JP2001165143A - チルトヒンジ - Google Patents

チルトヒンジ

Info

Publication number
JP2001165143A
JP2001165143A JP34805799A JP34805799A JP2001165143A JP 2001165143 A JP2001165143 A JP 2001165143A JP 34805799 A JP34805799 A JP 34805799A JP 34805799 A JP34805799 A JP 34805799A JP 2001165143 A JP2001165143 A JP 2001165143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
friction pin
friction
press
pin
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34805799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4137324B2 (ja
Inventor
Naokazu Suzuki
直和 鈴木
Isao Nagashima
長嶋  勲
Satonari Fujita
織也 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Original Assignee
Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Katoh Electrical Machinery Co Ltd filed Critical Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Priority to JP34805799A priority Critical patent/JP4137324B2/ja
Publication of JP2001165143A publication Critical patent/JP2001165143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4137324B2 publication Critical patent/JP4137324B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のものよりもより小型にできて、かつ、
必要なフリクショントルクを得ることのできる、チルト
ヒンジを提供する。 【解決手段】 取付部とフリクションピン保持部を有し
装置本体側へ取り付られるホルダーと、このホルダーの
前記フリクションピン保持部に設けたフリクションピン
取付孔に圧入ピンを介してその一端部側を取り付け固定
させたフリクションピンと、ディスプレー体側へ取り付
けられる取付部とトルク発生部を有し前記フリクション
ピンを前記トルク発生部に設けたフリクションピン圧入
孔へフリクション回動可能に圧入させて成るケース体
と、前記フリクションピンの外周と前記ケース体のフリ
クションピン圧入孔との間に充填されているグリスと、
前記ホルダーと前記ケース体の衝接部を覆って該ホルダ
ーとケース体に被嵌したグリスカバーとで構成すること
によって、フリクションピンの外周とフリクションピン
圧入孔の内周との間にフリクショントルクを発生させ、
合わせてグリスカバーによりグリス漏れを防止するもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、とくにノート型
パソコンのディスプレー体をキーボード等の装置本体に
対し、開閉させる際に用いて好適なチルトヒンジに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のチルトヒンジは、ディス
プレー体をキーボード等の装置本体に対し、任意の開成
位置で停止保持させる機能を有することが必要とされて
おり、そのためのフリクション機能として、円盤状のフ
リクションワッシャーを用い、その面部にフリクション
トルクを発生させるようにしたものが公知である。そし
て、フリクションワッシャーを回動部材である例えば支
持部材に圧接する手段としてスプリングワッシャー、皿
ばね、ウエーブワッシャー、コンプレッションスプリン
グ等の弾性手段を用い、かしめ或は締付ナットでフリク
ションワッシャーを支持部材等へ圧接状態にさせてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来公知のチ
ルトヒンジは、安価に製造でき、それはそれで充分に機
能するものであったが、パソコン等のOA機器は、ます
ます小型かつ薄型化しており、これに伴ってチルトヒン
ジも小型化が求められている。そこで従来公知のフリク
ションワッシャーを用いるものは、これを小型化しよう
とすれば、外径を小さくするしかなく、そうするとどう
してもフリクション面積が不足し、必要なフリクション
トルクが得られないという問題が生じた。これを解決す
る手段として、フリクションワッシャーの数を増やした
り、スプリングワッシャー等の数を増やすことも考えら
れるが、そうすると、構造が複雑となったり、部品点数
が多くなって、製作コストが高くなるという問題が生じ
た。この発明の目的は、より小型にできて、かつ、必要
なフリクショントルクを得ることのできる、チルトヒン
ジを提供せんとするにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの発明は、取付部とフリクションピン保持部を
有し装置本体側へ取り付けられるホルダーと、このホル
ダーの前記フリクションピン保持部に設けたフリクショ
ンピン取付孔に圧入ピンを介してその一端部側を取り付
け固定させたフリクションピンと、ディスプレー体側へ
取り付られる取付部とトルク発生部を有し前記フリクシ
ョンピンを前記トルク発生部に設けたフリクションピン
圧入孔へフリクション回動可能に圧入させて成るケース
体と、前記フリクションピンの外周と前記ケース体のフ
リクションピン圧入孔との間に充填されているグリス
と、とくに前記ケース体の部分を外側から締め付ける締
