JP2003216567A - Ideにおけるハードディスクドライブ接続方式 - Google Patents

Ideにおけるハードディスクドライブ接続方式

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JP2003216567A
JP2003216567A JP2002056612A JP2002056612A JP2003216567A JP 2003216567 A JP2003216567 A JP 2003216567A JP 2002056612 A JP2002056612 A JP 2002056612A JP 2002056612 A JP2002056612 A JP 2002056612A JP 2003216567 A JP2003216567 A JP 2003216567A
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ide
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hdd
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connectors
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JP2002056612A
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Tetsuya Hattori
哲也 服部
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Tietech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホスト装置が具備する、ある1個のIDEコ
ネクタに、少なくとも2台以上のHDDを接続可能にし
て、そのホスト装置がアクセス可能なHDDの全体容量
を増やす。 【解決手段】 ホスト装置13と第1のHDD選択制御
基板11とを、ホスト側コネクタ3と周辺機器側IDE
コネクタ1aとで接続し、周辺機器側コネクタ1aと複
数のIDEコネクタ(1b、1c)との間には、開閉制
御可能であり非アクセス時には閉じている双方向のゲー
トバッファ(5b、5c)をそれぞれ設け、各IDEコ
ネクタ(1b、1c)には、ホスト装置13が具備して
いるRAM17上で、所定のアドレスをそれぞれ割り付
け、第1のHDD選択制御基板11は、ホスト装置13
からのアドレス指定信号に基づき、ホスト装置13がア
クセスしようとするIDEコネクタ(1b、1c)を選
択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータなどのホスト装置と、ハードディスクとのインタ
フェースであるIDE規格における複数のハードディス
ク(ドライブ)のホストとの接続方式に係るものであ
り、IDEにおけるハードディスクドライブ接続方式に
関する
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(以後、パソコ
ンと称する)及びディジタル画像記録装置などのいわゆ
るホストコンピュータないしホスト装置は、(補助)記
憶媒体として、ハードディスクドライブ装置(以後、H
DDとも称する)を内蔵する構成が一般的である。ホス
ト装置とHDDとのインタフェース(規格)としては、
いわゆる外付けのインタフェース規格ないし標準でもあ
るSCSI(SmallComputer Syste
m Interface)と内蔵インタフェースのID
E(Integrated Drive Electr
onics)とが代表的なものとして挙げられる。ID
Eは、SCSIドライブのように、特別なソフトウェア
ドライバは必要ない。この簡便さがIDEの大きな魅力
の1つであり、広く普及している。IDE接続には、簡
単なアドレスデコーダ(1bit単位のアドレス信号を
まとめて、指定されたアドレスを読み出す回路)とデー
タバッファメモリ程度があればよい。このため、一般に
IDEコントローラとして販売されているカードは、極
めて低価格である。大手メーカー製品では、マザーボー
ド上にオンボードでIDEインタフェースを持たせるも
のが多い。IDEインタフェースでは、1つのコントロ
ーラに2つまでのIDEドライブを接続することができ
る。すなわち、1つのIDEコントローラは、最大2個
までのIDEコネクタを装備させることができる。一
方、その1個のIDEコネクタには、後述するように2
台までのHDDを接続することができる。それらのHD
Dをホストからアクセス(読み出し/書き込み)するこ
