JP2006320402A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006320402A
JP2006320402A JP2005144327A JP2005144327A JP2006320402A JP 2006320402 A JP2006320402 A JP 2006320402A JP 2005144327 A JP2005144327 A JP 2005144327A JP 2005144327 A JP2005144327 A JP 2005144327A JP 2006320402 A JP2006320402 A JP 2006320402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
downstream
upstream
unit
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005144327A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4603932B2 (ja
Inventor
Hiroshi Hoshino
弘 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Frontier Engineering Co Ltd
Original Assignee
Frontier Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Frontier Engineering Co Ltd filed Critical Frontier Engineering Co Ltd
Priority to JP2005144327A priority Critical patent/JP4603932B2/ja
Publication of JP2006320402A publication Critical patent/JP2006320402A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4603932B2 publication Critical patent/JP4603932B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Commercial Cooking Devices (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

【課題】 流動性を有する飲食物を搬送しながら高い精度で所望の温度まで通電加熱し得るようにする。
【解決手段】 加熱装置13は、対となって電極43が取り付けられる管状部材42によりそれぞれ形成される上流側の通電加熱部48と下流側の通電加熱部49とを有し、流動性を有する飲食物を被加熱物として流路内を連続的に案内しつつジュール熱により加熱する。上流側の通電加熱部48に流入する被加熱物の温度は第1の温度センサ51により検出され、上流側の通電加熱部48から流出する被加熱物の温度は第2の温度センサ52により検出され、これらの温度センサ51,52の検出値の上流側偏差に基づいて、下流側の通電加熱部49に設けられた電極43に供給される電力がフィードフォワード制御される。
【選択図】 図3

Description

本発明は流動性を有する飲食物を被加熱物としてこれを連続的に搬送しながら加熱する加熱装置に関する。
ジュースやスープなどのように粘性の低い飲食物、並びに蜂蜜、ジャムおよび味噌などのように粘性の高いペースト状の食品のように流動性を有する飲食物を連続的に搬送しながら加熱するために、例えば、特許文献1および2に記載されるように、飲食物自体に通電してジュール熱により飲食物を加熱するようにしたジュール加熱装置が開発されている。
飲食物を連続的に流しながら通電加熱するジュール加熱装置は、上記公報に記載されるように、飲食物を連続的に案内する管状部材つまり加熱パイプを有し、この加熱パイプの中に飲食物を流しながら加熱パイプに対となって設けられた電極から飲食物に電流を流すようにしている。1本の加熱パイプには通常複数の電極が設けられており、加熱装置は、1本の加熱パイプにより構成されるタイプと、飲食物を複数段階で所定の殺菌温度まで加熱するため複数の加熱パイプにより構成されるタイプとがある。
特許第2821087号公報 特許第2840014号公報
飲食物をジュール加熱する場合には、電極間に一定の電圧を供給しても飲食物の導電率つまり電気抵抗によって電流値が相違するので、導電率によって通電電力が相違することになる。このため、飲食物の最終加熱温度に基づいて電極に印加する電圧は実験によって予め求めておき、通電加熱時に基準となる印加電圧を電極に加えるようにしており、1つの加熱装置によって複数種類の飲食物を加熱する場合には、飲食物の種類毎に基準となる印加電圧を設定するようにしている。
流動性を有する飲食物を搬送しながら通電加熱する加熱装置においては、加熱後の飲食物の温度を温度センサにより検出し、検出された温度と設定温度との偏差に基づいて電極に対して電源ユニットから供給される電力をフィードバック制御するようにしている。このような制御方式は、1本のパイプからなる加熱装置においても複数本のパイプからなる加熱装置においても同様であり、加熱後の飲食物の温度を検出して電力をフィードバック制御するようにすると、加熱終了後の温度に基づいて電力を制御するので、電力が制御されるまでの時間の遅れにより最終的な加熱温度にバラツキが発生するおそれがあり、飲食物を殺菌加熱する場合には所望の殺菌温度にまで加熱できるようにするために加熱温度に余裕を持たせる必要がある。
