JP2001172576A - 艶出し剤 - Google Patents
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Abstract
に耐候性、耐スリ傷性に優れた保護膜を形成できる滑水
ワックスを提供する。 【解決手段】(A)(a)シロキサンマクロモノマー、
(b)加水分解性アルコキシシリル基含有モノマー、
(c)水酸基含有モノマー、及び必要により(d)これ
らと共重合可能な他の不飽和モノマーの共重合により得
られる加水分解性アルコキシシリル基及び水酸基含有シ
ロキサンポリマー、(B)ポリイソシアネ−ト化合物、
及び(C)(e)エポキシ末端シロキサンポリマ−と
(f)スルホン酸化合物とを(e)中のエポキシ基/
(f)中のスルホン酸基の当量比が1/1〜10/1と
なる割合で予め反応させてなる反応生成物、及び/又は
粘度が10,000cSt(25℃)以下のシリコ−ン
オイルを含有し、(C)の使用量が(A)と(B)の樹
脂固形分100重量部に対して50〜600重量部であ
り、(A)、(B)及び(C)を2液又は3液として使
用直前に混合・分散する。
Description
及びその持続性に優れ、さらに耐候性、耐スリ傷性に優
れた保護膜を形成できる艶出し剤に関する。本発明の艶
出し剤は、通常のワックスと同様に布やスポンジで塗り
広げるように塗布でき、ウレタン架橋膜を形成できるも
のである。
建物等の各種外板の塗膜面は、水や紫外線により経時で
徐々に劣化し、また埃、砂塵、排気ガスなどにより汚染
されたり、傷つけられるため、通常、該塗膜面の保護、
美観維持を目的に、ワックス類等の表面保護剤を塗布す
ることが行われている。自動車用としては、例えばワッ
クスにシリコ−ンオイルを配合したカ−ワックス等が用
いられ、これを自動車外板の塗膜上に塗布して撥水被膜
を形成しているが、該被膜では架橋構造を形成していな
いので耐スリキズ性や耐酸性、耐候性とも不十分である
上に、撥水被膜としての持続性に劣るものであり、また
撥水被膜上の水滴が流れ落ちず、経時で汚れてくるとい
う不具合があった。またワックスにフッ素樹脂粒子やポ
リエチレン粒子などを配合して撥水性を付与し汚れを除
去しやすくする場合もあるが、やはり得られる撥水被膜
上でも水滴は流れ落ちにくく経時で汚れてしまう。
を解決すべく鋭意検討した結果、特定の加水分解性アル
コキシシリル基及び水酸基含有シロキサンポリマー及び
ポリイソシアネ−ト化合物と、特定量のエポキシ末端シ
ロキサンポリマ−とスルホン酸化合物の反応生成物又は
シリコ−ンオイルを含有せしめてなる組成物を艶出し剤
として用いることにより、通常のワックスと同様にスポ
ンジ、ネル、布などを用いて塗布・磨き仕上げをして撥
水性、滑水性、耐候性、耐スリキズ性、耐酸性等に優れ
た保護被膜を常温乾燥下で形成しうることを見出し本発
明に到達した。
R2は炭素数1〜6の2価の炭化水素基を表わし、R3は
水素原子又はメチル基を表わし、mは6〜300の数で
ある)、及び/又は下記式(II)
チル基を表わし、R5及びR6は同一又は異なって炭素数
1〜6の二価の炭化水素基を表わし、nは6〜300の
数である)、で示されるシロキサンマクロモノマー1〜
40重量%、(b)加水分解性アルコキシシリル基含有
モノマー5〜50重量%、(c)水酸基含有モノマ−1
〜40重量%、及びこれらと共重合可能な他の不飽和モ
ノマー0〜93重量%の共重合により得られる加水分解
性アルコキシシリル基及び水酸基含有シロキサンポリマ
ー、(B)ポリイソシアネ−ト化合物、及び(C)
(e)下記式(III )
整数であり、R8は炭素原子数1〜6のアルキル基であ
る)で示されるエポキシ末端シロキサンポリマ−と
(f)スルホン酸化合物とを(e)中のエポキシ基/
(f)中のスルホン酸基の当量比が1/1〜10/1と
なる割合で予め反応させてなる反応生成物、及び/又は
粘度が10,000cSt(25℃)以下のシリコ−ン
オイルを含有し、(C)の使用量が(A)と(B)の樹
脂固形分100重量部に対して30〜600重量部であ
り、(A)、(B)及び(C)を2液又は3液として使
用直前に混合・分散することを特徴とする艶出し剤を提
供するものである。
キシシリル基及び水酸基含有シロキサンポリマー(A)
は、シロキサンマクロモノマー(a)、加水分解性アル
コキシシリル基含有モノマー(b)、水酸基含有ビニル
モノマー(c)、及び必要によりこれらと共重合可能な
