JP2001168247A - ヒートシンク - Google Patents
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Abstract
るヒートシンクを得る。 【解決手段】 本発明はヒートシンクの性能向上に係わ
るものであり、ヒートシンクベース1の内部もしくは表
面に固着され、かつ上記ヒートシンクベース1およびフ
ィン4より熱伝導性の良好な材料で構成されたヒートシ
ンクベース付加部材8を備え、これにより、被冷却体7
で発生する熱に対する実質的な冷却性能が向上し、同一
ヒートシンク体積での冷却性能が著しく向上する。
Description
るものであり、特に被冷却体の発熱を効率よく逃がすこ
とのできるヒートシンクに関する。
クについて図11に示す。図11は、特開昭62−49
700号公報に記載の従来のヒートシンクであり、ヒー
トシンクベース21と、前記ヒートシンクベース21に
直接固定した駆動モーター22と、前記駆動モーター2
2により回転する軸流ファン23と、前記ファン側面の
少なくとも一部と直接対向し、しかも前記ファン23を
囲むように設けられた一様な肉厚を有するフィン24を
有する。本従来例は、ファン23に駆動された気流が、
隣接し合うフィン24により形成される風路を通過する
間にフィン24との間で熱交換を行い、ヒートシンクベ
ース21が冷却される。
1770号公報においては、複数の湾曲した放熱フィン
を配設すると共に、フィンの内側の端面で囲まれる送風
口に対向した送風ファンを有する、高効率の冷却装置が
提案されている。
よれば、ファン23により駆動された気流は、ファン直
下のヒートシンクベース21に衝突した後、ヒートシン
クベース面に沿った方向に偏向させられ、ヒートシンク
ベース端部に向かって流れ去るので、ファン23の中心
部分に配置されたモータ直下の部分では基本的には気流
の流れが発生せず、この部分での冷却性能が確保しにく
いという問題があった。
より冷却されるパワーモジュールの発熱の関係上、パワ
ーモジュールのサイズに対してヒートシンクが大きい場
合があり、この場合はヒートシンクベースの熱伝導を利
用して熱輸送する必要があり、やはり冷却性能が確保で
きないという問題があった。
ヒートシンクベースの板厚を厚くすることによって熱抵
抗を減少させる手段が提案されているが、安価なヒート
シンクの製造方法であるダイカスト法によって、このよ
うなヒートシンクを製造すると、板厚の厚い場所の内部
に、アルミが凝固する際に引け巣(空洞)を発生すると
いう問題が発生した。空洞があると当然のことながら熱
が伝わらなくなり、さらに不都合なことに、この空洞は
外観検査では検出できないため、製品の性能を安定する
ことが困難となる。
性のアルミを素材として複雑な形状製品を製造すること
は、アルミの流動特性が良好ではないため困難であり、
ヒートシンクベース及びフィンを全て高熱伝導性のアル
ミを用いて製造することは容易ではない。特に薄いフィ
ンを製造することは容易ではなかった。
ートシンクや、複数のフィンが複数群あるヒートシンク
においては、ヒートシンクをダイカスト法で製造する場
合に、金型から離型することが容易でないと言う問題も
あった。
面側に一般的には、ねじで直接もしくは熱伝導性グリー
スを介して固着するパワーモジュールは熱を効率的にヒ
ートシンクへ逃がす必要があるため、この固着面の平面
度やグリースを均一に薄く塗る工法が生産上重要な管理
項目であり、これらの管理が不十分であると、パワーモ
ジュールからの放熱が十分とれずにパワーモジュールを
破壊させる原因となっていた。
れたものであり、パワーモジュール等の被冷却体の発熱
を効率よく逃がすことのできるヒートシンクを得ること
を目的とする。
ンクは、被冷却体と裏面において近接するヒートシンク
ベースと、上記ヒートシンクベースの表面に立設された
フィンと、上記ヒートシンクベースの内部に設けられ、
上記ヒートシンクベース及びフィンよりも熱伝導性の良
好な材料で形成されたヒートシンクベース付加部材とを
