JP2001173438A - 触媒ケース - Google Patents

触媒ケース

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JP2001173438A
JP2001173438A JP36003499A JP36003499A JP2001173438A JP 2001173438 A JP2001173438 A JP 2001173438A JP 36003499 A JP36003499 A JP 36003499A JP 36003499 A JP36003499 A JP 36003499A JP 2001173438 A JP2001173438 A JP 2001173438A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく、組立作業が容易な触媒ケ
ースの提供を目的とする。 【構成】 保持材6に包まれた触媒5が内装される触媒
ケース2において、保持材6の下流端には、はみ出し部
6aが形成され、触媒ケース2の下流側には、触媒5が
下流側へ移動した時に、はみ出し部6aを介し触媒5の
下流端が当接保持されるロート状部4が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、触媒ケースに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、図8に示すように、
排気マニホールド1の下流側に固設された触媒ケース2
内には、保持材6で周囲を包まれた状態で触媒5が内装
されている。即ち、触媒5はセラミック製ハニカム形状
に形成されており、強度が低く、エンジン等の振動と
か、触媒ケース2との熱膨脹差などで破損する虞れがあ
るため、金属製のワイヤーメッシュあるいはガラス繊維
など復元力のある材料で形成された前記保持材6で包ん
だ状態で触媒ケース2内に内装されるのであり、触媒5
を固定保持させるために、触媒5の下流端には触媒ズレ
止め用のキャップ52が設けられ、また、触媒ケース2
の外側より触媒5内に固定ボルト51が挿入されたもの
となっており、従来では、触媒5及び保持材6とキャッ
プ52を触媒ケース2内にしっかりと固定すべく、触媒
5の挿入代を管理して組み立てられている。しかし、こ
の挿入時の管理幅は、触媒5の強度が低いために、挿入
代が大きいと、触媒5が破損しやすく、また、挿入代が
小さいと、触媒5がしっかりと固定されずに、エンジン
の運転中にキャップ52が動いたりして触媒5を破損さ
せてしまうため、精度良く挿着する必要があり、組立作
業が困難を伴うという問題点があり、また、部品点数が
多くなり、高価なものとなるという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、部品点数が少なく、組
立作業も容易となる触媒ケースを提供せんことを目的と
し、その第1の要旨は、保持材に包まれた触媒が内装さ
れる触媒ケースにおいて、前記保持材は触媒の下流端よ
り下流側へはみ出したはみ出し部を有し、前記触媒ケー
スの下流側には、触媒が下流側へ移動した時に前記はみ
出し部を介し触媒の下流端が当接保持される下流側に向
かって縮径したロート状部が形成されていることであ
る。また、第2の要旨は、前記ロート状部は、触媒ケー
スの出口下流側に連続形成されていることである。ま
た、第3の要旨は、前記ロート状部は、触媒ケースの出
口下流側に固設されるアウトレットから、触媒ケース出
口の拡径部内に突出される突出部に形成されていること
である。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、触媒を内装した触媒ケースの断面構成図
であり、また図2は、要部拡大断面構成図である。
【0005】排気マニホールド1の下流側にボルト−フ
ランジ締結あるいは摩擦圧接などで固設された円筒状の
触媒ケース2内には、外周を保持材6で包まれた状態で
触媒5が内装されており、保持材6の下流端は、触媒5
の下流端よりもさらに下流側へはみ出した、はみ出し部
6aを形成した状態で内装されている。また、円筒状の
触媒ケース2の下流側には、アウトレット3側へ連続し
て、下流側に向かって縮径したロート状部4が連続的に
一体形成されており、このロート状部4の触媒ケース2
の内壁に対する角度αは3°以上に設定されている。
【0006】このような状態で触媒ケース2内に挿入さ
れた触媒5は、エンジンの運転による振動とか、高速の
排気ガスの圧力で、徐々に触媒ケース2内で下流側へ移
動し、やがては、触媒5の下流端外周が、図3に示すよ
うに、保持材のはみ出し部6aを介在させた状態でロー
ト状部4に当接し、これにより、良好に触媒5がロート
状部4に保持されることとなる。従って、触媒ケース2
内に触媒5を挿入する組み立て時には、厳密な挿入代の
管理を行うことなく、容易に触媒5の挿入作業を行うこ
とができるものとなり、従来のようなズレ止め用のキャ
ップ52とか、固定ボルト51が不要となり、部品点数
が減少して安価に製作することができるものとなる。な
お、ロート状部4の角度αが3°未満であると、保持材
6の下流端側のはみ出し部6aの回り込みが悪くなり、
触媒5が下流側へ移動し続けて、良好にロート状部4に
保持されない場合が生ずるので、ロート状部4は3°以
上の傾斜状に形成しておく必要がある。
【0007】次に、図4は第2実施例の断面構成図であ
り、図5は、要部拡大断面構成図である。触媒ケース2
の上部に締結部を設けることが、車両搭載上の形状制約
