JPH07295762A - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

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Publication number
JPH07295762A
JPH07295762A JP6082939A JP8293994A JPH07295762A JP H07295762 A JPH07295762 A JP H07295762A JP 6082939 A JP6082939 A JP 6082939A JP 8293994 A JP8293994 A JP 8293994A JP H07295762 A JPH07295762 A JP H07295762A
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JP
Japan
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data
control circuit
read
disk
parity
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6082939A
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English (en)
Inventor
Fumio Ichikawa
文男 市川
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホストバスと各ディスクとのデータパスを減
らすことができ、これによって安価で高性能なRAID
−5仕様のディスクアレイ装置を提供する。 【構成】 データマッピング貯蔵装置14、パリティマ
ッピング貯蔵装置16に、それぞれ予めN台の単体ディ
スク装置8のデータマッピング情報、パリティマッピン
グ情報を貯蔵しておき、各貯蔵装置14,16でマイク
ロプロセッサ制御回路10から与えられる書き込みまた
は読み取りスタートアドレス及び読み取りデータセクタ
数から、対応するデータマッピング情報、パリティマッ
ピング情報を割り出してマイクロプロセッサ制御回路1
0に送出させ、マイクロプロセッサ制御回路10にてそ
れぞれのマッピング情報に基づきリードデータ命令、ラ
イトデータ命令に応じた制御を実行させることで、デー
タの分配方法を変更できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型で安価な単体ディ
スク装置を複数台使用し、同期並列処理させることによ
り、信頼性が高く高性能な1台の論理ディスクを実現す
るディスクアレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクアレイ装置の制御方式について
は、“A Case for Redandant Array of Inexpensive Di
sks (=RAID) ”(Technical Report UCB/CSD 87/391, De
cember1987)(“ア・ケース・フォー・リダンダント・
アレイ・オブ・イネクスペンシブ・ディスク(=RAI
D)”(テクニカル・レポート・USB/CSD・87
/391,1987年12月))でRAID1〜5が提
案されている。
【0003】このRAID1〜5の中でも、RAID−
3は全ディスクを同時にアクセスすることにより高い転
送レートが得られることから、スーパーコンピュータ等
の一度に大量のデータを処理する場合に適している。と
ころが、逆に小容量のデータをアクセスする際には、わ
ずかなデータ転送のためにも全てのディスクを巻き込む
こととなり、効率が悪い。
【0004】そこで、RAID−5において、パリティ
データを各ディスクに分散し、リード/ライト処理の多
重化を目指している。最近になって、各社からトランザ
クションアプリケーションをターゲットとしたRAID
−5仕様のディスクアレイ装置が発表され出しているの
が現状である。
【0005】しかしながら、従来のRAID−5仕様の
ディスクアレイ装置では、パリティデータを各ディスク
に分散し、リード/ライト処理の多重化を目指している
ため、ホストバスと各ディスク装置とのデータパスが複
雑を極め、安い小型ディスクを使用し、安価で高性能な
装置を目指すという本来の目的に反して、コントロール
