JP2001171149A - 廃インクタンク - Google Patents

廃インクタンク

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JP2001171149A
JP2001171149A JP35951999A JP35951999A JP2001171149A JP 2001171149 A JP2001171149 A JP 2001171149A JP 35951999 A JP35951999 A JP 35951999A JP 35951999 A JP35951999 A JP 35951999A JP 2001171149 A JP2001171149 A JP 2001171149A
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ink
waste ink
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waste
ink tank
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Kazutaka Miyamoto
和孝 宮本
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】廃インクの収容率を高めた廃インクタンクを提
供する。 【解決手段】廃インクを吸収する1枚の長尺のインク吸
収体80をロール状に巻いて廃インクタンク50に収容
した。このため、ロール状インク吸収体80に吸収され
た廃インクは、ロール状インク吸収体80のロール形状
に沿って全体に滞りなく浸透する。廃インクに滞りがな
いとインク染料が析出してもその析出物は大きな固まり
には成長しない。従って、インク染料が析出してもロー
ル状インク吸収体80に吸収される廃インクの容量は減
少しない。この結果、廃インクタンク50のインク収容
率が高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置から
排出された廃インクを収容する廃インクタンクに関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置の一つとして、インクを吐出して記録紙などの記
録媒体に画像を形成するインクジェット方式画像形成装
置が知られている。このインクジェット方式画像形成装
置は、例えば、インクが吐出するノズルが形成された印
字ヘッドと、この印字ヘッドを搭載して所定の主走査方
向に往復動するキャリッジと、この主走査方向に直交す
る方向(副走査方向)に記録紙を搬送する記録媒体搬送
装置とを備えている。
【0003】記録紙に画像を形成する際は、記録媒体搬
送装置で搬送中の記録紙を一時的に停止させ、キャリッ
ジを上記の主走査方向に往復動させながら、画像情報を
担持した画像信号に基づいてノズルからインクを吐出
し、記録紙のうち、ノズルの出口(インク吐出口)に向
き合う画像形成領域に位置する部分に1バンド分の画像
を形成する。その後、記録紙を1バンド分の幅だけ搬送
して停止させ、再び、キャリッジを上記の主走査方向に
往復動させながら、画像信号に基づいてノズルからイン
クを吐出し、記録紙のうち画像形成領域に新たに位置す
る部分に画像を形成する。このような動作を繰り返すこ
とにより記録紙に画像を形成する。
【0004】上記したインクジェット方式画像形成装置
などのようにインクを利用した画像形成装置では、連続
して画像を形成する(印字する)とノズルのインク吐出
状態が変化して画像品位が低下するおそれがある。ノズ
ルからのインク吐出状態が変化する理由は、ノズル内に
気泡が発生したり異物などが混入したりするからであ
る。
【0005】また、インクジェット方式画像形成装置が
長期間使用されないときは、印字ヘッド内のインクの濃
度が増加すると共にその粘度も増加する。この理由は、
印字ヘッド内のインクの水分が微量ながらインク吐出口
から蒸発するからである。この粘度の増加したインク
(増粘インク)はインク吐出口で目詰まりを起こすこと
がある。そこで、ノズル内の気泡や異物などを除去した
り、増粘インクに起因する目詰まりの発生を防止した
り、発生した目詰まりを解消したりする目的で、ノズル
からインクを強制的に吸引してインク吐出状態を初期の
状態に回復させる回復装置が使用される。
【0006】この回復装置は、印字中のインク吐出状態
を判断して使用されたり、あるいは、印字の所定時間間
隔で使用されたりする。また、長期間使用されなかった
