JP2001165491A - マルチエアコンの制御方法 - Google Patents
マルチエアコンの制御方法Info
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- JP2001165491A JP2001165491A JP35099599A JP35099599A JP2001165491A JP 2001165491 A JP2001165491 A JP 2001165491A JP 35099599 A JP35099599 A JP 35099599A JP 35099599 A JP35099599 A JP 35099599A JP 2001165491 A JP2001165491 A JP 2001165491A
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
圧縮機の運転周波数が変化しても各部屋の快適性が保た
れるマルチエアコンの制御方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 本発明では、運転周波数可変の圧縮機を
備えた1台の室外機と複数の室内機から成るマルチエア
コンを制御方法において、室内機の運転台数が増減する
と圧縮機の運転周波数も増減させる。このとき、運転周
波数の変化量は室内機の運転台数や、更新前の運転周波
数、室温と設定温度との差によって決定する。
Description
より運転周波数が可変となった圧縮機を有する室外機1
台と、複数の室内機とを組み合わせて運転を行うマルチ
エアコンの制御方法に関するものである。
室内機とを組み合わせて運転を行うものであり、その一
般的な制御方法は特開平10-220844号公報にて
開示されている。この制御方法では、室外機の圧縮機が
インバータ制御によって運転周波数が可変となっている
ので、各室内機から送られてくる要求能力の総和に応じ
た周波数で圧縮機を運転させる。
来の制御方法では、室内機の運転台数が増減したとき条
件によっては圧縮機の運転周波数が大きく変化すること
がある。その場合、室内機が運転中であった部屋では室
温が急激に変化して、室内の快適性が損なわれるおそれ
があった。
のであり、室内機の運転台数の増減によって圧縮機の運
転周波数が変化しても各部屋の快適性が保たれるマルチ
エアコンの制御方法を提供することを目的とする。
に、本発明では、運転周波数可変の圧縮機を備えた1台
の室外機と複数の室内機から成るマルチエアコンの制御
方法において、室内機の運転台数が増えると圧縮機の運
転周波数を大きくし、該運転台数が多くなるほど運転周
波数の増加量を小さくする。従って、室内機の運転台数
が大幅に増えても圧縮機の運転周波数は急激に増加しな
い。
の運転台数が減ると圧縮機の運転周波数を小さくし、該
運転台数が少なくなるほど運転周波数の減少量を小さく
する。従って、室内機の運転台数が大幅に減っても圧縮
機の運転周波数は急激に減少しない。
の運転台数が増えると圧縮機の運転周波数を大きくし、
更新前の運転周波数が大きいほど運転周波数の増加量を
小さくする。従って、圧縮機が大きい運転周波数で運転
していたのであれば、室内機の運転台数が増えても運転
周波数はあまり増加しない。
の運転台数が減ると圧縮機の運転周波数を小さくし、更
新前の運転周波数が小さいほど運転周波数の減少量を小
さくする。従って、圧縮機が小さい運転周波数で運転し
ていたのであれば、室内機の運転台数が減っても運転周
波数はあまり減少しない。
の運転台数が増えると圧縮機の運転周波数を大きくし、
運転を開始した室内機の設定温度と該室内機が設置され
た部屋の室温との差が小さいほど運転周波数の増加量を
小さくする。従って、室温が室内機の設定温度にほぼ達
していれば運転周波数をあまり大きくしない。
の運転台数が減ると圧縮機の運転周波数を小さくし、運
転を停止した室内機の設定温度と該室内機が設置された
部屋の室温との差が小さいほど運転周波数の減少量を小
さくする。従って、室温が室内機の設定温度にほぼ達し
ていれば運転周波数をあまり小さくしない。
図面を参照して説明する。
説明する。図1は本実施形態のマルチエアコンにおける
冷凍サイクルの説明図である。このマルチエアコンは、
1台の室外機1と4台の室内機2,・・・とから成る。
周波数を変えることができる圧縮機3と、室外熱交換器
4と、該室外熱交換器4に送風するための室外ファン5
及びファンモータ6と、アキュームレータ7と、室外機
