JP2002116883A - ディスクアレイ制御装置 - Google Patents

ディスクアレイ制御装置

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JP2002116883A
JP2002116883A JP2000309814A JP2000309814A JP2002116883A JP 2002116883 A JP2002116883 A JP 2002116883A JP 2000309814 A JP2000309814 A JP 2000309814A JP 2000309814 A JP2000309814 A JP 2000309814A JP 2002116883 A JP2002116883 A JP 2002116883A
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Japan
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unit
data
disk
cache memory
speed switching
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JP2000309814A
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Inventor
Eijin Ushijima
英尋 牛島
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチングハブを用いて各部をシリアルデ
ータでインタフェースして転送データを高速化し、さら
にバスの信号数を削減したディスクアレイ制御装置を提
供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ101からライト命
令/リード命令が出されると、ホストアダプタ部133
は、高速スイッチングハブ117を介してキャッシュメ
モリ部131へアクセスし、一時的な書き込み/読み出
しを行う。ディスクアダプタ部135は、ライト命令/
リード命令に基づきキャッシュメモリ部131と磁気デ
ィスク装置(HDD)103にアクセスしてデータの書
き込み/読み出しを行う。高速スイッチングハブ117
〜120とキャッシュメモリ部131,132、ホスト
アダプタ部133,134あるいはディスクアダプタ部
135,136間のデータ転送は、シリアルデータで行
われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スイッチングハ
ブを用いて磁気ディスク装置へ転送するデータを高速化
し、また、転送するデータを冗長化することにより信頼
性を向上させるディスクアレイ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置の一層の性能向上が求
められ、並列アレイを構成する複数の磁気ディスク装置
を備え、ホストコンピュータからのデータをこれらの磁
気ディスク装置へ分散して格納することにより高性能化
を図ったディスクアレイ装置が用いられている。ディス
クアレイ制御装置は、ディスクアレイ装置に設けられ、
ホストコンピュータから磁気ディスク装置への並列アク
セスを制御する。図4は、従来のディスクアレイ制御装
置の構成を示すブロック図である。ディスクアレイ制御
装置400は、ホストコンピュータ401,402とデ
ータ転送を実行するホストアダプタ部429,430
と、磁気ディスク装置(HDD)403,404とデー
タ転送を行うディスクアダプタ部431,432と、メ
モリコントロール部425を備えたキャッシュメモリ部
427と、メモリコントロール部426を備えたキャッ
シュメモリ部428から構成される。
【0003】メモリコントロール部425は、バススイ
ッチ411、データのライト/リードを制御するメモリ
コントローラ413,414、データを一時的に格納す
るメモリ417〜420からなる。メモリコントロール
部428は、バススイッチ412、メモリコントローラ
415,416、メモリ421〜424からなる。キャ
ッシュメモリ部427,428によって2重化されたキ
ャッシュメモリ部は、バススイッチ411,412によ
ってホストアダプタ部429,430およびディスクア
ダプタ部431,432と1対1で接続されている。バ
ススイッチ411は、メモリコントローラ413,41
4と接続されており,ホストアダプタ407,408、
ディスクアダプタ409,410およびメモリコントロ
ーラ413,414間のデータ転送の制御を行う。バス
スイッチ412は、メモリコントローラ415,416
と接続されており,ホストアダプタ407,408、デ
ィスクアダプタ409,410およびメモリコントロー
