JP2001170114A - 車椅子の後方転倒防止装置 - Google Patents

車椅子の後方転倒防止装置

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JP2001170114A
JP2001170114A JP36155299A JP36155299A JP2001170114A JP 2001170114 A JP2001170114 A JP 2001170114A JP 36155299 A JP36155299 A JP 36155299A JP 36155299 A JP36155299 A JP 36155299A JP 2001170114 A JP2001170114 A JP 2001170114A
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JP
Japan
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wheelchair
wheel
fall prevention
bracket
swing arm
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JP36155299A
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Keita Fukumori
啓太 福森
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後方へ突出した後転防止の転倒防止輪が、前
側に移動することができて、狭い場所での取回しがよ
く、後輪が乗り越えられる段差であれば後方段差を乗り
越えることもでき、転倒防止輪が接地したときのショッ
クも少い車椅子の後方転倒防止装置を得ること。 【解決手段】 電動車椅子の後部左右に設けた後輪3、
3を、後輪3、3の内側面に取付けたパワーユニット内
のモーターで駆動するもので、左右のパワーユニット4
の後側に断面逆凹字形のブラケット6を突設し、後端に
転倒防止輪9を軸着したスイングアーム7の前端をブラ
ケット6に回動可能に軸着し、ブラケット6の後上部に
取付けたストッパー12にスイングアーム7の上面が当
るようにスイングアーム7をスプリング11で付勢す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動などの車椅
子の後転防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動車椅子は、図8に示すように、車椅
子Aの前下部左右にキャスター輪Bを取付け、車椅子A
の後下部左右に後輪Cを取付け、左右の後輪Cの内側に
配置したパワーユニットD内のモーターの駆動力を後輪
Cに減速ギヤー等を介して伝達して駆動させる。左右の
モーターの各駆動を操作レバーEで操作することによっ
て、左右後輪C,Cの駆動力の差で所望の方向に操舵
し、かつ、駆動力の増減で所望の速度で走行できるよう
になっている。
【0003】そして、何らかの衝撃などで、車椅子Aの
前側が持上って、後輪Cを中心に、車椅子Aが後側に傾
くことがある。この傾き過ぎを防止するため、従来は、
左右のパワーユニットDあるいはフレームから後下方に
アーム(ブラケット)Eを突設し、アームEの先端に路
面等の後輪接地点後方に所定距離をおいて配置した補助
輪(サブホイール)Fを軸着している。車椅子Aが後側
に傾いた場合に補助輪Fが接地し、それ以上車椅子Aが
後側に傾かないようにして、車椅子Aが後側に転倒する
のを防ぐようにしている。前記補助輪Fの設置高さの地
上高Lは、車椅子Aの後側への傾きαが所定以上大きく
ならない範囲に定めてある。この地上高Lは、後方転倒
防止のためには、補助輪をなるべく後方かつ下方に配置
したほうがよい。また、地上高Lは、前側のキャスター
輪Bが、所望の高さの段差を乗越えるとき、補助輪Fが
接地しない高さに定めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
補助輪をつけた電動車椅子では、補助輪FとアームEが
後側に突出しているので、その分だけ車椅子A全体が大
きくなり、エレベーター内などの狭い場所での進入や旋
回などの取回しに不便で、自動車での運搬に不都合であ
る。また、車椅子Aで後進して後側の段差を乗越えよう
