JP2001168254A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2001168254A
JP2001168254A JP35085099A JP35085099A JP2001168254A JP 2001168254 A JP2001168254 A JP 2001168254A JP 35085099 A JP35085099 A JP 35085099A JP 35085099 A JP35085099 A JP 35085099A JP 2001168254 A JP2001168254 A JP 2001168254A
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JP
Japan
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center plate
flow path
plate
sub
heat exchanger
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JP35085099A
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Minoru Suzuki
実 鈴木
Masakazu Nakanishi
正和 仲西
Tetsuya Tomita
哲也 冨田
Hisashi Goto
永 後藤
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MA Aluminum Corp
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0233Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes the conduits having a particular shape, e.g. non-circular cross-section, annular
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/02Tubular elements of cross-section which is non-circular
    • F28F1/022Tubular elements of cross-section which is non-circular with multiple channels

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、押出多穴管を利用することで従来
よりも遥かに簡便にセンタープレートを製造できるよう
にして熱交換器の製造を容易とし、製造単価を低減でき
るようにするとともに、熱交換効率を向上させた熱交換
器の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明は、冷媒の流路が形成されたセン
タープレート10と発熱部材に接続されるベースプレー
ト12とフィン部材11とを具備して構成され、前記セ
ンタープレート10が内部に複数の流路19を並設した
押出多穴管を主体として構成され、前記センタープレー
トの流路が、前記センタープレートのベースプレート側
に形成された液連結部Tと、前記フィン部材側に形成さ
れた蒸気連結部Jと、前記液連結部Tと蒸気連結部Jを
接続して流路を形成する前記流路19とから構成され、
該流路19に冷媒が封入されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IGBT、GTO
等の半導体素子などのような発熱部材を冷却するために
用いて好適な熱交換器に係り、特に、冷媒が沸騰する際
の気化熱を利用して効率良く冷却することが可能な熱交
換器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インバータ、サイリスタ、トラ
ンジスタ、工作機械等の各種機器の発熱部位に対し、フ
ァン等によって気体の冷却流体を強制的に流通させて強
制冷却するか、または、前記発熱部位を自然空冷するこ
とのできるアルミニウム製の熱交換器として、沸騰冷却
式と称される熱交換器が知られている。
