JP2001166886A - 多重化記憶制御装置 - Google Patents

多重化記憶制御装置

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JP2001166886A
JP2001166886A JP2000284246A JP2000284246A JP2001166886A JP 2001166886 A JP2001166886 A JP 2001166886A JP 2000284246 A JP2000284246 A JP 2000284246A JP 2000284246 A JP2000284246 A JP 2000284246A JP 2001166886 A JP2001166886 A JP 2001166886A
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JP2000284246A
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Yasuhiro Inagaki
泰広 稲垣
Masakazu Kato
雅一 加藤
Katsunori Yamada
勝則 山田
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホストコンピュータからのコマンドを実際に実
行するまでの処理時間を短縮し、全体の処理速度を向上
する。 【解決手段】ホストコンピュータからコマンドをコマン
ド保持部に保持し、レジスタのコマンドを参照して保持
したコマンドがデータ転送を伴うコマンドか、データ転
送を伴わないコマンドかを判別する。データ転送を伴う
コマンドであれば、切替信号出力部からコマンド切替部
に切替識別信号SX、SYを出力する。こうしてデータ
転送を伴うコマンドのときにはCPUを介さずにハード
ウエア構成で制御を行う。また、データ転送を伴わない
コマンドであれば、切替信号出力部からCPUに割込み
を発生する。CPUはコマンド保持部に保持されている
コマンドを解釈し、コマンド切替部に切替識別信号S
X、SYを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一のデータを記
憶する複数の記憶装置に対するアクセス制御を行う多重
化記憶制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいて、例え
ば、ハードディスク装置を外部記憶装置として使用した
ものが知られている。このようなコンピュータシステム
では、ハードディスク装置の故障に対処するために複数
のハードディスク装置を設けてこれらに同一のデータを
書込んでデータの多重化を図り、たとえ1つのハードデ
ィスク装置が故障しても他のハードディスク装置からデ
ータを得ることでデータの保護を図っている。
【0003】このようなデータの多重化を図った多重化
システムとしては、特開平9−27162号公報のもの
が知られている。これは、図7に示すように、ホストコ
ンピュータ1と、2台の磁気ディスク装置2,3と、中
央処理ユニット(以下、CPUと称する。)4と、バス
コントローラ5とからなり、ホストコンピュータ1がコ
マンドを出力するとCPU4がこれを受取って解釈し、
コマンドの種別により一方の磁気ディスク装置2に対し
てコマンドを発行するのか、他方の磁気ディスク装置3
に対してコマンドを発行するのか、それとも両方の磁気
ディスク装置2,3に対してコマンドを発行するのか決
定するようになっている。この決定はCPU4を動作さ
せるソフトウェア上の処理で行うようになっている。
【0004】例えば、ホストコンピュータ1からのコマ
ンドがデータの書込みコマンドの場合、CPU4がこの
コマンドを解釈して両方の磁気ディスク装置2,3にコ
マンドを発行し、バスコントローラ5がコマンドにより
ホストコンピュータ1と2台の磁気ディスク装置2,3
との間でデータ転送ができるように必要な信号線を各磁
気ディスク装置2,3に接続する。そして、ホストコン
ピュータ1は2台の磁気ディスク装置2,3との間でデ
ータ転送を開始する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の多重
化システムでは、ホストコンピュータ1から受取った全
てのコマンドをCPU4が判断し、CPU内部のソフト
ウェア処理によってコマンドを発行する対象となる磁気
ディスク装置を選択し、この選択した磁気ディスク装置
に対してコマンドを発行する。そして、その発行したコ
マンドに基づいてバスコントローラ5が磁気ディスク装
置とホストコンピュータとの間でこのコマンドを実行す
るために必要な制御線を対象となる磁気ディスク装置に
接続することになる。更に、CPUではこのコマンド処
理の他に、コマンドを受けた磁気ディスク装置でエラー
が発生した場合のエラー処理もソフトウェア上で行うよ
うになっている。
【0006】このように、ホストコンピュータからの全
てのコマンドの判断をCPU内部のソフトウェア処理に
よって行っていたため、コマンドを実際に実行するまで
の処理時間が長くなってしまうという問題があった。ホ
ストコンピュータから送られてくるコマンドとしては、
読込みコマンドや書込みコマンドといったデータ転送を
伴うコマンド、及び磁気ディスク装置の設定に関するコ
マンド等のデータ転送を伴わないコマンドがある。磁気
ディスク装置の起動後は、読込みコマンドと書込みコマ