備えたものである。
トシンクベースの内部の被冷却体が近接する領域からフ
ィンが立設された領域まで延在するものである。
ンクベースの表面に立設され、ヒートシンクベース付加
部材は、上記ヒートシンクベースの内部の被冷却体が近
接する領域から上記複数のフィンが立設された領域のそ
れぞれまで延在するものである。
トシンクベースの表面又は裏面に露出しているものであ
る。
を有するものである。
の貫通穴を有するものである。
トシンクベースに覆われているものである。
施の形態1におけるヒートシンク、及びそれにより冷却
されるパワーモジュールについて説明するための断面模
式図である。図において1はヒートシンクベース、2は
モータ、3はファン、4はフィン、8はヒートシンクベ
ース1の内部に配置されたヒートシンクベース付加部材
であり、6はこれらの要素からなるヒートシンクであ
る。又、7はヒートシンクベース1の一方の面(以下、
裏面と呼ぶ。)に隣接し、ヒートシンクにより冷却され
る被冷却体であるパワーモジュールである。
は、例えばアルミニウム合金製のヒートシンクベース
1、上記ヒートシンク表面側(上記裏面と反対側)に立
設されたフィン4、このフィン4より熱伝導性の良好な
(例えば、純アルミ製)材料で構成され、ヒートシンク
ベース1の内部に設置されたヒートシンクベース付加部
材8、及び、モータ2により駆動され気流をフィン4に
向けて送り込むファン3とを備えたものである。
し、裏面側にはパワーモジュール7が直接もしくは熱伝
導性グリース(図示せず)を介して固着されている。
尚、この実施の形態においては、フィン4としては、複
数が互いに平行に配設され、ヒートシンクベース1から
立設した形状のものを用いることができる。
は、フィン4が立設された領域から上記パワーモジュー
ル7が近接する領域まで、ヒートシンクベース1の内部
において延在している。
吹き出された気流は、ファン3に隣接されたフィン4に
向かって流れ、ヒートシンクベース付加部材8が内部に
配設されたヒートシンクベース1からフィン4に伝わっ
たパワーモジュール7から発生した熱量が、フィン間を
通り抜ける気流によって奪われる。
ィン4への伝熱特性は、ヒートシンクベース1の板厚を
大きくとることにより向上させることができるが、フィ
ン4及びヒートシンクベース1をダイカスト法により製
造する場合には、板厚の大きなヒートシンクベース1の
内部が最終凝固域となり、形状不良及び伝熱特性の劣化
の原因となる大きな引け巣が発生しやすいという問題が
ある。しかし、引け巣が発生しやすいヒートシンクベー
ス1にヒートシンクベース付加部材8を鋳ぐるみ中子と
して、例えばダイカスト法で予め別工程にて製造し、鋳
込むことにより、最終凝固域をヒートシンクベース付加
部材8以外の位置にずらすことができる。
(a)に示すように、引け巣10がヒートシンクベース
1の略中央部に形成され、伝熱特性を劣化させていた
が、本実施の形態においては図2(b)に示すように、
パワーモジュール7の熱を逃す上で問題とならない位置
に引け巣10の発生位置をもってくることによって、ヒ
ートシンク6の放熱特性の大幅な向上が達成できる。
加部材8を高熱伝導、例えば純アルミ系の材料とし、一
方、ヒートシンクベース1及びフィン4の部材を、一般
的に用いられるダイカスト用のアルミ合金(例えば、A
DC12等)の溶湯の流動性が良好な材料にすることに
よって、伝熱特性を向上させることができ、かつフィン
先端部への充填が容易であり、その結果ヒートシンクベ
ース1の板厚を減少させてヒートシンク自体の軽量化を
図りつつ、伝熱特性が安定し、さらには量産性が向上す
るというメリットもある。
は、モータ2及びファン3を備えた構造であったが、こ
れらを備えない自冷式の構造であっても、同様の効果を
示す。
2におけるヒートシンク、及びそれにより冷却されるパ
ワーモジュールについて説明するための断面模式図であ
る。なお、図3(a)は上記ヒートシンクの断面模式図
であり、図3(b)は、説明の便宜のため、ファン3、
およびモータ2を取り外した状態の上記ヒートシンク6
