JP2001170422A - カプセル型フィルタ装置 - Google Patents

カプセル型フィルタ装置

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JP2001170422A
JP2001170422A JP35903299A JP35903299A JP2001170422A JP 2001170422 A JP2001170422 A JP 2001170422A JP 35903299 A JP35903299 A JP 35903299A JP 35903299 A JP35903299 A JP 35903299A JP 2001170422 A JP2001170422 A JP 2001170422A
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filter device
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oil
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尚崇 道家
Takao Shiyouho
隆夫 正保
Makoto Hasuike
誠 蓮池
Akira Ishikawa
明 石川
Katsuharu Kenmori
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Akitoshi Nishikawa
明利 西川
Akiyoshi Komine
章義 小峯
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレメントの交換作業を容易に行うことがで
き、しかも油タンクの周辺部に配設スペースを必要とし
ないフィルタ装置を提供する。 【解決手段】 カプセルエレメント6を密閉状態でフィ
ルタ本体7から取出すことかできるカプセル型フィルタ
装置5を、油タンク1内に内蔵した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
油圧アクチュエータを備えた各種作業機械に設けられる
フィルタ装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧アクチュエータを備えた作
業機械において、油圧アクチュエータから油タンクに戻
る戻り油を濾過するためのフィルタ装置が設けられるこ
とがあるが、この様なフィルタ装置として、例えば、濾
過材が組込まれたエレメントと、該エレメントが着脱自
在に装着され、且つ油の流入出口が設けられたフィルタ
本体とを用いて構成したものがある。しかるにこのもの
は、使用済のエレメントを交換すべくフィルタ本体から
取外した際に、エレメントに付着している油等が周辺部
にこぼれ落ちてしまうという問題がある。そこで従来、
封止可能なカプセル内にエレメントを内蔵し、該カプセ
ルをフィルタ本体に着脱自在に装着せしめて、エレメン
トを交換するときにはカプセルごとフィルタ本体から取
出すように構成した所謂カプセル型のフィルタ装置が知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記従来のカ
プセル型フィルタ装置49は、図16に示す如く、油タ
ンク1の外面側に支持部材48を介して外付けされるも
のであり、このため、油タンク1の周辺部にフィルタ装
置の配設スペースを確保する必要があって、スペース上
の制約を受けるという問題がある。また、作業機械に搭
載する前の油タンク保管時において、外付けされるフィ
ルタ装置のために油タンクの重心バランスが悪く、保管
性に劣るという問題もある。さらに、このカプセル型フ
ィルタ装置を、例えば油圧ショベル等の建設機械に搭載
するような場合には、飛散する土砂等の外的衝撃要素か
らフィルタ装置を保護する必要があり、このため、フィ
ルタ装置の外殻をなすフィルタ本体の剛性を高くした
り、塗装を施したりしなければならず、コストダウンの
妨げになるという問題もあって、これらに本発明が解決
しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、油タンクへの戻り油を濾過する
ためのカプセル型フィルタ装置であって、該カプセル型
フィルタ装置は、封止可能なカプセル内にエレメントが
内蔵されたカプセルエレメントと、該カプセルエレメン
トが着脱自在に装着され、且つ油が流入、流出する流入
口、流出口を有したフィルタ本体と、該フィルタ本体の
流入口、流出口と前記カプセル内とを断続可能に連通す
るための弁体とを備えて構成され、且つ該カプセル型フ
ィルタ装置は前記油タンクに内蔵されているものであ
る。そして、この様にすることにより、カプセルエレメ
ントを封止状態でフィルタ本体から取出すことができ、
これによりエレメントの交換作業を容易に行うことがで
きる一方、該カプセル型フィルタ装置は油タンクに内蔵
されるため、油タンクの周辺部にフィルタ装置の配設ス
ペースを確保する必要もなく、またフィルタ装置の支持
部材も不要となる。さらに、油タンクによって外的障害
要素から保護されることになるから、カプセル型フィル
タ装置の外殻部材を、剛性のあまり高くない鉄薄板等で
形成することができ、コストダウンにも寄与できる。こ
のものにおいて、カプセル型フィルタ装置を油タンク内
に組付けるにあたり、油タンク外部の配管に接続される
外部接続用管は、フィルタ本体の流入口側管に連通状に
連結されるものとし、外部接続用管が組付けられていな
い状態のカプセル型フィルタ装置を、油タンクに開設さ
れる第一の開口から挿入して油タンク内に組付ける一
方、外部接続用管は、油タンクに開設される第二の開口
から挿入して前記油タンク内のカプセル型フィルタ装置
の流入口側管に連結するように構成することにより、カ
プセル型フィルタ装置を油タンク内に簡単に組み付ける
ことができる。この場合、流入口側管と外部接続用管と
を連結するにあたり、一方の管は、他方の管に取付けら
れたシール部材を介して他方の管に支持連結される構成
にすることにより、フィルタ本体と外部接続用管とのあ
いだに自由度を持たすことができ、振動や組付け誤差等
を吸収できる。また、カプセル型フィルタ装置に、油流
入側の圧力上昇を検出するための検出手段と、該検出結
果を報知するための報知手段とを備えることにより、エ
レメントの適切な交換時期を容易に知ることができる。
さらに、カプセル型フィルタ装置に、油流入側の圧力が
予め設定される設定圧力以上となったとき、油流入側の
油をエレメントを通過することなく油タンク内に逃がす
リリーフ弁を備えることにより、過大圧力に起因するエ
レメント等の破損を回避できる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図面において、1は油圧ショベル
等の油圧式作業機械に搭載される油タンクであって、該
油圧タンク1内には、油圧モータ2やコントロールバル
ブ3、ラジエータ4等から油タンク1に戻る戻り油を濾
過するためのカプセル型フィルタ装置5が内蔵されてい
る。
【0006】前記カプセル型フィルタ装置5は、後述す
るカプセルエレメント6、フィルタ本体7、カバー8、
上下一対のスライドディスク弁9A、9B、リリーフバ
ルブ10、バルブケース11、外部接続用パイプ12、
フランジ13、差圧センサ14、流入用パイプ15、流
出用パイプ16等の各種部材装置を用いて構成されてい
る。
【0007】前記カプセルエレメント6は、有底円筒形
状のカプセル17内にエレメント18が内蔵されたもの
であって、該エレメント18は、多数の孔19aを有し
た内筒19と、プリーツ状に多数折曲した状態で上記内
筒19の外周側に囲設された濾材20と、該濾材20の
外周に配される多数の孔21aを有した外筒21等から
構成されている。また、前記カプセル17の底面部に
は、内筒19の内周側に連通する導入口17a、および
外筒21の外周側に連通する導出口17bが開設されて
いる。さらに、カプセル17の上側は、着脱自在な蓋体
22によって閉鎖されており、該蓋体22を取外すこと
で、カプセル17内にエレメント18を着脱することが
できるようになっている。
【0008】一方、フィルタ本体7は、前記カプセルエ
レメント6が挿脱自在に内嵌される有底円筒形状のカプ