1内を流れる冷媒量を制御するためのストップバルブ
8,8'とが設けられている。また、該室外機1内には各
室内機2,・・・に流入する冷媒量を制御するために各室内
機2,・・・に対応して膨張弁9,・・・が設けられている。
0,・・・と、該室内熱交換器10に送風するための室内フ
ァン11,・・・及びファンモータ12,・・・と、室温を検出
するためのサーミスタ13,・・・とが設けられている。
て行われる。即ち、室外機1に設けられた図示しない制
御回路のマイコンは、各室内機2,・・・での設定温度とサ
ーミスタ13,・・・によって検出された室温情報との差か
ら必要冷媒循環量を求める。そして、該必要冷媒循環量
に応じて圧縮機3の運転周波数及び膨張弁9,・・・の開度
を制御することで各室内機2,・・・に適量の冷媒を循環さ
せ、各部屋の温度を制御する。
機2を運転及び停止させたときの圧縮機3の運転周波数
の制御について説明する。図2はこの制御のフローチャ
ートを示している。マイコンが室内機2の運転のON/
OFFを検出するとフローチャートはスタートし、ステ
ップS5で室内機2の運転台数を検出した後、ステップ
S10でそのときの圧縮機3の運転周波数の運転コード
zを求める。ここで、運転周波数と運転コードとの対応
を表1に示す。
の増減を判断し、運転台数が増えた場合はステップS2
0に進む。このステップS20では、表2を用いて室内
機2の運転台数に対応した運転コード変化量Dを決定す
る。
な運転コードZを決定する。 Z=z+D・・・・・ (A) ここで、Z:新たな運転コード、 z:室内機2の運転台数が増減する前の運転コード、 D:運転コードの変化量 である。そして、ステップS30では圧縮機3の運転周
波数を運転コードZに対応する運転周波数に更新する。
該運転コードZと運転周波数との対応は表1を参照す
る。
目の室内機2が運転を開始したとする。表1より「z=
3」、表2より「D=+2」が導かれ、 Z=z+D=3+2=5 となる。従って、表1より運転周波数は45Hzに更新す
ればよい。
て、運転台数が減った場合はステップS35に進む。こ
のステップS35では、表3を用いて室内機2の運転台
数に対応した運転コード変化量Dを決定する。
たな運転コードZを決定する。そして、ステップS30
では圧縮機3の運転周波数を運転コードZに対応する運
転周波数に更新する。
目の室内機2が運転を開始したとする。表1より「z=
7」、表2より「D=−2」が導かれ、 Z=z+D=7−2=5 となる。従って、表1より運転周波数は45Hzに更新す
ればよい。
2の運転台数に応じて圧縮機3の運転周波数を増減させ
るが、運転台数が多くなるほど運転周波数の変化量を小
さくしている。従って、運転台数が大幅に増減して運転
周波数が更新されても、室内機2が運転中であった部屋
の室温が大きく変わることがない。
説明する。本実施形態は室内機2を運転及び停止させた
ときの圧縮機3の運転周波数の制御だけが第1実施形態
と異なっており、それ以外の構成は同じである。
を示している。マイコンが室内機2の運転のON/OF
Fを検出するとフローチャートがスタートし、ステップ
S5で室内機2の運転台数を検出した後、ステップS1
0でそのときの圧縮機3の運転周波数の運転コードzを
求める。運転周波数と運転コードとの対応は表1を参照
する。
の増減を判断し、運転台数が増えた場合はステップS2
0に進む。このステップS20では、室内機2の運転台
数とステップS10で得られた運転コードzとに対応し
た運転コード変化量Dを、表4を用いて決定する。
転コードZを決定する。そして、ステップS30では圧
縮機3の運転周波数を運転コードZに対応する運転周波
数に更新する。該運転コードZと運転周波数との対応は
表1を参照する。
目の室内機2が運転を開始したとする。表1より「z=
3」、表4より「D=+2」が導かれ、 Z=z+D=3+2=5 となる。従って、表1より運転周波数は45Hzに更新す
ればよい。
て、運転台数が減った場合はステップS35に進む。こ
のステップS35では、室内機2の運転台数とステップ
S10で検出した運転コードzとに対応した運転コード
変化量Dを、表5を用いて決定する。
たな運転コードZを決定する。そして、ステップS30
では圧縮機3の運転周波数を運転コードZに対応する運
転周波数に更新する。
目の室内機2が運転を停止したとする。表1より「z=
7」、表5より「D=−1」が導かれ、 Z=z+D=7−1=6 となる。従って、表1より運転周波数は50Hzに更新す