をパワーモジュール7が取り付けられている側と反対側
(即ち、表面側)からみた平面模式図である。
に立設されたフィン4より熱伝導性の良好な材料で構成
されたヒートシンクベース付加部材8を内部に備えたヒ
ートシンクベース1に、フィン4および複数のフィン4
に囲まれたファン3直下の空間9からなる冷却部5が配
置されており、冷却部5にファン3とモータ2が対向し
て設けられており、ヒートシンクベース1に対して冷却
部5の反対側にはパワーモジュール7が直接もしくは熱
伝導性グリース(図示せず)を介して固着されている。
ベース1に立設するとともに冷却部5の中心部にはフィ
ン4の内面の端部に囲まれた空間9が配置される。ま
た、ヒートシンクベース付加部材8は、フィン4が立設
された領域から上記パワーモジュール7が近接する領域
まで延在している。
吹き出された気流は、ファン直下のヒートシンクベース
1に衝突して方向を変え、フィン間内周部より流入し、
外周に向かって流れる。このとき空気はモータ2の回転
方向に方向性をもって流れるため、これが抵抗なく導け
るように、フィン4の内面の端部は図3(b)に示すよ
うに偏向している。さらに、ファン3から吹き出された
気流は、フィン4の出口においては基本的に湾曲したフ
ィン4に沿って外に向かって流れる。
る。上述したように、まず気流はファン直下のヒートシ
ンクベース1に衝突するため、ここでヒートシンクベー
ス1から100W/m2K近い熱を奪う。ヒートシンク
ベース1に衝突した後、気流はフィン側に向かいフィン
の内部の端部に衝突し、ここでも100W/m2K程度
の熱を奪うことができる。さらに、気流はフィン4に沿
って流れ、フィン側面およびヒートシンクベース1から
数十W/m2K程度の熱を奪うことができる。なお、モ
ーター直下は気流が流れないため、放熱特性は他の部分
に比べると極端に悪くなるが、高熱伝導性の材料で構成
されたヒートシンクベース付加部材8が介在することに
より、パワーモジュール7で発生した熱量は、ヒートシ
ンクベース1の表面へと効率よく伝熱される。
介在する場合と介在しない場合の、冷却性能の違いを示
す図であり、この図に示されるように、ヒートシンクベ
ース付加部材8が介在することで、パワーモジュール7
を使用可能温度に冷却することが可能となる。
ヒートシンク、及びそれにより冷却されるパワーモジュ
ールについて説明するための断面模式図である。
a、4bおよび空間9a、9bからなる冷却部5a、5
bがヒートシンクベース1の表面側に配置されており、
冷却部5aにのみファン3とモータ2が対向して設けら
れており、ヒートシンクベース付加部材8は、フィン4
a、4bが立設された領域からパワーモジュール7が近
接する領域まで延在しており、ヒートシンクベース1と
の密着性を確保するために、表面には小さな凹凸形状
(図示せず)を備えている。なお、冷却部5aと5bは
互いに10mm程度の間隙を確保した状態で併設されて
いる。
吹き出された気流は、ファン直下のヒートシンクベース
1に衝突して方向を変え、フィン間内周部より流入し、
外周に向かって流れる。このとき空気はモータ2の回転
方向に方向性をもって流れるため、これが抵抗なく導け
るように、フィン4aの形状は図3(b)に示したよう
に偏向している。さらに、ファン3から吹き出された気
流は、フィン4aの出口においては基本的に湾曲したフ
ィン4aに沿って外に向かって流れるが、冷却部5bに
隣接する辺においては、冷却部5aからの空気が冷却部
5bに衝突する。
は、実施の形態2で示したようにヒートシンクベース1
から冷却部5aを形成するフィン4aへと伝熱され、フ
ァン3からの気流によってその熱は奪われる。また、パ
ワーモジュール7で発生した熱の一部は、ヒートシンク
ベース付加部材8を有するヒートシンクベース1を介し
て、効率的に冷却部5bへと伝達され、フィン4bから
放熱されると共に、冷却部5aの隣接する部分から流出
した気流がフィン4bに衝突することにより、冷却部5
bにおける伝熱特性を更に向上させることが可能とな
る。