セル装着部23、該カプセル装着部23の底面部23a
上側にボルト24を介して一体的に取付けられる円柱盤
状のベース25等から構成されているが、上記カプセル
装着部23の上端部には、外周側に張出したフランジ部
23bが一体的に取り付けられている。そして、該フラ
ンジ部23bは、油タンク1の上面部に開設された上面
開口1aの周縁部に取付けられる第一取付け座1bに、
ボルト26を介して着脱自在に止着されるようになって
いる。さらに、カプセル装着部23の上方は、フランジ
部23bにボルト27を介して着脱自在に取付けられる
カバー8によって塞がれるように構成されている。尚、
28は第一取付け座1bとフランジ部23bとのあいだ
を液密的にシールするO−リングである。
【0009】また、前記ベース25には、パイプ形状の
流入口25aおよび流出口25bが形成されているが、
これら流入口25a、流出口25bの上部は、後述する
上下のスライドディスク弁9A、9Bを介して、前記カ
プセル装着部23に内嵌されたカプセル17の導入口1
7a、導出口17bにそれぞれ断続自在に連通されるよ
うになっている。さらに、この流入口25aおよび流出
口25bの下部は、前記カプセル装着部23の底面部2
3aを貫通して下方に突出している。そして、上記流入
口25aの下部には、該流入口25aと連通する状態で
円筒状の流入用パイプ15の上部が螺入され、ボルト2
5cにより固定されているが、さらにこの流入用パイプ
15の下部には、後述するバルブケース11の上部が連
結されている。また、流出口25bの下部には、該流出
口25bと連通する状態で円筒状の流出用パイプ16の
上部が螺入され、ボルト25dにより固定されている
が、この流出用パイプ16の下部は油タンク1内に連通
している。ここで、前記流入用パイプ15および流出用
パイプ16の長さは、油タンク1の形状、大きさ等に対
応して、適宜選定することができる。
【0010】さらにまた、前記上下のスライドディスク
弁9A、9Bは各々円板状のものであって、上側スライ
ドディスク弁9Aは、前記カプセル17の底面部の下側
に軸回り方向回転可能な状態で組み付けられ、また下側
スライドディスク弁9Bは、前記ベース25の上側に軸
回り方向回転可能な状態で組み付けられている。さら
に、これら上下のスライドディスク弁9A、9Bには、
それぞれ導入側連通孔9Aa、9Baおよび導出側連通
孔9Ab、9Bbが開設されると共に、上下のスライド
ディスク弁9A、9B同志は、回転方向には一体回転
し、軸線方向には離接可能に嵌合組付けされている。
【0011】そして、前述したように、カプセル装着部
23にはカプセルエレメント6が挿脱自在に内嵌される
が、該カプセルエレメント6をカプセル装着部23に内
嵌セットしてカバー8をボルト27で締結した状態で
は、カプセル17の導入口17aと、上側スライドディ
スク弁9Aの導入側連通孔9Aaと、下側スライドディ
スク弁9Bの導入側連通孔9Baと、ベース25の流入
口25aとが連通し、且つカプセル17の導出口17b
と、上側スライドディスク弁9Aの導出側連通孔9Aa
と、下側スライドディスク弁9Bの導出側連通孔9Bb
と、ベース25の流出口25bとが連通するように構成
されている。これにより、後述するように外部接続用パ
イプ12からバルブケース11を経由して流入用パイプ
15に流入した油が、ベース25の流入口25a、下側
スライドディスク弁9Bの導入側連通孔9Ba、上側ス
ライドディスク弁9Aの導入側連通孔9Aa、カプセル
17の導入口17aを経由して外筒21の外周側に導入
され、該外筒21の孔21aから内周側に流入して濾材
20により濾過された後、さらに内筒19の孔19aか
ら内筒内周側に流入し、カプセル17の導出口17b、
上側スライドディスク弁9Aの導出側連通孔9Ab、下
側スライドディスク弁9Bの導出側連通孔9Bb、ベー
ス25の流出口25bを経由して、流出用パイプ16か
ら油タンク1内に流出するように構成されている。
【0012】ここで、前記カプセル装着部23に内嵌セ
ットされたカプセルエレメント6を取出す場合には、カ
プセル装着部23からカバー8を取外した状態で、蓋体