とか、排気マニホールド1と触媒ケース2を一体で形成
することが困難な場合、分割部を触媒ケース2の下側に
設けることになるが、図4の第2実施例では、触媒ケー
ス2の下流側に、別体で形成したアウトレット3が固設
される構造であり、触媒ケース2の下流端は外側へ拡径
した拡径部2aを形成しており、この拡径部2aの端部
が、アウトレット3に形成されたフランジ部3aに対し
摩擦圧接により接合されるものであり、拡径部2aの内
周側にはアウトレット3から上流側へ一体状に突出した
突出部7が配置されており、この突出部7により、摩擦
圧接時の溶バリの内側への侵入を防ぐことができるもの
で、この突出部7の内周側にテーパー状にロート状部7
aが形成されたものとなっており、エンジンの運転中等
において触媒5が下流側へ移動した時に、このロート状
部7aにより保持材6のはみ出し部6aが触媒5の下流
端の内側へ回り込んで、はみ出し部6aを介在させた状
態で触媒5の下流端外周がロート状部7aに当接し、良
好に保持されるものであり、その状態を図6に示す。
【0008】なお、図5に示すように、突出部7の外径
D1は、触媒ケース2の内径D0よりも大きく形成され
たものとなっており、保持材6のはみ出し部6aが突出
部7の外周側へ入り込むことのないように設定されてい
る。即ち、ロート状部7aは保持材6を外周に巻いた状
態の触媒5の外径寸法よりも大径に形成されており、こ
のロート状部7aに良好にはみ出し部6aを介在して触
媒5の下流端外周が保持されるように構成されている。
【0009】なお、図7に要部拡大断面図で示すもの
は、前記アウトレット3のフランジ部3aに対し、触媒
ケース2の拡径部2aの外側に突出状にフランジ部2b
を一体形成させて、フランジ部3aとフランジ部2aを
整合させてボルト8により締め付け、触媒ケース2に対
しアウトレット3を固設した構造であり、このようなボ
ルト8による締結構造においても、同様にアウトレット
3に一体状に突出部7を形成させ、この突出部7の内側
に傾斜状のロート状部7aを形成させておき、触媒5を
良好に保持させることができるものとなる。
【0010】
【発明の効果】本発明は、保持材に包まれた触媒が内装
される触媒ケースにおいて、前記保持材は触媒の下流端
より下流側へはみ出したはみ出し部を有し、前記触媒ケ
ースの下流側には、触媒が下流側へ移動した時に前記は
み出し部を介し触媒の下流端が当接保持される下流側に
向かって縮径したロート状部が形成されていることによ
り、ロート状部で良好に触媒を保持することができ、従
来よりも部品点数を減少させて安価に製作することがで
き、また、触媒の挿入作業を容易に行うことができるも
のとなる。
【0011】また、前記ロート状部は、触媒ケースの出
口下流側に連続形成されていることにより、ロート状部
を触媒ケースと一体で安価に形成させることができるも
のとなる。
【0012】また、前記ロート状部は、触媒ケースの出
口下流側に固設されるアウトレットから、触媒ケース出
口の拡径部内に突出される突出部に形成されていること
により、触媒の下流側で触媒が傷付くことなくアウトレ
ットを固設させることができ、アウトレットの突出部に
形成したロート状部で良好に触媒を受け止めて保持する
ことができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の触媒ケースの断面構成図である。
【図2】図1の要部拡大断面構成図である。
【図3】触媒が保持された状態の図2に対応する要部断
面拡大図である。
【図4】第2実施例の触媒ケースの断面構成図である。
【図5】図4の要部拡大断面構成図である。
【図6】触媒が保持された状態の図5に対応した要部断
面構成図である。
【図7】ボルトによりアウトレットが固設された形式の
触媒ケースの要部断面構成図である。
【図8】従来の触媒ケースの断面構成図である。
【符号の説明】
1 排気マニホールド 2 触媒ケース 2a 拡径部 2b フランジ部 3 アウトレット 3a フランジ部 4 ロート状部 5 触媒 6 保持材 6a はみ出し部 7 突出部 7a ロート状部 8 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持材に包まれた触媒が内装される触媒
    ケースにおいて、前記保持材は触媒の下流端より下流側
    へはみ出したはみ出し部を有し、前記触媒ケースの下流
    側には、触媒が下流側へ移動した時に前記はみ出し部を
    介し触媒の下流端が当接保持される下流側に向かって縮
    径したロート状部が形成されていることを特徴とする触
    媒ケース。
  2. 【請求項2】 前記ロート状部は、触媒ケースの出口下
    流側に連続形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の触媒ケース。
  3. 【請求項3】 前記ロート状部は、触媒ケースの出口下
    流側に固設されるアウトレットから、触媒ケース出口の
    拡径部内に突出される突出部に形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の触媒ケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011017314A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Yanmar Co Ltd 多気筒エンジンの排気装置

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