とする場合、補助輪Fの地上高Lより高い段差である
と、補助輪Fが段差の手前側に当って乗り越えることが
できない。仮に、補助輪Fが段差を乗り上げたとしても
駆後輪である後輪が持ち上げられて駆動力を路面に伝え
られなくなり結局段差を乗り越えることができなくな
る。さらに、転倒防止輪の回転軸芯より高い場合は、車
椅子に乗り越える能力があったとしても補助輪Fがつか
えてしまい乗り越えることができない。また、段差が補
助輪Fの地上高Lより僅かに高く、補助輪Fが段差に乗
り上げることができても、この場合は、後輪Cが、路面
から浮いて空転して走行できなくなるので、段差に乗る
ことができなくなる。電動車椅子が後方に転倒し始めて
補助輪Fが急に接地すると乗員に衝撃が加わる。また、
後方に転倒し始めるとキャスター輪が浮いて後輪のみで
車体を支えていると共にいつ補助輪が接地するか分から
ず乗員には不安定な乗車感を覚えてしまう。通常の車椅
子においても上記の問題点は変わらなく生じる。
【0005】かかる点に鑑み、この発明は、後方へ突出
した転倒防止輪が、前側に移動することができるように
して、狭い場所での取回しを良くし、後輪が乗り越えら
れる段差であれば後方段差を乗り越えることもできると
共に、転倒防止輪が接地したときのショックも少い車椅
子の後方転倒防止装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の車椅子の後方転倒防止装置は、つぎの構
成を有する。本発明は、車椅子において、後端に転倒防
止輪を備えかつ前端を車体に固定されたブラケット部材
に軸支されて全体が上下に揺動可能なスイングアーム部
材と、このスイングアーム部材の上方の回動を所定位置
で規制するストッパー部材と、転倒防止輪が後輪の回転
軌跡より後方に常時に突出するように前記スイングアー
ムを付勢するリターンスプリングとを有してなることを
特徴とする車椅子の後方転倒防止装置である。本発明に
おいて、スイングアーム部材が車体前下方に回動したと
きに車体側面視で転倒防止輪が後輪の回転軌跡内に収容
されることが好適である。また、本発明において、ブラ
ケット部材は、後端が後輪の回転軌跡内に位置するよう
に設置されていることが好適である。また、本発明にお
いて、ブラケット部材は、その上面が平坦面に形成され
ていることが好適である。また、本発明において、スト
ッパー部材は、弾性体で形成したことが好適である。ま
た、本発明において、ストッパー部材は、ブラケット部
材の後端縁より後方に突出した後方突出部を設けたこと
が好適である。また、本発明において、前記ストッパー
部材の後方突出部は、ブラケット部材の上面と面一もし
くは上方に膨出した足踏み部を一体に設けたことが好適
である。
【0007】本発明の車椅子において、車体固定のブラ
ケット部材に軸支されて全体が上下に揺動可能なスイン
グアーム部材の後端に転倒防止輪が設けられおり、スト
ッパー部材でこのスイングアーム部材の上方の回動を所
定位置で規制すると共に、リターンスプリングで転倒防
止輪が後輪の回転軌跡より後方に常時に突出するように
前記スイングアームを付勢するので、転倒防止輪を軸着
したスイングアーム部材は、常時はリターンスプリング
でブラケット部材のストッパー部材に当るようになって
いる。したがって、車椅子が後側に傾いたとき転倒防止
輪で支えて後側に転倒するのを防ぐことができる。そし
て、狭い場所で取回すとき、転倒防止輪が壁面などに当
ると、転倒防止輪はスイングアーム部材と共にスプリン
グに抗して前側に回動して移動する。転倒防止輪は、車
体側面視で後輪の回転軌跡内に収容できるため取回しに
際して、後側に突出した前記防止輪が邪魔になることが
ない。
【0008】また、後側の段差を乗り越える場合、転倒
防止輪が段差に当ると、転倒防止輪が該段差に押され、
スイングアーム部材と共にスプリングに抗して、転倒防
止輪とスプリングアーム部材が、車体前下方側に回動し
て移動する。このため、後輪が乗り越えられる範囲の段
差を乗り越えることができる。この場合、ブラケット部
材は、後端が後輪の回転軌跡内に位置するように設置す
ることにより、車椅子が後進したときに段差などに後輪
より先にブラケット部材が当たることがなくショックが
生じない。
【0009】そして、ブラケット部材のストッパー部材
はゴム等の圧縮変形可能な弾性体で構成すればクッショ
ンになるので、転倒防止輪が接地したときのショックが