加熱装置にはホッパからポンプにより連続的に飲食物を供給するようにしており、ホッパ内の飲食物の残量が少なくなると、新たに同種の飲食物がホッパ内に投入されることになる。ホッパ内には、例えば、イチゴジャムを加熱殺菌する場合にはイチゴを調味料等とともにニーダなどによりすり潰して流動状態の食品素材とした後に投入するようにしており、食品素材は1回のホッパへの投入量がバッチ処理されることから、1回分の投入量毎に導電率が相違する場合がある。したがって、新たにホッパ内に投入された食品素材と既に投入されている食品素材とで導電率が相違していると、連続的に搬送しながら通電加熱する場合には、導電率の変化によっても最終的な加熱温度にバラツキが発生することがある。
本発明の目的は、流動性を有する飲食物を搬送しながら高い精度で所望の温度まで通電加熱し得るようにすることにある。
本発明の加熱装置は、流動性を有する飲食物を被加熱物として流路内に連続的に搬送しつつジュール熱により加熱する加熱装置であって、絶縁性材料からなり前記流路を形成する管状部材および当該管状部材に対をなして設けられる電極をそれぞれ有する上流側と下流側の通電加熱部と、前記上流側の通電加熱部に設けられた前記電極に電力を供給する上流側の電源ユニットと、前記下流側の通電加熱部に設けられた前記電極に電力を供給する下流側の電源ユニットと、前記上流側の通電加熱部に流入する前記被加熱物の温度を検出する第1の温度センサと、前記上流側の通電加熱部から流出する前記被加熱物の温度を検出する第2の温度センサと、前記第1の温度センサの検出値と前記第2の温度センサの検出値との上流側偏差に基づいて、前記下流側の通電加熱部に設けられた電極に前記下流側の電源ユニットから供給される電力をフィードフォワード制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明の加熱装置は、前記下流側の通電加熱部から流出する前記被加熱物の加熱終了温度を検出する第3の温度センサを有し、前記制御手段は、加熱目標温度と前記第3の温度センサの検出温度との下流側偏差に基づいて、前記下流側の通電加熱部に設けられた電極に前記下流側の電源ユニットから供給される電力をフィードバック制御することを特徴とする。
本発明の加熱装置は、前記制御手段は、前記上流側偏差が所定値以下のときには、前記下流側の通電加熱部に設けられた電極に前記下流側の電源ユニットから供給される電力をフィードフォワード制御に優先してフィードバック制御することを特徴とする。
本発明の加熱装置は、前記上流側の電源ユニットは、前記上流側の通電加熱部に設けられた前記電極に一定電圧の電力を供給することを特徴とする。
本発明の加熱装置は、前記上流側と下流側の通電加熱部を、複数のリング状の電極とそれぞれの電極の間に配置される絶縁性の複数の円筒体とを有する加熱ユニットによりそれぞれ形成することを特徴とする。
本発明の加熱装置は、前記下流側の通電加熱部を、絶縁性材料からなり前記流路を形成する管状部材および当該管状部材に対をなして設けられる電極をそれぞれ有する複数の加熱ユニットにより形成し、前記下流側の通電加熱部を構成するこれらの加熱ユニットのうち最下流側の加熱ユニットにおける電極に供給される最大電圧を、これよりも上流側の加熱ユニットにおける電極に供給される最大電圧よりも低くすることを特徴とする。
本発明によれば、加熱装置は上流側の通電加熱部と下流側の通電加熱部とを有し、上流側の通電加熱部における温度上昇値つまり上流側偏差に基づいて下流側の通電加熱部の電極に供給される電力を制御するようにしたので、下流側の通電加熱部は上流側偏差に基づいてフィードフォワード制御されることになり、加熱装置により加熱される被加熱物である飲食物を高精度で加熱目標温度にまで加熱することができるとともに、特に立ち上げ時に急速に加熱目標温度に設定することができる。
本発明によれば、フィードフォワード制御に加えて、加熱装置から流出する加熱最終温度と加熱目標温度との下流側偏差に基づいて下流側の通電加熱部の電極に供給される電力をフィードバック制御するので被加熱物を目標加熱温度に高精度で設定することができる。
本発明によれば、フィードバック制御とフィードフォワード制御とを状況に応じて切り換えることにより被加熱物の温度状況に応じて通電加熱することができる。
上流側の通電加熱部における電極に一定電圧を印加すると、上流側の通電加熱部における温度上昇値は被加熱物の導電率ないし抵抗値つまり電気的な物性に相当し、被加熱物を導電率に応じて通電加熱することができる。したがって、例えば、ホッパ内から連続的に供給される飲食物を加熱する場合においては、ホッパ内に投入された飲食物に対する加熱終了後にホッパ内に新たに投入された同種の飲食物を加熱するときに、新たな飲食物の電気的物性の変化を上流側偏差に基づいて検出し、下流側の通電加熱部に対する電力をフィードフォワード制御することによって加熱温度のバラツキを事前に抑制することができる。
下流側の通電加熱部を複数の加熱ユニットにより構成し、下流側の通電加熱部における最下流側の加熱ユニットの電極に供給される電力値の最大値を、これよりも上流側の加熱ユニットにおける電極に供給される電力値の最大値よりも小さくすると、加熱最終温度に近づいている被加熱物を加熱する最下流側の加熱ユニットにおける通電量をより高精度で制御することができる。