インクジェット方式画像形成装置が使用される直前にも
回復装置が使用される。
【0007】回復装置では、印字ヘッドに形成されたノ
ズルの出口をゴム製などのキャップで覆い(キャッピン
グし)、外部から負圧を発生させてノズルからインクを
吸い出すことによりノズル内をクリーニングする。これ
によりノズルからインクが吸引されてインク吐出状態が
初期の正常な吐出状態に回復する。クリーニングの際に
回復装置が吸引したインク(廃インク)は、インクジェ
ット方式画像形成装置に取り付けられた廃インクタンク
に収容される。
【0008】図7は、従来の廃インクタンクの概略を示
す斜視図である。
【0009】廃インクタンク130は、上方が開放され
た略直方体のケーシング132と、このケーシング13
2内に収容されて廃インクを吸収する廃インク吸収体な
どから構成されている。ケーシング132の下部には、
インクジェット方式画像形成装置から排出された廃イン
クをケーシング132内に流入させる流入口(図示せ
ず)が形成されている。この流入口を囲むように管継ぎ
手134がケーシング132の外壁から突出している。
管継ぎ手134は、廃インクを廃インクタンク130に
導く廃インク管136の一端部に差し込まれている。こ
れにより、廃インクは廃インク管136と管継ぎ手13
4を通って、流入口からケーシング132の内部に流入
する。
【0010】ケーシング132の内部には、ケーシング
132の内寸に略同じ外寸の廃インク吸収体138が収
容されている。廃インク吸収体138は、複数の平板状
のインク吸収マット138a,138b,138cが積
層されたものである。これらインク吸収マット138
a,138b,138cは繊維質のものである。流入口
から流入した廃インクは廃インク吸収体138のうち最
下層のインク吸収マット138cに吸収される。インク
吸収マット138cに吸収された廃インクはインク吸収
マット138c内を横に広がるように浸透すると共に、
上方にも浸透する。この浸透は、インク吸収マット13
8cの繊維質に沿って比較的安定して進行する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、インク吸収
マット138cの上面とこの面に接触するインク吸収マ
ット138bの下面との間では、繊維質の連続性が断た
れている。このため、インク吸収マット138cの廃イ
ンク吸収量がほぼ飽和しないと、インク吸収マット13
8cからこの上のインク吸収マット138bへの廃イン
クの浸透が開始されにくい。従って、インク吸収マット
138cに浸透した廃インクがインク吸収マット138
bに吸収され始めるまでに時間がかかる。同様のことが
インク吸収マット138bとインク吸収マット138a
の間でも起こる。
【0012】上記のように廃インクタンクに収容される
インク吸収体が、複数枚のインク吸収マットを積層して
構成されている場合、下のインク吸収マットに浸透した
廃インクが下のインク吸収マットと上のインク吸収マッ
トの境界を通って上のインク吸収マットに吸収され始め
るまでには時間がかかる。
【0013】ところで、インク吸収マットに吸収された
廃インクは、徐々にその水分が蒸発する。このため、例
えば上記のように下のインク吸収マットに浸透した廃イ
ンクが上のインク吸収マットに吸収されずに滞留してい
ると、時間の経過とともに下のインク吸収マットの廃イ
ンクの濃度が増加する。
【0014】廃インクの濃度が増加すると、廃インク中
に溶解しているインク染料が析出しやすくなる。滞留し
た廃インク中ではこのインク染料の析出物が大きな固ま
りに成長することがある。このような析出物の固まりが
インク吸収マットの表層部分に析出すると、この析出物
によって廃インクの吸収が妨げられる。また、インク吸
収マットの内部にインク染料の析出物に囲まれた部分が
形成された場合、その部分には、吸収された廃インクが
浸透できないことがある。さらに、インク吸収マット内
でインク染料の析出物が固まりになって析出すると、イ
ンク吸収マットが廃インクを吸収できる容量(インク吸
収容量)は、析出物の固まりが占める体積の分だけ減少
する。この結果、全く障害がないときに廃インクタンク
が収容できる廃インクの許容量に対する、廃インクタン
クに実際に収容される廃インクの量の割合(インク収容
率)が低くなる。
【0015】本発明は、上記事情に鑑み、インク収容率
を高めた廃インクタンクを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の廃インクタンクは、記録媒体にインクを吐出