ボードが複雑で、しかも高価な製品になってしまってい
る。
【0006】ここで、先行技術として、例えば特開平2
−58167号公報(以下、先行技術1と称する)に
は、画像データもしくは文書データの登録順序に関係な
く、それらのデータに付加されたインデックスデータを
適宜並べ替えることにより、利用頻度の高いデータの検
索を容易にし、光ディスクファイル装置の実用性の向上
を図る「光ディスクファイル装置」が開示されている。
【0007】また、特開昭63−59651号公報(以
下、先行技術2と称する)には、行列を複数の区画にサ
ブ分別するためと、データをこの区画内の素子を介して
循環して移動するために各区画内の最初と最後の素子を
連結するためとのスイッチを設けることにより、相異な
るデータマッピング間の転送を容易にする「データ処理
装置」が開示されている。
【0008】また、特開昭61−163430号公報
(以下、先行技術3と称する)には、物理データ及びそ
れを論理データにマッピングするための情報を格納する
と共に、論理データを格納しマッピング処理を行って、
必要なデータだけを必要な形式で自由に取り出すことを
可能にする「データマッピング装置」が開示されてい
る。
【0009】また、特開昭60−41384号公報(以
下、先行技術4と称する)には、各パスごとの応答時間
を監視し、これをパス選択論理にフィードバックするこ
とにより、負荷の配分が均等化するようにパス選択順序
を動的に変更する「入出力制御方式」が開示されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のRAID−5仕様のディスクアレイ装置は、パリテ
ィデータを各ディスクに分散し、リード/ライト処理の
多重化を目指しているため、ホストバスと各ディスク装
置とのデータパスが複雑を極め、安い小型ディスクを使
用し、安価で高性能な装置を目指すという本来の目的に
反して、コントロールボードが複雑で、しかも高価な製
品になってしまうという欠点があった。
【0011】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、ホストバスと各ディスク装置とのデータパ
スを減らすことができ、これによって安価で高性能な装
置を構築できるRAID−5仕様のディスクアレイ装置
を提供することを目的とする。
【0012】ここで、上記先行技術1は、利用頻度の高
いデータの検索を容易にし、光ディスクファイル装置の
実用性の向上を図る光ディスクファイル装置を示すもの
であって、RAID−5仕様のディスクアレイ装置にお
いて、ホストバスと各ディスク装置とのデータパスを減
らすようにした本発明の技術思想を示唆する具体的な記
載がなく、本発明とは全く異なる技術思想に立脚するも
のである。
【0013】また、上記先行技術2は、相異なるデータ
マッピング間の転送を容易にするデータ処理装置を示す
ものであって、先行技術1と同様に、RAID−5仕様
のディスクアレイ装置において、ホストバスと各ディス
ク装置とのデータパスを減らすようにした本発明の技術
思想を示唆する具体的な記載がなく、本発明とは全く異
なる技術思想に立脚するものである。
【0014】また、上記先行技術3は、物理データ及び
それを論理データにマッピングするための情報を格納す
ると共に、論理データを格納しマッピング処理を行っ
て、必要なデータだけを必要な形式で自由に取り出すこ
とを可能にするデータマッピング装置を示すものであっ
て、先行技術1と同様に、RAID−5仕様のディスク
アレイ装置において、ホストバスと各ディスク装置との
データパスを減らすようにした本発明の技術思想を示唆
する具体的な記載がなく、本発明とは全く異なる技術思
想に立脚するものである。
【0015】また、上記先行技術4は、負荷の配分が均
等化するようにパス選択順序を動的に変更する入出力制
御装置を示すものであって、先行技術1と同様に、RA
ID−5仕様のディスクアレイ装置において、ホストバ
スと各ディスク装置とのデータパスを減らすようにした
本発明の技術思想を示唆する具体的な記載がなく、本発
明とは全く異なる技術思想に立脚するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ホストコンピュータに接続されるホストイ
ンタフェースと、前記ホストインタフェースの命令、デ
ータの入出力を制御するホストインタフェース制御回路
と、前記ホストインタフェース制御回路に接続されるホ
