JP2001170587A - ブラスト洗浄装置 - Google Patents

ブラスト洗浄装置

Info

Publication number
JP2001170587A
JP2001170587A JP36198299A JP36198299A JP2001170587A JP 2001170587 A JP2001170587 A JP 2001170587A JP 36198299 A JP36198299 A JP 36198299A JP 36198299 A JP36198299 A JP 36198299A JP 2001170587 A JP2001170587 A JP 2001170587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jet
blast
nozzle
cleaning device
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP36198299A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiko Miyamoto
典彦 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITEC Co Ltd
Original Assignee
ITEC Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ITEC Co Ltd filed Critical ITEC Co Ltd
Priority to JP36198299A priority Critical patent/JP2001170587A/ja
Publication of JP2001170587A publication Critical patent/JP2001170587A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな設置面積を占める乾燥装置を不要にし
て迅速な洗浄処理を可能にし、併せてダスト分離手段や
洗浄溶液の循環供給システムを不要にして装置の簡素化
とコストダウンを図るブラスト洗浄装置を提供する。 【解決手段】 通気性のある無端搬送手段2の下半部分
2bを囲うようにブラスト室3を設ける。このブラスト
室3内に噴射ノズル4を設け、上記噴射ノズル4に気体
供給管5と研掃材供給管6とを接続する。上記研掃材供
給管6で研掃材Bを噴射ノズル4に供給し、気流Aと研
掃材Bとの混合噴流Cで無端搬送手段2を洗浄するよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブラスト洗浄装置に
関し、例えばワイヤーネットベルトやウエッジメッシュ
ベルト、ウエッジワイヤスクリーンベルト、あるいはチ
ェーン等で構成された通気性のある無端搬送手段を効果
的に洗浄するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】上記無端搬送手段にワーク(被処理物)
を載置して当該ワークの表面処理や加熱処理等を行う
と、複雑な構造をした当該無端搬送手段に表面処理時や
加熱時の汚れが付着する。そこで従来では、洗浄溶液を
収容し超音波装置を配した洗浄槽内に上記無端搬送手段
を走行させて当該無端搬送手段を洗浄する湿式洗浄方式
が主流であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の湿式洗浄方式では乾燥工程が不可欠であるため、乾
燥装置が大きな設置面積を占めるうえ、乾燥工程を必要
とする分だけ洗浄処理に手間取る。しかも、従来の湿式
洗浄方式では、洗浄槽を出てからの乾燥過程で、空中に
浮遊しているダストが当該無端搬送手段に再付着してし
まうこと、また、無端搬送手段を洗浄槽内に走行させて
除塵(洗浄)することから、洗浄溶液中にダストが混入
する。このため、洗浄溶液中のダストを分離して当該洗
浄溶液を循環供給するシステムが必要になる等、洗浄装
置の煩雑化とコストアップを伴う。本発明はこのような
事情に鑑みてなされたもので、その目的は、大きな設置
面積を占める乾燥装置を不要にして迅速な洗浄処理を可
能にし、併せてダスト分離装置や洗浄溶液の循環供給シ
ステムを不要にして装置の簡素化とコストダウンを可能
にするブラスト洗浄装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のように構成される。即ち、請求項1