ンドが頻繁に送られてくるので、読込みコマンドと書込
みコマンドを実際に実行するまでの処理時間が長くなる
と、多重化システム全体の処理速度が遅くなってしまう
という問題があった。また、全てのコマンドの判断と、
エラー処理をCPU内部のソフトウェア処理で短時間に
行うためには判断能力の高い高価なCPUにする必要が
あり、高価な多重化記憶制御装置となってしまう。
【0007】そこで、各請求項記載の発明は、ホストコ
ンピュータからのデータ転送を伴うコマンドをCPUの
関与無しに解釈してコマンドを実行させるための制御線
を各記憶装置に選択的に接続させる処理を行うことでホ
ストコンピュータからのコマンドを磁気ディスク装置が
実際に実行するまでの処理時間を短縮でき、多重化シス
テムの処理速度を向上させることができる低価格な多重
化記憶制御装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ホストコンピュータからのコマンドを解釈するコマンド
解釈手段と、同一のデータを記憶する複数の記憶装置の
1又は複数に対してコマンドを発行するコマンド切替手
段と、中央処理ユニットを備え、コマンド解釈手段は、
ホストコンピュータからのコマンドを保持するコマンド
保持部と、この保持されたコマンドがデータ転送を伴う
コマンドであるか否かを判別するコマンド判別部と、こ
のコマンド判別部がデータ転送を伴うコマンドを判別す
ると、このコマンドが対象とする記憶装置を選択する選
択信号を出力し、コマンド判別部がデータ転送を伴わな
いコマンドを判別すると、中央処理ユニットへの通知信
号を出力する切替信号出力部で構成し、中央処理ユニッ
トは、通知信号を受けると、データ転送を伴わないコマ
ンドを解釈し、このコマンドが対象とする記憶装置を選
択する選択信号を出力し、コマンド切替手段は切替信号
出力部又は中央処理ユニットからの選択信号によって、
コマンドを実行させるための制御線を各記憶装置に選択
的に接続し、制御線が接続された記憶装置にコマンドを
発行することにある。
【0009】請求項2記載の発明は、ホストコンピュー
タからのコマンドを解釈するコマンド解釈手段と、同一
のデータを記憶する複数の記憶装置の1又は複数に対し
てコマンドを発行するコマンド切替手段と、中央処理ユ
ニットと、各記憶装置のエラーを検出するエラー検出手
段を備え、コマンド解釈手段は、ホストコンピュータか
らのコマンドを保持するコマンド保持部と、この保持さ
れたコマンドがデータ転送を伴うコマンドであるか否か
を判別するコマンド判別部と、このコマンド判別部がデ
ータ転送を伴うコマンドを判別すると、このコマンドが
対象とする記憶装置を選択する選択信号を出力し、コマ
ンド判別部がデータ転送を伴わないコマンドを判別する
と、中央処理ユニットへの通知信号を出力し、かつ、エ
ラー検出手段がエラー検出すると、中央処理ユニットへ
の通知信号を発生する切替信号出力部で構成し、中央処
理ユニットは、データ転送を伴わないコマンドによる通
知信号を受けると、このデータ転送を伴わないコマンド
を解釈し、このコマンドが対象とする記憶装置を選択す
る選択信号を出力し、エラー検出による通知信号を受け
ると、エラー発生の無い記憶装置を選択する選択信号を
出力し、コマンド切替手段は切替信号出力部又は中央処
理ユニットからの選択信号によって、コマンドを実行さ
せるための制御線を各記憶装置に選択的に接続し、制御
線が接続された記憶装置にコマンドを発行することにあ
る。
【0010】請求項3記載の発明は、ホストコンピュー
タからのコマンドを解釈するコマンド解釈手段と、同一
のデータを記憶する複数の記憶装置の1又は複数に対し
てコマンドを発行するコマンド切替手段と、中央処理ユ
ニットと、各記憶装置のエラーを検出するエラー検出手
段を備え、コマンド解釈手段は、ホストコンピュータか
らのコマンドを保持するコマンド保持部と、この保持さ
れたコマンドがデータ転送を伴うコマンドであるか否か
を判別するコマンド判別部と、このコマンド判別部がデ
ータ転送を伴うコマンドを判別すると、このコマンドが
対象とする記憶装置を選択する選択信号を出力し、コマ
ンド判別部がデータ転送を伴わないコマンドを判別する
と、各記憶装置の全てを選択する選択信号を出力し、か
つ、エラー検出手段がエラーを検出すると、中央処理ユ
ニットへの通知信号を発生する切替信号出力部で構成
し、中央処理ユニットは、エラー検出による通知信号を
受けると、エラー発生の無い記憶装置を選択する選択信
号を出力し、コマンド切替手段は、切替信号出力部又は
中央処理ユニットからの選択信号によって、コマンドを
実行させるための制御線を各記憶装置に選択的に接続
し、制御線が接続された記憶装置にコマンドを発行する
ことにある。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれか1記載の多重化記憶制御装置において、データ
転送を伴うコマンドを設定したコマンド設定部を備え、
コマンド判別部は、コマンド保持部で保持されたコマン
ドをコマンド設定部に設定されたコマンドと比較してデ
ータ転送を伴うコマンドか否かを判別することにある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (第1の実施の形態)図1は多重化システムの全体構成
を示すブロック図で、11はホストコンピュータ、12
は記憶装置としての第1の磁気ディスク装置、13は記
憶装置としての第2の磁気ディスク装置、14は要部を