ストデータバスと、論理ディスク装置を構成するN台
(Nは2以上の整数)の単体ディスク装置と、前記N台
の単体ディスク装置のそれぞれに接続されるN個のディ
スクインタフェースと、前記N個のディスクインタフェ
ースのそれぞれに接続され、ディスクインタフェースの
単体ディスク装置に対するデータの入出力を制御するN
個のディスクインタフェース制御回路と、前記N個のデ
ィスクインタフェース制御回路のそれぞれに接続される
N個のアレイデータバスと、前記ホストデータバス、前
記N個のアレイデータバスが接続され、リードデータを
一時格納するリードデータバッファ、ライトデータを一
時格納するライトデータバッファ、リードパリティを一
時格納するリードパリティバッファを備え、データ変換
を実施するアレイデータ制御回路と、予め前記N台の単
体ディスク装置のデータマッピング情報が貯蔵され、与
えられる書き込みまたは読み取りスタートアドレス及び
読み取りデータセクタ数から、対応するデータマッピン
グ情報を割り出し出力するデータマッピング貯蔵手段
と、予め前記N台の単体ディスク装置のパリティマッピ
ング情報が貯蔵され、与えられる書き込みまたは読み取
りスタートアドレス及び読み取りデータセクタ数から対
応するパリティマッピング情報を割り出し出力するパリ
ティマッピング貯蔵手段と、前記各制御回路と制御信号
線を介して接続され、前記ホストインタフェース制御回
路を監視してホストコンピュータからのデータリード命
令、データライト命令を検出し、命令に応じて前記デー
タマッピング貯蔵手段または前記パリティマッピング貯
蔵手段に読み取りまたは書き込みスタートアドレス及び
読み取りデータセクタ数を与えて、前記データマッピン
グ貯蔵手段または前記パリティマッピング貯蔵手段から
データマッピング情報またはパリティマッピング情報を
受け取り、受け取った情報を基に前記ホストインタフェ
ース制御回路、N個のディスクインタフェース制御回
路、アレイデータ制御回路に対してホストコンピュータ
からの命令に応じた制御を行うマイクロプロセッサ制御
回路とを具備して構成される。
【0017】
【作用】上記構成によるディスクアレイ装置では、パリ
ティデータを各ディスクに分散し、リード/ライト処理
を多重化する場合に、データマッピング貯蔵手段、パリ
ティマッピング貯蔵手段に、それぞれ予めN台の単体デ
ィスク装置のデータマッピング情報、パリティマッピン
グ情報を貯蔵しておき、各貯蔵手段でマイクロプロセッ
サ制御回路から与えられる書き込みまたは読み取りスタ
ートアドレス及び読み取りデータセクタ数から、対応す
るデータマッピング情報、パリティマッピング情報を割
り出してマイクロプロセッサ制御回路に送出させ、マイ
クロプロセッサ制御回路にてそれぞれのマッピング情報
に基づきリードデータ命令、ライトデータ命令に応じた
制御を実行させることで、データの分配方法を変更でき
るようにしている。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。
【0019】図1は本発明に係るディスクアレイ装置の
構成を示すブロック図であり、小型で安価な単体ディス
ク装置5台(=データディスク4台+パリティディスク
1台)を使用し、同期並列処理させることにより、信頼
性が高く高性能な1台の論理ディスクを実現したRAI
D−5仕様ディスクアレイ装置の例である。
【0020】図1において、ホストインタフェース1は
ホストコンピュータ(図示せず)に接続され、ホストイ
ンタフェース制御回路2によって制御される。このホス
トインタフェース制御回路2はホストデータバス3を介
してアレイデータ制御回路4に接続される。
【0021】このアレイデータ制御回路4は、リードデ
ータバッファ18、ライトデータバッファ19及びリー
ドパリティバッファ20にデータを貯蔵すると同時に、
そのデータを処理するもので、このアレイデータ制御回
路4にはN(図1ではN=5)個のアレイデータバス5
を介してN個のディスクインタフェース制御回路6が接
続される。
【0022】このN個のディスクインタフェース制御回
路6にはそれぞれN個のディスクインタフェース7を介
してN台の単体ディスク装置8が接続される。N台の単
体ディスク装置8は一台のディスク装置としてまとめら
れ、論理ディスク装置9を構成する。
【0023】上記ホストインタフェース制御回路2、ア
レイデータ制御回路4、N個のディスクインタフェース
制御回路6はいずれもマイクロプロセッサ制御回路10