に記載の発明は、通気性のある無端搬送手段2の下半部
分2bを囲うようにブラスト室3を設け、このブラスト
室3内に噴射ノズル4を設け、上記噴射ノズル4に気体
供給管5と研掃材供給管6とを接続し、上記研掃材供給
管6で研掃材Bを上記噴射ノズル4に供給し、気流Aと
研掃材Bとの混合噴流Cで上記無端搬送手段2を洗浄す
るように構成したことを特徴とするものである。
【0005】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
したブラスト洗浄装置において、上記噴射ノズル4から
噴射された混合噴流Cを反転させる噴流反転板10を当
該噴射ノズル4と対面配置し、上記噴流反転板10と噴
射ノズル4との間に上記無端搬送手段2の下半部分2b
を走行させるように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
したブラスト洗浄装置において、上記噴流反転板10を
無端搬送手段2の全幅に亙って配置するとともに、この
噴流反転板10に沿って噴射ノズル4を走行可能に構成
し、上記噴射ノズル4から噴射された混合噴流Cを無端
搬送手段2の走行上手側に反転させるように構成したこ
とを特徴とするものである。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
したブラスト洗浄装置において、上記噴流反転板10に
沿って噴射ノズル4を走行させるのに代えて、上記噴流
反転板10に沿って複数の噴射ノズル4を配置したこと
を特徴とするものである。
【0008】
【発明の作用・効果】(イ)請求項1に記載の発明で
は、通気性のある無端搬送手段2の下半部分2bを囲う
ようにブラスト室3を設け、このブラスト室3内に噴射
ノズル4を設け、上記噴射ノズル4に気体供給管5と研
掃材供給管6とを接続し、上記研掃材供給管6で研掃材
Bを上記噴射ノズル4に供給し、気体Aと研掃材Bとの
混合噴流Cで上記無端搬送手段2を洗浄するように構成
したことから、通気性のある無端搬送手段2に衝突した
研掃材は、複雑な構造の無端搬送手段2に被着している
汚染付着物を効果的に剥離し、混合噴流Cに乗せて除去
するので、乾燥装置も不要でその設置スペースの低減が
可能になる。これにより洗浄装置の低コスト化が可能に
なる。
【0009】(ロ)請求項1に記載の発明では、乾燥工
程が不要になる分だけ洗浄処理時間を短縮できる。しか
も、従来の湿式洗浄方式のような洗浄溶液中のダストを
分離して洗浄溶液を循環供給するシステムは不要になる
ので、洗浄装置の簡素化とコストダウンを図ることがで
きる。
【0010】(ハ)請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載したブラスト洗浄装置において、上記噴射ノズ
ル4から噴射された混合噴流Cを反転させる噴流反転板
10を当該噴射ノズル4と対面配置し、上記噴流反転板
10と噴射ノズル4との間に上記無端搬送手段2の下半
部分2bを走行させるように構成したことから、噴射ノ
ズル4から噴射された混合噴流Cは、一旦無端搬送手段
2の下半部分2bに一方から吹き当てられ、当該噴射ノ
ズル4と対面配置された噴流反転板10により反転さ
れ、再び無端搬送手段2の下半部分2bに逆方向から吹
き当てられる。つまり、上記噴流反転板10を噴射ノズ
ル4と対面配置することで、研掃材Bを含む混合噴流C
は通気性のある無端搬送手段2の表裏両面に吹き当てら
れるので、複雑な構造の無端搬送手段2に被着している
汚れを効果的にブラスト洗浄することができる。
【0011】(ニ)請求項3に記載の発明では、請求項
2に記載したブラスト洗浄装置において、上記噴流反転
板10を無端搬送手段2の全幅に亙って配置するととも
に、この噴流反転板10に沿って噴射ノズル4を走行可
能に構成し、上記噴射ノズル4から噴射された混合噴流
Cを無端搬送手段2の走行上手側に反転させるように構
成したことから、上記反転された混合噴流Cは、当該無
端搬送手段2の全幅に亙って走行上手側を予備洗浄する
役割を果たすこととなる。これにより一層効果的な洗浄
処理をすることができる。
【0012】(ホ)請求項4に記載の発明では、請求項
3に記載したブラスト洗浄装置において、上記噴流反転
板10に沿って噴射ノズル4を走行させるのに代えて、
当該噴流反転板10に沿って複数の噴射ノズル4を配置
したことから、噴射ノズル4の走行駆動手段は不要にな