して画像を形成する画像形成装置の本体から排出された
廃インクが、側壁と底壁によって囲まれた内部に収容さ
れる廃インクタンクにおいて、 (1)ロール状に巻かれて内部に収容された、廃インク
を吸収するロール状インク吸収体を備えたことを特徴と
するものである。
【0017】ここで、ロール状インク吸収体は、 (2)そのロール状に巻かれたときの中心線の延びる方
向が廃インクタンクの底壁に略垂直になるように収容さ
れたものであってもよい。
【0018】また、ロール状インク吸収体は、 (3)その外周面からその内部に向かう複数の孔が形成
されたものであってもよい。
【0019】さらに、側壁は、 (4)廃インクが流入するインク流入口が形成されたも
のであり、ロール状インク吸収体は、 (5)インク流入口の近傍に位置する部分を切り取った
切取空間が形成されたものであってもよい。
【0020】さらにまた、側壁は、 (6)その内壁面のうちインク流入口よりも下方の部分
から廃インクタンクの内部に向かって突き出た、インク
流入口から流入した廃インクの流れを互いに異なる方向
に分流する分流部を有するものであってもよい。
【0021】さらにまた、側壁は、 (7)その内壁面から廃インクタンクの内部に向かって
突き出た複数の突起が形成されたものであってもよい。
【0022】上記目的を達成するための本発明の他の廃
インクタンクは、記録媒体にインクを吐出して画像を形
成する画像形成装置の本体内部の空気を排出する排出手
段を備えた画像形成装置における、本体から排出された
廃インクが収容される廃インクタンクにおいて、 (8)廃インクを吸収する、ロール状に巻かれて収容さ
れたロール状インク吸収体を備え、 (9)排出手段によって排出された空気が流入する空気
流入部 (10)空気流入部から流入した空気が外部に流出する
空気流出部 (11)空気流入部から流入した空気がロール状インク
吸収体の上方を経由して空気流出部まで流れる流路が形
成されたことを特徴とするものである。
【0023】上記目的を達成するための本発明の他の廃
インクタンクは、内部に配置された熱源によって加熱さ
れた空気を排出する冷却ファンが本体に装着された、記
録媒体にインクを吐出して画像を形成する画像形成装置
における、本体から排出された廃インクが収容される廃
インクタンクにおいて、 (12)ロール状に巻かれて収容された、廃インクを吸
収するロール状インク吸収体を備え、 (13)冷却ファンによって排出された空気が流入する
空気流入部 (14)空気流入部から流入した空気が外部に流出する
空気流出部 (15)空気流入部から流入した空気がロール状インク
吸収体の上方を経由して空気流出部まで流れる流路が形
成されたことを特徴とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の廃
インクタンクの実施形態について説明する。
【0025】図1を参照して、本発明の廃インクタンク
が組み込まれているインクジェット方式画像形成装置
(本発明にいう画像形成装置の一例である)を説明す
る。
【0026】図1は、本発明の廃インクタンクが組み込
まれたインクジェット方式画像形成装置の概略を示す斜
視図である。
【0027】ここでは、図1に示すように、インクジェ
ット方式画像形成装置の一例として、記録紙12にイン
クを吐出して画像を形成するプロッタ10を挙げる。プ
ロッタ10は、副走査方向(矢印A方向)に搬送される
記録紙12が載置されるプラテン14を備えている。こ
のプラテン14の上方には、プラテン14に平行に2本
のガイドシャフト16が掛け渡されている。このガイド
シャフト16には、モータ(図示せず)とベルト(図示
せず)によって矢印A方向に直交する主走査方向(矢印
B,C方向)に往復動するキャリッジ18がスライド軸
受(図示せず)を介して取り付けられている。
【0028】キャリッジ18には、インクを吐出するイ
ンク吐出口(ノズルの出口であり、図示せず)を有する
印字ヘッド20が搭載されている。インク吐出口の前方
は、画像が形成される画像形成領域22であり、記録紙
12のうち、この画像形成領域22に位置する部分にイ
ンク吐出口からインクが吐出されて画像が形成される。
【0029】キャリッジ18の移動可能な範囲の片側
の、画像形成領域22から離れた位置には、印字ヘッド
20のインク吐出状態を初期の状態に回復させる回復装
置30が配置されている。この回復装置30は、ノズル
からインクを強制的に吸引し、印字ヘッド20に形成さ
れたインク供給経路やノズルなどをクリーニングする。
この回復装置30は筺体40の内部に組み込まれてい
