JP2001172686A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JP2001172686A
JP2001172686A JP35514399A JP35514399A JP2001172686A JP 2001172686 A JP2001172686 A JP 2001172686A JP 35514399 A JP35514399 A JP 35514399A JP 35514399 A JP35514399 A JP 35514399A JP 2001172686 A JP2001172686 A JP 2001172686A
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acid
group
alkyl
ammonium
carbon atoms
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JP35514399A
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Mitsuyoshi Kawasaki
三美 川崎
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)一般式(I)R1NH(CH2m
COOM1もしくは下記式(II)で表されるアルキル
アミノ酸型界面活性剤又はこれらの混合物 【化1】 (R1,R2はC6 22のアルキル基、アルケニル基又は
ヒドロキシアルキル基、mは1〜4、p,qは1〜4、
1,M2,M3は水素原子、アルカリ金属類等) (B)一般式(III)R3COOM4(R3はC5 21
アルキル基又はアルケニル基、M4はアルカリ金属、ア
ンモニウム、アルカノールアミン又は塩基性アミノ酸)
で表される高級脂肪酸塩、 (C)無機塩類 を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。 【課題】 本発明の洗浄剤組成物は、皮膚及び毛髪に低
刺激であり起泡性に優れ、かつすすぎ時のさっぱり感が
良好で、かつ使用後のつっぱり感がなく、しかも長い期
間が経過しても外観色の変化や匂いの変化が少ないもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄剤組成物に関
し、特に皮膚及び毛髪に低刺激で起泡力に優れ、すすぎ
が早く、さっぱりした感触を与えながら使用後のつっぱ
りがなく、しかも長い期間が経過しても外観色の変化や
匂いの変化が少ない洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
洗浄剤組成物には泡立ちがよくさっぱりした使用感を与
える脂肪酸塩が洗浄基材としてよく使用されており、中
でも炭素数10〜18の飽和型アルキル基のものが主体
に用いられている。しかし、使用後のつっぱり感を与え
たり、皮膚刺激に敏感な人にはマイルド性が十分とは言
いきれない。このため、下記の提案がなされているが、
なお十分満足し得るものではない。
【0003】特開平9−124458号公報では、脂肪
酸石鹸に非脂肪酸系界面活性剤とシリコーンを併用し、
洗浄力と使用後の滑らかさの改良を開示しているが、マ
イルド性及びつっぱり感のなさは満足いくレベルではな
い。
【0004】特開平8−3030号公報では、脂肪酸塩
にアシル化されたNを有するアミノ酸系界面活性剤及び
水不溶性固体粉末を併用し、すすぎ性、起泡力の改良を
開示しているが、マイルド性と使用後のつっぱり感のな
さは満足いくレベルではない。
【0005】特開平3−179098号公報では、脂肪
酸石鹸に硬化ヒマシ油誘導体とポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレンブロック共重合体を併用し、起泡性、
洗浄力、すすぎ性、使用後のつっぱり感のなさの改良を
開示しているが、マイルド性及びつっぱり感のなさは満
足いくレベルではない。
【0006】特開平7−18294号公報では、脂肪酸
塩にベタイン型両性界面活性剤と無機塩であるハロゲン
化アルカリ金属塩を併用し、すすぎ性、起泡力及び低温
安定性を改良しているが、脂肪酸塩の配合量は非常に少
なく、起泡力及びすすぎ時のさっぱりした感触は満足す
るレベルではない。
【0007】特開平8−143899号公報では、低温
における水性液体洗浄剤の粘度上昇を抑制する目的でア
ミノ酸型界面活性剤に塩を併用することを開示している
が、起泡力の向上に関しては述べられていない。
【0008】一方で、特開平6−116596号公報で
は、アルキルアミノ酸型両性界面活性剤を用いた洗浄剤
組成物が開示されている。しかし、アルキルアミノ酸型