ラ415,416間のデータ転送の制御を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ディスクアレイ装置の
更なる高性能化、高信頼性の要求に対応するために、磁
気ディスク装置の高速、高性能化、マルチプロセッサに
よる並列化、キャッシュメモリの大容量化、内部転送バ
ス幅の拡大などにより、装置のデータ転送能力を向上さ
せてきた。しかしながら、このような対策では、パッケ
ージ間のコネクタネック、LSIのピンネック、あるい
は、配線の複雑化により、構成要素の冗長化、並列化に
よる転送速度などの性能や信頼性の向上が難しいという
問題があった。
【0005】この発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、スイッチングハブを用いて当該スイ
ッチングハブとホストアダプタ、キャッシュメモリ、デ
ィスクアダプタ間をシリアルデータによって転送するこ
とにより、磁気ディスク装置へ転送するデータを高速化
するディスクアレイ制御装置を提供することにある。ま
た、他の目的は、ディスクアレイ制御装置内のホストア
ダプタ、キャッシュメモリおよびディスクアダプタ間を
接続するハブの信号数を削減することによって配線を容
易にし、各部の多重化を可能にするディスクアレイ制御
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、1つまたは複数のホス
トコンピュータとのインターフェース機能を有するホス
トアダプタ部と、複数の磁気ディスク装置とのインター
フェース機能を有するディスクアダプタ部と、前記ホス
トアダプタ部を介して前記ホストコンピュータから入力
されたデータ、または前記ディスクアダプタ部を介して
前記磁気ディスク装置から入力されたデータを一時的に
格納するキャッシュメモリ部と、前記ホストアダプタ部
と前記キャッシュメモリ部との間に接続されデータ転送
を制御する第1の高速スイッチングハブと、前記ディス
クアダプタ部と前記キャッシュメモリ部との間に接続さ
れデータ転送を制御する第2の高速スイッチングハブと
を具備することを特徴とするディスクアレイ制御装置で
ある。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のディスクアレイ制御装置において、前記ホスト
アダプタ部は、転送されるデータをパラレル/シリアル
変換する変換手段を有し、当該ホストアダプタ部と前記
第1の高速スイッチングハブ間をシリアルデータで転送
することを特徴とする。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
および請求項2に記載のディスクアレイ制御装置におい
て、前記ディスクアダプタ部は、転送されるデータをパ
ラレル/シリアル変換する変換手段を有し、当該ディス
クアダプタ部と前記第2の高速スイッチングハブ間をシ
リアルデータで転送することを特徴とする。
【0009】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
ないし請求項3のいずれかに記載のディスクアレイ制御
装置において、前記キャッシュメモリ部は、転送される
データをパラレル/シリアル変換する変換手段を有し、
当該キャッシュメモリ部と前記第1または第2の高速ス
イッチングハブ間をシリアルデータで転送することを特
徴とする。
【0010】また、請求項5に記載の発明は、1つまた
は複数のホストコンピュータとのインターフェース機能
を有する第1のホストアダプタ部と、前記第1のホスト
アダプタ部と2重化の構成を成し、前記ホストコンピュ
ータと1対1に接続された第2のホストアダプタ部と、
複数の磁気ディスク装置とのインターフェース機能を有
する第1のディスクアダプタ部と、前記第1のディスク
アダプタ部と2重化の構成を成し、前記磁気ディスク装
置と1対1に接続された第2のディスクアダプタ部と、
前記第1あるいは第2のホストアダプタ部を介して前記
ホストコンピュータから入力されたデータ、または前記
第1あるいは第2のディスクアダプタ部を介して前記磁
気ディスク装置から入力されたデータを一時的に格納す
る第1のキャッシュメモリ部と、前記第1のキャッシュ
メモリ部と2重化された第2のキャッシュメモリ部と、
前記第1、第2のホストアダプタ部と前記第1、第2の
キャッシュメモリ部との間に接続されデータ転送を制御
する第1の高速スイッチングハブと、前記第1の高速ス
イッチングハブと2重化の構成を成す第3の高速スイッ
チングハブと、前記第1、第2のディスクアダプタ部と
前記第1、第2のキャッシュメモリ部との間に接続され
データ転送を制御する第2の高速スイッチングハブと、
前記第2の高速スイッチングハブと2重化の構成を成す
第4の高速スイッチングハブとを具備することを特徴と
するディスクアレイ制御装置である。
【0011】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載のディスクアレイ制御装置において、前記第1と
第3の高速スイッチングハブは、前記第1と第2のホス
トアダプタ部および第1と第2のキャッシュメモリ部の
いずれか1つから転送要求が出されたとき、他の転送要
求があるか否かを判断して他の転送要求があるときはデ
ータ転送を調停する調停手段を有することを特徴とす
る。
【0012】また、請求項7に記載の発明は、請求項5
および請求項6に記載のディスクアレイ制御装置におい
て、前記第2と第4の高速スイッチングハブは、前記第
1と第2のディスクアダプタ部および第1と第2のキャ
ッシュメモリ部のいずれか1つから転送要求が出された
とき、他の転送要求があるか否かを判断して他の転送要
求があるときはデータ転送を調停する調停手段を有する
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施の形態について説明する。図1は、同実施形態に
よるディスクアレイ制御装置100の構成を示すブロッ
ク図である。同図において、133,134は、2重化
の構成を成し、ホストコンピュータ101,102と1
対1で接続されるホストアダプタ部である。135,1
36は、2重化の構成を成し、磁気ディスク装置(HD
D)103,104と1対1で接続されるディスクアダ
プタ部である。131,132は、2重化の構成を成
し、データを一時的に格納するキャッシュメモリ部であ
る。117,118は、ホストアダプタ部133,13
4とキャッシュメモリ部131,132間のデータ転送
を制御する高速スイッチングハブであり、119,12
0は、ディスクアダプタ部135,136とキャッシュ
メモリ部131,132間のデータ転送を制御する高速
スイッチングハブである。なお、ディスクアレイ装置1
00に接続されるホストコンピュータと磁気ディスク装
置は、図1に示す2つに限るものではなく、2つ以上接
続して用いることができる。
【0014】図2は、ホストアダプタ部133の構成を
示すブロック図である。なお、ホストアダプタ部134
も同様に構成される。ホストアダプタ部133は、ホス
トコンピュータ101,102に接続されたホストアダ
プタ105と、ホストアダプタ105と高速スイッチン
グハブ117,118間で転送されるデータをパラレル
/シリアル変換するTxP/S(パラレル/シリアル)
・RxS/P(シリアル/パラレル)109,110を
有する。ホストアダプタ105は,ホストコンピュータ
101,102間の制御信号またはデータの処理と制御
を行うコントロール部202,203と、制御信号また
はデータを一時的に格納するバッファ204,205
と、スイッチング部206,207を有する.スイッチ
ング部206,207は、ホストアダプタ106および
高速スイッチングハブ117,118からの同時アクセ
スに対する調停、管理スイッチングを行う。
【0015】図3は、ディスクアダプタ部135の構成
を示すブロック図である。なお、ディスクアダプタ部1
36も同様に構成される。ディスクアダプタ部135
は、磁気ディスク装置103,104に接続されたディ
スクアダプタ107と、磁気ディスク装置103,10
4と高速スイッチングハブ119,120間で転送され
るデータをパラレル/シリアル変換するTxP/S・R
xS/P:113,114を有する。ディスクアダプタ
107は,磁気ディスク装置103,104間の制御信
号またはデータの処理と制御を行うコントロール部25
2,253と、制御信号、またはデータを一時的に格納
するバッファ254,255と、スイッチング部25
6,257を有する。スイッチング部256,257
は、ディスクアダプタ108および高速スイッチングハ
ブ119,120からの同時アクセスに対する調停、管
理スイッチングを行う。
【0016】図4は、キャッシュメモリ部131の構成
を示すブロック図である。なお、キャッシュメモリ部1
32も同様に構成される。キャッシュメモリ部131
は,高速スイッチングハブ117〜120とキャッシュ
メモリ部131間で転送されるデータをシリアル/パラ
レル変換するTxP/S・RxS/P:121〜12
4、物理的に2重化されたメモリコントロール部30
5,306およびデータを一時的に格納する2重化され
たメモリ部313,314と315,316を有する。
この構成により、メモリコントロール部305,30
6、メモリ部313,314または315,316の一
方に障害が発生しても他方の転送ラインにより処理を中
断することなくデータ転送することが可能になる。
【0017】高速スイッチングハブ117,118は、
ホストアダプタ部133,134と2重化されたキャッ
シュメモリ部131,132に接続される。高速スイッ
チングハブ119,120は、ディスクアダプタ部13
5,136とキャッシュメモリ部131,132に接続
される。このように、ディスクアレイ制御装置100
