JP2001169733A - 流動性食品材料の連続加熱装置 - Google Patents
流動性食品材料の連続加熱装置Info
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Abstract
させつつ、通電加熱方式により連続加熱するにあたり、
流動性食品材料を均一に加熱し、かつ管路内壁の過加熱
を防止する。 【解決手段】 少なくとも内周面を導電材料で形成した
複数の環状の電極と、少なくとも内周面を電気絶縁材料
で形成した複数の絶縁管体部とを、共通の軸線に沿って
配置して管路を形成し、かつ各電極を、その内径が絶縁
管体部の内径よりも小径となるように作り、各電極の内
周面が絶縁管体部の内周面よりも内側に突出するように
構成した。また各電極の内周面における管路長さ方向の
縁部からの絶縁管体部の内周面にかけて内径が連続的に
拡大する絶縁材料からなるテーパー面を形成した。
Description
内)において連続的に流動輸送可能な程度の流動性を有
する食品材料、例えば液状食品材料や固体−液体混合食
品材料、あるいはゲル状食品材料などについて、殺菌や
調理などのために管路内を連続的に流動輸送させながら
連続加熱する装置に関するものである。
的に流動輸送させながら連続的に加熱する方法によれ
ば、バッチ方式で一定量ごとに加熱する方法と比較して
生産性を向上させることができ、また管路内で連続的に
加熱された食品材料をそのまま連続的に容器に充填する
ことができることから、加熱から容器充填までの工程を
完全に連続化することが可能である。
て、食品材料の有する電気抵抗により発熱させる通電加
熱(ジュール加熱)方式を利用し、殺菌や調理のために
食品材料を加熱する方法が実用化されている。そして管
路内に流動性食品材料を連続的に流しながらその管路内
の流動性食品材料を通電加熱方式により連続的に加熱す
る装置としても、本発明者等は既に特公平5−3302
4号において提案している。
材料の流れる方向)に所定間隔を置いて2以上の部分
に、管路の内周面に沿う環状の電極を設けておき、管路
の上流側の電極と下流側の電極との間で食品材料中に電
流を流し、食品材料を通電加熱するように構成されてい
る。
加熱方式による流動性食品材料の連続加熱装置につい
て、さらに実験・検討を重ねたところ、均一加熱の点で
問題があることが判明した。
体の内部からジュール発熱させるところから、外部から
の加熱と比較して食品材料を均一に加熱できるというメ
リットがあるが、前記提案の装置を用いて管路内を流れ
る流動性食品材料を通電加熱する場合、管路内の食品材
料に対して通電加熱用の電流が不均一に流れ、そのため
食品材料が均一に加熱されなかったり、また管路の管壁
が過加熱されてしまったりする問題が生じやすい。この
点について図6、図7を参照してさらに詳細に説明す
る。
される管路1には、その上流側(図6の下側)から下流
側(図6の上側)に向かう方向に所定間隔を置いて環状
(短円筒状)をなすチタン等の導電材料からなる電極3
A,3B,3Cが配設されており、各電極3A,3B,
3Cの間の管路は、絶縁材料からなる円筒状の中空管体
5によって形成され、また電極3Aよりも上流側の管路
および電極3Cよりも下流側の管路も絶縁材料からなる
円筒状の中空管体5によって形成されている。そして電
極3A,3B間、および電極3B,3C間に高周波電源
あるいは商用交流電源などの電源装置7によって電圧を
加えるようになっている。なお絶縁材料からなる中空管
体5と各電極3A〜3Cは、等しい内径となるように作
られており、したがって各電極3A〜3Cの内周面と中
空管体5の内周面との間は実質的に段差がない状態とな
っている。
に流した状態で電極3A,3B間、電極3B,3C間に
通電加熱のための電圧を加えれば、電流は電気抵抗が最
も小さい経路を通って流れる傾向を示す。ここで、流動
性食品材料の電気抵抗が全体的に均一であるとすれば、
電極間の最短距離に相当する経路の電気抵抗が最も低く
なるから、電流は、電極3A,3B間、電極3B,3C
間の流動性食品材料中において、各電極間の絶縁材料か