によって制御される。ここで、11はマイクロプロセッ
サ制御回路10とホストインタフェース制御回路2との
間の制御信号線、12はマイクロプロセッサ制御回路1
0とアレイデータ制御回路4との間の制御信号線、13
はマイクロプロセッサ制御回路10とN個のディスクイ
ンタフェース制御回路6との間の制御信号線である。
【0024】上記構成によるRAID−5仕様のディス
クアレイ装置において、本発明はデータマッピング貯蔵
装置14及びパリティマッピング貯蔵装置16を備える
ことを特徴とする。これらの貯蔵装置14および16は
それぞれ制御信号線15,17を介してマイクロプロセ
ッサ制御回路10と接続され、このマイクロプロセッサ
制御回路10によって制御される。
【0025】データマッピング貯蔵装置14は、予め全
単体ディスク装置8のデータマッピング情報が貯蔵さ
れ、ホストインタフェース1を通じてホストコンピュー
タから書き込みまたは読取り命令が送られてきた場合
に、マイクロプロセッサ制御回路10から書き込みまた
は読取りスタートアドレス及び読取りデータセクタ数が
与えられると、対応するデータマッピング情報を割り出
してマイクロプロセッサ制御回路10に送る機能を有す
る。
【0026】パリティマッピング貯蔵装置16は、予め
全単体ディスク装置8のパリティマッピング情報が貯蔵
され、マイクロプロセッサ制御回路10から書き込みま
たは読取りスタートアドレス及び読取りデータセクタ数
が与えられると、対応するパリティマッピング情報を割
り出してマイクロプロセッサ制御回路10に送る機能を
有する。
【0027】以上のような装置構成を持つ本発明のRA
ID−5仕様ディスクアレイ装置のリード動作及びライ
ト動作について説明する。
【0028】まず、リード動作について説明する。
【0029】ホストコンピュータがホストインタフェー
ス1を通じてディスクアレイ装置に対してデータリード
命令を発行すると、ホストインタフェース制御回路2を
監視しているマイクロプロセッサ制御回路10はデータ
リード命令が転送されてきたことを検出し、データマッ
ピング貯蔵装置14に読み取りスタートアドレス及び読
み取りデータセクタ数を与える。
【0030】このとき、マイクロプロセッサ制御回路1
0は、データマッピング貯蔵装置14から単体ディスク
装置番号と読み取り単体ディスクアドレスを受け取り、
受け取った単体ディスク装置番号に基づいて、アレイデ
ータバス5とホストデータバス3との間のリードデータ
パスの確立をアレイデータ制御回路4に指示する。
【0031】次に、マイクロプロセッサ制御回路10
は、ディスクインタフェース制御回路6から制御信号線
13を通じて送られてくるステータス情報により、デー
タマッピング貯蔵装置14から受け取った単体ディスク
装置番号に対応する単体ディスク装置8がアクセス可能
であるかを判断する。
【0032】アクセス可能であると判断すると、マイク
ロプロセッサ制御回路10は、制御信号線13を通じて
ディスクインタフェース制御回路6から単体ディスク装
置8に対して、読み取りスタートアドレス及び読み取り
データセクタ数を読み取り単体ディスクアドレスと共に
与える。このとき、ディスクインタフェース制御回路6
は、送られてきた読み取り単体ディスクアドレスに基づ
いて単体ディスク装置8からアレイデータ制御回路4内
のリードデータバッファ18へのリード動作を行い、さ
らにリードデータバッファ18からホストコンピュータ
へのリード動作を行う。
【0033】この動作中にディスクインタフェース制御
回路6に対してマイクロプロセッサ制御回路10から命
令が送られてきた場合には、マイクロプロセッサ制御回
路10からの命令が受け付けられないという意味のステ
ータス情報が制御信号線13を通じてマイクロプロセッ
サ制御回路10に送られる。
【0034】単体ディスク装置8がリード動作を終了す
ると、ディスクインタフェース制御回路6は制御信号線
13を通じてマイクロプロセッサ制御回路10にアクセ
ス可能という意味の制御情報を送り、データリード命令
動作を終了する。
【0035】続いて、本発明のディスクアレイ装置のラ
イト動作について説明する。
【0036】ライト動作は(1)単体ディスク装置8か
らアレイデータ制御回路4内のリードパリティバッファ
20への旧パリティデータの読み取り動作、(2)単体
ディスク装置8からアレイデータ制御回路4内のリード
データバッファ18及びライトデータバッファ19への
