JPH08263432A - デ−タ転送方法及び装置 - Google Patents

デ−タ転送方法及び装置

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JPH08263432A
JPH08263432A JP7093010A JP9301095A JPH08263432A JP H08263432 A JPH08263432 A JP H08263432A JP 7093010 A JP7093010 A JP 7093010A JP 9301095 A JP9301095 A JP 9301095A JP H08263432 A JPH08263432 A JP H08263432A
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JP7093010A
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Mineaki Kumamoto
峰顯 熊本
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Teac Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2台のHDDに同一のデータを記録するため
の所要時間を短くすることができるデータ転送方法及び
装置を提供する。 【構成】 ホスト側のインタフェース6に対してバスコ
ントローラ20を介してHDD側の2つのインタフェー
ス10、11を接続する。バスコントローラ20にDM
Aコントローラ8bを接続する。バスコントローラ20
に論理ゲート回路77を設ける。3つのインタフェース
6、10、11のデータ転送要求信号DREQの全部が
発生した時にDMAコントローラ20にゲート回路77
から1つのデータ転送要求信号を与える。これに応答し
てDMAコントローラ8bはデータ転送許可信号DAC
Kを3つのインタフェース6、10、11に送る。これ
により、ホスト側のインタフェース6から2台のHDD
側インタフェース10、11へのデータ転送がRAMを
介さずに直接且つ同時に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パソコン、ワープロ等
のコンピュータシステムにおいてホスト装置から外部記
憶装置にデータを転送する場合に好適なデータ転送方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンやワープロ等のコンピュータシ
ステムにおいてハードディスク装置(以下、HDDと言
う)が外部記憶装置として使用されている。HDDはア
クセスタイムが短く且つ記憶容量が大きいという長所を
有する反面、クラッシュによって突然と使用不能になる
という欠点を有する。
【0003】上述のような問題を解決するために、図1
に示すようにホスト装置1に対してミラーリング構成の
外部記憶装置2を接続することが知られている。図1に
原理的に示すミラーリング記憶装置2は、第1及び第2
のディスク記憶装置3、4を有し、両方に同一のデータ
が書き込まれるように構成されている。従って、第1及
び第2のディスク記憶装置3、4の一方が故障しても他
方のデータを使用することができる。
【0004】ミラーリング記憶装置2は、ホスト装置1
に対してANSI(米国規格協会)のSCSI(Small
Computer System Interface )規格に従うバス5を介し
て接続された第1のインタフェース6と、このインタフ
ェース6に内部バス7を介して接続された第1及び第2
のディスク記憶装置3、4と、データ転送制御装置8
と、バッファメモリとしてのRAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)9とから成る。
【0005】第1及び第2のディスク記憶装置3、4は
第2及び第3のインタフェース10、11と、この第2
及び第3のインタフェース10、12にSCSIバス1
2、13を介して接続された第1及び第2のHDD1
4、15とから成る。第1及び第2のHDD14、15
は本体部14a、15aとこの本体部14a、15aと
SCSIバス10、11との間に接続されたHDDコン
トローラ又は送受信回路と呼ぶこともできるインタフェ
ース12b、13bとから成る。データ転送制御装置8
はバス7に接続されたマイクロコンピュータ8aとDM
AC(Direct Memory Access Controller )即ちDMA
コントロ−ラ8bとから成り、ホスト装置1と第1及び
第2のディスク記憶装置3、4との間の相互のデータ転
送の制御を司る。なお、マイクロコンピュータ8aはC
PU、RAM、ROMを内蔵している。また、マイクロ
コンピュータ8aとDMAC8bは同一のICチップに
含まれている。
【0006】図1の従来のシステムにおいて、第1及び
第2のHDD14、15に同一のデータを書き込む時の
動作は次の通りである。 (1) ホスト装置1のデータをRAM9に書き込む。 (2) RAM9のデータを第1のディスク記憶装置3
へ転送する。 (3) RAM9のデータを第2のディスク記憶装置4
へ転送する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図1の従来のシステム
は、次の欠点を有する。 (1) 同一のデータを3回転送しないと、第1及び第
2のディスク記憶装置3、4に対するデータの書き込み
が終了しないので、データ転送時間が比較的長くなる。 (2) RAM9を設けるためにミラーリング記憶装置
2がコスト高になる。 (3) RAM9を介して第1及び第2のHDD14、
15にデータを書き込むので、これを実行するためのソ
フトウエアが複雑になる。 (4) データ転送時間が長いためにRAM9から第1
及び第2のHDD14、15へのデータの転送が終了す
る前に停電すると、データが消失する恐れがある。 上述のような欠点はミラーリング記憶装置2に対するデ
ータ転送に限らず、送信側装置から受信側装置にデータ
を転送する種々のシステムにおいて問題になる。
【0008】そこで、本発明の目的は、一方の装置から
他方の装置にデータを短時間且つ簡単に転送する方法及
び装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、データ送信装置からデータ受信装置にデー
タを転送する方法において、データ転送指令を発生する
第1のステップと、前記データ転送指令に応答して前記
データ送信装置と前記データ受信装置とにデータの転送
の準備を指令する第2のステップと、前記データ送信装
置がデータ転送の準備の完了を示す第1の信号(DRE
Q)を発生し、前記データ受信装置がデータ転送の準備
の完了を示す第2の信号(DREQ)を発生する第3の
ステップと、前記第1及び第2の信号が同時に発生して
いるか否かを判定する第4のステップと、前記第4のス
テップにおける前記第1及び第2の信号が同時に発生し
ていることを示す信号に応答して前記データ送信装置か
ら前記データ受信装置にバッファメモリを介さずにデー
タを直接に転送する第5のステップとを備えていること
を特徴とするデータ転送方法に係わるものである。な
お、請求項3に示すように第1及び第2のデータ受信装
置にデータを直接且つ同時に転送することができる。ま
た、請求項2、4、5に示すようにデ−タ転送の中断の
必要性を判定する第6のステップ及び中断する第7のス
テップを設けることができる。請求項1〜5の方法の発
明を実施するために、請求項6〜19に示すように装置
を構成することができる。
【0010】
【発明の作用及び効果】上述の各請求項の発明は、従来
のメモリとデ−タ入出力装置(I/Oデバイス)におけ
るDMA転送を応用又は変形したものである。DMA転
送ではデ−タ転送準備完了を示す信号(DREQ)と、
デ−タ転送許可信号(DACK)のやり取りだけで、デ
−タ転送が行われる。DMA転送を行っている最中で
は、DMAコントロ−ラはメモリに対してのみアドレス
の指定を行う。そして、デ−タ入出力装置はDMAコン
トロ−ラによるアドレスバスを介したアドレスの指定を
無視し、DMAコントロ−ラがDACKを発生すればデ
−タの入出力を行う。従来周知であるDMA転送はメモ
リとデ−タ入出力装置とのデ−タ転送であるが、メモリ
の代りにデ−タ入出力装置を指定できるようにすれば、
複数のデ−タの入出力装置間即ち送信装置と受信装置と
の間のデ−タ転送におけるバッファメモリが不要にな
る。本願の各請求項の発明は、DMA転送においてメモ
リの代りにデ−タ入出力装置を指定するように変形した
ものである。上述のような思想に従う各請求項の発明に
よれば、送信装置から受信装置にバッファメモリ(RA
M)を介さずにデータを転送することができるので、デ
ータ転送時間の短縮を図ることができる。更に詳細に
は、データ送信装置とデータ受信装置との両方がデータ
転送準備完了を示す信号(DREQ)を発生しているか
否かを判定し、この判定に基づいてデータ転送を実行す
るので、データ転送を確実に行うことができる。そし
て、このデータ転送はバッファメモリを介さずに実行さ
れるので、短時間に終了し、また装置の低コスト化が達
成される。また、バッファメモリを介さないで直接に転