少ない。また、車椅子が前進して段差に降りる場合に、
ストッパー部材の圧縮変形で転倒防止輪が上方に上がる
ので、転倒防止輪に設定された路面との隙間以上の段差
であっても後輪が浮きにくくなり、段差の通過能力が高
くなる。また、ブラケット部材は、上面が平面に形成さ
れるので、介助者が後側にいる場合、前方の段差を乗り
越える場合に、ブラケット部材に足を掛けて、前側を持
上げるのに利用できる。
【0010】また、ストッパー部材は、ブラケット部材
の後端縁より後方に突出した後方突出部を設けることに
よって、ストッパー部材の突出部が後方のクッションバ
ンパとして作用するので、後進する際に障害物例えば建
物の壁面等に衝突しても壁面を痛めることが防止でき
る。また、前記ストッパー部材の後方突出部は、ブラケ
ット部材の上面と面一もしくは上方に膨出した足踏み部
を一体に設けたことによって、この足踏み部がブラケッ
ト部材を踏むときに足の滑り止め効果が有ると共に、ブ
ラケット部材の端縁を覆っているので介助者の履物の傷
つけることがない(底を痛めない)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1ないし図4は実施形態1にかか
る電動車椅子の説明図である。実施形態1に係る電動車
椅子1は、ほぼ矩形の車体1aの上面にシート1bがあ
りシート後方にバックレストが設けられている。車体1
aの前下部左右には、動かそうとする方向に自在に向く
キャスター輪2を対で取付け、かつ、車体1a後下部の
左右には、後輪(駆後輪)3を対で取付けてある。
【0012】左右の後輪3には、それぞれの内側面に対
向してパワーユニット(モーターとギヤーの一体収容さ
れたボックスで構成)4をそれぞれ取付け、左右のパワ
ーユニット4は内蔵するモーターの回転駆動をギヤーに
より適宜の減速比て減速して後輪3を左右で別々に駆動
して走行する。左右の走行方向と走行速度は、上部のレ
バー(ジョイスティック)5でコントロールし、操舵す
る場合は、左右後輪3の駆動速度に差を設ける。
【0013】而して、図2と図3に示すように、左右の
パワーユニット4の後側に断面逆U字形(例えば下開き
のコの字形状)に曲げ成形したブラケット6を後方に突
出させてボルトで締着する。このブラケット6は後端6
bが後輪3の回転軌跡内に位置するように設置されてい
る。また、ブラケット6は、その上面6aが平坦面に形
成されている。
【0014】下開きコの字形状に金属板を曲げ加工した
スイングアーム7は、後端に横軸8で後輪3(あるいは
キャスター輪2)よりも小径の転倒防止輪9を回転自在
に軸着している。また、このスイングアーム7の前端
は、ブラケット6の曲げられた内部空間に挿入してピボ
ット軸10で回動可能に軸着して上下に揺動可能に設置
し、後記するストッパー12で上方への回動を規制す
る。ブラケット6に軸着されたスイングアーム7は、車
体前下方に回動したときに車体側面視で転倒防止輪9が
後輪3の回転軌跡内に収容されるようになっているもの
である。
【0015】前記ピボット軸10には、スプリング11
を巻装しており、このスプリング11は鋼線等の金属線
をコイル状に曲げ加工しその口だしを周方向に延ばした
ものであり、口だしの一方11aはブラケット6の上部
前端に当接させ、口出し他方11bはスプリングアーム
7の上壁内面に当接してスイングアーム7を上方に付勢
している。ブラケット6の後上部にボルト・ナット12
aにより圧縮変形可能な弾性体例えばゴム製のストッパ
ー12に締着・固定している。スプリング11で付勢さ
れたスイングアーム7はストッパー12により上方への
回動が規制されて、かつ、ストッパー12に軽く接触す
る。スイグアーム転倒防止輪9は、図1に示すように、
路面との間に距離Lの隙間を設けている。
【0016】実施形態1の車椅子は、上述のように構成
したので、通常の走行時には、スイグアーム7がリター
ンスプリング11で上方に付勢されて転倒防止輪9は路
面との間に隙間Lがあるため、キャスター輪2と後輪3
とで走行し、転倒防止輪9は路面に接触しない。そし
て、車椅子が時に、後方に角度α以上傾くと、転倒防止
輪9で支えて後側に転倒するのを防ぐことができる。ま
た、転倒防止輪9が接触するが、スイグアーム7がスト
ッパー2を押圧して圧縮変形させるので、ショックを和
らげる。また、転倒防止輪9を軸着したスイングアーム
7は、後側から力が加わると、ピボット軸10を中心