旧データの読み取り動作、(3)ホストコンピュータか
らアレイデータ制御回路4内のライトデータバッファ1
9への新データの書き込み動作、(4)上記(1)〜
(3)の旧パリティデータと旧データと新データとの排
他的論理和を単体ディスク装置8に書き込む動作、の4
つの動作に分解できる。
【0037】そこで、まず、(1)の旧パリティデータ
の読み取り動作について詳細に説明する。
【0038】ホストコンピュータがホストインタフェー
ス1を通じてディスクアレイ装置に対してデータライト
命令を発行すると、ホストインタフェース制御回路2を
監視しているマイクロプロセッサ制御回路10はデータ
ライト命令が転送されてきたことを検出し、パリティマ
ッピング貯蔵装置16に書き込みスタートアドレス及び
書き込みデータセクタ数を与える。
【0039】このとき、マイクロプロセッサ制御回路1
0は、パリティマッピング貯蔵装置16から単体ディス
ク装置番号と読み取り単体ディスクアドレスを受け取
り、ディスクインタフェース制御回路6からの制御信号
線13を通じて送られてくるステータス情報を基に、受
け取った単体ディスク装置番号に対応する単体ディスク
装置8がアクセス可能であるかを判断する。
【0040】アクセス可能であると判断すると、マイク
ロプロセッサ制御回路10は、制御信号線13を通じて
ディスクインタフェース制御回路6から単体ディスク装
置8に対して、読み取りスタートアドレス及び読み取り
データセクタ数を読み取り単体ディスクアドレスと共に
与える。このとき、ディスクインタフェース制御回路6
は、送られてきた読み取り単体ディスクアドレスに基づ
いて単体ディスク装置8からアレイデータ制御回路4内
のリードパリティバッファ20へのリード動作を行う。
【0041】この動作中にディスクインタフェース制御
回路6に対してマイクロプロセッサ制御回路10から命
令が送られてきた場合には、マイクロプロセッサ制御回
路10からの命令が受け付けられないという意味のステ
ータス情報が制御信号線13を通じてマイクロプロセッ
サ制御回路10に送られる。
【0042】単体ディスク装置8がリード動作を終了す
ると、ディスクインタフェース制御回路6は制御信号線
13を通じてマイクロプロセッサ制御回路10にアクセ
ス可能という意味の制御情報を送り、旧パリティリード
動作を終了する。
【0043】次に、(2)の旧データの読み取り動作に
ついて詳細に説明する。
【0044】マイクロプロセッサ制御回路10はデータ
マッピング貯蔵装置14にスタートアドレス及びデータ
セクタ数を与える。このとき、マイクロプロセッサ制御
回路10はデータマッピング貯蔵装置14から単体ディ
スク装置番号と読み取り単体ディスクアドレスを受け取
り、ディスクインタフェース制御回路6からの制御信号
線13を通じて送られてくるステータス情報を基に、受
け取った単体ディスク装置番号に対応する単体ディスク
装置8がアクセス可能であるかを判断する。
【0045】アクセス可能であると判断すると、マイク
ロプロセッサ制御回路10は、制御信号線13を通じて
ディスクインタフェース制御回路6から単体ディスク装
置8に対して、読み取りスタートアドレス及び読み取り
データセクタ数を読み取り単体ディスクアドレスと共に
与える。このとき、ディスクインタフェース制御回路6
は、送られてきた読み取り単体ディスクアドレスに基づ
いて、単体ディスク装置8からアレイデータ制御回路4
内のリードデータバッファ18及びライトデータバッフ
ァ19へのリード動作を行う。
【0046】この動作中にディスクインタフェース制御
回路6に対してマイクロプロセッサ制御回路10から命
令が送られてきた場合には、マイクロプロセッサ制御回
路10からの命令が受け付けられないという意味のステ
ータス情報が制御信号線13を通じてマイクロプロセッ
サ制御回路10に送られる。
【0047】単体ディスク装置8がリード動作を終了す
ると、ディスクインタフェース制御回路6は制御信号線
13を通じてマイクロプロセッサ制御回路10にアクセ
ス可能という意味の制御情報を送り、旧データリード動
作を終了する。
【0048】さらに、(3)のホストコンピュータから
アレイデータ制御回路4内のライトデータバッファ19
への新データの書き込み動作について詳細に説明する。
【0049】マイクロプロセッサ10は、ホストデータ
バス3とアレイデータ制御回路4との間のライトデータ
パスの確立をアレイデータ制御回路4に指示すると同時