ればよい。
形態と同様に運転台数が多くなるほど運転周波数の変化
量を小さくしているので、運転台数が大幅に増減しても
室内機2が運転中であった部屋の室温が大きく変わるこ
とがない。
しているときに室内機2の運転台数が増えた場合、及び
圧縮機3が小さい運転周波数で運転しているときに室内
機2の運転台数が減った場合は、運転周波数の変化量を
小さくしている。これによって、運転周波数が増減して
も室内機2が運転中であった部屋の室温が必要以上に変
化しない。
説明する。本実施形態は室内機2を運転及び停止させた
ときの圧縮機3の運転周波数の制御だけが第1実施形態
と異なっており、それ以外の構成は同じである。
を示している。マイコンが室内機2の運転のON/OF
Fを検出するとフローチャートがスタートし、ステップ
S5で室内機2の運転台数を検出した後、ステップS1
0でそのときの圧縮機の運転周波数の運転コードzを求
める。運転周波数と運転コードとの対応は表1を参照す
る。
た室内機2で検出された室温と設定温度との差より要求
運転ゾーン(a,b,c)を求める。室温と設定温度との差
〓tと、要求運転ゾーンとの対応は表6を参照する。
判断し、運転台数が増えた場合はステップS20に進
む。このステップS20では、室内機2の運転台数、ス
テップS10で得られた運転コードz、及び要求運転ゾ
ーンに対応した運転コード変化量Dを表7を用いて決定
する。
転コードZを決定する。そして、ステップS30では圧
縮機3の運転周波数を運転コードZに対応する運転周波
数に更新する。該運転コードZと運転周波数との対応は
表1を参照する。
目の室内機2が運転を開始したとする。このとき、要求
運転ゾーンが「a」であれば、表1より「z=3」、表7よ
り「D=+2」が導かれ、 Z=z+D=3+2=5 となる。従って、表1より運転周波数は45Hzに更新す
ればよい。
て、運転台数が減った場合はステップS35に進む。こ
のステップS35では、室内機2の運転台数、ステップ
S10で検出した運転コードz、及び要求運転ゾーンに
対応した運転コード変化量Dを表8を用いて決定する。
たな運転コードZを決定する。そして、ステップS30
では圧縮機3の運転周波数を運転コードZに対応する運
転周波数に更新する。
目の室内機2が運転を停止したとする。このとき、要求
運転ゾーンが「a」であれば、表1より「z=7」、表8よ
り「D=−2」が導かれ、 Z=z+D=7−2=5 となる。従って、表1より運転周波数は45Hzに更新す
ればよい。
形態と同様に運転台数が多くなるほど運転周波数の変化
量を小さくしているので、運転台数が大幅に増減しても
室内機2が運転中であった部屋の室温が大きく変わるこ
とがない。
大きい運転周波数で運転しているときに室内機2の運転
台数が増えた場合や、圧縮機3が小さい運転周波数で運
転しているときに室内機2の運転台数が減った場合は、
運転周波数の変化量を小さくしている。これによって、
運転周波数が増減しても室内機2が運転中であった部屋
の室温が必要以上に変化しない。
ち室温と設定温度との差がほとんどない場合は、運転台
数が増減しても運転周波数の変化量を小さくしている。
従って、適温に保たれた部屋の室温をなるべく変化させ
ない。
アコンの制御方法は、室内機の運転台数が大幅に増減し
ても圧縮機の運転周波数は大きく変化しない。従って、
室内機が運転中であった部屋では室温があまり変わらな
い。
の運転台数が増えてさらに運転周波数を増加させる場合
や、小さい運転周波数で運転中に室内機の運転台数が減
ってさらに運転周波数を減少させる場合は、運転周波数
の変化量を小さくしている。従って、必要以上に室温が
上下することを防止する。
波数を更新するとき、室内機が運転中であった部屋の室
温と設定温度との差によってこの運転周波数を決定す
る。従って、室温が設定温度に近ければ運転周波数の変
化量を小さくすることで必要以上に室温が上下すること
を防止する。
御方法によると、室内機の運転台数が増減して運転周波
数が変化しても、室内の快適性は保たれる。
の冷凍サイクルを示す構成図である。
トである。
トである。
トである。
Claims (6)
- 【請求項1】 運転周波数可変の圧縮機を備えた1台の
室外機と複数の室内機から成るマルチエアコンの制御方
法において、 前記室内機の運転台数が増えると前記圧縮機の運転周波
数を大きくし、該運転台数が多くなるほど前記運転周波
数の増加量を小さくすることを特徴とするマルチエアコ
