JP2001166452A - パターンの自動設計方法 - Google Patents

パターンの自動設計方法

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JP2001166452A
JP2001166452A JP34533699A JP34533699A JP2001166452A JP 2001166452 A JP2001166452 A JP 2001166452A JP 34533699 A JP34533699 A JP 34533699A JP 34533699 A JP34533699 A JP 34533699A JP 2001166452 A JP2001166452 A JP 2001166452A
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JP
Japan
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Withdrawn
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JP34533699A
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English (en)
Inventor
Tomotake Yoshizawa
知勇 吉澤
Yoichi Umagome
陽一 馬込
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダミーパターンを、その配列の整然性を維持
したままアレイブロックとして生成することのできる自
動設計方法を提供する。 【解決手段】 水平および垂直方向のみの辺で構成され
た対称領域を、たとえばY方向のみ着目して複数の矩形
ブロックに分割し、ブロックを順次処理してゆく。現在
の矩形ブロックと、現在の矩形ブロックの所定の側で隣
接する矩形ブロックとの、Y方向の位置関係に基づい
て、現在の矩形ブロック中に生成される単位微細パター
ンのアレイサイズを決定する。決定されたアレイサイズ
に基づいて、現在の矩形ブロック中にダミーパターンの
アレイブロックを生成する。アレイサイズを決定する際
には、現在の矩形ブロックと、隣接する矩形ブロックと
の境界上にダミーパターン列が配置され得るかどうかを
判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIマスクレイ
アウトパターンの自動設計方法に関し、特に化学的機械
研磨(CMP)を必要とする層において、層全体の平坦
性を確保するために、トランジスタ等が配置される活性
領域(デバイス領域)以外の空き領域に形成されるダミ
ーパターンの自動設計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI技術の進歩により回路が大規模化
されるにつれ、回路の論理設計量も膨大になってくる。
そこで、計算機を有効に利用できる論理設計法として、
CAD(計算機利用設計)による論理設計が行われてい
る。CADで生成されたデータは、たとえば電子ビーム
描画システムに入力され、設計されたレイアウトパター
ンに基づいてレティクルなどのマスクパターンが形成さ
れる。
【0003】また、回路規模の拡大にしたがって、多層
配線化も進む。これに伴い、金属配線の段差部における
断線の防止や、フォトリソグラフィーにおける焦点深度
の問題などから平坦化が要求される。たとえば、ポリシ
リコン層の配線後に、層間絶縁膜を形成すると、ポリシ
リコン層の段差部に相当する凹凸が発生する。この凹凸
を回避するために、CMP等を用いて表面の平坦化を図
っている。
【0004】ところで、回路上には、各層ごとに多様な
パターンで素子や配線が設けられるが、これらは平面上
に均等に配置されているわけではない。したがって、各
層ごと、すなわち、各マスクレベルごとに素子や配線の
存在しない空き領域が生じる。特に、ゲート電極やコン
タクトを有する配線材料としてポリシリコンを用いる層
では、ポリシリコン層の厚さが200nm〜500nm
程度あるので、ポリシリコン層による段差の影響が出
る。したがって、ポリシリコン層の上に所定の層間絶縁
膜を形成後、この層間絶縁膜に対してCMP等により平
坦化する工程を適正に行うために、空き領域に矩形パタ
ーンの繰り返しからなるダミーパターンを形成して、層
全体の平坦性を確保する必要がある。同様に、トレンチ
型DRAMなどでSi基板中にトレンチ(凹部)を形成
する場合にも、空き領域にダミーホールを形成して、全
体の平坦化を図る必要がある。ダミーパターン(あるい