は、ホストアダプタ部133,134のいずれか一方、
ディスクアダプタ部135,136のいずれか一方、キ
ャッシュメモリ部131,132のいずれか一方、高速
スイッチングハブ117,118または高速スイッチン
グハブ119,120のいずれか一方に障害が発生して
も他方の正常に動作しているユニットが選択されること
により、ホストコンピュータと磁気ディスク装置間のデ
ータ転送が保証されるように構成される。
【0018】次に、図1〜図4を参照して上記構成によ
るディスクアレイ制御装置100の動作を説明する。先
ず、ホストコンピュータ101からライト命令が出され
た場合について説明する。ホストコンピュータ101か
らのライト命令に対し、ホストアダプタ部133では、
その命令をコントロール部202でバッファ204に複
数個バッファリングしながら,制御信号およびデータを
処理、加工する。そして、高速スイッチングハブ11
7,118のいずれか一つを選択し、ライトデータ転送
要求を行う。ここで、高速スイッチングハブ117が選
択された場合を説明する。転送要求を受けた高速スイッ
チングハブ117では、制御コードをデコードしてキャ
ッシュメモリ部131,132のいずれに対する転送要
求かを判別する。
【0019】次に、高速スイッチングハブ117に接続
されたホストアダプタ部134、あるいはデータを転送
するキャッシュメモリ部131または132からの転送
要求があるか否かを判断し、転送要求がなければ、転送
を許可する。ホストアダプタ部134あるいはデータを
転送するキャッシュメモリ部131または132からの
転送要求があった場合、転送許可の調停を行い、ホスト
アダプタ部133,134あるいはキャッシュメモリ部
131,132のいずれか1つに対してのみ転送を許可
する。ホストアダプタ部133では許可がおりると、ホ
ストアダプタ105から出力されたパラレルデータをT
xP/S・RxS/P:109によってシリアルデータ
に変換して高速スイッチングハブ117に送出する。こ
のとき,ホストアダプタ105側の動作周波数をnと
し、mビット(n,mは正の数)のパラレル/シリアル
変換を行うものとすると、TxP/S・RxS/P:1
09の出力シリアルデータは、nxm以上の動作周波数
で送出される。転送されたシリアルデータは,高速スイ
ッチングハブ117を介し選択されたキャッシュメモリ
部131に転送される。TxP/S・RxS/P:12
1は、入力されたシリアルデータをパラレルデータに変
換する。メモリコントロール部305のコントロール部
307は、変換されたパラレルデータをバッファ30
9,310にバッファリングしながら、メモリ部31
3,314に一時的に書き込む。
【0020】次に、ホストアダプタ部133から磁気デ
ィスク装置103へのライト命令が出され、ディスクア
ダプタ部135ではキャッシュメモリ部131または1
32からライトデータを読み出し、磁気ディスク装置1
03にライトデータを書き込む。そのために、先ず、デ
ィスクアダプタ107は、ライト命令をコントロール部
252,253によってバッファ254,255に複数
個バッファリングしながら、制御信号およびアドレスを
処理、加工する。そして、高速スイッチングハブ11
9,120のいずれか一方を選択し、キャッシュメモリ
部131または132に対するリード要求を送出する。
ここで、高速スイッチングハブ119が選択されたもの
とする。
【0021】リード要求を受けた高速スイッチングハブ
119では、高速スイッチングハブ119と接続された
ディスクアダプタ部136あるいは転送するキャッシュ
メモリ部131からの転送要求があるか否かを判断し、
転送要求がなければ転送を許可する。ディスクアダプタ
部136あるいはキャッシュメモリ部131からの転送
要求があった場合、転送許可の調停を行い、ディスクア
ダプタ107,108あるいはキャッシュメモリ部13
1いずれか1つに対してのみ転送を許可する。ディスク
アダプタ部135では転送許可がおりると、ディスクア
ダプタ107から出力されたパラレルデータをTxP/
S・RxS/P:113でシリアルデータに変換して高
速スイッチングハブ119に送出する。このとき、ディ
スクアダプタ部135側の動作周波数をnとし、mビッ
トのパラレル/シリアル変換を行うものとすると、シリ
アルデータは、動作周波数nxm以上で転送される。
【0022】転送されたシリアルデータは、高速スイッ
チングハブ119を介して選択されたキャッシュメモリ
部131または132に転送される。キャッシュメモリ
部131が選択された場合、キャッシュメモリ部131
でTxP/S・RxS/P:123によってシリアルデ
ータからパラレルデータに変換される。メモリコントロ
ール部305のコントロール部307は、変換されたパ
ラレルデータをバッファ309,310にバッファリン
グすると共に、メモリ部313,314に対してリード
指示を行う。メモリ部313,314からデータが読み
