JP2001172907A - 転圧機械用散水マットブラシ装置 - Google Patents

転圧機械用散水マットブラシ装置

Info

Publication number
JP2001172907A
JP2001172907A JP36433299A JP36433299A JP2001172907A JP 2001172907 A JP2001172907 A JP 2001172907A JP 36433299 A JP36433299 A JP 36433299A JP 36433299 A JP36433299 A JP 36433299A JP 2001172907 A JP2001172907 A JP 2001172907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
mat
mat brush
wheel surface
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36433299A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Suda
由雄 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kenki Dynapac KK
Original Assignee
Hitachi Kenki Dynapac KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kenki Dynapac KK filed Critical Hitachi Kenki Dynapac KK
Priority to JP36433299A priority Critical patent/JP2001172907A/ja
Publication of JP2001172907A publication Critical patent/JP2001172907A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ココヤシ繊維を編んで作ったマットブラシは
編目部分が損傷し易く、またブラシ部分を針金等でマッ
トブラシ支持枠に固定する方法はマットブラシの交換に
多大な労力と時間が必要である。 【解決手段】 マットブラシを板状の樹脂製母体にココ
ヤシの繊維を密集針状に植毛した構造とし、リンク機構
によりマットブラシを車輪表面に当接する使用位置と車
輪表面から離れた待機位置との間で移動可能に支持し、
リンク機構の一端に設けたマットブラシ支持ブラケット
と、該ブラケットに対向するプレートとでマットブラシ
を挟み、蝶ナットで締め付けることにより、マットブラ
シの交換を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は散水ポンプを備えた
タイヤローラー、マカダムローラー等の転圧機械におい
て、舗装転圧作業の際にポンプ、ノズル等を介して噴霧
される水及び溶剤をマットブラシに含み、これを転圧機
械のタイヤ、ドラム等の車輪表面に塗布し、舗装合材等
の車輪表面への付着を防止するための散水マットブラシ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4において、11は転圧機械のフレー
ム本体、12はタイヤ、ドラム等の車輪、13はマット
ブラシ、14はマットブラシ13を針金15により縫い
付けたマットブラシ支持枠、16は一端をフレーム本体
11に枢支され他端にマットブラシ支持枠14を固着し
たレバー、17はレバー16の高さを調節する吊り金具
である。
【0003】マットブラシ13は、図5の断面図に示す
ように、ココヤシの繊維を編んだ物であり、図示せざる
ノズルから噴霧される水及び溶剤を車輪12の表面に塗
布すると共に車輪表面の土砂等を除去する。図6、図7
はマットブラシ13をマットブラシ支持枠14に装着す
るための、図4と異なる構造を示す図面であり、枠に嵌
合する溝13aを備えた母体を介してマットブラシ支持
枠14に装着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般にマットブラシ
は、舗装転圧作業の際回転するタイヤ又はドラムに密着
しているため、マットブラシの摩耗が著しい。更に、従
来のマットブラシは、タワシ状に編んだものであるた
め、編目の部分が損傷し短時間で使用不可能となり、ま
た損傷し路面に落下した繊維が舗装面に付着し舗装面の
仕上りに支障をきたす。更にマットブラシの交換作業に
おいても、支持枠にマットブラシを針金又はそれに替わ
るもので数個所留めるため、作業工数が多く、またマッ
トブラシの操作においてもそれぞれのマットブラシを手
で引き上げるため、作業性が損なわれる等の問題点があ
る。本発明は、マットブラシのブラシ部分が損傷し難
く、且つマットブラシの交換を迅速に行うことができ
る、作業性の良好な転圧機械用散水マットブラシ装置を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】マットブラシを板状の樹
脂製母体と該母体にココヤシの繊維を密集針状に植毛し
たブラシ部分とにより形成し、該マットブラシを車輪表
面に当接した使用位置と車輪表面から離れた待機位置と
の間で移動可能に支持するレバー機構を設け、該レバー
機構に設けた車輪表面と平行するマットブラシ支持ブラ
ケットと、該マットブラシ支持ブラケットに対向するプ
レートと、該プレートを該マットブラシ支持ブラケット
に締め付ける蝶ナットとにより、前記マットブラシの上
端をレバー機構に着脱可能に固定する
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図3において、1は転圧
機械のフレーム本体、2は転圧機械の車輪、2aは車輪
2の円筒状表面、3は板状の樹脂製母体3aと樹脂製母
体3aにココヤシの繊維を密集針状に植毛したブラシ部
分3bとからなるマットブラシ、4はフレーム本体1に
枢支されたレバー5の一端に設けられたマットブラシ支
持ブラケット、6はマットブラシ支持ブラケット4に対
向して配置されたプレート、7はマットブラシ支持ブラ
ケット4のボルトを介してプレート6をマットブラシ支
持ブラケット4に対して締め付ける蝶ナット、8はフレ
ーム本体1に枢支された操作レバーであり、ロッド9を
介してレバー5のマットブラシ支持ブラケット4と反対
側の一端に連結される。
【0007】このような装置において、マットブラシ支
持ブラケット4はレバー5の一端に車輪表面2aに平行
するように固定されており、マットブラシ支持ブラケッ
ト4とプレート6の間にマットブラシ3の上端を挟み、
蝶ナット7を締め付けることにより、マットブラシ3が
レバー5の一端に固定される。図2において、操作レバ
ー8を右回りに動かすと、マットブラシ3が車輪表面2
aに当接し(実線で示した使用位置)、操作レバー8を
左回りに動かすと、マットブラシ3が車輪表面2aから
離れ待機位置(点線で示した位置)に保持される。
【0008】マットブラシ3は図3に示すように、板状
の樹脂製母体にココヤシの繊維を密集した針状に植毛し
たものなので、従来技術と異なり、編目の部分が摩耗し
損傷する恐れがない。マットブラシ3を交換する際に
は、マットブラシ3が車輪表面2aから離れた待機位置
において、蝶ナット7を弛めて使用済みマットブラシ3
を引き抜き、新しいマットブラシ3の上端をマットブラ
シ支持ブラケット4とプレート6の間に挿入して蝶ナッ
ト7を締め付ければよい。なお、図示した実施例では、
レバー5、操作レバー8、ロッド9がマットブラシ3を
その使用位置と待機位置の間で移動可能に支持するレバ
ー機構を構成しているが、レバー機構の具体的な構成は
前輪用と後輪用又は機種により変化する。
【0009】
【発明の効果】本発明によるマットブラシは、ブラシ部
分が密集針状のココヤシ繊維からなり、編目の部分がな
いので、編目部分の摩耗、損傷を生ずることがない。ま
た、レバー機構によりマットブラシをその使用位置と待
機位置の間で移動可能に支持し、待機位置でマットブラ
シの交換を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による転圧機械用散水マットブラシ装置
の実施例の斜視図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1、図2に示したマットブラシの断面図。
【図4】従来の転圧機械用散水マットブラシ装置の斜視
図。
【図5】従来のマットブラシの断面図。
【図6】従来のマットブラシの図4と異なる取付け構造
を示す側面図。
【図7】従来のマットブラシの図6の側面図。
【符号の説明】
1 フレーム本体 2 車輪 2a 車輪表面 3 マットブラシ 3a 樹脂製母体 3b ブラシ部分 4 マットブラシ支持ブラケット 5 レバー 6 プレート 7 蝶ナット 8 操作レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転圧機械の車輪表面に水及び溶剤を塗布
    するマットブラシと、マットブラシを車輪表面に当接し
    た使用位置と車輪表面から離れた待機位置との間で移動
    可能に支持するレバー機構と、レバー機構にマットブラ
    シを着脱可能に固定する手段とを備えた転圧機械用散水
    マットブラシ装置において、 マットブラシ(3)を板状の樹脂製母体(3a)と該母
    体(3a)にココヤシの繊維を密集針状に植毛したブラ
    シ部分(3b)とにより形成し、 レバー機構(5、8、9)に設けた車輪表面(2a)と
    平行するマットブラシ支持ブラケット(4)と、マット
    ブラシ支持ブラケット(4)に対向するプレート(6)
    と、プレート(6)をマットブラシ支持ブラケット
    (4)に締め付ける蝶ナット(7)とにより、マットブ
    ラシ(3)の上端をレバー機構(5、8、9)に着脱可
    能に固定することを特徴とする転圧機械用散水マットブ
    ラシ装置。
JP36433299A 1999-12-22 1999-12-22 転圧機械用散水マットブラシ装置 Pending JP2001172907A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36433299A JP2001172907A (ja) 1999-12-22 1999-12-22 転圧機械用散水マットブラシ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36433299A JP2001172907A (ja) 1999-12-22 1999-12-22 転圧機械用散水マットブラシ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001172907A true JP2001172907A (ja) 2001-06-26