【0003】図7は、この種の沸騰冷却式熱交換器の一
例を示すもので、この例の熱交換器Aは、起立状態で設
置される板状のセンタープレート1と、このセンタープ
レート1の上部両面に取り付けられたフィン部材3、3
と、センタープレート1の下部側の一側面に取り付けら
れたアルミからなるベースプレート5とから構成されて
いる。また、該ベースプレート5には半導体素子などの
発熱性を有する素子6が取り付けられるように構成され
ている。
【0004】前記センタープレート1は、図8に示すよ
うにアルミニウム板からなる本体部1Aと、この本体部
1Aの一面にろう付けされた蓋板1Bから構成されてい
る。前記センタープレート1の本体部1Aは、その表面
に切削加工により直線状の溝1aが複数形成されて冷媒
用の流路が構成されている。また、センタープレート1
の流路の内底部側には冷媒が封入されている。
【0005】図7に示す熱交換器Aにあっては、素子6
から受けた熱でセンタープレート1の底部に封入されて
いる液体冷媒の一部が気化され、気化された冷媒がセン
タープレート1の溝1a…に沿って上部側に移動する。
そして、前記センタープレート1の上部側において気化
冷媒はフィン部材3、3と熱交換されることで冷却され
ると同時に液化され、液化された液体冷媒は溝1a…に
沿ってセンタープレート1の底部側に落下される。図7
に示す熱交換器Aにあっては、以上のような冷媒の気化
作用と液化作用が繰り返しなされ、液体冷媒が気化する
際にベースプレート5の熱を奪うことで素子6を冷却す
ることができるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、図7に示す構成
の熱交換器Aのセンタープレート1を製造するためには
アルミニウムの板材の一面を機械加工で切削して複数の
溝1a…を並列形成し、この後に蓋板1Bをアルミニウ
ムの板材の一面にろう付けすることで溝1a…と蓋板1
Bとで囲まれる冷媒回路を形成することで製造していた
が、アルミニウムの板材の1枚1枚に機械加工で溝加工
を施していたのでは、必要以上に製造時間がかかり、極
めて製造効率が悪い問題があった。また、図7に示す熱
交換器Aにおいてセンタープレート1の冷媒の回路を図
8とは別の回路形状に加工し、熱交換効率を向上させる
ことも検討されているが、冷媒の回路を図8に示す形状
から変更して更に複雑にすると、加工に更に手間取るこ
ととなり、更に製造が難しくなる問題がある。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであって、その目的は、押出形材を利用すること
で従来よりも遥かに簡便にセンタープレートを製造でき
るようにして熱交換器の製造を容易とし、製造単価を低
減できるようにするとともに、センタープレート内部の
冷媒流路の形状を工夫して熱交換効率を向上させた熱交
換器の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記事情に鑑み
てなされたもので、内部に冷媒の流路が形成されたセン
タープレートと、該センタープレートの少なくとも一側
に設けられて発熱部材と接触するベースプレートと、該
ベースプレートと離間して前記センタープレートの他側
に取り付けられたフィン部材とを具備して構成され、前
記センタープレートが内部に複数の流路を並設した押出
多穴管を主体として構成され、前記センタープレートの
流路が、前記センタープレートのベースプレート側に形
成された液連結部と、前記フィン部材側に形成された蒸
気連結部と、前記液連結部と蒸気連結部を接続する流路
から構成され、該流路に冷媒が封入されたことを特徴と
する。押出多穴管を用いてセンタープレートを構成する
と、センタープレートに切削加工で溝を形成して作製す
る必要があった従来構造よりも遥かに容易にセンタープ
レートを製造できるようになる。センタープレートには
液連結部と蒸気連結部とこれらを接続する複数の流路が
形成されており、内面溝の伝熱面積の拡大により熱交換
効率が向上する。
【0009】本発明において、前記センタープレート
に、前記複数の流路の一側どうしを連結する第1副流路
と、前記複数の流路の他側どうしを連結する第2副流路
とが形成され、前記第1副流路側が液連結部とされ、前
記第2副流路側が蒸気連結部とされたことを特徴とす
る。第1副流路が複数の流路の一側に連通され、第2副