り、安価に実施できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係るブ
ラスト洗浄装置を添付図面に基づいて説明する。図1は
本発明の第1の実施形態を示し、図1(A)はそのブラ
スト洗浄装置の概要図、図1(B)はそのブラスト洗浄
装置の要部取り出し正面図、図3は無端搬送手段の要部
取り出し図、図4は噴射ノズルの往復走行手段の要部取
り出し側面図である。
【0014】このブラスト洗浄装置1は、図1(A)に
示すように、表面処理装置等の下流側で、通気性のある
ワイヤーネット製の無端搬送手段2(以下「ワイヤーネ
ットベルト」という)の下半部分2bを囲うようにブラ
スト室3を設け、このブラスト室3内に複数の噴射ノズ
ル4を下方より無端搬送手段2に向けて配置し、各噴射
ノズル4に気体供給管5と研掃材供給管6とを接続し、
各噴射ノズル4で高速気流Aと研掃材であるドライアイ
スペレットBとの混合噴流Cを無端搬送手段2に吹き付
けて洗浄処理をするように構成されている。
【0015】ここで、図1(A)中の符号7はブラスト
発生ユニット、10は噴射ノズル4から噴射された混合
噴流Cを反転させる噴流反転板、30は排気ダクト、3
1は排気調節ダンパーを、32はドライアイスによる白
煙を消滅させるヒータ、33は排気ファン、34は集塵
サイクロン、35は集塵回収容器をそれぞれ示す。
【0016】上記ワイヤーネットベルト2は、例えば図
1(A)に示すように、複数の搬送ローラ24・24に
巻掛けられ、その上半部分2aに載置した表面処理済み
のワークWを搬送し、後続の搬送ローラ25に巻掛けら
れた搬送ベルト26で当該ワークWを受け取り、上記ワ
イヤーネットベルト2の下半部分2bをブラスト洗浄装
置1で洗浄するように構成されている。上記ワイヤーネ
ットベルト2は、例えば図3に示すように、右巻き及び
左巻きの各スパイラル線20a・20bを太い連結ピン
21によって交互に連結し、各連結ピン21の両端にピ
ントルチェーン22を取り付けて構成されている。
【0017】なお、上記ワイヤーネットベルト2には、
ワークWを載置するためのワイヤーメッシュ緩衝材(図
示せず)を着脱交換可能に付設する場合があるが、この
ワイヤーメッシュ緩衝材も通気性を有するので、本発明
に係るブラスト洗浄装置でワイヤーネットベルト2とと
もに洗浄することができる。
【0018】上記ブラスト発生ユニット7は、低圧気流
を発生するブロア8と研掃材であるドライアイスペレッ
トBを収容するホッパ9とから構成されており、気体供
給管5より高速気流Aを給送し、研掃材供給管6よりド
ライアイスペレットBを供給するように構成されてい
る。そして各噴射ノズル4は、高速気流Aが当該噴射ノ
ズル4内を通過する際に発生する負圧でドライアイスペ
レットBを吸引し、気流AとドライアイスペレットBと
の混合噴流Cをその先端より噴射するように構成されて
いる。なお、ドライアイスペレットBの大きさは、例え
ば直径2〜5mmで、その長さが3〜10mmの円柱形
が望ましい。
【0019】上記の構成によれば、ワイヤーネットベル
ト2に衝突したドライアイスペレットBは砕け散り、複
雑な構造のワイヤーネットベルトに被着している汚染付
着物を効果的に剥離し、混合噴流Cに乗せて除去する。
その後ドライアイスペレットB自体は昇華してしまうの
で、乾燥装置も不要でその設置スペースの低減が可能に
なる。これにより洗浄装置の底コスト化が可能になる。
【0020】また、研掃材としてドライアイスペレット
Bを用いる場合には、ドライアイスペレットB自体は昇
華してしまうので、混合噴流Cに乗せて除去した汚染物
は、集塵サイクロン34により容易に回収できる。ま
た、乾燥工程が不要になる分だけ洗浄処理時間を短縮で
きる。しかも、従来の湿式洗浄方式のような洗浄溶液中
のダストを分離して洗浄溶液を循環供給するシステムは
不要になるので、洗浄装置の簡素化とコストダウンを図
ることができる。
【0021】上記噴流反転板10は、図1(A)に示す
ように、ワイヤーネットベルト2の全幅をカバーするよ
うに当該ワイヤーネットベルト2の上側と下側に配置さ
れ、上側の噴流反転板10は、ワイヤーネットベルト2
を挟んで噴射ノズル4と対面するように配置されてい
る。つまり上側の噴流反転板10と噴射ノズル4との間
にはワイヤーネットベルト2の下半部分2bが走行する
ように構成されている。また、上側の噴流反転板10に
対面して千鳥配置した複数の噴射ノズル4が、ワイヤー
ネットベルト2の全幅に亙って走行可能に設けられ、上
