JP2001168639A - 電圧制御発振器 - Google Patents

電圧制御発振器

Info

Publication number
JP2001168639A
JP2001168639A JP35153399A JP35153399A JP2001168639A JP 2001168639 A JP2001168639 A JP 2001168639A JP 35153399 A JP35153399 A JP 35153399A JP 35153399 A JP35153399 A JP 35153399A JP 2001168639 A JP2001168639 A JP 2001168639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
transistor
voltage
oscillation
amplifier circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP35153399A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoo Takahara
智夫 高原
Takuji Yamamoto
拓司 山本
Katsuya Yamashita
勝也 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP35153399A priority Critical patent/JP2001168639A/ja
Publication of JP2001168639A publication Critical patent/JP2001168639A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電圧制御発振器に関し、発振周波数制御に伴
う発振レベルの変動が少ない電圧制御発振器を提供す
る。 【解決手段】 増幅回路と、該増幅回路の出力を帰還す
る同調回路と、該同調回路の同調周波数を制御すると共
に、該疎の増幅度を制御する制御電圧生成回路とを備え
て構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、電圧制御発振器に
係り、特に、発振周波数制御に伴う発振レベルの変動が
少ない電圧制御発振器に関する。
【0002】電圧制御発振器は、有線通信、無線通信又
は光通信を問わず、しかも、アナログ方式又はデジタル
方式を問わず、広範囲の通信装置における基本周波数の
信号を供給する発振回路や、入力される信号の周波数と
位相に同期した周波数の信号を生成する位相ロック・ル
ープ回路に適用される、極めて基本的且つ共通的な回路
である。
【0003】そして、電圧制御発振器には、発振周波数
の制御性がよいことと共に、発振周波数の制御に伴う発
振レベルの変動が少ないことが要請されている。
【0004】そして、広い範囲の発振周波数の制御を行
なっても、発振レベルの変動が少ないということは、電
圧制御発振器の直流設計が容易になるということを意味
している。
【0005】
【従来の技術】図11は、従来の電圧制御発振器の原理
を示す図である。
【0006】図11において、101は増幅回路、10
2は帰還回路で、帰還回路102によって増幅回路10
1に対して帰還が施される。又、103aは制御電圧生
成回路で、帰還回路の選択周波数を制御している。
【0007】増幅回路101と帰還回路102において
は、回路中で発生する広い周波数範囲の雑音が増幅回路
101によって増幅され、増幅された雑音のうち帰還回
路102の選択周波数の近傍の周波数成分が増幅回路1
01に正帰還される。
【0008】この結果、電源投入後短時間の間に帰還回
路102の選択周波数の近傍の周波数の信号の振幅が増
加してゆき、帰還回路の損失と増幅回路の増幅度のバラ
ンスがとれる点において、帰還回路の選択周波数の近傍
の周波数で継続的な発振が起きる。
【0009】即ち、発振には、帰還回路の損失と増幅回
路の増幅度のバランスがとれる点で発振できることと、
帰還回路の選択周波数の近傍で発振できることの2つの
条件が成り立つことが必要である。そして、前者を発振
の電力条件といい、後者を発振の周波数条件という。
【0010】さて、図11の構成では、制御電圧生成回
路103aが設けられており、帰還回路を構成する素子
の特性値を制御している。従って、制御電圧生成回路1
03aの出力電圧によって発振周波数を制御することが
できる。
【0011】図12は、ハートレー型発振器を用いた従
来の電圧制御発振器である。
【0012】図12において、1は発振動作を行なう第
一のトランジスタ、2は第一のトランジスタ1にバイア
ス電流を供給する電流源としての第二のトランジスタ、
3は第二のトランジスタのエミッタ電流(これは、第一
のトランジスタ1のバイアス電流にほぼ等しい電流であ
る。)を決定する抵抗、4は発振周波数決定に関与する
第一のインダクタ、5は発振周波数決定に関与する第二
のインダクタ、6は発振周波数決定に関与する可変コン
デンサとしての第一の可変容量ダイオード、7、8及び
9は高周波においてはリアクタンスを無視しうる直流遮
断コンデンサである。
【0013】ハートレー型発振器であるので、高周波的
にみて、第一のトランジスタ1のベース・エミッタ間と