他の不飽和モノマー(d)の共重合により得られるもの
である。
架橋塗膜表面に撥水性を付与するものであり、下記式
(I)
のアルキル基を表わし、R2は炭素数1〜6の二価の炭
化水素基を表わし、R3は水素原子又はメチル基を表わ
し、R4及びR7は同一又は異なって水素原子又はメチル
基を表わし、R5及びR6は同一又は異なって炭素数1〜
6の二価の炭化水素基を表わし、また、m及びnはジメ
チルシロキサン単位の平均重合度を意味し、ともに6〜
300、好ましくは6〜100の範囲内の数である。
に300〜30,000、好ましくは500〜20,0
00の範囲内の数平均分子量を有することができる。
ノマー(b)は、1分子中に重合性二重結合と加水分解
性アルコキシシリル基を併せ持つ化合物であり、具体的
には、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリ
エトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキ
シ)シラン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピル
トリメトキシシラン、ビニルトリアセトオキシシラン、
β−(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメトキシシ
ラン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリエ
トキシシラン等を挙げることができる。
架橋剤との架橋官能基としての役割と滑水性を与える役
割とを併せ持つものであり、具体的には、例えば、2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)
アクリレートなどのアクリル酸またはメタクリル酸の炭
素数2〜8のヒドロキシアルキルエステル;ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレ
ングリコールなどのポリエーテルポリオールと(メタ)
アクリル酸などの不飽和カルボン酸とのモノエステル;
ヒドロキシアルキルビニルエーテル、アリルアルコー
ル、(メタ)アクリル酸のヒドロキシアルキルエステ
ル、(ポリ)アルキレングリコールモノ(メタ)アクリ
レート等とラクトン類(例えば、ε−カプロラクトン、
γ−バレロラクトン)との付加物;ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコ
ールなどのポリエーテルポリオールと2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレートなどの水酸基含有不飽和モノ
マーとのモノエーテル;α,β−不飽和カルボン酸と、
カージュラE10(シェル化学社製)やα−オレフィン
エポキシドのようなモノエポキシ化合物との付加物;グ
リシジル(メタ)アクリレートと酢酸、プロピオン酸、
p−t−ブチル安息香酸、脂肪酸類のような一塩基酸と
の付加物;無水マレイン酸や無水イタコン酸のごとき酸
無水基含有不飽和化合物と、エチレングリコール、1,
6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールなどの
グリコール類とのモノエステル化物またはジエステル化
物;ヒドロキシエチルビニルエーテルのごときヒドロキ
シアルキルビニルエーテル類、3−クロロ−2−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレートのような塩素を含ん
だ水酸基含有単量体、アリルアルコ−ル等を挙げること
ができる。
例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタ
コン酸、マレイン酸、フマル酸、2−カルボキシエチル
(メタ)アクリレート、2−カルボキシプロピル(メ
タ)アクリレート、5−カルボキシペンチル(メタ)ア
クリレート等のカルボキシル基含有不飽和モノマー;
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチ
ル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリ
ル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸ブチル(n−,
i−,t−)、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)
アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸n
−オクチル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アク
リル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メ
タ)アクリル酸シクロヘキシル等のアクリル酸又はメタ
クリル酸の炭素数1〜18のアルキルエステル又はシク
ロアルキルエステル;(メタ)アクリル酸メトキシブチ
ル、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アク
リル酸エトキシブチル等のアクリル酸又はメタクリル酸
の炭素数2〜18のアルコキシアルキルエステル;エチ
ルビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、イソ
プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、t−
ブチルビニルエーテル、ペンチルビニルエーテル、ヘキ
シルビニルエーテル、オクチルビニルエーテル等の鎖状
アルキルビニルエーテル類;シクロペンチルビニルエー
テル、シクロヘキシルビニルエーテル等のシクロアルキ
ルビニルエーテル類;フェニルビニルエーテル、トリビ
ニルフェニルエーテル等のアリールビニルエーテル類;
ベンジルビニルエーテル、フェネチルビニルエーテル等
のアラルキルビニルエーテル類;アリルグリシジルエー
テル、アリルエチルエーテル等のアリルエーテル類;酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、乳酸ビニル、酪酸ビニ
ル、イソ酪酸ビニル、カプロン酸ビニル、イソカプロン
酸ビニル、ピバリン酸ビニル、カプリン酸ビニル、ベオ
バモノマ−(シェル化学社製)等のビニルエステル;酢
酸イソプロペニル、プロピオン酸イソプロペニル等のプ
ロペニルエステル;エチレン、プロピレン、ブチレン、
塩化ビニル等のオレフィン系化合物;スチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエン、α−クロルスチレン等
のビニル芳香族化合物;N,N−ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、N−t−ブチルアミノエチル
(メタ)アクリレートなどの含窒素アルキル(メタ)ア
クリレート;アクリルアミド、メタクリルアミド、N−
メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)ア
クリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミ
ド、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−
ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメ
チル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノ
プロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリルアミド等の重合性アミド
類;2−ビニルピリジン、1−ビニル−2−ピロリド
ン、4−ビニルピリジンなどの芳香族含窒素モノマー;
アクリロニトリル、メタクリロニトリル等の重合性ニト
リル;グリシジル(メタ)アクリレート,アリルグリシ
ジルエーテル等の重合性グリシジル化合物;ジアリルフ
タレート、ジアリルイソフタレート、トリアリルイソシ
アヌレート、ジアリルテトラブロムフタレート、ペンタ
エリスリト−ルジアリルエーテル、アリルグリシジルエ
ーテル等のアリルモノマー;パーフルオロブチルエチル
(メタ)アクリレート、パーフルオロイソノニルエチル
(メタ)アクリレ−ト、パーフルオロオクチルエチル
(メタ)アクリレート等のパーフルオロアルキル(メ
タ)アクリレート;エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