流路が複数の流路の他側に連通されていると、第1副流
路を含む液連結部に収容されている液体冷媒が気化した
場合、気化された冷媒は複数の流路のいずれかを介して
第2副流路側の蒸気連結部に移動することができる。即
ち、気化された冷媒は複数の流路のうち、適宜な流路の
いずれかを選択して移動できるので、気化された冷媒の
移動のバランスが保たれる。また、逆に、第2副流路を
含む蒸気連結部に存在している気化された冷媒が液化さ
れた場合、液体状態の冷媒は複数の流路のうち、いずれ
かを選択して第1副流路側の液連結部に還流できるの
で、蒸気連結部側において液化された冷媒の移動もバラ
ンスが保たれる。
【0010】本発明は、前記センタープレートの流路の
内周面に該流路の長さ方向に沿う複数の溝部が形成され
てなることを特徴とする。流路の内面に流路の長さ方向
に沿う溝部が形成されていると、液化された冷媒が流路
を介して液連結部に移動する際に溝部に沿って円滑に移
動する。また、気化した冷媒は流路を通って速い速度で
上昇し、蒸気連結部まで移動するが、気化された冷媒の
多くは流路の中央部の空間の大きな部分を通過し、流路
の内周面の溝部側を落下する液体冷媒の落下の妨げには
なり難いので、溝部が液体冷媒の液連結部側への移動の
案内を行う結果として液体冷媒の移動が円滑になされ
る。更に流路の内周面に溝部が複数形成されていること
で、流路の内面積が増加するので、発熱部材からセンタ
ープレートを介して冷媒に熱が伝達される場合、及びセ
ンタープレートを介して冷媒からフィンに熱が伝達され
る場合に熱交換効率が向上する。前記溝部が形成された
流路において、1流路全面積に対する溝部面積の割合を
5%以上、35%以下とすることが好ましい。ただし、
上記全面積は液及び蒸気が通過する空間部分の面積であ
る。溝部の面積割合を5〜35%の範囲とすることで、
液体冷媒が流れる場合と気体冷媒が通過する場合のいず
れの場合も冷媒の流れを良好とすることができる。
【0011】本発明は、前記センタープレートの流路が
センタープレートの長さ方向に直線状に貫通して並設さ
れ、前記センタープレートの一側の端部に前記第1副流
路が該センタープレートの端面に開口して形成され、前
記センタープレートの他側の端部に前記第2副流路が該
センタープレートの端面に開口して形成されるととも
に、前記センタープレートの一側端面に蓋板が固定され
て第1副流路の開口部が閉じられ、前記センタープレー
トの他側端面に蓋板が固定されて第2副流路の開口部が
閉じられ、前記複数の流路と第1副流路と第2副流路に
よってセンタープレート内部に冷媒の流路が形成された
ことを特徴とする。押出多穴管からなるセンタープレー
トに一部加工を施して第1副流路と第2副流路を形成
し、センタープレートの端面に蓋板を固定して第1副流
路と第2副流路の開口部を閉じることでセンタープレー
トの内部に流路が完成する。
【0012】本発明は、前記センタープレートが複数横
並び状態に接合され、接合されたセンタープレートの一
側にベースプレートが、他側にフィン部材が設けられた
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る熱交換器の第
1実施形態を詳しく説明する。図1〜図4は、本発明に
係る熱交換器の第1実施形態を示すもので、この第1実
施形態の熱交換器Bは、図1において起立された状態に
描かれたセンタープレート10と、このセンタープレー
ト10の上部表裏面両側に取り付けられたフィン部材1
1と、センタープレート10の底部側の両面に取り付け
られたベースプレート12とを主体として構成され、こ
のベースプレート12に図示略の半導体素子などの発熱
素子(発熱部材)が取り付けられるように構成されてい
る。
【0014】この実施形態の構造において、起立された
状態のセンタープレート10は、アルミニウム又はアル
ミニウム合金等の熱伝導率の高い材料からなる縦長の板
状の押出形材(押出多穴管)13、14、15(図5参
照)を横並び状態で接合して1枚物の板状に組み合わせ
て構成されている。これらの押出形材13、14、15
のうち、押出形材13、15は同一形状の押出形材から
なり、押出形材14はこれらの押出形材13あるいは1
5を切断してその幅を小さくされたものであり、これら
の押出形材は、図2と図3に示すように、各々縦長の長