コレクタ・エミッタ間にインダクタが、ベース・コレク
タ間にコンデンサとしての可変容量ダイオードが接続さ
れている。
【0014】尚、第一のトランジスタ1のコレクタには
バイアス電圧VCCが供給され、第二のトランジスタ2の
ベースにはバイアス電圧VBIASが供給され、第一の可変
容量ダイオード6には第一の可変容量ダイオードの接合
容量を制御して、図12の構成の発振器の発振周波数を
制御する電圧VCONTが供給されている。
【0015】そして、第一のトランジスタ1が増幅回路
として動作し、第一のインダクタ4、第二のインダクタ
5及び第一の可変容量ダイオード6が周波数選択特性を
有する帰還回路を構成する。
【0016】今、第一のインダクタ4のインダクタンス
をL1 、第二のインダクタ5のインダクタンスをL2
第一の可変容量ダイオード6の接合容量をC1とする
と、図12の構成の発振器の発振周波数f1は、 f1=(1/2π)((L1 +L2)C1-1/2 (1) となる。
【0017】又、第一の可変容量ダイオード6の接合容
量が制御電圧VCONTによって制御される結果、図12の
構成は電圧制御発振器として動作する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第一の可変
容量ダイオード6の接合容量を可変に制御すると、第一
のインダクタ4及び第二のインダクタ5と共に構成する
帰還回路の損失が変化する。
【0019】先にも記載した如く、一般に発振器は発振
の電力条件を満たす点で発振する。上記の如く、発振周
波数の制御に伴って帰還回路の損失が変動すると、発振
の電力条件を満たすために増幅回路はその増幅度を変化
させる。
【0020】ところで、発振レベルは増幅回路の増幅度
と一義的な関係にあるので、増幅回路の増幅度が変化す
ると、当然発振レベルが変化する。
【0021】図13は、図12の構成の制御電圧依存性
の例である。
【0022】図13において横軸は制御電圧で、右へゆ
くほど制御電圧が低い。又、左側の縦軸は発振周波数
で、上へゆくほど発振周波数が高い。更に、右側の縦軸
は発振レベルで、上にゆくほど発振レベルが高い。
【0023】そして、黒丸印を結んだ曲線が発振周波
数、白丸印を結んだ曲線が発振レベルである。
【0024】図13に明確に示されている如く、制御電
圧を変えることによって、発振周波数が変化するのに伴
って発振レベルも変動する。
【0025】このような発振レベルの変動は、当然のこ
とながら、通信装置の動作を不安定にするという問題を
引き起こす上に、図12の構成の電圧制御発振器の直流
設計を困難にする。
【0026】特に出力レベルを安定化するためには、電
圧制御発振器の出力側に自動レベル調整機能付の増幅器
を設ければよいが、回路規模や消費電力が大きくなると
いう問題が新たに生ずる。しかも、この手段では電圧制
御発振器の直流設計の困難性を救うことはできない。
【0027】本発明は、かかる問題点に鑑み、発振周波
数の制御に伴う発振レベルの変動が少ない電圧制御発振
器を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の原理は、
電圧制御発振器の帰還回路の選択周波数(これが発振周
波数である。)を制御する制御電圧によって、増幅回路
の増幅度を制御することである。
【0029】本発明の第一の原理によれば、増幅回路の
増幅度を強制的に変化させることによって発振レベルを
強制的に変化させることができる。そして、この発振レ
ベルの変化が帰還回路を構成する素子の特性を変化させ
るので、単に帰還回路の選択周波数を制御する場合とは
異なる発振条件で発振が行なわれるようになり、発振レ
ベルの変動が抑圧される。
【0030】本発明の第二の原理は、電圧制御発振器の
帰還回路の選択周波数の制御に伴う発振レベルの変化を
モニタし、発振レベルの変化に対応する電圧によって増
幅回路の増幅度を制御することである。
【0031】本発明の第二の原理によれば、電圧制御の
発振器発振レベルのモニタ電圧によって増幅回路の増幅
度を変化させるので、発振レベルを強制的に変化させる
ことができる。そして、この発振レベルの変化が帰還回
路を構成する素子の特性を変化させるので、単に帰還回
路の選択周波数を制御する場合とは異なる発振条件で発
振が行なわれるようになり、発振レベルの変動が抑圧さ
れる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の原理である。
【0033】図1において、101は増幅回路、102
は帰還回路で、帰還回路102によって増幅回路101
に対して帰還が施される。又、103は制御電圧生成回
路で、帰還回路の選択周波数を制御すると共に、増幅回
路101の増幅度を制御している。
【0034】増幅回路101と帰還回路102において
は、回路中で発生する広い周波数範囲の雑音が増幅回路
101によって増幅され、増幅された雑音のうち帰還回
路102の選択周波数に等しい周波数成分が増幅回路1
01に正帰還される。この結果、帰還回路102の選択
周波数の近傍の周波数の信号の振幅が増加してゆき、帰
還回路の損失と増幅回路の増幅度のバランスがとれる点
において、帰還回路の選択周波数の近傍の周波数で発振
する。即ち、2つの発振条件を満たす点で発振が行なわ
れる。
【0035】さて、図1の構成では、制御電圧生成回路