記各噴射ノズル4から噴射された混合噴流Cが、上下の
噴流反転板10・10により無端搬送手段2の走行上手
側に繰り返し反転されるように構成されている。
【0022】上記の構成によれば、ドライアイスペレッ
トBを含む混合噴流Cは、上下の噴流反転板10・10
によりワイヤーネットベルト2の走行上手側に繰り返し
反転するので、当該ワイヤーネットベルト2の全幅に亙
って走行上手側を予備洗浄する役割を果たすこととな
る。これにより一層効果的な洗浄処理をすることができ
る。しかも、ドライアイスペレットBを含む混合噴流C
は、ワイヤーネットベルト2の表裏両面に吹き当てられ
るので、複雑な構造のワイヤーネットベルト2やワイヤ
ーメッシュ緩衝材23に被着している汚れを効果的にブ
ラスト洗浄することができる。
【0023】上記噴射ノズル4は、図1(B)に示すよ
うに、往復走行手段11により上記ワイヤーネットベル
ト2の走行方向(E)と交差する方向(F)へ往復走行
可能に設けられており、上記ワイヤーネットベルト2が
所定量だけ走行する間に千鳥配置した複数の噴射ノズル
4が往復走行して切れ目なく当該ワイヤーネットベルト
2を洗浄する。
【0024】上記往復走行手段11は、駆動プーリ12
と、従動プーリ13と、それらのプーリ間に巻掛けられ
た無端ベルト14と、上記駆動プーリ12を減速機15
を介して正逆回転させる駆動モータ16とから成り、図
4に示すように、上記無端ベルト14を挟持する上下一
対の挟持具17a・17bで千鳥配置した複数の噴射ノ
ズル4を上向きに支持するように構成されている。な
お、図4中の符号18は締結ボルト、19は挟持具17
bの走行ガイドを示し、図1(B)中の符号aは噴射ノ
ズル4の到来を検知して減速する減速用検知器、bは逆
転用検知器をそれぞれ示す。
【0025】図2は本発明の第2の実施形態を示し、図
2(A)はそのブラスト洗浄装置の要部取り出し図、図
2(B)は図1(B)相当図である。この第2の実施形
態では、図2(A)(B)に示すように、往復走行手段
11を構成する無端ベルト14の上半部分14aと下半
部分14aにそれぞれ噴射ノズル4を設け、各噴射ノズ
ル4をワイヤーネットベルト2の走行方向(E)と交差
する方向(F)へ相互に逆向きに往復走行するように構
成されている。
【0026】また、無端ベルト14の上半部分14aに
設けられている噴射ノズル4に対面するようにワイヤー
ネットベルト2を挟んでその下側に噴流反転板10が設
けられ、無端ベルト14の下半部分14bに設けられて
いる噴射ノズル4に対面するようにワイヤーネットベル
ト2を挟んでその上側に別の噴流反転板10が設けら
れ、これらの噴流反転板10は、いずれもワイヤーネッ
トベルト2の全幅をカバーするように配置されている。
【0027】この第2の実施形態によれば、相互に逆向
きに往復走行する二つの噴射ノズル4からそれぞれ混合
噴流Cが噴射され、これらの混合噴流Cが各噴流反転板
10により反転されてワイヤーネットベルト2に繰り返
し吹き当てられて、切れ目なく当該ワイヤーネットベル
ト2を洗浄する。そして噴射ノズル4を併設した分だけ
第1の実施形態よりも洗浄効果がアップする。なお、そ
の他の点は図1(A)の実施形態と同様に構成されてい
る。
【0028】本発明は上記の実施形態に限定されるもの
ではなく、この発明の要旨を変更しない範囲内において
種々の設計変更を施すことが可能である。例えば図5に
示すように、上記往復走行手段11の無端ベルト14に
代えて、巻取り・巻出し可能な索体14bを用いて噴射
ノズル4を往復走行可能に構成しても差し支えない。即
ち、正転時には駆動モータ16で駆動プーリ12bを正
転させて索体14bを巻取り、逆転時には駆動プーリ1
2bを逆転させて索体14bを巻出すとともに、従動プ
ーリ13bに仕込んだ巻バネ13cで索体14bを当該
従動プーリ13bで巻取るように構成する。
【0029】上記の実施形態では、ワイヤーネットベル
ト2の上下両側にそれぞれ噴流反転板10を設けたもの
について例示したが、噴射ノズル4と対面配置させた噴
流反転板10が少なくともひとつあれば足りる。また、
切れ目なくワイヤーネットベルト2を洗浄するために、
複数の噴射ノズル4を千鳥配置して往復走行させるのに
代えて、単一の噴射ノズル4からの混合噴流Cの噴射角
度を扇状(広角)にして往復走行させてもよく、単一の
噴射ノズル4を旋回揺動可能に配置して往復走行させ、
あるいは噴流反転板10に沿って複数の噴射ノズル4を
対面配置しても差し支えない。
【0030】また、上記の実施形態では、通気性のある