とができる。もちろん、経費などの関係で、IDEコン
トローラに1個のIDEコネクタしか装備させないこと
もあり得る。通常、マザーボード上にIDEインタフェ
ースを持たせるには、次のようにする。マザーボード
に、プライマリIDE並びにセカンダリIDEと呼ばれ
る2つのインタフェース、すなわちIDE接続対応の2
つのコネクタを設ける。前記プライマリIDEのコネク
タには、IDEフラットケーブル(以後、IDEケーブ
ルと称する)にてマスタのHDDを接続する。このマス
タのHDDには、IDEケーブルにてスレーブのHDD
を接続できる。すなわち、マザーボートの一つのIDE
コネクタには、マスタ、スレイブの2台のHDDをシリ
アル状に接続できる。同様に、セカンダリのIDEコネ
クタにも、マスタ、スレイブの2台のHDDを接続でき
る。つまり、1つのIDEコネクタには、マスタ、スレ
イブ、2個のHDDを接続できる。通常、マザーボード
は、2個のIDEコネクタを持っているので、計4台の
HDDを該マザーボード接続できる。以上の説明で明ら
かなことは、一つのIDEコネクタには、それがプライ
マリであれ、セカンダリであれ、マスタそしてスレイブ
の2台のHDDを接続できるし、2台までしか接続でき
ない、という事実である。
【0003】近年、コンピュータ(ホスト)で、画像デ
ータを処理したり、記録(蓄積)したりすることがごく
当たり前に行われるようになってきており、その記録の
ためのHDDが一台のホストにつき、多数必要となって
きている。画像データの記録には、膨大なデータ量を記
録できる記憶媒体が必要であるからである。しかし、上
記したように、IDE(規格)では、1つのIDEコネ
クタに2台までしかHDDを接続できず、最大でも4台
までのHDDしかホスト(IDEコントローラ)に接続
することができない。用途によっては、記録媒体の容量
が足らず、ユーザから不満が出ている、という問題点が
ある。また、IDEにおいては、マスタのHDDにアク
セス中、スレイブのHDDの抜き差し、スレイブのHD
Dにアクセス中、マスタのHDDの抜き差し、いわゆる
活性挿抜ができないという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明に係るIDEに
おけるハードディスクドライブ接続方式は、上記した従
来の技術が有する問題点に鑑み、成されたものであり、
次の課題を解決することを目的とする。ホスト(装置)
が具備する、ある1個のIDEコネクタに、少なくとも
2台以上のHDDを接続可能にして、そのホスト装置が
ドライブ可能なHDDの全体容量を増やすことである。
また、ホスト装置があるHDDにアクセス中であって
も、それ以外のアクセスしていない任意のHDDを抜き
差しできるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの
IDEにおけるハードディスクドライブ接続方式であ
り、次のようなものである。IDEコントローラを有
し、前記IDEコントローラは、内蔵HDD接続用のコ
ネクタであるホスト側コネクタを少なくとも1つ具備す
るホスト装置と、1つの周辺機器側コネクタ及び複数の
IDEコネクタを具備する第1のHDD選択制御基板
と、を含む。前記ホスト側コネクタと前記周辺機器側I
DEコネクタとは、IDEケーブルで接続する。前記1
つの周辺機器側コネクタと前記複数のIDEコネクタと
の間には、開閉制御可能であり非アクセス時には閉じて
いる双方向のゲートバッファがそれぞれ設けてある。ま
た、前記複数のIDEコネクタには、前記ホスト装置が
具備しているメモリ上で、所定のアドレスがそれぞれ割
り付けてある。つまり、各IDEコネクタは、自分だけ
のアドレスを持っている。前記第1のHDD選択制御基
板は、前記ホスト装置からのアドレス指定信号に基づき
(アドレス指定信号を認識する手段を有しており)、前
記ホスト装置がアクセスしようとする前記IDEコネク
タを選択して、前記周辺機器側コネクタと該IDEコネ
クタとの間に存する該ゲートバッファを、通信可能状態
にし得る。つまり、各ゲートバッファは、ハイインピー
ダンスである不通状態からスルー状態(通信可能状態)
へ切り替わることが可能であり、前記第1のHDD選択
制御基板は、そのように制御することが可能な構成とな
っている。
【0006】上記課題を解決するための本発明の第2発
明は、請求項2に記載されたとおりのIDEにおけるハ
ードディスクドライブ接続方式であり、次のようなもの
である。請求項1記載のIDEにおけるハードディスク
ドライブ接続方式において、1つの基板中継用IDEコ
ネクタ及び複数の外部HDD接続用IDEコネクタを具
備する第2のHDD選択制御基板を設置してなり、前記