両性界面活性剤は低刺激であるが、起泡性及びすすぎ性
能は満足いくレベルではない。
【0009】また、特開平8−183993号公報で
は、長鎖アシルタウリン塩型陰イオン性界面活性剤とア
ルキルアミノ酸型両性界面活性剤との併用で起泡性、低
刺激性、安定性を訴求しているが、すすぎ性能は満足い
くレベルではない。
【0010】特開平8−183994号公報では、PO
Eアルキル硫酸塩型陰イオン性界面活性剤とアルキルア
ミノ酸型両性界面活性剤との併用で起泡性、低刺激性、
安定性を訴求しているが、すすぎ性能は満足いくレベル
ではない。
【0011】従って、本発明は、皮膚及び毛髪に低刺激
であり、起泡性に優れ、かつすすぎ時のさっぱり感が良
好で、かつ使用後のつっぱり感がなく、しかも長い期間
が経過しても外観色の変化や匂いの変化が少ない洗浄剤
組成物を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、本発明に到達したものである。即ち、洗浄剤組成物
には泡立ちがよくさっぱりした使用感を与える下記一般
式(III)の高級脂肪酸塩が洗浄基材としてよく使用
されており、中でも炭素数10〜18の飽和型アルキル
基のものが主体に用いられる。その脂肪酸塩単独では皮
膚に対するマイルド性に乏しい。本発明者は、この問題
を解決すべく検討を重ねた結果、下記一般式(I)又は
(II)で示されるアルキルアミノ酸型界面活性剤を配
合すること、特に式(II)の活性剤を式(I)の活性
剤と組み合わせて用いることにより、マイルド化が達成
されると共に、無機塩類を配合することにより、更に気
泡力が向上し、上記目的が効果的に達成されることを知
見した。また、金属イオン封鎖剤を配合することによ
り、洗浄剤組成物の外観色と匂いの経時安定性を更に向
上させることを知見し、本発明をなすに至った。
【0013】 R1NH(CH2mCOOM1 (I) (式中、R1は直鎖もしくは分岐鎖の6〜22の平均炭
素原子を有するアルキル基、アルケニル基又はヒドロキ
シアルキル基である。mは1〜4の数を表す。M 1は水
素原子、アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモ
ニウム、炭素数2〜3のアルカノール基を有するモノ,
ジもしくはトリアルカノールアンモニウム、炭素数1〜
5のアルキル基置換アンモニウム又は塩基性アミノ基の
1種又は2種以上を表す。)
【0014】
【化2】 (式中、R2は直鎖もしくは分岐鎖の6〜22の平均炭
素原子を有するアルキル基、アルケニル基又はヒドロキ
シアルキル基である。p,qは1〜4の数を表し、互い
に同一でも異なっていてもよい。M2,M3は水素原子、
アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモニウム、
炭素数2〜3のアルカノール基を有するモノ,ジもしく
はトリアルカノールアンモニウム、炭素数1〜5のアル
キル基置換アンモニウム又は塩基性アミノ基の1種又は
2種以上を表すが、M2とM3は互いに同一でも異なって
いてもよい。)
【0015】 R3COOM4 (III) (式中、R3は炭素数5〜21の直鎖もしくは分岐鎖の
アルキル基又はアルケニル基を示し、M4はアルカリ金
属、アンモニウム、アルカノールアミン又は塩基性アミ
ノ酸を示す。)
【0016】従って、本発明は、(A)上記一般式
(I)もしくは(II)で表されるアルキルアミノ酸型
界面活性剤又はこれらの混合物、(B)上記一般式(I
II)で表される高級脂肪酸塩、(C)無機塩類、好ま
しくは、更に、(D)金属イオン封鎖剤を含有すること
を特徴とする洗浄剤組成物を提供する。
【0017】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の洗浄剤組成物の(A)成分は、上述したよう
に、下記一般式(I),(II)で表わされるアルキル
アミノ酸型界面活性剤である。
【0018】 R1NH(CH2mCOOM1 (I) (式中、R1は直鎖もしくは分岐鎖の6〜22の平均炭
素原子を有するアルキル基、アルケニル基又はヒドロキ
シアルキル基である。mは1〜4の数を表す。M 1は水
素原子、アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモ
ニウム、炭素数2〜3のアルカノール基を有するモノ,
ジもしくはトリアルカノールアンモニウム、炭素数1〜
5のアルキル基置換アンモニウム又は塩基性アミノ基の
1種又は2種以上を表す。)
【0019】
【化3】 (式中、R2は直鎖もしくは分岐鎖の6〜22の平均炭
素原子を有するアルキル基、アルケニル基又はヒドロキ
シアルキル基である。p,qは1〜4の数を表し、互い
に同一でも異なっていてもよい。M2,M3は水素原子、
アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモニウム、
炭素数2〜3のアルカノール基を有するモノ,ジもしく
はトリアルカノールアンモニウム、炭素数1〜5のアル
キル基置換アンモニウム又は塩基性アミノ基の1種又は
2種以上を表すが、M2とM3は互いに同一でも異なって
いてもよい。)
【0020】ここで、一般式(I)で表わされるN−ア
ルキルアミノ酸又はその塩において、R1は6〜22、
好ましくは10〜16、更に好ましくは12,14個の
炭素原子を有するアルキル基、アルケニル基又はヒドロ
キシアルキル基である。R1の炭素数が6より少ない場
合及び22より多い場合は気泡力の効果が十分でない。
好ましくはR1はデシル基、ラウリル基、ミリスチル
基、パルミチル基、オレイル基、椰子脂肪酸由来のアル
キル基、牛脂脂肪酸に由来するアルキル基である。ま
た、mは1〜4の数を表すが、mは1か2が特に好まし
い。mが0であると界面活性能が十分に発現せず、ま
た、mが4を超えると、起泡性の効果が不十分である。
1は水素原子、アルカリ金属類、アルカリ土類金属
類、アンモニウム、炭素数2〜3のアルカノール基を有
するモノ,ジもしくはトリアルカノールアンモニウム、
炭素数1〜5のアルキル基置換アンモニウム又は塩基性
アミノ基、及びこれらの混合物からなる群を表す。
【0021】上記一般式(I)で表されるN−アルキル
アミノ酸又はその塩は、そのひとつの化合物であるN−
ラウリル−β−アラニンのCas.No.が3546−
96−1であることからも判るように公知の化合物であ
り、その製造方法は特に制限されるものではなく、従来
公知の方法で製造することができる。例えば、アルキル
アミンに等モルのハロゲン化酢酸を反応させれば目的と
するN−アルキルグリシンが得られる。また、例えば、
アルキルアミンに等モルのアクリル酸を付加させれば目
的とするN−アルキル−β−アラニンが得られる。
【0022】上記一般式(I)で表されるN−アルキル
アミノ酸及びその塩を具体的に例示すれば、N−デシル
−β−アラニン及びその塩、N−ラウリルグリシン及び
その塩、N−ラウリル−β−アラニン及びその塩、N−
ミリスチル−β−アラニン及びその塩、N−ココイル−
β−アラニン及びその塩などが挙げられるが、これらに
限定されるものではない。
【0023】一方、本発明で用いる上記一般式(II)
で表されるN−アルキル−N,N−ジ(カルボキシアル
キル)アミン又はその塩において、R2は6〜22、好
ましくは10〜16、更に好ましくは12,14のアル
キル基、アルケニル基又はヒドロキシアルキル基であ
る。R2の炭素数が6より少ない場合及び22より多い
場合は気泡力の効果が十分でない。好ましくはR2はデ
シル基、ラウリル基、ミリスチル基、パルミチル基、オ
レイル基、椰子脂肪酸由来のアルキル基、牛脂脂肪酸に
由来するアルキル基である。
【0024】また、p,qは1〜4であり、特に1又は
2が好ましい。p,qが0の場合は、界面活性能が十分
に発現せず、4を超えると起泡性の効果が不十分であ
る。なお、p,qは互いに同一でも異なっていてもよ
い。M2及びM3は水素原子、アルカリ金属類、アルカリ
土類金属類、アンモニウム、炭素数2〜3のアルカノー
ル基を有するモノ,ジもしくはトリアルカノールアンモ
ニウム、炭素数1〜5のアルキル基置換アンモニウム又
は塩基性アミノ基、及びこれらの混合物からなる群を表
し、同一でも異なっていてもよい。
【0025】上記一般式(II)で表されるN−アルキ
ル−N,N−ジ(カルボキシアルキル)アミン又はその
塩は、公知の化合物であり、その製造方法は特に制限さ
れるものではなく、従来公知の方法で製造することがで
きる。例えば、アルキルアミンに2倍モルのハロゲン化
酢酸を反応させれば目的とする化合物が得られる。ま
た、例えば、アルキルアミンに2倍モルのアクリル酸を
付加させれば目的とする化合物が得られる。
【0026】(A)成分の配合量は液体洗浄剤組成物中
の1〜30%(質量%、以下同じ)が好ましい。更に好
ましくは2〜20%である。(A)成分の含有量が1%
未満の場合は、起泡力、マイルド性において十分でな
い。一方、30%を超えて配合しても、その量に見合う
だけの効果が期待できないので、30%程度の配合量で
十分である。
【0027】本発明において、上記(A)成分として
は、式(I)の界面活性剤と式(II)の界面活性剤と
を併用、配合することが好ましく、式(II)の界面活
性剤の配合により低温安定性を改善することができる。
この場合、その配合比が質量比として式(I)/式(I
I)=95/5〜5/95が好ましい。更に好ましく
は、式(I)及び式(II)の配合比が式(I)/式
(II)=90/10〜40/60である。式(I)及