らなる中空管体5の内周面の直近の部分を通って流れる
傾向を示す。そのため、管路1内の内周面直近の部分で
は流動性食品材料中の電流密度が大きくなる一方、管路
1の中心軸線Oの付近では電流密度が小さくなってしま
う。このような管路1内における電流密度分布を、電極
3A,3B間について図7に示す。このように電流密度
分布が不均一となる結果、管路1の内周面直近では食品
材料が過加熱されやすくなるのに対し、中心軸線Oの付
近では食品材料が加熱されにくくなる事態が生じる。
は、通電加熱対象となる食品材料の温度が高くなるほど
電気抵抗が低下して電流が流れやすくなるから、前述の
如く管路1の内周面直近の位置で過加熱されて温度上昇
した流動性食品材料には電流が一層集中して流れ、その
結果管路1の内周面直近の位置を流れる流動性食品材料
は、より一層急激に温度上昇して、管路1の中央部付近
を流れる流動性食品材料との温度差が一層大きくなって
しまう。
料の流速は、管路1の内周面近くでは管壁との粘性抵抗
によって管路1の中央部付近と比較して小さくなり、そ
のため管路1の内周面直近の位置を流れる流動性食品材
料の電極間での滞留時間が中央部付近よりも長くなり、
そのため管路1の内周面直近の位置では流動性食品材料
に通電される時間も長くなって中央部付近よりも温度上
昇しやすくなり、このことも前述のような不均一加熱を
助長する結果となっている。
菌は充分に行なえても、食品の風味が損なわれたり、変
色が生じたり、さらには栄養成分の破壊が生じたりする
おそれがあるから、良好な品質の食品材料を得るために
は、過加熱を避けることが必須である。一方食品材料が
充分に加熱されない場合は、殺菌が不充分で食品衛生上
の問題が生じたり、また加熱調理を目的とする場合には
調理を充分に行なえない事態が生じることもある。した
がって目的とする処理に応じた適切な温度に食品材料全
体を均一に加熱することが食品加熱装置では重要であ
り、前述のような従来の流動性食品材料の連続通電加熱
装置では、流動性食品材料を均一に適切な温度に加熱す
ることが未だ困難であった。
管路1の内周面近くを流れる流動性食品材料が過加熱さ
れる結果、管路1の中空管体5を構成している絶縁材
料、例えば樹脂が高温により軟化して変形しやすくなる
ことがあり、また管路1の内面に食品材料が焦げ付い
て、食品材料の風味が損なわれたりする問題もある。
たもので、流動性食品材料を管路内において通電加熱に
より連続加熱するにあたり、管路内を流れる食品材料を
均一に加熱し得るようにし、併せて管路内壁が高温とな
ることを防止するようにした装置を提供することを目的
とするものである。
するため、この発明では、基本的には、通電加熱のため
の環状の電極を、流動性食品材料を流す管路の内周面か
ら内側へ突出するように構成している。具体的には、請
求項1の流動性食品材料の通電加熱装置は、少なくとも
内周面を導電材料で形成した複数の環状の電極と、少な
くとも内周面を電気絶縁材料で形成した複数の絶縁管体
部とを、共通の軸線に沿って交互に配置して管路を形成
し、流動性を有する食品材料を管路の長さ方向に連続的
に流動輸送させつつ、電極間に電圧を加えることによ
り、管路内を流れる流動性食品材料に対し管路の長さ方
向に連続的に通電して加熱するようにした流動性食品材
料の連続加熱装置において、前記各電極を、その内径が
前記絶縁管体部の内径よりも小径となるように作り、各
電極の内周面が絶縁管体部の内周面よりも内側に突出す
るように構成したことを特徴とするものである。
では、環状の電極の内周面が絶縁管体の内周面より内側
に突出していることから、管路の上流側の電極と下流側
の電極との間に電圧を加えた際に管路内の流動性食品材
料に流れる電流が絶縁管体内周面直近位置に集中する度
合が減じられ、これによって流動性食品材料を、より均
一に通電加熱することができ、また絶縁管体が過加熱さ
れることが未然に防止される。
請求項1の発明の流動性食品材料の通電加熱装置におい
て、前記各電極の内周面における管路長さ方向の縁部か
ら絶縁管体部の内周面に向けてテーパー状に内径が連続
的に拡大する絶縁材料からなるテーパー面が設けられて
