JP2012154148A - 転圧機械 - Google Patents
転圧機械 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012154148A JP2012154148A JP2011016519A JP2011016519A JP2012154148A JP 2012154148 A JP2012154148 A JP 2012154148A JP 2011016519 A JP2011016519 A JP 2011016519A JP 2011016519 A JP2011016519 A JP 2011016519A JP 2012154148 A JP2012154148 A JP 2012154148A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mat brush
- mat
- brush
- bracket
- holding portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
Abstract
【解決手段】車体の前後に配置され、車輪を兼用する転圧ローラと、該転圧ローラに摺接する摺接面を有するマットブラシ54と、前記車体に揺動部材24を介して取り付けられ、前記マットブラシ54を保持するブラケット20とを備えた転圧機械において、前記マットブラシ54は、前記摺接面を複数有し、前記ブラケット20は、前記転圧ローラの軸心と平行に延び、周面を前記マットブラシ54で覆われる柱形状の保持部40を有し、該保持部40を前記揺動部材に対して締結する締結部材50、52を有し、前記保持部40は、前記締結部材による締結が緩められた状態で、長手方向の軸を中心に前記マットブラシ54とともに回動可能である。
【選択図】図4
Description
また、この付着物除去装置は、スクレーパの一端側が摩耗した場合、スクレーパを上下反転させ、再度揺動支持体に取り付けることで、スクレーパの他端側を使用することができる。
また、請求項3の発明では、前記ブラケットは、正面視で車幅内に、且つ、前記転圧ローラよりも横方向にはみ出た結束領域を有し、前記結束バンドは、前記結束領域のみに配されていることを特徴としている。
また、請求項5の発明では、前記マットブラシは、植物繊維で形成されていることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、ブラケットは、正面視で車幅内に、且つ、転圧ローラよりも横方向にはみ出た結束領域を有し、結束バンドは、結束領域のみに配されている。このため、転圧作業中にマットブラシの摺接面が摩耗しても結束バンドが擦り切れることはない。これにより、マットブラシが保持部から外れて舗装面上に脱落することを確実に防止でき、マットブラシの摺接面を有効に利用することができる。したがって、マットブラシの交換サイクルを長期化することができ、メンテナンス作業の効率を向上させることができる。
請求項5の発明によれば、マットブラシは植物繊維で形成されている。したがって、取り扱い性がよく、特に保持部への装着や、転圧ローラの付着物の除去において好適に利用できる。
図1を参照すると、本発明に係る転圧機械(転圧ローラ車両)1は、車体2を備えている。この車体2はその前後に車輪を兼用するフロント転圧ローラ4f及びリア転圧ローラ4rをそれぞれ有している。具体的には、フロント転圧ローラ4fは3つ、リア転圧ローラ4rは4つ配置され、これらフロント及びリア転圧ローラ4f、4rは車体2の幅方向に並んでいる。
また、車体2の上部中央には運転席6が配置されている。この運転席6に対しては車体2の側部に配設されたステップ8を利用して昇降することができる。
上述した支持部材19に固定部材22が取り付けられている。この固定部材22は車幅方向に互いに離間して配置された一対の板材からなる。これら板材は支持部材19の中央部分に対し、取付板22a及びボルト22bを介して支持部材19と平行に取り付けられている。このため、固定部材22は隣り合うフロント転圧ローラ4f間を上下方向に延びている。
一方、揺動部材24の先端部にはブラケット20が取り付けられている。このブラケット20は、マットブラシ54を保持するための保持部40を有している。保持部40は、軸50を介して揺動部材24の先端部に取り付けられている。
サイドカバー42が取り付けられた端部に対し、保持部40の反対側の端部は、略三角形状の板材からなる支持片44で覆われている。支持片44は保持部40の内壁に対応した形状を有する。したがって、支持片44は保持部40内では軸50を中心に回動不能である。支持片44の中央領域には軸50が螺合されている。軸50は、取付座36からサイドカバー42を通り、保持部40内を通って支持片44を貫通する。これにより、保持部40とサイドカバー42からなるブラケット20は揺動部材24に固定される。
また、この保持部40にはフロント転圧ローラ4fの周面と摺接可能なマットブラシ54が装着可能である。例えば、マットブラシ54は食物繊維により植毛され、一端が開口した袋状に形成されている。マットブラシ54はこの開口から保持部40を受け入れることで保持部40に装着される。この場合、マットブラシ54もまた略三角柱形状を有する。即ち、マットブラシ54は取付プレート46の表面に対応する3つの摺接面を有している。なお、マットブラシ54はサイドカバー42によって、揺動部材24側への移動を制限されている。
詳しくは、取付具64は支持部材19の先端部にボルト64bを介して取り付けられた取付板64aと、この取付板64aに対してパイプ62を押さえ付ける押さえ片64cとからなる。これら押さえ片64cはボルト64bにより取付板64aに固定されている。パイプ62のそれぞれにはフロント転圧ローラ4fの周面に向けて噴出ノズル66が配置されており、これら噴出ノズル66はフロント転圧ローラ4fの周面に水又は溶剤を噴出する。なお、この散水装置60の噴出ノズルはリア側のマットブラシ54の近傍にも同様にして設けられていることは言うまでもない。
