明による横断流送風機が使用
される空気調和機の断面図である。
される空気調和機の断面図である。
【図２】本発明による横断流送風機の説明図で、（Ａ）
は斜視図、（Ｂ）は（Ａ）で示すｆ部の拡大図である。
は斜視図、（Ｂ）は（Ａ）で示すｆ部の拡大図である。
【図３】図２（Ａ）で示すａ矢視図である。
【図４】本発明による横断流送風機の要部断面図で、
（Ａ）は横断流送風機を構成する羽根車を示し、（Ｂ）
は複数の羽根車を組み合わせた状態を示す。
（Ａ）は横断流送風機を構成する羽根車を示し、（Ｂ）
は複数の羽根車を組み合わせた状態を示す。
【図５】従来例による横断流送風機の説明図で、（Ａ）
は斜視図、（Ｂ）は（Ａ）で示すｆ部の拡大図である。
は斜視図、（Ｂ）は（Ａ）で示すｆ部の拡大図である。
【図６】図５（Ａ）で示すａ矢視図である。
【図７】本発明による横断流送風機の要部断面図であ
る。
る。
１ 透孔 1a 透孔の周縁部 ２ 仕切板 ３ 翼 ４ 羽根車 ５ 三角リング部 ６ 羽根車組 ８ 回転軸 ９ 端板 ａ 空気調和機本体 ｂ 吸込口 ｃ 吹出口 ｄ 熱交換器 ｅ 横断流送風機
Claims (4)
- 【請求項１】 中心部に透孔を備えた仕切板と、同仕切
板の外形に沿って立設した複数の翼と、同翼の先端外周
部に連続形成された断面三角形状でなる三角リング部と
からなり、同三角リング部の内側に前記仕切板が順次連
接される複数の羽根車と、同羽根車の両側に設けられ、
外面中央に回転軸を備えた円形の端板とで構成されてな
ることを特徴とする横断流送風機。 - 【請求項２】 前記仕切板の透孔周縁部を、断面略三角
形状に形成したことを特徴とする請求項１に記載の横断
流送風機。 - 【請求項３】 断面略三角形状に形成された前記三角リ
ング部と、前記仕切板の透孔周縁部とが、二等辺三角形
状に形成されたことを特徴とする請求項１または請求項
２に記載の横断流送風機。 - 【請求項４】 前記三角リング部と、前記仕切板の透孔
周縁部との頂角が、鋭角状に形成されたことを特徴とす
る請求項１乃至請求項３の何れかに記載の横断流送風
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36075599A JP2001173587A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 横断流送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36075599A JP2001173587A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 横断流送風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001173587A true JP2001173587A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18470788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36075599A Pending JP2001173587A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 横断流送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001173587A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102788031A (zh) * | 2011-05-19 | 2012-11-21 | 建准电机工业股份有限公司 | 水平对流扇 |
| WO2022186176A1 (ja) | 2021-03-01 | 2022-09-09 | 株式会社富士通ゼネラル | 送風機および室内機 |
-
1999
- 1999-12-20 JP JP36075599A patent/JP2001173587A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102788031A (zh) * | 2011-05-19 | 2012-11-21 | 建准电机工业股份有限公司 | 水平对流扇 |
| WO2022186176A1 (ja) | 2021-03-01 | 2022-09-09 | 株式会社富士通ゼネラル | 送風機および室内機 |
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