1,4−ブタンジオールジアクリレート、グリセリンジ
(メタ)アクリレート、グリセリントリ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタ
エリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ヒドロキ
シイソシアヌレートトリ(メタ)アクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジ
オールジアクリレート、グリセロールアリロキシジ(メ
タ)アクリレート、1,1,1−トリス(ヒドロキシメ
チル)エタンジ(メタ)アクリレート、1,1,1−ト
リス(ヒドロキシメチル)エタントリ(メタ)アクリレ
ート、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルトリメ
リテート、ジアリルテレフタレート、ジアリルフタレー
ト、ジアリルイソフタレート、ペンタエリスリトルジア
リルエ−テル、ジビニルベンゼン等の多価アルコールの
(メタ)アクリル酸エステル類等を挙げることができ
る。
水分解性アルコキシシリル基及び水酸基含有シロキサン
ポリマー(A)に望まれる物性等に応じて広い範囲にわ
たって変えることができるが、モノマー混合物の合計量
を基準にして、シロキサンマクロモノマー(a)が1〜
40重量%、好ましくは2〜25重量%、加水分解性ア
ルコキシシリル基含有ビニルモノマー(b)が5〜50
重量%、好ましくは10〜40重量%、水酸基含有ビニ
ルモノマー(c)が1〜40重量%、好ましくは10〜
30重量%、他の不飽和モノマー(c)が0〜93重量
%、好ましくは5〜78重量%の範囲内である。
有機溶媒中で、モノマーの合計量100重量部あたり約
0.01〜約8重量部の重合開始剤の存在下に、約−2
0℃〜約150℃の温度で、常圧で又は場合により約3
0kg/cm2Gまでの加圧下に反応させることにより
行なうことができる。
リル基及び水酸基含有シロキサンポリマー(A)は、数
平均分子量が1,000〜100,000、好ましくは
3,000〜50,000の範囲内であることが望まし
い。
(B)としては、例えば、トリレンジイソシアネ−ト、
キシリレンジイソシアネ−ト、フェニレンジイソシアネ
−ト、ジフェニルメタンジイソシアネ−ト、ビス(イソ
シアネ−トメチル)シクロヘキサン、テトラメチレンジ
イソシアネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト、ト
リメチルヘキサメチレンジイソシアネ−ト、メチレンジ
イソシアネ−ト、イソホロンジイソシアネ−トなどの芳
香族、脂環族又は脂肪族のポリイソシアネ−ト化合物、
及びこれらのイソシアネ−ト化合物のイソシアヌレ−ト
体やビュウレット体、これらのイソシアネ−ト化合物の
過剰量にエチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、
トリメチロ−ルプロパン、ヘキサントリオ−ル、ヒマシ
油などの低分子活性水素含有化合物を反応させて得られ
る末端イソシアネ−ト含有化合物、リジントリイソシア
ネ−トなどを挙げることができる。
端シロキサンポリマ−(e)とスルホン酸化合物(f)
との反応生成物(C−1)及び/又はシリコ−ンオイル
(C−2)であり、これらは滑水性向上に寄与すると共
に、(A)及び(B)成分の分散媒となるものである。
即ち該(C)成分は、(A)及び(B)成分とは殆ど相
溶しないので、これらと攪拌・混合すると該(C)成分
が(A)及び(B)成分を乳化したように白濁するもの
である。該(C)成分によって、通常のワックス剤と同
様にスポンジやネル等で塗り広げ作業が可能となる。
は、下記一般式(III )
好ましくは1〜4のアルキル基であり、kはジメチルシ
ロキサン単位の平均重合度を意味し、6〜300、好ま
しくは6〜100の範囲内の数であり、またlは0〜
6、好ましくは1〜5の整数である。該シロキサンポリ
マ−(e)は、一般に300〜30,000、好ましく
は500〜20,000の範囲内の数平均分子量を有す
ることができる。
められるスルホン酸化合物(f)は、下記式 R9−SO3 H (式中、R9は有機残基、例えば、脂肪族炭化水素基、
芳香族炭化水素基などを表わし、該脂肪族炭化水素基、
芳香族炭化水素基は場合によりハロゲン原子などにより
置換されていてもよい)で示されるものであり、具体的