第1のHDD選択制御基板が具備する複数のIDEコネ
クタのうちの一つのIDEコネクタと、前記基板中継用
IDEコネクタとを、IDEケーブルで接続してなり、
前記1つの基板中継用IDEコネクタと前記複数の外部
HDD接続用IDEコネクタとの間には、開閉制御可能
であり非アクセス時には閉じている双方向のゲートバッ
ファがそれぞれ設けてあり、前記複数の外部HDD接続
用IDEコネクタには、前記ホスト装置が具備している
メモリ上で、所定のアドレスがそれぞれ割り付けてあ
り、前記第2のHDD選択制御基板は、前記ホスト装置
からのアドレス指定信号に基づき(アドレス指定信号を
認識する手段を有しており)、前記ホスト装置がアクセ
スしようとする前記外部HDD接続用IDEコネクタを
選択して、前記基板中継用IDEコネクタと該外部HD
D接続用IDEコネクタとの間に存する該ゲートバッフ
ァを、通信可能状態にし得る構成とした。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るIDEにお
けるハードディスクドライブ接続方式のブロック図であ
る。ホスト装置13というのは、例えばパソコン、記録
媒体としてハードディスクを具備するディジタル画像記
録装置などである。ホスト装置13は、通常のコンピュ
ータシステムと同様、制御中枢であるCPU15、プロ
グラム格納用のROM16、ワークアエリアであるRA
M17などを具備する。なお、ホスト装置13内のイン
タフェース素子(例、I/O)は、図示しない。ホスト
装置13は、IDEコネクタを具備するIDEコントロ
ーラ8を持ってており、ホスト装置13、実質的にはC
PU15は、ホスト側コネクタ3を介して、外部のID
E対応機器にアクセスできる。ホスト側コネクタ3とい
うのは、IDE規格に準拠するコネクタのことであり、
IDEコントローラ8が具備するIDEコネクタを、こ
のように称するものとする。なお、ホスト側コネクタ3
は、1つのIDEコントローラ8につき、2個まで設け
ることができる。しかし、1つ1つのホスト側コネクタ
の構成と動作は、全く同様である。よって、本発明の実
施の形態では、1つのホスト側コネクタ3に第1のHD
D選択制御基板を接続する例についてのみ図示し説明す
る。ホスト側コネクタ3には、IDEケーブル9aを介
して内部IDEコネクタ基板11を接続する。内部ID
Eコネクタ基板11は、上記した第1のHDD選択制御
基板のことであり、後述するように、ホスト装置13の
内部に設置、もしくはホスト装置13に直接、接続す
る。ここでは、前記第1のHDD選択制御基板のことを
内部IDEコネクタ基板11と称するものとする。な
お、本明細書においては、基板という用語は、ユニット
ないし装置を意味してもよいものとする。
【0008】内部IDEコネクタ基板11は、ホスト側
コネクタ3と接続するための周辺機器側コネクタ1aを
持っている。周辺機器側コネクタ1aは、IDEコネク
タそのものであるが、ホスト側のIDEコネクタに対応
する周辺機器側のコネクタという意味で、ここでは、こ
のように称する。内部IDEコネクタ基板11は、ID
Eコネクタである1個の周辺機器側コネクタ1a以外
に、IDEコネクタを複数個持っている。図2では、I
DEコネクタ(1b、1c)の2個がそれに相当する。
周辺機器側コネクタ1aは、各IDEコネクタ(1b、
1c)と双方向のバッファ(5b、5c)を介して、そ
れぞれつながって(伝送路を形成して)いる。このバッ
ファ(5b、5c)は、ホスト装置13のRAM17上
にてアドレスが割り付けられており、普段は、閉じてい
る。このバッファは、スルー(通過)とハイインピーダ
ンス(閉止)の2状態を取るいわゆるゲートバッファで
あり、開け閉めが可能である。このバッファの開閉は、
制御部6で行う。制御部6は、例えばPLD(Prog
rammableLogic Device)で構成す
る。制御部6は、周辺機器側コネクタ1aを介してホス
ト装置13(のCPU15)からの指令(情報)を受け
取るとともに、その指令ないし情報(例、アドレス指定
信号)を解析ないし解釈して、指定されたアドレスへの
経路に存するバッファ5bもしくはバッファ5cを開け
る機能を有する。ホスト装置からその経路へのアクセス
が終わると、制御部6は、そのバッファを閉じる。各I
DEコネクタ(1b、1c)には、それぞれ、HDDを
接続することができる。各HDD(4b、4c)は、I
DEケーブル(9b、9c)にて、各IDEコネクタ
(1b、1c)に接続すればよい。しかし、IDEケー
ブル(9b、9c)が必須というわけではない。IDE
コネクタ(1b、1c)に直接接続できるコネクタ(図
示せず)を各HDD(4b、4c)に設けてもよい。
【0009】周辺機器側コネクタ1aとIDEコネクタ