ンの制御方法。 - 【請求項2】 運転周波数可変の圧縮機を備えた1台の
室外機と複数の室内機から成るマルチエアコンの制御方
法において、 前記室内機の運転台数が減ると前記圧縮機の運転周波数
を小さくし、該運転台数が少なくなるほど前記運転周波
数の減少量を小さくすることを特徴とするマルチエアコ
ンの制御方法。 - 【請求項3】 運転周波数可変の圧縮機を備えた1台の
室外機と複数の室内機から成るマルチエアコンの制御方
法において、 前記室内機の運転台数が増えると前記圧縮機の運転周波
数を大きくし、更新前の前記運転周波数が大きいほど前
記運転周波数の増加量を小さくすることを特徴とするマ
ルチエアコンの制御方法。 - 【請求項4】 運転周波数可変の圧縮機を備えた1台の
室外機と複数の室内機から成るマルチエアコンの制御方
法において、 前記室内機の運転台数が減ると前記圧縮機の運転周波数
を小さくし、更新前の前記運転周波数が小さいほど前記
運転周波数の減少量を小さくすることを特徴とするマル
チエアコンの制御方法。 - 【請求項5】 運転周波数可変の圧縮機を備えた1台の
室外機と複数の室内機から成るマルチエアコンの制御方
法において、 前記室内機の運転台数が増えると前記圧縮機の運転周波
数を大きくし、運転を開始した前記室内機の設定温度と
該室内機が設置された部屋の室温との差が小さいほど前
記運転周波数の増加量を小さくすることを特徴とするマ
ルチエアコンの制御方法。 - 【請求項6】 運転周波数可変の圧縮機を備えた1台の
室外機と複数の室内機から成るマルチエアコンの制御方
法において、 前記室内機の運転台数が減ると前記圧縮機の運転周波数
を小さくし、運転を停止した前記室内機の設定温度と該
室内機が設置された部屋の室温との差が小さいほど前記
運転周波数の減少量を小さくすることを特徴とするマル
チエアコンの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35099599A JP3596750B2 (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | マルチエアコンの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35099599A JP3596750B2 (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | マルチエアコンの制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001165491A true JP2001165491A (ja) | 2001-06-22 |
JP3596750B2 JP3596750B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=18414331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35099599A Expired - Lifetime JP3596750B2 (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | マルチエアコンの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3596750B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN115307287A (zh) * | 2022-07-27 | 2022-11-08 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 多联机系统及其控制设备方法、设备和存储介质 |
-
1999
- 1999-12-10 JP JP35099599A patent/JP3596750B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US10837872B2 (en) | 2012-07-03 | 2020-11-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Diagnosis control method of air conditioner |
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