送するので、データ転送のソフトウエアが簡単になる。
また、バッファメモリにデータが格納されている状態で
の停電によるデータの消失の問題が発生しなくなり、デ
ータ転送の信頼性が高くなる。また、請求項3及び8に
示すように、データ送信装置から第1及び第2のデータ
受信装置へのデータ転送が直接に且つ同時に実行される
ので、ミラーリング記憶を短時間に行うことができる。
また、請求項6〜19においては、データ転送要求信号
(DREQ)を制御装置に与え、制御装置がデータ転送
許可信号(DACK)を発生するように構成するので、
従来から使用されているDMAコントローラを使用して
本発明に係わるデータ転送装置を作ることができ、この
コストの上昇を抑えることができる。
【0011】
【第1の実施例】次に、図2〜図8を参照して本発明の
第1の実施例に係わるコンピュータシステムを説明す
る。図2は本実施例のコンピュータシステムを図1と同
様に原理的即ち概略的に示すものである。このコンピュ
ータシステムは、図1と同様に、ホスト装置1とミラー
リング記憶装置2aとの組み合せから成る。ホスト装置
1はパーソナルコンピュータであって、内部バス(シス
テムバス)に接続された周知のCPU、RAM、RO
M、キーボード、ディスプレイ、及びSCSIバス5と
のインタフェース、HDD、フロッピ−ディスク装置等
を含む。
【0012】ミラーリング記憶装置2aは、図1からバ
ッファメモリとしてのRAM9を省き、この代りにバス
コントローラ(バス制御器)20を付加したものであ
る。従って、このミラーリング記憶装置2aは、図1の
装置2と同様に、SCSIバス5を介してホスト装置1
に接続された第1のインタフェース6と、デ−タ入力出
力装置(I/Oデバイス)としての第1及び第2のディ
スク記憶装置3、4と、データ転送制御装置8とを有
し、これ等を接続するバス6の中に本発明に従うバスコ
ントローラ20を配置したものである。なお、図2の第
1及び第2のディスク記憶装置3、4は図1と同様に構
成されている。また、データ転送制御装置8も図1と同
様に形成されている。但し、マイクロコンピュータ8a
の中のROMに含まれているデータ転送プログラム(ソ
フトウエア)は図1と図2で異なる。
【0013】図2のコンピュータシステムをミラーリン
グ動作させる場合においては、ホスト装置1と第1のイ
ンタフェース6とがデータ送信装置として機能し、第1
及び第2のディスク記憶装置3、4が第1及び第2のデ
ータ受信装置として機能する。また、図2のコンピュー
タシステムの第1及び第2のディスク記憶装置3、4を
書き込み(ライト)動作のみでなく読み出し(リード)
動作させる場合においては、例えば、ホスト装置1と第
1のインタフェース6が第1の送受信装置として機能
し、第1及び第2のディスク記憶装置3、4が第2及び
第3のデータ送受信装置として機能する。
【0014】図3は図2のミラーリング記憶装置2aを
更に詳しく示すものである。バスコントローラとしての
第1、第2及び第3のインタフェース6、10、11は
互いに同一構成であって、データ端子A1 、A2 、A3
と、アドレス端子B1 、B2、B3 と、データ転送許可
信号(DACK)入力端子C1 、C2 、C3 と、データ
転送要求信号(DREQ)出力端子D1 、D2 、D3
と、リード制御信号入力端子E1 、E2 、E3 と、ライ
ト制御信号入力端子F1 、F2 、F3 と、割込み指令信
号(INT)出力端子G1 、G2 、G3 とを有する。
【0015】図5は互いに同一構成の図3の第1〜第3
のインタフェース6、10、11の内のいずれか1つを
原理的に示すものであり、リード/ライト準備制御回路
21と、リード/ライト実行制御回路22と、データ転
送要求信号(DREQ)発生回路23と、割込み要求信
号(INT)発生回路24とから成る。リード/ライト
準備制御回路21は、SCSIバス5又は12又は13
に接続され、且つデータ端子A及びアドレス端子Bに接
続され、データ転送制御装置8から端子Aに送られたデ
ータを端子Bに送られたアドレスに従って抽出する。即
ち、第1、第2及び第3のインタフェース6、10、1
1には互いに異なるアドレスが付けられており、制御装
置8はインタフェース6、10、11のアドレス信号を
発生すると共に、アドレス信号で指定されたインタフェ
ースに所定のデータ転送準備指令即ちデータリード/ラ
イト準備指令を送る。インタフェース6又は10又は1
1のリード/ライト準備制御回路は、上述のデータ転送
指令に応答してデータ転送即ちリード/ライトの準備を
実行する。第1のインタフェース6の場合にはホスト装
置1からのデータのリード又はホスト装置1へのデータ
のライトの準備を実行する。第2及び第3のインタフェ
ース10、11の場合には、第1及び第2のHDD1
4、15によるデータのリード又はライトの準備を行
う。
【0016】DREQ発生回路23は、リード/ライト
準備制御回路21によるリード/ライト(データ転送)
の準備が完了したか否かを検出し、準備が完了した時に
これを示すデータ転送要求信号(DREQ)を出力端子
Fに送出する。
【0017】リード/ライト実行制御回路22は、端子
Cから与えられたデータ転送許可信号DACKと端子E
から与えられたリード制御信号R又は端子Fから与えら
れたライト制御信号Wに応答して所望のリード又はライ
ト即ちデータの送信又は受信を実行する。なお、リ−ド
/ライト準備制御回路21とリ−ド/ライト実行制御回
路22とを合せてリ−ド/ライト制御回路として形成す
ることもできる。
【0018】割込要求信号発生回路24は、バス5又は
12又は13からの割込み情報に従って、データ転送指
令としてのマイコン8aの割込み信号INTを端子Gに
送出する。なお、図5の端子A〜Gは、図3の端子A1
〜G1 、A2 〜G2 、A3 〜G3 に対応している。上述
のインタフェース6、10、11はウエスタンデジタル
社のインタフェースチップWD33C93B又はこれに
類似のもので構成することができる。
【0019】図6は図3のデータ転送制御装置8を機能
的に示す図である。この制御装置8は、マイコン8aか
ら成る転送指令データ作成手段25を有する。この転送
指令データ作成手段25は、内蔵されているROM及び
RAM、第1〜第3のインタフェース6、10、11、
バスコントローラ20にデータ転送制御に必要な制御デ
ータを送る。この制御データは時分割伝送するために、
上述のマイコン8a内のROM及びRAM、インタフェ
ース6、10、11、バスコントローラ20にはアドレ
スが付けられており、アドレスバスに対してアドレス信
号を送出すると共にデータバスに所定の制御データを送
る。DMAコントローラ8bはデータ転送許可信号(D
ACK)発生回路26とリード/ライト制御信号発生回
路27とアドレス発生回路100とを有する。データ転
送許可信号発生回路26はライン28のデータ転送要求
信号DREQに応答して所定遅延時間後にデータ転送許
可信号DACKをライン29に出力する。DMAコント
ローラ8bのリード/ライト制御発生回路27は、ライ
ン28によってデータ転送要求信号DREQが与えられ
た時にマイコン8aで指定されたリード/ライト指令を
各インタフェース6、10、11に与えるものである。
このリード/ライト制御発生回路27の出力ライン30
は、第2及び第3のインタフェース10、11に対して
リード(送信)指令を与える信号線であり、出力ライン
31は第2及び第3のインタフェース10、11に対し
てライト(受信)指令を与える信号線であり、ライン3
2は第1のインタフェース6にリード(送信)指令を与
える信号線であり、出力ライン33は第1のインタフェ
ース6にライト(受信)指令を与える信号線である。ア
ドレス発生回路100はマイコン8aからの書き込み指
令(書き込みストロ−ブ)に応答してこの実施例では設
けられていない架空のメモリのアドレス信号を発生し、
これをアドレスバス72に送る。なお、データ転送制御
装置8は、株式会社日立製作所のICであるSH703
2又はこれに類似のもので構成し得る。
【0020】図3において、バス7は複数本の信号線か
ら成るデータバス71及びアドレスバス72と、制御バ
スとから成る。データバス71及びアドレスバス72は
第1〜第3のインタフェース6、10、11の端子A1
〜A3 、B1 〜B3 にそれぞれ接続され且つ本発明に従
うバスコントローラ20にも接続されている。制御バス
は第1、第2及び第3のデータ転送許可信号ライン73
a、73b、73cと、第1、第2及び第3のデータ転
送要求信号ライン74a、74b、74cと、第1、第
2及び第3のリード制御信号ライン75a、75b、7
5cと、第1、第2及び第3のライト制御信号ライン7
6a、76b、76cとから成り、これ等はバスコント
ローラ20を介してDMAコントローラ8bのライン2
8〜33に接続されている。なお、ライン73a、74
a、75a、76aは第1のインタフェース6の端子C
1 、D1 、E1 、F1 に接続され、ライン73b、74
b、75b、76bは第2のインタフェース10の端子
C2 、D2 、E2 、F2 に接続され、ライン73c、7
4c、75c、76cは第3のインタフェース11の端
子C3 、D3 、E3 、F3 に接続されている。
【0021】図4は図3のバスコントローラ20を詳し