Family

ID=18481563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36433299A Pending JP2001172907A (ja) 1999-12-22 1999-12-22 転圧機械用散水マットブラシ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001172907A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012154148A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Hitachi Constr Mach Co Ltd 転圧機械
CN106638235A (zh) * 2016-11-30 2017-05-10 青岛科泰重工机械有限公司 一种用于压路机钢轮的涂水刮泥机构
CN109440602A (zh) * 2018-11-18 2019-03-08 罗峰 一种能够降低滚筒锈蚀程度的压路机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012154148A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Hitachi Constr Mach Co Ltd 転圧機械
CN106638235A (zh) * 2016-11-30 2017-05-10 青岛科泰重工机械有限公司 一种用于压路机钢轮的涂水刮泥机构
CN109440602A (zh) * 2018-11-18 2019-03-08 罗峰 一种能够降低滚筒锈蚀程度的压路机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5222828A (en) Device for cleaning and lubricating the exterior surface of asphalt compacting drums
JP3903348B2 (ja) ゴルフ場のグリーンの整備装置
US5518544A (en) Applicator for applying a surface treatment
JPH08209649A (ja) ガードレール清掃機
JP2001172907A (ja) 転圧機械用散水マットブラシ装置
WO2004094717A1 (en) Mechanical carpet cleaner
JPH08322777A (ja) カーペットの洗浄装置
JP4134292B2 (ja) 連続鉢苗移植装置
CN212975607U (zh) 无纺布双工位全自动喷胶装置
JP7168935B2 (ja) 茶園における液剤散布方法 並びに液剤散布装置
JP2002253009A (ja) 薬剤散布機
CN220124079U (zh) 一种画线机组件
CN213836167U (zh) 一种粘层油喷洒装置
CN218026769U (zh) 一种前后进出双网刷花机
CN218191318U (zh) 一种用于汽车配件制造模具的清洗装置
CN110171747B (zh) 一种纱线快速上蜡装置
KR101524082B1 (ko) 밭이랑 비닐 피복기
JP5497674B2 (ja) 転圧機械
JPH0455074Y2 (ja)
JP2534562B2 (ja) レイタンス処理装置
JPH064957Y2 (ja) 浸透式貯液槽の内周多孔板の洗浄装置
JP2010075163A (ja) 畦塗り機
JPS5831507Y2 (ja) 薬剤「さん」布車
JP2534561B2 (ja) レイタンス処理装置
JPH0748963B2 (ja) 乗用芝張り作業機

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050930