103が設けられており、帰還回路を構成する素子の特
性値を制御している。従って、制御電圧生成回路103
の出力電圧によって発振周波数を制御することができ
る。
【0036】更に、制御電圧生成回路103の出力電圧
によって増幅回路101の増幅度を変化させることがで
きる。増幅回路の増幅度を強制的に変化させることによ
って発振レベルを強制的に変化させることができる。そ
して、この発振レベルの変化が帰還回路を構成する素子
の特性を変化させるので、単に帰還回路の選択周波数を
制御する場合とは異なる発振条件で発振が行なわれるよ
うになり、発振レベルの変動が抑圧される。
【0037】図2は、本発明の第一の実施の形態で、図
11の構成の電圧制御発振器に、帰還回路の選択周波数
を制御する電圧によって増幅器の増幅度を制御する回路
を付加したものである。
【0038】図2において、1は発振動作を行なう第一
のトランジスタ、2は第一のトランジスタ1にバイアス
電流を供給する電流源としての第二のトランジスタ、3
は第二のトランジスタのエミッタ電流を決定する抵抗、
4は発振周波数決定に関与する第一のインダクタ、5は
発振周波数決定に関与する第二のインダクタ、6は発振
周波数決定に関与する可変コンデンサとしての第一の可
変容量ダイオード、7、8及び9は高周波においてはリ
アクタンスを無視しうる直流遮断コンデンサである。
【0039】そして、第一のトランジスタ1が増幅回路
として動作し、第一のインダクタ4、第二のインダクタ
5及び第一の可変容量ダイオード6が周波数選択性を有
する帰還回路を構成する。
【0040】ハートレー型発振器であるので、高周波的
にみて、第一のトランジスタ1のベース・エミッタ間と
コレクタ・エミッタ間に第一、第二のインダクタが、ベ
ース・コレクタ間にコンデンサとしての第一の可変容量
ダイオードが接続されている。
【0041】尚、第一のトランジスタ1のコレクタには
バイアス電圧VCCが供給され、第二のトランジスタ2の
ベースにはバイアス電圧VBIASが供給され、第一の可変
容量ダイオード6には第一の可変容量ダイオードの接合
容量を制御して、図12の構成の発振器の発振周波数を
制御する電圧VCONTが供給されている。
【0042】又、10は第一のトランジスタ1のバイア
ス電流を可変にする電流源としての第三のトランジス
タ、11は第三のトランジスタ10のエミッタ電流を決
定する抵抗、12及び13は該制御電圧VCONTを分圧し
て第三のトランジスタ10のベースにバイアス電圧を供
給する抵抗で、これらの素子によって第一のトランジス
タ1によってなる増幅回路の増幅度を制御する回路が構
成される。
【0043】当然、図2の構成の発振周波数は図12の
構成の発振周波数と同じである。又、第一の可変容量ダ
イオード6の容量が該制御電圧VCONTによって制御され
る結果、図2の構成も電圧制御発振器として動作する。
【0044】図2の構成の特徴は、該制御電圧VCONT
受けて電流を流す、第三のトランジスタ10、抵抗1
1、抵抗12及び抵抗13よりなる増幅度を制御する回
路を付加した点にある。
【0045】第二のトランジスタ2のエミッタ電流をI
1 とすると、 I1 =(VBIAS−V BE)/R3 (2) である。但し、VBEはトランジスタのベース・エミッタ
間電圧(正確には、この電圧はトランジスタ毎にばらつ
きを持っているが、一次近似ではトランジスタの材料と
不純物濃度が決まれば一定とみなすことができる上に、
特に、この回路が半導体集積によって構成される場合に
は全てのトランジスタのベース・エミッタ間電圧はほぼ
等しくなるので、トランジスタ間のばらつきを無視して
いる。)、R3 は抵抗3の抵抗値である。
【0046】又、第三のトランジスタ10のエミッタ電
流をI2 とすると、 I2 =(VCONT・R13/(R12+R13)−V BE)/R11 (3) である。但し、R11、R12及びR13は、各々、抵抗1
1、抵抗12及び抵抗13の抵抗値である。
【0047】そして、第一のトランジスタ1のバイアス
電流をIとすれば、 I=I1 +I2 (4) である。即ち、第一のトランジスタ1のバイアス電流I
は、一定電圧VBIASによって決まる電流I1 と、可変電
圧VCONTによって決まる電流I2 の和であり、可変電圧
CONTの変化に応じて変化する。
【0048】さて、トランジスタの増幅度は、よく知ら
れる如く、そのエミッタ電流によって一義的に決まる。
【0049】即ち、一定電圧VBIASによって決まる電流
1 と、可変電圧VCONTによって決まる電流I2 の和の
電流を第一のトランジスタのバイアス電流とすること
で、第一のトランジスタの増幅度を制御することができ
る。
【0050】この結果、発振レベルを強制的に変化させ
ることができ、この発振レベルの変化が第一の可変容量
ダイオード6の特性を変化させるので、図12の如く、
第一の可変容量ダイオードの容量だけを制御する場合と
は異なる発振条件で発振が行なわれるようになり、発振
レベルの変動が抑圧される。
【0051】図3は、図2の構成の制御電圧依存性の例
である。
【0052】図3において横軸は制御電圧で、右へゆく
ほど制御電圧が低い。又、左側の縦軸は発振周波数で、
上へゆくほど発振周波数が高い。更に、右側の縦軸は発
振レベルで、上にゆくほど発振レベルが高い。
【0053】そして、白丸印を結んだ曲線と黒丸印を結
