JP2001171444A - 牽引車の灯火器回路保護装置 - Google Patents

牽引車の灯火器回路保護装置

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JP2001171444A
JP2001171444A JP35787399A JP35787399A JP2001171444A JP 2001171444 A JP2001171444 A JP 2001171444A JP 35787399 A JP35787399 A JP 35787399A JP 35787399 A JP35787399 A JP 35787399A JP 2001171444 A JP2001171444 A JP 2001171444A
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circuit
lighting circuit
lighting
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vehicle
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JP35787399A
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Yasuo Ando
藤 康 男 安
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被牽引車の灯火器回路の異常が運転者に容易
に伝達でき、かつヒューズ等の交換部品を要しない牽引
車の灯火器回路保護装置を提供する。 【解決手段】 牽引車の灯火器回路(w1〜)と被牽引
車の灯火器回路(w11〜)とを接続するカプラ(1
5)の牽引車の灯火器回路側(w1〜)に牽引車の灯火
器回路保護装置(10)を介装し、被牽引車の灯火器回
路(w11〜)の電圧変化または電流変化を検知する検
知手段(11)と、その検知手段(11)の信号から被
牽引車の灯火器回路(w11〜)の故障を判断して信号
を出力する判断手段(12)と、その判断手段(12)
の信号に基づき牽引車の灯火器回路(w1〜)と被牽引
車の灯火器回路(w11〜)との接続を遮断する遮断手
段(13)と、前記判断手段(12)の信号により警告
を出力する警告手段(14)とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、牽引車(トラク
タ)の灯火器回路を、その回路に接続される被牽引車
(トレーラ)の灯火器回路の故障から保護する牽引車の
灯火器回路保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の牽引車・被牽引車の灯火器
回路図が示されている。(図6の左方から、)バッテリ
16から方向指示器回路w1、尾灯回路w3、後退灯回
路w4、および制動灯回路w5の各灯火器回路に分岐さ
れており、方向指示器回路w1は、ヒューズF1および
フラッシャユニット17を介して方向指示スイッチSW
1に接続されている。そして、方向指示スイッチSW1
から左右方向指示器回路w1、w2に切り換えられ、そ
れぞれ方向指示灯(右)L1、および(左)L1に接続
され、さらに保護装置10Nに接続されている。保護装
置10N内ではそれぞれヒューズF11、F12(ヒュ
ーズF1より低容量)が介装されてカプラ15に接続さ
れ、カプラ15から被牽引車の灯火器回路w11、w1
2の方向指示灯(右)L1、(左)L1に接続されてい
る。なお、図5(および図1)において、カプラ15か
ら左に牽引車側、右に被牽引車側が示されている。
【0003】尾灯回路w3は、ヒューズF3および尾灯
スイッチSW3を介して左右の尾灯L3、L3およびラ
イセンス灯L31に接続され、さらに保護装置10Nの
リレーRY3に接続されてそのリレーRY3を作動して
いる。そのリレーRY3には、回路w0からヒューズF
13を介して接続され、カプラ15を介して被牽引車の
灯火器回路w3の尾灯(右)L3、(左)L3、および
ライセンス灯L31に接続されている。
【0004】後退灯回路w4は、ヒューズF4および後
退灯スイッチSW4を介して後退灯L4に接続され、さ
らに保護装置10NのリレーRY4に接続されてそのリ
レーRY4を作動している。そのリレーRY4には、回
路w0からヒューズF14を介して接続され、カプラ1
5を介して被牽引車の灯火器回路w14の後退灯L4に
接続されている。
【0005】制動灯回路w5は、ヒューズF5および制
動灯スイッチSW5を介して左右の制動灯L5、L5に
接続され、さらに保護装置10Nを介してカップラ15
に接続され、カプラ15から被牽引車の灯火器回路w1
5の左右の制動灯L5、L5に接続されている。なお、
符号weで示す回路は、アース回路である。
【0006】このように従来の保護装置10Nでは、被
牽引車の方向指示器回路w11、w12の異常は、牽引
車側のヒューズF1より低容量の保護装置10N内のヒ
ューズF11、F12で保護され、そして、尾灯回路w
