JP2001170328A - 遊技機におけるカバー取付構造 - Google Patents

遊技機におけるカバー取付構造

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JP2001170328A
JP2001170328A JP36217799A JP36217799A JP2001170328A JP 2001170328 A JP2001170328 A JP 2001170328A JP 36217799 A JP36217799 A JP 36217799A JP 36217799 A JP36217799 A JP 36217799A JP 2001170328 A JP2001170328 A JP 2001170328A
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Atsushi Saito
篤 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のカバーを遊技機の裏面に取付ける場合に
おいて、各カバーの取付けに特定の関連性を持たせるこ
とにより、その取付けは容易であるが、その取り外しを
困難にして、不正目的でカバーが容易に取り外されない
ようにすることである。 【解決手段】機構板21の裏面に配設される制御基板V
1 〜V3 を覆うカバーC1 〜C3 にスライド係合板E1
が設けられていると共に、前記制御基板V1 〜V3 の周
辺部に係合保持片S1,S2 が設けられ、前記スライド係
合板E1 を前記係合保持片S 1,S2 に対してスライド挿
入させて、複数のカバーC1 〜C3 を取付ける構造であ
って、直後に取付けられたカバーが、直前に取付けられ
たカバーの取り外しを不能とする干渉部材として機能す
るように、複数のカバーを、その取付順序を定めて遊技
盤の裏面に取付けることである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機のベース体
に配設される制御基板等の部品を覆うための複数のカバ
ーの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機の裏面に配設される制御基板等の
各種部品は、不正防止、部品保護等を目的として、カバ
ーにより覆われている。このカバーの取付構造の一つと
して、該カバーの開口に臨む部分の外側にスライド係合
部を設けると共に、遊技機の裏面における部品の周辺に
係合保持部を設けておいて、カバーのスライド係合部を
係合保持部に対してスライド挿入させるものが知られて
いる。このスライド挿入方式の従来のカバー取付構造に
おいては、複数の部品を覆う各カバーは、それぞれ独立
していて、各カバーどうしは、何の関連性も有していな
い。このため、制御基板のように、不正防止を図る必要
がある部品において、これが複数存在する場合には、各
カバー毎に封印固定を行う必要があった。
【0003】一方、カバーで覆う部品が大きかったり、
或いはその平面形状が複雑な場合には、成形上の必要性
から、複数に分割せざるを得ないことがある。このよう
な場合においては、分割された複数の分割カバー体をそ
れぞれ固定して、取付けており、その取付作業に手間を
要すると共に、全体が一体のカバーに比較して、その取
り外しが容易であるために、不正目的で分割カバー体が
取り外されることもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、複数
のカバーを遊技機のベース体に取付ける場合において、
各カバーの取付けに特定の関連性を持たせることによ
り、その取付けは容易であるが、その取り外しを困難に
して、不正目的でカバーが容易に取り外されないように
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、遊技機のベース体に配設される部品を覆う
カバーの両端にスライド係合部が設けられていると共
に、前記部品の周辺部に係合保持部が設けられ、前記ス
ライド係合部を前記係合保持部に対してスライド挿入さ
せて、複数のカバーを取付ける構造であって、直後に取
付けられたカバーが、直前に取付けられたカバーの取り
外しを不能とする干渉部材として機能するように、複数
のカバーは、その取付順序を定めて遊技機のベース体に
取付けられていることを、その特徴としている。
【0006】このように、直前に取付けられたカバー
は、直後に取付けられたカバーが干渉部材となって、取
り外すことはできないので、カバーで被覆する複数の部
品が制御基板のように、不正防止のために封印固定を行
う必要がある場合には、最後に取付けられるカバーにの
み封印固定をすれば足り、残り全てのカバーは、そのス
ライド係合部を、遊技機のベース体に設けられた係合保
持部にスライド挿入させたままで、全く封印固定する必
要がなくなる。この場合において、不正改造の対象とな