おり、これらのテーパー面によって各電極の内周面と絶
縁管体部の内周面との間に実質的に段差がないように構
成されていることを特徴とするものである。
においては、内側へ突出する電極の内周面と絶縁管体の
内周面との間に実質的に段差が存在しないように構成さ
れているため、段差によって流動性食品材料の流れが妨
げられることがなく、そのため輸送圧力をいたずらに大
きくする必要がないばかりでなく、特に通電加熱対象と
なる流動性食品材料が固体−液体混合材料や粘度の高い
ゲル状食品材料などの場合でも、段差部分の隅に食品材
料が付着してしまうおそれがなく、また操業停止後の管
路内清掃も容易となる。
一例を示し、図2〜図4にその要部を拡大した状態を示
す。
体−液体混合食品材料などの流動性食品材料は、予め供
給側容器11に収容されている。この供給側容器11の
下端には供給開閉弁13が設けられており、さらにこの
供給開閉弁13の下端からは管路15が延長されてい
る。管路15における供給開閉弁13近くの位置には、
流動性食品材料を管路15内において流動輸送させるた
めの圧送手段としてポンプ17が設けられている。管路
15におけるポンプ17よりも下流側には、上方へ垂直
に立ち上がる管路垂直立上がり部分15Aが存在し、こ
の管路垂直立上がり部分15Aには、この発明で特徴と
する通電加熱装置19が形成されている。さらに管路1
5における垂直立上がり部分15Aの上端は水平方向へ
折曲げられて伸長され、その部分、すなわち通電加熱装
置19の下流側に相当する部分には、流動性食品材料を
冷却するための冷却装置21が配設され、さらにその冷
却装置21の下流側には排出側容器23が設けられてい
る。
の中途にポンプ17を設けているが、場合によっては供
給側容器11にその容器内の流動性食品材料を加圧する
加圧手段を設けても良い。また冷却装置21は場合によ
っては省くこともできる。
示し、さらに図3、図4にはその要部を拡大した状況を
示す。
がり部分15Aには、下方から第1アース電極23A、
通電加熱用電極25A〜25F、第2アース電極23B
が管路15の長さ方向に所定間隔をおいてその順に設け
られている。そしてこれらの電極23A,23B;25
A〜25Fは、チタンやチタン合金あるいはステンレス
鋼などの導電材料からなるものであって、それぞれ内径
(内周面の径)がRAの中空な環状(短円筒状)に作ら
れていて、後述するように管路15の一部を構成してい
る。また各電極23A,23B;25A〜25Fのそれ
ぞれの長さ方向の両側には、樹脂等の絶縁材料からなる
環状テーパー部材27A,27Bが隣接して設けられて
おり、さらに相対的に下方に位置する電極の上側のテー
パー部材27Aと相対的に上方に位置する電極の下側の
テーパー部材27Bとの各間には絶縁材料からなる内径
(内周面の径)がRBの円筒状の中空管体29が設けら
れており、これらの環状テーパー部材27A,27Bお
よび中空管体29によって、絶縁管体部30が形成され
ている。したがって各電極23A,23B;25A〜2
5Fと、環状テーパー部材27A,27Bおよび中空管
体部29からなる各絶縁管体部30とが、長さ方向に交
互に位置していることになる。そしてこれらの各電極2
3A,23B;25A〜25Fと、各テーパー部材27
A,27Bおよび各中空管体29からなる各絶縁管体部
30とによって、通電加熱装置19を形成した部分の管
路15が構成されている。
B;25A〜25Fの内径RAは、各中空管体29の内
径RBよりも小さくなるように定められている。そして
各電極23A,23B;25A〜25Fの中心軸線と各
中空管体29の中心軸線とは、軸線Oで一致しているか
ら、各電極23A,23B;25A〜25Fの内周面3
1は、中空管体29の内周面33よりも距離L=(RB
−RA)/2だけ内側へ突出していることになる。一
方、環状テーパー部材27A,27Bは、その内側の面
35がテーパー状に電極23A,23B;25A〜25
Fに接する側から中空管体29に接する側へ向けて拡大
するように作られ、しかもその最小内径が電極23A,
23B;25A〜25Fの内径RAと等しくなるよう、