図1は本発明の加熱装置を備えた飲食物の製造システム全体構成を示す概略図であり、この製造システムはイチゴジャム等の流動性を有する飲食物を被加熱物としてこれを加熱処理して飲食物を製造するために使用され、予め流動状態に調合された飲食物が投入されて飲食物を所定量収容するホッパ11と、ホッパ11から連続的に供給される被加熱物を予備加熱する予熱装置12と、この予熱装置12から連続的に供給される被加熱物を所定の殺菌温度まで加熱するジュール加熱装置13とを有している。ジュール加熱装置13により所定の殺菌加熱温度まで加熱された被加熱物は、冷却装置14に連続的に供給されて冷却された後、回収タンク15に供給されてその中で貯留され、回収タンク15から包装袋等に充填するための図示しない充填機に搬送される。
予熱装置12は、内部に流路が形成され相互に接続管21により直列に接続された複数本の予熱パイプ22を有し、ポンプ16aが設けられた配管17aによりホッパ11に接続されており、ポンプ16aによりホッパ11内の被加熱物はそれぞれの予熱パイプ22内の流路に一定の流速で搬送される。それぞれの予熱パイプ22の外側には外側パイプ23が取り付けられ予熱パイプ22と外側パイプ23との間には加熱媒体が供給される加熱室24が形成され、それぞれの加熱室24には熱水発生機25により加熱された熱水が加熱媒体として配管26を介して供給されるようになっている。予熱パイプ22内を連続的に流れる被加熱物は加熱媒体により加熱される予熱パイプ22により間接的に加熱され、例えばイチゴジャムを被加熱物とする場合には、40〜60℃程度の加熱温度まで予熱される。
予熱装置12に配管17bにより接続されるジュール加熱装置13は、内部に流路が形成され相互に接続管27により直列に接続された第1段目から第4段目までの4つの加熱ユニット28を有しており、予熱装置12により所定の温度まで予熱された被加熱物はジュール加熱装置13により殺菌温度まで加熱される。例えば、イチゴジャムを被加熱物である飲食物とする場合には、85〜98℃程度の温度まで加熱される。図1に示すジュール加熱装置13は4つの加熱ユニット28を有し、最終段の加熱ユニット28を通過した被加熱物は保温機としてのホールド管29において最終の加熱終了温度に所定時間保持された後に冷却装置14に配管17cにより搬送される。なお、ジュール加熱装置13は、図示するように4つの加熱ユニット28により構成することなく、被加熱物である飲食物の種類や搬送流量等に応じて任意の数の加熱ユニット28により構成することができる。
冷却装置14は、内部に流路が形成され相互に接続管31により直列に接続された複数本の冷却パイプ32を有し、配管17cによりジュール加熱装置13に接続され、加熱終了後の被加熱物はそれぞれの冷却パイプ32内の流路に搬送される。それぞれの冷却パイプ32の外側には外側パイプ33が取り付けられ冷却パイプ32と外側パイプ33との間には冷却媒体が供給される冷却室34が形成され、それぞれの冷却室34には冷水発生機35により加熱された冷却水つまりチラーが冷却媒体として配管36を介して供給されるようになっている。冷却パイプ32内を連続的に流れる被加熱物は冷却媒体により冷却される冷却パイプ32により間接的に冷却され、回収タンク15に配管17dを介して搬送される。冷却装置14内を流れる飲食物の圧力を調整するために、接続管31にはポンプ16bが取り付けられている。回収タンク15に接続された排出管37には、充填機に被加熱物を供給するためのポンプ16cが設けられている。
ジュール加熱装置13は、図1に示す場合には、予熱装置12および冷却装置14を含めて飲食物を殺菌加熱してこれを製造する製造システムに組み込まれている。ただし、予熱装置12が使用されない場合にはジュール加熱装置13はホッパ11に配管により直接接続されることになり、冷却装置14が使用されない場合には配管により直接回収タンク15に接続されることになる。なお、ジュール加熱装置13により加熱されて冷却装置14により冷却された後の飲食物を回収タンク15に回収することなく、直接充填機などに向けて搬出する場合もある。
図2はジュール加熱装置13を構成する4つの加熱ユニット28の1つを示す拡大断面図であり、加熱ユニット28は被加熱物を案内する流路41が形成された断面円形の加熱パイプつまり管状部材42を有している。管状部材42は複数のリング状の電極43とこれらの間に配置される複数の円筒体44とにより構成されており、加熱ユニット28は電極43と円筒体44とにより構成される管状部材42を有し、管状部材42にはこれに対をなして電極43が設けられている。それぞれの電極43はチタンやステンレス等の導体により形成され、それぞれの円筒体44は樹脂等の絶縁体により形成されている。管状部材42の両端部には流入側と流出側のジョイント部45,46が取り付けられている。それぞれの電極43には電源ユニット47がケーブルを介して接続されており、被加熱物の流れる方向に隣り合って対をなす電極43が相互に逆極性となるように電源ユニット47から高周波電流が供給される。なお、図1に示されたそれぞれの加熱ユニット28に設けられる電極43の数は加熱温度等に応じて任意に設定される。
図3はジュール加熱装置13の電極に対する通電を制御する制御回路を示すブロック図であり、図3においては図1に示された4つの加熱ユニット28に下流側から上流側に向けて符号a〜dが付されており、最上流側の加熱ユニット28aは上流側の通電加熱部48を構成し、これよりも下流側の3つの加熱ユニット28b〜28dはそれぞれ下流側の通電加熱部49を構成している。配管17bには上流側の通電加熱部48としての加熱ユニット28aに流入する被加熱物の温度を検出する第1の温度センサ51が設けられ、加熱ユニット28aの出口に接続された接続管27には加熱ユニット28aから流出する被加熱物の温度を検出する第2の温度センサ52が設けられている。さらに、最終段の加熱ユニット28dの出口に接続された接続管27には全ての加熱ユニット28a〜28dにおいて加熱されて加熱ユニット28dから流出する被加熱物の加熱終了温度を検出する第3の温度センサ53が設けられている。なお、第1の温度センサ51は加熱ユニット28aにより被加熱物が加熱される前の温度を検出するのであれば、第1の温度センサ51を加熱ユニット28aの入口側端部に取り付けるようにしても良い。また、加熱ユニット28aにより加熱された後の被加熱物の温度を検出するのであれば、第2の温度センサ52を加熱ユニット28aの出口側端部に取り付けるようにしても良く、同様に、第3の温度センサ53を加熱ユニット28dの出口側端部に取り付けるようにしても良い。
