JP3084210U - 放熱ファンの構造 - Google Patents
放熱ファンの構造Info
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- JP3084210U JP3084210U JP2001005521U JP2001005521U JP3084210U JP 3084210 U JP3084210 U JP 3084210U JP 2001005521 U JP2001005521 U JP 2001005521U JP 2001005521 U JP2001005521 U JP 2001005521U JP 3084210 U JP3084210 U JP 3084210U
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- annular plate
- fan
- blade
- heat dissipation
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ファンによって風の進入量を有効に増加する
ことができるため、ファンの放熱効果を増やすことがで
きる放熱ファンの構造を提供する。 【解決手段】 ハブ1には回転軸11が垂設され、回転
軸は回転するように枢着され、ハブの周辺にはハブと連
接するための環状板12が環設され、環状板の上下面は
羽根13の一端が固定するのに用いられ、羽根はハブか
ら外へ向かって輻射状に延設するよう構成されている。
ことができるため、ファンの放熱効果を増やすことがで
きる放熱ファンの構造を提供する。 【解決手段】 ハブ1には回転軸11が垂設され、回転
軸は回転するように枢着され、ハブの周辺にはハブと連
接するための環状板12が環設され、環状板の上下面は
羽根13の一端が固定するのに用いられ、羽根はハブか
ら外へ向かって輻射状に延設するよう構成されている。
Description
【0001】
本考案は、放熱ファンの構造に関するもので、特に双方向から送風することが できると共に、比較的よい風の進入効果および排出効果を獲得することができる 放熱ファンの構造に係るものである。
【0002】
従来この種のものにあっては、下記のようなものになっている。
【0003】 図1に示す従来の鼓風式ファンについては、基体90の螺旋状通路にステータ 91が設けられている。ステータ91はファン92が枢着して回転するのに用い られる。基体90は蓋板93によって蓋され、蓋板93には風進入口94が形成 される。ファン92の回転によって羽根95が冷却空気を風進入口94から吸入 させ、そして風排出口96から冷却空気を排出させるように構成されている。
【0004】 図2に示すもう一種の従来の鼓風式ファンについては、ファンの基体80に風 排出口86が形成されることの他に、基体80においてステータ81と結合する ための底板にも風進入口87が形成される。このため、ファンのステータ81が ハブ82に枢着された時、ハブ82の回転によって羽根85が冷却空気を風進入 口84から吸入させることができるのに加え、基体80の底板に形成された風進 入口87からも補助として一部分の冷却空気を吸入させることができ、そして風 排出口86から排出するように構成されている。
【0005】
前述した図1に示す従来の鼓風式ファンの構造については、単一の風進入口9 4と風排出口96だけを有するように形成されることにより、比較的小量な冷却 空気しか駆動することができないため、放熱効果がよくないという問題点があっ た。
【0006】 前述した図2に示す従来の鼓風式ファンの構造については、補助として一部分 の冷却空気を吸入することによって上下の双方向から風を吸入することができる が、冷却空気がそれぞれ蓋板83の風進入口84および底板の風進入口87から 吸入された時、その上下の双方向から吸入された冷却空気が衝突することによっ て乱流を形成するため、そのファンの構造によって増やされた放熱効果が限られ ると共に、回転時の騒音が増えるという問題点があった。
【0007】 本考案は、このような問題点に鑑みて考案されたものであって、その目的とす るところは、ファンによって風の進入量を有効に増加することができ、それによ り、ファンの放熱効果を増やすことができる放熱ファンの構造を提供しようとす るものである。
【0008】
上記目的を達成するために、本考案による放熱ファンの構造は、下記のように なるものである。 すなわち、放熱ファンの構造は、ハブには回転軸が垂設され、回転軸は回転す るように枢着され、ハブの周辺にはハブと連接するための環状板が環設され、環 状板の上下面は羽根の一端を固定するのに用いることができる。
【0009】 また、本考案の放熱ファンの構造は、下記のように構成することもできる。 1.環状板は歯車の形状に形成される。 2.歯車状の環状板の各歯の辺から外部へ延伸した羽根が延設される。 3.各羽根の両側面はその中間部に比較的突出した稜線部が形成されると共に、 羽根の上端部と下端部に比較的薄い翼尾部が形成される。 4.各羽根の稜線部と翼尾部の間は円弧凹面に形成される。
【0010】
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
【0011】
【実施例1】 図3は本考案の第1実施例による放熱ファンの分解斜視図であり、ファンはハ ブ1の回転軸11によって回転するように枢着される(図5参照)。ハブ1の周 辺には環状板12が環設され、環状板12とハブ1の間には隙間のないように密 接される。環状板12の上下面は複数個の羽根13の一端が固定するのに用いら れ、その固定端の羽根13は環状板12の上下面に同時に連接されると共に、複 数個の羽根13の他端はハブ1から外へ向かって輻射状に延伸するように延設さ れる。
【0012】 図4,5は本考案の第1実施例による放熱ファンの平面図とその断面図であり 、ハブ1は回転軸11によって回転することができるようにステータに枢着され る。ハブ1の内部には永久磁石14が環設されると共に、ハブ1の周辺には環状 板12が環設され、環状板12の上下面には羽根13の一端が連接される。
【0013】 図6は本考案の第1実施例の放熱ファンの使用例を示す断面図であり、羽根1 3によってファン基体2の上風進入口21と下風進入口22からそれぞれ冷却空 気を吸入することができる。吸入された冷却空気は環状板12によって隔てられ ることにより、異なる方向から吸入された冷却空気は互いに乱流が生じることな く、さらに冷却空気は羽根13の駆動によってファン基体2の風排出口23から 排出される。このように、本考案のファンは冷却空気の吸入量または排出量を増 やすことができると同時に、よりよい放熱効果を獲得することができると共に、 回転時の騒音を減らすことができる。
【0014】