び式(II)の配合比において、式(I)/式(II)
が95/5より式(I)が多い場合は、マイルド性が十
分でない場合が生じ、一方、式(I)/式(II)が5
/95より式(II)が多い場合は、起泡力が不十分で
ある場合が生じる。
【0028】本発明の洗浄剤組成物には、(B)下記の
一般式(III)で表される脂肪酸塩が必須成分として
含有される。 R3COOM4 (III) (式中、R3は炭素数5〜21、好ましくは9〜17の
直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示
し、M4はアルカリ金属、アンモニウム、アルカノール
アミン又は塩基性アミノ酸を示す。)
【0029】上記の一般式(III)で表される脂肪酸
塩としては、炭素数6〜22の置換基を含んでもよい炭
化水素基を有する脂肪酸塩、好ましくは平均炭素数10
〜18の直鎖もしくは分岐鎖の脂肪酸塩が挙げられる。
具体的には、脂肪酸としては、カプロン酸、カプリル
酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、オレイン酸、パルミトオレイン
酸、リノール酸、リノレン酸、エライジン酸等の直鎖の
脂肪酸でもよいし、イソステアリン酸、2−エチルヘキ
シル酸、オクチルドデカン酸のような分岐鎖の脂肪酸で
もよく、また、これらの混合物でもよい。また、椰子油
脂肪酸、パーム油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、牛脂脂肪
酸のような天然の混合物でもよいし、パーム核油ステア
リン脂肪酸やパーム核油オレイン脂肪酸のような分離さ
せたものでもよいし、硬化牛脂脂肪酸や水添パーム油脂
肪酸のような水素添加して飽和度を上げたものでもよ
い。これらの中でも脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、イソステアリン
酸、椰子油脂肪酸、パーム油脂肪酸、パーム核油脂肪酸
が好ましい。
【0030】ここで、塩を形成する塩基としては、ナト
リウム以外が用いられ、カリウムなどのアルカリ金属、
アンモニア、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メチルプ
ロパノール、2−アミノ−2−メチルプロパンジオール
等のアルカノールアミン、リジン、アルギニン等の塩基
性アミノ酸塩等が用いられる。これらの中でも、塩基と
しては、カリウム、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、アルギニンが好ましい。
【0031】これらの脂肪酸塩は、必ずしも脂肪酸塩と
して配合する必要はなく、脂肪酸塩基を単独で配合して
処方系の中で脂肪酸塩を形成させてもよい。
【0032】(B)成分の配合量は液体洗浄剤組成物中
の2〜40%が好ましい。更に好ましくは、5〜30%
である。(B)成分の含有量が2%未満の場合は、起泡
力及びすすぎ時のさっぱり感において十分でない場合が
ある。一方、40%を超えて配合しても、顕著な起泡力
とすすぎ効果は向上しない。
【0033】なお、(A)成分と(B)成分の合計配合
量は、洗浄剤組成物中の2〜50%が好ましい。更に好
ましくは2〜30%である。(A)成分と(B)成分の
合計含有量が2%未満の場合は、起泡力が十分でない場
合が生じ、一方、50%を超えて配合しても、その量に
見合うだけの起泡力が期待できないので、50%程度の
配合量で十分である。
【0034】本発明の洗浄剤組成物には、更に(C)無
機塩類を配合する。本発明で用いることができる(C)
成分の無機塩類としては、塩酸、炭酸、硫酸、硫酸水素
酸のナトリウム、カリウム、マグネシウム、アルミニウ
ム塩などが挙げられ、これらの水和塩でもよい。好まし
くはカリウム塩である。
【0035】好ましい配合量は0.01〜5.0%であ
り、0.01%未満では十分な増泡効果が得られない場
合があり、また5.0%を超えると効果が定常に達して
しまう。
【0036】また、(A)成分と(C)成分の合計配合
量は、洗浄剤組成物中の0.1〜50%、またその配合
比は(A)成分/(C)成分=100/1〜1/20が
好ましい。更に好ましくは、(A)成分と(C)成分の
合計配合量が0.5〜30%であり、またその配合比は
(A)成分/(C)成分=50/1〜1/10である。
(A)成分と(C)成分の合計含有量が2%未満の場合
は起泡力が十分でない場合があり、一方、50%を超え
て配合した場合は、その量に見合うだけの効果が期待で
きない。また、(C)成分の配合比が(A)成分/
(C)成分=1/20を超えて多い場合は、その量に見
合うだけの起泡力向上の効果が向上せず、100/1よ