5bを有するヒートシンク6を例えばダイカスト法で製
造した場合においては、従来、金型との離型性が悪いと
いう問題があった。すなわち、ダイカストした製品は金
型内で徐々に冷却されるため、金型より熱膨張係数が大
きいアルミ製のヒートシンク6は金型より収縮量が大き
くなる。その結果、複数の冷却部のフィンは金型に抱き
つくように変形しようとするため、フィンと金型の摩擦
力によって金型から取り出せなくなることがあった。こ
れを防止するには、金型から押し出すタイミングを早く
する必要があるが、この場合はヒートシンクベースの温
度が高い状態であるため、ヒートシンクベースは金型取
りだし後自由収縮するため、大きなひずみが発生してし
まう。
複数の冷却部5a、5bを結んだ領域にヒートシンクベ
ース付加部材8を挿入するので、ダイカスト時にヒート
シンクベース付加部材8はアルミの溶湯によって加熱さ
れ、熱膨張し、一方溶湯は凝固収縮を発生する。したが
って、ヒートシンクベース1の収縮量は上記ヒートシン
クベース付加部材8によって抑制され、ヒートシンクベ
ース1が金型内である程度冷却させた場合でも金型から
容易に離型できるようになり、格段に生産性が向上し
た。一方、複数のヒートシンクベース付加部材8を各冷
却部5a、5bに対してそれぞれ挿入した場合には、該
冷却部5a、5bそれぞれにおいては収縮が低減できる
ものの、それらが互いに近づくように収縮するので離型
しにくくなるという問題は残る。
加部材8は、ヒートシンクベース裏面側に露出しない構
造を示している。ヒートシンクベース付加部材8を鋳ぐ
るみ中子としたダイカストによる製造の際には、パワー
モジュール7を固着するヒートシンクベース1の裏面側
はダイカストにより成形されるため、面性状、平面度が
確保される。言い換えると、ヒートシンクベース付加部
材8を最終製品形状の精度を左右しない様に、概略ヒー
トシンクベース内部に配置することによって、ヒートシ
ンクベース付加部材8は低い寸法精度で安価で製造でき
るというメリットがある。
付加部材8の全てをヒートシンクベース1の内部に配置
させていたが、パワーモジュール7が固着される部分以
外の部分において、ヒートシンクベース付加部材8を露
出させてもかまわない。
ジュール7がヒートシンクベース1に対して比較的小さ
い場合により効果を発し、パワーモジュール7の取り付
け位置を、ヒートシンクベース1の端部から中央部まで
自由に選定できるという効果もある。
bに対してはファンを設置させていないが、冷却部5a
同様、冷却部5bに対向するようにファンを設置させる
と、さらに放熱特性が向上することは言うまでもない。
の冷却部を備えていてもかまわないし、それら2個以上
の冷却部の立設された領域からパワーモジュールの近接
する領域まで延在するヒートシンクベース付加部材を設
置しても良く、この場合においても同様の効果を有す
る。
bに空間9bを設けているが、冷却部5bにはフィン4
bが存在していれば良く、このフィン4bに囲まれる空
間9bを設けていなくてもかまわない。
ヒートシンク、及びそれに隣接するパワーモジュールに
ついて説明するための断面模式図である。なお、本実施
の形態においては、ヒートシンクベース付加部材の形状
及びファンの個数を除いたその他の点については、実施
の形態3と同様である。
a、4bおよび空間9a、9bからなる冷却部5a、5
bが、ヒートシンクベース1の表面側に配置されてお
り、冷却部5a、5bにそれぞれファン3a、3bとモ
ータ2a、2bが対向して設けられている。又、ヒート
シンクベース付加部材8は、フィン4a、4bが立設さ
れた領域からパワーモジュールが近接する領域まで延在
しており、冷却部5a、5bが設置されているヒートシ
ンクベース表面側と、冷却部5aと5bの間隙部分のヒ
ートシンク裏面側とにそれぞれ露出している。なお、冷
却部5aと5bは互いに10mm程度の間隙で併設され
ている。
は、実施の形態2で示したようにヒートシンクベース1
から冷却部5aを形成するフィン4aへと伝熱され、フ
ァン3aからの気流によってその熱は奪われる。また、