このような転圧作業において、マットブラシ54の1つの摺接面が摩耗し、その厚さが減少した場合、作業者はナット52を緩め、保持部40をマットブラシ54とともに回動させることで、マットブラシ54の他の摺接面、即ち、新しい摺接面をフロント転圧ローラ4fの周面に対向させることができる。その後、ナット52を締め付けることで、前述の作業位置に戻すことができる。
例えば、保持部40の対向面、即ち、取付プレート46は3枚に限らず、任意の数を設定可能である。この場合、サイドカバー42は取付プレート46の数に対応した多角形であり、各取付プレート46と対応する外周部に結合孔48を有していることが望ましい。この結果、マットブラシ54をその摺接面毎にサイドカバー42、即ち、保持部40に確実に固定することができる。また、保持部40の形状にかかわらず、マットブラシ54の外形を多面とし、保持部40に取り付け可能としてもよい。
また、結合孔48は保持部40のサイドカバー42だけでなく、例えば、取付プレート46又は支持片44に設けられていてもよい。この場合、マットブラシ54を複数の箇所で固定することができ、マットブラシ54は固定芯40に確実に固定される。
更に、マットブラシ54は袋状に限らず板状であってもよい。この場合、マットブラシ54を保持部40の対向面、即ち、取付プレート46と同数準備し、各取付プレート46に取り付けるようにしてもよい。
2 車体
2a 下面
4 転圧ローラ(車輪)
5 軸
6 運転席
8 ステップ
10 タンク装置
12 エンジンルーム
13 ヨーク装置
14 フロントヨーク
15 ロアフレーム
16 フロントビーム
17 サイドビーム
18 リアビーム
19 支持部材
20 ブラケット
22 固定部材
22a 取付板
22b ボルト
24 揺動部材
26 連結ピン
30 支持ステー
32 引っ張りコイルばね
34 ピン
36 取付座
38 取手
40 保持部
42 サイドカバー
44 支持片
46 取付プレート(対向面)
48 結合孔
50 軸
52 ナット
54 マットブラシ
56 結束バンド
60 散水装置
62 パイプ
64 取付具
64a 取付板
64b ボルト
64c 押さえ片
66 噴出ノズル
Claims (5)
- 車体の前後に配置され、車輪を兼用する転圧ローラと、
該転圧ローラに摺接する摺接面を有するマットブラシと、
前記車体に揺動部材を介して取り付けられ、前記マットブラシを保持するブラケットとを備えた転圧機械において、
前記マットブラシは、前記摺接面を複数有し、
前記ブラケットは、前記転圧ローラの軸心と平行に延び、周面を前記マットブラシで覆われる柱形状の保持部を有し、
該保持部を前記揺動部材に対して締結する締結部材を有し、
前記保持部は、前記締結部材による締結が緩められた状態で、長手方向の軸を中心に前記マットブラシとともに回動可能であることを特徴とする転圧機械。 - 前記マットブラシは、前記ブラケットを覆った状態で前記ブラケットに対して結束バンドを介して固定されていることを特徴とする請求項1に記載の転圧機械。
- 前記ブラケットは、正面視で車幅内に、且つ、前記転圧ローラよりも横方向にはみ出た結束領域を有し、前記結束バンドは、前記結束領域のみに配されていることを特徴とする請求項2に記載の転圧機械。
- 前記マットブラシは、少なくとも一端が開口した袋形状をなし、前記保持部を覆うべく該開口にて前記保持部を受け入れ可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の転圧機械。
- 前記マットブラシは、植物繊維で形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の転圧機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011016519A JP5497674B2 (ja) | 2011-01-28 | 2011-01-28 | 転圧機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011016519A JP5497674B2 (ja) | 2011-01-28 | 2011-01-28 | 転圧機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012154148A true JP2012154148A (ja) | 2012-08-16 |
JP5497674B2 JP5497674B2 (ja) | 2014-05-21 |
Family
ID=46836159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011016519A Active JP5497674B2 (ja) | 2011-01-28 | 2011-01-28 | 転圧機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5497674B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106638235A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-05-10 | 青岛科泰重工机械有限公司 | 一种用于压路机钢轮的涂水刮泥机构 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5197204A (ja) * | 1975-01-17 | 1976-08-26 | ||