に、ホストインタフェース制御回路2にホストコンピュ
ータからのライトデータの受け取りを指示する。
【0050】このとき、ホストインタフェース制御回路
2は、指示されたデータがホストコンピュータからライ
トデータバッファに転送されたことを確認した後、マイ
クロプロセッサ制御回路10に対して制御信号線11を
通じてライトデータバッファ19への新データの書き込
み動作の終了報告を行う。
【0051】最後に、(4)の旧パリティデータと旧デ
ータと新データとの排他的論理和を単体ディスク装置8
に書き込む動作について詳細に説明する。
【0052】マイクロプロセッサ制御回路10はパリテ
ィマッピング貯蔵装置16に書き込みスタートアドレス
及び書き込みデータセクタ数を与える。このとき、マイ
クロプロセッサ制御回路10は、パリティマッピング貯
蔵装置16から単体ディスク装置番号と書き込み単体デ
ィスクアドレスを受け取り、ディスクインタフェース制
御回路6からの制御信号線13を通じて送られてくるス
テータス情報を基に、受け取った単体ディスク装置番号
に対応する単体ディスク装置8がアクセス可能であるか
を判断する。
【0053】アクセス可能であると判断すると、マイク
ロプロセッサ制御回路10は、制御信号線13を通じて
ディスクインタフェース制御回路6に書き込み単体ディ
スクアドレスを転送する。ディスクインタフェース制御
回路6は、送られてきた書き込み単体ディスクアドレス
に基づいて単体ディスク装置8へのライト動作を行う。
【0054】この動作中にディスクインタフェース制御
回路6に対してマイクロプロセッサ制御回路10から命
令が送られてきた場合には、マイクロプロセッサ制御回
路10からの命令が受け付けられないという意味のステ
ータス情報が制御信号線13を通じてマイクロプロセッ
サ制御回路10に送られる。
【0055】単体ディスク装置8がライト動作を終了す
ると、ディスクインタフェース制御回路6は制御信号線
13を通じてマイクロプロセッサ制御回路10にアクセ
ス可能という意味の制御情報を送り、旧パリティデータ
と旧データと新データとの排他的論理和を単体ディスク
装置8に書き込む動作を終了する。
【0056】以上、単体ディスク装置8からリードパリ
ティバッファ20への旧パリティデータの読み取り動
作、単体ディスク装置8からリードデータバッファ18
へ及びライトデータバッファ19への旧データの読み取
り動作、ホストコンピュータからライトデータバッファ
19への新データの書き込み動作、及び上記旧パリティ
データと旧データと新データとの排他的論理和を単体デ
ィスク装置8に書き込む動作の合計4つの動作を順次実
行することにより、データライト命令動作を終了する。
【0057】次に、本発明のディスクアレイ装置の特徴
であるデータマッピング貯蔵装置14及びパリティマッ
ピング貯蔵装置16について、図2及び図3を用いて詳
細に説明する。
【0058】尚、図2及び図3において、0−0,0−
1,0−2,0−3,0−P,1−0,1−1,…はス
トライピングユニットを示す。ホストシステムから送ら
れてくるデータの順序は0−0,0−1,0−2,0−
3,1−0,1−1,1−2,1−3,…である。0−
Pは0−0,0−1,0−2,0−3に対するパリティ
データ、1−Pは1−1,1−2,1−3に対するパリ
ティデータを示す。左側のXXXHは単体ディスク装置
内のバイトアドレスを示す。例はストライピングユニッ
ト=512BYTEの場合である。ストライピングユニ
ット番号(=A−B)の下側はディスクアレイ装置に対
する論理アドレスを示す。
【0059】本発明のディスクアレイ装置は、既にのべ
た通り、データリード命令は、(1)単体ディスク装置
8からリードデータバッファ18へのデータの読み取り
動作、(2)リードデータバッファ18からホストコン
ピュータへのデータの読み取り動作の2つの動作に分解
できる。
【0060】また、データライト命令は、(1)単体デ
ィスク装置8からリードパリティバッファ20への旧パ
リティデータの読み取り動作、(2)単体ディスク装置
8からリードデータバッファ18及びライトデータバッ
ファ19への旧データの読み取り動作、(3)ホストコ
ンピュータからライトデータバッファ19への新データ
の書き込み動作、(4)旧パリティデータと旧データと
新データとの排他的論理和を単体ディスク装置8に書き
込む動作の4つの動作に分解できる。
【0061】これら合計6つの動作のうち、単体ディス
