JP2001170709A - コイルコーナープロテクター - Google Patents

コイルコーナープロテクター

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JP2001170709A
JP2001170709A JP35711799A JP35711799A JP2001170709A JP 2001170709 A JP2001170709 A JP 2001170709A JP 35711799 A JP35711799 A JP 35711799A JP 35711799 A JP35711799 A JP 35711799A JP 2001170709 A JP2001170709 A JP 2001170709A
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
outer peripheral
circumferential direction
boundary
corner protector
Prior art date
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Pending
Application number
JP35711799A
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English (en)
Inventor
Takayuki Takeuchi
隆行 竹内
Michio Kashimori
三智雄 樫森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Shinwa Package Co Ltd
Original Assignee
Shinwa Package Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Shinwa Package Co Ltd, Kawasaki Steel Corp filed Critical Shinwa Package Co Ltd
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  • Buffer Packaging (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルの境部の防水紙が破れたりコイルの境
部に疵が付くのを防止でき、且つ、周方向の湾曲を容易
にできると共に、湾曲後に波状成形部の周方向の一部が
外方に膨らむのを防止する 【解決手段】 帯状体コイル1の外周面を周方向に沿っ
て覆う外周側部材2と、該外周側部材2に折り曲げ部3
を介して連設され、コイル端面を周方向に沿って覆うと
共に、周方向に沿って波状成形部4が設けられた端面側
部材5とによって断面略L字状に形成され、コイル外周
面と端面との境部7に周方向に沿って装着されるコイル
コーナープロテクターにおいて、折り曲げ部3の内面が
前記境部7に接触しないように該折り曲げ部3の位置に
該境部7から離間する側に膨らむ逃げ部8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状体コイルの外
周面と端面との境部に装着されて該コイルを保護するコ
イルコーナープロテクターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコイルコーナープロテク
ターとしては、例えば図6〜図8に示すものが知られて
いる。このコイルコーナープロテクターは、帯状体コイ
ルaの外周面を周方向に沿って覆う外周側部材bと、該
外周側部材bに折り曲げ部cを介して連設され、コイル
aの端面を周方向に沿って覆うと共に、周方向に沿って
波状成形部dが設けられた端面側部材eとによって断面
略L字状に形成されている。
【0003】帯状体コイルaは、通常、埃や湿気等から
保護するために防水紙fで包まれており、該防水紙eで
包まれた状態のコイルaの外周面と端面との境部gにコ
イルコーナープロテクターを装着し、結束フープhを巻
きかけて周方向及び径方向を結束して梱包している。ま
た、コイルコーナープロテクターは平板を折り曲げ部c
の位置で略直角に折り曲げた後にロールフォーミング等
によって長手方向(周方向)に湾曲成形して形成される
が、この湾曲成形時の逃げ代を確保するために端面側部
材eに上述した波状成形部dを形成しており、更に、こ
の波状形成部dは周方向の湾曲を許容して異なる径のコ
イルにも対応できる機能を併せ持っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコイルコーナープロテクターにおいては、図7に示
すように、折り曲げ部cに小さなR部が発生して、該R
部の内面にコイルaの境部gに当たってしまい、該境部
gの防水紙fが破れて錆の原因になったり、コイルaに
疵がつく等の不都合が生じる。
【0005】また、波状成形部dの谷部の頂点がコイル
aの端面に線接触するため、外側から衝撃が加わると、
コイルaの端面の防水紙fが破れて錆の原因になった
り、コイルaに疵が付く等の不都合がある。更に、コイ
ルコーナープロテクターは所定の強度を必要とすること
から、ある程度の肉厚が要求されるが、肉厚が厚いと異
なる径のコイルに対応させるべく周方向に湾曲させる際
に曲がりに難く、しかも、湾曲後に波状成形部dの周方
向の一部が図9に示すように外方に膨らんでしまって、
クレーン搬送時に、この膨らみ部分にトングやCフック