り(C)成分が少ない場合は、起泡力向上効果が十分で
ない場合がある。
【0037】更に、(D)成分として金属イオン封鎖剤
を本発明の洗浄剤組成物に配合すると洗浄剤組成物の外
観色と匂いの経時安定性が向上する。(D)成分の金属
イオン封鎖剤としては、通常使用されるものならばいず
れのものも使用でき、特に限定されるものではないが、
例えば以下のものが挙げられる。 (1)オルソリン酸、ピロリン酸、トリポリリン酸、メ
タリン酸、ヘキサメタリン酸、フィチン酸等のリン酸系
化合物のアルカリ金属塩又はアルカノールアミン塩。 (2)エタン−1,1−ジホスホン酸、エタン−1,
1,2−トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−
1,1−ジホスホン酸及びその誘導体、エタンヒドロキ
シ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジ
カルボキシ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシ
ホスホン酸等のホスホン酸のアルカリ金属塩又はアルカ
ノールアミン塩。 (3)2−ホスホノブタン−1,2−ジカルボン酸、1
−ホスホノブタン−2,3,4−トリカルボン酸、α−
メチルホスホノコハク酸等のホスホノカルボン酸のアル
カリ金属塩又はアルカノールアミン塩。 (4)アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン等のア
ミノ酸のアルカリ金属塩又はアルカノールアミン塩。 (5)ニトリロ三酢酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミ
ン四酢酸、ヒドロキシエチレンジアミン酢酸、ジエチレ
ントリアミン五酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢
酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、トリエチレンテト
ラミン六酢酸、ジエンコル酸等のアミノポリ酢酸のアル
カリ金属塩又はアルカノールアミン塩。 (6)ジグリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキシ
メチルオキシコハク酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、シュ
ウ酸、リンゴ酸、グルコン酸、カルボキシメチルコハク
酸、カルボキシメチル酒石酸等の有機酸のアルカリ金属
塩又はアルカノールアミン塩。 (7)アミノポリ(メチレンホスホン酸)及びそのアル
カリ金属塩又はアルカノールアミン塩、ポリエチレンポ
リアミンポリ(メチレンホスホン酸)及びそのアルカリ
金属塩又はアルカノールアミン塩。
【0038】特に、クエン酸あるいはリンゴ酸等のヒド
ロキシカルボン酸、ピロリン酸等の縮合リン酸、エチレ
ンジアミン四酢酸あるいはヒドロキシエチレンジアミン
酢酸等のアミノカルボン酸、又はこれらのナトリウム
塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩又はアンモニウム
塩もしくはアルカノールアミン塩など、及びそれらの水
溶性塩が好ましいものとして挙げられる。上記金属イオ
ン封鎖剤は、1種を単独で又は2種以上を混合して使用
してもよい。
【0039】(D)成分の配合量は、洗浄剤組成物中の
0.1〜5%が特に好ましい。(D)成分の含有量が
0.1%未満では洗浄剤組成物の外観色と匂いの経時安
定性効果が十分発揮されないおそれがあり、一方、5%
を超えて配合した場合は、顕著な外観色と匂いの経時安
定性効果の向上は期待できない。
【0040】本発明においては、(A)成分の界面活性
剤と他のアニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極
性界面活性剤及びノニオン性界面活性剤からなる群より
選ばれる少なくとも1種の界面活性剤とを併用すること
ができる。これらの界面活性剤は単独で又は2種以上を
組み合わせて使用することができ、その配合量は(A)
成分の界面活性剤と上記その他の界面活性剤との配合比
が、質量比で(A)成分/その他の界面活性剤が1/2
0以上、好ましくは1/10以上であることが望まし
い。1/20未満では、その他の界面活性剤の種類によ
っては十分なマイルド性を発揮できない場合がある。
【0041】本発明の洗浄剤組成物において、更に任意
成分を本発明の効果を妨げない範囲で適宜配合すること
ができる。
【0042】任意成分としては、例えば、高級アルコー
ル、シリコーン油などの油分、水溶性高分子化合物、有
機塩類、ラノリン誘導体、蛋白誘導体、アクリル樹脂分