かつ最大内径が中空管体29の内径RBと等しくなるよ
うに作られている。したがって各電極23A,23B;
25A〜25Fの内周面31の縁部から中空管体29の
内周面33までの間は、テーパー部材27A,27Bの
テーパー面35によって連続的に内径が拡大する構成と
されている。
は、交互に通電加熱用電源37の一方の端子37A、他
方の端子37Bに電気的に接続され、両側のアース電極
23A,23Bはそれぞれ電気的に接地されている。な
お通電加熱用電源37としては、通常は高周波電源もし
くは商用交流電源が用いられる。
て、供給側開閉弁13を開いてポンプ17を作動させれ
ば、供給側容器11から流動性食品材料が管路15内を
図1の左方から右方へ向けて流動輸送される。そして流
動性食品材料は、管路15の垂直立上がり部分15Aに
おいて通電加熱装置19を通過し、その間通電加熱がな
されて温度上昇し、殺菌や調理等のための加熱処理がな
され、さらに冷却装置21を通過することにより冷却さ
れながら、排出側容器23に至る。
電加熱装置19における作用についてさらに具体的に説
明する。
て流動性食品材料は、第1アース電極23A、各通電加
熱用電極25A〜25F、第2アース電極23Bのそれ
ぞれの内側の位置を順次通過する。そして通電加熱用電
極25A〜25Fは、通電加熱用電源37の端子37
A,37Bに交互に接続されているから、上下の通電加
熱用電極間において流動性食品材料を通って電流が流
れ、その流動性食品材料の有する電気抵抗によって流動
性食品材料が発熱し、通電加熱がなされる。このとき、
通電加熱用電極25A〜25Fの内周面31は、中空管
体29の内周面33よりも距離Lだけ内側へ突出してい
るから、図4に示しているように通電電極(図4では通
電加熱用電極25A〜25Fのうち25A,25Bのみ
を示す)の間の最短距離の経路も、中空管体29の内周
面よりも距離Lだけ内側となり、その位置で上下の通電
加熱用電極25A,25B間の電流密度が最大となる。
但し、その中空管体29の内周面よりも距離Lだけ内側
の位置における電流の集中度合は、従来技術で示した図
6、図7の装置における中空管体内周面直近位置での集
中度合よりも小さい。すなわち図6、図7の場合には電
流の流れが電流集中位置(内周面直近位置)から拡散す
る余裕が管路内方(中心寄り)のみの一方の側しかない
のに対し、この発明の実施例の場合は、電流集中位置
(内周面から距離Lだけ内側の位置)に対し外側(より
内周面に近い側)および内側中心寄りの両側に拡散する
余裕があり、そのため電流の集中位置における集中度合
も小さくなるのであり、したがって電流密度が全体的に
より均一化され、局部的な過加熱を防止することができ
る。
位置では管路内を流れる流動性食品材料の流速が管壁と
の抵抗によって小さくなり、その部分で流動性食品材料
に対する通電加熱時間が長くなるが、実施例の装置では
中空管体29の内周面33の直近の位置には通電電流が
集中しないため、内周面直近の位置で通電加熱時間が長
くなっても、その位置での過加熱が助長されるおそれも
少ない。
内を流れる流動性食品材料を、より均一に加熱すること
が可能となるのである。また、中空管体29の内周面が
過加熱されることが防止されるため、中空管体29とし
て比較的耐熱性の低い樹脂を使用している場合でも、中
空管体29が軟化して変形したりすることも防止でき
る。
パー部材27A,27Bのテーパー面35によって、各
通電加熱用電極25A〜25Fの内周面31の縁部から
中空管体29の内周面33までの間が段差のない連続面
となるように構成されているため、管路15内の流動性
食品材料の流れが段差の部分で阻害されてしまうことが
なく、また段差の隅部に食品材料が付着残留してしまう
こともなく、さらには管路内洗浄作業を容易に行なうこ
とが可能となる。
電極25A〜25Fの下側、上側に第1アース電極23
A、第2アース電極23Bが設けられており、そのため
第1アース電極23Aよりも上流側もしくは第2アース
電極23Bよりも下流側へ流動性食品材料を介して漏洩
電流が流れて、感電事故等を起こすことを有効に防止で