等が引っ掛かって梱包がばらけてしまうという不都合が
ある。
【0006】本発明はこのような不都合を解消するため
になされたものであり、請求項1の発明は、コイルの境
部の防水紙が破れたりコイルの境部に疵が付くのを防止
することができ、且つ、周方向の湾曲を容易にすること
ができると共に、湾曲後に波状成形部の周方向の一部が
外方に膨らむのを防止することができるコイルコーナー
プロテクターを提供することを目的とする。
【0007】請求項2の発明は、コイルの端面の防水紙
が破れたりコイル端面に疵が付くのを防止することがで
きるコイルコーナープロテクターを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係るコイルコーナープロテクターは、帯
状体コイルの外周面を周方向に沿って覆う外周側部材
と、該外周側部材に折り曲げ部を介して連設され、前記
コイルの端面を周方向に沿って覆うと共に、周方向に沿
って波状成形部が設けられた端面側部材とによって断面
略L字状に形成され、前記コイルの外周面と端面との境
部に周方向に沿って装着されるコイルコーナープロテク
ターにおいて、前記折り曲げ部の内面が前記コイルの外
周面と端面との境部に接触しないように、該折り曲げ部
の位置に前記境部から離間する側に膨らむ逃げ部を設け
たことを特徴とする。
【0009】請求項2に係るコイルコーナープロテクタ
ーは、帯状体コイルの外周面を周方向に沿って覆う外周
側部材と、該外周側部材に折り曲げ部を介して連設さ
れ、前記コイルの端面を周方向に沿って覆うと共に、周
方向に沿って波状成形部が設けられた端面側部材とによ
って断面略L字状に形成され、前記コイルの外周面と端
面との境部に周方向に沿って装着されるコイルコーナー
プロテクターにおいて、前記波状成形部に前記コイルの
端面と面接触する平面部を部分的に設けたことを特徴と
する。
【0010】請求項3に係るコイルコーナープロテクタ
ーは、請求項2において、前記波状成形部の一個の山部
と前記平面部とを周方向に交互に配置したことを特徴と
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の一例で
あるコイルコーナープロテクターの周方向の一部分を示
す斜視図、図2はコイルコーナープロテクターを鋼帯コ
イルの外周面と端面との境部に装着した状態を示す断面
図、図3は図2のA−A線断面図、図4及び図5は本発
明の他の実施の形態を示す断面図である。
【0012】図1〜図3を参照して、このコイルコーナ
ープロテクターは、帯状体コイル1の外周面を周方向に
沿って覆う外周側部材2と、該外周側部材2に折り曲げ
部3を介して連設され、コイル1の端面を周方向に沿っ
て覆うと共に、周方向に沿って波状成形部4が設けられ
た端面側部材5とによって断面略L字状に形成されてい
る。
【0013】帯状コイル1は、従来例で説明したよう
に、埃や湿気等から保護するために防水紙6で包まれて
おり、該防水紙6で包まれた状態のコイル1の外周面と
端面との境部7にコイルコーナープロテクターを装着
し、結束フープ(図示せず。)を巻きかけて周方向及び
径方向を結束して梱包している。また、このコイルコー
ナープロテクターは平板を折り曲げ部3の位置で略直角
に折り曲げた後にロールフォーミング等によって長手方
向(周方向)に湾曲成形して形成される。そして、上述
した波状成形部4によって、この湾曲成形時の逃げ代が
確保されると共に、湾曲成形後の周方向の湾曲が許容さ
れて異なる径のコイルにも対応できるようになってい
る。
【0014】ここで、この実施の形態では、折り曲げ部
4の内面がコイル1の外周面と端面との境部7に接触し
ないように、該折り曲げ部4の位置に境部7から離間す
る側に膨らむ逃げ部8を設けている。具体的には、逃げ
部8は、コイル端面からコイル1の軸方向に離れた位置
に円の中心を有して境部7からコイル1の軸方向に離間
する方向に膨らむ断面半円形状(半径3mm以上)に形
成されている。
【0015】また、波状成形部4には、頂点がコイル端
面から離間する側に配置された断面三角形状の一個の山
部4aと、該コイル端面に面接触する平面部9とが周方
向に交互に配置されており、山部4aは頂点の角度が端
面側部材5の基端(逃げ部8側)から先端に向けて次第
に大きくなるように形成されている。なお、平面部9は
端面側部材5のコイル端面に対向する面の10%以上と
する。
【0016】このように、この実施の形態では、折り曲
げ部4の位置にコイル1の境部7から離間する側に膨ら
む逃げ部8を設けて該折り曲げ部4の内面がコイル1の
境部7に接触しないようにしているので、梱包状態で折
り曲げ部4の内面にコイル1の境部7が当たらないよう
にすることができ、この結果、従来のように、コイル1
の境部7の防水紙6が破れて錆の原因になったり、コイ
ル1に疵がつくのを良好に防止することができる。
【0017】また、折り曲げ部4の位置にコイル1の境
部7から離間する方向に膨らむ逃げ部8を設けているこ
とから、該位置での強度が大きくなってその分コイルコ
ーナープロテクターの板厚を薄くすることができ、この
結果、異なる径のコイルに対応させるべく周方向に湾曲
させる際の曲げ作業を容易に行うことができると共に、
湾曲後に波状成形部4の周方向の一部が径方向外方に膨
らむのを防止することができ、更には、製作コストの低
減を図ることができる。
【0018】更に、波状成形部4の谷部に相当する部分
にコイル端面に面接触する平面部9を設けているので、
外側から衝撃が加わった場合でも、従来のように、コイ