方形状の表板16および裏板17と、これら表板16と
裏板17の間に間欠的に垂設されてこれらを一体的に連
結した柱状の仕切壁18…からなり、各押出形材13、
14、15の内部には表板16および裏板17と仕切壁
18…から囲まれた複数の流路19が並設されている。
なお、本実施形態の構造においては3枚の押出形材1
3、14、15からセンタープレート10が構成されて
いるが、1枚ものの押出形材から、あるいは2枚以上の
任意の数の押出形材からセンタープレート10が構成さ
れていても良い。更に、本実施形態の場合、押出形材1
3、15は10個の流路19を有する構成とされ、押出
形材14は3個の流路19を有する構成とされている
が、これは一例であり、1つの押出形材に形成される流
路19の数は2つ以上の任意の数で良いのは勿論であ
る。
【0015】また、これらの流路19はこの実施形態で
は矩形孔状に形成されており、流路19の内周面を構成
する表板16の内面と裏板17の内面と仕切壁18の両
面または片面には、流路19の全長にわたり溝部20が
複数形成されていて、流路19の内周面は凹凸型に形成
されている。更に詳細に述べると、本実施形態において
は、横断面矩形状の流路19を構成する表板16の内面
と裏板17の内面と仕切壁18、18の一面において、
各々流路19の全長にわたる5本の突条21を所定の間
隔で形成することで流路19の内面部に複数の溝部20
が形成され、これらの突条21…と溝部20…とによっ
て流路19の内面が凹凸状に形成されている。また、矩
形状の流路19のコーナ部分にも突条21、21に挟ま
れた状態で溝部22が形成されている。これらの溝部2
0、22はセンタープレート10に後述の如く封入され
る液体冷媒が落下する(還流する)際の主な流路とな
る。また、蒸気冷媒と液体冷媒がお互いに円滑に流れる
ように1流路全面積に対する溝部面積の割合を5%以
上、35%以下程度とすることが好ましい。この面積割
合が前記5%よりも小さいと液体冷媒の流れが悪くな
り、また、大きいと蒸気の流れが悪くなる。即ち、1流
路全面積に対する溝部面積の割合を5%〜35%の範囲
内とすることで、液体冷媒が流れる場合と気体冷媒が通
過する場合のいずれの場合であっても良好な流れとする
ことができる。なお、流路19の断面形状は本実施形態
では矩形状に形成されているが、流路19の横断面形状
は矩形状に限らず、他の多角形状あるいは円形状などの
形状であっても差し支えない。
【0016】次に、図4に示すようにセンタープレート
10の底部側には、センタープレート10の左右両端部
に位置する仕切壁18、18の内側、即ち、センタープ
レート10の内側に位置する複数の仕切壁18の底部を
高さ1〜数10mm程度切り欠いて第1副流路27が形
成されるとともに、センタープレート10の上部側に
は、センタープレート10の両端部に位置する仕切壁1
8、18の内側、即ち、センタープレート10の内側に
位置する複数の仕切壁18の上部を高さ1〜数10mm
程度切り欠いて第2副流路28が形成されている。前述
の第1副流路27はセンタープレート10の底部側に形
成されているので、センタープレート10の内部に隣接
形成されている全ての流路19の底部側を連通して設け
られるとともに、前記第2副流路28はセンタープレー
ト10の上部側に形成されているので、センタープレー
ト10の内部に隣接形成されている全ての流路19の上
部側を連通するように設けられている。また、前記第1
副流路27とそれに連通する複数の流路19の底部側の
部分に液体冷媒が収納されて、液体冷媒が存在するこれ
らの領域が液連結部(液化部)Tとされており、前記第
2副流路28とそれに連通する複数の流路19の上部側
の部分が冷媒の蒸気連結部(気化部)Jとされている。
【0017】更に、センタープレート10の底面(一側
端面)にその底面を覆うように蓋板25がろう付けさ
れ、第1副流路27の開口部が蓋板25によって閉じら
れるとともに、センタープレート10の上面(他側端
面)にその上面を覆うように蓋板26がろう付けされ、
第2副流路28の開口部が蓋板26によって閉じられて
いる。従って、センタープレート10の内部には、第1
副流路27と流路19と第2副流路28とが連続されて
構成された流路が形成されている。なお、図1に符号3
0で示すようにセンタープレート10の上部の蓋板26