散液、ビタミンなどの薬剤、殺菌剤、防腐剤、pH調整
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、動植物抽出物又はその
誘導体、色素、香料、顔料、ナイロン、ポリエチレンな
どのポリマー水不溶性粉体などが挙げられる。
【0043】なお、これら任意成分の配合量は、本発明
の効果を妨げない範囲で適宜量とすることができる。
【0044】香料としては、脂肪族炭化水素、テルペン
炭化水素、芳香族炭化水素等の炭化水素類、脂肪族アル
コール、テルペンアルコール、芳香族アルコール等のア
ルコール類、脂肪族エテール、芳香族エーテル等のエー
テル類、脂肪族オキサイド、テルペン類のオキサイド等
のオキサイド類、脂肪族アルデヒド、テルペン系アルデ
ヒド、脂肪族環状アルデヒド、チオアルデヒド、芳香族
アルデヒド等のアルデヒド類、脂肪族ケトン、テルペン
ケトン、脂肪族環状ケトン、非ベンゼン系芳香族ケト
ン、芳香族ケトン等のケトン類、アセタール類、ケター
ル類、フェノール類、フェノールエーテル類、脂肪酸、
テルペン系カルボン酸、脂肪族環状カルボン酸、芳香族
カルボン酸等の酸類、酸アマイド類、脂肪族ラクトン、
大環状ラクトン、テルペン系ラクトン、脂肪族環状ラク
トン、芳香族ラクトン等のラクトン類、脂肪族エステ
ル、フラン系カルボン酸エステル、脂肪族環状カルボン
酸エステル、シクロヘキシルカルボン酸エステル、テル
ペン系カルボン酸エステル、芳香族カルボン酸エステル
等のエステル類、ニトロムスク類、ニトリル、アミン、
ピリジン類、キノリン類、ピロール、インドール等の含
窒素化合物等の合成香料、動物、植物からの天然香料、
天然香料及び/又は合成香料を含む調合香料の1種又は
2種以上を混合し使用することができる。例えば、合成
香料としては、1996年化学工業日報社刊印藤元一著
「合成香料 化学と商品知識」、1969年MONTC
LAIR,N.J.刊ステファン・アークタンダー(S
TEFFEN ARCTANDER)著「パヒューム
アンド フレーバー ケミカルズ(Perfume a
nd Flavor Chemicals)」等に記載
の香料が使用できる。天然香料としては、「香りの百
科」日本香料協会編に記載の香料が使用できる。
【0045】なお、洗浄剤組成物を液体洗浄剤組成物等
として調製する場合、そのpHは9.0〜12.0の範
囲の場合がより好ましい。pH9.0未満では液体洗浄
剤組成物の外観色と匂いの経時安定性が十分でない場合
がある。一方、pH12.0を超えると、液体洗浄剤組
成物の外観色と匂いの経時安定性においては効果がある
が、皮膚刺激の点において好ましくない。
【0046】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。なお、下記例において%は質量%を示
す。
【0047】また、本発明の実施例、比較例で用いたア
ルキルアミノ酸型界面活性剤を以下の表1,2にまとめ
た。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】 記号の説明 C8:オクチル基 C12:ドデシル基 C14:テトラデシル基 C18:オクタデシル基 ヤシ:ヤシ油脂肪酸残基 TEA:トリエタノールアミン
【0050】また、実施例及び比較例における、香料A
〜Cの組成は以下の通りである。 (香料A) レモン油 5 スイートオレンジ油 10 ゼラニウム油 3 ラベンダー油 6 サンダルウッド油 1 リリアール 5 ノピルアセテート 1 リナロール 2 ベンジルベンゾエート 2 ベンジルサリシレート 3 β−イオノン 2 メチルイオノン 3 ヘリオナール 2 ヘディオン 8 イソEスーパー 3 cis−3−ヘキセノール 0.3 リガントラール 0.3 トリプラール 0.4 シクラメンアルデヒド 1.5 ヘキシルシンナミックアルデヒド 6 ベルトフィックス 3 ガラクソリド 5 トナリッド 6 ペンタリッド 1 バクダノール 0.5 カシュメラン 2 ムスクT 1 フルーツベース 3 ローズベース 3 ジャスミンベース 1 ミューゲベース 3 アンバーベース 1 ノナナール 10%ジプロピレングリコール溶液 2 デカナール 10%ジプロピレングリコール溶液 1 メチルノニルアルデヒド 10%ジプロピレングリコール溶液 2ジプロピレングリコール 1 合計(%) 100.0