上流側の通電加熱部48としての加熱ユニット28aに設けられた電極43には、上流側の電源ユニットとしての電源ユニット47aが接続されており、この電源ユニット47aからは、被加熱物の流れる方向に相互に隣り合って対をなす電極43に電極間の電圧が一定となるように電力が供給される。一方、下流側の通電加熱部49としての3つの加熱ユニット28b〜28dに設けられた電極43には、下流側の電源ユニットとしての電源ユニット47bが接続されており、この電源ユニット47bから被加熱物の流れる方向に相互に隣り合って対をなす電極43に対して供給される電力は、温度センサ51〜53の検出温度に応じて制御される。
それぞれの電源ユニット47a,47bは制御手段としてのコントロールユニット54からの制御信号により電極43に供給される電力が制御される。上述のように電源ユニット47aから電極43には一定電圧となるように電力が供給されるのに対して、電源ユニット47bにはそれぞれの温度センサ51〜53の検出値に基づいて電圧が制御される。例えば、加熱ユニット28aにおける対をなす電極43には電極間電圧が900Vとなるように一定電圧の電力が供給される。これに対して、加熱ユニット28b〜28dには電極間電圧の最大値を例えば800Vとする任意の電圧の電力を供給するようにしたり、加熱ユニット28b〜28dについて相互に電圧の最大値が相違する任意の電圧を供給するようにする。それぞれの加熱ユニット28b〜28dで最大電圧値を相違させる場合としては、最上流側の加熱ユニット28aには最大値を例えば800Vとし、加熱ユニット28cには最大値を例えば700Vとし、加熱ユニット28dには最大値を例えば600Vとする。
このように、下流側の通電加熱部49を構成する複数の加熱ユニット28b〜28dについては相互に供給電力を相違させるようにするとともに下流側の通電加熱部49の電極43にはそれぞれ任意の電圧とすることができる。それぞれの最大電圧値を設定する値をMV値とし、最大電圧値に対応するMV値を1とすると、下流側の通電加熱部49の電極43には最大電圧値つまり100%の電圧値である800V,700V,600Vの電力が供給される。また、MV値を0.5とすると、それぞれの最大値の50%の電圧値である400V,350V,300Vの電力が電極43に供給される。
このように、下流側の通電加熱部49を複数の加熱ユニット28b〜28dにより構成し、これらの加熱ユニット28b〜28dのうち最上流側における加熱ユニット28bから最下流側の加熱ユニット28dに向かうに従って電極43に供給される電圧を800V,700V,600Vと順次低くすると、下流側の加熱ユニット28dにおける単位MV値に対する電圧変化量を上流側の加熱ユニット28a,28bにおける電圧変化量よりも小さくすることができるので、最終的に加熱目標温度に近い温度状態のもとで加熱する最下流の加熱ユニット28dでは高い精度で被加熱物の加熱温度を制御することができる。これにより、被加熱物を高精度で加熱目標温度に加熱することができる。
コントロールユニット54には、制御信号を演算するマイクロプロセッサCPUと、制御プログラム、演算式およびデータが格納されるROMと、一時的にデータを格納するRAMとが設けられており、コントロールユニット54には、第1の温度センサ51により検出された流入温度T1に対応する信号と、第2の温度センサ52により検出された流出温度T2に対応する信号と、第3の温度センサ53により検出された加熱終了温度T3に対応する信号とが送られるようなっている。流入温度T1と流出温度T2の温度偏差つまり上流側偏差ΔT1(T2−T1)を算出すると、上流側の通電加熱部48における電極43には一定電圧の電力が供給されるので、上流側偏差ΔT1は被加熱物の導電率や抵抗値に対応した値となる。この上流側偏差ΔT1に基づいて下流側の通電加熱部49としての3つの加熱ユニット28b〜28dの電極43に対して供給される電力を制御するように、コントロールユニット54は電源ユニット47bをフィードフォワード制御する。このようにコントロールユニット54から上流側の電源ユニット47aには、上流側の通電加熱部48における電圧が一定となるように電力(電流と電圧の積)制御の基準信号が送られるようになっている。また、コントロールユニット54から下流側の電源ユニット47bには、下流側の通電加熱部49に供給される電力が上流側偏差ΔT1に基づいて制御されるように制御信号が送られる。
コントロールユニット54には、被加熱物に対する加熱目標温度Taを設定する入力キーなどが設けられた操作パネル55が接続されており、第3の温度センサ53により検出された加熱終了温度T3と加熱目標温度Taとの温度偏差つまり下流側偏差ΔT2(TaとT3の温度差の絶対値)が算出される。この下流側偏差ΔT2に基づいて下流側の通電加熱部49としての3つの加熱ユニット28b〜28dの電極43に対して供給される電力を制御するように、コントロールユニット54は電源ユニット47bをフィードバック制御する。