く示すものである。このバスコントローラ20は論理積
(AND)機能を有する論理ゲート回路77と、説明的
に示すスイッチ78、、78a、79、80、81、8
1a、82、82a、83と、アドレスデコーダ84
と、ラッチ回路85と、モ−ドデコーダ86とから成
る。なお、スイッチ78〜83は論理ゲート回路に置き
換えることができる。即ちバスコントローラ20の全部
を例えばPLA(Programmable Logic Array)で構成
することができる。論理ゲ−トする場合にはスイッチ7
8、78a、80、81、82、83を図4でL1 で示
す全ての入力と出力を反転したANDゲ−トとすること
ができ、スイッチ79、81aを図4でL2 で示すモ−
ド切替信号の入力のみを反転したANDゲ−トとするこ
とができる。なお、モ−ドデコ−ダ86は低レベルが真
のモ−ド切替信号を発生するものとする。
【0022】DMAコントローラ8bから導出されてい
るデータ転送許可信号ライン29はDACKライン73
aによって第1のインタフェース6の端子C1 に接続さ
れていると共に、スイッチ78、78aとDACKライ
ン73b、73cを介して第2及び第3のインタフェー
ス10、11の端子C2 、C3 に接続されている。
【0023】論理ゲート回路77は3つの入力端子を有
し、この内の1つはDREQライン74aを介して第1
のインタフェース6の端子D1 に接続され、別の1つは
スイッチ81aとライン74cを介して第3のインタ−
フエ−ス11の端子D3 に接続され、残りの1つはスイ
ッチ79とDREQライン74bを介して第2のインタ
フェース10の端子D2 に接続されている。第1〜第3
のインタフェース6、10、11は低レベル状態の時が
真、高レベル状態の時が偽となる負論理に構成されてい
るので、論理ゲート回路77は入力反転及び出力反転の
ANDゲート即ちORゲートと同一の動作をする回路か
ら成る。この論理ゲート回路77の出力はDREQライ
ン28によってDMAコントローラ8bに接続されてい
る。
【0024】DMAコントローラ8bから導出された制
御信号ライン30はスイッチ80とライン75bを介し
て第2のインタフェース10のリード制御端子E2 に接
続されていると共に、スイッチ81とライン75cを介
して第3のインタフェース11のリード制御端子E3 に
接続されている。DMAコントローラ8bから導出され
たライン31はスイッチ82とライン76bを介して第
2のインタフェース10のライト制御端子F2 に接続さ
れていると共にスイッチ82aとライン76cを介して
第3のインタフェース11のライト制御端子F3 に接続
されている。DMAコントローラ8bから導出されたラ
イン32はライン75aを介して第1のインタフェース
6のリード制御端子E1 に接続されている。DMAコン
トローラ8bから導出されたライン33はスイッチ83
とライン76aを介して第1のインタフェース6のライ
ト制御端子F1 に接続されている。
【0025】スイッチ78〜83を制御するためにアド
レスデコーダ84はアドレスバス72に接続され、ラッ
チ回路85がデータバス71に接続されている。アドレ
スデコーダ84は図3の制御装置8からアドレスバス7
2に送出されたバスコントローラ20を示すアドレス信
号を抽出し、このアドレス信号が得られた時にラッチ回
路85を動作させ、データバスライン71のモードデー
タをラッチする。ラッチ回路85でラッチされたモード
データはモード用デコーダ86で第1、第2及び第3の
モード信号に変換され、各モード信号はライン87、8
8、89に送出される。ライン87に得られる第1のモ
ード信号は第1のインタフェース6から第2及び第3の
インタフェース10、11に同一のデータを同時に転送
するモードであり、ライン88の第2のモード信号は第
2のインタフェース10から第1のインタフェース6に
データを転送するモードであり、ライン89の第3のモ
ード信号は第3のインタフェース11から第1のインタ
フェース10にデータを転送するモードである。なお、
更に第2及び第3のインタフェース10、11の相互間
でデータをやりとする第4のモード等の別のモードを付
加することができる。第1のモードを得るためにライン
87はスイッチ78、78a、79、81a、82、8
2aの制御端子に接続されている。スイッチ78、78
a、79、81a、82、82aは第1のモードの時に
オンになり、信号伝送路を形成する。第2のモードを得
るために、ライン88がスイッチ78、79、80、8
3の制御端子に接続されている。スイッチ78、79、
80、83は第2のモードの時にオンになる。第3のモ
ードを得るためにライン89がスイッチ78a、81、
81a、83の制御端子に接続されている。この第3の
モードではスイッチ78a、81、81a、83がオン
になる。従って、スイッチ78、78a、79、81
a、83は両方のモードでオンになる。なお、1つのス
イッチ78、78a、79、81a、83を両方でオン
にする代りに各モードに対応して2つのスイッチを設
け、これ等を並列に接続してもよい。
【0026】図7はHDD14又は15を原理的に示す
ものである。2つのHDD14及び15は同一に構成さ
れており、記録媒体磁気ディスク90と、信号変換磁気
ヘッド91と、ディスク回転用モータ92、このモータ
92の制御及び駆動回路93と、ヘッド91に接続され
たリード/ライト回路94と、ヘッド91をディスク9
0の半径方向に移動するためのヘッド移動装置95と、
SCSIバス12又は13、モータ制御駆動回路93、
リード/ライト回路94及びヘッド移動装置95に接続
されたHDDインタフェース96とから成る。第1及び
第2のHDD14、15は周知のものであるので、詳し
い説明は省略する。
【0027】
【ミラーリング動作】次に、図2〜図7に示したシステ
ムによるミラーリング動作即ち前述の第1のモードの動
作を図8のフローチャートを参照して説明する。第1の
モードの場合には、ホスト装置1と第1のインタフェー
ス6とが送信装置となり、第1及び第2のディスク記憶
装置3、4が受信装置となる。まず、ホスト装置1が図
8のステップS1 に示すように第1及び第2のHDD1
4、15に対するデータのライトを命令する。この命令
は第1のインタフェース6に送られ、第1のインタフェ
ース6はステップS2 に示すように制御装置8のマイコ
ン8aに割込み要求信号を送る。これにより、マイコン
8aはライト命令のデータを読み取り、ステップS3 に
示すようにこの命令に応じてデータ転送の準備命令を第
1〜第3のインタフェース6、10、11にデ−タバス
71を介して送る。即ち、第1のインタフェース6に対
してはデータのリードの準備を要求し、第2及び第3の
インタフェース10、11にはデータのライトの準備を
要求する。これにより、ホスト装置1は、例えば内蔵す
るHDD又はRAMからのデータの読み出しの準備が開
始する。また、第1及び第2のHDD14、15が駆動
され、データの書き込みの準備が開始する。また、制御
装置8はバスコントローラ20に第1のモードを示すデ
ータを送る。バスコントローラ20のデコーダ86は第
1のモードを解読し、ライン87によってスイッチ7
8、79、81a、82をオンにする。次に、ステップ
S4 に示すようにライト及びリードの準備が完了したか
否かを判定し、各インタフェース6、10、11は準備
完了を示す信号即ちデータ転送要求信号DREQを作成
する。次に、ステップS5 においてバスコントローラ2
0は、論理ゲート回路77によって3つのデータ転送要
求信号の全部が発生したか否かを判定する。全部のデー
タ転送要求信号が発生した時点でDMAコントローラ8
bにデータ転送要求信号DREQを入力させる。これに
より、ステップS6 に示すようにDMAコントローラ8
bはデータ転送許可信号DACKをライン29によって
第1〜第3のインタフェース6、10、11に送る。ま
た、ライン31によって第2及び第3のインタフェース
10、11にライト指令を送り、ライン32によって第
1のインタフェース6にリード指令を送る。これによ
り、ホスト装置1のRAMから第1及び第2のHDD1
4、15に対するデータの転送が開始する。ミラ−リン
グ動作を更に詳しく説明すると、前述のステップS3に
おいて、第1〜第3のインタ−フェ−ス6、10、11
にはマイコン8aからDMA転送の命令が与えられる。
本発明に従う変形DMA転送において、デ−タ入出力装
置としての第1〜第3のインタ−フェ−ス6、10、1
1を伴ったホスト装置1、HDD14、15はDMAコ
ントロ−ラ8bのアドレス発生回路100からアドレス
バス72に送出された架空のバッファメモリへのアドレ
ス指定を一切無視し、デ−タ転送許可信号DACKが入
来すれば、無条件でデ−タの読み書きを行う仕組みにな
っている。即ち、この変形DMA転送において、テ−タ
転送許可信号DACKがインタ−フェ−ス6、10、1
1に与えられると、これ等は、書き込みの場合には、デ
−タバスに載せられているデ−タを無条件で取り込み、
読み込みの場合には、出力すべきデ−タを無条件でデ−
タバスに載せる。正規のDMA転送はメモリとデ−タ入
出力装置との間のデ−タ転送であるが、本発明に従う変
形DMA転送では、複数のデ−タ入出力装置としての第
1〜第3のインタ−フェ−ス6、10、11に対してD