構成する多重化記憶制御装置である。
【0013】前記多重化記憶制御装置14は、前記ホス
トコンピュータ11からのコマンドを解釈するコマンド
解釈手段を構成するコマンド解釈部15と、同一のデー
タを記憶する前記各磁気ディスク装置12,13の一方
又は両方に対してコマンドを発行するコマンド切替手段
を構成するコマンド切替部16と、CPU(中央処理ユ
ニット)17と、前記各磁気ディスク装置12,13の
エラーを検出するエラー検出手段を構成するエラー検出
部18とで形成している。
【0014】前記ホストコンピュータ11と前記コマン
ド解釈部15とはライト信号線、アドレスバスライン、
データバスラインによって接続され、前記ホストコンピ
ュータ11と前記コマンド切替部16とはリード信号
線、ライト信号線、アドレスバスラインによって接続さ
れ、前記ホストコンピュータ11と前記各磁気ディスク
装置12、13とはデータバスラインによって接続され
ている。また、前記エラー検出部18はデータバスライ
ンに接続されている。
【0015】前記コマンド切替部16は、図2に示すよ
うに、ホストコンピュータ11からのアドレスバスライ
ンを2つに分岐し、この分岐したアドレスバスラインA
X、AYを前記各磁気ディスク装置12、13の一方又
は両方に選択的に接続させる制御を行う第1の信号分割
部161、前記ホストコンピュータ11からのリード信
号線を2つに分岐し、この分岐したリード信号線RX、
RYを前記各磁気ディスク装置12、13の一方又は両
方に選択的に接続させる制御を行う第2の信号分割部1
62、前記ホストコンピュータ11からのライト信号線
を2つに分岐し、この分岐したライト信号線WX、WY
を前記各磁気ディスク装置12、13の一方又は両方に
選択的に接続させる制御を行う第3の信号分割部163
及び前記コマンド解釈部15で保持されたコマンドを前
記各磁気ディスク装置12、13の一方又は両方に選択
的に発行するコマンド発行部164によって構成してい
る。
【0016】前記コマンド解釈部15は、図3に示すよ
うに、ホストコンピュータ11からのアドレスバスライ
ン、データバスライン、ライト信号線を介して入力する
コマンドを保持するコマンド保持部151、予めデータ
転送を伴うコマンドとして、データを読込むコマンドと
データを書込むコマンドを設定したコマンド設定部を構
成するレジスタ152、このレジスタ152に設定され
たコマンドと前記コマンド保持部151に保持されたコ
マンドを比較して、前記コマンド保持部151に保持さ
れたコマンドがデータを読込むコマンドかデータを書込
むコマンドかまたはそのいずれでもないかを判別する判
別部153及びこのコマンド判別部153の判別結果及
び前記エラー検出部18の結果から切替識別信号SX、
SYを前記コマンド切替部16の各信号分割部161、
162、163に出力するか、前記CPU17に割込信
号を出力するかを決定する切替信号出力部154によっ
て構成し、それぞれは、論理回路からなるハードウェア
からなる。
【0017】前記CPU17は、前記切替信号出力部1
54から割込み信号を受けると前記コマンド解釈部15
のコマンド保持部151に保持されているコマンドを解
釈して切替識別信号SX、SYを前記コマンド切替部1
6の各信号分割部161、162、163に出力するよ
うになっている。
【0018】図4は前記多重化記憶制御装置14の動作
を示す流れ図で、前記エラー検出部18が磁気ディスク
装置のエラーを検出していない状態では、先ず、S1に
て、ホストコンピュータ11からアドレスバスライン、
データバスライン及びライト信号線を介してコマンドを
受理すると、コマンド解釈部15はこの受理したコマン
ドをコマンド保持部151に保持する。
【0019】そして、S3にて、コマンド判別部153
はレジスタ152に設定されているコマンドを参照して
保持したコマンドがデータ転送を伴うコマンドか、デー
タ転送を伴わないコマンドか、もし、データ転送を伴う
コマンドであれば、さらに、磁気ディスク装置からデー
タを読込むコマンドであるか、磁気ディスク装置にデー
タを書込むコマンドであるかを判別する。
【0020】データ転送を伴うコマンドで、磁気ディス
ク装置からデータを読込むコマンドを判別したときに
は、S4にて、コマンド解釈部15は、切替信号出力部
154から出力する切替識別信号SX、SYを、例え
ば、第1の磁気ディスク装置12のみからデータを読込
むため、SXをオン、SYをオフにする。
【0021】この場合の切替信号出力部154は、判別
部の判別結果がデータを読込むコマンドであると、SX
をオン、SYをオフするように論理回路で構成する。ま
た、切替信号出力部154から出力する切替信号SX、
SYを、第2の磁気ディスク装置13のみからデータを
読み込むため、SXをオフ、SYをオンにしてもよい。
この場合の切替信号出力部154は、判別部の判別結果
がデータを読込むコマンドであると、SXをオフ、SY
をオンするように論理回路で構成する。このように、デ
ータを読込むコマンド、データを書込むコマンドをどの
磁気ディスク装置に発行するかは固定できるので、切替
信号出力部154によって切替識別信号SX、SYを固
定的に出力させることができる。
【0022】これにより、S6にて、コマンド切替部1
6では、第1の信号分割部161が切替識別信号SX、
SYを受けてアドレスバスラインAXを第1の磁気ディ
スク装置12に接続させる。また、第2の信号分割部1