はダミーホール)のサイズは、デザインルールによって
決まる。
【0005】このようなダミーパターンは、実際の素子
パターンと同様に、あらかじめCAD上で。それぞれ必
要とされるマスクレベルに対して作成される。図10
は、従来のダミーパターン生成方法を示す図である。ま
ず、空き領域3に対し、その空き領域を内包する最小の
外形5を決定する。図10では、白抜きの領域が、トラ
ンジスタ等の素子が存在する活性領域(デバイス領域)
であり、ドットで示した鍵状の領域が処理対象となる空
き領域3である。空き領域3を内包する外側の長方形領
域が外形5となる。次に、外形5の内部全体を埋める正
方形のダミーパターン1を複数個生成する。この中か
ら、空き領域3の内部に完全に位置するダミーパターン
1を図形論理演算処理によって抽出する。図10におい
て、黒色の正方形が、空き領域3に形成されるべきダミ
ーパターンである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この方法では、空き領
域3に隙間なくダミーパターン1を配列することができ
るが、生成する図形数が膨大になり、データ量が増大す
る。CADのデータ量が増大すると、CADによるレイ
アウト設計に時間がかかるばかりでなく、マスクパター
ンの描画装置やマスクパターンの検証装置にCADデー
タを入力する際のデータ変換時間が非常に長くなる。そ
こで、空き領域3に形成するダミーパターンをアレイブ
ロックとして生成することによってデータ量を削減する
ことが考えられる。
【0007】図11は、空き領域3をY方向に単純分割
して複数のブロック(ブロックA〜H)に分け、各ブロ
ックごとにマトリックス状のダミーパターンのアレイを
配置する方法を示す。各ブロックにおいて、ブロック幅
と、ダミーパターンのサイズおよび配置間隔とから、そ
のブロックが収容することのできるダミーパターンのア
レイサイズ、すなわち、ロー(行)数とカラム(列)数
を計算する。ダミーアレイは完全にブロック内に内包さ
れなければならないので、ロー数とカラム数の少数点以
下は切り捨てられる。
【0008】この方法では、ダミーパターンをアレイブ
ロック単位で生成するので、データ量を削減することが
できる。しかし、各ブロックをつなぎ合わせて、空き領
域全体として見た場合、ブロックとブロックの境界領域
に、ダミーパターンを配置できるだけのスペースが空白
のまま残る。図11の例では、ブロックAとブロック
C、ブロックCとブロックD、G、H、およびブロック
DとブロックEの間に、かなりの隙間が生じる。この単
純分割方法では、空き領域の被覆率が悪くなり、層全体
の平坦化を十分に図ることができない。
【0009】そこで本発明は、任意の多角形領域内に生
成するダミーパターンをアレイブロック化して、CAD
による設計データ量を削減するとともに、高被覆率でダ
ミーパターンを生成することのできる自動設計方法の提
供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、水平および垂直方向のみの辺で構成
された多角形の処理領域について、水平または垂直のど
ちらか一方向の辺に着目して図形パターンを矩形分割
し、分割された矩形領域の各境界ごとに、隣接し合う矩
形ブロックの位置関係に基づいて、ブロック内に配置す
る、たとえば正方形の単位微細パターンのアレイサイズ
を決定する。ここで、「水平および垂直方向の辺のみで
構成された多角形領域」には、たとえば、トランジスタ
等の形成された活性領域以外の場所、すなわち半導体集
積回路が本来目的とする機能を達成するためには用いら
れない空地領域などが該当する。「多角形領域」とは、
少なくとも2以上の矩形がふくまれる領域であり、6角
形以上の多角形領域である。
【0011】具体的には、本発明の自動設計方法は、第
1方向(たとえばX方向)および第2方向(たとえばY
方向)の辺で構成される多角形の処理領域を、第2方向
(Y方向)にのみ着目して複数の矩形ブロックに分割す
る。次いで、現在の矩形ブロックと、現在のブロックの
第1方向に沿った所定の側で隣接する矩形ブロックとの
間の、第2方向(Y方向)での位置関係を調べ、これに
基づいて、現在の矩形ブロック中に生成され得る単位微
細パターンのアレイサイズを決定する。さらに、決定し
たアレイサイズに基づいて、現在の矩形ブロック中に単
位微細パターンのアレイブロックを生成する。処理領域
中のすべての矩形ブロックについて、アレイブロックの
サイズを決定し、生成する。ここで、「アレイブロック
のサイズ」とは、Y方向に着目して矩形ブロックに分割
する場合は、(Y方向の長さから決定されるロー数)×
(単位微細パターンのカラム数)である。