22の上部に形成される把手22aを把持して蓋体22
ごとカプセルエレメント6を所定方向に回転させる。こ
の場合、カプセルエレメント6が所定角度だけ回転する
あいだは、カプセルエレメント6だけが回転して上下の
スライドディスク弁9A、9Bは回転しないように設定
されている。これにより、カプセル17の導入口17
a、導出口17bと上側スライドディスク弁9Aの導入
側連通孔9Aa、導出側連通孔9Abとが位置ずれし
て、カプセル17の導入口17aおよび導出口17bは
上側スライドディスク弁9Aにより閉塞された状態とな
る。この状態からさらにカプセルエレメント6を同方向
に所定角度だけ回転させると、図示しない連繋機構によ
り、カプセルエレメント6の回転に伴って上下のスライ
ドディスク弁9A、9Bも一体的に回転する。これによ
り、ベース25の流入口25a、流出口25bと下側ス
ライドディスク弁9Bの導入側連通孔9Ba、導出側連
通孔9Bbとが位置ずれして、ベース25の流入口25
aおよび流出口25は下側スライドディスク弁9Bによ
り閉塞された状態となる。つまり、カプセルエレメント
6を回転させることで、カプセル17の導入口17a、
導出口17b、ベース25の流入口25a、流出口25
bは各々閉塞された状態となり、この状態でカプセルエ
レメント6を上方に引き出すと、上下のスライドディス
ク弁9A、9B間が離間して、カプセルエレメント6を
密閉状態でカプセル装着部23から取外すことができる
ように構成されている。またこのとき、ベース25の流
入口25aおよび流出口25bも閉じているため、カプ
セルエレメント6を取外した状態でカプセル装着部23
内に油が流入してしまうことを防止できるようになって
いる。また、カプセルエレメント6をカプセル装着部2
3にセットする場合には、カプセル装着部23に内嵌せ
しめたカプセルエレメント6を逆方向に回転させること
により、前述した取外し時とは逆のプロセスで、カプセ
ル17の導入口17a、導出口17bと、上側スライド
ディスク弁9Aの導入側連通孔9Aa、導出側連通孔9
Abと、下側スライドディスク弁9Bの導入側連通孔9
Ba、導出側連通孔9Bbと、ベース25の流入口25
a、流出口25bとが連通するようになっている。
【0013】一方、前記バルブケース11は円筒形状の
ものであって、その上部は前記流入用パイプ15に連通
状に連結され、中間部は外部接続用パイプ12に連通状
に連結され、さらに下部にはリリーフバルブ10が装着
されている。
【0014】つまり、前記バルブケース11の上部は、
流入用パイプ15の下部外周面部に外嵌固定されている
が、該バルブケース11と流入用パイプ15との固定
は、バルブケース11に穿設された螺子孔11aに螺入
せしめたボルト29の先端部を、流入用パイプ15の外
周面部に凹設された環状の嵌合溝15aに嵌合せしめる
ことでなされるように構成されている。ここで、前記ボ
ルト29は、バルブケース11の軸芯に対して対称とな
る二箇所(180度等配位置)に螺入されるが、該ボル
ト29の嵌合溝15aに嵌合する先端部は、図9に示す
如く、螺子山が切られておらず円柱形状をしている。こ
れにより、バルブケース11に油の圧力により下向き
(図8の矢印方向)の力が働いた場合に、螺子山が嵌合
溝15aの側面に当たって亀裂が生じてしまうことを回
避できるようになっている。また、流入用パイプ15に
形成される嵌合溝15aは環状のものであるため、バル
ブケース11は流入用パイプ15に対して軸回り方向に
自由度を有した状態で固定されることになり、組付け性
の向上に貢献できる。尚、図中、30、31は流入用パ
イプ15の外周面部とバルブケース11の内周面部との
あいだを液密的にシールするためのO−リングである。
【0015】また、バルブケース11の中間部には、前
記外部接続用パイプ12の先端側が嵌入される連結用孔
11bが開設されており、該連結用孔11bの周縁部に
凹設されたシール溝11cには、O−リング32が嵌め
込まれている。そして、該O−リング32を嵌め込んだ
状態の連結用孔11bに、外部接続用パイプ12の先端
側を嵌入せしめることで、バルブケース11と外部接続