無端搬送手段としてワイヤーネットベルトについて例示
したが、その他の無端搬送手段として、例えばウエッジ
メッシュベルトやウエッジワイヤスクリーンベルト、あ
るいはチェーン等で構成された通気性のある無端搬送手
段についても同様に本発明を適用することができる。さ
らに、上記の実施形態では、研掃材としてドライアイス
ペレットを用いたが、これに代わるものとして、例えば
ショットブラスト装置で用いられる各種の乾式研掃材を
用いることができる。
【0031】また、上記の実施形態では、ブラスト発生
ユニット7が低圧気流を発生するブロア8を備えるもの
として例示したが、高圧気流を発生するブロアを用いて
適宜な圧力の気流を発生させるように構成しても差し支
えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るブラスト洗浄装
置を示し、図1(A)はそのブラスト洗浄装置の概要
図、図1(B)はそのブラスト洗浄装置の要部取り出し
正面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るブラスト洗浄装
置を示し、図2(A)はそのブラスト洗浄装置の要部取
り出し図、図2(B)はそのブラスト洗浄装置の図1
(B)相当図である。
【図3】ワイヤーネットベルトの要部取り出し図であ
る。
【図4】噴射ノズルの往復走行手段の要部取り出し側面
図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るブラスト洗浄装
置の図1(B)相当図である。
【符号の説明】
2…無端搬送手段(ワイヤーネットベルト)、2b…無
端搬送手段の下半部分、3…ブラスト室、4…噴射ノズ
ル、5…気体供給管、6…研掃材供給管、10…噴流反
転板、A…気流、B…研掃材(ドライアイスペレッ
ト)、C…混合噴流。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B05D 3/12 B05D 3/12 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性のある無端搬送手段(2)の下半
    部分(2b)を囲うようにブラスト室(3)を設け、こ
    のブラスト室(3)内に噴射ノズル(4)を設け、上記
    噴射ノズル(4)に気体供給管(5)と研掃材供給管
    (6)とを接続し、上記研掃材供給管(6)で研掃材
    (B)を上記噴射ノズル(4)に供給し、気流(A)と
    研掃材(B)との混合噴流(C)で上記無端搬送手段
    (2)を洗浄するように構成した、ことを特徴とするブ
    ラスト洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したブラスト洗浄装置に
    おいて、上記噴射ノズル(4)から噴射された混合噴流
    (C)を反転させる噴流反転板(10)を当該噴射ノズ
    ル(4)と対面配置し、上記噴流反転板(10)と噴射
    ノズル(4)との間に上記無端搬送手段(2)の下半部
    分(2b)を走行させるように構成した、ことを特徴と
    するブラスト洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載したブラスト洗浄装置に
    おいて、上記噴流反転板(10)を無端搬送手段(2)
    の全幅に亙って配置するとともに、この噴流反転板(1
    0)に沿って噴射ノズル(4)を走行させるように構成
    し、上記噴射ノズル(4)から噴射された混合噴流
    (C)を上記無端搬送手段(2)の走行上手側に反転さ
    せるように構成した、ことを特徴とするブラスト洗浄装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載したブラスト洗浄装置に
    おいて、上記噴流反転板(10)に沿って噴射ノズル
    (4)を走行させるのに代えて、上記噴流反転板(1
    0)に沿って複数の噴射ノズル(4)を配置した、こと
    を特徴とするブラスト洗浄装置。