MA転送の命令を送ることにより、バッファメモリを介
さないでテ−タ転送を行うことができる。即ち、DMA
コントロ−ラ8bから見るとメモリと認識されているも
のが、デ−タ入出力装置即ちインタ−フェ−ス6、1
0、11を伴うホスト装置1、HDD14、15に置き
換わっている。メモリの代わりになるデ−タ入出力装置
としてのインタ−フェ−ス6、10、11は、デ−タの
入出力のきっかけとなる信号が必要となる。そこで、バ
スコントロ−ラが20がデ−タ入出力に必要な制御信号
を作成する。このように装置を構成することにより、D
MAコントロ−ラ8bが架空のメモリにデ−タを書き込
むように指定しつつ、実際には直接デ−タ入出力装置即
ちインタ−フェ−ス6、10、11を伴う装置に対して
デ−タを書き込むことが出来るようになる。なお、DM
Aコントロ−ラ8bは、アドレス発生回路100を有
し、デ−タ書き込み指令に応答して架空RAMに対する
アドレスを発生する。図2及び図3に示すシステムでは
RAMがバス7に接続されていないが、別の目的のため
にバス7にRAMを接続することがある。このように、
RAMが接続されている場合又は接続される可能性のあ
る場合には、本発明に従う変形DMA転送を行う時に、
RAMにはないアドレスをアドレス発生回路100から
発生させることがデ−タ転送の安全性の面から望まし
い。
【0028】上述から明らかなように、本実施例によれ
ば、1回の転送によって同時に2台のHDD14、15
に対する同一データの記録が達成され、図1の従来方式
に比べて転送所要時間が約1/3になる。また、論理ゲ
ート回路77を設けて3つのデータ転送要求信号の全部
が得られた時に1つのデータ転送要求信号をDMAコン
トローラ8bに入力させる構成であるので、従来のDM
Aコントローラ8bを使用してミラーリング動作をさせ
ることができる。また、ミラーリング記憶装置2aにバ
ッファメモリが不要になるので、図1に比べてコストの
低減を図ることができる。また、バッファメモリにデー
タを格納しないので、停電によるデータの消滅の可能性
を低めることができる。
【0029】
【第2のモード】第1のHDD14からホスト装置1に
データを転送する第2のモードの時には、これを示す命
令をホスト装置1が発生する。これにより、制御装置8
は第1のインタフェース6にライト準備を指令し、第2
のインタフェース10にリード準備を指令し、バスコン
トローラ20に第2のモードを示すデータを送る。バス
コントローラ20においてはデコーダ86が第2のモー
ドを解読し、スイッチ78、79、80、83をオンに
する。次に、第1及び第2のインタフェース6、10の
両方からデータ転送要求信号DREQが発生すると、ゲ
ート回路77の出力がデータ転送の要求を示す低レベル
になり、その後、DMAコントローラ8bからデータ転
送許可信号DACKが第1及び第2のインタフェース
6、10に送られる。また、第1のインタフェース6に
はライト指令が与えられ、第2のインタフェース10に
はリード指令が与えられる。これにより、第1のHDD
14からホスト装置1へのデータ転送が行われる。
【0030】第3のモードにおいては、第2のモードと
同様な動作によって第2のHDD15からホスト装置1
へのデータ転送が行われる。また、第1及び第2のHD
D14、15の相互間においても第2及び第3のモード
と同様な方法でデータ転送することができる。この場合
には例えば第1のディスク記憶装置3が送信装置とな
り、第2のディスク記憶装置4が受信装置となる。な
お、第1及び第2のHDD14、15間のデータ転送の
場合には、ゲート回路77からライン74aをスイッチ
又は別のゲート回路によって切り離す。
【0031】
【第2の実施例】次に、図9〜図13を参照して第2の
実施例のコンピュータシステムを説明する。但し、図9
〜図13及び後述する別の実施例を示す図面において、
図1〜図8と実質的に同一の部分又は実施例相互間にお
いて同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略
する。
【0032】図9に概略的に示す第2の実施例のコンピ
ユータシステムは、図2のコンピュータシステムの第1
及び第2のディスク記憶装置3、4をIDE(Intellig
entDrive Electronics )又はATA(AT Attachme
nt)規格に従う第1及び第2のディスク記憶装置3a、
4aに代え、これに適合するバスコントローラ20aを
設けた他は、図2と同一に構成したものである。第1及
び第2のIDEディスク記憶装置3a、4aは、第1及
び第2のATAインタフェース10a、11aと第1及
び第2のHDD14a、15aとから成る。ホスト装置
側のインタフェース6は第1の実施例と同様にSCSI
規格のインタフェースである。
【0033】図10は図9のミラーリング記憶装置2b
を更に詳しく示すものである。HDDコントローラとし
ての第1及び第2のATAインタフェース10a、11
aは、図3のインタフェース10、11と同様に、デー
タ端子A2 、A3 と、アドレス端子B2 、B3 と、デー
タ転送許可信号(DACK)入力端子C2 、C3 と、デ
ータ転送要求信号(DREQ)出力端子D2 、D3 と、
リード制御信号入力端子E2 、E3 と、ライト制御信号
入力端子F2 、F3 とを有する他に、レデイ(ready )
信号出力端子H2 、H3 を有する。この端子H2 、H3
にはレデイ信号ライン35、36が接続されている。バ
スコントローラ本体部37は図3のバスコントローラ2
0に相当するものであり、この実施例ではライン35、
36のレディ信号に基づいて作成されたウエイト(wai
t)信号を出力するライン34が設けられ、これがDM
Aコントローラ8bに接続されている。
【0034】図10のIDEディスク記憶装置3a、4
aは、同一構成であるので、図12にはこれ等の内のい
ずれか一方のみが原理的に示されている。図12のHD
D14a又は15aは図7のHDD14又は15からイ
ンタフェース96を省いたものと同一である。HDDコ
ントローラとしてのATAインタフェース10a又は1
1aは、図5のSCSIインタフェースと同様に、リー
ド/ライト準備制御回路21、リード/ライト実行制御
回路22、データ転送要求信号(DREQ)発生回路2
3を有する他に、比較的小容量のバッファメモリ40、
レデイ信号発生回路41を有する。バッファメモリ40
はデータ端子A及びアドレス端子BとHDDのリード/
ライト回路94との間に接続されている。リード/ライ
ト準備制御回路21はデータ端子Aとアドレス端子Bに
接続され、この出力ラインはHDDのヘッド移動装置9
5とモータ制御及び駆動回路93に接続されている。リ
ード/ライト実行制御回路22はリード制御信号入力端
子C、ライト制御信号入力端子D、データ転送許可信号
入力端子Eに接続され、データ転送時にリード又はライ
トするようにバッファメモリ40を制御する。データ転
送要求信号(DREQ)発生回路23はリード/ライト
準備制御回路21に接続され、リード/ライトの準備が
完了した時に端子Fにデータ転送要求信号を出力する。
レデイ信号発生回路41はデ−タ転送の中断の必要性を
判断する中断判定手段と呼ぶこともできるものであっ
て、バッファメモリ40に接続され、バッファメモリ4
0にデータを格納することができるか否かを判断し、バ
ッファメモリ40を介してデータ転送が可能な時には準
備完了を示す高レベルの信号を端子Hに出力し、バッフ
ァメモリ40が満杯の時には準備中を示す低レベルの信
号を出力するものである。このレデイ信号発生回路41
は、インタフェース10a、11aがデータ転送要求信
号(DERQ)を発生していない期間にレデイ信号を高
レベルにするように形成されている。なお、図12の端
子A、B、C、D、E、F及びHは、図10及び図11
の端子A1 、B1 、C1 、D1 、E1 、F1 、H1 及び
A2 、B2 、C2 、D2 、E2 、F2 、H2 に対応して
いる。また、図12の端子A〜F、HとATAインタフ
ェースで一般的に使用されている端子との対応関係を示
すと、AはDDで示されるデータ端子、BはDAで示さ
れたアドレス端子、CはDIORで示されるドライブI
/Oリード端子、DはDIOWで示されるドライブI/
Oライト端子、EはDMACKで示されるDMAアクノ
リッジ端子、FはDMARQで示されるDMAリクエス
ト端子、HはIORDYで示されるI/Oチャネル・レ
デイ端子である。上記の各信号は負論理の信号であり、
低レベルで真である。
【0035】図11は図10のバスコントローラ本体部
37を詳しく示すものである。このバスコントローラ本
体部37は図4と同様に3つのデータ転送要求信号が入
力される第1の論理ゲート回路77を有する他に、入力
反転及び出力反転のORゲートから成る第2の論理ゲー
ト回路42を有する。第2の論理ゲート回路42の一方
の入力端子は第1のATAインタフェース10aのレデ
イ信号出力端子H2 に接続され、もう一方の入力端子は
第2のATAインタフェース11aのレデイ信号出力端
子H3 に接続されている。第2の論理ゲート回路42は
端子H2 、H3のレデイ信号の両方が準備完了を示す高
レベルの時に高レベルの信号を発生し、これをライン3
4によってDMAコントローラ8bに送り、またいずれ
か一方がデ−タ転送準備中即ちデ−タ転送の中断が必要
であることを示す低レベルの時には低レベルのウエイト
信号を発生し、これをDMAコントローラ8bに送る。
従って、第2の論理ゲ−ト回路42をデ−タ転送中断制
御手段と呼ぶこともできる。
【0036】図11のDMAコントローラ8bは、図1
3に示すように図6に示すものと実質的に同一である。
但し、図11の第2の論理ゲート回路42から導出され
ているウエイト信号ライン34がリード/ライト制御信
号発生回路27に接続されている点で図6と異なる。リ
ード/ライト制御信号発生回路27は、ライン34のウ
エイト信号がウエイトを示している時には、デ−タ転送
を中断するためにリード及び/又はライトを指令しない
で、ウエイトが解除された時(準備完了時)にリード及
び/又はライトを指令する。
【0037】第2の実施例においても、第1の実施例と
同様に図8に示すステップでリード及びライト動作が生
じる。その後、バッファメモリ40が満杯又はこれに近
づいた時には、ATAインタフェース10a又は11a
のレデイ信号発生回路41から低レベルの準備中の状態
(待ての状態)を示す信号即ちデ−タ転送中断を示す信
号が発生し、第2の論理ゲート回路42の出力も低レベ
ルとなり、DMAコントローラ8b′のリード/ライト
制御信号発生回路27のライン32からのリード制御信
号がリード禁止状態となる。その後、バッファメモリ4
0に対するライトが可能になると再びホスト装置1側が
リード状態に戻る。
【0038】第2の実施例では、データ転送要求信号
(DREQ)が入力する第1の論理ゲート回路77によ
ってデータの送受信動作の開始の同期をとり、レデイ信
号が入力する第2の論理ゲート回路42によって送受信
開始後のデータのやりとり即ちデータのフローの同期を
とる。これにより、ホスト装置1から第1及び第2のI
DEディスク記憶装置3a、4aに対する同一データの
同時記録が第1の実施例と同様に達成され、第1の実施
例と同一の作用効果を得ることができる。
【0039】なお、第2の実施例においても、第1又は
第2のIDEディスク記憶装置3a又は4aからホスト
装置1にデータを転送する第2及び第3のモード、又は
IDEディスク記憶装置3a、4aの相互間でデータを
転送する第4のモード等をとることができる。この場合
は第1の実施例と同様にデコーダ86で各モード信号を
検出してスイッチ78〜83を制御する。例えば、第2
のモードで、第1のATAディスク記憶装置3aからホ
スト装置1にデータを転送する場合には、第1のATA
ディスク記憶装置3aをリード状態に制御し、SCSI
インタフェース6及びホスト装置1をライト状態に制御
する。また、スイッチ78、79、80、83をオンと
し、スイッチ78a、81、81a、82、82aをオ
フにする。この第2のモードにおけるデータ転送もRA
Mを経由しないので、高速である。なお、図11におい
て、第1の論理ゲート回路77の入力段のスイッチ7
9、81aをオフにした時には、これ等に接続された第
1の論理ゲート回路77の入力端子が低レベルになるこ
とが必要である。このために例えばスイッチ79、81
aをモ−ド切換信号のみを反転して入力するANDゲ−
トL2 にすることが望ましい。また、図11のスイッチ
78、78a、80、81、82、82aは図4と同様
に全入力及び出力を反転したANDゲ−トL1 にするこ
とが望ましい。また、第2の論理ゲート回路42の入力
ラインは、準備中又は待てを示す低レベル期間以外は常
に高レベルの状態になるように形成されている。
【0040】
【第3の実施例】次に、図14〜図16を参照して第3
の実施例のコンピュータシステムを説明する。図14に
示すコンピュータシステムは、図9のSCSIインタフ
ェース6をコネクタ6aに置き換え、且つホスト装置1
とバス5とをATA規格に適合するホスト装置1aとバ
ス5aとに置き換えた他は図9と同一に構成したもので
ある。
【0041】ホスト装置1aは図15に示すように構成
されており、CPU50、RAM51、ROM52、D
MAコントローラ53、ディスプレイ装置54、キーボ
ード装置55、HDD装置56、フロッピーデイスク装
置57及びデータバス71d、アドレスバス72d、デ
ータ転送許可信号(ACK)ライン73d、データ転送
要求信号(REQ)ライン74d、リード制御信号ライ
ン75d、ライト制御信号ライン76d、レデイ信号ラ
イン35dを有する。ライン74d、75d、76d、
35dの制御信号は、CPU50にて図12のATAイ
ンタフェース10a又は11aと同様に形成される。C
PU50はデータバス71d、アドレスバス72d、各
制御信号ライン73d、74d、75d、76d、35
dに接続されている。RAM51及びROM52はデー
タバス71dとアドレスバス72dに接続されている。
DMAコントローラ53は各制御信号ライン73d、7
4d、75d、76d、35dに接続されている。ディ
スプレイ装置54、HDD装置56、フロッピーデイス
ク装置57は、それぞれコントローラを内蔵し、データ
バス71d、アドレスバス72d、制御信号ライン73
d、74d、75d、76d、35dに接続されてい
る。ホスト装置1aは図15に示す以外の種々の制御信
号ラインを有するが、本発明に直接に関係していないの
で省略されている。データバス71d、アドレスバス7
2d、各制御ライン73d、74d、75d、76d、
35dに接続された端子A5 、B5 、C5 、D5 、E5
、F5 、H5 は図14のバスケーブル5aを介してミ
ラーリング記憶装置2cのコネクタ6a即ち図16の端
子A4 、B4 、C4 、D4 、E4 、H4 に接続される。
【0042】図14のコネクタ6a、バイコントローラ
20a、DMAコントローラ8b′、ATAインタフェ
ース10a、11aは図16に示すように相互に接続さ
れている。図14のバスコントローラ20aには、図4
及び図11と同様にスイッチ78〜83が含まれている
が、ミラーリングの動作を説明するために図16にはモ
ード切替用のスイッチを省いた回路が示されている。図
16の第1及び第2の論理ゲート回路72、42は図1
1に示すものと同一の機能を有する。但し、第2の論理
ゲート回路42は3つの入力端子を有し、追加された入
力端子がホスト側のレデイ信号端子H4 に接続されてい
る。従って、ホスト装置1aと第1及び第2のATAイ
ンタフェース10a、11aのすべてが準備完了の時に
のみ第2の論理ゲート42から準備完了を示す信号が出
力する。
【0043】第3の実施例によってホスト装置1aから
第1及び第2のディスク記憶装置3a、4aに対する同
一データの同時記録動作(ミラーリング動作)は第1及
び第2の実施例と同様に行われる。但し、ATA規格に
よるデータ転送の場合には、ホスト装置1aが「セクタ
転送命令」を発行し、セクタ単位(512バイト単位)
でデータが転送される。また、第2又は第3のモードに
従って第1及び第2のディスク記憶装置3a、4aのい
ずれか一方からホスト装置1aにデータを転送する場合
には、第1の論理ゲート回路77のデータ転送に関係し
ない方のインタフェースに接続された入力ラインをスイ
ッチ(ゲート回路)によって低レベル(真)の状態に保
ち、データ転送に関係する方の入力ラインの信号によっ
てデータ転送要求信号DREQを制御する。また、第2
の論理ゲート回路42においては、データ転送に関係し
ない側のインタフェースに接続された入力ラインをスイ
ッチ(ゲート回路)によって準備完了を示す高レベル状
態に保持しておく。
【0044】この第3の実施例によってもホスト装置1
aのデータを高速で第1及び第2のHDD14a、15
aに同時に書き込むことができる。また、第1又は第2
のHDD14a、15aのデータをホスト装置1aに高
速で転送することができる。なお、この第3の実施例で
は、ホスト装置1aの中のDMAコントローラ53は、
ホスト装置1a中の装置間のDMA転送又は図14のミ
ラーリングディスク記憶装置2c以外のディスク記憶装
置とのDMA転送に使用される。
【0045】
【第4の実施例】次に、図17及び図18を参照して第
4の実施例のコンピュータシステムを説明する。図17
に示すコンピュータシステムは、図2のSCSIインタ
フェース6をコネクタ6aに置き換え、ホスト装置をI
DE規格(ATA規格)に適合するホスト装置1aとし
たものである。図17のホスト装置1aは図15と同一
に構成されている。モード切替のスイッチ(ゲート回
路)を省いてミラーリング動作時のバスコントローラ2
0cを示すと図18になる。図18のバスコントローラ
20cは図4のバスコントローラ20にレデイ信号端子
H4 に接続されたライン34を付加したものに相当す
る。ライン34は図13に示すように形成されたDMA
コントローラ8b′のリード/ライト制御信号発生回路
27に接続されている。
【0046】図17におけるミラーリング動作は第1の
実施例と同様に行われる。なお、ホスト装置1aが準備
中(待て)の状態の時にはデータのリード/ライト動作
が中断される。第4の実施例における第2及び第3のモ
ードは、第1〜第3の実施例と同様にスイッチ(ゲート
回路)の切替制御によって得る。
【0047】
【第5の実施例】次に、図19及び図20を参照して第
5の実施例のコンピュータシステムを説明する。図19