このように、下流側の通電加熱部49を構成する加熱ユニット28b〜28dの電極43に供給される電力は、それぞれMV値を変化させることにより、上流側偏差ΔT1に基づいてフィードフォワード制御されるとともに下流側偏差ΔT2に基づいてフィードバック制御されるので、フィードバック制御のみを行う場合よりも、加熱装置の立ち上がり時と定常時とのいずれにおいても、高い精度で加熱目標温度Taに被加熱物を加熱することができる。特に、加熱装置13の立ち上げ時にフィードフォワード制御を行うことにより、迅速に定常状態に移行させることができる。
したがって、例えば、ホッパ11内から連続的に供給される飲食物を加熱する場合においては、ホッパ11内に投入された飲食物に対する加熱が終了した後に、ホッパ11内に新たに同種の飲食物を投入して新たなバッチの飲食物を加熱するときに、新たな飲食物の電気的物性がそれよりも前に加熱処理した飲食部の電気的物性と相違していても、つまりバッチが相違することにより導電率が前のバッチと変化しても、切替時その変化を上流側偏差ΔT1に基づいて検出し、下流側の通電加熱部に対する電力をフィードフォワード制御することによって飲食物の加熱温度のバラツキを事前に抑制することができる。
図4は上述した加熱装置における通電制御手順の一例を示すアルゴリズムであり、ステップS1では第1〜第3のそれぞれの温度センサ51〜53からの検出値が読み込まれ、読み込んだ検出値に基づいて上流側偏差ΔT1が算出される(ステップS2)とともに下流側偏差ΔT2が算出される(ステップS3)。ステップS4では上流側偏差ΔT1が設定値Aよりも大きいか否かが判定され、設定値Aよりも大きいときには、ステップS5が実行されて上流側偏差ΔT1に基づいて算出されるMV値によりステップS6によりフィードフォワード制御により電力が制御される。一方、ステップS4により上流側偏差ΔT1が設定値Aよりも小さいと判定されたときには、ステップS7が実行されて下流側偏差ΔT2に基づいて算出されるMV値によりステップS8によりフィードバック制御により電力が制御される。
なお、フィードバック制御するかフィードフォワード制御するかを判定するための設定値Aとしては、一定値としても良く、加熱装置のライン特性に応じた設定式をメモリに格納しておき、制御時に設定式を演算することによって設定値Aを求めるようにしても良い。
図5(A)は加熱ユニットの他の具体例を示す縦断面図であり、図5(B)は図5(A)の横断面図である。この加熱ユニット28は被加熱物を案内する流路41が形成された断面四角形の管状部材61を有している。この管状部材61は樹脂等の絶縁材料により形成され、この内面には2枚の板状の電極43が相互に対向して取り付けられており、それぞれの電極43には電源ユニット47がケーブルにより接続されている。管状部材61の両端には流入側と流出側のジョイント部45,46が取り付けられている。
図6は加熱ユニット28の更に他の具体例を示す縦断面図である。この加熱ユニット28は被加熱物を案内する流路41が形成された断面円形の管状部材71を有し、管状部材71は樹脂等の絶縁材料により形成されている。管状部材71の両端面には相互に対向するように板状の電極43が取り付けられており、それぞれの電極43には電源ユニット47がケーブルにより接続されている。管状部材71の両端部には流入側と流出側のジョイント部45,46が設けられている。なお、このタイプの加熱ユニット28においては、管状部材71を断面四角形としても良い。
図7は加熱ユニット28の更に他の具体例を示す縦断面図である。この加熱ユニット28は被加熱物を案内する流路41が形成された断面円形の管状部材81を有し、管状部材81の両端は端板部82により閉塞されており、この管状部材81は端板部82を含めて樹脂等の絶縁材料により形成されている。管状部材81の内面には円筒形状の電極43aが固定され、管状部材81の中心部に配置される棒状の電極43bはその両端が端板部82により固定されている。円筒形状と棒状の両方の電極43a,43bには電源ユニット47がケーブルにより接続されており、管状部材81の両端部には流入側と流出側のジョイント部45,46が設けられている。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、ジュール加熱装置13は複数の加熱ユニット28を有しているが、1つの加熱ユニットでジュール加熱装置13を形成し、その上流側半分の領域を上流側の通電加熱部48とし、下流側半分の領域を下流側の通電加熱部49としても良い。また、下流側の通電加熱部49を1つの加熱ユニット28により形成するようにしても良く、上流側の通電加熱部48を複数の加熱ユニット28により形成するようにしても良い。さらに、本発明のジュール加熱装置13は図1に示すように間接加熱式の予熱装置12とともに使用することなく、単独でも使用することができ、予熱装置12としても本発明の加熱装置を使用することができる。
本発明の加熱装置を備えた飲食物の製造システム全体構成を示す概略図である。 ジュール加熱装置を構成する4つの加熱ユニットの1つを示す拡大断面図である。 ジュール加熱装置の電極に対する通電を制御する制御回路を示すブロック図である。 加熱装置における通電制御手順の一例を示すアルゴリズムである。 (A)は加熱ユニットの他の具体例を示す縦断面図であり、(B)は(A)の横断面図である。 加熱ユニットの更に他の具体例を示す縦断面図である。 加熱ユニットの更に他の具体例を示す縦断面図である。
符号の説明
11 ホッパ
12 予熱装置
13 ジュール加熱装置
14 冷却装置
15 回収タンク
28,28a〜28d 加熱ユニット
42 管状部材
43 電極
44 円筒体
47a 電源ユニット(上流側の電源ユニット)