62が切替識別信号SX、SYを受けてリード信号線R
Xを第1の磁気ディスク装置12に接続させる。また、
第3の信号分割部163が切替識別信号SX、SYを受
けてライト信号線WXを第1の磁気ディスク装置12に
接続させる。
【0023】そして、S7にて、コマンド切替部16の
コマンド発行部164が第1の磁気ディスク装置12に
対してコマンド解釈部15のコマンド保持部151に保
持されているコマンドを発行する。
【0024】こうして、ホストコンピュータ11は、第
1の磁気ディスク装置12に対してアドレスバスライン
を介してアドレス信号を供給すると共にリード信号線を
介してリード信号を供給し、第1の磁気ディスク装置1
2は、コマンド発行部164からの読込みコマンドを実
行し、読出したデータをデータバスラインを介してホス
トコンピュータ11に送信する。
【0025】また、S3にて、データ転送を伴うコマン
ドで、磁気ディスク装置にデータを書込むコマンドを判
別したときには、S4にて、コマンド解釈部15は各磁
気ディスク装置12,13の両方にデータを書込むため
に、切替識別信号SX、SYを共にオンにする。切替信
号出力部154は、判別部の判別結果がデータを書込む
コマンドであると、SX,SYを共にオンするように論
理回路で構成する。
【0026】これにより、S6にて、コマンド切替部1
6では、第1の信号分割部161が切替識別信号SX、
SYを受けてアドレスバスラインAXを第1の磁気ディ
スク装置12に接続させるとともにアドレスバスライン
AYを第2の磁気ディスク装置13に接続させる。ま
た、第2の信号分割部162が切替識別信号SX、SY
を受けてリード信号線RXを第1の磁気ディスク装置1
2に接続させるとともにリード信号線RYを第2の磁気
ディスク装置13に接続させる。また、第3の信号分割
部163が切替識別信号SX、SYを受けてライト信号
線WXを第1の磁気ディスク装置12に接続させるとと
もにライト信号線WYを第2の磁気ディスク装置13に
接続させる。
【0027】そして、S7にて、コマンド切替部16の
コマンド発行部164が第1、第2の磁気ディスク装置
12,13の両方に対してコマンド解釈部15のコマン
ド保持部151に保持されているコマンドを発行する。
【0028】こうして、ホストコンピュータ11は、各
磁気ディスク装置12,13に対してアドレスバスライ
ンを介してアドレス信号を供給すると共にライト信号線
を介してライト信号を供給し、各磁気ディスク装置1
2,13は、コマンド発行部164からの書込みコマン
ドを実行し、ホストコンピュータ11からデータバスラ
インを介して送信されるデータをそれぞれ書込む。
【0029】また、S3にて、データを読込むコマンド
またはデータを書込むコマンドのいずれにも判別されな
いコマンドはデータ転送を伴わないコマンドなので、S
5にて、切替信号出力部154はCPU17に対する割
込信号を発生する。切替信号出力部154は、判別部の
判別結果がデータを書込むコマンドかデータを読込むコ
マンドのいずれもでないと、割込信号を出力するように
論理回路で構成する。CPU17は割込みを受けると、
コマンド解釈部15のコマンド保持部151に保持され
ているコマンドを解釈し、このコマンドが、例えば、全
ての磁気ディスク装置12,13にコマンドを発生させ
るコマンドであれば、切替識別信号SX、SYを共にオ
ンにする。
【0030】これにより、S6にて、コマンド切替部1
6では、第1の信号分割部161が切替識別信号SX、
SYを受けてアドレスバスラインAXを第1の磁気ディ
スク装置12に接続させるとともにアドレスバスライン
AYを第2の磁気ディスク装置13に接続させる。ま
た、第2の信号分割部162が切替識別信号SX、SY
を受けてリード信号線RXを第1の磁気ディスク装置1
2に接続させるとともにリード信号線RYを第2の磁気
ディスク装置13に接続させる。また、第3の信号分割
部163が切替識別信号SX、SYを受けてライト信号
線WXを第1の磁気ディスク装置12に接続させるとと
もにライト信号線WYを第2の磁気ディスク装置13に
接続させる。
【0031】そして、S7にて、コマンド切替部16の
コマンド発行部164が第1、第2の磁気ディスク装置
12,13の両方に対してコマンド解釈部15のコマン
ド保持部151に保持されているコマンドを発行する。
【0032】こうして、各磁気ディスク装置12,13
は、コマンドを実行し、アドレスバスラインのアドレス
信号、リード信号線のリード信号、ライト信号線のライ
ト信号に従ってホストコンピュータ11に応答を返す。
【0033】次に、磁気ディスク装置にエラーが発生し
た場合について述べる。例えば、第1の磁気ディスク装
置12にエラーが発生すると、エラー検出部18はこれ
を検出して切替信号出力部154に通知する。この状態
で、S1にて、ホストコンピュータ11からアドレスバ
スライン、データバスライン及びライト信号線を介して
コマンドを受理すると、コマンド解釈部15はこの受理
したコマンドをコマンド保持部151に保持する。
【0034】そして、コマンド解釈部15の切替信号出
力部154は、エラー検出部18から第1の磁気ディス
ク装置12にエラーが発生していることが通知されてい
るため、S2にて、エラー発生を判断し、S5にて、コ
マンド判別部153の判別結果に関係なく、CPU17
に対して割込みを発生する。CPU17は割込みを受け
ると、エラー処理を行い、切替識別信号SX、SYを作