んだ曲線が発振周波数、白四角印を結んだ曲線と黒四角
印を結んだ曲線が発振レベルで、更に、黒丸印と黒四角
印が発振周波数の制御を行なうと共に図2の第一のトラ
ンジスタ1の増幅度の制御を行なう場合、白丸印と白四
角印が発振周波数の制御のみを行なう場合である。
【0054】図3に明確に表されているように、第一の
トランジスタの増幅度の制御を行なわない場合に対し
て、第一のトランジスタの増幅度の制御を行なう場合に
は発振レベルの変動は約1/10に抑圧される。
【0055】つまり、発振周波数の制御に伴い発振レベ
ルが変動するという問題や、発振レベルの変動を抑圧す
るために自動レベル制御機能付増幅器が必要になるとい
う問題及び発振レベルの変動により直流設計が困難にな
るという問題が全て解決される。
【0056】しかも、第一のトランジスタの増幅度の制
御を行なっても行なわなくても、同じ制御電圧に対する
発振周波数の変動は少ないので、従来の電圧制御発振器
と交換する際に新たな調整が必要になることはない。
【0057】図4は、本発明の第二の実施の形態で、コ
ルピッツ型発振器の電圧制御発振器に、帰還回路の選択
周波数を制御する電圧によって増幅器の増幅度を制御す
る回路を付加したものである。
【0058】図4において、1は発振動作を行なう第一
のトランジスタ、2は第一のトランジスタ1にバイアス
電流を供給する電流源としての第二のトランジスタ、3
は第二のトランジスタのエミッタ電流を決定する抵抗、
14は発振周波数決定に関与する第三のインダクタ、1
5は発振周波数決定に関与するコンデンサとしての第二
の可変容量ダイオード、16は発振周波数決定に関与す
るコンデンサとしての第三の可変容量ダイオード、1
7、18及び19は高周波ではリアクタンスを無視しう
る直流遮断コンデンサ、20は高周波でリアクタンスが
大きくなるチョーク・コイルである。
【0059】そして、第一のトランジスタ1が増幅回路
として動作し、第二の可変容量ダイオード15、第三の
可変容量ダイオード16及び第三のインダクタ14が周
波数選択性を有する帰還回路を構成する。
【0060】コルピッツ型発振器であるので、高周波的
にみて、第一のトランジスタ1のベース・エミッタ間と
コレクタ・エミッタ間にコンデンサとしての第二、第三
の可変容量ダイオードが、ベース・コレクタ間に第三の
インダクタが接続されている。
【0061】尚、第一のトランジスタ1のコレクタには
バイアス電圧VCCが供給され、第二のトランジスタ2の
ベースにはバイアス電圧VBIASが供給され、第二の可変
容量ダイオード15、第三の可変容量ダイオード16に
はこれらの接合容量を制御して、図12の構成の発振器
の発振周波数を制御する制御電圧VCONTが供給されてい
る。
【0062】又、10は第一のトランジスタ1のバイア
ス電流を可変にする電流源としての第三のトランジス
タ、11は第三のトランジスタのエミッタ電流を決定す
る抵抗、12及び13は該制御電圧VCONTを分圧して第
三のトランジスタのバイアス電圧を供給する抵抗で、こ
れらの素子によって第一のトランジスタ1によってなる
増幅回路の増幅度を制御する回路が構成される。
【0063】図4の構成の発振周波数f2は、第三のイ
ンダクタのインダクタンスをL3 とし、第二の可変容量
ダイオードの接合容量をC2 、第三の可変容量ダイオー
ドの接合容量をC3 とすると、 f2 =(1/2π)((1/C2 +1/C3)/L3)1/2 (5) である。
【0064】又、第二の可変容量ダイオード15の接合
容量と、第三の可変容量ダイオード16の接合容量が該
制御電圧VCONTによって制御される結果、図4の構成も
電圧制御発振器として動作する。
【0065】さて、図4の構成の特徴は、該制御電圧V
CONTを受けて電流を流す第三のトランジスタ10、抵抗
11、抵抗12及び抵抗13よりなる回路を付加してい
る点にある。
【0066】この回路による第一のトランジスタ1の増
幅度の制御については、図2の構成と全く同じであるの
で、回路動作の詳細な説明や電圧依存性のデータについ
ての説明は省略するが、発振周波数の制御に伴う発振レ
ベルの変動を抑圧できる電圧制御発振器が得られる。
【0067】つまり、発振周波数の制御に伴い発振レベ
ルが変動するという問題や、発振レベルの変動を抑圧す
るために自動レベル制御機能付増幅器が必要になるとい
う問題及び発振レベルの変動により直流設計が困難にな
るという問題が全て解決される。
【0068】さて、図2や図4においては、直流遮断コ
ンデンサやチョーク・コイルも図示して回路を具体的に
示したので、若干構成が複雑に見えてしまい、本質的な
構成が見えにくくなっているという懸念がある。そこ
で、これらの等価回路を示して、本発明の本質を明らか
にする。
【0069】図5は、図2の構成の等価回路である。
【0070】図5において、51は増幅回路を構成する
トランジスタで、図2の第一のトランジスタ1に該当す
る。52及び53はインダクタで、図2の第一のインダ
クタ4及び第二のインダクタ5に相当する。54はコン
デンサで、図2の第一の可変容量ダイオード6に該当す
る。55は制御電圧生成回路で、図2の制御電圧VCO NT
が供給される端子と第三のトランジスタ10、抵抗1
1、抵抗12及び抵抗13で構成される部分に該当す
る。
【0071】そして、制御電圧生成回路55は、トラン
ジスタ51の増幅度とコンデンサ54の容量を制御す