ル1の端面の防水紙6が破れて錆の原因になったり、コ
イル1に疵が付くのを良好に防止することができる。更
に、山部4aの頂点の角度を端面側部材5の基端から先
端に向けて次第に大きくなるように形成しているので、
異なる径のコイルに対応させるべく周方向に湾曲させる
際の曲げ作業をより容易に行うことができる。
【0019】尚、上記実施の形態では、波状成形部4に
一個の山部4aと平面部9とを周方向に交互に配置した
場合を例に採ったが、必ずしもこのようにする必要はな
く、例えば波状成形部4に二又は三以上の山部4aと平
面部9とを配置するようにしてもよく、また、図5に示
すように、谷部の頂点がコイル端面に接触しないように
して波状成形部4に二又は三以上の山部4aと平面部9
とを配置することもできる。
【0020】更に、上記実施の形態では、山部4aの断
面形状を三角形にした場合を例に採ったが、これに限定
されず、例えば山部4a及び谷部の断面形状を半円形や
四角形にすることもできる。
【0021】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、コイルの境部の防水紙が破れたりコ
イルの境部に疵が付くのを防止することができ、且つ、
周方向の湾曲を容易にすることができると共に、湾曲後
に波状成形部の周方向の一部が外方に膨らむのを防止す
ることができるという効果が得られる。
【0022】請求項2又は3の発明では、コイルの端面
の防水紙が破れたりコイル端面に疵が付くのを防止する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例であるコイルコーナ
ープロテクターの周方向の一部分を示す斜視図である。
【図2】コイルコーナープロテクターを鋼帯コイルの外
周面と端面との境部に装着した状態を示す断面図であ
る。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す断面図である。
【図6】従来のコイルコーナープロテクターを鋼帯コイ
ルの外周面と端面との境部に装着した状態を示す斜視図
である。
【図7】図6のB−B線断面図である。
【図8】図7のC−C線断面図である。
【図9】コイルコーナープロテクターを周方向に曲げて
曲率半径を変える際に波状成形部の一部が外側に膨らん
でしまう状態を説明するための説明的斜視図である。
【符号の説明】
1…帯状体コイル 2…外周側部材 3…折り曲げ部 4…波状成形部 4a…山部 5…端面側部材 7…境部 8…逃げ部 9…平面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樫森 三智雄 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 親和パッケージ株式会社内 Fターム(参考) 3E037 AA02 BA09 BA10 BB03 BC04 CA05 3E066 AA04 BA01 CA01 CB02 GA06 HA01 KA02 KA04 NA35 4E026 DB07 DB08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状体コイルの外周面を周方向に沿って
    覆う外周側部材と、該外周側部材に折り曲げ部を介して
    連設され、前記コイルの端面を周方向に沿って覆うと共
    に、周方向に沿って波状成形部が設けられた端面側部材
    とによって断面略L字状に形成され、前記コイルの外周
    面と端面との境部に周方向に沿って装着されるコイルコ
    ーナープロテクターにおいて、 前記折り曲げ部の内面がコイルの外周面と端面との境部
    に接触しないように、該折り曲げ部の位置に前記境部か
    ら離間する側に膨らむ逃げ部を設けたことを特徴とする
    コイルコーナープロテクター。
  2. 【請求項2】 帯状体コイルの外周面を周方向に沿って
    覆う外周側部材と、該外周側部材に折り曲げ部を介して
    連設され、前記コイルの端面を周方向に沿って覆うと共
    に、周方向に沿って波状成形部が設けられた端面側部材
    とによって断面略L字状に形成され、前記コイルの外周
    面と端面との境部に周方向に沿って装着されるコイルコ
    ーナープロテクターにおいて、 前記波状成形部に前記コイルの端面と面接触する平面部
    を部分的に設けたことを特徴とするコイルコーナープロ
    テクター。
  3. 【請求項3】 前記波状成形部の一個の山部と前記平面
    部とを周方向に交互に配置したことを特徴とする請求項
    2記載のコイルコーナープロテクター。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022091488A1 (ja) * 2020-10-26 2022-05-05 株式会社商船三井 線材コイルの梱包体、及び線材コイルのコンテナへの搭載方法
CN116390886A (zh) * 2020-10-26 2023-07-04 株式会社商船三井 线材卷的捆包体和线材卷向集装箱的搭载方法

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WO2022091488A1 (ja) * 2020-10-26 2022-05-05 株式会社商船三井 線材コイルの梱包体、及び線材コイルのコンテナへの搭載方法
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