成する。エラー処理はエラーの内容によって変わるの
で、CPU17によって処理を行う。この場合は、第1
の磁気ディスク装置12においてエラーが発生したの
で、CPU17はSXをオフ、SYをオンにする。
【0035】これにより、S6にて、コマンド切替部1
6では、第1の信号分割部161が切替識別信号SX、
SYを受けてアドレスバスラインAYを第2の磁気ディ
スク装置13に接続させる。また、第2の信号分割部1
62が切替識別信号SX、SYを受けてリード信号線R
Yを第2の磁気ディスク装置13に接続させる。また、
第3の信号分割部163が切替識別信号SX、SYを受
けてライト信号線WYを第2の磁気ディスク装置13に
接続させる。
【0036】そして、S7にて、コマンド切替部16の
コマンド発行部164が第2の磁気ディスク装置13に
対してコマンド解釈部15のコマンド保持部151に保
持されているコマンドを発行する。例えば、磁気ディス
ク装置からデータを読込むコマンドの場合は、このコマ
ンドが第2の磁気ディスク装置13に供給されることに
なる。
【0037】こうして、第2の磁気ディスク装置13
は、アドレスバスラインのアドレス信号、リード信号線
のリード信号、ライト信号線のライト信号に従って読込
みコマンドを実行し、読出したデータをデータバスライ
ンを介してホストコンピュータ11に送信する。
【0038】このように、多重化記憶制御装置14は、
磁気ディスク装置に対するアドレスバスライン、リード
信号線、ライト信号線の接続制御を行う場合に、CPU
17を介してこれを行うのは、ホストコンピュータ11
からデータ転送を伴わないコマンドを受けたとき及びエ
ラー検出部18が磁気ディスク装置のエラーを検出した
ときで、ホストコンピュータ11からデータ転送を伴う
コマンドを受けたときには、CPU17を介さずにハー
ドウエア構成のみによって行うことができる。すなわ
ち、ホストコンピュータから頻繁に出力される書込みコ
マンドあるいは読込みコマンドについてはCPUの関与
無しに解釈してコマンドを実行させるための制御線を各
記憶装置に選択的に接続させる処理を行うことができ
る。
【0039】従って、頻繁にホストコンピュータから来
る書込みコマンドあるいは読込みコマンドを磁気ディス
ク装置が実際に実行するまでの処理時間を短縮でき、C
PUではホストコンピュータからのコマンドのうちデー
タ転送を伴わないコマンドしか解釈しないので、低価格
なCPUを使用しても多重化システム全体の処理速度を
向上できる。更に、磁気ディスク装置がエラーを起こし
たときのエラー処理をCPUで行うことにより多重化記
憶制御装置の信頼性を向上できる。
【0040】(第2の実施の形態)これは、データ転送
を伴うコマンドは勿論、データ転送を伴わないコマンド
に対してもCPU17を介さずにハードウエア構成のみ
によって磁気ディスク装置に対するアドレスバスライ
ン、リード信号線、ライト信号線の接続制御ができるよ
うにしたものである。
【0041】図5はコマンド解釈部15の構成を示し、
切替信号出力部155は、エラー検出部18が磁気ディ
スク装置のエラーを検出したときのみCPU17に対し
て割込みを発生し、データ転送を伴うコマンド及びデー
タ転送を伴わないコマンドのときにはコマンド切替部1
6に対して切替識別信号SX、SYを供給するようにな
っている。なお、その他の構成は前述した第1の実施の
形態と同一である。
【0042】これは、図6に多重化記憶制御装置14の
動作を示すように、エラー検出部18が磁気ディスク装
置のエラーを検出していない状態では、先ず、S11に
て、ホストコンピュータ11からアドレスバスライン、
データバスライン及びライト信号線を介してコマンドを
受理すると、コマンド解釈部15はこの受理したコマン
ドをコマンド保持部151に保持する。
【0043】そして、S13にて、コマンド判別部15
3はレジスタ152に設定されているコマンドを参照し
て保持したコマンドがデータ転送を伴うコマンドか、デ
ータ転送を伴わないコマンドか、もし、データ転送を伴
うコマンドであれば、さらに、磁気ディスク装置からデ
ータを読込むコマンドであるか、磁気ディスク装置にデ
ータを書込むコマンドであるかを判別する。
【0044】データ転送を伴うコマンドで、磁気ディス
ク装置からデータを読込むコマンドを判別したときに
は、S14にて、コマンド解釈部15の切替信号出力部
155は、出力する切替識別信号SX、SYを、例え
ば、第1の磁気ディスク装置12のみからデータを読込
むため、SXをオン、SYをオフにする。
【0045】これにより、S16にて、コマンド切替部
16では、第1の信号分割部161が切替識別信号S
X、SYを受けてアドレスバスラインAXを第1の磁気
ディスク装置12に接続させる。また、第2の信号分割
部162が切替識別信号SX、SYを受けてリード信号
線RXを第1の磁気ディスク装置12に接続させる。ま
た、第3の信号分割部163が切替識別信号SX、SY
を受けてライト信号線WXを第1の磁気ディスク装置1
2に接続させる。
【0046】そして、S17にて、コマンド切替部16
のコマンド発行部164が第1の磁気ディスク装置12
に対してコマンド解釈部15のコマンド保持部151に
保持されているコマンドを発行する。
【0047】こうして、ホストコンピュータ11は、第
1の磁気ディスク装置12に対してアドレスバスライン
を介してアドレス信号を供給すると共にリード信号線を
介してリード信号を供給し、第1の磁気ディスク装置1