【0012】実際の集積回路基板上には、上述のような
空き領域が多数存在する。したがって、すべての空き領
域について、上述の方法で各ブロックに配置される単位
微細パターンのアレイブロックのサイズを決定し、空き
領域をアレイブロックで埋める。このような空き領域で
のアレイブロックのパターンは、活性領域(デバイス領
域)のに形成されるパターンと組み合わせられ、ポリシ
リコン層、拡散層などひとつの層を形成するマスクパタ
ーンを構成する。
【0013】上述のように、第1方向を平面座標のX方
向に選び、第2方向をY方向に選ぶ代わりに、第1方向
をY方向、第2方向をX方向に選択してもよい。
【0014】各ブロックに形成される単位微細パターン
のアレイサイズを決定する際には、現在の矩形ブロック
と、第1方向に沿った所定の側(たとえば正のX方向
側)で隣接する矩形ブロックとの境界上に単位微細パタ
ーン列が配置され得るかどうかを判断する。境界上に単
位微細パターンが形成され得る場合は、現在の矩形ブロ
ックの、第2方向(たとえばY方向)のサイズを、隣接
する矩形ブロックの第2方向のサイズと比較する。隣接
する矩形ブロックの第2方向のサイズが、現在のブロッ
クの第2方向のサイズより大きい場合は、境界上に形成
され得る単位微細パターン列を、現在のブロック中に配
置されるアレイブロックに組み込む。隣接する矩形ブロ
ックの第2方向のサイズが、現在のブロックの第2方向
のサイズより小さい場合は、境界上に形成され得る単位
微細パターンを、隣接する矩形ブロックに配置されるこ
とになるアレイブロックに組み込む。
【0015】この方法によれば、多角形領域を矩形のブ
ロックに単純分割するだけではなく、隣接し合うブロッ
クの一定方向での位置関係に基づいて、分割されたブロ
ックに形成されるアレイのサイズを決定するので、ブロ
ックとブロックとの境界に単位微細パターンの空白領域
が生じるのを防止することができる。
【0016】単位微細パターンとは、たとえば半導体集
積回路に形成されるポリシリコン層等の所定のマスクレ
ベルに対応したダミーパターンである。しかし、本発明
の方法は、コンピュータ上で、分割された特定の領域内
にマトリックス状の微細パターンを配置する場合に広く
適用できる。
【0017】本発明のその他の特徴、効果は、以下に述
べる実施の形態によって、より明確になるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
るレイアウトパターン自動設計方法の処理手順を示すフ
ローチャートである。本実施形態において、たとえば図
11に示すX−Y平面上に示された鍵形の空き領域を、
第2方向(本実施形態ではY方向)にのみ着目して複数
の矩形ブロックに分割する。「空き領域」とは、たとえ
ば半導体集積回路において、トランジスタ等が配置され
る活性領域(デバイス領域)以外の領域をいう。空き領
域を複数の矩形ブロックに分割した後、各ブロックに関
し、現在の矩形ブロックと、第1方向の所定の側(本実
施形態では正のX方向)で隣接する矩形ブロックとの間
の、第2方向(Y方向)での位置関係を調べる。この位
置関係に基づいて、現在の矩形ブロック中に生成され得
る単位微細パターンのアレイサイズを決定し、決定した
アレイサイズに基づいて、現在の矩形ブロック中に単位
微細パターンのアレイブロックを生成する。具体的な処
理手順は、以下のとおりである。
【0019】まず、ステップS101で、たとえば図1
1に示す空き領域をX方向に走査しつつ、Y方向(垂直
方向)に延びる辺を順次検出してゆく。たとえば、図3
に示す例では、X方向に走査していくと、まず座標X1
で線分L1が検出され、次いで、座標X2で線分L2a
とL2bが検出される。以下、図示はしないが、Y方向
に延びる線分が存在するX座標ごとに、順次、線分が検
出される。
【0020】ステップS103で、同じX座標でY方向
に延びる辺をすべてひとつのグループにまとめ、Y座標
の値の小さいほうから順に(すなわち昇順に)に整列し
た線分リストS1〜SNを作成する。図3の例では、ま
ずX1における線分リストS1に、線分L1がリストさ
れる。X2における線分リストS2には、線分L2aと
L2bがこの順でリストされる。以下、線分が検出され
たX座標ごとに、その座標上に存在する線分を、Y座標
の値の小さい方から順にひとつのグループにまとめる。
【0021】ステップS105で、昇順に現在の線分リ
スト(S1)をひとつ選択する。ステップS107で、
現在の線分リストS1の中から、昇順に現在の線分L1
をひとつ抽出して、その線分を処理する。ステップS1
07の具体的な処理内容は、後述する。
【0022】ステップS109で、現在の線分リストS
1が空かどうかを判断する。現在の線分リストS1に、