JPH0198204U (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-30 | ||
JPH079951A (ja) * | 1993-06-22 | 1995-01-13 | Sakai Jukogyo Kk | タイヤ用摺接装置の摺接体取付構造 |
JPH08165610A (ja) * | 1994-12-15 | 1996-06-25 | Howa Mach Ltd | 転圧ローラの付着物除去装置 |
JP2001107313A (ja) * | 1999-10-05 | 2001-04-17 | Sakai Heavy Ind Ltd | 転圧車両 |
JP2001172907A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-06-26 | Hitachi Kenki Dynapac Kk | 転圧機械用散水マットブラシ装置 |
-
2011
- 2011-01-28 JP JP2011016519A patent/JP5497674B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5197204A (ja) * | 1975-01-17 | 1976-08-26 | ||
JPH0198204U (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-30 | ||
JPH079951A (ja) * | 1993-06-22 | 1995-01-13 | Sakai Jukogyo Kk | タイヤ用摺接装置の摺接体取付構造 |
JPH08165610A (ja) * | 1994-12-15 | 1996-06-25 | Howa Mach Ltd | 転圧ローラの付着物除去装置 |
JP2001107313A (ja) * | 1999-10-05 | 2001-04-17 | Sakai Heavy Ind Ltd | 転圧車両 |
JP2001172907A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-06-26 | Hitachi Kenki Dynapac Kk | 転圧機械用散水マットブラシ装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106638235A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-05-10 | 青岛科泰重工机械有限公司 | 一种用于压路机钢轮的涂水刮泥机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5497674B2 (ja) | 2014-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5693059B2 (ja) | 吸着ノズル用クリーニング装置 | |
US4040762A (en) | Device at road roller | |
JPH0468148B2 (ja) | ||
JP4968454B2 (ja) | 路上清掃機 | |
JP5497674B2 (ja) | 転圧機械 | |
JP5296017B2 (ja) | 転圧機械 | |
WO2004017805A1 (de) | Verfahren zum reinigen von bodenflächen und bodenreinigungsgerät | |
JP2007022080A (ja) | 印刷機ローラクリーニング装置 | |
JP5178035B2 (ja) | 肥料散布機のホッパの支持構造 | |
JPH08165610A (ja) | 転圧ローラの付着物除去装置 | |
CN116689357A (zh) | 海缆检修附着物清洁器 | |
JP4885994B2 (ja) | 濾布洗浄装置、フィルタープレス装置、および濾布洗浄方法 | |
KR20090099935A (ko) | 베어링 세척장치 및 세척방법 | |
JP6117095B2 (ja) | ラインマーカー車用清掃機及びラインマーカー車 | |
KR19980046193U (ko) | 필터프레스여과판의 여과포 세척장치 | |
KR100619452B1 (ko) | 살수차용 후방 브러쉬 | |
JP4758819B2 (ja) | コンバインの洗浄装置 | |
JP3153555U (ja) | パルセータ取外し用工具セット、及び取外し用工具 | |
JP5300682B2 (ja) | ハンドガイドローラの散水装置 | |
CN110151070A (zh) | 一种洗地机用清洁装置及洗地机 | |
CN212557896U (zh) | 一种砂浆溜管 | |
CN110013990A (zh) | 自动扶梯用清洁机 | |
US519100A (en) | Scrubbing-machine | |
CN108189944B (zh) | 一种自行车 | |
CN215142651U (zh) | 喷雾滚筒式小叶苦丁茶叶清洗机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140212 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140306 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5497674 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |