JPH0713914A - Scsiプロトコル制御装置 - Google Patents

Scsiプロトコル制御装置

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JPH0713914A
JPH0713914A JP5173809A JP17380993A JPH0713914A JP H0713914 A JPH0713914 A JP H0713914A JP 5173809 A JP5173809 A JP 5173809A JP 17380993 A JP17380993 A JP 17380993A JP H0713914 A JPH0713914 A JP H0713914A
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淳 飯田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ECA(Extended Continge
nt Allegiance)機能を効率よくサポート
する。 【構成】SCSIプロトコルのECA機能において、エ
ラー発生時のイニシエータ以外のイニシエータに対して
ビジーステータスのレスポンスで応じるECA専用回路
141を追加し、通信プログラム19dはECA機能の
うちエラー発生時のイニシエータに対する処理だけを担
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、SCSIプロトコル
制御装置に関し、詳しくは、ECA(Extended Conting
ent Allegiance)機能をもサポートするSCSIプロト
コル制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】SCSIプロトコルは、複数の装置をバ
ス結合するためのバス及びこのバスを用いた装置間通信
に関する規約の1つである。図3に、バス(SCSI−
BUS)10を介してコントローラ1,2,FDD3,
HDD4,CD−ROM5等の装置が結合したシステム
例を示す。これらの装置は、それぞれバス10側にSC
SIプロトコル制御回路(PC)11,12,13,1
4,15等を有し、これらの回路にSCSIプロトコル
対応の処理を委ねている。この明細書におけるSCSI
プロトコル制御装置とは、このようなSCSIプロトコ
ル制御回路を有してSCSIプロトコル対応の通信等を
行う装置をいう。
【0003】このプロトコルの下では、バスラインの使
用権を確保した装置がその権利を放棄するまでの間だけ
イニシエータとなり、このイニシエータによって通信相
手として選択された装置がターゲットとなる。例えば、
あるタイミングでは、コントローラ1がイニシエータと
なりFDD3がターゲットとなってこれらが交信し、他
のタイミングでは、コントローラ2がイニシエータとな
りHDD4がターゲットとなってこれらが交信する。つ
まり、時分割によりバス10を共用する。装置の特性に
も依るが、この例では、コントローラ1,2はイニシエ
ータにもターゲットにもなるのに対し、FDD3,HD
D4,CD−ROM5はターゲットにだけなる。
【0004】図4に、SCSIプロトコル制御装置であ
るHDD4についてSCSIプロトコル制御回路14を
中心としたブロック図を示す。イニシエータとなったコ
ントローラ1によってHDD4がターゲットとして選択
されると、この回路14では、このことがバスインター
フェイス10aを介してセレクション検出回路16によ
って検出され、セレクション検出信号Aが出力される。
すると、そのときのコントローラ1のIDがイニシエー
タIDラッチ17にラッチされ、セレクション検出信号
Aがセレクテッドフラグ18に保持され、これらがマイ
クロコンピュータ19に入力される。
【0005】そして、マイクロコンピュータ19で、通
信プログラム19cが、コントローラ1からのコマンド
を受け取り、このコマンドの内容に応じた処理を行う。
例えば、通信プログラム19cがコマンドに応じて制御
プログラム19に指示を与え、制御プログラム19がH
DD本体4aを制御してデータのリードライト処理等を
行う。この処理が終了すると、処理結果等のデータを含
む転送データが通信プログラム19cによってバッファ
ー19aにセットされ、これがバス10を介してラッチ
17の示すイニシエータに送信される。これにより、タ
ーゲットとなったHDD4は、イニシエータとなったコ
ントローラ1からのコマンドに対し、そのコマンドに応
じた処理を行い、処理結果等を含むレスポンスで応じ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のSC
SIプロトコル制御装置では、イニシエータやターゲッ
トがダイナミックに入れ替わり、1つの装置が時間を変
えて複数の装置からの制御を受けることも多い。例えば
HDD4が、コントローラ1から最初のアクセスを受
け、次いでコントローラ2から2番目のアクセスを受
け、さらにコントローラ1から3番目のアクセスを受け
るという具合である。このような場合に、最初のアクセ
スの結果を同一コントローラの3番目のアクセスまで保
存して置きたいことがある。具体的には、最初のアクセ
スでエラーが発生したときには、回復処理等のために3
番目のアクセスでエラー情報をリターンする必要があ
る。
【0007】この場合の通信ダイヤグラムと通信プログ
ラム19cの処理とを図5に示す。HDD4のSCSI
プロトコル制御回路14は、エラーが発生すると、その
ときのイニシエータであるコントローラ1に対し、チェ
ックコンディションとイニシエイトリカバーのレスポン
スで応じる。そして、エラー発生時のコントローラ1と
異なるコントローラ2からの2番目のアクセスに対して
は、実処理を行うとエラーからの回復処理が不能となる
ので、ビジーステータスのレスポンスで応じ実処理は行
わない。一方、エラー発生時のコントローラ1からの3
番目のアクセスに対しては、そのコマンドに応じてエラ
ーのセンスデータを含むレスポンス等で応じ実処理を行
う。この機能が、SCSIプロトコルにおけるECA機
能である。
【0008】ところで、イニシエータがバスの使用権を
確保してコマンドとレスポンスとの応酬の後に使用権を
放棄するまでは、そのイニシエータによってバスが占有
される。この間、その他の装置はバスを使用する処理を
行うことができない。しかし、SCSIプロトコル制御
装置がECA機能をサポートするためには、エラー発生
時のイニシエータにエラーステータスのレスポンスで応
じるばかりでなく、それ以外のイニシエータに対しても
ビジーステータスのレスポンスで応じる必要がある。
【0009】このため、かかるレスポンスを発する処理
に長い時間がかかると、実効の薄い又は何等実処理を伴
わない交信のために長時間にわたってバスが占有される
こととなる(図5における二重破線部分10a,10
b,10c参照)。これでは、見掛けの使用効率の割に
は、実処理の効率が良くないので不都合である。この発
明の目的は、このような従来技術の問題点を解決するも
のであって、SCSIプロトコルにおけるECA機能を
効率よくサポートするSCSIプロトコル制御装置を実
現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
のこの発明のSCSIプロトコル制御装置の構成は、S
CSI(Small Computer System Interface )プロトコ
ルに従ってバス制御を行うSCSIプロトコル制御装置
において、RAM領域の送信バッファーと前記SCSI
プロトコル対応の通信プログラムとを有するマイクロコ
ンピュータと、ターゲットとして選択されたことを検出
してセレクション検出信号を発生するセレクション検出
回路と、前記通信プログラムの制御によってECA状態
(第1の状態)と非ECA状態(第2の状態)の何れか
1つの状態にセットされるフリップフロップ等のフラグ
と、前記通信プログラムによって制御されそのときのイ
ニシエータである第1のイニシエータのID(Identifi
cation)を保持するラッチと、起動信号を受けるとSC
SIプロトコルに従う固定形式のビジーステータスのレ
スポンスを発するビジーステータスリターン回路と、前
記第1のイニシエータと異なる第2のイニシエータから
アクセスされると不一致信号を発生する不一致検出回路
と、前記セレクション検出信号と前記不一致信号と前記
フラグの状態値とを受け前記フラグが非ECA状態(第
2の状態)のときには前記不一致信号の有無に拘らず前
記セレクション検出信号を前記マイクロコンピュータに
送出し前記フラグがECA状態(第1の状態)のときに
前記不一致信号を受けると前記セレクション検出信号の
前記マイクロコンピュータへの送出を抑制し且つ前記起
動信号を発して前記ビジーステータスリターン回路を起
動し前記フラグがECA状態(第1の状態)であって前
記不一致信号が発生していないときには前記セレクショ
ン検出信号を前記マイクロコンピュータに送出する論理
回路と、を備え、前記通信プログラムが、第3のイニシ
エータからの第1のコマンドに応じた処理中にエラーが
発生すると前記第1のコマンドに対しチェックコンディ
ションとイニシエイトリカバーのレスポンスで応じ前記
エラーのセンスデータを含んだ転送データを前記送信バ
ッファーにセットし前記フラグをECA状態(第1の状
態)にし前記ラッチを制御して前記第3のイニシエータ
を前記第1のイニシエータとしてそのIDを前記ラッチ
にラッチさせ、前記第3のイニシエータからリクエスト
センスの第2のコマンドを受けると前記送信バッファー
の前記転送データに基づき前記エラーのセンスデータを
含むレスポンスで応じ、前記第3のイニシエータからリ
リーズリカバリの第3のコマンドを受けると前記フラグ
を非ECA状態(第2の状態)にするものである。
【0011】
【作用】このような構成のこの発明のSCSIプロトコ
ル制御装置にあっては、ECA機能のうちエラー発生時
のイニシエータ以外のイニシエータに対する処理は、起
動信号を受けたビジーステータスリターン回路によって
行われ、処理速度の遅い通信プログラムの介在を要しな
い。そこで、ビジーステータスのレスポンスで応じるこ
の処理は、直ちに短時間のうちに終えることができる。
また、ECA機能のうちエラー発生時のイニシエータに
対する処理は通信プログラムの介在を要するが、通信プ
ログラムはその特定のイニシエータに対してだけ応じれ
ば良い。
【0012】この場合、送信バッファーが他の交信に用
いられることがないので、送信バッファーに転送データ
をセットするという時間の掛かる準備作業を予め済ませ
ておくことができる。これにより、エラー発生時のイニ
シエータにエラーステータスのレスポンスで応じる処理
も、直ちに短時間のうちに終えることができる。したが
って、実効の薄い又は何等実処理を伴わない交信のため
にバスが占有される時間が短くて済み、SCSIプロト
コルにおけるECA機能が効率よくサポートされる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1に、SCSIプロトコル制
御装置としてのHDD4について、SCSIプロトコル
制御回路140を中心としたブロック図を示す。従来例
におけるSCSIプロトコル制御回路14との相違点
は、ECA専用回路141が追加されたことと、通信プ
ログラム19dが一部改造されていることである。そこ
で、従来と同様の構成部分には従来例と同一の符号を付
し、従来との相違点を中心に説明する。
【0014】ECA専用回路141は、ラッチとしての
ECA−IDラッチ142と、フラグとしてのECAフ
ラグ143と、不一致検出回路144と、ビジーステー
タスリターン回路146と、ゲート145とゲート14
7とを有する論理回路とからなる。フラグ143は、R
Sフリップフロップ等からなり、マイクロコンピュータ
19の通信プログラム19dの制御に応じてセット又は
リセットされる。これにより、ECA状態(第1の状
態)と非ECA状態(第2の状態)の何れか1つの状態
にセットされる
【0015】ECA−IDラッチ142は、イニシエー
タIDラッチ17の保持するイニシエータのIDをデー
タ入力として受け、マイクロコンピュータ19から制御
信号を受けるラッチである。そして、通信プログラム1
9dの制御によって制御されて、そのときのイニシエー
タのIDを保持する。なお、通信プログラム19dのこ
の制御はエラー発生時になされるので、このIDのイニ
シエータすなわち第1のイニシエータは、エラー発生時
のイニシエータである。
【0016】ビジーステータスリターン回路146は、
ROMと読出し回路等を主体として構成される。このR
OMは、SCSIプロトコルに従う固定形式のビジース
テータスの転送データを記憶したものであり、読出し回
路は、ROMからこの転送データを順に読出してバスイ
ンターフェイス10aを介してバス10側へ送出するも
のである。これは、起動信号Bを受けるとその処理を行
う。これにより、通信プログラム19dの介在なしで、
ビジーステータスのレスポンスを発する。つまり、EC
A機能のうちエラー発生時のイニシエータ以外のイニシ
エータに対する処理がなされる。
【0017】不一致検出回路144は、EORゲート等
を主体として構成され、イニシエータIDラッチ17
と、ECA−IDラッチ142との出力をデータ入力と
して受ける。そして、これらからのイニシエータのID
を比較し、これらのIDが不一致であるか否かを検出し
て、不一致であれば不一致信号を発生する。すなわち、
イニシエータIDラッチ17が保持する現在のイニシエ
ータを第2のイニシエータとして、エラー発生時の第1
のイニシエータと異なる第2のイニシエータからアクセ
スされると不一致信号を発生する。
【0018】ゲート145は、この例の論理ではAND
ゲートでよく、フラグ143の値と不一致検出回路14
4からの不一致信号とを受け、これらの論理積を採って
起動信号Bを発生する。この起動信号Bが上述のビジー
ステータスリターン回路146に送出される。これによ
り、フラグ143がECA状態のときに不一致信号を受
けると、起動信号Bを発してビジーステータスリターン
回路146を起動する。
【0019】ゲート147は、セレクション検出回路1
6からのセレクション検出信号Aを正転入力に受け起動
信号Bを反転入力に受ける変形のANDゲートである。
なお、これは、ANDゲートとNOTゲートの組み合わ
せで構成してもよい。このゲート147の出力が従来の
セレクション検出信号Aに代わってセレクテッドフラグ
18に送出される。これにより、フラグ143が非EC
A状態のときには不一致信号Bの有無に拘らずに、さら
にフラグ143がECA状態であっても不一致信号が発
生していないときには、セレクション検出信号Aがマイ
クロコンピュータ19に送出される。また、フラグ14
3がECA状態のときに不一致信号が発生していると、
セレクション検出信号Aがマイクロコンピュータ19に
送出されない。
【0020】通信プログラム19dは、何等かの処理を
行うためにHDD4をターゲットとして選択した装置す
なわち第3のイニシエータから第1のコマンドを受ける
と、この第1のコマンドに応じた処理を制御プログラム
19b等に行わせる。そして、この処理中にエラーが発
生すると、ECA機能のうちエラー発生時のイニシエー
タに対する処理を担う。ただし、他のイニシエータに対
してはECA専用回路141が対応してくれるので、エ
ラー発生時のイニシエータに対する処理だけを効率よく
行うように改良されている。
【0021】具体的には、第1のコマンドに対しては、
チェックコンディションとイニシエイトリカバーのレス
ポンスで応じる。これに加えて、エラーのセンスデータ
を含んだ転送データを送信バッファー19aにセット
し、フラグ143をECA状態にセットする。さらに、
ラッチ142を制御してそのときのイニシエータのID
をラッチさせる。すなわち、第3のイニシエータを第1
のイニシエータとしてそのIDをラッチ142にラッチ
させる。これにより、他のイニシエータである第2のイ
ニシエータに対してはECA専用回路141が対応して
くれる。
【0022】また、第3のイニシエータからリクエスト
センスの第2のコマンドを受けると、送信バッファー1
9aの転送データに基づき、エラーのセンスデータを含
むレスポンスで応じる。第1のイニシエータとされた第
3のイニシエータからのアクセスについては、ECA専
用回路141の論理回路の働きによってセレクション検
出信号Aがマイクロコンピュータ19に伝えられるの
で、かかる処理が可能である。第3のイニシエータから
リリーズリカバリの第3のコマンドを受けると、フラグ
143をECA状態から非ECA状態にリセットする。
これにより、通常の処理状態に戻る。
【0023】このような構成のHDD4すなわちSCS
Iプロトコル制御装置の動作を説明する。図2に、通信
ダイヤグラムと通信プログラム19dの処理との対応図
を示す。通常の状態で、コントローラ1がイニシエータ
となってHDD4がターゲットとされる場合を想定す
る。HDD4の通信プログラム19は、コントローラ1
からのコマンドを受けて、イニシエータ判定をし、制御
プログラム19bにHDD制御を行わせる。このときに
エラーが発生すると、そのときのイニシエータであるコ
ントローラ1に対し、チェックコンディションとイニシ
エイトリカバーのレスポンスで応じる。さらに、エラー
情報を予めバッファー19aに準備しておく。
【0024】その後は、エラー発生時のコントローラ1
と異なるコントローラ2からの2番目のアクセスがある
と、これに対しては、通信プログラム19dに代わって
ビジーステータスリターン回路141が直ちにビジース
テータスのレスポンスで応じる。これにより、従来通信
プログラムによって行われていたイニシエータ判定や転
送データのセット等の処理が不要となり、この間のバス
占有時間が短くて済む(二重破線10b’参照)。ま
た、送信バッファー19aのデータが壊されることがな
い。
【0025】そして、エラー発生時のコントローラ1か
らの3番目のアクセスがあると、通常これはリクエスト
センスのコマンドであるので、送信バッファー19aに
準備されている転送データに基づいて直ちに、エラーの
センスデータを含むレスポンスで応じることができる
(二重破線10c’参照)。このように、このHDD4
は、SCSIプロトコルにおけるECA機能を効率よく
サポートすることができる。
【0026】以上、ターゲットにだけなる装置を例に説
明してきたが、この発明は、イニシエータとターゲット
の双方になり得る装置に対しても有効である。その場合
は、そのターゲットとしての機能を担う回路とプログラ
ムに対し、同様の改良を施せばよい。これにより、ター
ゲットとして選択されたときに、同様の作用効果を発揮
することができる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、この
発明のSCSIプロトコル制御装置にあっては、SCS
IプロトコルのECA機能に関しては、ECA機能のう
ちエラー発生時のイニシエータ以外のイニシエータに対
してビジーステータスのレスポンスで応じるECA専用
回路を追加し、通信プログラムはECA機能のうちエラ
ー発生時のイニシエータに対する処理だけを担う。これ
により、ECA機能を効率よくサポートするSCSIプ
ロトコル制御装置を実現することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の構成のSCSIプロトコル
制御装置の一実施例について、そのプロトコル制御回路
を中心とするブロック図である。
【図2】図2は、その動作を説明するための通信ダイヤ
グラムである。
【図3】図3は、SCSIバスを介して複数の装置が結
合したシステムの例である。
【図4】図4は、従来のSCSIプロトコル制御装置に
ついて、そのプロトコル制御回路を中心とするブロック
図である。
【図5】図5は、その動作を説明するための通信ダイヤ
グラムである。
【符号の説明】
1,2 コントローラ 3 FDD 4 HDD 4a HDD本体 5 CD−ROM 10 バス(SCSI−BUS) 11,12,13,14,15 SCSIプロトコル制
御回路(PC) 10a バスインターフェイス 16 セレクション検出回路 17 イニシエータIDラッチ17 18 セレクテッドフラグ18 19 マイクロコンピュータ 19a 送信バッファー 19b 制御プログラム 19c 通信プログラム 19d 通信プログラム 141 ECA専用回路 142 ECA−IDラッチ 143 ECAフラグ 144 不一致検出回路 145 ANDゲート 146 ビジーステータスリターン回路 147 ANDゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】SCSI(Small Computer System Interf
    ace )プロトコルに従ってバス制御を行うSCSIプロ
    トコル制御装置において、 RAM領域の送信バッファーと前記SCSIプロトコル
    対応の通信プログラムとを有するマイクロコンピュータ
    と、ターゲットとして選択されたことを検出してセレク
    ション検出信号を発生するセレクション検出回路と、前
    記通信プログラムの制御によって第1の状態と第2の状
    態の何れか1つの状態にセットされるフリップフロップ
    等のフラグと、前記通信プログラムによって制御されそ
    のときのイニシエータである第1のイニシエータのID
    (Identification)を保持するラッチと、起動信号を受
    けるとSCSIプロトコルに従う固定形式のビジーステ
    ータスのレスポンスを発するビジーステータスリターン
    回路と、前記第1のイニシエータと異なる第2のイニシ
    エータからアクセスされると不一致信号を発生する不一
    致検出回路と、前記セレクション検出信号と前記不一致
    信号と前記フラグの状態値とを受け前記フラグが第2の
    状態のときには前記不一致信号の有無に拘らず前記セレ
    クション検出信号を前記マイクロコンピュータに送出し
    前記フラグが第1の状態のときに前記不一致信号を受け
    ると前記セレクション検出信号の前記マイクロコンピュ
    ータへの送出を抑制し且つ前記起動信号を発して前記ビ
    ジーステータスリターン回路を起動し前記フラグが第1
    の状態であって前記不一致信号が発生していないときに
    は前記セレクション検出信号を前記マイクロコンピュー
    タに送出する論理回路と、を備え、前記通信プログラム
    が、第3のイニシエータからの第1のコマンドに応じた
    処理中にエラーが発生すると前記第1のコマンドに対し
    チェックコンディションとイニシエイトリカバーのレス
    ポンスで応じ前記エラーのセンスデータを含んだ転送デ
    ータを前記送信バッファーにセットし前記フラグを第1
    の状態にし前記ラッチを制御して前記第3のイニシエー
    タを前記第1のイニシエータとしてそのIDを前記ラッ
    チにラッチさせ、前記第3のイニシエータからリクエス
    トセンスの第2のコマンドを受けると前記送信バッファ
    ーの前記転送データに基づき前記エラーのセンスデータ
    を含むレスポンスで応じ、前記第3のイニシエータから
    リリーズリカバリの第3のコマンドを受けると前記フラ
    グを第2の状態にすることを特徴とするSCSIプロト
    コル制御装置。
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