り易い最も重要な制御基板を被覆するカバーを最初に取
付けるように構成すると、この最も重要なカバーを取り
外そうとする場合には、これよりも後に取付けられた全
てのカバーを取り外す必要が生じて、不正改造が難しく
なる。
【0007】また、カバーの成形上の必要性等からし
て、複数に分割せざるを得ない場合には、最後に取付け
た分割カバー体のみを固定すればよく、残りの全ての分
割カバー体は、そのスライド係合部を、遊技機のベース
体に設けられた係合保持部にスライド挿入させたまま
で、全く固定する必要がなくなる。よって、カバーの取
付けが容易となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて、本発明を
更に詳細に説明する。図1は、本発明によって取付けら
れた第1ないし第3の3つのカバーC1 〜C3 の配置を
示すパチンコ機A1 の背面図であり、図2は、図1のカ
バーC1 の部分の拡大図であり、図3及び図4は、図2
のX−X線及びY−Y線の断面図であり、図5は、第1
カバーC1 の取付構造を示す斜視図である。図1におい
て、パチンコ機A1 の裏面側に配置される機構板21の
裏面の上部には、球タンク22が配設され、該球タンク
22の直下には、タンクレール23が、裏面から見て右
方が僅かに低くなるように傾斜して設置されている。ま
た、機構板21の裏面の右端部には、賞球の払出しに関
連する賞球払出関連装置24が上下方向に沿って配設さ
れて、前記タンクレール23の斜下端部は、前記賞球払
出関連装置24の上部に接続されている。また、機構板
21の裏面の右上隅部には、各種の端子を備えた端子板
25が配設され、その左下隅部には、発射装置26が配
設されている。
【0009】また、図1において、機構板21の裏面に
おける上記各種部品、或いは装置が配設されている部分
を除く部分は、ほぼ平面状となっていて、この部分に第
1ないし第3の3つの制御基板ユニットU1 〜U3 が配
設されている。第1ないし第3の各制御基板ユニットU
1 〜U3 は、パチンコ機A1 の裏面に固定される制御基
板V1 〜V3 と、該制御基板V1 〜V3 の全体を覆うた
めのカバーC1 〜C3とで構成される。また、背面視に
おいて、第1制御基板ユニットU1 は、前記発射装置2
6の右側方に配設され、また、第2制御基板ユニットU
2 は、その右端及び左端が、それぞれ前記第1制御基板
ユニットU1 の右端及び発射装置26の左端とほぼ一致
していて、これらの上方に配置されている。更に、第3
制御基板ユニットU3 は、その左端が前記第2制御基板
ユニットU2 の左端とほぼ一致していて、その右端は、
前記賞球払出関連装置24の側方に位置していて、前記
第2制御基板ユニットU2 の上方に配置されている。
【0010】また、図1ないし図5に示されるように、
第1ないし第3の各カバーC1 〜C 3 は、いずれも、自
身の両端に設けられたスライド係合板E1 を、前記機構
板21の裏面に設けられた係合保持片S1,S2 にスライ
ド挿入させることにより、該機構板21の裏面に取付け
られる構造になっている。また、第1ないし第3の各カ
バーC1 〜C3 において、スライド係合板E1 は、取付
状態において横方向に沿って相対向する各側板部1,
2,3における開口に臨む部分の外側に上下方向に所定
間隔をおいて二対ずつ設けられている。ここで、3つの
各カバーC1 〜C 3 において、その両端に設けられるス
ライド係合板E1 のピッチP1 〜P3 は、それぞれ異な
っている。また、機構板21の裏面の各カバーC1 〜C
3 が取付けられる部分には、左右一対ずつの計4個の係
合保持片S1,S2 が設けられている。即ち、係合保持片
1 は、前記スライド係合板E1 が挿通される形状をし
ており、該係合保持片S1 の直下に所定間隔をおいて配
置される別の係合保持片S2は、スライド係合板E
1 (或いはカバーC1 〜C3 )を保持可能にするため
に、その下端部に保持板部4(図5及び図6参照)を有
している。
【0011】そして、図1に示される3つのカバーC1
〜C3 は、第1カバーC1 、第2カバーC2 及び第3カ
バーC3 の順序でもって、機構板21の裏面に順次取付
けられて、それぞれ機構板21に設けられた(固定され
た)制御基板V1 〜V3 の全体を覆っていて、最後に取
付けられる第3カバーC3 のみが封印5によって機構板
21に対して固定されていて、他の第1及び第2の各カ
バーC1,C2 は、いずれも、機構板21に対しては固定
されていない。即ち、第3カバーC3 は、側板部3と直
交する別の側板部6の部分が封印5によって機構板21
に固定されている。ここで、上下方向に配置された3つ
の各カバーC1 〜C3 のうち相上下する2つのカバーの
間に形成された各隙間をそれぞれ(D1),(D2)〔図1及
び図2参照〕とし、係合保持片S1,S2 に対するスライ