る。この筺体40の下面には、この回復装置30によっ
て吸引されたインク(廃インク)を収容する廃インクタ
ンク50が固定されている。
【0030】記録紙12に画像を形成するに当たって
は、プラテン14に記録紙12を載置し、この記録紙
を、プラテン14に形成された開口部(図示せず)から
外周面の一部を露出した搬送ローラ24と、記録紙12
の両端部を上方から押さえるピンチローラ26とによっ
て挟持し、モータ(図示せず)により搬送ローラ24を
回転させて搬送する。記録紙12の上方でキャリッジ1
8を矢印B,C方向に往復動させ、制御装置28から印
字ヘッド20に送信された画像情報を担持する画像信号
に基づいてノズルからインクを吐出して、記録紙12の
うち、画像形成領域22に位置する部分に画像を形成す
る。画像形成動作中、ノズルをクリーニングするために
ノズルからインクを吸引することが必要な状態になる
と、キャリッジ18を回復装置30の上方に移動させ
る。
【0031】図2から図7までを参照して廃インクタン
クの一実施形態を説明する。
【0032】図2は、本発明の廃インクタンクの一実施
形態を示す斜視図である。図3は、図2の廃インクタン
クを分解して示す分解斜視図である。図4は、図2の廃
インクタンクの内部のうちインク流入口の近傍部分を示
す斜視図である。図5は、ロール状に巻かれたロール状
インク吸収体を展開して示す斜視図である。図6は、プ
ロッタに固定された廃インクタンクの内部を示す断面図
である。
【0033】廃インクタンク50は、図2に示すよう
に、側壁52と底壁54(図3参照)を有する横長の容
器であり、その上部は開放されている。この廃インクタ
ンク50は工業用プラスチックや金属等によって成形さ
れている。廃インクタンク50の内部には、廃インクを
吸収するロール状インク吸収体80が収容されている。
【0034】廃インクタンク50には、側壁52のうち
長手方向一端に位置する部分の下部を貫通するインク流
入口92が形成されている。側壁52の外壁面52bに
は、このインク流入口92を囲む管継ぎ手96(図6参
照)が突出して形成されている。管継ぎ手96は、廃イ
ンクを廃インクタンク50に導く廃インク管90の一端
部に差し込まれている。廃インク管90の一端部とは反
対側の他端部(図示せず)は、上記した回復装置30
(図1参照)に接続されている。この回復装置30によ
って吸引された廃インクは廃インク管90と管継ぎ手9
6を通って流入口92から廃インクタンク50の内部に
流入する。
【0035】側壁52のうちインク流入口92の形成さ
れた長手方向一端に位置する部分の上部が廃インクタン
ク20の長手方向の外側に突出している。この突出した
部分の周縁には側壁52から連続した低い側壁52cが
形成されている。この突出した部分は、廃インクタンク
50の内部に空気を流入させる空気流入部58である。
【0036】一方、空気流入部58の形成された一端部
とは反対側の長手方向他端部の上部にも、長手方向の外
側に突出した部分が形成されている。この突出した部分
にも側壁52から連続した低い側壁52dが形成されて
いるが、その先端は開放されている。この突出した部分
は、廃インクタンク50の内部から空気が流出する空気
流出部62である。
【0037】図4に示すように、側壁52の内壁面52
aのうちインク流入口92よりも下の部分には、廃イン
クタンク50の内部に向かって突き出た分流部70が形
成されている。分流部70は略三角錐に形成されてい
る。この分流部70は、流入口92から流入した廃イン
ク120の流れを互いに異なる方向(ここでは矢印D方
向と矢印E方向の2方向)に分流する。
【0038】分流部70を形成する3つの斜面72,7
4,76のうち図4の紙面上左側の斜面74と右側の斜
面76が交わって稜78が形成されている。この稜78
は、インク流入口92の中心よりも鉛直方向に下がった
位置から廃インクタンク50の内部に向かって真っすぐ
に延びている。従って、流入口92から廃インクタンク
50の内部に流入した廃インク120は、この稜78に
よって、斜面74上を流れる矢印D方向の流れと斜面7
6上を流れる矢印E方向の流れに略均等に分流される。
【0039】さらに側壁52の内壁面52aには、図2
と図3に示すように、廃インクタンク50の内部に向か
って突き出た複数の突起56が形成されている。各突起
56は底壁54(又はその近傍)から側壁52の上端ま
で直線的に延びている。この突起56は内壁面52aの
略全周に亙って所定間隔で形成されている。ロール状イ
ンク吸収体80が廃インクタンク50に収容されると、