のコンピュータシステムは、図14からDMAコントロ
ーラ8b′を省き、この働きをホスト装置1aが内蔵す
る図15に示すDMAコントローラ53にまかせたもの
に相当する。図19のホスト装置1aは図15に示すよ
うに構成されており、このDMAコントローラ53は図
13に示す機能を有するように構成されている。
【0048】図20は図19のバスコントローラ20d
を詳しく示すものである。第1の論理ゲート回路77a
の第1の入力端子はスイッチ79を介して第1のATA
インタフェース10aのデータ転送要求信号端子D2 に
接続され、その第2の入力端子はスイッチ81aを介し
て第2のATAインタフェース11aのデータ転送要求
信号端子D3 に接続され、その出力端子はミラーリング
記憶装置2eの端子D4 に接続されている。端子D4 は
図15のデータ転送要求信号ライン74dに接続され
る。第1の論理ゲート回路77aは入力及び出力反転の
ANDゲートであるので、両方の入力がデータ転送要求
を示す低レベル(真)状態の時にのみ低レベル(真)の
出力を発生し、ホスト装置1aにデータ転送を要求す
る。
【0049】第2の論理ゲート回路42aは入力及び出
力反転のORゲートであって、その一方の入力端子は第
1のATAインタフェース10aのレデイ端子H2 に接
続され、その他方の入力端子は第2のATAインタフェ
ース11aのレデイ端子H3に接続され、その出力端子
はミラーリング記憶装置2eの端子H4 を介して図15
のレデイ信号ライン35dに接続される。第2の論理ゲ
ート回路42aのいずれか一方又は両方の入力が準備中
(待て)を示す低レベルの時には低レベル(待て)出力
となり、リード/ライトが中断される。
【0050】第5の実施例はDMA制御をホスト装置1
a側で行う他は、図14に示す第2の実施例と同一であ
るので、ミラーリング動作によるデータ転送を第2の実
施例と同様に短時間に行うことができる。
【0051】
【第6の実施例】次に、図21及び図22に示す第6の
実施例を説明する。図21のシステムは図20の第1の
ディスク記憶装置3aの代りに一般にビデオボードと呼
ばれるビデオ信号供給装置3bを設け、このビデオ信号
供給装置3bのビデオデータをHDD15aにホスト装
置1aのRAM51を介さずに書き込むことができるも
のである。即ち、第6の実施例のシステムは、第1〜第
4の実施例における第1及び第2のHDD14a、15
aの相互間での直接データ転送に相当するものをビデオ
信号供給装置3bとディスク記憶装置4aとの間で行う
ことができるように構成されている。
【0052】ビデオ信号供給装置3bはビデオ信号発生
装置14bとバスインタフェース10bとから成る。ビ
デオ信号発生装置14bは、図22に概略的に示すよう
にCCDカメラ60とビデオデータ作成手段61とバッ
ファRAM62とから成る。インタフェース10bは図
12のATAインタフェースの一部を変形したものであ
り、データ出力回路40a、リード準備制御回路21
a、リード実行制御回路22a、データ転送要求信号発
生回路23を有する。
【0053】このシステムではCCDカメラ60に基づ
いて作成されたデータはバッファRAM62に一時蓄え
られた後にHDD15aに転送される。バッファRAM
62に所定量のデータが格納されるまではデータの転送
はされない。従って、この間はホスト装置1aのCPU
50を別の処理に使用することができる。バッファRA
M62に所定量のデータが格納された時に、データ転送
要求信号23をホスト装置1aに送る。ATAインタフ
ェース11aからもデータ転送要求信号が発生している
と、第1の論理ゲート回路77aからデータ転送要求信
号がホスト装置1aに送られ、DMAコントローラ53
はデータ転送許可信号ACKを発生し、且つ一方のイン
タフェース10bにリード制御信号を送り、他方のイン
タフェース11aにライト制御信号を送る。これによ
り、ホスト装置1aのRAM51を介さない高速データ
転送が可能になる。HDD15aへのビデオデータの転
送は間欠的に行われるので、余った時間はCPU50が
自由になり、別の処理を実行する。また、バッファRA
M62の記憶容量を小さくすることができる。
【0054】なお、図21の制御バスにはモードを切替
えるためのスイッチ79、81a、63、64が設けら
れている。これ等のスイッチは第1〜第5の実施例と同
様に制御される。また、図21及び図22ではレデイ信
号は使用されていない。
【0055】
【変形例】本願発明は上述の実施例に限定されるもので
はなく例えば次の変形が可能なものである。 (1) 例えば、第1及び第2のHDD14、15が異
なる記憶容量であっても本発明を適用することができ
る。 (2) 2台よりも多いHDDをミラーリング動作させ
る場合にも本発明を適用することができる。 (3) ホストコンピュータシステムの中に複数台のH
DDを接続し、これをミラーリング動作させる場合にも
本発明を適用することができる。 (4) HDDの代りに光ディスク装置を使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のミラーリング可能なコンピュータシテス
ムを示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例に従うミラーリング可能
なコンピュータシステムを示すブロック図である。
【図3】図3のミラーリング記憶装置を詳しく示すブロ
ック図である。
【図4】図3のバスコントローラとその周辺部を示す回
路図である。
【図5】図3のインタフェースを機能的に示すブロック
図である。
【図6】図2のデータ転送制御装置を機能的に示すブロ
ック図である。
【図7】図2のHDDを原理的に示すブロック図であ
る。
【図8】図2の装置のデ−タ転送の流れを示す図ある。
【図9】第2の実施例のコンピュ−タシステムを原理的
に示すブロック図である。
【図10】図9のミラ−リング記憶装置を示すブロック
図である。
【図11】図9のバスコントロ−ルとその周辺を示す回
路図である。
【図12】図9のディスク記憶装置を機能的に示すブロ
ック図である。
【図13】図9のデ−タ転送制御装置を原理的に示すブ
ロック図である。
【図14】第3の実施例のコンピュ−タシステムを原理
的に示すブロック図である。
【図15】図14のホスト装置を原理的に示すブロック
図である。
【図16】図14のバスコントロ−ラ及びその周辺を示
す回路図である。
【図17】第4の実施例のコンピュ−タシステムを原理
的に示すブロック図である。
【図18】図17のバスコントロ−ラとその周辺を示す
回路図である。
【図19】第5の実施例のコンピュ−タシステムを原理
的に示すブロック図である。
【図20】図19のバスコントロ−ラとその周辺を示す
回路図である。
【図21】第6の実施例のコンピュ−タシステムを原理
的に示すブロック図である。
【図22】図21のビデオ信号供給装置を原理的に示す
ブロック図である。
【符号の説明】
8 データ転送制御装置 14、15 HDD 20 バスコントローラ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ送信装置からデータ受信装置にデ
    ータを転送する方法において、 データ転送指令を発生する第1のステップと、 前記データ転送指令に応答して前記データ送信装置と前
    記データ受信装置とにデータの転送の準備を指令する第
    2のステップと、 前記データ送信装置がデータ転送の準備の完了を示す第
    1の信号(DREQ)を発生し、前記データ受信装置が
    データ転送の準備の完了を示す第2の信号(DREQ)
    を発生する第3のステップと、 前記第1及び第2の信号が同時に発生しているか否かを
    判定する第4のステップと、 前記第4のステップにおける前記第1及び第2の信号が
    同時に発生していることを示す信号に応答して前記デー
    タ送信装置から前記データ受信装置にバッファメモリを
    介さずにデータを直接に転送する第5のステップとを備
    えていることを特徴とするデータ転送方法。
  2. 【請求項2】 更に、前記デ−タ送信装置及び前記デ−
    タ受信装置におけるデ−タ転送の中断の必要性をそれぞ
    れ判定する第6のステップと、 前記第6のステップにおいて前記デ−タ送信装置と前記
    デ−タ受信装置の内の少なくとも一方がデ−タ転送の中
    断の必要性があると判定された時にデ−タ転送を中断す
    る第7のステップとを備えていることを特徴とする請求
    項1に従うデ−タ転送方法。
  3. 【請求項3】 データ送信装置から第1及び第2のデー
    タ受信装置にデータを転送する方法において、 データ転送指令を発生する第1のステップと、 前記データ転送指令に応答して前記データ送信装置と前
    記第1及び第2のデータ受信装置とにデータの転送の準
    備を指令する第2のステップと、 前記データ送信装置がデータ転送の準備の完了を示す第
    1の信号(DREQ)を発生し、前記第1及び第2のデ
    ータ受信装置がデータ転送の準備の完了を示す第2及び
    第3の信号(DREQ)を発生する第3のステップと、 前記第1、第2及び第3の信号が同時に発生しているか