には、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、
2,4−もしくは2,5−ジメチルベンゼンスルホン
酸、ナフタリン−α−スルホン酸、ナフタリン−β−ス
ルホン酸などが挙げられ、中でもメタンスルホン酸が好
適である。
ポリマ−(e)とスルホン酸化合物(f)とを、(e)
中のエポキシ基/(f)中のスルホン酸基の当量比が
0.5/1〜10/1、好ましくは1/1〜8/1とな
る割合で反応させることによって得ることができる。反
応生成物(C−1)中には、未反応のエポキシ基含有シ
ロキサンポリマ−(e)が存在していてもよい。反応生
成物(C−1)中に、未反応のスルホン酸化合物(f)
が残存していてもよいが、未反応のスルホン酸化合物
(f)を実質的に含まないことが望ましい。
合物(f)の反応は、例えば両者を、必要に応じて有機
溶剤の存在下で室温〜100℃で混合することによって
行なうことができる。もちろん、両者を混合して加熱し
てもよい。上記有機溶剤としては、例えばトルエン、キ
シレン、シクロヘキサン、石油エ−テル、ガソリン、ケ
ロシン、ナフサ、クロロホルム、四塩化炭素、二塩化エ
チレン、2−エチルヘキサノ−ル、ジエチルエ−テル、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソプ
ロピルアルコ−ル、ブタノ−ル、ジオキサン、鉱物油な
どが挙げられる。
は、そのままで、又は有機溶剤で希釈或いは一部脱溶剤
するなどして固形分濃度を適宜調整し、また未反応のス
ルホン酸化合物を除去するなどして使用に供することが
できる。
の各種のものが使用可能であり、具体例としては、例え
ばジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリ
シロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどのポリ
シロキサン型のシリコ−ンオイル;アルキル変性シリコ
−ンオイル、アミノ変性シリコ−ンオイル、カルボキシ
ル変性シリコ−ンオイル、高級脂肪酸変性シリコ−ンオ
イル、エポキシ変性シリコ−ンオイル、ビニル変性シリ
コ−ンオイル、カルビノ−ル変性シリコ−ンオイル、ア
ルコ−ル変性シリコ−ンオイル、ポリエ−テル変性シリ
コ−ンオイル、アルキル・ポリエ−テル変性シリコ−ン
オイル、フッ素変性シリコ−ンオイルなどが挙げられ、
これらのうち水酸基、アミノ基、アルコキシ基などを含
むものが好適に使用できる。これらの市販品としては、
例えば「X−22−160AS」、「KF−600
1」、「X−22−170DX」、「X−22−176
DX」、「KF−857」、「KF−618」(いずれ
も信越シリコ−ン社製)、「TSF4770」、「TS
F4702」(いずれも東芝シリコ−ン社製)、「SF
8417」、「SF8427」、「SF8428」(い
ずれもト−レ・シリコ−ン社製)等が例示できる。
10,000cSt(25℃)以下、好ましくは3,0
00cSt(25℃)以下である。該粘度が10,00
0cStを越えると塗り広げや拭き取り作業が困難とな
るので望ましくない。
の樹脂固形分100重量部に対して、固形分量で30〜
600重量部、好ましくは50〜400重量部含有す
る。該含有量が30重量部未満では、艶出し剤として塗
り広げる作業が困難となり、一方600重量部を越える
と耐汚染性、耐候性が低下するので好ましくない。
(D)を常温乾燥性の確保の点から配合することができ
る。該硬化触媒(D)としては、特に制限なく従来公知
のものが使用でき、例えば水酸基とイソシアネートの反
応に対する触媒としては、硝酸ビスマス、オレイン酸
鉛、オクチル酸スズ、ジブチルスズジラウレート、ジブ
チルスズビス(アセチルアセトネート)、四塩化チタ
ン、二塩化ジブチルチタン、テトラブチルチタネート、
三塩化鉄などの金属触媒が挙げられ、加水分解性アルコ
キシシリル基の自己縮合触媒として、ジブチル錫オキサ
イド、モノブチル錫ハイドロオイキサイド、塩化第一
錫、オレイン酸錫等の錫化合物;アルミニウムキレー
ト、チタニウムキレート、ジルコニウムキレート等のキ
レート化合物;テトラメチルアンモニウムアセテート、
ジアザビシクロウンデセン等の塩基性物質;硫酸、リン
酸、パラトルエンスルホン酸、トリクロル酢酸、トリフ
ルオロメタンスルホン酸、リン酸モノブチル、リン酸ジ