まだ未処理の線分が含まれている場合は(S109でN
O)、線分リストS1が空になるまで、ステップS10
7を繰り返す。現在の線分リストS1が空であれば(S
109でYES)、ステップS111に進み、次の線分
リストが存在するかどうかを判断する。次の線分リスト
がある場合は、ステップS105〜ステップS111を
繰り返す。次の線分リストがない場合(S111でN
O)は、この空き領域についての処理を終了する。
【0023】図2は、図1のステップS107で示す、
各リスト中の現在の線分の処理手順を詳細に示すフロー
チャートである。
【0024】まず、ステップS201で、現在の線分リ
ストS1から、現在の線分L1を昇順にひとつ抽出す
る。したがって、Y座標値が小さい線分から順次選択さ
れてゆく。
【0025】ステップS203で、残りのX座標の線分
の中から、現在の線分L1のY座標範囲(Ymin≦Y≦
Ymax)に入り、かつX座標値(X2)が最小の線分を
すべて検索する。図3の例では、現在の線分L1は、座
標X1においてYminからYmaxの範囲でY方向に延び
る。したがって、現在の線分L1のY座標範囲はYmin
≦Y≦Ymaxである。このY座標範囲に入り、かつX座
標が最小の線分として、太線で示す2つの線分L2aと
L2bを検索する。L2aは、完全に現在の線分L1のY
範囲内に含まれ、L2bは、L1の最大端Ymaxとだけ重
複する。なお、図3には示さないが、空き領域の形状と
しては、X1とX2の間に、Ymin≦Y≦Ymax以外の範
囲で線分が存在している可能性も十分にある。そのよう
な線分は場合は、その線分が存在するX座標での線分リ
ストを処理する際に順次処理される。
【0026】ステップS205で、検索した線分L2a
とL2bを、これらの線分が属するもとの線分リストS
2から削除して、現在の線分L1に対応してブロックを
生成できるような新たな線分Lnewを生成する。図3の
例では、本来ラインのない部分に、太線で示す新たな線
分Lnew1とLnew2を生成して、現在の線分L1に対応す
る矩形ブロックAを生成する。新たな線分を生成する詳
細な処理手順については、後述する。
【0027】次に、ステップS207で、現在の線分L
1のX座標(X1)と、新たな線分のX座標(X2)と
から、このX座標範囲内に含まれ得るダミーパターンの
カラム数Nを算出し、Nを仮決定する。ダミーパターン
の幅と配置幅はあらかじめ決められているので、現在の
線分L1と新たな線分とによって決定されるブロックA
に含まれ得るカラム数Nは容易に求められる。
【0028】ステップS209で、新たな線分X2の境
界上にカラムが生成される可能性があるかどうかを判断
する。この判断も、現在のX座標範囲(X1≦X≦X
2)と、ダミーパターンのサイズおよび配置間隔とに基
づいて行われる。境界X2上にカラムが生成されない場
合とは、座標X2での新たな線分が、ちょうどカラムと
カラムの間に位置する場合をいう。このような場合には
(S209でNO)、ステップS211に進み、新たな
線分Lnew1とLnew2とを、X2に対応する線分リストS
2に登録する。そして、ステップS213で、現在の線
分L1のX座標X1と、ステップS207で仮決定され
たカラム数Nとに基づいて、現在の線分L1に対応する
ブロックAに配置されるダミーパターンのアレイブロッ
クを生成する。
【0029】ステップS209で、境界X2にダミーパ
ターンのカラムが生成され得る場合は(S209でYE
S)、ステップS215に進み、現在の線分L1と新た
な線分LnewとのY方向での位置関係に応じて、アレイ
ブロックを生成する。
【0030】図4は、図2のステップS215に示す、
位置関係に応じたアレイブロック生成の詳細な処理手順
を示すフローチャートである。まず、ステップS301
で、境界X2上にダミーパターンのカラムを配置した場
合、そのカラムが境界X2を越えて位置するエッジのX
座標(X3)を算出する。図5に、この様子を示す。た
とえば図5(a)では、現在の線分L1と新たな線分L
newとの間ダミーパターンのカラムを一定間隔で配置し
ていくと、座標X2上の新たな線分Lnew上にカラムが
生成される。このとき、新たなラインLnew(すなわち
境界X2)を越えるカラムのエッジの座標をX3とす
る。X3の値も、X1からX2までの長さ、ダミーパタ
ーンのサイズ(すなわちカラム幅)および配置間隔とか
ら求めることができる。
【0031】次に、ステップS303で、図2のステッ
プS205で決定した新たな線分Lnewの中から、昇順
にひとつの線分を抽出する。ステップS305で、現在
の線分L1と、抽出した新たな線分LnewとのY座標範
囲と比較する。Y座標範囲の変化のパターンとしては、
図5(a)〜5(c)の3通りがある。図5(a)は、
新たな線分のY座標範囲が現在の線分L1のY座標範囲
から拡張する場合を示す。図5(b)は、新たな線分の
Y座標範囲が現在の線分L1のY座標範囲から縮小する
場合を示す。図5(c)は、新たな線分のY座標範囲
が、現在の線分L1のY座標範囲と一部重複する場合を
示す。Y座標範囲が拡張する場合とは、現在の線分のY
座標範囲が完全に新たな線分のY座標範囲に含まれるこ
とを意味し、それぞれの線分の上端あるいは下端が一致
する場合も含む。図5(a)の例では、現在の線分L1
と新たな線分Lnewの下端が一致してY座標範囲が拡張
する例である。Y座標範囲の縮小についても、同様のこ
とが言える。
【0032】ステップS307で、新たな線分Lnewの
Y座標範囲が、現在の線分L1のY座標範囲より拡大さ
れるかどうかを判断する。新たな線分のY座標範囲が拡
大される場合は(S307でYES)、ステップS30
9へ進み、図2のステップS207で仮決定したカラム
数NをN+1に設定する。
【0033】図5(a)の例では、現在の線分L1と、
新たな線分Lnewとの間に生成されるダミーパターンの
カラム数は、本来N=4である。しかし、新たな線分L
new上に(すなわち境界X2上に)もカラムが生成され
得る。現在の線分L1と、新たな線分LnewのY座標範
囲を比較すると、新たな線分LnewのY座標範囲が拡張
される。この場合、境界X2上に配置され得るカラム
を、現在の線分L1を基準にしたブロックに所属させる
こととする。したがって、このブロックでのカラム数
は、先に仮決定したカラム数に1を加算して、N+1と
する。図5(a)の例では、カラム数を4+1として、
合計5つのカラムからなるアレイブロックが生成される
ことになる。このような処理の後、ステップS319に
進み、現在のX座標(X1)と、カラム数N+1とに基
づいて、ダミーパターンのアレイブロックを生成する。
アレイブロックのサイズは、決定されたカラム数と、現
在の線分L1のY方向の長さによって、特定される。ア
レイブロック生成後、ステップS321へ進む。
【0034】ステップS307で、Y座標範囲が拡張し
ない場合は、ステップS311に進み、Y座標範囲が縮
小されるかどうかを判断する。Y座標範囲の縮小とは、
新たな線分LnewのY座標範囲が、現在の線分L1のY
座標範囲に完全に含まれることを意味し、図5(b)に
該当する。新たな線分LnewのY座標範囲が縮小する場
合は(S311でYES)、ステップS313に進む。
【0035】ステップS313で、仮決定したカラム数
Nを維持し、新たな線分LnewのX座標をX3−wに変
更して、変更後のX座標(X3−w)の線分リストに新
たな線分Lnewを登録する。ここでwは、ダミーパター
ンのカラム幅である。図5(b)の例では、現在の線分
L1と、X2における新たな線分とで決定されるブロッ
クのカラム数として仮決定された値は、N=3である。
この場合、新たな線分のY座標範囲が現在の線分L1の
Y座標範囲より縮小されるので、仮決定されたカラム数
N=3を維持し、新たな線分のX座標を、X2から減少
させて、X3−wとする。そして、新たな線分を変更後
のX座標(X3−w)の線分リストに登録する。すなわ
ち、隣接するブロックの処理は、X座標がX3−wから
開始される。このように、隣接する分割ブロックのY方
向のサイズが小さくなる場合は、境界に位置するカラム
を後ろのブロックに所属させ、後の処理へ持ち越す。そ
の後、ステップS317に進み、現在の線分L1のX座
標X1と、カラム数Nとから、現在の線分L1を基準に
したダミーパターンのアレイブロックを生成し、ステッ
プS321に進む。
【0036】ステップS311で、新たな線分のY座標
範囲が上記で定義した拡大と縮小のいずれにもあてはま
らない場合は(S311でNO)、すなわち、現在の線
分のY座標範囲と新たな線分のY座標範囲とが一部重複
する場合は、ステップS315に進む。ステップS31
5で、境界X2上に、重複するY座標範囲内に1カラム
分のアレイブロックを生成する。そして、ステップS3
17に進み、現在の線分L1のX座標(X1)と、カラ
ム数Nとに基づいて、現在の線分L1のためのアレイブ
ロックを生成する。その後、ステップS321へ進む。
【0037】図5(c)の例では、現在の線分L1のX
座標(X1)と新たな線分LnewのX座標(X2)とで
決定されるブロック内に含まれるダミーパターンのカラ
ム数として、N=4が仮決定される。ここで、境界X2
上にカラムが生成され得るので、新たな線分のY座標範
囲を比較した結果、一部重複するケースであることがわ
かる。そこで、境界X2に、重複するY座標範囲内で独
立したカラムをひとつ設定する。この場合、次のブロッ
クは、境界上に独立したカラムをひとつおいて、次のア
レイブロックが開始されることになる。
【0038】最後に、ステップS321で、ステップS
205で決定された新たな線分Lnewがまだあるかどう
かを判断する。新たな線分Lnewが他にもある場合は、
ステップS303に戻り、ステップS321までを繰り
返す。新たな線分が他にない場合は、このループを終了
する。
【0039】図6は、図2のステップS205に示し
た、新たな線分Lnewを決定する詳細な処理手順を示す
フローチャートである。まずステップS401で、図2
のステップS203で検索したYmin≦Y≦Ymaxの範囲
に入る線分を昇順にしたリストS’を作成する。図3の
例では、L2a、L2bの2つの線分が検索されるので、
この順でリストS’を作成する。次にステップS403
で、リストS’から最初の線分を抽出し、抽出した線分
の下端のY座標値Y1と、上端のY座標値Y2を求め
る。そして、検索された最初の線分(L2a)と、現在
の線分L1とのY方向の位置関係を調べる。このとき、
最初の線分の現在の線分L1に対する位置関係として
は、図7(a)〜7(c)に示す3通が考えられる。図
7(a)は、検索された線分の下端Y1が現在の線分L
1の下端Yminより小さい場合、図7(b)は、検索さ
れた線分の下端Y1のY方向の位置が、現在の線分L1
の下端と一致する場合、図7(c)は、検索された線分
の下端Y1が現在の線分の下端Yminより大きい場合を
それぞれ示す。
【0040】ステップS405で、まず、検索された最
初の線分の最小値Y1が、現在の線分L1の最小値Ymi
nより小さいかどうかを判断する。Y1<Yminである場
合(S405でYES)は、図7(a)に該当する。こ
の場合、ステップS407に進み、YstartをY1に設
定して、ステップS415に進む。Y1<Yminでない
場合は(S405でNO)、ステップS409に進ん
で、Y1とYminが等しいかどうか判断する。Y1=Ym
inのときは(S409でYES)、図7(b)に該当す
る。この場合、ステップS411に進み、YstartをY
2に設定し、ステップS415に進む。ステップS40
9でY1=Yminでない場合、すなわち、Y1>Yminで
ある場合は、図7(c)に該当する。この場合、ステッ
プS413に進み、YstartをY2に設定して、Yminか
らY1までを新たな線分Lnewのひとつに決定する。
【0041】ステップS415で、線分リストS’が空
かどうかを判断する。リストS’が空の場合は、ステッ
プS417に進み、X2において、YstartからYmaxま
でを新たな線分のひとつとし、このループを終了する。
線分リストS’が空でない場合は(S415でNO)、
ステップS419に進み、次の線分について、現在の線
分L1とのY方向の位置関係を調べる。このときの位置
関係として、図7(d)〜7(f)の3通りがある。図
7(d)は、検索された2番目の線分の上端Y2が、現
在の線分L1の上端Ymaxより小さい場合、図7(e)
は、検索された2番目の線分の上端Y2の位置が、現在
の線分L1の上端Ymaxと一致する場合、図7(f)
は、検索された2番目の線分の上端Y2が、現在の線分
L1の上端Ymaxより大きい場合を示す。
【0042】ステップS419でまず、検索された2番
目の線分の上端が、Y2<Ymaxであるかどうかを判断
する。Y2<Ymaxならば(S419でYES)、図7
(d)に該当し、ステップS427に進む。ステップS
427で、YstartからY1までを新たな線分のひとつ
として決定し、YstartをY2に更新してステップS4
15に戻る。Y2<Ymaxでない場合は(S419でN
O)、ステップS421へ進み、Y2>Ymaxかどうか
を調べる。Y2>Ymaxであれば(ステップS421で
YES)、図7(f)に該当する。この場合、ステップ
S423に進み、最初の線分で設定したYstartからY
2までを新たな線分のひとつに決定し、このループを終
了する。ステップS421でY2>Ymaxでない場合
は、図7(e)に該当し、YstartからY1までを新た
な線分のひとつに決定して、このループを終了する。
【0043】以上のように、本発明では、空き領域をひ
とつの方向(たとえばY方向)に着目して複数のアレイ
ブロックに分割する場合に、現在のブロックと隣接する
ブロックとの着目方向(たとえばY方向)の位置関係に
基づいて、そのブロックに生成するダミーパターンのア
レイのサイズを決定する。アレイサイズは、たとえばY
方向に着目する場合は、現在処理中の線分のY方向の長
さと、カラム数とで特定される。