47b 電源ユニット(下流側の電源ユニット)
51 第1の温度センサ
52 第2の温度センサ
53 第3の温度センサ
54 コントロールユニット(制御手段)

Claims (6)

  1. 流動性を有する飲食物を被加熱物として流路内に連続的に搬送しつつジュール熱により加熱する加熱装置であって、
    絶縁性材料からなり前記流路を形成する管状部材および当該管状部材に対をなして設けられる電極をそれぞれ有する上流側と下流側の通電加熱部と、
    前記上流側の通電加熱部に設けられた前記電極に電力を供給する上流側の電源ユニットと、
    前記下流側の通電加熱部に設けられた前記電極に電力を供給する下流側の電源ユニットと、
    前記上流側の通電加熱部に流入する前記被加熱物の温度を検出する第1の温度センサと、
    前記上流側の通電加熱部から流出する前記被加熱物の温度を検出する第2の温度センサと、
    前記第1の温度センサの検出値と前記第2の温度センサの検出値との上流側偏差に基づいて、前記下流側の通電加熱部に設けられた電極に前記下流側の電源ユニットから供給される電力をフィードフォワード制御する制御手段とを有することを特徴とする加熱装置。
  2. 請求項1記載の加熱装置において、前記下流側の通電加熱部から流出する前記被加熱物の加熱終了温度を検出する第3の温度センサを有し、前記制御手段は、加熱目標温度と前記第3の温度センサの検出温度との下流側偏差に基づいて、前記下流側の通電加熱部に設けられた電極に前記下流側の電源ユニットから供給される電力をフィードバック制御することを特徴とする加熱装置。
  3. 請求項2記載の加熱装置において、前記制御手段は、前記上流側偏差が所定値以下のときには、前記下流側の通電加熱部に設けられた電極に前記下流側の電源ユニットから供給される電力をフィードフォワード制御に優先してフィードバック制御することを特徴とする加熱装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱装置において、前記上流側の電源ユニットは、前記上流側の通電加熱部に設けられた前記電極に一定電圧の電力を供給することを特徴とする加熱装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱装置において、前記上流側と下流側の通電加熱部を、複数のリング状の電極とそれぞれの電極の間に配置される絶縁性の複数の円筒体とを有する加熱ユニットによりそれぞれ形成することを特徴とする加熱装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱装置において、前記下流側の通電加熱部を、絶縁性材料からなり前記流路を形成する管状部材および当該管状部材に対をなして設けられる電極をそれぞれ有する複数の加熱ユニットにより形成し、前記下流側の通電加熱部を構成するこれらの加熱ユニットのうち最下流側の加熱ユニットにおける電極に供給される最大電圧を、これよりも上流側の加熱ユニットにおける電極に供給される最大電圧よりも低くすることを特徴とする加熱装置。
JP2005144327A 2005-05-17 2005-05-17 加熱装置 Active JP4603932B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005144327A JP4603932B2 (ja) 2005-05-17 2005-05-17 加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005144327A JP4603932B2 (ja) 2005-05-17 2005-05-17 加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006320402A true JP2006320402A (ja) 2006-11-30
JP4603932B2 JP4603932B2 (ja) 2010-12-22

Family

ID=37540508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005144327A Active JP4603932B2 (ja) 2005-05-17 2005-05-17 加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4603932B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008136486A (ja) * 2006-11-07 2008-06-19 Frontier Engineering Co Ltd 食品材料の連続ジュール加熱方法および装置
JP2008288095A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Frontier Engineering Co Ltd 飲食物の加熱装置
JP2009072141A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Frontier Engineering Co Ltd ジュール加熱方法および装置
JP2011205976A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Shizuoka Prefecture 水溶性タンパク質の回収方法および装置
JP2012187037A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Tokyo Electric Power Co Inc:The 殺菌システム