【0051】 (香料B) ウンデカナール 0.1 アリルアミルグリコレート 0.5 アンブロキサン 1%ジプロピレングリコール溶液 0.5 ベルガモット油 10 cis−3−ヘキセノール 0.2 シトロネロール 10 ジヒドロミルセノール 3 ユーカリ油 0.5 ガラクソリド 50%ジプロピレングリコール溶液 5 ゲラニルニトリル 1 グレープフルーツ油 10 メチルジヒドロジャスモネート 5 ヘリオナール 2 イオノン 1 レモン油 15.0 リリアール 2 ライム油 2 リラール 2 オレンジ油 8 o−t−ブチルシクロヘキシルアセテート 5 ローズアブソリュート 0.2 フェニルエチルアセテート 1 サンタリノール 1 ターピネオール 1 トナリッド 7 バニリン 10%ジプロピレングリコール溶液 1 ペンタリッド 2 エチレンブラシレート 2 オキサヘキサデセン−2−オン 1 14−メチルヘキサデセノリド 1 合計(%) 100.0
【0052】 (香料C) デカナール 0.1 バクダノール 1 ベンゾインレジノイド 0.5 ベンジルアセテート 1 フェニルエチルアルコール 4.5 ベルガモット油 5 シトロネロール 3 ゲラニルアセテート 2 ジヒドロミルセノール 1 オイゲノール 0.5 リナロール 5 ガラクソリド 50%ジプロピレングリコール溶液 6 ゲラニオール 3 ゼラニウム油 0.5 ヘリオトロピン 1 α−ヘキシルシンナミックアルデヒド 3 イオノン 3 イソEスーパー 7 ジャスミンアブソリュート 0.3 リリアール 7.9 リラール 4.5 メチルジヒドロジャスモネート 4 メチルイオノン 8 アブソリュートオークモス 0.1 p−t−ブチルシクロヘキシルアセテート 2 フェニルエチルアセテート 3 ローズアブソリュート 0.1 スチラリールアセテート 0.5 ターピネオール 2 テトラハイドロムゴール 6 トナリッド 5 γ−ウンデカラクトン 0.3 アセチルセドレン 3 イランイラン油 0.2 ペンタリッド 3 エチレンブラシレート 1 14−メチルヘキサデカノリド 1 オキサヘキサデセン−2−オン 1 合計(%) 100.0
【0053】更に、下記例における評価法は以下の通り
である。pHの測定法 化粧品原料基準記載の一般試験法のpH測定法に基づ
き、液体洗浄剤組成物各試料(温度:25±1℃)のp
Hを測定した。皮膚刺激性 洗浄剤組成物1%水溶液(35℃)を用いてパネラー1
0名の手による浸漬試験による評価である。即ち、1分
毎の浸漬−乾燥操作を15回行い、24時間後の手の皮
膚荒れの程度を以下の評価基準で視覚判定した。 評価基準 ◎:皮膚荒れが殆どない ○:皮膚の角質表面の一部に乾燥落屑性や赤斑変化など
の手荒れ症状らしき兆候がやや認められる △:皮膚の角質表面の一部に乾燥落屑性や赤斑変化など
の手荒れ症状らしき兆候が認められる ×:乾燥落屑性や赤斑変化などの手荒れ症状が明確に認
められる起泡性評価 女性10名(専門パネラー)が本発明品、比較品を皮膚
及び/又は毛髪に使用後、下記基準で泡の量を官能的に
評価した。 ◎:非常に良い ○:良い △:やや悪い ×:悪いすすぎ時のぬるつきのなさの評価 女性10名(専門パネラー)が本発明品、比較品を皮膚
及び/又は毛髪に使用後、下記基準ですすぎ時のぬるつ
きのなさを官能的に評価した。 ◎:非常に良い ○:良い △:やや悪い ×:悪い使用後のつっぱり感のなさの評価 女性10名(専門パネラー)が本発明品、比較品を皮膚
に使用後、下記基準でつっぱり感のなさを官能的に評価
した。 ◎:非常に良い ○:良い △:やや悪い ×:悪い外観色・匂い安定性評価 各試料を40℃の条件下に保存した後、25℃に戻した
状態での外観と匂いの初期状態からの変化を観察した。 ◎:3ヶ月で変化なし ○:1ヶ月で変化ないが3ヶ月で変化あり △:2週間で変化あり ×:1週間で変化あり
【0054】[実施例1〜24、比較例1〜3]下記に
示す洗浄剤組成物を常法により調製し、その性能を評価
した。なお、表3〜26中の*1〜*19を以下に示
す。 *1 ゴーセノールEG−25(日本合成化学工業社
製) *2 HECダイセル SP550(ダイセル化学工業
社製) *3 日曹HPC(日本曹達社製) *4 メトローズHPMC 60SH 4000(信越
化学工業社製) *5 カラギニン CSK−1(三栄源エフ・エフ・ア
イ社製) *6 ネオソフトG−11(太陽化学社製) *7 カーボポール941(BF Goodrich社
製) *8 ヒアルロンサンHA−Q(キューピー社製) *9 キミツアルギン(君津化学工業社製) *10 分子量100万 *11 分子量200万 *12 レオガードMGP(ライオン化学社製) *13 H.C.ポリマー 1S(大阪有機化学工業社
製)配合量は固形分換算 *14 RAMレジン1000(大阪有機合成化学社
製)配合量は固形分換算 *15 ポーラゲルNF(アメリカンコロイド社製) *16 ベンゲルFW(豊順鉱業製) *17 クニピアF(クニミネ工業製) *18 ルーセンタイトSWN(コープケミカル社製) *19 ラポナイトXLG(日本シリカ工業社製)
【0055】
【表3】
【0056】
【表4】
【0057】
【表5】