1bとの間には、バッファ5bがあり、ホスト装置13
がHDD4bにアクセスするときだけ、このバッファが
通信可能状態(以後、この状態のことをスルーとも称す
る)となるので、ホスト装置13がHDD4bにアクセ
スしていないとき、すなわち読み出しまたは書込みをし
ていないときは、HDD4bをIDEケーブル9bか
ら、もしくはIDEケーブル9bをIDEコネクタ1b
から、抜くことも差込むこともできる。いわゆる活性挿
抜が可能である。同様に、HDD4cの活性挿抜も可能
である。
【0010】図2は、本発明に係るIDEにおけるハー
ドディスクドライブ接続方式の実施の一形態を示すブロ
ック図である。ホスト装置13の内部に、内部IDEコ
ネクタ基板11を収納したことを示している。また、内
部IDEコネクタ基板11に、ホスト装置13のRAM
17上にてアドレスの割り付けが成されている、IDE
コネクタ1dを追加した。このIDEコネクタ1dに
も、HDD4d(及びIDEケーブル9d)を接続でき
る。周辺機器側コネクタ1aとIDEコネクタ1dとの
間にはバッファ5dが設けられ、このバッファ5dは、
CPU15からの送信情報に基づき、制御部6の判断
で、開閉制御される。従って、IDEコネクタ1dない
しHDD4dにCPU15がアクセスしているときは、
その他のHDD(4b、4c)を活性挿抜できる。HD
D4bがCPU15からアクセスされているときは、H
DD4cとHDD4dを活性挿抜できる。1個のホスト
側コネクタ3にHDDを接続する場合、その1個のホス
ト側コネクタがプライマリのコネクタであれ、セカンダ
リのコネクタであれ、従来は、マスタとスレーブの2台
のHDDしか接続できなかった。しかし、本発明では、
内部IDEコネクタ基板11を、1個のホスト側コネク
タ3にIDE接続して設置したことにより、3台以上の
HDDに対して、ホスト装置13からアクセスできるよ
うになるし、各HDD(4b、4c、4d)は、自分へ
の非アクセス時、活性挿抜もできるようになる。
【0011】図3は、本発明に係るIDEにおけるハー
ドディスクドライブ接続方式の実施の一形態を示すブロ
ック図である。図2の構成に加えて、第2のHDD選択
制御基板、いわゆるセレクタを設けたものである。ここ
では、第2のHDD選択制御基板のことを外部IDEコ
ネクタ基板12と称するものとする。3つのIDEコネ
クタ(1b、1c、1d)には、それぞれ、外部IDE
コネクタ基板12を接続可能である。どのIDEコネク
タに外部IDEコネクタ基板12を接続しても、内部I
DEコネクタ基板11及び外部IDEコネクタ基板12
の動作は同様である。ここではIDEコネクタ1bにだ
け、外部IDEコネクタ基板12をIDEケーブル9b
を介して接続する例によって、本発明の実施の形態を説
明する。
【0012】外部IDEコネクタ基板12は、IDEコ
ネクタ1bに対応するIDEコネクタである基板中継用
IDEコネクタ1eを有し、この基板中継用IDEコネ
クタ1eを介して、内部IDEコネクタ基板11に接続
する。外部IDEコネクタ基板12は、HDD接続用の
IDEコネクタを複数個、持っている。ここでは、8個
のIDEコネクタを備えているものとする。外部HDD
接続用コネクタ(9f〜9m)にそれぞれ、HDD(4
f〜4m)を、IDEケーブル9f〜9mを介して接続
することができる。もちろん、8個全ての外部HDD接
続用コネクタ(9f〜9m)にHDDを接続する必要は
ない。
【0013】図3に示す実施の形態において、ホスト装
置13のメイン基板13aのCPU15から、各HDD
(4c、4d、4f〜4m)、すなわち、IDEコネク
タ1cとIDEコネクタ1d、及びIDEコネクタ1b
を経て各外部HDD接続用コネクタ(2e〜2m)に、
アクセスするには、次のようにする。CPU15から見
たホスト側コネクタ3のアドレスを16進数で01(十
六)番地とする。従って、ホストであるCPU15と周
辺機器である内部IDEコネクタ基板11との間でデー
タの通信をするときは、CPU15は、アクセスする機
器のアドレスを指定するためのデータであるアドレス指
定信号(アドレス信号とも称する)を含む通信要求情報
を01(十六)番地へ送信する。また、IDEコネクタ
1b、IDEコネクタ1c及びIDEコネクタ1dのア
ドレスを、それぞれ、02(十六)番地、03(十六)
番地及び04(十六)番地とする。すなわち、内部ID
Eコネクタ11基板のIDEコネクタを選択して制御す
る手段である制御部6は、この番地の割付けを、自らの
中に記憶している。CPU15がHDD(4c、4d、
4f〜4m)のどれかにアクセスしようとするときは、
01(十六)番地へ出力するべき前記アドレス信号の中
味を決めなければならない。アクセスしようとするコネ