3および後退灯回路w4は、それぞれリレーRY3、R
Y4を介して専用のヒューズF13、F14で被牽引車
側w13、w14の異常から保護されている。なお、断
続的に使用される制動灯w5の回路では、ヒューズを介
さず並列接続をしている。
【0007】しかし、この装置では、運転者がヒューズ
切れに気付き難く、また、交換用に予備のヒューズの携
帯が必要であり、また、メンテナンス費がかかるという
問題がある。
【0008】なお、出願人は、特開平7−159474
号公報および実開平6−84343号公報に車両用配線
の故障診断装置の技術を開示しているが、これらはいず
れも、被牽引車の灯火器回路の異常を検出して牽引車灯
火器回路を保護するものではない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、被牽引車の
灯火器回路の異常が運転者に容易に伝達でき、かつヒュ
ーズ等の交換部品の携帯を要しない牽引車の灯火器回路
保護装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、牽引車の灯火
器回路をその回路に接続される被牽引車の灯火器回路の
故障から保護する牽引車の灯火器回路保護装置におい
て、牽引車の灯火器回路と被牽引車の灯火器回路とを接
続するカプラの牽引車の灯火器回路側に介装され、被牽
引車の灯火器回路の電圧変化または電流変化を検知する
検知手段と、その検知手段の信号から被牽引車の灯火器
回路の故障を判断して信号を出力する判断手段と、その
判断手段の信号に基づき牽引車の灯火器回路と被牽引車
の灯火器回路との接続を遮断する遮断手段と、前記判断
手段の信号により警告を出力する警告手段とを有してい
る。
【0011】そして、前記判断手段は前記検知手段が検
知した被牽引車の灯火器回路の各回路毎の電圧変化また
は電流変化が所定値以上であるか否かを判断し、所定値
以上であれば遮断手段にその回路を遮断する信号を出力
すると共に警告手段に警告を発する信号を出力する機能
を有している。
【0012】また、前記判断手段は各回路毎にホールド
回路を有している。
【0013】前記判断手段がデジタル回路で構成されて
いる。
【0014】本発明によれば、被牽引車の灯火器回路に
異常が発生した場合に、検知手段によって検出された各
回路の電圧または電流を、判断手段においてその変化量
が所定値以上であるか否かを判断し、所定値以上であれ
ば遮断手段にその回路を遮断する信号を出力すると共に
警告手段に警告信号を出力し、牽引車側の灯火器回路を
保護し、運転者に警告する。
【0015】したがって、被牽引車側の灯火器回路異常
に対して瞬時に遮断動作が行われ、また、運転者が知る
ことができて走行の安全が確保できる。そして、ヒュー
ズ等の交換部品を必要とせず、被牽引車側の回路不良が
解消すれば、直ちに正常復帰でき、メンテナンス費が低
減できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1において、バッテリ16から
保護装置10までの牽引車側の各灯火器回路w1、w
2、w3、w4、w5、weおよびカプラ15からの被
牽引車側の各灯火器回路w11、w12、w13、w1
4、w15、weは、前記図6と同様であり、さらにこ
の例には、予備回路としてw6、w16が加えられてい
る。
【0017】そして、保護装置10には、電流または電
圧から被牽引車側回路w11〜w16の異常を検知する
検知手段11、および異常検知時にその回路(w1〜w
6)を遮断する遮断手段13が各灯火器回路に接続して
設けられており、検知手段11の検知した電流または電
圧から被牽引車側の各灯火器回路w11〜w15の異常
を判断し、前記遮断手段12及び後記警告手段14に出
力する判断手段13が設けられている。警告手段14
は、図示しない運転席のメータ表示部等に設ける警告灯
あるいはブザーである。判断手段12には、ヒューズF
7およびスイッチSW7を介してバッテリ16から配線
されている。なお、符号1i〜6iは保護装置10の牽
引車側(スイッチSW側)、1o〜6oは被牽引車側
(カプラ15側)の各配線接続端子を示している。
【0018】次ぎに、図2のフローチャートを参照して
本発明による保護装置10の作動を説明する。まず、ス
テップS1では、検知手段11により各回路毎に電流
(または電圧)を検知し、ステップS2では、その検知
電流(または電圧)を判断手段12により所定値と比較
する。そして所定値以上でなければステップS3に進
み、所定値以上であればステップS4に進む。ステップ
S3では、作動終了か否かの判断を行い、否であればス
テップS1に戻る。一方、ステップS4では、判断手段
12の信号に基づき遮断手段13においてその回路の遮
断を行い、また、警告手段14を作動する。
【0019】図3には、判断手段11にホールド回路を
設けた保護装置10Aの回路図が示されている。保護装
置10Aには、方向指示器回路(w1)〜予備回路(w
6)のそれぞれに対応して同様に構成された回路が組ま
れており、図3において、符号R1〜R7(以下Rxで
示し、他の符号も同様)は、検知手段の電流検知用の抵