JP2012187077A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Frontier Engineering Co Ltd 加熱装置
JP2013218983A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Fron Tier Engineering Co Ltd 加熱装置
ITVR20120148A1 (it) * 2012-07-17 2014-01-18 Sanovo Technology Italia S R L Impianto di riscaldamento ohmico per fluidi elettricamente conduttivi
JP2015080455A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 株式会社フロンティアエンジニアリング 流動性食品材料の連続通電加熱装置
JP2015536640A (ja) * 2012-09-24 2015-12-24 ネステク ソシエテ アノニム 供給流量および供給温度の乱れに対するエネルギー収支制御のための方法およびシステム
JP2018174883A (ja) * 2017-04-20 2018-11-15 株式会社フロンティアエンジニアリング 酒類の連続加熱処理方法
JP2020057495A (ja) * 2018-10-01 2020-04-09 株式会社フロンティアエンジニアリング ジュール加熱装置
JP2020087803A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 株式会社フロンティアエンジニアリング 流動性食品材料の通電加熱装置およびその制御方法
JP2020173978A (ja) * 2019-04-11 2020-10-22 株式会社フロンティアエンジニアリング 食品材料の通電加熱装置およびそれを用いた加熱方法
JP7427246B2 (ja) 2020-06-03 2024-02-05 株式会社フロンティアエンジニアリング 通電加熱装置、それを用いた食品材料の加熱方法、および通電加熱装置の制御プログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3412115B1 (en) * 2016-03-24 2021-11-24 HBC Holding Company, LLC Multi-zone processing system for applying electromagnetic energy

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001291574A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Frontier Engineering:Kk 加熱装置
JP2002538544A (ja) * 1999-03-03 2002-11-12 エフエスアイ インターナショナル,インコーポレーテッド. 流液温度制御のための方法と装置
JP2005502017A (ja) * 2001-08-13 2005-01-20 マイクロヒート ピーティーワイ リミテッド 流体を急速に加熱するシステムおよび方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002538544A (ja) * 1999-03-03 2002-11-12 エフエスアイ インターナショナル,インコーポレーテッド. 流液温度制御のための方法と装置
JP2001291574A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Frontier Engineering:Kk 加熱装置
JP2005502017A (ja) * 2001-08-13 2005-01-20 マイクロヒート ピーティーワイ リミテッド 流体を急速に加熱するシステムおよび方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008136486A (ja) * 2006-11-07 2008-06-19 Frontier Engineering Co Ltd 食品材料の連続ジュール加熱方法および装置
JP2008288095A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Frontier Engineering Co Ltd 飲食物の加熱装置
JP2009072141A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Frontier Engineering Co Ltd ジュール加熱方法および装置
JP2011205976A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Shizuoka Prefecture 水溶性タンパク質の回収方法および装置
JP2012187037A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Tokyo Electric Power Co Inc:The 殺菌システム
JP2012187077A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Frontier Engineering Co Ltd 加熱装置