この突起56によって内壁面52aとロール状インク吸
収体80の外周面82(図3参照)の接触が妨げられる
ので、それら2つの面の間に間隙53が形成される。こ
れにより、ロール状インク吸収体80の表面積のうち空
気に触れる部分の面積が広くなる。このため、ロール状
インク吸収体80に吸収された廃インクの水分がロール
状インク吸収体80から蒸発できる面積が広くなる。従
って、ロール状インク吸収体80に吸収された廃インク
の水分の蒸発が促進される。
【0040】底壁54の中央部分には、廃インクタンク
50の長手方向に延びて立ち上がった位置決め板54a
が形成されている。底壁54から位置決め板54aの上
端までの高さは、図3の紙面上では、底壁54から側壁
52の上端までの高さの3分の1程度である。しかし、
これに限られず、位置決め板54aの上端の位置が側壁
52の上端の位置よりも低い位置であればよい。この位
置決め板54aは、ロール状インク吸収体80を廃イン
クタンク50に収容するときにその位置を定めるととも
に、収容後のロール状インク吸収体80をずれないよう
に固定する。
【0041】廃インクタンク50の内部に収容されるロ
ール状インク吸収体80は、図5に示すように、展開す
ると1枚の長尺のインク吸収体になる。このインク吸収
体はパルプ系の成分を含んだ繊維質の素材によって製造
される。このような素材は、例えば、ハトシート(本州
製紙株式会社の登録商標)などである。本実施形態にお
けるロール状インク吸収体80では、それを展開したと
きの長手方向に素材の繊維質が延びている。但し、繊維
質の延びる方向はこの長手方向に限定されるものではな
い。このインク吸収体には、複数の略円形の貫通した孔
84が形成されている。
【0042】このインク吸収体が陸上競技用トラックに
似た形状に略3重に巻かれて、ロール状インク吸収体8
0(図3参照)が形成されている。このロール状インク
吸収体80では、3つの孔84(例えば3つの孔84a
や3つの孔84b)が一組を成して塞がることなく連通
している。従って、孔84は外周面82から内部に向か
って貫通している。この孔84により、ロール状インク
吸収体80の全表面積が拡大される。このため、ロール
状インク吸収体80に吸収された廃インクの水分がロー
ル状インク吸収体80から蒸発できる面積が広くなる。
この結果、廃インクの水分の蒸発が促進される。
【0043】本実施形態では、ロール状インク吸収体8
0が略3重に巻かれているので、3つの孔84が連通し
て1つの孔を形成するが、4重に巻かれるときは、4つ
の孔が連通して1つの孔を形成する位置に孔84が形成
される。ロール状インク吸収体80がさらに多重に巻か
れるときは、巻数と同数の孔が連通して1つの孔を形成
する位置に孔84が形成される。
【0044】また、ロール状インク吸収体80の下部に
は、略矩形に切り取られた切取空間86が形成されてい
る。この切取空間86が形成される部分は、ロール状イ
ンク吸収体80が廃インクタンク50に収容されたとき
に、インク流入口92の近傍に位置する部分である。こ
の切取空間86はロール状インク吸収体80の外周面か
らその内部に向かって連通して1つの空間になるように
形成されている。従って、インク流入口92から廃イン
クタンク50に流入した廃インク120は、ロール状イ
ンク吸収体80の中央部近傍にまで流れ込むことができ
る。この結果、廃インク120はロール状インク吸収体
80の多くの部分に吸収される。
【0045】上記のように形成されたロール状インク吸
収体80は、図3に示すように、その中心線の延びる方
向(矢印F方向)が廃インクタンク50の底壁54に略
垂直になるように収容される。この収容の際、位置決め
板54aがロール状インク吸収体80の中央部に差し込
まれるようにロール状インク吸収体80を配置する。
【0046】このように配置されたロール状インク吸収
体80は、従来の積層されたインク吸収体とは異なっ
て、その上下の方向に繊維質の不連続性が無く、連続し
ている。従って、ロール状インク吸収体80に吸収され
た廃インクはロール状インク吸収体80内を上に向かっ
て滞りなく浸透する。また、ロール状インク吸収体80
の繊維質が延びる方向には、廃インクが速やかに浸透す
る。従って、ロール状インク吸収体80のロール状の形
状に沿って廃インクが速やかに浸透する。この結果、ロ
ール状インク吸収体80に吸収された廃インクは滞るこ
となく速やかにロール状インク吸収体80の全体に浸透
する。
【0047】ロール状インク吸収体80の収容された廃
インクタンク50は、図6に示すように、プロッタ10