用パイプ12とが液密的に連結されるようになってい
る。
【0016】さらに、バルブケース11の下側内周面部
には螺子溝11dが刻設されており、該螺子溝11dに
は、リリーフバルブ10の本体10aが内嵌螺入されて
止め螺子33により固定されている。また、リリーフバ
ルブ10の弁体10bは、本体10a側の弁座10cに
シール状に当接してバルブケース11の下側開口を塞ぐ
閉鎖位置と、弁座10cから離間してバルブケース11
の下側開口を開放する開放位置とに上下移動自在に本体
10aに支持されていると共に、弾機10dにより上記
閉鎖位置側に常時付勢されている。そしてこの弁体10
bは、前記外部接続用パイプ12からバルブケース11
に流入する油の圧力が予め設定される設定圧以下の場合
には、弾機10dの付勢力により閉鎖位置に位置してい
るが、設定圧以上の圧力が流入すると、弾機10dの付
勢力に抗して開放位置となって、外部接続用パイプ12
から流入した油をバルブケース11の下側開口から油タ
ンク1内に逃がすように設定されている。
【0017】一方、前記外部接続用パイプ12の基端側
には、フランジ13がシール溝13aに嵌め込まれたO
−リング34により液密的にシールされた状態で外嵌取
付けされている。そして外部接続用パイプ12は、予め
フランジ13を取り付けた状態で、油タンク1の側面部
に開設される側面開口1cから挿入し、その挿入先端側
を、前述したようにバルブケース11の連結用孔11b
に嵌入してバルブケース11に連結する一方、基端側に
取付けられたフランジ13を、上記側面開口1cの周縁
部に溶接等の固着手段により固着された第二取付け座1
dに外部側から当てがって、ボルト35で緊締すること
により油タンク1に止着されるようになっている。尚、
38は第二取付け座1dとフランジ13とのあいだを液
密的にシールするO−リングである。ここで、前記外部
接続用パイプ12は、バルブケース11およびフランジ
13に対しO−リング32、34を介して連結されてい
るため、若干の自由度を有している。これにより、外部
接続用パイプ12から流入する油の過大圧力や流量大等
に起因するカプセルフィルタ装置5の(特に横方向の)
移動、あるいは組立て誤差等を吸収できるようになって
いる。
【0018】さらに、前記フランジ13の外側面部に
は、逆流防止用のチェック弁36が取り付けられるが、
該チェック弁36には、油圧モータ2やコントロールバ
ルブ3、ラジエータ4等から油タンク1に戻る戻り油用
のリターン配管37が接続されている。そして、該リタ
ーン配管37からの戻り油は、上記チェック弁36を経
由して外部接続用パイプ12からバルブケース11、流
入用パイプ15に流入するようになっている。ところ
で、上記フランジ13は、前述したようにボルト35に
より第二取付け座1dに緊締されるが、この場合、ボル
ト35は、六角穴付きボルトが用いられている一方、フ
ランジ13の外側面部には、ボルト頭35aが没入する
座ぐり13bが凹設されている。これにより、ボルト頭
35aがフランジ13の外側面より外方に突出すること
がなく、而してフランジ13の外側面部に前記チェック
弁36を簡単にボルトアップできるようになっている。
【0019】さらにまた、前記フランジ13には、外部
接続用パイプ12の入口側の油が入力されるリターン用
油路13cと、油タンク1内の圧油が入力されるタンク
用油路13dとが形成されていると共に、これら両油路
13c、13dcから入力された油の差圧を検出する差
圧センサ14が取り付けられている。そして、該差圧セ
ンサ14より検出される差圧は、エレメント18が長時
間の使用により目詰りした場合等に高くなるが、予め設
定される圧力以上の差圧が所定時間(例えば1.5×1
Pa以上の差圧が10秒間)継続して検出された場
合、エレメント18が目詰りしていて交換する必要があ
るとして、例えば運転席部のモニタ(図示せず)に表示
されるように構成されており、これによりオペレータは
エレメント18の交換時期を知ることができるようにな
っている。
【0020】扨、前述のカプセル型フィルタ装置5を油
タンク1に組付けるにあたり、予めフィルタ本体7に、
下側スライドディスク弁9B、流入用パイプ15、流出