抗、PYxは、遮断手段13のリレーをそれぞれ示し、
サイリスタSCRxと作動時間調整用の可変抵抗VRx
とコンデンサCxとでホールド回路が構成されている。
なお、符号L0は、警告手段14の警告灯を示してい
る。
【0020】また、図4および図5は、図3の実施形態
の判断手段12をデジタル回路で構成した実施形態を示
している。図4(同様の構成の回路は一部省略して表
示)に示す保護装置10Bでは、判断手段を符号Dで示
すデジタル回路で構成し、また、遮断手段は、各回路そ
れぞれ2個のトランジスタTr1xおよびTr2xで構
成している。
【0021】図5(灯火器回路の一回路分のみ表示)
は、図4に示した実施形態の遮断手段を前記図2同様に
リレーRYxで構成した例を示している。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成さ
れ、以下の効果を奏する。 (1)ヒューズのような交換部品を携帯する必要がな
く、被牽引車側の回路不良が解消すれば、直ちに正常復
帰できる。 (2) 回路異常を電気信号で感知し、作動するので瞬
時の遮断動作が保証でき、高信頼性が得られる。 (3) 被牽引車側の灯火器回路の異常が、運転者に直
ちに警報でき、走行の安全確保に有効である。 (4) 予備回路を含めても既存の牽引車・被牽引車間
の7極カプラが利用できるので被牽引車のいずれのタイ
プにも適用でき、牽引車と被牽引車との組み合わせに対
する自由度がある。 (5) アナログ・デジタルいずれの回路でも形成で
き、専用ユニットとしなくとも既存の装置に付加内蔵が
可能であり、特別のスペースを要しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の灯火器回路保護装置を設けた灯火器回
路を示す回路図。
【図2】本発明の作動を説明するフローチャート図。
【図3】灯火器回路保護装置にホールド回路を設けた実
施形態を示す回路図。
【図4】灯火器回路保護装置をデジタル回路で構成した
実施形態を示す回路図。
【図5】図4の別の実施形態を示す部分回路図。
【図6】従来の牽引車の灯火器回路保護装置の回路図を
示す。
【符号の説明】
10、10A、10B、10N・・・保護装置 11・・・検知手段 12・・・判断手段 13・・・遮断手段 14・・・警告手段 15・・・カプラ 16・・・バッテリ 17・・・フラッシャユニット F1〜・・・ヒューズ D・・・デジタル回路 L1・・・方向指示灯 L3・・・尾灯 L31・・・ライセンス灯 L4・・・後退灯 L5・・・制動灯 SW1・・・方向指示スイッチ SW3・・・尾灯スイッチ SW4・・・後退灯スイッチ SW5・・・制動灯スイッチ w1、w2、w11、w12・・・方向指示器回路 w3、w13・・・尾灯回路 w4、w14・・・後退灯回路 w5、w15・・・制動灯回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牽引車の灯火器回路をその回路に接続さ
    れる被牽引車の灯火器回路の故障から保護する牽引車の
    灯火器回路保護装置において、牽引車の灯火器回路と被
    牽引車の灯火器回路とを接続するカプラの牽引車の灯火
    器回路側に介装され、被牽引車の灯火器回路の電圧変化
    または電流変化を検知する検知手段と、その検知手段の
    信号から被牽引車の灯火器回路の故障を判断して信号を
    出力する判断手段と、その判断手段の信号に基づき牽引
    車の灯火器回路と被牽引車の灯火器回路との接続を遮断
    する遮断手段と、前記判断手段の信号により警告を出力
    する警告手段とを有していることを特徴とする牽引車の
    灯火器回路保護装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は前記検知手段が検知した
    被牽引車の灯火器回路の各回路毎の電圧変化または電流
    変化が所定値以上であるか否かを判断し、所定値以上で
    あれば遮断手段にその回路を遮断する信号を出力すると
    共に警告手段に警告を発する信号を出力する機能を有し
    ている請求項1の牽引車の灯火器回路保護装置。
  3. 【請求項3】 前記判断手段が各回路毎にホールド回路
    を有している請求項1または請求項2の牽引車の灯火器
    回路保護装置。
  4. 【請求項4】 前記判断手段がデジタル回路で構成され
    ている請求項1から請求項3までのいずれかの牽引車の
    灯火器回路保護装置。
JP35787399A 1999-12-16 1999-12-16 牽引車の灯火器回路保護装置 Pending JP2001171444A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008055956A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 給電制御装置

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