【0044】なお、空き領域が、図11に示すような単
純な形状でない場合は、境界X2上にカラムが生成され
る可能性のある場合に、Y方向へのブロック分割をさら
に細分化して行う必要がある。その場合は、図4のステ
ップS303とS305の間に、X2とX3の間に存在
する線分を調べるステップを挿入する。この処理工程
を、図8を参照して説明する。
【0045】図8において、現在の線分L1に対応し
て、X2での新たな線分Lnewが決定されている。ま
た、境界X2上にダミーパターンのカラムが生成される
可能性があるので、境界X2を越えてカラムを配置した
場合のエッジのX座標(X3)が求められている。この
とき、空き領域の形状が複雑なため、X2からX3の間
に、現在の線分L1のY座標範囲内でY方向にのびる線
分が存在する可能性がある。そこで、図4のステップS
303の後に、ステップS304として、新たな線分L
newのY座標範囲において、X2からX3までに存在す
るすべての線分を検索する。図8の例では、X2とX3
の間のX座標(X4)で、線分が検索される。この検索
された線分に対して、図2のステップS205(すなわ
ち図6の処理フロー)と同様の処理を行って、新たな線
分Lnewに対応するさらに新たな線分Lnew’を決定す
る。以降の処理については、上述した処理と同様であ
る。これにより複雑な形状の空き領域を細かくブロック
分割することが可能になる。
【0046】図9に、本発明のパターンの自動設計方法
により生成されたダミーパターンのアレイブロックを示
す。図9(a)は、空き領域において、ダミーパターン
のアレイを配置することのできる有効矩形領域を示す。
図9(b)は、有効矩形領域中にアレイブロックを実際
に配置した状態を示す。図11に示す単純分割方法と異
なり、ブロックとブロックとの境界上の空白部(隙間)
を効果的に低減することができる。結果として、半導体
集積回路の表面の平坦性を維持することができる。同時
に、CAD上で個別のダミーパターンを生成するかわり
に、まとまったアレイブロックとして生成できるので、
図形数を大幅に低減することができる。たとえば、図9
(b)のブロックAでは、3×6個のダミーパターンを
生成するかわりに、ひとつのアレイブロックをCAD上
で生成すればよい。このように、ブロックサイズにもよ
るが、平均してCADのデータを1/20程度に低減す
ることが可能になる。
【0047】このようにして空き領域に形成されるダミ
ーパターンのアレイブロックは、デバイス領域に形成さ
れるトランジスタ等の配線パターンとともに、該当する
所定のマスクレベルのレイアウトパターンとしてCAD
上に生成される。CADのデータに基づいて、実際に半
導体基板上に各マスクレベルのパターンが形成されて、
多層構造の半導体集積回路が製造される。
【0048】なお、上述した自動設計方法は、DRAM
やシャロウ・トレンチ・アイソレーション(STI)な
どのトレンチの開口パターンが形成されるマスクレベル
における凹型のダミーパターンに適用できる。また、ポ
リシリコン層等のマスクレベルに対応した凸型のダミー
パターンにも適用できる。拡散層のマスクレベルに対応
した開口パターンにも適用できる。さらに、半導体集積
回路でのダミーパターンに限らず、矩形を組み合わせた
任意の領域内をアレイブロック化する場合に適用でき
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動設計
方法によれば、多数の微細なダミーパターンをアレイブ
ロックとして生成する。従って、CADで生成されるレ
イアウトパターンのデータ量を効果的に削減することが
できる。
【0050】また、ダミーパターンをアレイブロック化
する際に、ブロック境界でパターンが形成されない空白
部をなくすことができる。従って、層の平坦性を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動設計方法を示す
フローチャートである。
【図2】図1に示すフローチャートのステップS107
(現在の線分の処理)の詳細な処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】図2のステップS205(新たな線分の決定)
を説明するための図である。
【図4】図2のステップS215(分割ブロックの位置
関係に応じたアレイブロックの生成)の詳細な処理手順
を示すフローチャートである。
【図5】隣接する分割ブロックの位置関係に応じて、ダ
ミーパターンのアレイブロックを生成を方法を説明する
図である。
【図6】図2のステップS205(新たな線分の決定)
の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図7】新たな線分を決定するために、線分のY座標範