2は、コマンド発行部164からの読込みコマンドを実
行し、読出したデータをデータバスラインを介してホス
トコンピュータ11に送信する。
【0048】また、S13にて、データ転送を伴うコマ
ンドで、磁気ディスク装置にデータを書込むコマンドを
判別したときには、S14にて、コマンド解釈部15の
切替信号出力部155は、各磁気ディスク装置12,1
3の両方にデータを書込むために、切替識別信号SX、
SYを共にオンにする。
【0049】これにより、S16にて、コマンド切替部
16では、第1の信号分割部161が切替識別信号S
X、SYを受けてアドレスバスラインAXを第1の磁気
ディスク装置12に接続させるとともにアドレスバスラ
インAYを第2の磁気ディスク装置13に接続させる。
また、第2の信号分割部162が切替識別信号SX、S
Yを受けてリード信号線RXを第1の磁気ディスク装置
12に接続させるとともにリード信号線RYを第2の磁
気ディスク装置13に接続させる。また、第3の信号分
割部163が切替識別信号SX、SYを受けてライト信
号線WXを第1の磁気ディスク装置12に接続させると
ともにライト信号線WYを第2の磁気ディスク装置13
に接続させる。
【0050】そして、S17にて、コマンド切替部16
のコマンド発行部164が第1、第2の磁気ディスク装
置12,13の両方に対してコマンド解釈部15のコマ
ンド保持部151に保持されているコマンドを発行す
る。
【0051】こうして、ホストコンピュータ11は、各
磁気ディスク装置12,13に対してアドレスバスライ
ンを介してアドレス信号を供給すると共にライト信号線
を介してライト信号を供給し、各磁気ディスク装置1
2,13は、コマンド発行部164からの書込みコマン
ドを実行し、ホストコンピュータ11からデータバスラ
インを介して送信されるデータをそれぞれ書込む。
【0052】また、S13にて、データ転送を伴わない
コマンドを判別したときには、S14にて、コマンド解
釈部15の切替信号出力部155は、各磁気ディスク装
置12,13の両方にコマンドを発行するために切替識
別信号SX、SYを共にオンにする。前記切替信号出力
部155は、判別部の判別結果がデータを書込むコマン
ドかデータを読込むコマンドのいずれでもないと、S
X、SYを共にオンするように論理回路で構成する。デ
ータ転送を伴わないコマンドとしては、データ転送モー
ドの設定等の磁気ディスク装置の設定に関するコマンド
があり、これらのコマンドは、全て磁気ディスク装置に
対して発行するようにしておけばよい。
【0053】これにより、S16にて、コマンド切替部
16では、第1の信号分割部161が切替識別信号S
X、SYを受けてアドレスバスラインAXを第1の磁気
ディスク装置12に接続させるとともにアドレスバスラ
インAYを第2の磁気ディスク装置13に接続させる。
また、第2の信号分割部162が切替識別信号SX、S
Yを受けてリード信号線RXを第1の磁気ディスク装置
12に接続させるとともにリード信号線RYを第2の磁
気ディスク装置13に接続させる。また、第3の信号分
割部163が切替識別信号SX、SYを受けてライト信
号線WXを第1の磁気ディスク装置12に接続させると
ともにライト信号線WYを第2の磁気ディスク装置13
に接続させる。
【0054】そして、S17にて、コマンド切替部16
のコマンド発行部164が第1、第2の磁気ディスク装
置12,13の両方に対してコマンド解釈部15のコマ
ンド保持部151に保持されているコマンドを発行す
る。
【0055】こうして、各磁気ディスク装置12,13
は、コマンドを実行し、アドレスバスラインのアドレス
信号、リード信号線のリード信号、ライト信号線のライ
ト信号に従ってホストコンピュータ11に応答を返す。
例えば、コマンドが各磁気ディスク装置12,13に対
するデータ転送速度の設定を行うコマンドであれば、各
磁気ディスク装置12,13は、データ転送速度の設定
を行い、アドレスバスラインのアドレス信号及びリード
信号線のリード信号に従って設定結果等の応答をデータ
バスラインを介してホストコンピュータ11に返すこと
になる。
【0056】次に、磁気ディスク装置にエラーが発生し
た場合について述べる。例えば、第1の磁気ディスク装
置12にエラーが発生すると、エラー検出部18はこれ
を検出して切替信号出力部155に通知する。この状態
で、S11にて、ホストコンピュータ11からアドレス
バスライン、データバスライン及びライト信号線を介し
てコマンドを受理すると、コマンド解釈部15はこの受
理したコマンドをコマンド保持部151に保持する。
【0057】そして、コマンド解釈部15の切替信号出
力部155は、エラー検出部18から第1の磁気ディス
ク装置12にエラーが発生していることが通知されてい
るため、S12にて、エラー発生を判断し、S15に
て、コマンド判別部153の判別結果に関係なく、CP
U17に対して割込みを発生する。CPU17は割込み
を受けると、エラー処理を行い、切替識別信号SX、S
Yを作成する。すなわち、第1の磁気ディスク装置12
においてエラーが発生したので、SXをオフ、SYをオ
ンにする。
【0058】これにより、S16にて、コマンド切替部
16では、第1の信号分割部161が切替識別信号S
X、SYを受けてアドレスバスラインAYを第2の磁気
ディスク装置13に接続させる。また、第2の信号分割
部162が切替識別信号SX、SYを受けてリード信号
線RYを第2の磁気ディスク装置13に接続させる。ま