(図1参照)を構成する筺体40の底壁42の下面42
aに固定される。廃インクタンク50が下面42aに固
定されると、下面42aとロール状インク吸収体80の
上端面の間に空気の流路(間隙)100が形成される。
この流路100は、空気流入部58からロール状インク
吸収体80の上方を経由して空気流出部62まで形成さ
れている。
【0048】一方、底壁42の上面42bには、冷却フ
ァン(本発明の排出手段の一例である)46が固定され
ている。この冷却ファン46は、プロッタ10(図1参
照)の内部に配置された熱源48によって加熱された空
気を排気して、熱源48を冷却する。
【0049】底壁42のうち冷却ファン46の下方に位
置する部分には、開孔44が形成されている。この開孔
44の下方には、廃インクタンク50の空気流入部58
が位置している。従って、冷却ファン46によって排出
される空気は開孔44を通って廃インクタンク50の空
気流入部58に流入する。空気流入部58に流入した空
気はロール状インク吸収体80に向かう方向(矢印G方
向)に流れる。さらに、空気は流路100を通って空気
流出部62から廃インクタンク50の外に(矢印H方向
に)流出する。この間、流動する空気は間隙53(図2
参照)にも流れ込む。さらに、流動する空気は、位置決
め板54aの上方に形成された間隙55(図2参照)に
も流れ込み、一部は孔84を通過する。
【0050】このようにして、ロール状インク吸収体8
0の表面積のうち多くの部分が流動する空気に晒される
ので、ロール状インク吸収体80に吸収された廃インク
の水分が蒸発し易い。このように、蒸発が促進される
と、ロール状インク吸収体80における廃インクの飽和
状態が起こりにくくなる。従って、ロール状インク吸収
体80による廃インクの吸収が促進されるとともに吸収
された廃インクのロール状インク吸収体80内での浸透
も促進される。また、飽和状態が起こりにくいとロール
状インク吸収体80に吸収された廃インクが滞りにくい
ので、ロール状インク吸収体80内にインク染料の固ま
りが析出しない。従って、インク染料の固まりに起因し
たインク吸収体が廃インクを吸収できる容量の減少は起
こらない。これらの結果、全く障害がないときに廃イン
クタンクが収容できる廃インクの許容量に対する、廃イ
ンクタンクに実際に収容される廃インクの量の割合(イ
ンク収容率)が高まる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の廃インク
タンクによれば、廃インクタンクにはロール状に巻かれ
たロール状インク吸収体が収容されている。このため、
ロール状インク吸収体に吸収された廃インクは、ロール
状インク吸収体のロール形状に沿って全体に滞りなく浸
透する。廃インクに滞りがないとインク染料が析出して
もその析出物は大きな固まりには成長しない。従って、
インク染料が析出してもロール状インク吸収体に吸収さ
れる廃インクの容量は減少しない。この結果、廃インク
タンクのインク収容率が高められる。
【0052】ここで、ロール状インク吸収体は、そのロ
ール状に巻かれたときの中心線の延びる方向が廃インク
タンクの底壁に略垂直になるように収容されたものであ
る場合は、ロール状インク吸収体の上下方向にはロール
状インク吸収体に途切れがない。このため、ロール状イ
ンク吸収体に吸収された廃インクは上方に向かう浸透が
いっそう速やかになる。従って、インク染料が析出して
もロール状インク吸収体に吸収される廃インクの容量は
減少しない。この結果、廃インクタンクの収容率がいっ
そう高められる。
【0053】また、ロール状インク吸収体は、その外周
面からその内部に向かう複数の孔が形成されたものであ
る場合は、孔を形成する表面積の分だけロール状インク
吸収体の全表面積が広くなる。ロール状インク吸収体の
表面からは、ロール状インク吸収体に吸収された廃イン
クの水分が蒸発するので、ロール状インク吸収体の全表
面積が広い程、廃インクの水分の蒸発が促進される。廃
インクの水分が速やかに蒸発すると、廃インクの滞りが
発生しにくいので析出するインク染料の析出物は大きな
固まりには成長しない。従って、インク染料が析出して
もロール状インク吸収体に吸収される廃インクの容量が
減少しない。この結果、廃インクタンクに廃インクを収
容する収容率がいっそう高められる。さらに、廃インク
の水分が速やかに蒸発するので、ロール状インク吸収体
が単位時間当たりに吸収できる廃インクの量が増加す
る。
【0054】さらに、側壁は、廃インクが流入するイン
ク流入口が形成されたものであり、ロール状インク吸収