囲を比較する処理を説明するための図である。
【図8】複雑な領域をアレイブロック化するときの領域
の細分化を示す図である。
【図9】本発明の方法によってダミーパターンをアレイ
ブロック化して生成した図である。
【図10】ダミーパターンをアレイブロック化せずに生
成する従来の方法を示す例である。
【図11】単純分割方法で、ダミーパターンをアレイブ
ロック化した例を示す図である。
【符号の説明】
1 ダミーパターン 3 空き領域 5 外形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬込 陽一 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内 Fターム(参考) 2H095 BB02 BB31 5B046 AA08 BA06 5F064 DD04 DD07 DD10 DD14 DD26 HH10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1方向およびこれに直交する第2方向
    の辺で構成される多角形の処理領域を、前記第2の方向
    にのみ着目して複数の矩形ブロックに分割するステップ
    と、 現在の矩形ブロックと、現在の矩形ブロックの前記第1
    方向に沿った所定の側で隣接する矩形ブロックとの、前
    記第2方向における位置関係に基づいて、現在の矩形ブ
    ロック中に生成される単位微細パターンのアレイサイズ
    を決定するステップと、 前記アレイサイズに基づいて、現在の矩形ブロック中に
    前記単位微細パターンのアレイブロックを生成するステ
    ップとを含む、パターンの自動設計方法。
  2. 【請求項2】 前記アレイサイズを決定するステップ
    は、 現在の矩形ブロックと、前記隣接する矩形ブロックとの
    境界上に単位微細パターンが配置され得るかどうかを判
    断するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載
    のパターンの自動設計方法。
  3. 【請求項3】 前記境界上に単位微細パターンが形成さ
    れ得ると判断された場合に、現在の矩形ブロックの前記
    第2方向でのサイズを、前記所定の側で隣接する矩形ブ
    ロックの第2方向でのサイズと比較するステップをさら
    に含むことを特徴とする請求項2に記載のパターンの自
    動設計方法。
  4. 【請求項4】 前記隣接する矩形ブロックの第2方向で
    のサイズが、現在のブロックの第2方向のサイズより大
    きい場合に、前記境界上に形成され得る単位微細パター
    ンを、現在のブロック中に配置されるアレイブロックに
    組み込むことを特徴とする請求項3に記載のパターンの
    自動設計方法。
  5. 【請求項5】 前記隣接する矩形ブロックの第2方向で
    のサイズが、現在のブロックの第2方向のサイズより小
    さい場合に、前記境界上に形成され得る単位微細パター
    ンを、前記隣接する矩形ブロックに配置されることにな
    るアレイブロックに組み込むことを特徴とする請求項3
    に記載のパターンの自動設計方法。
  6. 【請求項6】 前記単位微細パターンは半導体集積回路
    上に形成される所定のマスクレベルに対応したダミーパ
    ターンであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007027290A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Renesas Technology Corp 半導体集積回路のレイアウト設計方法
US8756560B2 (en) 2007-06-20 2014-06-17 Yorio Takada Method for designing dummy pattern, exposure mask, semiconductor device, method for semiconductor device, and storage medium
JP2015149491A (ja) * 2007-08-02 2015-08-20 テラ イノヴェイションズ インク 半導体チップ、定義方法および設計方法
CN109428528A (zh) * 2017-08-29 2019-03-05 半导体组件工业公司 三相电机的转子位置感测系统以及相关方法

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