きる。ここで実施例の装置では、各アース電極23A,
23Bも、その内径を通電加熱用電極25A〜25Fと
同様に中空管体29の内径よりも小径としているが、各
アース電極23A,23Bの内径は必ずしも小径とする
必要はなく、中空管体29の内径と同径としても良い。
そしてその場合には、各アース電極23A,23Bの上
下の環状テーパー部材27A,27Bは省略することが
できる。
部材27A,27Bについて、そのテーパー面35の縦
断面が直線状となるように構成しているが、場合によっ
ては図5に示すように電極内周面31の縁部から中空管
体29の内周面33までの縦断面が滑らかな曲線状とな
るように、テーパー面35を曲面状に形成しても良い。
ー部材27A,27Bを中空管体29とは別の部材とし
て、電極23A,23B;25A〜25Fと中空管体2
9との間に挟んだ構成としているが、場合によっては環
状テーパー部材27A,27Bを中空管体29と一体化
し、中空管体29Aの端部内面にテーパー面35を形成
しても良い。すなわちこの場合は、絶縁材料からなる中
空管体29と同じく絶縁材料からなる環状テーパー部材
27A,27Bとが一体の絶縁管体部30を構成するこ
とになる。さらに各電極23A,23B;25A〜25
Fについても、場合によっては絶縁材料からなる管体の
内面に導電材料を内張りすることによって形成すること
ができる。
明の流動性食品材料の連続加熱装置によれば、流動性食
品材料を管路内で連続的に流動輸送させつつ、通電加熱
方式にて連続的に加熱するにあたり、通電電流が管路内
壁直近の位置に集中することを防止して、従来より均一
に流動性食品材料を加熱することができ、そのため流動
性食品材料の局部的な過加熱や加熱不足が生じることを
未然に防止することができるから、過加熱により食品材
料の風味を損なったりまた変色が生じたりさらには栄養
成分の破壊を招いたりすることを有効に防止することが
できるとともに、加熱不足による殺菌不良や調理不足を
生じたりすることを有効に防止でき、さらには管路の内
壁が過加熱されることを防止できるため、管路に樹脂等
の比較的耐熱性が低い材料を用いている場合でも、過加
熱により軟化が生じて変形したりすることを有効に防止
できる。
体構成の一例を示す略解図である。
装置の部分の一例を示す略解的な縦断面図である。
ある。
流密度分布を説明するための略解図である。
の部分の他の例を示す拡大縦断面図である。
る。
電電流の電流密度分布を説明するための略解図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも内周面を導電材料で形成した
複数の環状の電極と、少なくとも内周面を電気絶縁材料
で形成した複数の絶縁管体部とを、共通の軸線に沿って
交互に配置して管路を形成し、流動性を有する食品材料
を管路の長さ方向に連続的に流動輸送させつつ、電極間
に電圧を加えることにより、管路内を流れる流動性食品
材料に対し管路の長さ方向に連続的に通電して加熱する
ようにした流動性食品材料の連続加熱装置において、 前記各電極を、その内径が前記絶縁管体部の内径よりも
小径となるように作り、各電極の内周面が絶縁管体部の
内周面よりも内側に突出するように構成したことを特徴
とする、流動性食品材料の連続加熱装置。 - 【請求項2】 前記各電極の内周面における管路長さ方
向の縁部から絶縁管体部の内周面に向けてテーパー状に
内径が連続的に拡大する絶縁材料からなるテーパー面が
設けられており、これらのテーパー面によって各電極の
内周面と絶縁管体部の内周面との間に実質的に段差がな
いように構成されていることを特徴とする、請求項1に
記載の流動性食品材料の連続加熱装置。
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JP35870299A JP4143948B2 (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 流動性食品材料の連続加熱装置 |
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