付リングとで構成することにより、小径かつ小型であっ
てフリクションピンの外周とフリクションピン圧入孔と
の間に高いフリクショントルクを創出することができる
ものである。
【0005】その際にこの発明は、締付リングをグリス
カバーとしたり、グリスカバーが同時に締付リングを兼
ねるように構成することができる。
【0006】この発明はさらに、前記ホルダーとケース
体との各々の衝接部に互いに段部を設けることによって
形成したストッパー部を設けたり、ケース体の内周に部
分的に内径の小さくなる部分を設けたり、さらにケース
圧入ピンの外周に凹凸を設けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施の形態に
ついて説明する。図1乃至図8において、1はキーボー
ド等の装置本体A側へ取り付けられる取付部1aとフリ
クションピン保持部1bを同軸方向に一体に設けたホル
ダーであり、取付部1aは板状を呈し、取付孔1c,1
cが設けられている。尚、この取付部1aの形状及び構
成は実施の形態のものに限定されない。それは、断面四
角形状、半円形状等さまざまな形状のものが考えられ、
後述するように、取付孔を有しないものもある。
【0008】フリクションピン保持部1bは筒状のもの
で、一端部より取付部1aに向けて軸方向にフリクショ
ンピン取付孔1dが設けられている。このフリクション
ピン保持部1bには、とくに図1と図3に示したよう
に、その外周にはフリクションピン取付孔1d側より面
取り部1eが設けられると共に、この面取り部1eに続
いて中径部1fとが設けられ、さらにこの中径部1fと
大径部1gの間には、浅い周溝1hが設けられている。
【0009】2は、一端部側をホルダー1のフリクショ
ンピン取付孔1dへ圧入させて成るフリクションピンで
あり、このフリクションピン2は、筒状のものであり、
とくに図5と図6に示したように、両端部に面取り部2
a,2aを施すと共に、軸方向に割溝2bを設けること
により、ラジアル方向へ拡張収縮する弾性を付与されて
いる。
【0010】3は、フリクションピン2をホルダー1の
フリクションピン取付孔1dへ固定させるために、フリ
クションピン2内のホルダー1側へ圧入された圧入ピン
であり、とくに図7と図8に示したように、その外周軸
方向にはロールット加工による凹凸部3aが設けられ、
圧入側端部に小ボス3bが設けられている。この圧入ピ
ン3によって、フリクションピン2は半径方向へ拡張さ
れてホルダー1へ非回転にしっかりと固定される。尚、
凹凸部3aは軸方向以外にも円周方向へ設けられても良
い。その数及び形状に限定はない。
【0011】4はディスプレー体Bへ取り付けられる取
付部4aとの筒状のトルク発生部4bを同軸方向に一体
に連設したケース体であり、取付部4aは板状を呈し、
取付孔4c,4cが設けられている。尚、この取付部4
aの形状は実施の形態のものに限定されない。それは、
断面四角形状、半円形状等さまざまな形状のものが考え
られ、後述するように、取付孔を有しないものもある。
【0012】トルク発生部4bにはフリクションピン圧
入孔4dが設けられ、内部はフリクションピン2が圧入
される構成となっている。このフリクションピン圧入孔
4dの内部には、とくに図4に示したように、その入口
部分の第1弛挿部4eと、この第1大径部4eに続いて
設けられた若干小径小幅の第1締付部4fと、この第1
締付部4fに続いて設けられた若干大径小幅の第2弛挿
部4gと、この第2弛挿部4gに続いて設けられた若干
小径大幅な第2締付部4hと、この第2締付部4hに続
いて設けられフリクションピン圧入孔4dの終端部に達
する若干大径の第3弛挿部4iが設けられている。この
各弛挿部と各締付部の径の違いは実施の形態のもので
0.05〜0.15mm程度の間である。そして、第1
弛挿部4eと第1締付部4fとの間には、フリクション
ピン2の圧入を容易とするための傾斜部4jが設けられ
ている。尚、このフリクションピン圧入孔の内部構造は
実施の形態のものに限定されない。
【0013】ケース体4のトルク発生部4bの外径は、
とくに図2と図4に示したように、フリクションピン圧
入孔4dの側に小さな段部4kが設けられると共に、こ
の段部4kに続いて中径部4lが設けられ、この中径部
4lと大径部4mとの間に小幅の周溝4nが設けられて
いる。
【0014】ホルダー1のフリクションピン保持部1b
の中径部1fとケース体4のトルク発生部4bの中径部
4lは同径であり、この部分にグリスカバー5が被嵌さ
れている。このグリスカバー5は例えばポリオレフィン
等の樹脂製であり、フリクションピン保持部1bの中径
部1fとケース体4のトルク発生部4bの中径部4lに
被嵌させた上で、熱を加えることにより収縮して、外周
より締め付けることになる。
【0015】このグリスカバー5はまた、トルク発生部
4b及び又はフリクションピン取付部13aを外側より
締め付ける締付リングに代えることができ、両者を兼務
するものとしても良い。
【0016】ホルダー1のフリクションピン保持部1b
とケース体4のトルク発生部4bの該外周に設けた周溝
1hと周溝4nは、グリスカバー5の両側が喰い込ん
で、グリスの漏れを防止すると共に、ホルダー1とケー
ス体4が互いに軸方向へ移動するのも防止することがで
きるものである。
【0017】図9乃至図12は、他の実施の形態を示
し、この実施の形態におけるチルトヒンジも、基本的な
構成部品が、取付部10aとフリクションピン保持部1
0bから成るホルダー10と、軸方向に割溝11aを設
けラジアル方向に弾性を付与されているフリクションピ
ン11と、このフリクションピン11をホルダー10の
フリクションピン保持部10bのフリクションピン取付
孔10dへ挿入固着させる圧入ピン12と、取付部13
aとフリクションピン11を圧入さるフリクションピン
圧入孔13dを有するトルク発生部13bを有するケー
ス体と、グリスカバー17とから構成されている点は、
先の実施の形態のものと同じであるが、ホルダー10と
ケース体13の各取付部10a,13aの形状を断面略
小判形状の短いものとしたことと、フリクションピン保
持部10bとトルク発生部13bの互いの衝接部にスト
ッパー用の段部10c,13cを設けた点等が先の実施