上には、L型のチャネル材が取り付けられ、更にチャネ
ル材30の中央部にはセンタープレート10の各流路に
連結された金属管などの冷媒注入管31が形成されてい
る。
【0018】前記フィン部材11は、この実施形態では
格子型フィンを複数組み合わせて構成されている。ただ
し、このフィン部材11はモジュールフィンとは異なる
構成のフィンから構成されていても良く、波形フィンあ
るいは板フィンなどからなる他の形式のフィン部材から
構成して良いのは勿論である。なお、モジュールフィン
とは、アルミニウムあるいはアルミニウム合金を格子状
に組み合わせて立体形になるように押出形成して構成さ
れたものである。このような立体型のフィンをろう付け
等の接合手段で必要数組み合わせて所望の大きさに形成
することにより図1に示すフィン部材11が構成されて
いる。
【0019】図5は複数の押出形材を一体化する場合の
構造の一例を示すもので、1本タイプの押出形材13、
14、15を横に3本並べ、これらの周面(4側面)と
上面と下面をブレージングシートで鎖線に示す如く覆
い、全体を加熱してブレージングシートのろう材層を溶
融凝固させてろう付けすることで3つの押出形材を一体
化した構造とすることができる。ここでブレージングシ
ートとは、アルミニウム合金箔の片面または両面に、ア
ルミニウム合金層からなるろう材層をクラッド圧着して
なる複合合金シートを意味するもので、従来から広く知
られているものである。これら3本の押出形材13、1
4、15をブレージングシートによってろう付けするこ
とで容易に一体化することができる。なお、この例にお
いて3つの押出形材13、14、15の接触させた側面
どうしは特にろう付けしていないが、必要に応じて押出
形材どうしの当接面どうしをろう付けして押出形材どう
しを接合しても良いのは勿論である。
【0020】次に上述の如く構成された熱交換器の作用
と効果について以下に説明する。図1に示す構成の熱交
換器Bは、センタープレート10のベースプレート12
に電子部品などの発熱部材を装着するとともに、フィン
部材11側に送風してフィン部材11を空気冷却して使
用する。ベースプレート12に取り付けられた電子部品
等の発熱部品の発熱は、前記センタープレート10の底
部側にベースプレート12を介して伝達され、センター
プレート10内の液連結部Tに封入された代替フロン系
などの液体冷媒に伝導され、この熱によって加熱された
冷媒は一部気化して気化熱を奪い、ベースプレート12
を冷却する。即ち、前記センタープレート10の前記ベ
ースプレート12が接合された部分は、冷媒を加熱する
加熱部として機能することになる。この加熱部において
加熱された冷媒は、気化され、気体の状態で流路19…
を上昇して流路19…の上部と第2副流路28とが形成
する蒸気連結部Jに到達する。
【0021】また、このセンタープレート10の蒸気連
結部Jの外部にはフィン部材11が接合されているの
で、気化された冷媒の熱はセンタープレート10とフィ
ン部材11を介して速やかに外部に排出される結果、蒸
気連結部Jに存在している気化冷媒は急速に冷却されて
液化され、流路19の内周面に付着した後、流路19の
内面の特に溝部20…、22…を伝わってセンタープレ
ート10の底部側の液連結部T側に戻る。このような冷
媒の気化と液化が繰り返しなされる結果としてベースプ
レート12に取り付けた発熱素子を連続的に冷却するこ
とができる。なお、フィン部材11に対し、必要に応じ
て強制冷却用の所望の流体の送風、あるいは空気の送風
を行っても良く、自然空冷によりフィン部材11を冷却
しても良い。
【0022】ところで、加熱されて気化された冷媒が流
路19に沿って上昇してゆく場合の上昇速度は、かなり
速いので、この速い気化冷媒の上昇気流によって流路1
9の内部に存在する液滴状の冷媒を上側に吹き飛ばして
液滴状の冷媒の下降を阻止するおそれがある。このよう
な現象に対して流路19に溝部20を複数形成しておく
ならば、これらの溝部20…を液体冷媒の流路とするこ
とができ、気化冷媒の上昇気流に阻止されることなく液
体冷媒をセンタープレート10の底部側に速やかに戻す
ことができる。
【0023】即ち、流路19の中央部側は広い体積であ
るので気体冷媒が通過する場合の流路抵抗は少なく、溝
部20…とその周辺を流下する液体冷媒は気化冷媒の上
昇気流に妨げられることなく確実にセンタープレート1