体は、インク流入口の近傍に位置する部分を切り取った
切取空間が形成されたものである場合は、インク流入口
から廃インクタンク内に流入した廃インクが切取空間を
通ってロール状インク吸収体の内部にも流れて吸収され
るので、廃インクはロール状インク吸収体のより多くの
部分で吸収される。従って、ロール状インク吸収体に廃
インクが吸収される時間が短縮される。また、吸収され
た廃インクはロール状インク吸収体の全体に浸透しやす
い。これにより、廃インクの滞りが防止されるので、イ
ンク染料が析出してもその析出物は大きな固まりには成
長しない。従って、インク染料が析出してもロール状イ
ンク吸収体に吸収される廃インクの容量が減少しない。
この結果、廃インクタンクに廃インクを収容する収容率
がなおいっそう高められる。
【0055】さらにまた、側壁は、その内壁面のうちイ
ンク流入口よりも下方の部分から廃インクタンクの内部
に向かって突き出た、インク流入口から流入した廃イン
クの流れを互いに異なる方向に分流する分流部を有する
ものである場合は、分流部によって互いに異なる方向に
廃インクの流れが分流されるので、廃インクはロール状
インク吸収体のいっそう広い部分で速やかに吸収され
る。従って、ロール状インク吸収体全体に廃インクが短
時間で吸収される。さらに、吸収された廃インクはロー
ル状インク吸収体の全体にいっそう浸透しやすい。これ
により、廃インクの滞りが防止されるので、インク染料
が析出しても析出物は大きい固まりにならないので、ロ
ール状インク吸収体に吸収される廃インクの容量が減少
しない。この結果、廃インクタンクに廃インクを収容す
る収容率がなおいっそう高められる。
【0056】さらにまた、側壁は、その内壁面から廃イ
ンクタンクの内部に向かって突き出た複数の突起が形成
されたものである場合は、内壁面とロール状インク吸収
体との間に間隙が形成される。ロール状インク吸収体
は、この間隙に面する面積の分だけ空気に接する表面積
が広くなる。これにより、ロール状インク吸収体から廃
インクの水分が蒸発する面積が広くなるので、一定時間
内でより多くの量の水分が蒸発できる。従って、廃イン
クの滞りが発生しにくくなり、析出するインク染料の析
出物は大きくは成長しないので、インク染料が析出して
もロール状インク吸収体に吸収される廃インクの容量が
減少しない。この結果、廃インクタンクに廃インクを収
容する収容率がいっそう高められる。さらに、廃インク
の水分が速やかに蒸発するので、ロール状インク吸収体
が単位時間当たりに吸収できる廃インクの量が増加す
る。
【0057】また、本発明の他の廃インクタンクによれ
ば、排出手段によって空気流入部から廃インクタンクに
流入した空気が流路を通って空気流出部から流出するの
で、廃インクタンクの内部が迅速に換気される。このた
め、廃インクの水分が蒸発して廃インクタンク内の空気
の湿度が上がっても、その空気は速やかに収容タンクの
外に排出される。従って、ロール状インク吸収体に吸収
された廃インクの水分の蒸発が促進される。ロール状イ
ンク吸収体に含まれる水分が減少することによって廃イ
ンクの浸透が促進され、廃インクの滞りが発生しにくく
なる。この結果、廃インクタンクに廃インクを収容する
収容率が高められる。
【0058】さらに、本発明の他の廃インクタンクによ
れば、加熱された空気が収容タンクに流入してロール状
インク吸収体の表面に接することになる。これにより、
ロール状インク吸収体に吸収された廃インクの水分の蒸
発が大幅に促進される。この結果、廃インクタンクに廃
インクを収容する収容能率が大幅に高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃インクタンクが組み込まれたプロッ
タを示す斜視図である。
【図2】本発明の廃インクタンクの実施形態を示す斜視
図である。
【図3】廃インクタンクを分解して示す分解斜視図であ
る。
【図4】廃インクタンクのインク流入口の近傍を示す部
分斜視図である。
【図5】ロール状に巻かれたロール状インク吸収体を延
ばした状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の廃インクタンクの内部を示す断面図で
ある。
【図7】従来の廃インクタンクの概略を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
46 冷却ファン 50 廃インクタンク 52 側壁 52a 内壁面 54 底壁 56 突起 58 空気流入部 62 空気流出部 70 分流部 80 ロール状インク吸収体 82 外周面 84 孔 86 切取空間 92 インク流入口 100 流路 120 廃インク F ロール状インク吸収体の中心線の延びる方向