パワーモジュール7から発生した熱の一部は、ヒートシ
ンクベース1及びヒートシンクベース付加部材8を介し
て、冷却部5bへと伝達され、ファン3bからの気流に
よってフィン4bから放熱される。
鋳ぐるみ中子としてダイカストによる製造を行う際に
は、ヒートシンクベース付加部材8の形状を、冷却部5
a、5bが設置されているヒートシンクベース表面側と
冷却部5aと5bの間隙部分のヒートシンク裏面側とに
それぞれ露出した形状とすることにより、ヒートシンク
の製造時における、金型の型締め時のヒートシンク付加
部材の位置決めが着実となり、生産性が高まり、製品品
質が安定する。
モーター直下は気流が流れないため放熱特性は他の部分
と比べると極端に悪くなるが、ヒートシンクベース付加
部材8に高熱伝導性の材料を用いることによって、パワ
ーモジュール7で発生した熱量が効率よくフィン4aへ
と伝達される。すなわち、実施の形態5においては、ヒ
ートシンク付加部材8のファン直下の部分をヒートシン
クベース表面側に露出させ、かつ、その部分の厚みを大
きくすることで更に伝熱効率を向上させたものとなって
いる。
トシンクベース付加部材8に高熱伝導性の材料を用いる
ことによって、パワーモジュール7で発生した熱量の一
部が冷却部5bへと効率よく伝達されるが、実施の形態
4においては、ヒートシンク部材8の冷却部5a及び5
bの間隙部分をヒートシンクベース裏面側に露出させ、
上記間隙部分のヒートシンクベース付加部材8の板厚を
大きくすることで更に伝熱効率を向上させることが可能
である。
よるヒートシンク、及びそれに隣接するパワーモジュー
ルについて説明するための断面模式図である。図7にお
いては、ヒートシンクベース付加部材8のパワーモジュ
ール7に対向する側に角柱状の突起8aを設けており、
ヒートシンクベース裏面側に露出している。
突起8aとは別に、凹凸8bを設けており、これによ
り、ヒートシンクベース1との密着性を向上させ、熱伝
導性を向上させている。これは、実施の形態3において
小さな凹凸を設けたことと同様である。
ートシンクベース1とヒートシンクベース付加部材8へ
と伝熱され、さらに実施の形態1乃至4で示したよう
に、冷却部5を構成するフィン4へと伝熱される。
付加部材8の端部の角柱状突起8aをヒートシンクベー
ス裏面側に露出させることにより、ヒートシンクベース
付加部材8を鋳ぐるみ中子としたダイカストによる製造
を行う際の金型内における中子の位置決めの役割を持た
せることによってヒートシンクベース1の熱伝導特性を
安定化させると共に、パワーモジュール7が固着される
領域が中子と直接接触しないため、中子の形状精度が悪
くとも最終製品の上記領域の平面度を高く保つことがで
き、その結果、実施の形態3と同様製品を安価に製造で
きる。
ートシンクベース厚を10mm、突起8aの高さを2m
mとすると、中子はヒートシンクベース1の厚さ方向の
中心に配置されることとなり、製品のそりを抑制するこ
とができる。すなわち、金型内に中子をセットしてダイ
カストすると、アルミの溶湯は、予熱していたとしても
200℃程度の中子に接して冷却される。この時、ヒー
トシンクベース内に温度分布が発生すると、室温までの
冷却に伴う収縮量が異なってしまい、例えばヒートシン
クベース裏面側にヒートシンク付加部材8が露出してい
ると、裏面側が凸状に反ってしまう。そのような形状で
はパワーモジュール7をヒートシンクに密着して固定す
ることができないため、パワーモジュール7の熱を安定
して逃すことができなくなる。本実施の形態において
は、そのような反りを無くすことができ、上記問題点を
解決することが可能となる。
トシンクベース1の裏面側のパワーモジュール7が固着
される部分の形状を、ダイカスト製造時における湯流れ
方向に沿って角柱が連設するような形状とすることによ
っても、図7と類似の効果が得られる。この場合は、金
型に突起を設けることによってヒートシンクベース付加
部材8を金型内に固定するため、ヒートシンクベース付
加部材8に突起を設ける必要がなくなり、ヒートシンク