【0058】
【表6】
【0059】
【表7】
【0060】
【表8】
【0061】
【表9】
【0062】
【表10】
【0063】
【表11】
【0064】
【表12】
【0065】
【表13】
【0066】
【表14】
【0067】
【表15】
【0068】
【表16】
【0069】
【表17】
【0070】
【表18】
【0071】
【表19】
【0072】
【表20】
【0073】
【表21】
【0074】
【表22】
【0075】
【表23】
【0076】
【表24】
【0077】
【表25】
【0078】
【表26】
【0079】
【表27】
【0080】
【表28】
【0081】
【表29】
【0082】
【表30】
【0083】
【表31】
【0084】
【表32】
【0085】
【表33】 *フォーマー容器(吉野工業社製):特開平7−315
463号公報、特開平8−230961号公報記載のも
【0086】
【表34】
【0087】
【表35】
【0088】
【表36】
【0089】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、皮膚及び毛髪
に低刺激であり起泡性に優れ、かつすすぎ時のさっぱり
感が良好で、かつ使用後のつっぱり感がなく、しかも長
い期間が経過しても外観色の変化や匂いの変化が少ない
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 1:04) C11D 1:04) Fターム(参考) 4C083 AA122 AB032 AB172 AB242 AB271 AB332 AB352 AB432 AB442 AC022 AC072 AC122 AC132 AC182 AC241 AC242 AC262 AC312 AC352 AC392 AC422 AC432 AC442 AC532 AC542 AC562 AC581 AC582 AC612 AC621 AC622 AC642 AC662 AC712 AC782 AC792 AC892 AC902 AD022 AD072 AD092 AD112 AD132 AD152 AD262 AD282 AD302 AD332 AD352 BB45 CC23 DD23 EE01 EE06 EE07 EE10 4H003 AB03 AB31 AC12 AD02 BA12 DA02 EA07 EA19 EA21 EB04 EB16 EB38 EB41 ED02 FA02 FA16 FA18 FA21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式(I)もしくは(I
    I)で表されるアルキルアミノ酸型界面活性剤又はこれ
    らの混合物 R1NH(CH2mCOOM1 (I) (式中、R1は直鎖もしくは分岐鎖の6〜22の平均炭
    素原子を有するアルキル基、アルケニル基又はヒドロキ
    シアルキル基である。mは1〜4の数を表す。M 1は水
    素原子、アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモ
    ニウム、炭素数2〜3のアルカノール基を有するモノ,
    ジもしくはトリアルカノールアンモニウム、炭素数1〜
    5のアルキル基置換アンモニウム又は塩基性アミノ基の
    1種又は2種以上を表す。) 【化1】 (式中、R2は直鎖もしくは分岐鎖の6〜22の平均炭
    素原子を有するアルキル基、アルケニル基又はヒドロキ
    シアルキル基である。p,qは1〜4の数を表し、互い
    に同一でも異なっていてもよい。M2,M3は水素原子、
    アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモニウム、
    炭素数2〜3のアルカノール基を有するモノ,ジもしく
    はトリアルカノールアンモニウム、炭素数1〜5のアル
    キル基置換アンモニウム又は塩基性アミノ基の1種又は
    2種以上を表すが、M2とM3は互いに同一でも異なって
    いてもよい。) (B)下記一般式(III)で表される高級脂肪酸塩、 R3COOM4 (III) (式中、R3は炭素数5〜21の直鎖もしくは分岐鎖の
    アルキル基又はアルケニル基を示し、M4はアルカリ金
    属、アンモニウム、アルカノールアミン又は塩基性アミ
    ノ酸を示す。) (C)無機塩類 を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 更に、(D)金属イオン封鎖剤を配合し
    た請求項1記載の洗浄剤組物。
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