の形態のものと相違している。それに、トルク発生部1
3bの外周を両端部を除いて薄肉化してある点も相違し
ている。これは薄肉化した部分に弾性を持たせる意味を
有している。必要に応じてこの部分に締付リングを被嵌
させることもできよう。
【0018】ホルダー10のフリクションピン保持部1
0bには、とくに図10と図11に示したように、フリ
クションピン取付孔10dが設けられ、その外周には中
径部10fと大径部10gが設けられており、とくに図
10と図12に示したように、トルク発生部13bに設
けたフリクションピン圧入孔13dには、その第1弛挿
部13e、第1締付部13f、第2弛挿部13g、第2
締付部13h、及び第3弛挿部13iが設けられている
ことと、第1弛挿部13eと第1締付部13fとの間、
第2弛挿部13gと第2締付部13hとの間には,各々
傾斜部13jと13kが設けられ、フリクションピン1
1の圧入を容易としている。図10に示したように、グ
リス14がフリクションピン11の外周とフリクション
ピン圧入孔13dとの間に充填される点もまた、上記の
実施の形態のものと同じである。
【0019】したがって、ホルダー10の取付部10a
を装置本体A(図1と図2に表示)側にブラケット15
(図9と図10にのみ表示)を介して取り付け、ケース
体の取付部にディスプレー体B(図1と図2に表示)の
端部を同じくブラケット16(図9と図10にのみ表
示)を用いて取り付け、ディスプレー体Bを開閉させる
と、ケース体が回転しフリクションピンの外周とトルク
発生部のフリクションピン圧入孔13dのとくに締付部
との間にフリクショントルクが発生して、このフリクシ
ョントルクによりディスプレー体Bを任意の開成角度で
安定停止させることができるものである。
【0020】尚、この発明に係るチルトヒンジは、ノー
ト型パソコン以外の小型OA機器用のチルトヒンジ、ピ
アノやオルガンの蓋開閉用チルトヒンジ、その他さまざ
まな機器に用いられるチルトヒンジとして用いることが
できる。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
次のような効果を奏し得る。
【0022】請求項1のように構成すると、軸方向に割
溝を設けたパイプ状のフリクションピンをホルダーに設
けたフリクションピン取付孔へ挿入させ、圧入ピンでフ
リクションピンの外周をフリクションピン取付孔の内周
へ圧接させて固定させる構成としたので、フリクション
ピンの取付状態がしっかりとした強固なものとなり、か
つ、フリクションピンの軸芯がホルダーの軸芯と一致す
ることから、安定したフリクショントルクを得ることが
できると共に、ホルダーに取り付けたフリクションピン
の外周とこのフリクションピンを圧入したケース体のフ
リクションピン圧入孔との間にフリクショントルクが発
生し、このフリクショントルクが発生する面積をフリク
ションワッシャーを用いるものよりも広くとれるので、
小型かつ小径のものでも、大きなフリクショントルクを
得ることができるものである。
【0023】請求項2のように構成すると、請求項1と
同じ効果を奏した上で、グリスカバーによりグリスが外
側へにじみ出てくることを防止することができる。
【0024】請求項3のように構成すると、請求項1と
請求項2の効果を合わせて奏することができる。
【0025】請求項4のように構成すると、別の部材で
ストッパー部を設けなくても、ホルダーとケース部の互
いの衡接部を利用してストッパー部を設け、ケース体の
回転角度を規制することができる。
【0026】請求項5のように構成すると、フリクショ
ントルクが発生する部位が特定し、フリクショントルク
をばらつきのない安定したものとすることができる。
【0027】請求項6のように構成すると、大きなフリ
クショントルクの創出に寄与できる。
【0028】請求項7のように構成すると、フリクショ
ンピンの取付孔に対する固定状態がより安定強固なもの
となるという効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るチルトヒンジの平面図である。
【図2】この発明に係るチルトヒンジの縦断面図であ
る。
【図3】ホルダーの拡大縦断面図である。
【図4】ケース体の拡大縦断面図である。
【図5】圧入ピンの正面図である。
【図6】圧入ピンの右側面図である。
【図7】フリクションピンの正面図である。
【図8】フリクションピンの右側面図である。
【図9】この発明に係るチルトヒンジの他の実施の形態
を示す平面図である。
【図10】図9に示したチルトヒンジの縦断面図であ
る。
【図11】図9に示したチルトヒンジンのケース体の縦
断面図である。
【図12】図9に示したチルトヒンジのケース体の縦断
面図である。
【符号の説明】
A 装置本体 B ディスプレー体 1,10 ホルダー 1a,10a 取付部 1b,10b フリクションピン保持部 1d,10d フリクション取付孔 2,11 フリクションピン 2b,11a 割溝 3,12 圧入ピン 3a,12a 凹凸部 4,13 ケース体 4a,13a 取付部 4b,13b トルク発生部 4d,13d フリクションピン圧入孔 5,17 グリスカバー 6,14 グリス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月10日(1999.12.
10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、この種のチルトヒンジは、ディス
プレー体をキーボード等の装置本体に対し、任意の開成
位置で停止保持させる機能を有することが必要とされて
おり、そのためのフリクション機能として、円盤状のフ
リクションワッシャーを用い、その面部にフリクション
トルクを発生させるようにしたものが公知である。そし
て、フリクションワッシャーを回動部材である例えば支
持部材に圧接する手段としてスプリングワッシャー、皿
ばね、ウエーブワッシャー、コンプレッションスプリン
グ等の弾性手段を用い、かしめ或は締付ナットでフリク
ションワッシャーを支持部材等へ圧接状態にさせてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】トルク発生部4bにはフリクションピン圧