0の底部側に流れ落ちる。従って冷媒の上昇と下降をセ
ンタープレート10の内部で複数の流路19…を利用し
て速やかに行うことができるので、センタープレート1
0を利用した熱交換を効率良く行うことができる。
【0024】更に、本実施形態の熱交換器Bにおいて
は、センタープレート10の底部側の液連結部Tに第1
副流路27を形成して複数の流路19…を連結した構造
としたので、冷媒をいずれかの流路19を介して確実に
センタープレート10の上部側に移動させることができ
る。即ち、気化した冷媒が上昇しようとする場合、複数
の流路19…のいずれかを適宜選択して自由に上昇する
ことができるので、気化した冷媒の蒸気連結部Jへの上
昇を円滑に行うことができる。また、逆にセンタープレ
ート10の上部側に第2副流路28を形成して複数の流
路19…を連結した構造としたので、液化した冷媒をい
ずれかの流路19を介して確実にセンタープレート10
の下部側に移動させることができる。即ち、液化した冷
媒が落下しようとする場合、複数の流路19…のいずれ
かを適宜選択して自由に落下することができるので、液
化した冷媒の液連結部Tへの落下を円滑に行うことがで
きる。これらの結果としてセンタープレート10の内部
を上昇または落下する冷媒の流れのバランスを保つこと
ができる。
【0025】先の実施形態において用いるセンタープレ
ート10を製造する方法の一例としては、複数の流路1
9…を有するセンタープレート10を押出成形するため
の押出型として、偏平の中空状の押出型を用い、この押
出型に形成されたセンタープレート10の外形寸法に対
応する押出孔を利用して押し出す方法を採用することが
できる。
【0026】このような押出型を用い、アルミニウムあ
るいはアルミニウム合金をこの押出孔を介して押出成形
することでセンタープレート10形成用の母材を得るこ
とができる。そして、この母材の両端であって流路19
…の開口部が形成された部分の間の仕切壁18を数mm
から数10mm、機械切削加工により削り取ることで図
1〜図4に示す構成であり、第1副流路27と第2副流
路28を備えたセンタープレート10を得ることができ
る。そして、センタープレート10の両端面に蓋板2
5、26をろう付けすることで本発明に適用することが
できる。
【0027】図6は本発明に係る熱交換器の第2実施形
態を示すもので、この第2実施形態の熱交換器Cは、図
1に示す第1実施形態の熱交換器Bの一部を変更した構
造であり、同一の構成要素には同一の符号を付してそれ
らの部分の説明を省略する。この第2実施形態の熱交換
器Cは、センタープレート10の片面側にのみフィン部
材11を設け、フィン部材11を設けていない側のセン
タープレート10の一面を解放するとともに、解放され
た側のセンタープレート10の下部側にベースプレート
12を設け、ベースプレート12に半導体素子等の発熱
素子6、6を接続して設けた構造である。
【0028】図6に示す熱交換器Cの構造においても先
の第1実施形態の熱交換器Bと同様にセンタープレート
10の内部が図2、図3に示す構造とされているので、
冷媒の流れを円滑にすることができ、第1実施形態の熱
交換器Bと同様の効果を得ることができる。
【0029】
【実施例】高さ510mm、幅280mmのアルミニウ
ム合金製の図2、3に示す構造の押出形材の上部両面に
奥行き64mmの格子状のモジュールフィンを装着して
なる全体奥行き145mmの図1に示す構造の熱交換器
を用い、この熱交換器のフィン部材に室温空気をファン
により3m/sで吹き付け、ベースプレート部分に加熱
ヒータを取り付けてこの加熱ヒータにより所定の熱量
(1500〜4500W)を付加した。アルミニウム合
金形材からなる押出形材の寸法は、全体厚さ12mm、
全体幅120mm、表板と裏板と仕切壁の厚さ0.8m
m、仕切壁の間隔12mm、正方形状の流路を複数個有
するものを図5に示すようにブレージングシートで一体
化してセンタープレートを作製し、内部に液体冷媒を封
入した。また、比較のために、先のセンタープレートと
同一寸法になるようにアルミニウム合金板の一面を切削
加工して流路と下側の第1副流路のみを形成し、そのア
ルミニウム合金板にアルミニウム合金の蓋板を被せてろ
う付けしてセンタープレートの内部回路を図8に示す構
成とした熱交換器を組み立て、同様な試験に供した。な