た、第3の信号分割部163が切替識別信号SX、SY
を受けてライト信号線WYを第2の磁気ディスク装置1
3に接続させる。
【0059】そして、S17にて、コマンド切替部16
のコマンド発行部164が第2の磁気ディスク装置13
に対してコマンド解釈部15のコマンド保持部151に
保持されているコマンドを発行する。例えば、磁気ディ
スク装置からデータを読込むコマンドの場合は、このコ
マンドが第2の磁気ディスク装置13に供給されること
になる。
【0060】こうして、第2の磁気ディスク装置13
は、アドレスバスラインのアドレス信号、リード信号線
のリード信号、ライト信号線のライト信号に従って読込
みコマンドを実行し、読出したデータをデータバスライ
ンを介してホストコンピュータ11に送信する。
【0061】このように、多重化記憶制御装置14は、
磁気ディスク装置に対するアドレスバスライン、リード
信号線、ライト信号線の接続制御を行う場合に、CPU
17を介してこれを行うのはエラー検出部18が磁気デ
ィスク装置のエラーを検出したときのみで、ホストコン
ピュータ11からデータ転送を伴うコマンド及びデータ
転送を伴わないコマンドを受けたときには、CPU17
を介さずにハードウエア構成のみによって行うことがで
きる。すなわち、ホストコンピュータからのコマンドを
CPUの関与無しに解釈してコマンドを実行させるため
の制御線を各記憶装置に選択的に接続させる処理を行う
ことができ、磁気ディスク装置がコマンドを実行するま
での処理時間を短縮できる。CPUでは、磁気ディスク
装置がエラーを起こしたときのエラー処理のみしか行わ
ないので、低価格なCPUを使用して多重化システムの
処理速度を向上でき、また、多重化記憶装置の信頼性を
向上できる。
【0062】なお、前述した各実施の形態は記憶装置と
して磁気ディスク装置を使用した場合を例として述べた
が必ずしもこれに限定するものではなく、光磁気ディス
ク装置や光ディスク装置、あるいは磁気テープ装置であ
ってもよい。
【0063】
【発明の効果】各請求項記載の発明は、ホストコンピュ
ータからのコマンドをCPUの関与無しに解釈してコマ
ンドを実行させるための制御線を各記憶装置に選択的に
接続させる処理を行うことでホストコンピュータからの
コマンドを磁気ディスク装置が実際に実行するまでの処
理時間を短縮でき、低価格なCPUを使用しても多重化
システム全体の処理速度を向上できる低価格な多重化記
憶制御装置を提供できる。
【0064】請求項2記載の発明は、更に、磁気ディス
ク装置がエラーを起こしたときのエラー処理をCPUで
行うことにより多重化記憶制御装置の信頼性を向上でき
る。
【0065】請求項3記載の発明は、更に、CPUで
は、磁気ディスク装置がエラーを起こしたときのエラー
処理のみしか行わないので、低価格なCPUを使用して
多重化システムの処理速度をより向上でき、また、多重
化記憶制御装置の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における多重化シス
テムの全体構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態におけるコマンド切替部の構成を
示すブロック図。
【図3】同実施の形態におけるコマンド解釈部の構成を
示すブロック図。
【図4】同実施の形態における動作を説明するための流
れ図。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるコマンド解
釈部の構成を示すブロック図。
【図6】同実施の形態における動作を説明するための流
れ図。
【図7】従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
11…ホストコンピュータ 12、13…磁気ディスク装置 14…多重化記憶制御装置 15…コマンド解釈部 151…コマンド保持部 152…レジスタ 153…コマンド判別部 154、155…切替信号出力部 16…コマンド切替部 17…中央処理ユニット(CPU) 18…エラー検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 勝則 静岡県三島市南町6番78号 東芝テック株 式会社製品開発センター内 Fターム(参考) 5B014 EB04 GD37 GD46 5B018 GA04 HA04 KA15 MA12 QA16 QA20 5B065 BA01 CA12 CA15 EA31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータからのコマンドを解
    釈するコマンド解釈手段と、同一のデータを記憶する複
    数の記憶装置の1又は複数に対してコマンドを発行する
    コマンド切替手段と、中央処理ユニットを備え、 前記コマンド解釈手段は、前記ホストコンピュータから
    のコマンドを保持するコマンド保持部と、この保持され
    たコマンドがデータ転送を伴うコマンドかであるか否か
    を判別するコマンド判別部と、このコマンド判別部がデ
    ータ転送を伴うコマンドを判別すると、このコマンドが
    対象とする記憶装置を選択する選択信号を出力し、前記
    コマンド判別部がデータ転送を伴わないコマンドを判別
    すると、前記中央処理ユニットへの通知信号を出力する
    切替信号出力部で構成し、 前記中央処理ユニットは、前記通知信号を受けると、前