入孔4dが設けられ、内部はフリクションピン2が圧入
される構成となっている。このフリクションピン圧入孔
4dの内部には、とくに図4に示したように、その入口
部分の第1弛挿部4eと、この第1弛挿部4eに続いて
設けられた若干小径小幅の第1締付部4fと、この第1
締付部4fに続いて設けられた若干大径小幅の第2弛挿
部4gと、この第2弛挿部4gに続いて設けられた若干
小径大幅な第2締付部4hと、この第2締付部4hに続
いて設けられフリクションピン圧入孔4dの終端部に達
する若干大径の第3弛挿部4iが設けられている。この
各弛挿部と各締付部の径の違いは実施の形態のもので
0.05〜0.15mm程度の間である。そして、第1
弛挿部4eと第1締付部4fとの間には、フリクション
ピン2の圧入を容易とするための傾斜部4jが設けられ
ている。尚、このフリクションピン圧入孔の内部構造は
実施の形態のものに限定されない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】このグリスカバー5はまた、トルク発生部
4b及び又はフリクションピン保持部1bを外側より締
め付ける締付リングに代えることができ、両者を兼務す
るものとしても良い。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】したがって、ホルダー10の取付部10a
を装置本体A(図2に表示)側にブラケット15(図9
と図10にのみ表示)を介して取り付け、ケース体の取
付部にディスプレー体B(図2に表示)の端部を同じく
ブラケット16(図9と図10にのみ表示)を用いて取
り付け、ディスプレー体Bを開閉させると、ケース体
が回転しフリクションピン11の外周とトルク発生部
13bのフリクションピン圧入孔13dのとくに締付部
との間にフリクショントルクが発生して、このフリクシ
ョントルクによりディスプレー体Bを任意の開成角度で
安定停止させることができるものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】請求項4のように構成すると、別の部材で
ストッパー部を設けなくても、ホルダーとケースの互
いの衡接部を利用してストッパー部を設け、ケース体の
回転角度を規制することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るチルトヒンジの平面図である。
【図2】この発明に係るチルトヒンジの縦断面図であ
る。
【図3】ホルダーの拡大縦断面図である。
【図4】ケース体の拡大縦断面図である。
【図5】圧入ピンの正面図である。
【図6】圧入ピンの右側面図である。
【図7】フリクションピンの正面図である。
【図8】フリクションピンの右側面図である。
【図9】この発明に係るチルトヒンジの他の実施の形態
を示す平面図である。
【図10】図9に示したチルトヒンジの縦断面図であ
る。
【図11】図9に示したチルトヒンジのケース体の縦断
面図である。
【図12】図9に示したチルトヒンジのケース体の縦断
面図である。
【符号の説明】 A 装置本体 B ディスプレー体 1,10 ホルダー 1a,10a 取付部 1b,10b フリクションピン保持部 1d,10d フリクションピン取付穴 2,11 フリクションピン 2b,11a 割溝 3,12 圧入ピン 3a,12a 凹凸部 4,13 ケース体 4a,13a 取付部 4b,13b トルク発生部 4d,13d フリクションピン圧入穴 5,17 グリスカバー 6,14 グリス
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月13日(2000.1.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】ホルダー10のフリクションピン保持部1
0bには、とくに図10と図11に示したように、フリ
クションピン取付孔10dが設けられ、その外周には中
径部10eと大径部10fが設けられており、とくに図
10と図12に示したように、トルク発生部13bに設
けたフリクションピン圧入孔13dには、その第1弛挿
部13e、第1締付部13f、第2弛挿部13g、第2
締付部13h、及び第3弛挿部13iが設けられている
ことと、第1弛挿部13eと第1締付部13fとの間、
第2弛挿部13gと第2締付部13hとの間には,各々
傾斜部13jと13kが設けられ、フリクションピン1
1の圧入を容易としている。図10に示したように、グ
リス14がフリクションピン11の外周とフリクション
ピン圧入孔13dとの間に充填される点もまた、上記の
実施の形態のものと同じである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るチルトヒンジの平面図である。
【図2】この発明に係るチルトヒンジの縦断面図であ
る。
【図3】ホルダーの拡大縦断面図である。
【図4】ケース体の拡大縦断面図である。
【図5】フリクションピンの正面図である。
【図6】フリクションピンの右側面図である。
【図7】圧入ピンの正面図である。
【図8】圧入ピンの右側面図である。
【図9】この発明に係るチルトヒンジの他の実施の形態
を示す平面図である。
【図10】図9に示したチルトヒンジの縦断面図であ
る。
【図11】図9に示したチルトヒンジのホルダーの縦断
面図である。
【図12】図9に示したチルトヒンジのケース体の縦断
面図である。
【符号の説明】 A 装置本体 B ディスプレー体 1,10 ホルダー 1a,10a 取付部 1b,10b フリクションピン保持部 1d,10d フリクションピン取付穴 2,11 フリクションピン2b 割溝 3,12 圧入ピン3a 凹凸部 4,13 ケース体 4a,13a 取付部 4b,13b トルク発生部 4d,13d フリクションピン圧入穴 5,17 グリスカバー 6,14 グリス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 織也 神奈川県横浜市緑区十日市場町826番10加 藤電機株式会社内 Fターム(参考) 3J105 AB22 AB46 AC07 DA04 5G435 AA00 AA18 EE13 EE16 EE49 GG41