お、この比較例のセンタープレートの内部の流路に溝部
は形成されていないものとした。
【0030】これらの試験においてベースプレート部の
温度を複数箇所にわたり計測し、複数の計測箇所におけ
る最高温度と冷却風入口温度との差(最高温度上昇値)
を加熱ヒータの発熱量別に計測した結果を図9に示す。
図9に示す試験結果から明らかなように、比較例の熱交
換器に対して本発明の熱交換器の最高温度上昇値は15
00〜3500Wのいずれの発熱量においても低くなり
熱交換効率が優れていることが明らかである。また、図
9に示す結果から、比較例の熱交換器に対して本発明の
熱交換器は約15%以上冷却効率が向上していることが
明らかである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の熱交換器
は、センタープレートに液連結部と蒸気連結部と流路を
有する冷媒の流路を形成し、センタープレートの流路を
押出多穴管から構成したので、押出加工により熱交換器
用のセンタープレートを得ることができる。このため、
従来、板材に溝加工を施す切削加工により形成していた
センタープレートを押出成形で得ることができるように
なり、センタープレートの製造作業を簡略化することが
でき、センタープレートの製造単価を削減できるので、
センタープレートを備えた熱交換器を従来よりも遥かに
安価に得ることができる。更に、センタープレートには
液連結部と蒸気連結部とこれらを連結する複数の流路が
形成されており、また、内面溝の伝熱面積の拡大により
熱交換効率が向上する。
【0032】本発明において、センタープレートの流路
の一側に第1副流路を他側に第2副流路を形成すること
で流路どうしを確実に接続することができ、第1副流路
側を液連結部に第2副流路側を蒸気連結部とすることが
できる。更に本発明において、液体冷媒が気化した場
合、気化された冷媒は複数の流路のいずれかを介して第
2副流路側の蒸気連結部に移動することができる。即
ち、気化された冷媒は複数の流路のうち、適宜な流路の
いずれかを選択して移動できるので、気化された冷媒の
移動のバランスが保たれる。また、逆に、気化された冷
媒が液化された場合、液体状態の冷媒は複数の流路のう
ち、いずれかを選択して第1副流路側の液連結部に落下
できるので、液化された冷媒の移動もバランスが保たれ
る。
【0033】前記センタープレートの流路の内面に流路
の長さ方向に沿う溝部を複数形成することで、この溝部
に沿って液体の冷媒を流すことができ、流路の中心部を
速い速度で上昇する気化冷媒の流れに妨げられることな
く液体冷媒を液連結部に導くことができる。このため液
体冷媒の液連結部に対する還流を速やかに行なうことが
でき、冷媒の循環を円滑になし得、熱効率が向上する熱
交換器を提供することができる特徴がある。更に流路の
内周面に溝部が複数形成されていることで、流路の内面
積が増加し伝熱面積が拡大されるので、発熱部材からセ
ンタープレートを介して冷媒に熱が伝達される場合、及
びセンタープレートを介して冷媒からフィンに熱が伝達
される場合に冷媒に熱を効率良く伝達できる結果として
熱交換効率を向上できる効果がある。
【0034】次に、複数の流路を貫通させたセンタープ
レートの第1副流路側の端面を蓋板で閉じ、センタープ
レートの第2副流路側端面を蓋板で閉じる構成とするこ
とで押出形材からなるセンタープレートの内部に第1副
流路と第2副流路と流路からなるなる流路を容易に形成
することができ、センタープレートの製造工程の簡略
化、製造単価の低減に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明に係る熱交換器の第1実施形態
の構造を示すための斜視図。
【図2】 図2は同実施形態の構造に適用されるセンタ
ープレートの一部を断面とした斜視図。
【図3】 図3は同センタープレートの部分拡大断面
図。
【図4】 図4は同センタープレートの断面図。
【図5】 図5は同センタープレートの接続構造の一例
を示す正面図。
【図6】 図6は本発明に係る熱交換器の第2実施形態
の構造を示すための側面図。
【図7】 図7は従来の熱交換器の一例を示す斜視図。
【図8】 図8は同従来の熱交換器に設けられているセ
ンタープレートの一部を断面とした斜視図。
【図9】 図9は実施例の熱交換器と比較例の熱交換器
の最高温度上昇値の発熱量依存性を比較して示す図であ