る。これを、図5においては制御電圧生成回路55から
出ている矢印で表現している。
【0072】図6は、図4の構成の等価回路である。
【0073】図6において、51は増幅回路としてのト
ランジスタで、図4の第一のトランジスタ1に対応す
る。56及び57はコンデンサで、図4の構成の第二の
可変容量ダイオード15及び第三の可変容量ダイオード
16に対応する。58はインダクタで、図4の構成の第
三のインダクタ14に相当する。55は制御電圧生成回
路で、図4の制御電圧VCONTが供給される端子と第三の
トランジスタ10、抵抗11、抵抗12及び抵抗13で
構成される部分に該当する。
【0074】そして、制御電圧生成回路55は、トラン
ジスタ51の増幅度とコンデンサ54の容量を制御す
る。これを図6においては制御電圧生成回路55から出
る矢印で表現している。
【0075】ここで、図5と図6の構成について更に考
察を続け、図2と図4に示す電圧制御発振器の構成を更
に一般化する。
【0076】図7は、図2と図4の電圧制御発振器を一
般化した構成である。
【0077】図7において、61は増幅器、62、63
及び64はリアクタンス素子、65は制御電圧生成回路
である。
【0078】少し戻って、図5と図6の比較をしてみ
る。
【0079】先ず、図5の構成においては、トランジス
タ51のベース・エミッタ間とコレクタ・エミッタ間
に、それぞれ、インダクタ52とインダクタ53が接続
されており、トランジスタ51のベース・コレクタ間に
コンデンサ54が接続されている。
【0080】一方、図6の構成においては、トランジス
タ51のベース・エミッタ間とコレクタ・エミッタ間
に、それぞれ、コンデンサ56とコンデンサ57が接続
されており、トランジスタ51のベース・コレクタ間に
インダクタ58が接続されている。
【0081】インダクタは、流れる電流の変化を抑圧し
ようとする性質(誘導性のリアクティブ性)のリアクタ
ンス素子であり、コンデンサは端子電圧の変化を抑圧し
ようとする性質(容量性のリアクティブ性)のリアクタ
ンス素子である。
【0082】つまり、いずれにおいても、トランジスタ
51のベース・エミッタ間とコレクタ・エミッタ間には
同一のリアクティブ性のリアクタンス素子が接続されて
おり、ベース・コレクタ間には、ベース・エミッタ間と
コレクタ・エミッタ間に接続されているリアクタンス素
子とは異なるリアクティブ性のリアクタンス素子が接続
されている。
【0083】さて、増幅回路としてのトランジスタにつ
いて考察すると、そのベースは増幅回路の入力端子に該
当し、そのコレクタは増幅回路の出力端子に該当し、そ
のエミッタは増幅回路の共通端子に該当することが判
る。尚、ここでいう「出力端子」とは、あくまで電圧制
御発振器の中の増幅回路の出力端子という意味で、電圧
制御発振器自体の出力端子と同一であるとは限らない。
何故なら、電圧制御発振器内の接地点の取り方によっ
て、コレクタが接地される場合がありうるからである。
【0084】以上を総合して電圧制御発振器の構成を一
般化すると、本発明の第一の原理による電圧制御発振器
は、増幅回路と、該増幅回路の入力端子と共通端子との
間及び出力端子と共通端子との間に接続される同一のリ
アクティブ性のリアクタンス素子と、該増幅回路の入力
端子と出力端子との間に接続されるリアクタンス素子と
は異なるリアクティブ性のリアクタンス素子と、該リア
クタンス素子のリアクタンスを制御すると共に、該増幅
器の増幅度を制御する制御電圧生成回路を備える電圧制
御発振器であるといえる。
【0085】しかも、トランジスタ1段で構成される増
幅回路が反転増幅回路であることを考慮すると、図7の
増幅回路61も反転増幅回路である。
【0086】図8は、本発明の第二の原理である。
【0087】図8において、101は増幅回路、102
は帰還回路で、帰還回路102によって増幅回路101
に対して帰還が施される。又、103aは制御電圧生成
回路で、帰還回路の選択周波数を制御している。更に、
104は発振レベルモニタ回路で、発振レベルの変動を
検出して増幅回路101の増幅度を制御する。
【0088】増幅回路101と帰還回路102において
発振が起きることと、制御電圧生成回路103aによっ
て帰還回路の選択周波数の制御が行なわれて、図8に示
す原理によって電圧制御発振器が実現できることは、図
1に示した原理と同様であるので再度の説明は省略す
る。
【0089】図8に示す原理の特徴は、発振レベルモニ
タ回路104が発振レベルに変動が生じたことを検出す
ると、発振レベルの変動に対応する電圧を生成、供給し
て増幅回路101の増幅度を制御することにある。
【0090】即ち、増幅回路101の増幅度を強制的に
制御することによって発振レベルを強制的に変化させる
ことができる。そして、この発振レベルの制御が帰還回
路を構成する素子の特性を変化させるので、制御電圧生
成回路103aによって単に帰還回路の選択周波数を制
御する場合とは異なる発振条件で発振が行なわれるよう
になり、発振レベルの変動が抑圧される。
【0091】図9は、本発明の第三の実施の形態で、図
2の構成即ちハートレー型発振器を基本にして、発振レ
ベルモニタ機能を付加したものである。
【0092】図9において、1は発振動作を行なう第一
のトランジスタ、2は第一のトランジスタ1にバイアス