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部とフリクションピン保持部を有し
    装置本体側へ取り付けられるホルダーと、このホルダー
    の前記フリクションピン保持部に設けたフリクションピ
    ン取付孔に圧入ピンを介してその一端部側を取り付け固
    定させたフリクションピンと、ディスプレー体側へ取り
    付けられる取付部とトルク発生部を有し前記フリクショ
    ンピンを前記トルク発生部に設けたフリクションピン圧
    入孔へフリクション回動可能に圧入させて成るケース体
    と、前記フリクションピンの外周と前記ケース体のフリ
    クションピン圧入孔との間に充填されているグリスと、
    とくに前記ケース体の部分を外側から締め付ける締付リ
    ングとで構成したことを特徴とする、チルトヒンジ。
  2. 【請求項2】 取付部とフリクションピン保持部を有し
    装置本体側へ取り付られるホルダーと、このホルダーの
    前記フリクションピン保持部に設けたフリクションピン
    取付孔に圧入ピンを介してその一端部側を取り付け固定
    させたフリクションピンと、ディスプレー体側へ取り付
    けられる取付部とトルク発生部を有し前記フリクション
    ピンを前記トルク発生部に設けたフリクションピン圧入
    孔へフリクション回動可能に圧入させて成るケース体
    と、前記フリクションピンの外周と前記ケース体のフリ
    クションピン圧入孔との間に充填されているグリスと、
    前記ホルダーと前記ケース体の衝接部を覆って該ホルダ
    ーとケース体に被嵌したグリスカバーとで構成したこと
    を特徴とする、チルトヒンジ。
  3. 【請求項3】 前記グリスカバーが同時に締付リングを
    兼ねることを特徴とする、請求項2に記載のチルトヒン
    ジ。
  4. 【請求項4】 前記ホルダーとケース体との各々の衝接
    部に互いに段部を設けることによって形成したストッパ
    ー部を有することを特徴とする、請求項1乃至3のいず
    れかに記載のチルトヒンジ。
  5. 【請求項5】 前記ケース体はその内周に部分的に内径
    の小さくなる部分を有することを特徴とする、請求項1
    乃至4のいずれかに記載のチルトヒンジ。
  6. 【請求項6】 前記フリクションピンは、ラジアル方向
    に弾性を有するものであることを特徴とする、請求項1
    乃至5のいずれかに記載のチルトヒンジ。
  7. 【請求項7】 前記圧入ピンはその外周に凹凸を設けて
    あることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記
    載のチルトヒンジ。
JP34805799A 1999-12-07 1999-12-07 チルトヒンジ Expired - Fee Related JP4137324B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34805799A JP4137324B2 (ja) 1999-12-07 1999-12-07 チルトヒンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34805799A JP4137324B2 (ja) 1999-12-07 1999-12-07 チルトヒンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001165143A true JP2001165143A (ja) 2001-06-19
JP4137324B2 JP4137324B2 (ja) 2008-08-20