ブチル、三フッ化ホウ素等の酸性物質等が挙げられる。
成分の樹脂固形分100重量部に対して0.05〜1
0.0重量部、好ましくは0.1〜5.0重量部の範囲
内が適当である。該配合量が0.05重量部未満では、
特に常温乾燥下において得られる塗膜の耐汚染性や耐候
性が持続性が不十分となり、一方10.0重量部を超え
ると、拭き取り作業性の低下、塗膜の黄変などの不具合
が生じるので望ましくない。
(C)成分を、夫々、ベ−ス液、硬化剤、ワックス化剤
の各3液として、又はベ−ス液に(A)、(C)成分と
硬化剤に(B)成分の2液として貯蔵し、使用直前に混
合・分散して使用に供する。その際には(A)成分中に
含まれる活性水素基1モルに対して(B)成分中に含ま
れるイソシアネ−ト基が0.3〜2.5モル、好ましく
は0.5〜2.0モルとなるように配合・混合するのが
適当である。さらに(D)成分を使用する場合には、ベ
ース液に配合しておくのが適当である。
ルシリカ(E)を配合してもよい。該コロイダルシリカ
(E)は、被膜の硬度、耐スリキズ性、滑水性を向上さ
せるために配合されるものであり、無水ケイ酸の超微粒
子を溶媒に分散した分散液である。シリカ粒子の粒子径
は、5〜200nm程度であり、溶媒としてはメタノ−
ル、エタノ−ル、プロパノ−ル、エチレングリコ−ルな
どのアルコ−ル類;アセトン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトンなどのケトン類;酢酸エチルなど
のエステル類;ジイソプロピルエ−テルなどのエ−テル
類、及びこれらの混合物などが挙げられる。このような
コロイダルシリカとしては、市販品では、例えば「スノ
−テックス」シリ−ズ(日産化学工業社製)、「オスカ
ル」(触媒化学工業社製)などが挙げられる。上記コロ
イダルシリカはオルガノシリケ−トを一部反応させてお
いてもよい。
組成物中の合計樹脂固形分100重量部に対して10〜
100重量部、好ましくは20〜50重量部の範囲内が
好適である。
には、活性水素基含有フッ素系樹脂や微粉末ワックスを
配合することができる。該活性水素基含有フッ素系樹脂
は、水酸基、トリアルキルシリルオキシ基、アミノ基、
カルボキシル基などの活性水素基を含有する有機溶剤に
可溶型の樹脂であり、主に水酸基を含有するものであ
る。該水酸基含有フッ素系樹脂としては、例えば、フル
オロオレフィン及びヒドロキシアルキルビニルエ−テル
を主成分とし必要に応じてアルキルビニルエ−テル等の
その他のモノマ−を含むモノマ−混合物を共重合して得
られる含フッ素共重合体;パ−フルオロアルキル基含有
(メタ)アクリル系モノマ−、水酸基含有モノマ−及び
これらと共重合可能なその他のモノマ−を含むモノマ−
混合物を共重合して得られるアクリル系共重合体などが
挙げられる。該活性水素基含有フッ素系樹脂の添加量は
組成物中の合計樹脂固形分100重量部に対して50重
量部以下、好ましくは1〜20重量部程度が適当であ
る。
フッ化エチレン樹脂、ポリエチレンワックス、カルナバ
ワックス、ビスアマイドワックス、合成ワックス、混合
ワックス、シリコ−ン樹脂等の微粉末が挙げられる。該
微粉末ワックスは、粒子径5μ以下、好ましくは2μ以
下が適当で、該粒子径が5μを越えると拭き取り作業時
に離脱したり仕上り不良となるので好ましくない。該微
粉末ワックスの添加量は組成物中の合計樹脂固形分10
0重量部に対して0.1〜5重量部程度が適当である。
吸収剤、光安定剤、有機溶剤、樹脂粉末等の微粉末、粘
調剤、酸化防止剤などの添加剤を、ベ−ス液又は硬化剤
のいずれにも配合することができる。
々の素材面やこれらの上に形成された硬化塗膜面上にス
ポンジや布などによって塗布、塗り広げられて、その後
磨き工程で余剰分がネルや布などで拭き取られ、薄膜で
ある保護被膜が形成されるものである。該素材面として
は、例えばガラス、金属、プラスチック、セラミックな
どが挙げられ、硬化塗膜面としては、例えば自動車、鉄
道車両、飛行機、建築物などの各種外板の塗膜面などが
挙げられる。
説明する。尚、「部」及び「%」は夫々「重量部」及び
「重量%」を示す。
含有シロキサンポリマ−(A) 溶液の製造 製造例1 温度計、還流冷却器、撹拌機及び滴下装置を備えた4つ
口フラスコに酢酸n−ブチル81.8部を仕込み、撹拌
下で加熱し、95℃に保った。次に、95℃の温度で表
1記載のモノマ−及び重合開始剤である2,2´−アゾ
ビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)4.2部から
なる混合物を3時間かけて滴下した。滴下終了後、95
℃で2時間熟成し、固形分濃度55%、数平均分子量
7,000の加水分解性アルコキシシリル基及び水酸基
含有シロキサンポリマー(A−1)の溶液を得た。
る以外、製造例1と同様にしてシロキサンポリマー(A
−2)の溶液を得た。得られたポリマーの特数値を表1
に併せて示す。尚、表1中の(注1)は以下の通りであ
る。 (注1)「サイラプレーンFM−0721」:チッソ
(株)社製、メタクリル基含有シロキサンマクロモノマ
ー、商品名、分子量約5,000、構造式
ン酸化合物との反応生成物(C−1)の製造 温度計、還流冷却器、攪拌機及び滴下装置を備えた4つ
口フラスコ中にトルエン100部を加え、その中に「サ
イラプレ−ンFM−0511」(チッソ社製、片末端エ
ポキシ基含有ポリジメチルシロキサン、式(III )のR
8がメチル基、分子量1,000)98.8部を加え攪
拌して溶解した後、さらにメタンスルホン酸1.2部を
常温で混合し、攪拌を行なって約1時間反応させ、さら
に脱トルエンを行なって不揮発分83%の反応生成物
(C−1)溶液を得た。
100gにジブチル錫ジラウレ−ト0.5g、酢酸n−
ブチル10gを配合し攪拌混合してベ−ス液とした。該
ベ−ス液に、使用直前に硬化剤である「デュラネ−トT
PA−90EK」(旭化成社製、ヘキサメチレンジイソ
シアネ−トのイソシアヌレ−ト体、不揮発分90%、イ
ソシアネ−ト基含有量:21%)8.3gを配合し攪拌
混合した後、該混合物に上記で製造した反応生成物(C
−1)溶液38gをワックス化剤として配合し、攪拌混
合して乳白色の艶出し剤を作成した。
錫ジラウレ−ト0.5g、酢酸n−ブチル10g、上記
で製造した反応生成物(C−1)溶液38gを配合し攪
拌混合して乳白色のベ−ス液を得た。該ベ−ス液に、使
用直前に硬化剤である「デュラネ−トTPA−90E
K」8.3gを配合し攪拌混合して艶出し剤を作成し
た。
剤の配合組成を表2の通りとする以外は実施例1と同様
にして各艶出し剤を作成した。表2中の(注2)〜(注
11)は下記の通りである。 (注2)「スノ−テックスMIBK−ST」:日産化学
工業社製、有機溶剤型コロイダルシリカ、不揮発分30
% (注3)「レセダGF−2000」:東亜合成化学社
製、水酸基含有フッ素系樹脂、不揮発分60%、水酸基
価97mgKOH/g (注4)「トスパ−ル105」:東芝シリコ−ン社製、
シリコ−ン樹脂微粒子、平均粒子径0.5μm (注5)「TSF−451」:東芝シリコ−ン社製、ジ
メチルポリシロキサン型のシリコ−ンオイル、粘度1,
000cSt(25℃) (注6)「XF3905」:東芝シリコ−ン社製、ジメ
チルポリシロキサン型のシリコ−ンオイル、粘度700
cSt(25℃) (注7)「TSF−4750」:東芝シリコ−ン社製、
アルコ−ル変性シリコ−ンオイル、粘度170cSt
(25℃) (注8)「YF3807」:東芝シリコ−ン社製、ジメ
チルポリシロキサン型のシリコ−ンオイル、粘度20,
000cSt(25℃) (注9)「X−22−170DX」:信越シリコ−ン社
製、水酸基含有ジメチルポリシロキサン型のシリコ−ン
オイル、粘度75cSt(25℃) (注10)「KF−618」:信越シリコ−ン社製、ポ
リエーテル変性ジメチルポリシロキサン型のシリコ−ン
オイル、粘度20cSt(25℃) (注11)市販カ−ワックス:カルナバワックスを主成
分とするカ−ワックス
「レタンPG−80No400 ブラック」(関西ペイ
ント社製、2液型アクリルウレタン系塗料)を乾燥膜厚
で50μmとなるようにエアスプレ−塗装し、60℃で
30分間乾燥させて試験素材板とし、試験板Iは300
×400×0.8mmの大きさに、試験板IIは70×1
50×0.8mmの大きさとした。また表面を脱脂した
ガラス板を試験板III とした。各試験板を以下の性能試
験に供した。結果を表3に示す。 (*1)塗布作業性:試験板I上に、上記で得られた各
艶出し剤をカ−ワックス用の市販スポンジを用いて塗布
した。その塗り広げ易さを下記基準で評価した。
25℃で15分間放置し、その後でネルで塗布面を磨き
ながら拭き取り作業を行なった。その拭き取り易さを下
記基準で評価した。
板を目視で評価した。
各艶出し剤をカ−ワックス用の市販スポンジを用いて塗