電流を供給する電流源としての第二のトランジスタ、3
は第二のトランジスタのエミッタ電流を決定する抵抗、
4は発振周波数決定に関与する第一のインダクタ、5は
発振周波数決定に関与する第二のインダクタ、6は発振
周波数決定に関与する可変コンデンサとしての第一の可
変容量ダイオード、7、8及び9は高周波においてはリ
アクタンスを無視しうる直流遮断コンデンサである。
【0093】ハートレー型発振器であるので、高周波的
にみて、第一のトランジスタ1のベース・エミッタ間と
コレクタ・エミッタ間に第一、第二のインダクタが、ベ
ース・コレクタ間にコンデンサとしての第一の可変容量
ダイオードが接続されている。
【0094】尚、第一のトランジスタ1のコレクタには
バイアス電圧VCCが供給され、第二のトランジスタ2の
ベースにはバイアス電圧VBIASが供給され、第一の可変
容量ダイオード6には第一の可変容量ダイオードの接合
容量を制御して、図12の構成の発振器の発振周波数を
制御する電圧VCONTが供給されている。
【0095】そして、第一のトランジスタ1が増幅回路
として動作し、第一のインダクタ4、第二のインダクタ
5及び第一の可変容量ダイオード6が周波数選択性を有
する帰還回路を構成することは、図2の構成と全く同じ
である。
【0096】又、10は第一のトランジスタ1のバイア
ス電流を可変にする電流源としての第三のトランジス
タ、11は第三のトランジスタのエミッタ電流を決定す
る抵抗、21は発振器出力を整流するダイオード、22
は整流によって直流化された電圧を保持するコンデン
サ、23はコンデンサ22の保持電圧を適宜増幅して第
三のトランジスタ10のベースに供給する緩衝増幅器で
ある。
【0097】図9の構成の発振周波数は図2の構成と同
じであり、又、第一の可変容量ダイオードが制御電圧V
CONTによって制御される結果、図9の構成も電圧制御発
振器として動作する。
【0098】さて、図9の構成の特徴は、発振出力を整
流するダイオード21、整流電圧を保持するコンデンサ
22、保持電圧を適宜増幅して定電流原としての第三の
トランジスタのベースに供給する緩衝増幅器23よりな
る発振レベルモニタ回路によって、第一のトランジスタ
1のバイアス電流を可変にする第三のトランジスタ10
及び抵抗11よりなる定電流原の電流を制御することに
ある。
【0099】発振レベルが変化すると、ダイオード21
とコンデンサ22によって充電、保持される直流電圧が
変化する。この直流電圧の変化は緩衝増幅器23を介し
て第三のトランジスタ10のベース電圧を変化させるの
で、第三のトランジスタ10のエミッタ電流も(3)式
のVCONTを緩衝増幅器23の出力電圧VD に置換した式
に準じて変化する。
【0100】第三のトランジスタ10のエミッタ電流の
大半は第一のトランジスタ1にバイアス電流として供給
されるので、第三のトランジスタ10のエミッタ電流の
変化によって第一のトランジスタ1のバイアス電流も変
化する。
【0101】従って、第一のトランジスタ1の増幅度が
変化するので、既に説明した如く、新たな発振条件で発
振が継続されるようになり、発振レベルの変動が抑圧さ
れる。
【0102】つまり、発振周波数の制御に伴い発振レベ
ルが変動するという問題や、発振レベルの変動を抑圧す
るために自動レベル制御機能付増幅器が必要になるとい
う問題及び発振レベルの変動により直流設計が困難にな
るという問題が全て解決される。
【0103】尚、図9の構成の制御電圧依存性は、図2
の構成のそれと同じであるので、詳細なデータの図示は
省略する。
【0104】又、図9の説明の冒頭に記載した如く、こ
の構成はハートレー型発振器を基本にした電圧制御発振
器であるが、図3の構成即ちコルピッツ型発振器を基本
にしても同様な電圧制御発振器を得ることができる。
【0105】しかし、図2の構成と図4の構成の関係を
考慮して図9の構成をコルピッツ型に変形することは当
業者には容易なことであるから、本発明の第二の原理を
適用したコルピッツ型の電圧制御発振器の構成を図示す
ることは省略する。
【0106】図10は、図9の構成の電圧制御発振器を
一般化した構成である。
【0107】図10において、61は増幅器、62、6
3及び64はリアクタンス素子、65aは制御電圧生成
回路、66は発振レベルモニタ回路である。
【0108】ここでも、図5、図6及び図7の構成に関
する考察と同様な考察を行なって、それらを総合すれ
ば、図9の構成の電圧制御発振器は、増幅回路と、該増
幅回路の入力端子と共通端子との間及び出力端子と共通
端子との間に接続される同一のリアクティブ性のリアク
タンス素子と、該増幅回路の入力端子と出力端子との間
に接続される、上記リアクタンス素子とは異なるリアク
ティブ性のリアクタンス素子と、該アクタンス素子のリ
アクタンスを制御する制御電圧生成回路、発振レベルの
変化を検出して発振レベルの変化に対応する直流を生成
する発振レベルモニタ回路とを備える電圧制御発振器で
あるといえる。
【0109】しかも、トランジスタ1段で構成される増
幅回路が反転増幅回路であることを考慮すると、図10
の増幅回路61も反転増幅回路である。
【0110】さて、図2及び図4の構成では制御電圧V
CONTを分圧して第三のトランジスタに供給する構成を示
しているが、これは一例であって必ずしも分圧して供給
しなければならないとは限らない。即ち、VCONTの大き
さと特に抵抗11の抵抗値の関係によってはVCONTを適
宜増幅して第三のトランジスタ10のベースに供給する
必要性が生ずることもありうる。
【0111】これは、図9の構成についても同様で、コ
ンデンサ22の端子電圧を緩衝増幅器23によって適宜
増幅するだけでなく、コンデンサ22の端子電圧を緩衝
回路を介した上で、抵抗分割して第三のトランジスタ1
0のベースに供給することもありうる。
【0112】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の第一の原理
によれば、増幅回路の増幅度を強制的に変化させること
によって発振レベルを強制的に変化させることができ
る。そして、この発振レベルの変化が帰還回路を構成す
る素子の特性を変化させるので、単に帰還回路の選択周
波数を制御する場合とは異なる発振条件で発振が行なわ
れるようになり、発振レベルの変動が抑圧される。
【0113】又、本発明の第二の原理によれば、電圧制
御の発振器発振レベルのモニタ電圧によって増幅回路の
増幅度を変化させるので、発振レベルを強制的に変化さ
せることができる。そして、この発振レベルの変化が帰
還回路を構成する素子の特性を変化させるので、単に帰
還回路の選択周波数を制御する場合とは異なる発振条件
で発振が行なわれるようになり、発振レベルの変動が抑
圧される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の原理。
【図2】 本発明の第一の実施の形態。
【図3】 図2の構成の制御電圧依存性。
【図4】 本発明の第二の実施の形態。
【図5】 図1の構成の等価回路。
【図6】 図4の構成の等価回路。
【図7】 図2と図4の構成の電圧制御発振器を一般化
した構成。
【図8】 本発明の第二の原理。
【図9】 本発明の第三の実施の形態。
【図10】 図9の構成の電圧制御発振器を一般化した
構成。
【図11】 従来の電圧制御発振器の原理。
【図12】 ハートレー型発振器を用いた従来の電圧制
御発振器。
【図13】 図12の構成の制御電圧依存性。
【符号の説明】
1 第一のトランジスタ 2 第二のトランジスタ 3 抵抗 4 第一のインダクタ 5 第二のインダクタ 6 第一の可変容量ダイオード 7 直流遮断コンデンサ 8 直流遮断コンデンサ 9 直流遮断コンデンサ 10 第三のトランジスタ 11 抵抗 12 抵抗 13 抵抗 14 第三のインダクタ 15 第二の可変容量ダイオード 16 第三の可変容量ダイオード 17 直流遮断コンデンサ 18 直流遮断コンデンサ 19 直流遮断コンデンサ 20 チョーク・コイル 21 ダイオード 22 コンデンサ 23 緩衝増幅器 51 トランジスタ 52 インダクタ 53 インダクタ 54 コンデンサ 55 制御電圧生成回路 56 コンデンサ 57 コンデンサ 58 インダクタ 61 増幅回路 62 リアクタンス素子 63 リアクタンス素子 64 リアクタンス素子 65 制御電圧生成回路 65a 制御電圧生成回路 66 発振レベルモニタ回路 101 増幅回路 102 帰還回路 103 制御電圧生成回路 103a 制御電圧生成回路 104 発振レベルモニタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 勝也 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5J081 AA03 AA04 BB01 CC10 CC22 CC23 DD03 DD26 EE02 EE03 EE18 FF17 FF21 FF23 GG01 KK02 KK03 KK09 KK13 KK22 LL05 MM01 MM03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増幅回路と、 該増幅回路の出力を帰還する、誘導性のリアクタンス素
    子と容量性のリアクタンス素子よりなる帰還回路と、 該帰還回路の選択周波数を制御すると共に、該増幅回路
    の増幅度を制御する制御電圧生成回路とを備えることを
    特徴とする電圧制御発振器。
  2. 【請求項2】 増幅回路と、 該増幅回路の出力を帰還する、誘導性のリアクタンス素
    子と容量性のリアクタンス素子よりなる帰還回路と、 該帰還回路の選択周波数を制御する制御電圧生成回路と
    発振出力レベルの変化をモニタして、該変化に対応する
    直流電圧を生成する発振レベルモニタ回路とを備えるこ
    とを特徴とする電圧制御発振器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の電圧制御発振器であって、 上記増幅回路の入力端子と共通端子との間、及び該増幅
    回路の出力端子と共通端子との間に同一のリアクティブ
    性のリアクタンス素子が接続され、 該増幅回路の入力端子と出力端子との間に上記のリアク
    タンス素子とはリアクティブ性が異なるリアクタンス素
    子が接続されることを特徴とする電圧制御発振器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電圧制御発振器であっ
    て、 上記増幅回路は単一のトランジスタで構成されており、 該トランジスタのベース・エミッタ間、及び該トランジ