クタ(HDDでもある)に応じて、RAM17上のアド
レステーブルを参照して決める。
【0014】図4は、メモリマップ上に割り付けられた
HDDのアドレステーブルである。今、メイン基板13
aのCPU15は、IDEコネクタ1c(HDD4c)
へアクセスしたいとする。図4のメモリテーブルによれ
ば、IDEコネクタ1cにアクセスするためのアドレス
信号(コマンド)は、0300(十六)である。前記0
300(十六)という2バイト(16ビット)の情報の
うち、上位1バイト(8ビット)の03(十六)が、I
DEコネクタ1cに割り付けられたアドレスである03
(十六)番地を意味する。CPU15は、01(十六)
番地へアドレス信号0300(十六)を出力する。アド
レス信号0300(十六)は、ホスト側コネクタ3、I
DEケーブル9a、周辺機器側コネクタ1aを介して、
先ず、制御部6へ入力する。制御部6は、取り込んだア
ドレス信号0300(十六)を解釈し、自らが持ってい
る情報を参照して、03(十六)番地へのアクセス要求
であることを認識する。しかる後、制御部6は、周辺機
器側コネクタ1aとIDEコネクタ1cとの間に存する
バッファ5cを閉止状態から開放制御してスルーとす
る。よって、CPU15とIDEコネクタ1cとの間に
は、双方向の伝送路が成立するので、CPU15は、I
DEコネクタ1cに接続してあるHDD4cにアクセス
することができる。
【0015】次に、CPU15が、外部HDD接続用コ
ネクタ(2e〜2m)、すなわちHDD(4f〜4m)
にアクセスするときの方法を説明する。今、CPU15
は、外部HDD接続用コネクタ2m(ということはHD
D4m)にアクセスしたいとする。ホスト側コネクタ3
のアドレスは、01(十六)番地である。よって、CP
U15は、01(十六)番地に向けて、外部HDD接続
用コネクタ2mにアクセスするためのアドレス信号を送
信すればよい。図4によれば、外部HDD接続用コネク
タ2mにアクセススするためのアドレス信号(コマン
ド)は、0208(十六)である。CPU15は、アド
レス信号(コマンド)0208(十六)を01(十六)
番地へ出力する。すると、上記したように、制御部6
は、アドレス信号(コマンド)を受取り、上位1バイト
を解析して02(十六)番地へのアクセス要求であると
判断する。そして、02(十六)番地へのアクセス要求
は、外部IDEコネクタ基板12へのアクセス要求であ
ると判断することができる。制御部6は、アドレス02
(十六)番地が割り付けられたIDEコネクタ1bに通
じるバッファ5bを開放制御してスルーにするととも
に、前記アドレス信号(コマンド)0208(十六)を
02(十六)番地へ出力する。02(十六)番地である
IDEコネクタ1bは、アドレス信号(コマンド)02
08(十六)を、IDEケーブル9bを介して基板中継
用IDEコネクタ2eに出力する。外部IDEコネクタ
基板12の制御中枢である制御手段7は、アドレス信号
(コマンド)0208(十六)を入力させ、その下位1
バイト、08(十六)を解析して、08(十六)番地へ
のアクセスであると判断する。08番地は、外部HDD
接続用コネクタ2mに割り付けられたアドレスであるの
で、制御手段7は、バッファ5mを開放制御してスルー
とする。よって、CPU15が01(十六)番地にアド
レス信号0208(十六)を出力することにより、CP
U15と外部HDD接続用コネクタ2mとの間に伝送路
が成立する。すなわち、CPU15は、HDD4mにア
クセスできる。CPU15が外部IDEコネクタ基板1
2に接続する他のHDD(4f〜4n)にアクセスする
ときも同様である。例えば、HDD4fにアクセスする
ときは、CPU15は、01(十六)番地へ、アドレス
信号0201(十六)を出力すればよい。
【0016】本発明が提案する構成によれば、CPU1
5(メイン基板13a)がアクセスしている通信路(伝
送路)以外に存するバッファは、閉じているので、HD
Dの活性挿抜が可能である。バッファ及びIDEコネク
タ(外部HDD接続用コネクタ)を増設することによっ
て、その分だけ、HDDを増設でき、CPU15から該
HDDにアクセスできるとともに、該HDDの活性挿抜
もできる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係るIDEにおけるハードディ
スクドライブ接続方式は、以上、説明してきたような構
成であるので、以下に記載する効果を奏する。ホスト
(装置)が具備する、ある1個のIDEコネクタ(ホス
ト側コネクタ)に、第1のIDE選択制御基板(内部I
DEコネクタ基板)を設けて、ホスト装置のCPUと各
HDDの通信路に双方向のバッファを設けたので、少な
くとも2台以上のHDDをホスト装置からアクセスする