に、スプリング11に抗して回動して下方前側に移動
し、後輪3の回転軌跡内に転倒防止輪9が収まる。な
お、転倒防止輪9の地上高Lは、前部のキャスター輪2
が段差を乗り越えるとき、転倒防止輪9が接地しない高
さで、かつ、電動車椅子1が、後側に傾いたとき、転倒
しない安全な高さを勘案して定める。
【0017】狭い場所で電動車椅子を取回す場合に、転
倒防止輪9が壁面などに当った場合、転倒防止輪9は、
スイングアーム7と共にスプリング11に抗してピボッ
ト軸10を中心にして、下方前側に回動するので、転倒
防止輪9の後側への突出が邪魔になることがない。ま
た、後方の段差を乗り越える場合、段差手前側に転倒防
止輪9が当るが、転倒防止輪9は段差に押されて、同様
に下前方に移動しつかえないることがないので、転倒防
止輪9の位置に関係なく、後輪3が乗り越えできる範囲
で、後方の段差を乗り越すことができる。
【0018】ストッパー12は圧縮変形可能な弾性材で
構成されるためス、イングアーム7の接触・当接後さら
に上方に回動可能である。また、ストッパー12が圧縮
されない状態の転倒防止輪9の地上高Lを低く設定し、
転倒防止輪9が路面に当接して車椅子の後輪規制作用を
浅い角度から開始させても、乗り越し可能な段差の高さ
が低くなることがなく、走行に支障がでない。また、車
椅子が前進して段差を降りる場合に、ストッパー部材の
圧縮変形で転倒防止輪9が上方に上がるので、転倒防止
輪に設定された路面との隙間以上の段差であっても後輪
3が浮きにくくなり、段差の通過能力が高くなる。ま
た、ブラケット6は、後方に突出して設けられると共に
上面16aが平坦に形成されているので、車椅子の後側
に介助者がいる場合、前側の段差を乗り越すとき、ブラ
ケット6の上面に足を掛けて押下げ、前側を浮かせるの
に役立つ。
【0019】次に、実施形態2に係る電動車椅子を図5
〜7に基づき説明する。図1〜4と同様部分に同一の符
号を付して説明を省略する。実施形態2では、ストッパ
ー22は、ブラケット6の後端縁6bよりも後方に突出
して後輪3の回転軌跡よりも後方に突出した突出部22
aを設けたものである。ストッパー22の挿通孔22b
にボルト23を挿通させてブラケット6にナットにより
定着固定している。また、前記ストッパー22の後方突
出部22aは、ブラケット6の上面6aと面一もしくは
上方に膨出した足踏み部22bを一体に設けたものであ
る。
【0020】このように、ストッパー22は、ブラケッ
ト6の後端縁より後方に突出した後方突出部22aを設
けることによって、後方突出部22aが後方のクッショ
ンバンパとして作用するので、後進する際に障害物例え
ば建物の壁面等に衝突しても壁面を痛めることが防止で
きる。また、前記ストッパー部材の後方突出部22a
は、ブラケット6の上面と面一もしくは上方に膨出した
足踏み部22bを一体に設けたことによって、この足踏
み部22bがブラケット6を踏むときに足の滑り止め効
果が有ると共に、ブラケット6の端縁を覆っているので
介助者の履物の傷つけることがない(底を痛めない)。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、後下方に突出した転倒防止輪が、
電動車椅子が後側に傾いたときに接地してそれ以上の傾
きを防ぎ、後側に転倒するのを防止することができる。
そして、ストッパーはクッションになって、転倒防止輪
の接地するときのショックを緩和する。
【0022】転倒防止輪は、狭い場所で取回すときや、
後側の段差を乗り越す場合に、壁面に当ったり、段差に
当ると、スプリングに抗して前側に回動して引込むの
で、邪魔になることがなく、後輪が乗り越すことができ
る範囲で、後方段部を乗り越すことができる。また、車
椅子が前進して段差を降りる場合に、ストッパー部材の
圧縮変形で転倒防止輪が上方に上がるので、転倒防止輪
に設定された路面との隙間以上の段差であっても後輪が
浮きにくくなり、段差の通過能力が高くなる。また、ブ
ラケットは、介助者が、前側を持上げるときに、後側を
踏下げる足掛けに利用できる。また、ストッパー部材
は、ブラケット部材の後端縁より後方に突出した後方突
出部を設けることによって、ストッパー部材の突出部が
後方のクッションバンパとして作用するので、後進する
際に障害物例えば建物の壁面等に衝突しても壁面を痛め
ることが防止できる。また、前記ストッパー部材の後方