ベース付加部材8の形状の簡素化、形状精度の低下が許
容されるため、さらに製品を安価に製造することができ
る。
は、ヒートシンクベース裏面側のパワーモジュール7が
固着される部分に細い溝状の凹部1aが形成されるた
め、パワーモジュール7を熱伝導グリース(図示せず)
等によって固着する際には、ヒートシンクベース裏面側
の凹部分1aはグリースの逃げ溝としての作用が生じ、
グリース塗布厚みを薄く均一にすることができ、パワー
モジュール7の密着性が高まり、伝熱特性が向上される
というメリットもある。
性の向上ならびに取り付け性の向上に対する小さな凹凸
形状は、図8(b)に示すようにヒートシンクベースベ
ース付加部材8に直接設けられても類似の効果が得られ
ることは言うまでもないが、この場合には、ヒートシン
クベース付加部材8に高い形状精度が要求されるととも
に、鋳ぐるみ時のひずみの発生、即ちヒートシンクベー
ス1の反りを抑制する必要がある。
ンクベース付加部材8に角柱の突起8aを設けたが、円
柱状の突起においても類似の効果を有する。ただし、溶
湯の流れの方向において分割された形状の場合は、巣の
発生が起きやすくなるという問題を有する。
ヒートシンク、及びそれに隣接するパワーモジュールに
ついて説明するための断面模式図である。
鋳造法で製造した高熱伝導性のアルミから成るヒートシ
ンクベース付加部材8を、ダイカスト装置の200℃程
度に加熱された金型の中にセットし、溶融したアルミを
金型内に高圧で射出し、凝固させる。その結果、ヒート
シンクベース付加部材8がヒートシンクベース1に固着
される。しかし、その固着状態を評価してみると、ほと
んど強度を有しない場合がある。
表面にアルミ酸化物が形成されており、溶融アルミを射
出させた場合にヒートシンク付加部材8の表面に飛散し
てきた溶融アルミは、ヒートシンクベース付加部材8に
より急激に熱を奪われ凝固する。アルミ酸化物は周知の
通りアルミより融点が高いため、溶融アルミの運動エネ
ルギによって、酸化皮膜を破壊できた時のみ下地のアル
ミの清浄な面が出てアルミ同士が強固に固着できる。固
着力が不十分な場合は冷却時の収縮力が固着力を上回っ
てしまい、ヒートシンクベース付加部材とヒートシンク
ベースの界面が剥離してしまう。
裏面に固着し、冷却のためのフィン4はその反対側に立
設させているため、熱のかなりの部分は裏面側のヒート
シンクベース1からヒートシンクベース付加部材8を通
ってフィン4が立設する側のヒートシンクベース1に拡
がりながら抜ける必要がある。このとき、界面に空間が
あると熱が遮断されてしまい、所望の熱特性が得られな
くなる。とくに界面の状態は外観からの判定が難しく、
品質上大きな問題であった。界面を強固に固着するには
ヒートシンクベース付加部材8の表面に亜鉛等のメッキ
をすることが効果的であるが、メッキのためのコストが
必要となるため、安価な方法が望まれていた。
ース付加部材8に裏面から表面側へ貫通穴(穴の側壁を
8cとして示す。)を形成しているため、フィン4が立
設している表面側のヒートシンクベース1と裏面側のヒ
ートシンクベース1がこの貫通穴を通じて一体化されて
おり、ヒートシンクベース1とヒートシンクベース付加
部材8が密着でき、しかも、熱の流れが妨げられない。
とくに貫通穴(8c)には溶融アルミが詰まるため、こ
の部分の冷却時における初期温度と冷却後の温度の差
は、ヒートシンクベース付加部材8における温度差の約
2倍以上となり、その結果、収縮量が大きく常にヒート
シンクベース1とヒートシンクベース付加部材8の界面
に圧縮応力が働く構造となる。なお、穴の数はヒートシ
ンクベース1の面積に応じて適宜形成すればよい。ま
た、穴の大きさはヒートシンクベース付加部材8の板厚
の2倍程度までが裏面側の平面度を確保するためには好
ましい。尚、これ以上の大きさになると、収縮力でひず
みが発生する。
るヒートシンク、及びそれに隣接するパワーモジュール
について説明するための断面模式図である。
ース付加部材8に凹部8dを形成し、かつ、ヒートシン
クベース1とヒートシンクベース付加部材8にねじ穴1
1を加工したものであるが、凹部8dを形成することに
よってヒートシンクベース1とヒートシンクベース付加
部材8の密着性を向上させるとともに、ねじ穴11を用
いてねじ止めすることで、パワーモジュール7とヒート
シンクベース1に挟まれたヒートシンクベース付加部材
8を、パワーモジュール7とヒートシンクベース1に機
械的に勘合させることができるという効果がある。
に起因するせん断応力でヒートシンクベース付加部材8
とヒートシンクベース1が剥離するのを防ぐ。
クベース付加部材8が一体化できるため、繰り返し使用
した場合でも、温度サイクルでヒートシンクベース付加
部材8が剥離してしまうことがなく、信頼性が確保でき
る。
ィンをそれぞれ複数備えていたが、渦巻き形状等にする
とで、複数とせずに単一のものとしても良いことは言う
までもない。
体と裏面において近接するヒートシンクベースと、上記
ヒートシンクベースの表面に立設されたフィンと、上記
ヒートシンクベースの内部に設けられ、上記ヒートシン
クベース及びフィンよりも熱伝導性の良好な材料で形成
されたヒートシンクベース付加部材とを備えたので、被
冷却体の発熱を効率よく逃がすことができる。
トシンクベースの内部の被冷却体が近接する領域からフ
ィンが立設された領域まで延在するので、被冷却体の発
熱をより効率よく逃がすことができる。
ンクベースの表面に立設され、ヒートシンクベース付加
部材は、上記ヒートシンクベースの内部の被冷却体が近
接する領域から上記複数のフィンが立設された領域のそ
れぞれまで延在するので、被冷却体の発熱をより効率よ
く逃がすことができる。
トシンクベースの表面又は裏面に露出しているので、製
造時における位置決めが容易となり、生産性が高まるか
ら、製品品質が安定する。
を有するので、ヒートシンクベースとの密着性が高ま
り、熱伝導性を向上することができる。
の貫通穴を有するので、ヒートシンクベースとの密着性
が高まり、熱伝導性を向上することができる。
トシンクベースに覆われているので、寸法精度が低くて
も良く、そのため、安価に製造することが可能となる。
2b モータ、3、3a、3b ファン、 4、4a、
4b フィン、5、5a、5b 冷却部、 6 ヒート
シンク、7 パワーモジュール、 8 ヒートシンクベ
ース付加部材、8a 突起、 8b 凹凸、 8c 貫
通穴の側壁、 8d 凹部、9、9a、9b 空間、
10 引け巣、 11 ねじ穴。
Claims (7)
- 【請求項1】 被冷却体と裏面において近接するヒート
シンクベースと、 上記ヒートシンクベースの表面に立設されたフィンと、 上記ヒートシンクベースの内部に設けられ、上記ヒート
シンクベース及びフィンよりも熱伝導性の良好な材料で
形成されたヒートシンクベース付加部材とを備えたヒー
トシンク。 - 【請求項2】 ヒートシンクベース付加部材は、ヒート
シンクベースの内部の被冷却体が近接する領域からフィ
ンが立設された領域まで延在することを特徴とする請求
項1記載のヒートシンク。 - 【請求項3】 複数のフィンが所定の間隔でヒートシン
クベースの表面に立設され、 ヒートシンクベース付加部材は、上記ヒートシンクベー
スの内部の被冷却体が近接する領域から上記複数のフィ
ンが立設された領域のそれぞれまで延在することを特徴
とする請求項1記載のヒートシンク。 - 【請求項4】 ヒートシンクベース付加部材は、ヒート
シンクベースの表面又は裏面に露出していることを特徴
とする請求項1記載のヒートシンク。 - 【請求項5】 ヒートシンクベース付加部材は、凹凸を
有することを特徴とする請求項1記載のヒートシンク。 - 【請求項6】 ヒートシンクベース付加部材は、複数の
貫通穴を有することを特徴とする請求項1記載のヒート
シンク。 - 【請求項7】 ヒートシンクベース付加部材は、ヒート
シンクベースに覆われていることを特徴とする請求項1
記載のヒートシンク。
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