ク装置8との間の読み取りまたは書き込み動作において
は、マイクロプロセッサ制御回路10はデータマッピン
グ貯蔵装置14またはパリティマッピング貯蔵装置16
にスタートアドレス(SSSSH)及びデータセクタ数
(DDDDH)を与える。
【0062】一方、データマッピング貯蔵装置14また
はパリティマッピング貯蔵装置16は、与えられたスタ
ートアドレス(SSSSH)及びデータセクタ数(DD
DDH)から単体ディスク装置番号(0〜4)、読み取
りまたは書き込みスタートアドレス(ssssH)及び
読み取りまたは書き込みデータセクタ数(ddddH)
を割り出し、マイクロプロセッサ制御回路10に通知す
る。
【0063】例えば、図2において、マイクロプロセッ
サ制御回路10からデータマッピング貯蔵装置14また
はパリティマッピング貯蔵装置16にスタートアドレス
(0C60H)及びデータセクタ数(0300H)が与
えられたとする。
【0064】このとき、データマッピング貯蔵装置14
またはパリティマッピング貯蔵装置16は、スタートア
ドレス(0C60H)及びデータセクタ数(0300
H)から、単体ディスク装置番号(1)、読み取りまた
は書き込みスタートアドレス(0260H)及び読み取
りまたは書き込みデータセクタ数(01A0H)を割り
出すと共に、単体ディスク装置番号(2)、読み取りま
たは書き込みセクタ数(0160H)を割り出し、各デ
ータをマイクロプロセッサ制御回路10に通知する。
【0065】この例では、単体ディスク装置番号が
(1)と(2)にまたがるため、各単体ディスク装置8
ごとに上の実施例で述べた処理が繰り返し実行される。
【0066】また、データマッピング貯蔵装置14また
はパリティマッピング貯蔵装置16に内蔵されたマッピ
ングが、図2と異なって、図3の通りになっていた場合
には、マイクロプロセッサ制御回路10が与えるスター
トアドレス(0C60H)及びデータセクタ数(030
0H)に対して、データマッピング貯蔵装置14または
パリティマッピング貯蔵装置16は、与えられたスター
トアドレス(0C60H)及びデータセクタ数(030
0H)から、単体ディスク装置番号(2)、読み取りま
たは書き込みスタートアドレス(0260H)及び読み
取りまたは書き込みセクタ数(01A0H)を割り出す
と共に、単体ディスク装置番号(4)、読み取りまたは
書き込みスタートアドレス(0200H)及び読み取り
または書き込みデータセクタ数(0160H)を割り出
し、各データをマイクロプロセッサ制御回路10に通知
する。
【0067】この例の場合も、図2と同様に、単体ディ
スク装置番号が(2)と(4)にまたがるため、各単体
ディスク装置8ごとに上の実施例で述べた処理が繰り返
し実行される。
【0068】ここで、図3を図2と比較すると、図3に
おいては単体ディスク装置番号#0〜#3のストライピ
ングユニット名(=A−B)の中のBは自分自身の装置
番号#とパリティしか出てこない。このことは、コント
ロールボード内のホストバスと各単体ディスク装置8と
のデータパス接続が、図2においては5×5=25本あ
るのに対して、図3の通りの接続にすると、2×4+5
=13本と非常に単純になることを示している。
【0069】したがって、上記構成によるRAID−5
仕様のディスクアレイ装置は、データの分配方法を変更
可能であるため、ホストバスと各単体ディスク装置との
データパスを、従来装置と比較して約半分に減らすこと
ができる。よって、より安価で信頼性の高い高性能なデ
ィスクアレイ装置を提供することができる。
【0070】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0071】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ホス
トバスと各ディスク装置とのデータパスを減らすことが
でき、これによって安価で高性能な装置を構築できるR
AID−5仕様のディスクアレイ装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るRAID−5仕様の
ディスクアレイ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例におけるデータマッピング貯蔵装置に
貯蔵されたデータマッピング情報の第1の例を示す図で
ある。
【図3】同実施例におけるデータマッピング貯蔵装置に