ド係合板E1 のスライド長を(L)〔図2参照〕とし、
更に、第1又は第2カバーC1(C2)と、その直上に配置
された制御基板V2(V3)との間の距離を(D3)〔図3参
照〕とすると、これらの間には、(D1 +D2 <L)及
び(D3 >L)の関係がある。
【0012】3つのカバーC1 〜C3 は、上記構造であ
るために、第1カバーC1 、第2カバーC2 及び第3カ
バーC3 の順序でもって、機構板21の裏面に順次取付
けることができると共に、最後に取付けられた第3カバ
ーC3 のみが、機構板21に対して固定されていて、残
りの第1及び第2の2つのカバーC1,C2 は、いずれも
機構板21に対して固定されていなくても、第1カバー
1 は、その直後に取付けられた第2カバーC2 が干渉
部材となって取外し不能であると共に、第2カバーC2
は、その直後に取付けられた第3カバーC3 が干渉部材
となって取外し不能となる。
【0013】従って、第1及び第2の各カバーC1,C2
は、機構板21に対して第3カバーC3 を固定している
封印5を切除して、該第3カバーC3 を取り外さない限
り、機構板21から取り外すことができない構造が実現
される。なお、上記構造においては、第1及び第2の各
カバーC1,C2 は、それぞれ長さD1(D2)だけ上方に微
動可能であるが、下方に配置される係合保持片S2 と、
これにスライド挿入されて係合されるスライド係合板E
1 との2つの部材の間に係合ロック機構(図示せず)を
設けておけば、上記微動を防止できると共に、その取り
外しの際には、瞬間的な上方への引抜き力によって、係
合ロックを解除することができる。
【0014】また、3つの各カバーC1 〜C3 におい
て、その両端に設けられるスライド係合板E1 のピッチ
1 〜P3 は、それぞれ異なっているために、各カバー
1 〜C3 を誤った位置に取付けることを未然に防止で
きる。
【0015】また、上記実施例は、複数の制御基板をそ
れぞれ覆う各カバーの取付けに対して本発明を実施した
例であるが、一つの制御基板を複数のカバーで覆う場合
においても、本発明は、実施可能であり、以下、その実
施例について説明する。なお、上記実施例と同一又は同
等部分には、同一符号を使用し、重複説明を避けて、本
実施例独自の部分についてのみ説明する。図7は、平面
形状がL字形をした制御基板31を、これと相似大形の
第1及び第2の2つの分割カバー体C11, C12で覆った
状態の平面図であり、図8は、図7のZ−Z線断面図で
ある。2つの分割カバー体C11, C12は、L字状のカバ
ーを2分割した形状であって、平面視において、いずれ
も大きな屈曲部を有していないほぼ方形状をしている。
【0016】また、図7及び図8において、第1分割カ
バー体C11は、相対向する側板部11の上記と同一部位
にそれぞれ2つずつのスライド係合板E1 が設けられて
いて、前記側板部11と直交する部分には、そのスライ
ド挿入方向に沿った奥側にのみ側板部12が設けられて
いて、その手前側は、部品31との干渉を避けるため
に、天板部13に接続する狭幅の当接板部14が設けら
れているのみで、ほぼ全面開口となっている。一方、第
2分割カバー体C12を構成する相対向する側板部15の
うち前記第1分割カバー体C11と対向する側の側板部1
5には、取付状態において下端となる部分に開口が設け
られて、その天板部16と接続する部分に狭幅の当接板
部17が設けられている。また、第2分割カバー体C12
を構成する相対向する側板部15の上記と同一部位に
は、それぞれ2つずつのスライド係合板E1 が設けられ
ている。また、機構板21の裏面における第1及び第2
の各分割カバー体C11, C12に設けられた各スライド係
合板E1 が配置される位置には、それぞれ係合保持片S
1,S2 が設けられている。
【0017】そして、図9に示されるようにして、第1
分割カバー体C11を水平右方にスライドさせて、これに
設けられた各スライド係合板E1 をそれぞれ係合保持片
1,S2 にスライド挿入させた後に、第2分割カバー体
12を垂直下方にスライドさせて、これに設けられた各
スライド係合板E1 をそれぞれ係合保持片S1,S2 にス
ライド挿入させて、最後に、第2分割カバー体C12の前
記側板部15と直交する別の2つの側板部18のいずれ
か一方を封印19によって機構板21に固定する。これ
により、後に取付けられた第2分割カバー体C12は、先
に取付けられた第1分割カバー体C11に対して干渉部材
として機能するために、第2分割カバー体C12を機構板
21に固定するのみで、該第1分割カバー体C11は、機
構板21に対して固定されていなくても、取り外すこと
ができない。なお、上記実施例におけるベース体は、機
構板21であるが、このベース体は、賞球払出関連装置
24のカバーなどとしてもよい。
【0018】このような構成にすることによって、L字
形をした複雑形状のカバーを成形しなくても、これを複