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体にインクを吐出して画像を形成
    する画像形成装置の本体から排出された廃インクが、側
    壁と底壁によって囲まれた内部に収容される廃インクタ
    ンクにおいて、 ロール状に巻かれて前記内部に収容された、前記廃イン
    クを吸収するロール状インク吸収体を備えたことを特徴
    とする廃インクタンク。
  2. 【請求項2】 前記ロール状インク吸収体は、 そのロール状に巻かれたときの中心線の延びる方向が前
    記廃インクタンクの底壁に略垂直になるように収容され
    たものであることを特徴とする請求項1に記載の廃イン
    クタンク。
  3. 【請求項3】 前記ロール状インク吸収体は、 その外周面からその内部に向かう複数の孔が形成された
    ものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の廃
    インクタンク。
  4. 【請求項4】 前記側壁は、 前記廃インクが流入するインク流入口が形成されたもの
    であり、 前記ロール状インク吸収体は、 前記インク流入口の近傍に位置する部分を切り取った切
    取空間が形成されたものであることを特徴とする請求項
    1,2,又は3に記載の廃インクタンク。
  5. 【請求項5】 前記側壁は、 その内壁面のうち前記インク流入口よりも下方の部分か
    ら前記廃インクタンクの内部に向かって突き出た、前記
    インク流入口から流入した前記廃インクの流れを互いに
    異なる方向に分流する分流部を有するものであることを
    特徴とする請求項4に記載の廃インクタンク。
  6. 【請求項6】 前記側壁は、 その内壁面から前記廃インクタンクの内部に向かって突
    き出た複数の突起が形成されたものであることを特徴と
    する請求項4又は5に記載の廃インクタンク。
  7. 【請求項7】 記録媒体にインクを吐出して画像を形成
    する画像形成装置の本体内部の空気を排出する排出手段
    を備えた画像形成装置における、前記本体から排出され
    た廃インクが収容される廃インクタンクにおいて、 前記廃インクを吸収する、ロール状に巻かれて収容され
    たロール状インク吸収体を備え、 前記排出手段によって排出された空気が流入する空気流
    入部と、 該空気流入部から流入した空気が外部に流出する空気流
    出部と、 前記空気流入部から流入した空気が前記ロール状インク
    吸収体の上方を経由して前記空気流出部まで流れる流路
    とが形成されたことを特徴とする廃インクタンク。
  8. 【請求項8】 内部に配置された熱源によって加熱され
    た空気を排出する冷却ファンが本体に装着された、記録
    媒体にインクを吐出して画像を形成する画像形成装置に
    おける、前記本体から排出された廃インクが収容される
    廃インクタンクにおいて、 ロール状に巻かれて収容された、前記廃インクを吸収す
    るロール状インク吸収体を備え、 前記冷却ファンによって排出された空気が流入する空気
    流入部と、 該空気流入部から流入した空気が外部に流出する空気流
    出部と、 前記空気流入部から流入した空気が前記ロール状インク
    吸収体の上方を経由して前記空気流出部まで流れる流路
    とが形成されたことを特徴とする廃インクタンク。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004034412A (ja) * 2002-07-01 2004-02-05 Sharp Corp インクジェットプリンタの廃インク貯留装置
JP2007296701A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Brother Ind Ltd 廃インクタンク
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JP2019171598A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 セイコーエプソン株式会社 インク吸収器および液滴吐出装置

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