出されると、バッファ309,310にバッファリング
した後、コントロール部307では高速スイッチングハ
ブ119に対し、リードデータ転送要求を送出する。
【0023】高速スイッチングハブ119では、このリ
ードデータ転送要求の制御コードをデコードして、ディ
スクアダプタ部135,136のいずれに対する転送要
求かを判別する。当該高速スイッチングハブ119と接
続されたキャッシュメモリ部132あるいは転送するデ
ィスクアダプタ部135からの転送要求があるか否かを
判断して転送要求がなければ転送を許可する。転送要求
がある場合は、転送許可の調停を行い、キャッシュメモ
リ部131あるいはディスクアダプタ部135のいずれ
か1つに対してのみ転送を許可する。キャッシュメモリ
部131では許可がおりると、コントロール部307か
ら出力されたパラレルデータをTxP/S・RxS/
P:123でシリアルデータに変換して高速スイッチン
グハブ119に送出する。このとき、キャッシュメモリ
部131側の動作周波数をnとし、mビットのパラレル
/シリアル変換を行うものとすると、シリアルデータは
nxm以上の動作周波数で転送される。
【0024】転送されたシリアルデータは,高速スイッ
チングハブ119を介し選択されたディスクアダプタ部
135に転送され、ディスクアダプタ部135のTxP
/S・RxS/P:113でシリアルデータからパラレ
ルデータに変換される。変換されたパラレルデータは、
ディスクアダプタ部135のコントロール部252で転
送を許可するとリードデータをバッファ254,205
に格納するとともに、転送許可に基づいてバッファ20
4、205のリードデータを磁気ディスク装置103に
転送してライト命令が終了する。
【0025】次に、ホストコンピュータ101からリー
ド命令が送出された場合について説明する。ホストコン
ピュータ101からリード命令が出されると、ホストア
ダプタ部133では,その命令をコントロール部202
でバッファ204に複数個バッファリングしながら、制
御信号およびリードアドレスを処理、加工する。そし
て、高速スイッチングハブ117,118のいずれか一
方を選択し、リード要求を出力する。以下、高速スイッ
チングハブ117が選択された場合を説明する。リード
要求を受けた高速スイッチングハブ117では,高速ス
イッチングハブ117に接続されたホストアダプタ部1
34、あるいは転送するキャッシュメモリ部131また
は132からの転送要求が出されているか否かを判断
し、転送要求がなければ転送を許可する。
【0026】ホストアダプタ部134あるいは転送する
キャッシュメモリ部131または132から転送要求が
あった場合、転送許可の調停を行い、ホストアダプタ部
134あるいはキャッシュメモリ部131または132
のいずれか1つに対してのみ転送を許可する。転送許可
がおりると、ホストアダプタ部133では、ホストアダ
プタ105から出力されたパラレルデータをTxP/S
・RxS/P:109でシリアルデータに変換して高速
スイッチングハブ117に転送する。
【0027】ホストアダプタ部133から高速スイッチ
ングハブ117を介して磁気ディスク装置103へのリ
ード命令が出されると、ディスクアダプタ部135によ
って磁気ディスク装置103からリードデータが読み出
され、キャッシュメモリ部131または132にデータ
が書き込まれる。先ず、ディスクアダプタ部135で
は、コントロール部252が磁気ディスク装置103に
リード要求を送出し、リードデータをバッファ254に
複数個バッファリングしながら、制御信号およびデータ
を処理、加工する。そして、高速スイッチングハブ11
9,120のいずれか一方を選択し、ライトデータ転送
要求を行う。高速スイッチングハブ119が選択される
と、転送要求を受けた高速スイッチングハブ119で
は、制御コードをデコードしてキャッシュメモリ部13
1,132のいずれに対する転送要求かを判別する。
【0028】次いで、キャッシュメモリ部131に対す
る転送要求の場合、高速スイッチングハブ119と接続
されたディスクアダプタ部136、あるいは転送するキ
ャッシュメモリ部131から転送要求があるか否かを判
断し、転送要求がなければ、キャッシュメモリ部131
へのデータの転送を許可する。ディスクアダプタ部13
6あるいはキャッシュメモリ部131から転送要求があ
る場合、転送許可の調停を行い、ディスクアダプタ10
7あるいはキャッシュメモリ部131のいずれか1つに
対してのみ転送を許可する。ディスクアダプタ部135
では許可がおりると、ディスクアダプタ107から出力
されたパラレルデータをTxP/S・RxS/P・11
3でシリアルデータに変換して高速スイッチングハブ1
19に送出する。
【0029】転送されたシリアルデータは,高速スイッ
チングハブ119を介し、選択されたキャッシュメモリ
部131に転送され、キャッシュメモリ部131のTx