数に分割して成形を容易にした分割カバー体にして、個
々の分割カバー体を成形して部品を覆って、最後に取付
けるカバー体のみを遊技盤に固定すればよくなる。この
結果、複雑形状をしたカバーの成形が容易になると共
に、複数に分割された個々の分割カバー体を全て遊技盤
に固定する必要もなくなるので、カバーの取付作業も容
易となる。更に、制御基板31の分割カバー体C 11に覆
われる部分には、不正改造の対象となり易い最も重要な
部品(例えば、遊技プログラムを記憶したROMなど)
を配置し、分割カバー体C12に覆われる部分には、リレ
ーなどの比較的故障し易いが、不正改造の対象となりく
い部品を配置することにより、不正改造防止とメンテナ
ンスの容易さとの双方を両立させられる。
【0019】また、前者の実施例では、3つのカバーC
1 〜C3 のスライド挿入方向は、全て同一であるが、後
者の実施例では、2つのカバー体C11, C12のスライド
挿入方向は、相互に異なっており、この点も、後者の実
施例の特徴である。
【0020】引き続いて、本発明の更に別の実施例につ
いて説明する。図10は、本発明によって基板ケース4
1に分割カバー体C21, C22が取付けられた状態を示す
パチンコ機A2 の背面斜視図であり、図11は、基板ケ
ース41が分割カバー体C21, C22で覆われた状態を示
す正面図であり、図12は、2つの分割カバー体C21,
22を分離させた状態の正面図であり、図13は、基板
ケース41に対して分割カバー体C21の取付途中を示す
部分斜視図であり、図14は、図11のW−W線断面図
である。なお、前記各実施例と同一部分には、同一符号
を付し、重複説明を避けて、異なる部分についてのみ説
明する。パチンコ機A2 の遊技盤40の裏面には、正面
形状がL字状をした基板ケース41が固定されていて、
該基板ケース41内には、制御基板42(図14参照)
が配設されており、該基板ケース41の開口に近い部分
は、基板ケース41の正面形状に対応したL字状のカバ
ーを2分割した2つの分割カバー体C21, C22で覆われ
る。
【0021】各分割カバー体C21, C22は、図12に示
されるように、いずれも方形状であって、その相対向す
る側面にそれぞれ2個、或いは3個のスライド係合板E
2 が設けられている。分割カバー体C21には、片側に2
個ずつの計4個のスライド係合板E2 が対称に設けられ
ているが、分割カバー体C22には、別の分割カバー体C
21と接続される側に2個のスライド係合板E2 が設けら
れていると共に、他方の側に3個のスライド係合板E2
が設けられて、全体として計5個のスライド係合板E2
が非対称に設けられている。また、後に取付けられる分
割カバー体C22におけるスライド係合板E2 が設けられ
ていない側面には、封印部47が一体に設けられてい
る。
【0022】また、前記基板ケース41における分割カ
バー体C21のスライド挿入方向に沿った各側壁43及び
分割カバー体C22でのスライド挿入方向に沿った各側壁
44には、分割カバー体C21, C22の両側面に突設され
たスライド係合板E2 に対応する位置に、それぞれ複数
の係合板挿入溝Hが設けられている。この係合板挿入溝
Hは、図13に示されるように、基板ケース41の内面
から側面を見てL字状をしていて、上下方向に沿った上
下溝45と、各分割カバー体C21, C22のスライド挿入
方向に沿った係合溝46とで構成されて、2種類の溝4
5,46は、互いに連続している。
【0023】そして、基板ケース41に対して分割カバ
ー体C21, C22を取付けるには、以下のようにして行
う。即ち、図11及び図13に示されるように、基板ケ
ース41の下部に右方に突出した部分に分割カバー体C
21を取付けるには、これに設けられた各スライド係合板
2 を各係合板挿入溝Hの直上に配置して、その上下溝
45に挿入した後に、スライド挿入方向(水平右方)に
スライドさせると、各スライド係合板E2 は、各係合板
挿入溝Hの係合溝46に挿入されて、上方に抜け出れな
くなる。次に、全く同様にして、基板ケース41の本体
の部分に対して別の分割カバー体C22を垂直上方にスラ
イドさせて取付け、その封印部47を基板ケース41の
側に固定する。
【0024】これにより、内部に制御基板42が収容さ
れた基板ケース41の開口は、2つの分割カバー体
21, C22により覆われて、最初に取付けた分割カバー
体C21を取り外すには、後に取付けた分割カバー体C22
を取り外す必要があると共に、基板ケース41に対する
封印は一箇所で済むことになる。このため、基板ケース
41における先に分割カバー体C21を取付けた部分に重
要な制御基板を収容しておくと、制御基板の不正改造が
行いにくくなる。
【0025】また、上記各実施例においては、スライド
挿入時におけるカバー又は分割カバー体のスライド長を
短くして、その取付作業を容易にするために、構造の異
なる2つの係合保持片S1,S2 をスライド挿入方向に沿