突出部は、ブラケット部材の上面と面一もしくは上方に
膨出した足踏み部を一体に設けたことによって、この足
踏み部がブラケット部材を踏むときに足の滑り止め効果
が有ると共に、ブラケット部材の端縁を覆っているので
介助者の履物の傷つけることがない(底を痛めない)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1にかかる後方転倒防止装置
を示す一部を破断した側面図である。
【図2】図1の後方転倒防止装置の要部の一部破断側面
図である。
【図3】図1の後方転倒防止装置の要部の背面図であ
る。
【図4】実施形態に係る電動車椅子全体の側面図であ
る。
【図5】本発明の実施形態2に係る後方転倒防止装置を
示す一部破断側面図である。
【図6】図5の後方転倒防止装置の要部を示す一部破断
側面図である。
【図7】図5の後方転倒防止装置の要部の背面図であ
る。
【図8】従来の一例を示す全体側面図である。
【符号の説明】
1 電動車椅子 3 後輪 4 パワーユニット 6 ブラケット 7 スイングアーム 9 転倒防止輪 10 ピボット軸 11 スプリング 12 ストッパー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車椅子において、 後端に転倒防止輪を備えかつ前端を車体に固定されたブ
    ラケット部材に軸支されて全体が上下に揺動可能なスイ
    ングアーム部材と、 このスイングアーム部材の上方の回動を所定位置で規制
    するストッパー部材と、 転倒防止輪が後輪の回転軌跡より後方に常時に突出する
    ように前記スイングアームを付勢するリターンスプリン
    グとを有してなることを特徴とする車椅子の後方転倒防
    止装置。
  2. 【請求項2】 スイングアーム部材が車体前下方に回動
    したときに車体側面視で転倒防止輪が後輪の回転軌跡内
    に収容されるようになっていることを特徴とする請求項
    1に記載の車椅子の後方転倒防止装置。
  3. 【請求項3】 ブラケット部材は、後端が後輪の回転軌
    跡内に位置するように設置されていることを特徴とする
    請求項2に記載の車椅子の後方転倒防止装置。
  4. 【請求項4】 ブラケット部材は、その上面が平坦面に
    形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のう
    ちのいずれか1項に記載の車椅子の後方転倒防止装置。
  5. 【請求項5】 ストッパー部材は、弾性体で形成したこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のうちのいずれか1項
    に記載の車椅子の後方転倒防止装置。
  6. 【請求項6】 ストッパー部材は、ブラケット部材の後
    端縁より後方に突出した後方突出部を設けたことを特徴
    とする請求項5に記載の車椅子の後方転倒防止装置。
  7. 【請求項7】 前記ストッパー部材の後方突出部は、ブ
    ラケット部材の上面と面一もしくは上方に膨出した足踏
    み部を一体に設けたことを特徴とする請求項5または6
    に記載の車椅子の後方転倒防止装置。
JP36155299A 1999-12-20 1999-12-20 車椅子の後方転倒防止装置 Pending JP2001170114A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011046244A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Zojirushi Baby Kk 歩行補助車の前輪機構
JP2017131610A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社コスモテック 重心移動で動く電動車椅子
WO2022208888A1 (ja) 2021-04-02 2022-10-06 ヤマハ発動機株式会社 車両及び車両制御システム
KR102553998B1 (ko) * 2023-03-09 2023-07-11 (주)다우테크놀로지 휠체어
JP7498103B2 (ja) 2020-12-16 2024-06-11 株式会社Soken 電動車椅子

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