JP2013218983A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Fron Tier Engineering Co Ltd 加熱装置
ITVR20120148A1 (it) * 2012-07-17 2014-01-18 Sanovo Technology Italia S R L Impianto di riscaldamento ohmico per fluidi elettricamente conduttivi
JP2015536640A (ja) * 2012-09-24 2015-12-24 ネステク ソシエテ アノニム 供給流量および供給温度の乱れに対するエネルギー収支制御のための方法およびシステム
JP2015080455A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 株式会社フロンティアエンジニアリング 流動性食品材料の連続通電加熱装置
JP2018174883A (ja) * 2017-04-20 2018-11-15 株式会社フロンティアエンジニアリング 酒類の連続加熱処理方法
JP2020057495A (ja) * 2018-10-01 2020-04-09 株式会社フロンティアエンジニアリング ジュール加熱装置
JP2020087803A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 株式会社フロンティアエンジニアリング 流動性食品材料の通電加熱装置およびその制御方法
JP7201220B2 (ja) 2018-11-29 2023-01-10 株式会社フロンティアエンジニアリング 流動性食品材料の通電加熱装置およびその制御方法
JP2020173978A (ja) * 2019-04-11 2020-10-22 株式会社フロンティアエンジニアリング 食品材料の通電加熱装置およびそれを用いた加熱方法
JP7261465B2 (ja) 2019-04-11 2023-04-20 株式会社フロンティアエンジニアリング 食品材料の通電加熱装置およびそれを用いた加熱方法
JP7427246B2 (ja) 2020-06-03 2024-02-05 株式会社フロンティアエンジニアリング 通電加熱装置、それを用いた食品材料の加熱方法、および通電加熱装置の制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4603932B2 (ja) 2010-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4603932B2 (ja) 加熱装置
JP4842240B2 (ja) 食品材料の連続ジュール加熱方法
JP5939785B2 (ja) 液体食品用加熱滅菌装置及びその方法
JP4801973B2 (ja) ジュール加熱装置およびその制御方法
JP2008022850A (ja) 螺旋管による循環を用いる通電加熱系
JP4275840B2 (ja) 加熱装置
JP4762928B2 (ja) 液卵の加熱処理方法
CA3034302C (en) Method and assembly for aseptically heating a liquid product in a heat exchanger unit of the heater zone of a uht system
JP5438709B2 (ja) 加熱装置
JP5118717B2 (ja) 液卵の加熱処理方法および加熱処理装置
CN109958993B (zh) 过热水蒸气生成装置及其维护方法
US20130315574A1 (en) Continuous heat treatment method and heating device for an electrically conductive fluid
JP4995164B2 (ja) 冷却可能な電極体およびそれを備えた連続式通電加熱装置
JP2002218958A (ja) 流動性食品材料の連続通電加熱装置
JP4143948B2 (ja) 流動性食品材料の連続加熱装置
JP2006320213A (ja) ジュール加熱方法および加熱装置
TWI687638B (zh) 過熱水蒸氣處理裝置及其運轉方法
JP2010238639A (ja) 冷媒管、電極体および連続式通電加熱装置
JP7427246B2 (ja) 通電加熱装置、それを用いた食品材料の加熱方法、および通電加熱装置の制御プログラム
JP4548908B2 (ja) 加熱装置
JP2006067943A (ja) 上限臨界温度を有する流動食品の加熱方法
JP7158664B2 (ja) 加熱ユニットの安全値計算装置
JP7201220B2 (ja) 流動性食品材料の通電加熱装置およびその制御方法
JP2000225175A (ja) 液状物の殺菌装置
JP6173980B2 (ja) 加熱方法および加熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080502

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100907

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101004

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4603932

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250