    否かを判定する第4のステップと、 前記第4のステップにおける前記第1、第2及び第3の
    信号が同時に発生していることを示す信号に応答して前
    記データ送信装置から前記第1及び第2のデータ受信装
    置にバッファメモリを介さずにデータを直接且つ同時に
    転送する第5のステップとを備えていることを特徴とす
    るデータ転送方法。
  4. 【請求項4】 更に、前記第1及び第2のデ−タ受信装
    置におけるデ−タ転送の中断の必要性をそれぞれ判定す
    る第6のステップと、 前記第6のステップにおいて前記第1及び第2のデ−タ
    受信装置の内の少なくとも一方がデ−タ転送の中断の必
    要性があると判定された時にデ−タ転送を中断する第7
    のステップとを備えていることを特徴とする請求項3に
    従うデ−タ転送方法。
  5. 【請求項5】 更に、前記デ−タ送信装置及び前記第1
    及び第2のデ−タ受信装置におけるデ−タ転送の中断の
    必要性をそれぞれ判定する第6のステップと、 前記第6のステップにおいて前記デ−タ送信装置と前記
    第1及び第2のデ−タ受信装置の内の少なくとも1つが
    デ−タ転送の中断の必要性があると判定された時にデ−
    タ転送を中断する第7のステップとを備えていることを
    特徴とする請求項3に従うデ−タ転送方法。
  6. 【請求項6】 データ送信装置とデータ受信装置と制御
    装置とバスとバス制御器とを有してデータを前記データ
    送信装置から前記データ受信装置に直接に転送する装置
    であって、 前記バスはデータバスとアドレスバスと制御バスとを有
    し、 前記データ送信装置と前記データ受信装置と前記制御装
    置は前記データバスと前記アドレスバスと前記制御バス
    にそれぞれ接続され、 前記制御装置はデータ転送準備指令を発生する手段とデ
    ータ転送許可信号を発生する手段を含んでおり、 前記データ送信装置は、前記制御装置から前記データバ
    スを介して与えられた前記データ転送準備指令に応答し
    てデータ転送を準備する手段と、このデータ転送の準備
    が完了した時にデータ転送の準備完了を示す第1の信号
    を発生する手段と、前記制御装置から与えられた前記デ
    ータ転送許可信号に応答して前記データ受信装置に対す
    るデータの転送を開始する手段を有し、 前記データ受信装置は、前記制御装置から前記データバ
    スを介して与えられた前記データ転送準備指令に応答し
    てデータ受信を準備する手段と、このデータ受信の準備
    が完了した時にデータ受信の準備完了を示す第2の信号
    を発生する手段と、前記制御装置から与えられた前記デ
    ータ転送許可信号に応答して前記データ送信装置から送
    られたデータの受信を開始する手段とを有し、 前記バス制御器は、前記データ送信装置の前記第1の信
    号を発生する手段と前記データ受信装置の前記第2の信
    号を発生する手段と前記制御装置の前記データ転送許可
    信号を発生する手段とに接続され、前記データ送信装置
    から発生した前記第1の信号がデータ転送準備完了を示
    していると同時と前記データ受信装置から発生した前記
    第2の信号がデータ受信準備完了を示している時にのみ
    データ転送要求信号を前記制御装置の前記データ転送許
    可信号を発生する手段に与える論理回路を有し、 前記制御装置の前記データ転送許可信号を発生する手段
    は前記論理回路から与えられた前記データ転送要求信号
    に応答して前記データ転送許可信号を発生するように形
    成され、 前記制御バスは、前記デ−タ転送許可信号を前記データ
    送信装置と前記データ受信装置とに与えるための制御信
    号線を有していることを特徴とするデータ転送装置。
  7. 【請求項7】 更に、前記デ−タ送信装置及び前記デ−
    タ受信装置は、デ−タ転送の中断の必要性を判定する中
    断判定手段をそれぞれ備え、 前記バス制御器は、前記デ−タ送信装置と前記デ−タ受
    信装置との前記中断判定手段の少なくとも一方が中断の
    必要性を示す出力を発生している時にデ−タ転送中断を
    示す信号を発生する論理ゲ−ト回路を有し、 前記制御装置は、前記デ−タ転送中断を示す信号に応答
    して前記デ−タ送信装置及び前記デ−タ受信装置をデ−
    タ転送中断状態に制御する手段を有することを特徴とす
    る請求項6記載のデ−タ転送装置。
  8. 【請求項8】 データ送信装置と第1及び第2のデータ
    受信装置と制御装置とバスとバス制御器とを有してデー
    タを前記データ送信装置から前記第1及び第2のデータ
    受信装置に直接且つ同時に転送する装置であって、 前記バスはデータバスとアドレスバスと制御バスとを有
    し、 前記データ送信装置と前記第1及び第2のデータ受信装
    置と前記制御装置は前記データバスと前記アドレスバス
    と前記制御バスにそれぞれ接続され、 前記制御装置はデータ転送準備指令を発生する手段とデ
    ータ転送許可信号を発生する手段を含んでおり、 前記データ送信装置は、前記制御装置から前記データバ
    スを介して与えられた前記データ転送準備指令に応答し
    てデータ転送を準備する手段と、このデータ転送の準備
    が完了した時にデータ転送の準備完了を示す第1の信号
    を発生する手段と、前記制御装置から与えられた前記デ
    ータ転送許可信号に応答して前記データ受信装置に対す
    るデータの転送を開始する手段を有し、 前記第1のデータ受信装置は、前記制御装置から前記デ
    ータバスを介して与えられた前記データ転送準備指令に
    応答してデータ受信を準備する手段と、このデータ受信
    の準備が完了した時にデータ受信の準備完了を示す第2
    の信号を発生する手段と、前記制御装置から与えられた
    前記データ転送許可信号に応答して前記データ送信装置
    から送られたデータの受信を開始する手段とを有し、 前記第2のデータ受信装置は、前記制御装置から前記デ
    ータバスを介して与えられた前記データ転送準備指令に
    応答してデータ受信を準備する手段と、このデータ受信
    の準備が完了した時にデータ受信の準備完了を示す第3
    の信号を発生する手段と、前記制御装置から与えられた
    前記データ転送許可信号に応答して前記データ送信装置
    から送られたデータの受信を開始する手段とを有し、 前記バス制御器は、前記データ送信装置の前記第1の信
    号を発生する手段と前記第1のデータ受信装置の前記第
    2の信号を発生する手段と前記第2のデータ受信装置の
    前記第3の信号を発生する手段と前記制御装置の前記デ
    ータ転送許可信号を発生する手段とに接続され、前記デ
    ータ送信装置から発生した前記第1の信号がデータ転送
    準備完了を示していると同時と前記第1及び第2のデー
    タ受信装置から発生した前記第2及び第3の信号がデー
    タ受信準備完了を示している時にのみデータ転送要求信
    号を前記制御装置の前記データ転送許可信号を発生する
    手段に与える論理回路を有し、 前記制御装置の前記データ転送許可信号を発生する手段
    は前記論理回路から与えられた前記データ転送要求信号
    に応答して前記データ転送許可信号を発生するように形
    成され、 前記制御バスは、前記デ−タ転送許可信号を前記データ
    送信装置と前記第1及び第2のデータ受信装置とに与え
    るための制御信号線を有していることを特徴とするデー
    タ転送装置。
  9. 【請求項9】 更に、前記第1及び第2のデ−タ受信装
    置は、デ−タ転送の中断の必要性を判定する中断判定手
    段をそれぞれ備え、 前記バス制御器は、前記第1及び第2のデ−タ受信装置
    の前記中断判定手段の少なくとも一方が中断の必要性を
    示す出力を発生している時にデ−タ転送中断を示す信号
    を発生する論理ゲ−ト回路を有し、 前記制御装置は、前記デ−タ転送中断を示す信号に応答
    して前記デ−タ送信装置及び前記第1及び第2のデ−タ
    受信装置をデ−タ転送中断状態に制御する手段を有する
    ことを特徴とする請求項8記載のデ−タ転送装置。
  10. 【請求項10】 更に、前記デ−タ送信装置及び前記第
    1及び第2のデ−タ受信装置は、デ−タ転送の中断の必
    要性を判定する中断判定手段をそれぞれ備え、 前記バス制御器は、前記デ−タ送信装置と前記第1及び
    第2のデ−タ受信装置との前記中断判定手段の少なくと
    も1つが中断の必要性を示す出力を発生している時にデ
    −タ転送中断を示す信号を発生する論理ゲ−ト回路を有
    し、 前記制御装置は、前記デ−タ転送中断を示す信号に応答
    して前記デ−タ送信装置及び前記第1及び第2のデ−タ
    受信装置をデ−タ転送中断状態に制御する手段を有する
    ことを特徴とする請求項8記載のデ−タ転送装置。
  11. 【請求項11】 前記データ送信装置はホストコンピュ
    ータであり、前記データ受信装置はディスク記憶装置で
    あることを特徴とする請求項6又は7記載のデータ転送