P/S・RxS/P:123でシリアルデータからパラ
レルデータに変換される。メモリコントロール部305
内のコントロール部307は、変換されたパラレルデー
タをバッファ309,310にバッファリングしなが
ら、メモリ部313,314に一時的に書き込む。
【0030】ホストアダプタ部133から高速スイッチ
ングハブ117を介し、転送されたリード要求は、選択
されたキャッシュメモリ部131または132に転送さ
れる。ここで、キャッシュメモリ部131が選択された
ものとする。キャッシュメモリ部131では、入力され
たシリアルデータをパラレルデータに変換する。変換さ
れたパラレルデータはメモリコントロール部305のコ
ントロール部307でバッファ309,310にバッフ
ァリングすると共に、メモリ部313,314に対して
リード指示を行う。メモリ部313,314からデータ
が返却されると、バッファ309,310にバッファリ
ングした後、コントロール部307では高速スイッチン
グハブ117に対し、リードデータ転送要求を送出す
る。
【0031】高速スイッチングハブ117では、リード
データ転送要求の制御コードをデコードしてホストアダ
プタ部133,134のいずれに対する転送要求かを判
別する。そして、高速スイッチングハブ117と接続さ
れたキャッシュメモリ部132あるいは転送するホスト
アダプタ部133からの転送要求があるか否かを判断し
て、転送要求がなければ転送を許可する。キャッシュメ
モリ部132、あるいは転送するホストアダプタ部13
3からの転送要求があるときは、転送許可の調停を行
い、キャッシュメモリ部131あるいはホストアダプタ
部133のいずれか1つに対してのみ転送を許可する。
キャッシュメモリ部131では許可がおりると、TxP
/S・RxS/P:121でパラレルデータをシリアル
データに変換して高速スイッチングハブ117に送出す
る。このとき,キャッシュメモリ129側の動作周波数
をnとし、mビットのパラレル/シリアル変換を行うも
のとすると、シリアルデータはnxm以上の動作周波数
で送出される。
【0032】転送されたシリアルデータは、高速スイッ
チングハブ117を介し選択されたホストアダプタ部1
33に転送され、ホストアダプタ部133のTxP/S
・RxS/P:109でシリアルデータからパラレルデ
ータに変換される。変換されたパラレルデータは、コン
トロール部202で転送を許可するとリードデータをバ
ッファ204に格納するとともに、転送許可に基づいて
ホストアダプタ105から出力され、リード命令が終了
する。なお、上述の動作は、高速スイッチングハブ11
7および119が選択された場合について説明したが、
高速スイッチングハブ118または120が選択された
場合も同様に動作する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スイッチングハブを用いて当該スイッチングハブとホス
トアダプタ、キャッシュメモリ、ディスクアダプタ間を
シリアルデータによって転送しているので磁気ディスク
装置へ転送するデータを高速化でき、ディスクアレイ制
御装置の性能を一層向上させることができる。また、デ
ィスクアレイ制御装置内のホストアダプタ、キャッシュ
メモリおよびディスクアダプタ間を接続するハブの信号
数を大幅に削減するので配線が容易になり、各部の多重
化が可能になるめ、ディスクアレイ制御装置の信頼性を
高めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 ホストアダプタ部の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 ディスクアダプタ部の構成を示すブロック図
である。
【図4】 キャッシュメモリ部の構成を示すブロック図
である。
【図5】 従来のディスクアレイ制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
100 ディスクアレイ制御装置 105,106 ホストアダプタ 107,108 ディスクアダプタ 109〜116,121〜128 TxP/S(パラレ
ル/シリアル)・RxS/P(シリアル/パラレル) 117〜120 高速スイッチングハブ 129,130 キャッシュメモリ 131,132 キャッシュメモリ部 133,134 ホストアダプタ部 135,136 ディスクアダプタ部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つまたは複数のホストコンピュータと
    のインターフェース機能を有するホストアダプタ部と、 複数の磁気ディスク装置とのインターフェース機能を有
    するディスクアダプタ部と、 前記ホストアダプタ部を介して前記ホストコンピュータ
    から入力されたデータ、または前記ディスクアダプタ部
    を介して前記磁気ディスク装置から入力されたデータを