る。
【符号の説明】
B、C…熱交換器、T…液連結部(液化部)、J…蒸気
連結部(気化部)、6…発熱素子(発熱部材)、10…
センタープレート、11…フィン部材、12…ベースプ
レート、13、14、15…押出形材(押出多穴管)、
18…仕切壁、19…流路、20…溝部、21…突条、
25、26…蓋板、27…第1副流路、28…第2副流
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 哲也 静岡県裾野市千福194番地 株式会社エム エーファブテック千福工場内 (72)発明者 後藤 永 静岡県裾野市千福194番地 株式会社エム エーファブテック千福工場内 Fターム(参考) 5F036 AA01 BA08 BB05 BB41

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に冷媒の流路が形成されたセンター
    プレートと、該センタープレートの少なくとも一側に設
    けられて発熱部材と接触するベースプレートと、該ベー
    スプレートと離間して前記センタープレートの他側に取
    り付けられたフィン部材とを具備して構成され、 前記センタープレートが内部に複数の流路を並設した押
    出多穴管を主体として構成され、 前記センタープレートの流路が、前記センタープレート
    のベースプレート側に形成された液連結部と、前記フィ
    ン部材側に形成された蒸気連結部と、前記液連結部と蒸
    気連結部を接続する流路から構成され、該流路に冷媒が
    封入されたことを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記センタープレートに、前記複数の流
    路の一側どうしを連結する第1副流路と、前記複数の流
    路の他側どうしを連結する第2副流路とが形成され、前
    記第1副流路側が液連結部とされ、前記第2副流路側が
    蒸気連結部とされたことを特徴とする請求項1記載の熱
    交換器。
  3. 【請求項3】 前記センタープレートの流路の内面に該
    流路の長さ方向に沿う複数の溝部が形成されてなること
    を特徴とする請求項1または2記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記溝部が形成された流路において、1
    流路において液及び蒸気が通過する空間の全面積に対す
    る溝部面積の割合を5%以上、35%以下とすることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記センタープレートの流路がセンター
    プレートの長さ方向に直線状にセンタープレートを貫通
    して並設され、前記センタープレートの一側の端部に前
    記第1副流路が該センタープレートの端面に開口して形
    成され、前記センタープレートの他側の端部に前記第2
    副流路が該センタープレートの端面に開口して形成され
    るとともに、前記センタープレートの一側端面に蓋板が
    固定されて第1副流路の開口部が閉じられ、前記センタ
    ープレートの他側端面に蓋板が固定されて第2副流路の
    開口部が閉じられ、前記複数の流路と第1副流路と第2
    副流路によってセンタープレートの内部に冷媒の流路が
    形成されたことを特徴とする請求項2記載の熱交換器。
  6. 【請求項6】 前記センタープレートが複数横並び状態
    に接合され、接合されたセンタープレートの一側にベー
    スプレートが、他側にフィン部材が設けられたことを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の熱交換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014522099A (ja) * 2011-04-21 2014-08-28 エナジー インコーポレイテッド 無動力冷却型太陽電池板
EP2811251A1 (en) * 2013-06-04 2014-12-10 ABB Research Ltd. Cooling apparatus

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