JP36198299A 1999-12-21 1999-12-21 ブラスト洗浄装置 Withdrawn JP2001170587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36198299A JP2001170587A (ja) 1999-12-21 1999-12-21 ブラスト洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36198299A JP2001170587A (ja) 1999-12-21 1999-12-21 ブラスト洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001170587A true JP2001170587A (ja) 2001-06-26

Family

ID=18475512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36198299A Withdrawn JP2001170587A (ja) 1999-12-21 1999-12-21 ブラスト洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001170587A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102554804A (zh) * 2010-12-30 2012-07-11 上海华晖新材料科技有限公司 喷砂机的滚料装置
JP2013059711A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Japan Display East Inc 洗浄方法
CN103464421A (zh) * 2013-09-13 2013-12-25 昆山市巴城镇顺拓工程机械配件厂 元件抛光高压气流吹尘装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102554804A (zh) * 2010-12-30 2012-07-11 上海华晖新材料科技有限公司 喷砂机的滚料装置
JP2013059711A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Japan Display East Inc 洗浄方法
CN103464421A (zh) * 2013-09-13 2013-12-25 昆山市巴城镇顺拓工程机械配件厂 元件抛光高压气流吹尘装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4525955A (en) Abrasive belt cleaning system
JP4565635B2 (ja) マット洗浄装置
JP2001212530A (ja) 農産物の清浄装置
JPH10189528A (ja) 基板洗浄装置および基板洗浄方法
JP2001170587A (ja) ブラスト洗浄装置
JP2010099550A (ja) 基板洗浄装置
JP6720659B2 (ja) 基材の液切り装置
WO2018233464A1 (zh) 面料胶粉吸附装置
JP2003261213A (ja) 空気浮上式ベルトコンベヤ
KR20120118253A (ko) 섬유원단 처리기의 섬유원단 낙모 집진제거장치
US4967442A (en) Apparatus for washing or drying vehicles
JPH05293451A (ja) 連続超音波洗浄装置
KR20060131348A (ko) 이물질을 제거하기 위해 부재의 크기를 인식하여 자동으로이동 분사하는 에어 블로잉 장치
JP2006130372A (ja) シート清掃装置及びシート加工機
JPH1099751A (ja) 水溶性塗料の塗装装置
JPH0766161A (ja) ウエ−ハ枚葉洗浄装置
JPS5932057B2 (ja) マスク洗浄装置
JP4256510B2 (ja) サンドブラスト加工における被加工物のクリーニングユニット
JP3765568B2 (ja) 基板の水分除去方法と水分除去装置
JPS6125657A (ja) 湿式塗装ブ−ス
JP2965919B2 (ja) 台車枠の空中洗浄装置
JP2003291067A (ja) エアーブラスト加工装置及びエアーブラスト方法
JPH09165913A (ja) 建築用パネル洗浄機
EP0140511A1 (en) Method and apparatus for removing excess material from sand cores
JPH0299145A (ja) 脱硝触媒研磨再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306