Family

ID=18394461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34805799A Expired - Fee Related JP4137324B2 (ja) 1999-12-07 1999-12-07 チルトヒンジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4137324B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6735821B1 (en) * 2002-11-26 2004-05-18 Peter E. Christman, Jr. Joint cover
KR100492085B1 (ko) * 2002-10-11 2005-06-02 삼성전자주식회사 토크를 조절할 수 있는 힌지장치
US7740213B2 (en) 2006-04-27 2010-06-22 Katsuyuki Yokota Liquid crystal panel stand and tilt device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100492085B1 (ko) * 2002-10-11 2005-06-02 삼성전자주식회사 토크를 조절할 수 있는 힌지장치
US6735821B1 (en) * 2002-11-26 2004-05-18 Peter E. Christman, Jr. Joint cover
US7740213B2 (en) 2006-04-27 2010-06-22 Katsuyuki Yokota Liquid crystal panel stand and tilt device

Also Published As

Publication number Publication date
JP4137324B2 (ja) 2008-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000252643A (ja) チルトヒンジ
JPH10294573A (ja) 開閉体の開閉装置
KR940006798B1 (ko) 타원형 코일 스프링을 사용한 축로크 기구
JPH1026128A (ja) チルトヒンジ
JP2001165143A (ja) チルトヒンジ
JPH0962399A (ja) チルトヒンジ
CN107061479B (zh) 转轴结构及电子设备
JP2001107941A (ja) チルトヒンジ
JP2001241427A (ja) Oa機器用チルトヒンジ
KR200275886Y1 (ko) 마찰 힌지장치
KR200279159Y1 (ko) 마찰 힌지장치
JPH1047337A (ja) チルトヒンジ
JP2003262214A (ja) ヒンジ機構
JP2001041228A (ja) チルトヒンジ
JP2003065355A (ja) トルクヒンジ又はトルクリミッタ
JPH11270214A (ja) 回転部材摩擦保持構造
JP2603059Y2 (ja) 開閉機構
JP2003120649A (ja) フリクションヒンジ
JP2008309242A (ja) チルトヒンジ
JP2603929Y2 (ja) 摩擦ヒンジ
JP2004225780A (ja) ヒンジ
JPH10184660A (ja) 軸装置
JP3680910B2 (ja) チルトヒンジ
JP2558204Y2 (ja) ディスプレー体の開閉保持装置
KR200364074Y1 (ko) 마찰 힌지장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070326

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080321

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080507

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees