JP2005335170A - 成形用金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】 冷風撹拌型の射出成形用金型において、表層に露出した冷却部材を備えることで、室温までの冷却を効果的に行うことができるようにする。
【解決手段】 冷却フィン回転軸(回動軸)10を中心に円周方向に回転可能な冷却フィン(冷却部材)7が露出される。この冷却フィン7は収納可能なので、金型取付け作業性はこれまでと同等で、金型メンテナンスなどによる室温までの降温が必要なときは、冷却フィンを表層に露出することにより金型表面積が大きくなり、熱伝導性の大きい銅系材料、アルミ系材料を使用しており、冷却フィン支持棒にも温度制御用冷却穴を設けているため放熱性に優れた射出成形用金型を提供することができる。また、冷却フィン収納部に断熱材を設けているため、冷却フィン収納時は金型温度の放熱を防ぐことが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高温での射出成形に用いられ、例えば冷却フィンでの室温などにより冷却を行う冷風撹拌型の成形用金型に関する。
従来より、型締めにより固定側金型と可動側金型とで成形用キャビティを作り、キャビティ内に成形樹脂を供給して成形品を得る射出成形金型装置では、電熱制御及び油媒体などの加熱温調機を使用し金型温度100度以上の高温で使用する際、金型の昇温、降温工程では温調機などを使用し、媒体として油などを温度制御用冷却穴に循環させ熱交換で行っている。
また、本出願人により先に出願されている特許文献1のものは、コールドランナー方式の射出成型用金型において、冷却水用流路を内部に設け、溶解樹脂の流動方向上流側端の円錐形状部と、その円錐形状部の反対側の円柱形状部端に配置された弾性体とを備えるようにしている。
特開2004−106254号公報
しかしながら、金型メンテナンスなどによる設備停止時には金型温度を室温まで下げる必要があり、上述した従来の射出成形金型装置では上記した降温工程として降温を行っているが、一般的に金型固定側に比べ金型可動側の容積が大きいため、室温まで下げるのには多くの時間が費やされてしまっている。
また、上述した特許文献1のものは、冷却水用流路を内部に設けることにより、所定の形成品をより短い冷却時間で得られるようにしているものであり、金型温度100度以上の高温で使用される用途での冷風撹拌型の冷却効率を高めることについてまで考慮されたものではなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、冷風撹拌型の射出成形用金型において、表層に露出した冷却部材を備えることで、室温までの冷却を効果的に行うことができる成形用金型を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明に係る成形用金型は、冷風撹拌型の成形用金型において、金型外周部に回動軸が設けられ、該回動軸の円周方向に回動可能な冷却部材と、金型外周部に冷却部材を収納する冷却部材収納部とを備えたことを特徴とする。
上記した冷却部材収納部に、金型温度の放熱を防ぐ断熱材を備えることが好ましい。
上記した冷却部材形状は四角棒状または/および三角棒状であることが好ましい。
上記した冷却部材形状は放熱用溝が凹設されることが好ましい。
上記した冷却部材は、銅系材料またはアルミ系材料で構成されることが好ましい。
上記した冷却部材は複数設けられていることが好ましい。
上記した回動軸に温度制御冷却穴が開設されていることが好ましい。
型締めにより固定側金型と可動側金型とで成形用キャビティを作り、キャビティ内に成形樹脂を供給して成形品を得る成形用金型であり、電熱制御及び油媒体での加熱温調機を使用して金型温度100度以上の高温に加熱されて使用されることが好ましい。
以上のように、本発明によれば、冷風撹拌型の射出成形用金型において、表層に露出した冷却部材を備えることで、室温までの冷却を効果的に行うことができる。
次に、本発明に係る成型用金型を、射出成形金型装置に適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本発明の実施形態としての射出成形金型装置は、型締めにより固定側金型と可動側金型とで成形用キャビティを作り、キャビティ内に成形樹脂を供給して成形品を得る射出成形金型装置で、電熱制御及び油媒体などの加熱温調機を使用し金型温度100度以上の高温で使用する射出成形金型装置において、図1に示すように、固定側取付板1と、固定側型板2と、温度制御用冷却穴3と、可動側型板4と、受け板と、スペーサーブロック5と、可動側取付板6とを備えて成る射出成形用金型で、金型の昇温、降温工程は温調機などを使用し、媒体として油などを温度制御用冷却穴に循環させ熱交換で行っている。
また、冷却フィン(ブロック)回転軸(回動軸)10を中心に円周方向に回転可能な冷却フィン(ブロック)(冷却部材)7が露出される。この冷却フィン(ブロック)7は収納可能なので、金型取付け作業性はこれまでと同等で、金型メンテナンスなどによる室温までの降温が必要なときは、冷却フィン(ブロック)を表層に露出することにより金型表面積が大きくなり、熱伝導性の大きい銅系材料、アルミ系材料を使用しており、冷却フィン(ブロック)支持棒にも温度制御用冷却穴を設けているため放熱性に優れた射出成形用金型を提供することができる。
また、冷却フィン(ブロック)収納部に断熱材を設けているため、冷却フィン(ブロック)収納時は金型温度の放熱を防ぐことが可能となる。
本発明を適用した射出成形金型装置の第1の実施例について、図1から図3を参照して説明する。
この第1の実施例では、上述した冷却フィン(ブロック)が図1に示すように金型表層部に設けられており、表面積を大きくすることで放射性が高くなり金型の降温時間が短くなる作用を利用し、また熱伝導率の高い材料を使用し温度制御用冷却穴を設けているので、さらに金型の降温時間が短くなる射出成形用金型が得られる。
本発明を適用した射出成形金型装置の第2の実施例について、図4から図6を参照して説明する。
この第2の実施例では、上述した第1の実施例に対して冷却フィン(ブロック)を複数設けるようにしてあり、各冷却フィン(ブロック)の形状を図6のように四角棒状や三角棒状などにすることで、金型構造上ボルト穴などにより冷却フィン(ブロック)が取付けられない場所を回避することが可能となっている。
また、冷却フィン(ブロック)収納部に断熱材を設けているので、収納時は金型温度の放熱を防ぐことできる。
以上のように、本発明の各実施例としての射出成形金型装置では、金型外周部に軸を設けその軸に円周方向に回転可能な冷却フィン(ブロック)を設け、また金型外周部に冷却フィン(ブロック)収納部を設けている。
このように、射出成形用金型の表面部に収納可能な冷却フィン(ブロック)を有し、冷却フィン(ブロック)を表層に露出することで、金型表面積が大きくなり、熱伝導率の大きい材質で作られているため、例えば金型メンテナンスで室温までの降温が必要なときなどであっても、放熱性に優れた金型を提供することができる。
また、冷却フィン(ブロック)が収納可能なため、金型段取りに優れた成形用金型を提供できる。
また、冷却フィン(ブロック)収納部に断熱材が設けられているため、収納時には放熱を防ぐことができる。
また、冷却フィン(ブロック)形状を四角棒状または/および三角棒状とし、その形状の冷却フィン(ブロック)が複数設けられている構成とすることにより、表面積を大きくすると共に取付けられない場所を回避することもできる両方の性質を兼ね備えることができ、放熱性に優れた成形用金型を提供することができる。
また、冷却フィン(ブロック)の内側に放熱用溝を凹設することで、より放熱性に優れた金型を提供することができる。
また、冷却フィン(ブロック)が銅系材料、アルミ系材料で構成されているため、放熱性に優れた成形用金型を提供することができる。
また、冷却フィン(ブロック)が複数設けられている構成とすることで、放熱性に優れた成形用金型を提供することができる。
また、冷却フィン(ブロック)回転軸に温度制御用冷却穴が開設されているため、放熱性に優れた成形用金型を提供することができる。
なお、上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、例えば上述したように種々変形して実施することが可能である。
本発明の第1の実施例としての射出成形用金型を示す側面図である。 同、正面図である。 該射出成形用金型における冷却フィン(ブロック)の側面図および内側面図である。 本発明の第2の実施例としての射出成形用金型を示す側面図である。 同、正面図である。 該射出成形用金型における冷却フィン(ブロック)の側面図および内側面図である。
符号の説明
1 固定側取付板
2 固定側型板
3 温度制御用冷却穴
4 可動側型板
5 受け板(スペーサーブロック)
6 可動側取付板
7 冷却フィン(冷却部材)
8 断熱材
9 放熱用溝
10 冷却フィン(ブロック)回転軸(回動軸)
11 可動用軸

Claims (8)

  1. 冷風撹拌型の成形用金型において、金型外周部に回動軸が設けられ、該回動軸の円周方向に回動可能な冷却部材と、金型外周部に前記冷却部材を収納する冷却部材収納部とを備えたことを特徴とする成形用金型。
  2. 前記冷却部材収納部に、金型温度の放熱を防ぐ断熱材を備えたことを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  3. 前記冷却部材形状は四角棒状または/および三角棒状であることを特徴とする請求項1または2記載の成形用金型。
  4. 前記冷却部材形状は放熱用溝が凹設されたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の成形用金型。
  5. 前記冷却部材は、銅系材料またはアルミ系材料で構成されることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の成形用金型。
  6. 前記冷却部材は複数設けられていることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の成形用金型。
  7. 前記回動軸に温度制御冷却穴が開設されていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の成形用金型。
  8. 型締めにより固定側金型と可動側金型とで成形用キャビティを作り、キャビティ内に成形樹脂を供給して成形品を得る成形用金型であり、
    電熱制御及び油媒体での加熱温調機を使用して金型温度100度以上の高温に加熱されて使用されることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の成形用金型。
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