布し、25℃で15分間放置後、ネルで塗布面を磨きな
がら拭き取り各試験板とした。
2で混合し研磨剤とし、染色物堅牢度摩擦試験機FR−
II(スガ試験機社製)を用いた。該研磨剤をネルに付着
させ500gの荷重をかけ、各試験板の塗面を往復20
回こすりつけた。その後、塗面を流水で洗浄し、自然乾
燥後、その塗面の20度鏡面反射率(20°G値)を測
定し、試験前の20°G値に対する光沢保持率で下記の
通り評価した。
これをネルに付着させ、上記(*4)と同様の試験板の
塗面に軽くこすりつけた。これを20℃・75%RHの
恒温恒湿室中に24時間放置後、塗面を流水で洗浄し、
塗膜の汚染度を目視により評価した。
ンシャインウエザーオメーターを用いて、1000時間
試験後の塗面状態を目視で評価した。
水平に固定し、4つ折りにしたガ−ゼ(50×50m
m)にレギュラ−タイプのガソリンを約5ccしみこま
せ、そのまま3分間放置した。その後、ガ−ゼを取り除
き、ガソリンを別のガ−ゼでふきとった後の塗面の状態
を観察した。
の水道水に7日間浸漬後の塗面状態を調べた。
角計を用いて、23℃、65%RHの雰囲気下で脱イオ
ン水10mgの水滴を上記(*4)と同様の試験板上に
滴下し、滴下から1分以内の接触角を測定した。 (*10)水滑落角:試験板III 上に上記で得られた各
艶出し剤をカ−ワックス用の市販スポンジを用いて塗布
し、25℃で15分間放置後、協和界面化学社製のCA
−X型接触角計を用いて塗膜表面に脱イオン水(20μ
l、10μl)を滴下し、試験板をゆっくりと傾けてい
き水滴が滑りを開始する角度を滑落角として調べた。
(A)及び(B)成分を含む樹脂溶液を特定量の(C)
成分中に混合分散することで、通常、均一膜を形成する
のにスプレ−塗装等の手段を要するような有機溶剤希釈
型の樹脂溶液を分散状態にし、該(C)成分が保護・潤
滑剤層的働きをして、本組成物の塗布作業を容易にする
ものである。本発明の艶出し剤を塗布後に、架橋被膜形
成の過程で表層に(C)成分が局在化し、これをネルや
布などで拭き取りながら磨き仕上げをすることにより、
小さな傷ならばうめることができ、撥水性を付与すると
同時に、付着水滴を塗膜面から容易に滑落除去すること
ができ、耐候性、耐スリキズ性、耐酸性等にも優れた保
護被膜が形成できる。また該保護被膜は、光沢に優れ、
その持続性にも優れるものであり、さらに光輝材使用の
塗膜面に適用した場合にその深み感を高めるものであ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)(a)下記式(I) 【化1】 (式中、R1は炭素数1〜10のアルキル基を表わし、
R2は炭素数1〜6の2価の炭化水素基を表わし、R3は
水素原子又はメチル基を表わし、mは6〜300の数で
ある)、及び/又は下記式(II) 【化2】 (式中、R4及びR7は同一又は異なって水素原子又はメ
チル基を表わし、R5及びR6は同一又は異なって炭素数
1〜6の二価の炭化水素基を表わし、nは6〜300の
数である)、で示されるシロキサンマクロモノマー1〜
40重量%、(b)加水分解性アルコキシシリル基含有
モノマー5〜50重量%、(c)水酸基含有モノマ−1
〜40重量%、及びこれらと共重合可能な他の不飽和モ
ノマー0〜93重量%の共重合により得られる加水分解
性アルコキシシリル基及び水酸基含有シロキサンポリマ
ー、(B)ポリイソシアネ−ト化合物、及び(C)
(e)下記式(III ) 【化3】 (式中、kの平均数は6〜150であり、lは0〜6の
整数であり、R8は炭素原子数1〜6のアルキル基であ
る)で示されるエポキシ末端シロキサンポリマ−と
(f)スルホン酸化合物とを(e)中のエポキシ基/
(f)中のスルホン酸基の当量比が1/1〜10/1と
なる割合で予め反応させてなる反応生成物、及び/又は
粘度が10,000cSt(25℃)以下のシリコ−ン
オイルを含有し、(C)の使用量が(A)と(B)の樹
脂固形分100重量部に対して30〜600重量部であ
り、(A)、(B)及び(C)を2液又は3液として使
用直前に混合・分散することを特徴とする艶出し剤。 - 【請求項2】硬化触媒(D)を、加水分解性アルコキシ
シリル基及び水酸基含有シロキサンポリマー(A)の樹
脂固形分100重量部に対して0.1〜5.0重量部配
合してなる請求項1記載の艶出し剤。
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