    スタのコレクタ・エミッタ間に同一のリアクティブ性の
    リアクタンス素子が接続され、 該トランジスタのベース・コレクタ間に上記リアクタン
    ス素子とは異なるリアクティブ性のリアクタンス素子が
    接続されることを特徴とする電圧制御発振器。
JP35153399A 1999-12-10 1999-12-10 電圧制御発振器 Withdrawn JP2001168639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35153399A JP2001168639A (ja) 1999-12-10 1999-12-10 電圧制御発振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35153399A JP2001168639A (ja) 1999-12-10 1999-12-10 電圧制御発振器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001168639A true JP2001168639A (ja) 2001-06-22

Family

ID=18417942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35153399A Withdrawn JP2001168639A (ja) 1999-12-10 1999-12-10 電圧制御発振器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001168639A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012182764A (ja) * 2011-03-03 2012-09-20 Seiko Epson Corp 発振器
JP2018504042A (ja) * 2015-01-16 2018-02-08 レイセオン カンパニー 超低位相ノイズ発振器のための振幅ノイズ低減システム及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012182764A (ja) * 2011-03-03 2012-09-20 Seiko Epson Corp 発振器
JP2018504042A (ja) * 2015-01-16 2018-02-08 レイセオン カンパニー 超低位相ノイズ発振器のための振幅ノイズ低減システム及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6680655B2 (en) Automatic gain control for a voltage controlled oscillator
US6066991A (en) Stabilized oscillator circuit
US6946924B2 (en) Low noise voltage controlled oscillator
US6853262B2 (en) Voltage-controlled oscillator circuit which compensates for supply voltage fluctuations
KR960016733B1 (ko) 발진 회로
EP0474729B1 (en) Voltage control oscillator with automatic current control
JP2001168639A (ja) 電圧制御発振器
US6703890B2 (en) Voltage supply circuit with parasitic oscillation compensation
JPH04253405A (ja) 発振器出力信号の振幅調節方法および発振器増幅器回路装置
US4639659A (en) DC-DC converter
US5675478A (en) Oscillator voltage regulator
US6359521B1 (en) Oscillator with buffer circuit in which deterioration in C/N ratio is lightened
JP3136618B2 (ja) 電圧制御発振器
US6265917B1 (en) Circuit and method for altering the frequency of a signal
JPH1197928A (ja) 電圧制御発振器
JPS5914815Y2 (ja) 無線送信機の出力安定化回路
US4763086A (en) Automatic gain control for tank type voltage controlled oscillator
JP4657406B2 (ja) 電圧制御発振器
JP2003218634A (ja) 発振回路
JPH03206507A (ja) 電圧調整回路
JPS6025146Y2 (ja) トランジスタ発振回路
JPH09331250A (ja) チャージポンプ回路及びpll周波数シンセサイザ
JP2788732B2 (ja) 発振回路
JPH083066Y2 (ja) 同調電圧発生回路
JPH046281B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306