ことが可能になった。外部IDEコネクタ基板(第2の
IDE選択制御基板)を第1のIDE選択制御基板に接
続すれば、ホスト装置に外付けする格好で、さらにHD
Dを増設することが可能である。また、IDE規格にお
けるマスタ、スレイブという接続方式を廃して、バッフ
ァの開け閉めによる通信路の制御を採用したので、ホス
ト装置がある1台のHDDにアクセス中であっても、そ
の1台のHDD以外のアクセスされていないHDDは、
自由に抜き差し、いわゆる活性挿抜ができるようなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るIDEにおけるハードディスクド
ライブ接続方式のブロック図
【図2】本発明に係るIDEにおけるハードディスクド
ライブ接続方式の実施の一形態を示すブロック図
【図3】本発明に係るIDEにおけるハードディスクド
ライブ接続方式の実施の一形態を示すブロック図
【図4】メモリマップ上に割り付けられたHDDのアド
レステーブル
【符号の説明】
1a 周辺機器側コネクタ 1b〜1d IDEコネクタ 2e 基板中継用コネクタ 2f〜2m 外部HDD接続用コネクタ 3 ホスト側コネクタ 4a〜4d、4f〜4m HDD 5b〜5d、5f、5m バッファ 6 制御部 7 制御手段 8 IDEコントローラ 9a〜9d、9f〜9m IDEケーブル 11 内部IDEコネクタ基板 12 外部IDEコネクタ基板 13 ホスト装置 13a メイン基板 15 CPU 16 ROM 17 RAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IDEコントローラを有し、前記IDE
    コントローラは、内蔵HDD接続用のコネクタであるホ
    スト側コネクタを少なくとも1つ具備するホスト装置
    と、1つの周辺機器側コネクタ及び複数のIDEコネク
    タを具備する第1のHDD選択制御基板と、を含むもの
    であり、 前記ホスト側コネクタと前記周辺機器側IDEコネクタ
    とを、IDEケーブルで接続してなり、 前記1つの周辺機器側コネクタと前記複数のIDEコネ
    クタとの間には、開閉制御可能であり非アクセス時には
    閉じている双方向のゲートバッファがそれぞれ設けてあ
    り、 前記複数のIDEコネクタには、前記ホスト装置が具備
    しているメモリ上で、所定のアドレスがそれぞれ割り付
    けてあり、 前記第1のHDD選択制御基板は、前記ホスト装置から
    のアドレス指定信号に基づき、前記ホスト装置がアクセ
    スしようとする前記IDEコネクタを選択して、前記周
    辺機器側コネクタと該IDEコネクタとの間に存する該
    ゲートバッファを、通信可能状態にし得る構成としてあ
    る、IDEにおけるハードディスクドライブ接続方式。
  2. 【請求項2】 1つの基板中継用IDEコネクタ及び複
    数の外部HDD接続用IDEコネクタを具備する第2の
    HDD選択制御基板を設置してなり、 前記第1のHDD選択制御基板が具備する複数のIDE
    コネクタのうちの一つのIDEコネクタと、前記基板中
    継用IDEコネクタとを、IDEケーブルで接続してな
    り、 前記1つの基板中継用IDEコネクタと前記複数の外部
    HDD接続用IDEコネクタとの間には、開閉制御可能
    であり非アクセス時には閉じている双方向のゲートバッ
    ファがそれぞれ設けてあり、 前記複数の外部HDD接続用IDEコネクタには、前記
    ホスト装置が具備しているメモリ上で、所定のアドレス
    がそれぞれ割り付けてあり、 前記第2のHDD選択制御基板は、前記ホスト装置から
    のアドレス指定信号に基づき、前記ホスト装置がアクセ
    スしようとする前記外部HDD接続用IDEコネクタを
    選択して、前記基板中継用IDEコネクタと該外部HD
    D接続用IDEコネクタとの間に存する該ゲートバッフ
    ァを、通信可能状態し得る構成としてある、請求項1記
    載のIDEにおけるハードディスクドライブ接続方式。
JP2002056612A 2002-01-24 2002-01-24 Ideにおけるハードディスクドライブ接続方式 Pending JP2003216567A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011034596A (ja) * 2010-11-10 2011-02-17 Toshiba Tec Corp Hdd取付基板および電子機器

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