貯蔵されたデータマッピング情報の第1の例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ホストインタフェース 2 ホストインタフェース制御回路 3 ホストデータバス 4 アレイデータ制御回路 5 アレイデータバス 6 ディスクインタフェース制御回路 7 ディスクインタフェース 8 単体ディスク装置 9 論理ディスク装置 10 マイクロプロセッサ制御回路 11 制御信号線 12 制御信号線 13 制御信号線 14 データマッピング貯蔵装置 15 制御信号線 16 パリティマッピング貯蔵装置 17 制御信号線 18 リードデータバッファ 19 ライトデータバッファ 20 リードパリティバッファ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータに接続されるホスト
    インタフェースと、 前記ホストインタフェースの命令、データの入出力を制
    御するホストインタフェース制御回路と、 前記ホストインタフェース制御回路に接続されるホスト
    データバスと、 論理ディスク装置を構成するN台(Nは2以上の整数)
    の単体ディスク装置と、 前記N台の単体ディスク装置のそれぞれに接続されるN
    個のディスクインタフェースと、 前記N個のディスクインタフェースのそれぞれに接続さ
    れ、ディスクインタフェースの単体ディスク装置に対す
    るデータの入出力を制御するN個のディスクインタフェ
    ース制御回路と、 前記N個のディスクインタフェース制御回路のそれぞれ
    に接続されるN個のアレイデータバスと、 前記ホストデータバス、前記N個のアレイデータバスが
    接続され、リードデータを一時格納するリードデータバ
    ッファ、ライトデータを一時格納するライトデータバッ
    ファ、リードパリティを一時格納するリードパリティバ
    ッファを備え、データ変換を実施するアレイデータ制御
    回路と、 予め前記N台の単体ディスク装置のデータマッピング情
    報が貯蔵され、与えられる書き込みまたは読み取りスタ
    ートアドレス及び読み取りデータセクタ数から、対応す
    るデータマッピング情報を割り出し出力するデータマッ
    ピング貯蔵手段と、 予め前記N台の単体ディスク装置のパリティマッピング
    情報が貯蔵され、与えられる書き込みまたは読み取りス
    タートアドレス及び読み取りデータセクタ数から対応す
    るパリティマッピング情報を割り出し出力するパリティ
    マッピング貯蔵手段と、 前記各制御回路と制御信号線を介して接続され、前記ホ
    ストインタフェース制御回路を監視してホストコンピュ
    ータからのデータリード命令、データライト命令を検出
    し、命令に応じて前記データマッピング貯蔵手段または
    前記パリティマッピング貯蔵手段に読み取りまたは書き
    込みスタートアドレス及び読み取りデータセクタ数を与
    えて、前記データマッピング貯蔵手段または前記パリテ
    ィマッピング貯蔵手段からデータマッピング情報または
    パリティマッピング情報を受け取り、受け取った情報を
    基に前記ホストインタフェース制御回路、N個のディス
    クインタフェース制御回路、アレイデータ制御回路に対
    してホストコンピュータからの命令に応じた制御を行う
    マイクロプロセッサ制御回路とを具備することを特徴と
    するディスクアレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記アレイデータ制御回路は、前記マイ
    クロプロセッサ制御回路からの命令に応じたデータ変換
    処理を行い、その処理動作中に前記マイクロプロセッサ
    制御回路から命令を受けたときは命令を受け取れない旨
    のステータス情報を前記マイクロプロセッサ制御回路に
    送り、処理動作終了後にアクセス可能である旨のステー
    タス情報を前記マイクロプロセッサ制御回路に送るよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のディスクアレイ
    装置。
JP6082939A 1994-04-21 1994-04-21 ディスクアレイ装置 Withdrawn JPH07295762A (ja)

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