    一時的に格納するキャッシュメモリ部と、 前記ホストアダプタ部と前記キャッシュメモリ部との間
    に接続されデータ転送を制御する第1の高速スイッチン
    グハブと、 前記ディスクアダプタ部と前記キャッシュメモリ部との
    間に接続されデータ転送を制御する第2の高速スイッチ
    ングハブと、 を具備することを特徴とするディスクアレイ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ホストアダプタ部は、転送されるデ
    ータをパラレル/シリアル変換する変換手段を有し、当
    該ホストアダプタ部と前記第1の高速スイッチングハブ
    間をシリアルデータで転送することを特徴とする請求項
    1に記載のディスクアレイ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスクアダプタ部は、転送される
    データをパラレル/シリアル変換する変換手段を有し、
    当該ディスクアダプタ部と前記第2の高速スイッチング
    ハブ間をシリアルデータで転送することを特徴とする請
    求項1および請求項2に記載のディスクアレイ制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記キャッシュメモリ部は、転送される
    データをパラレル/シリアル変換する変換手段を有し、
    当該キャッシュメモリ部と前記第1または第2の高速ス
    イッチングハブ間をシリアルデータで転送することを特
    徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のデ
    ィスクアレイ制御装置。
  5. 【請求項5】 1つまたは複数のホストコンピュータと
    のインターフェース機能を有する第1のホストアダプタ
    部と、 前記第1のホストアダプタ部と2重化の構成を成し、前
    記ホストコンピュータと1対1に接続された第2のホス
    トアダプタ部と、 複数の磁気ディスク装置とのインターフェース機能を有
    する第1のディスクアダプタ部と、 前記第1のディスクアダプタ部と2重化の構成を成し、
    前記磁気ディスク装置と1対1に接続された第2のディ
    スクアダプタ部と、 前記第1あるいは第2のホストアダプタ部を介して前記
    ホストコンピュータから入力されたデータ、または前記
    第1あるいは第2のディスクアダプタ部を介して前記磁
    気ディスク装置から入力されたデータを一時的に格納す
    る第1のキャッシュメモリ部と、 前記第1のキャッシュメモリ部と2重化された第2のキ
    ャッシュメモリ部と、 前記第1、第2のホストアダプタ部と前記第1、第2の
    キャッシュメモリ部との間に接続されデータ転送を制御
    する第1の高速スイッチングハブと、 前記第1の高速スイッチングハブと2重化の構成を成す
    第3の高速スイッチングハブと、 前記第1、第2のディスクアダプタ部と前記第1、第2
    のキャッシュメモリ部との間に接続されデータ転送を制
    御する第2の高速スイッチングハブと、 前記第2の高速スイッチングハブと2重化の構成を成す
    第4の高速スイッチングハブと、 を具備することを特徴とするディスクアレイ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記第1と第3の高速スイッチングハブ
    は、前記第1と第2のホストアダプタ部および第1と第
    2のキャッシュメモリ部のいずれか1つから転送要求が
    出されたとき、他の転送要求があるか否かを判断して他
    の転送要求があるときはデータ転送を調停する調停手段
    を有することを特徴とする請求項5に記載のディスクア
    レイ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記第2と第4の高速スイッチングハブ
    は、前記第1と第2のディスクアダプタ部および第1と
    第2のキャッシュメモリ部のいずれか1つから転送要求
    が出されたとき、他の転送要求があるか否かを判断して
    他の転送要求があるときはデータ転送を調停する調停手
    段を有することを特徴とする請求項5および請求項6に
    記載のディスクアレイ制御装置。
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JP2005327223A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Hiroshi Nakanishi シリアルバスとバススイッチを使用した逐次命令実行型の計算機
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