って所定間隔をおいて遊技盤に設けて、部分保持する構
造であるが、カバー又は分割カバー体のスライド挿入方
向に沿った全長に亘って保持する構成にしてもよい。な
お、上記各実施例では、パチンコ機の裏面に配設される
部品を複数のカバーで覆う例であるが、本発明は、部品
を覆うための複数のカバーを有しておれば、スロットマ
シン等のパチンコ機以外の遊技機に対しても実施可能で
ある。
【0026】
【発明の効果】本発明は、遊技機のベース体に配設され
る制御基板等の部品を複数のカバーで覆うに際して、直
前に取付けられたカバーは、直後に取付けられたカバー
が干渉部材となって、取り外すことができない構造にな
っているので、最後に取付けたカバーのみを遊技機に固
定すればよく、残りの全てのカバーは、遊技機に固定す
る必要がなくなる。この結果、カバーの取付作業が容易
となると共に、例えば、不正改造の対象となり易い部品
を覆うカバーを最初に取付ける構造にすると、全てのカ
バーを取り外さないと、目的の部品に対する不正改造を
行えないので、防犯性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって取付けられた第1ないし第3の
3つのカバーC1 〜C3 の配置を示すパチンコ機A1
背面図である。
【図2】図1のカバーC1 の部分の拡大図である。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】図2のY−Y線断面図である。
【図5】第1カバーC1 の取付構造を示す斜視図であ
る。
【図6】第1カバーC1 のスライド挿入前の位置を示す
図である。
【図7】平面形状がL字形をした部品31を、これと相
似大形の第1及び第2の2つの分割カバー体C11, C12
で覆った状態の平面図である。
【図8】図7のZ−Z線断面図である。
【図9】第1分割カバー体C11のスライド挿入前の位置
を示す図である。
【図10】本発明によって基板ケース41に分割カバー
体C21, C22が取付けられた状態を示すパチンコ機A2
の背面斜視図である。
【図11】基板ケース41が分割カバー体C21, C22
覆われた状態を示す正面図である。
【図12】2つの分割カバー体C21, C22を分離させた
状態の正面図である。
【図13】基板ケース41に対して分割カバー体C21
取付途中を示す部分斜視図である。
【図14】図11のW−W線断面図である。
【符号の説明】
1,A2 :パチンコ機(遊技機) C1 〜C3 :カバー C11,C12, C21, C22:分割カバー体 E1,E2 :スライド係合板(スライド係合部) H:係合板挿入溝(係合保持部) S1,S2 :係合保持片(係合保持部) V1 〜V3 :制御基板(部品) 21:機構板(ベース体) 31:部品 40:遊技盤 41:基板ケース(ベース体) 42:制御基板(部品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C088 BC45 BC47 EA26 4E360 AB02 AB14 AB22 BA02 BB04 BB20 BC05 ED03 ED29 ED30 GA06 GA43 GA53 GB89 GB99

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機のベース体に配設される部品を覆
    うカバーの両端にスライド係合部が設けられていると共
    に、前記部品の周辺部に係合保持部が設けられ、前記ス
    ライド係合部を前記係合保持部に対してスライド挿入さ
    せて、複数のカバーを取付ける構造であって、 直後に取付けられたカバーが、直前に取付けられたカバ
    ーの取り外しを不能とする干渉部材として機能するよう
    に、複数のカバーは、その取付順序を定めて遊技機のベ
    ース体に取付けられていることを特徴とする遊技機にお
    けるカバー取付構造。
  2. 【請求項2】 ベース体は、基板ケースであることを特
    徴とする請求項1に記載の遊技機におけるカバー取付構
    造。
  3. 【請求項3】 複数のカバーにおいて、その両端に設け
    られるスライド係合部のピッチの種類は、2以上である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機におけ
    るカバー取付構造。
  4. 【請求項4】 複数のカバーの各スライド方向の種類
    は、2以上であることを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載の遊技機におけるカバー取付構造。
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Cited By (12)

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