    記データ転送を伴わないコマンドを解釈し、このコマン
    ドが対象とする記憶装置を選択する選択信号を出力し、 前記コマンド切替手段は前記切替信号出力部又は前記中
    央処理ユニットからの選択信号によって、コマンドを実
    行させるための制御線を前記各記憶装置に選択的に接続
    し、前記制御線が接続された記憶装置にコマンドを発行
    することを特徴とする多重化記憶制御装置。
  2. 【請求項2】 ホストコンピュータからのコマンドを解
    釈するコマンド解釈手段と、同一のデータを記憶する複
    数の記憶装置の1又は複数に対してコマンドを発行する
    コマンド切替手段と、中央処理ユニットと、前記各記憶
    装置のエラーを検出するエラー検出手段を備え、 前記コマンド解釈手段は、前記ホストコンピュータから
    のコマンドを保持するコマンド保持部と、この保持され
    たコマンドがデータ転送を伴うコマンドであるか否かを
    判別するコマンド判別部と、このコマンド判別部がデー
    タ転送を伴うコマンドを判別すると、このコマンドが対
    象とする記憶装置を選択する選択信号を出力し、前記コ
    マンド判別部がデータ転送を伴わないコマンドを判別す
    ると、前記中央処理ユニットへの通知信号を出力し、か
    つ、前記エラー検出手段がエラー検出すると、前記中央
    処理ユニットへの通知信号を発生する切替信号出力部で
    構成し、 前記中央処理ユニットは、前記データ転送を伴わないコ
    マンドによる通知信号を受けると、このデータ転送を伴
    わないコマンドを解釈し、このコマンドが対象とする記
    憶装置を選択する選択信号を出力し、エラー検出による
    前記通知信号を受けると、エラー発生の無い記憶装置を
    選択する選択信号を出力し、 前記コマンド切替手段は、前記切替信号出力部又は前記
    中央処理ユニットからの選択信号によって、コマンドを
    実行させるための制御線を前記各記憶装置に選択的に接
    続し、前記制御線が接続された記憶装置にコマンドを発
    行することを特徴とする多重化記憶制御装置。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータからのコマンドを解
    釈するコマンド解釈手段と、同一のデータを記憶する複
    数の記憶装置の1又は複数に対してコマンドを発行する
    コマンド切替手段と、中央処理ユニットと、前記各記憶
    装置のエラーを検出するエラー検出手段を備え、 前記コマンド解釈手段は、前記ホストコンピュータから
    のコマンドを保持するコマンド保持部と、この保持され
    たコマンドがデータ転送を伴うコマンドか否かを判別す
    るコマンド判別部と、このコマンド判別部がデータ転送
    を伴うコマンドを判別すると、このコマンドが対象とす
    る記憶装置を選択する選択信号を出力し、前記コマンド
    判別部がデータ転送を伴わないコマンドを判別すると、
    前記各記憶装置の全てを選択する選択信号を出力し、か
    つ、前記エラー検出手段がエラーを検出すると、前記中
    央処理ユニットへの通知信号を発生する切替信号出力部
    で構成し、 前記中央処理ユニットは、エラー検出による前記通知信
    号を受けると、エラー発生の無い記憶装置を選択する選
    択信号を出力し、 前記コマンド切替手段は前記切替信号出力部又は前記中
    央処理ユニットからの選択信号によって、コマンドを実
    行させるための制御線を前記各記憶装置に選択的に接続
    し、前記制御線が接続された記憶装置にコマンドを発行
    することを特徴とする多重化記憶制御装置。
  4. 【請求項4】 データ転送を伴うコマンドを設定したコ
    マンド設定部を備え、コマンド判別部は、コマンド保持
    部で保持されたコマンドを前記コマンド設定部に設定さ
    れたコマンドと比較してデータ転送を伴うコマンドか否
    かを判別することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か1記載の多重化記憶制御装置。
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JP11-279257 1999-09-30
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002033880A1 (fr) * 2000-10-20 2002-04-25 Sony Corporation Reproduction de donnees/appareil d'enregistrement/procede et procede de mise a jour d'une liste

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002033880A1 (fr) * 2000-10-20 2002-04-25 Sony Corporation Reproduction de donnees/appareil d'enregistrement/procede et procede de mise a jour d'une liste

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