用パイプ16を組付けておく。この場合、上記流入用パ
イプ15には、リリーフバルブ10が装着されたバルブ
ケース11を組付ける一方、該バルブケース11の連結
用孔11bにはO−リング31を嵌め込んでおく。さら
に、フィルタ本体7のカプセル装着部23に、上側スラ
イドディスク9Aが組み付けられ、且つエレメント18
が内蔵されたカプセルエレメント6を内嵌セットした
後、該カプセル装着部23の上方をカバー8で塞ぐ。そ
してこのものを、上面開口1aから油タンク1内に挿入
して、フランジ部23bを油タンク1の第一取付け座1
bに外側から当てがう。しかる後、フランジ部23bを
第一取付け座1bにボルト26で固定する。一方、外部
接続用パイプ12の基端部には、予めフランジ13をO
−リング34を介して取付け、このものを、側面開口1
cから油タンク1内に挿入し、該挿入先端部を、前記油
タンク1内のバルブケース11の連結用孔11bに嵌入
連結する。さらに、上記フランジ13を、油タンク1側
の第二取付け座1dにボルト35で固定することで、カ
プセル型フィルタ装置5の油タンク1への取付けがなさ
れる。この場合、第二取付け座1dの内径寸法Aを大き
く採ることにより、外部接続用パイプ12の組付け性が
向上する。そして、前記第二取付け座1dに固定された
フランジ13にチェック弁36を取り付けることによ
り、外部接続用パイプ12は、チェック弁36を介して
リターン配管37に接続されるように構成されている。
【0021】また、前記油タンク1に組み付けられたカ
プセル型フィルタ装置5において、長期間の使用等によ
り目詰りした場合にはエレメント18を交換する必要が
あるが、この場合には、前述したように、カバー8をフ
ランジ部23bから取外した後、カプセルエレメント6
を所定方向に回転せしめて上方に引き出すことによりカ
プセルエレメント6をフィルタ本体7から取出すことが
できる一方、エレメント18を交換した後には、カプセ
ルエレメント6をカプセル装着部23に内嵌して逆方向
に回転せしめてから、カバー8をフランジ部23bに緊
締固定することによりカプセルエレメント6をフィルタ
本体7にセットすることができるようになっている。因
みに、フィルタ本体7から取出されたカプセルエレメン
ト6は、エレメント18のみが交換されて、カプセル1
7等の他の部材は再利用される。
【0022】叙述の如く構成されたカプセル型フィルタ
装置5において、エレメント18の交換時にはカプセル
エレメント6をフィルタ本体7から取出すことになる
が、この場合、前述したように、カプセルエレメント6
を密閉状態で取出すことができ、これにより該カプセル
エレメント6内の残油が外にこぼれて周囲や作業員の手
や衣服を汚したりすることを防止できると共に、フィル
タ本体7側においては、前記カプセルエレメント6の取
出し作業に連繋して流入口25aおよび流出口25bが
閉じることになって、別途バルブを閉じたりする必要が
なく、エレメント18の交換作業を簡便に行うことがで
きるが、さらにこのカプセル型フィルタ装置5は、油タ
ンク1内に内蔵されている。この結果、油タンク1の周
辺部に、カプセル型フィルタ装置5の配設スペースを確
保する必要がなくなって、油タンク1周辺部のスペース
を有効利用できると共に、従来の外付けタイプのものに
必要であったフィルタ装置を支持するための支持部材も
不要となる。さらにこのものにおいて、カプセル型フィ
ルタ装置5は、油タンク1によって土砂等の外的障害要
素から保護されることになるから、カプセル型フィルタ
装置5の外殻をなすフィルタ本体7を、剛性のあまり高
くない鉄薄板等で形成することができ、コストダウンに
寄与できる。
【0023】また、前記カプセル型フィルタ装置5を油
タンク1内に組付けるにあたり、前述したように、カプ
セルエレメント6、スライドディスク弁9A、9B、リ
リーフバルブ10、バルブケース11、流入用パイプ1
5、流出用パイプ16、カバー8等が予め組付けられた
フィルタ本体7を、上面開口1aから油タンク1内に挿
入して第一取付け座1bにボルト26固定する一方、フ
ランジ13が取付けられた外部接続用パイプ12を、側
面開口1cから油タンク1内に挿入して、前記油タンク
1内のバルブケース11に連結し、さらにフランジ13
を、第二取付け座1dにボルト35固定することによ
り、カプセル型フィルタ装置5を油タンク1に簡単に組
み付けることができる。さらに、前記外部接続用パイプ
12は、両端がO−リング32、34を介してバルブケ
ース11およびフランジ13に支持される構成であるた
め自由度を有しており、これによりカプセル型フィルタ
装置5の(特に横方向の)振動や、組付け誤差を吸収す
ることができて、都合が良い。
【0024】しかもこのものは、カプセル型フィルタ装
置5の流入側と油タンク1内との差圧を検出する差圧セ
ンサ14が設けられていて、該差圧センサ14の検出値
に基づいてエレメント18の交換時期を表示するように
構成されているから、エレメント18の適切な交換時期
を、オペレータが運転席部にいながら確実に知ることが
できる。そのうえ、カプセル型フィルタ装置5の流入側
圧力が設定圧力以上となった場合には、リリーフバルブ
10が開いて流入油を油タンク1内に逃がす構成となっ
ているため、過大圧力に起因するエレメント18やパイ
プ接続部等の破損を回避できる。さらに、このカプセル
型フィルタ装置5において、カプセルエレメント6につ
いては、従来の外付けタイプのカプセル型フィルタ装置
のものと共通化できるという利点もある。
【0025】尚、本発明は上記実施の形態に限定されな
いことは勿論であって、例えば、図12〜図15に示す
第二の実施の形態のように構成することもできる。つま
り、この第二の実施の形態のカプセル型フィルタ装置4
0は、第一の実施の形態の場合と同様に、油タンク1内
に内蔵されるものであるが、このものは、バルブケース
を設けることなく、リリーフバルブ41を流入用パイプ
42に直接組付けるように構成されている。またこのも
のにおいて、外部接続用パイプ43は、L字形状に折曲
形成されていると共に、その上端部は流入用パイプ42
の下端部にパッキン44を介して液密的に連結されるよ
うになっている。そして、この第二の実施の形態のカプ
セル型フィルタ装置40を油タンク1に組付ける場合に
は、予めフランジ45が溶着された外部接続用パイプ4
3を、側面開口1cから油タンク1内に挿入してセット
した後、流入用パイプ42が組み付けられたフィルタ本
体46を、上面開口1aから油タンク1内に挿入して、
上記油タンク1内の外部接続用パイプ43の上端部と流
入用パイプ42の下端部とを、パッキン44を介して連
結する。この様に構成された第二の実施の形態のものに
おいても、前記第一の実施の形態の場合と同様の作用効
果を奏するが、さらにこのものにおいては、流入用パイ
プ42と外部接続用パイプ43とがパッキン44を介し
て上下方向に連結される構成になっているため、上下方
向の振動に対して優位であるという利点がある。尚、こ
の第二の実施の形態のものにおいても、油タンク1の形
状、大きさ等に対応して、流入用パイプ42および流出
用パイプ47の長さや、外部接続用パイプ43の長さ、
形状等を任意に設定することができることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】油タンクの内部を示す正面図である。
【図2】油タンクの周辺部を示す平面図である。
【図3】カプセル型フィルタ装置の断面正面図である。
【図4】カプセル型フィルタ装置の側面図である。
【図5】カプセル型フィルタ装置の平面図である。
【図6】カプセル型フィルタ装置の底面図である。
【図7】(X)は図3のX−X断面拡大図、(Y)は図
3のY−Y断面拡大図である。
【図8】流入用パイプおよびバルブケース部の断面正面
図である。
【図9】図8のX部の拡大図である。
【図10】流入用パイプおよびバルブケース部の側面図
である。
【図11】フランジの断面図である。
【図12】第二の実施の形態を示すカプセル型フィルタ
装置の断面正面図である。
【図13】第二の実施の形態を示すカプセル型フィルタ
装置の外部接続用パイプを除いた側面図である。
【図14】第二の実施の形態を示すカプセル型フィルタ
装置の底面図である。
【図15】第二の実施の形態を示すカプセル型フィルタ
装置のフランジの図である。
【図16】従来のフィルタ装置を示す図である。
【符号の説明】
1 油タンク 1a 上面開口 1c 側面開口 5 カプセル型フィルタ装置 6 カプセルエレメント 7 フィルタ本体 9A 上側スライドディスク弁 9B 下側スライドディスク弁 10 リリーフ弁 12 外部接続用パイプ 14 差圧センサ 15 流入用パイプ 17 カプセル 18 エレメント 23 カプセル装着部 25 ベース 25a 流入口 25b 流出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正保 隆夫 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 蓮池 誠 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 石川 明 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 権守 克治 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 西川 明利 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 小峯 章義 神奈川県横浜市神奈川区西神奈川1丁目11 番5号 山信工業株式会社内 Fターム(参考) 4D064 AA23 BM07 BM17 BM22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油タンクへの戻り油を濾過するためのカ
    プセル型フィルタ装置であって、該カプセル型フィルタ
    装置は、封止可能なカプセル内にエレメントが内蔵され
    たカプセルエレメントと、該カプセルエレメントが着脱
    自在に装着され、且つ油が流入、流出する流入口、流出
    口を有したフィルタ本体と、該フィルタ本体の流入口、
    流出口と前記カプセル内とを断続可能に連通するための
    弁体とを備えて構成され、且つ該カプセル型フィルタ装
    置は前記油タンクに内蔵されていることを特徴とするカ
    プセル型フィルタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、カプセル型フィルタ
    装置を油タンク内に組付けるにあたり、油タンク外部の
    配管に接続される外部接続用管は、フィルタ本体の流入
    口側管に連通状に連結されるものとし、外部接続用管が
    組付けられていない状態のカプセル型フィルタ装置を、
    油タンクに開設される第一の開口から挿入して油タンク
    内に組付ける一方、外部接続用管は、油タンクに開設さ
    れる第二の開口から挿入して前記油タンク内のカプセル
    型フィルタ装置の流入口側管に連結するように構成した
    ことを特徴とするカプセル型フィルタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、流入口側管と外部接
    続用管とを連結するにあたり、一方の管は、他方の管に
    取付けられたシール部材を介して他方の管に支持連結さ
    れる構成であることを特徴とするカプセル型フィルタ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3において、カプセル型フ
    ィルタ装置は、油流入側の圧力上昇を検出するための検
    出手段と、該検出結果を報知するための報知手段とを備
    えていることを特徴とするカプセル型フィルタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4において、カプセル型フ
    ィルタ装置は、油流入側の圧力が予め設定される設定圧
    力以上となったとき、油流入側の油をエレメントを通過
    することなく油タンク内に逃がすリリーフ弁を備えてい
    ることを特徴とするカプセル型フィルタ装置。
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