【実施例2】 図7は本考案の第2実施例による放熱ファンの分解斜視図であり、ファンはハ ブ3の回転軸31によって回転するように枢着される。ハブ3の周辺には一体連 接の環状板12が環設される。環状板32は歯車の形状に形成され、歯車状の環 状板32の各歯の辺から外部へ延伸した羽根33が延設され、羽根33の一端は 環状板12の上下面に連接される。さらに羽根33が比較的よい気体流動効果を 獲得するため、ハブ3が回転する時、羽根33の両側面はその中間部には比較的 大きい突出量を有した稜線部34が形成されると共に、羽根33の上端部と下端 部には比較的薄い翼尾部35が形成される(図9参照)。羽根33の稜線部34 と翼尾部35の間は円弧凹面に形成されることにより、ハブ3が回転する時、羽 根33は比較的よい気体流動効果を獲得することができる。さらに、環状板32 は歯車状に形成されるため、ハブ3が回転する時、羽根33によって駆動された 冷却空気は羽根33に従って快速に排出されることにより、環状板32の上下面 と羽根33の結合部において死角が形成されず、本実施例における双方向送風フ ァンは最良な放熱効果を獲得することができる。
【0015】
本考案によれば、ハブが回転する時、羽根によってハブの上下方から同時に気 体が流動するように駆動することができ、そして気流は環状板によって隔てられ るため、異なる方向から吸入された冷却空気は互いが衝突することによって乱流 を形成することはない。また、冷却空気は羽根の駆動によってファン気体の風排 出口から排出されるため、本考案の双方向送風ファンは冷却空気の吸入量と排出 量を増やすことができると同時に、比較的大きい冷却空気の駆動量を獲得するこ とができ、よりよい放熱効果を獲得することができるという利点がある。
【0016】 本考案によれば、ハブの周辺に環設された環状板は歯車状に形成されるため、 羽根によって駆動された冷却空気は羽根に従って快速に排出され、それにより、 環状板の上下面と羽根の結合部において死角が形成されないため、本考案の双方 向送風ファンは最良な放熱効果を獲得することができるという利点がある。
【0017】 本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実 施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施形態は例示的な ものであり、限定的なものではない。
【図1】 従来の放熱ファンの分解斜視図である。
【図2】 従来の別の放熱ファンの分解斜視図である。
【図3】 本考案の第1実施例による放熱ファンの分解
斜視図である。
斜視図である。
【図4】 本考案の第1実施例による放熱ファンの平面
図である。
図である。
【図5】 図4の5−5線に沿った断面図である。
【図6】 本考案の第1実施例の放熱ファンの使用例ほ
示す断面図である。
示す断面図である。
【図7】 本考案の第2実施例による放熱ファンの分解
斜視図である。
斜視図である。
【図8】 本考案の第2実施例による放熱ファンの平面
図である。
図である。
【図9】 図8の9−9線に沿った断面図である。
1 ハブ 11 回転軸 12 環状板 13 羽根 14 永久磁石 2 ファン
基体 21 上風進入口 22 下風進
入口 23 風排出口 3 ハブ 31 回転軸 32 環状板 33 羽根 34 稜線部 35 翼尾部
基体 21 上風進入口 22 下風進
入口 23 風排出口 3 ハブ 31 回転軸 32 環状板 33 羽根 34 稜線部 35 翼尾部
Claims (5)
- 【請求項1】 ハブ(1)には回転軸(11)が垂設さ
れ、回転軸(11)は回転するように枢着され、ハブ
(1)の周辺にはハブ(1)と連接するための環状板
(12)が環設され、環状板(12)の上下面は羽根
(13)の一端を固定するのに用いることができること
を特徴とする放熱ファンの構造。 - 【請求項2】 上記環状板(32)は歯車の形状に形成
されることを特徴とする請求項1記載の放熱ファンの構
造。 - 【請求項3】 上記歯車状の環状板(32)の各歯の辺
から外部へ延伸した羽根(33)が延設されることを特
徴とする請求項2記載の放熱ファンの構造。 - 【請求項4】 上記各羽根(33)の両側面はその中間
部に比較的突出した稜線部(34)が形成されると共
に、羽根(33)の上端部と下端部には比較的薄い翼尾
部(35)が形成されることを特徴とする請求項1記載
の放熱ファンの構造。 - 【請求項5】 上記各羽根(33)の稜線部(34)と
翼尾部(35)の間は円弧凹面に形成されることを特徴
とする請求項4記載のファンの増圧構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005521U JP3084210U (ja) | 2001-08-22 | 2001-08-22 | 放熱ファンの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005521U JP3084210U (ja) | 2001-08-22 | 2001-08-22 | 放熱ファンの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3084210U true JP3084210U (ja) | 2002-03-08 |
Family
ID=43235692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001005521U Expired - Lifetime JP3084210U (ja) | 2001-08-22 | 2001-08-22 | 放熱ファンの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3084210U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013170576A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-09-02 | Quanta Computer Inc | 遠心送風機 |
TWI487842B (zh) * | 2012-04-18 | 2015-06-11 | Adda Corp | 散熱風扇 |
-
2001
- 2001-08-22 JP JP2001005521U patent/JP3084210U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013170576A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-09-02 | Quanta Computer Inc | 遠心送風機 |
US9222482B2 (en) | 2012-02-20 | 2015-12-29 | Quanta Computer Inc. | Centrifugal fan |
TWI487842B (zh) * | 2012-04-18 | 2015-06-11 | Adda Corp | 散熱風扇 |
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