    装置。
  12. 【請求項12】 前記デ−タ送信装置はビデオデ−タ供
    給装置であり、前記デ−タ受信装置はディスク記憶装置
    である請求項6又は7記載のデ−タ転送装置。
  13. 【請求項13】 前記データ送信装置はホストコンピュ
    ータであり、前記第1及び第2のデータ受信装置は、そ
    れぞれ、ディスク記憶装置である請求項8又は9又は1
    0記載のデータ転送装置。
  14. 【請求項14】 第1及び第2のデータ送受信装置と制
    御装置とバスとバス制御器とを有して前記第1及び第2
    のデータ送受信装置の相互間でデータを転送する装置で
    あって、 前記バスはデータバスとアドレスバスと制御バスとを有
    し、 前記第1及び第2のデータ送受信装置と前記制御装置は
    前記データバスと前記アドレスバスと前記制御バスにそ
    れぞれ接続され、 前記制御装置はデータ転送準備指令を発生する手段とデ
    ータ転送許可信号を発生する手段を含んでおり、 前記第1のデータ送受信装置は、前記制御装置から前記
    データバスと前記アドレスバスを介して与えられた前記
    データ転送準備指令に応答してデータ転送を準備する手
    段と、このデータ転送の準備が完了した時にデータ転送
    の準備完了を示す第1の信号を発生する手段と、前記制
    御装置から与えられた前記データ転送許可信号に応答し
    てデータ転送準備指令に従うデータの転送を開始する手
    段とを有し、 前記第2のデータ送受信装置は、前記制御装置から前記
    データバスと前記アドレスバスを介して与えられた前記
    データ転送準備指令に応答してデータ転送を準備する手
    段と、このデータ転送の準備が完了した時にデータ転送
    の準備完了を示す第2の信号を発生する手段と、前記制
    御装置から与えられた前記データ転送許可信号に応答し
    て前記データ転送準備指令に従うデータの転送を開始す
    る手段とを有し、 前記バス制御器は、前記第1のデータ送受信装置の前記
    第1の信号を発生する手段と前記第2のデータ送受信装
    置の前記第2の信号を発生する手段と前記制御装置の前
    記データ転送許可信号を発生する手段とに接続され、前
    記第1のデータ送受信装置から発生した前記第1の信号
    がデータ転送準備完了を示していると同時と前記第2の
    データ送受信装置から発生した前記第2の信号がデータ
    受信準備完了を示している時にのみデータ転送要求信号
    を前記制御装置の前記データ転送許可信号を発生する手
    段に与える論理回路を有し、 前記制御装置の前記データ転送許可信号を発生する手段
    は前記論理回路から与えられた前記データ転送要求信号
    に応答して前記データ転送許可信号を発生するように形
    成され、 前記制御バスは、前記デ−タ転送許可信号を前記第1及
    び第2のデータ送受信装置に与えるための制御信号線を
    有していることを特徴とするデータ転送装置。
  15. 【請求項15】 更に、前記第1及び第2のデ−タ送受
    信装置は、デ−タ転送の中断の必要性を判定する中断判
    定手段をそれぞれ備え、 前記バス制御器は、前記第1及び第2のデ−タ送受信装
    置の前記中断判定手段の少なくとも一方が中断の必要性
    を示す出力を発生している時にデ−タ転送中断を示す信
    号を発生する論理ゲ−ト回路を有し、 前記制御装置は、前記デ−タ転送中断を示す信号に応答
    して前記第1及び第2のデ−タ送受信装置をデ−タ転送
    中断状態に制御する手段を有することを特徴とする請求
    項14記載のデ−タ転送装置。
  16. 【請求項16】 第1、第2及び第3のデータ送受信装
    置と制御装置とバスとバス制御器とを有して前記第1、
    第2及び第3のデータ送受信装置の相互間でデータを転
    送する装置であって、 前記バスはデータバスとアドレスバスと制御バスとを有
    し、 前記第1、第2及び第3のデータ送受信装置と前記制御
    装置は前記データバスと前記アドレスバスと前記制御バ
    スにそれぞれ接続され、 前記制御装置はデータ転送準備指令を発生する手段とデ
    ータ転送許可信号を発生する手段を含んでおり、 前記第1のデータ送受信装置は、前記制御装置から前記
    データバスと前記アドレスバスを介して与えられた前記
    データ転送準備指令に応答してデータ転送を準備する手
    段と、このデータ転送の準備が完了した時にデータ転送
    の準備完了を示す第1の信号を発生する手段と、前記制
    御装置から与えられた前記データ転送許可信号に応答し
    て前記データ転送準備指令に従うデータの転送を開始す
    る手段を有し、 前記第2のデータ送受信装置は、前記制御装置から前記
    データバスと前記アドレスバスを介して与えられた前記
    データ転送準備指令に応答してデータ転送を準備する手
    段と、このデータ転送の準備が完了した時にデータ転送
    の準備完了を示す第2の信号を発生する手段と、前記制
    御装置から与えられた前記データ転送許可信号に応答し
    て前記データ転送準備指令に従うデータの転送を開始す
    る手段とを有し、 前記第3のデータ送受信装置は、前記制御装置から前記
    データバスと前記アドレスバスを介して与えられた前記
    データ転送準備指令に応答してデータ転送を準備する手
    段と、このデータ転送の準備が完了した時にデータ転送
    の準備完了を示す第3の信号を発生する手段と、前記制
    御装置から与えられた前記データ転送許可信号に応答し
    て前記データ転送準備指令に従うデータの転送を開始す
    る手段とを有し、 前記バス制御器は、前記第1のデータ送受信装置の前記
    第1の信号を発生する手段と前記第2のデータ送受信装
    置の前記第2の信号を発生する手段と前記第3のデータ
    送受信装置の前記第3の信号を発生する手段と前記制御
    装置の前記データ転送許可信号を発生する手段とに接続
    され、前記第1、第2及び第3のデータ送受信装置から
    発生した前記第1、第2及び第3の信号のすべてがデー
    タ転送準備完了を示している時にのみデータ転送要求信
    号を前記制御装置の前記データ転送許可信号を発生する
    手段に与える論理回路を有し、 前記制御装置の前記データ転送許可信号を発生する手段
    は前記論理回路から与えられた前記データ転送要求信号
    に応答して前記データ転送許可信号を発生するように形
    成され、 前記制御バスは、前記デ−タ転送許可信号を前記第1、
    第2及び第3のデータ送受信装置に与えるための制御信
    号線を有していることを特徴とするデータ転送装置。
  17. 【請求項17】 更に、前記第1、第2及び第3のデ−
    タ送受信装置の少なくとも2つはデ−タ転送の中断の必
    要性を判定する中断判定手段をそれぞれ備え、 前記バ
    ス制御器は、前記第1、第2及び第3のデ−タ送受信装
    置の少なくとも2つの前記中断判定手段の1つが中断の
    必要性を示す出力を発生している時にデ−タ転送中断を
    示す信号を発生する論理ゲ−ト回路を有し、 前記制御装置は、前記デ−タ転送中断を示す信号に応答
    して前記第1、第2及び第3のデ−タ送受信装置をデ−
    タ転送中断状態に制御する手段を有することを特徴とす
    る請求項16記載のデ−タ転送装置。
  18. 【請求項18】 前記第1のデータ送受信装置はホスト
    コンピュータであり、前記第2及び第3のデータ送受信
    装置はディスク記憶装置である請求項16記載のデータ
    転送装置。
  19. 【請求項19】 請求項16又は17又は18のデ−タ
    転送装置において、前記バス制御器が、前記第3のデー
    タ送受信装置と前記論理回路との間に前記第3の信号を
    遮断するためのスイッチを含み、前記第2のデータ送受
    信装置から前記第1のデータ送受信装置にデータを転送
    する時前記スイッチによって前記第3の信号を遮断する
    ように構成されていることを特徴とするデータ転送装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015210832A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置
JP2015210833A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置

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JP2015210832A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置
JP2015210833A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置

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