JP2001164153A - ブレーキディスクローター用塗料 - Google Patents

ブレーキディスクローター用塗料

Info

Publication number
JP2001164153A
JP2001164153A JP35414899A JP35414899A JP2001164153A JP 2001164153 A JP2001164153 A JP 2001164153A JP 35414899 A JP35414899 A JP 35414899A JP 35414899 A JP35414899 A JP 35414899A JP 2001164153 A JP2001164153 A JP 2001164153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
resin
paint
aluminum pigment
brake disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP35414899A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Tamura
昌之 田村
Kunihiko Sato
邦彦 佐藤
Hitoshi Okazaki
仁 岡崎
Mikio Nakano
幹夫 中野
Mine Tani
峰 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOF Corp
Honda Access Corp
Original Assignee
NOF Corp
Honda Access Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NOF Corp, Honda Access Corp filed Critical NOF Corp
Priority to JP35414899A priority Critical patent/JP2001164153A/ja
Publication of JP2001164153A publication Critical patent/JP2001164153A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ブレーキディスクローターに塗布し、錆を隠
し、ファッション性向上させ、錆を防ぐこと。 【解決手段】揮発性溶剤と樹脂と顔料を含有し、樹脂
は、耐熱シリコン樹脂系である。揮発性溶剤が揮発した
後の塗膜中の樹脂の含有量は43〜53容量%である。
ブレーキディスクローターに塗布され、ブレーキ時の加
熱によっても剥離せず、ブレーキディスクローターの外
観をより向上させ、且つ錆の発生を防止することができ
る。また、機械的な力により容易に剥がすことが可能で
ある。顔料は、アルミニウム顔料である。アルミニウム
顔料は、リーフィングタイプと、ノンリーフィングタイ
プとからなり、ノンリーフィングタイプの含有量は、リ
ーフィングタイプの含有量の3〜5倍である。このよう
な顔料の配合によって、適度な密着性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキディスク
ローター用塗料に関し、特に、ブレーキディスクロータ
ーの外観をより向上させるブレーキディスクローター用
塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に使用されるブレーキディスクロ
ーターは、鋳鉄が使用されることが多い。図8に示され
るように、ブレーキディスクローター1は、摺動部分2
と、ハット部3と、外周部4とを有している。摺動部分
2は、ブレーキをかけた際に図示されていないブレーキ
パッドと摩擦し、熱が発生する。高温になった鋳鉄は、
錆びやすい。赤錆は、ブレーキディスクローター1の摺
動部分2以外のハット部3、外周部4に多く発生する。
アルミホイールのようなスポークが細いホイールを使用
した場合、ブレーキディスクローター1が外から見え、
赤錆の発生は外観を悪くしている。
【0003】一部の市販車のブレーキディスクローター
1は、メッキ、リン酸塩皮膜、亜鉛・クロム重合物皮膜
を施し、錆びにくくしている。これらの処理は、コスト
が高い。また、摩擦により発生する熱と経年変化によ
り、錆びが発生する。市販の塗料や耐熱塗料を塗布する
ことによって、錆を防ぐ方法も提案されている。これら
は、防錆の効果があり、安価である。赤錆の発生する摺
動部分2以外のハット部3、外周部4のみに塗料を塗布
するには、熟練を要する。ブレーキディスクローター1
とブレーキパッドとの摺動部分2に塗布された塗料は、
ブレーキをかけた際に、ブレーキパッドにより塗膜に傷
が付いたり、部分的に塗膜が剥離したりして、色ムラと
なり外観が悪くなる。更に、ブレーキパッドとの摩擦に
より、鳴きが生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ブレ
ーキディスクローターに塗布し、錆を隠し、ファッショ
ン性を向上させるブレーキディスクローター用塗料を提
供することにある。
【0005】本発明の他の課題は、ブレーキディスクロ
ーターに塗布し、錆を隠し、ファッション性を向上さ
せ、更に錆を防ぐブレーキディスクローター用塗料を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるブレーキデ
ィスクローター用塗料は、揮発性溶剤と樹脂と顔料を含
有し、樹脂は、耐熱シリコン樹脂系である。樹脂とし
て、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、
ウレタン樹脂、アクリル樹脂、シリコン樹脂などが挙げ
られる。ブレーキディスクローター1はブレーキパッド
との摩擦によって高温になり、付着用樹脂は耐熱性が必
要である。アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ
樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂は、耐熱性がシリコ
ン樹脂より劣る。不純物が少ない耐熱シリコン樹脂系が
好ましい。耐熱シリコン樹脂系として、ストレートシリ
コン樹脂が挙げられる。
【0007】揮発性溶剤が揮発した後の塗膜中では、樹
脂の含有量は43〜53容量%であることは、更に摩擦
により塗膜を剥離しやすくする。従来の塗料の乾燥塗膜
中の樹脂の含有量は、80〜90容量%程度である。顔
料の含有量が多くなると、塗料中の顔料の分散性が悪く
なり、顔料が樹脂に完全に覆われない。対策として、界
面活性剤を添加することが考えられるが、界面活性剤
は、親水基と親油基を有しており、その親水基と水が結
合して、塗膜中に浸入するため、耐水性が悪くなる傾向
がある。
【0008】顔料として、金属粉、有色顔料、無機顔料
などが挙げられる。金属粉として、アルミニウム粉、亜
鉛粉、銅粉等が挙げられる。有色顔料として、キノン系
顔料、ピロール系顔料、カーボンブラック、グラファイ
ト、酸化鉄、二酸化マンガン、セラミックブラック、コ
バルトブルー、酸化チタンなどが挙げられる。無機顔料
として、セラミック、アルミナ、酸化ケイ素、マイカ
粉、タルク、シリカ、クレイ、カオリンなどが挙げられ
る。顔料は、Pb、Cr、Cd、Hgを含まないこと
が、環境への汚染を防止する点から好ましい。
【0009】顔料は、アルミニウム顔料である。アルミ
ニウム顔料は、りん片状の粒子である。りん片状である
アルミニウム顔料は、塗膜中への水分の侵入を防止す
る。アルミニウム顔料は、リーフィングの性質をもつ第
1アルミニウム顔料と、ノンリーフィングの性質をもつ
第2アルミニウム顔料とからなる。リーフィングとは、
アルミニウム原料をビヒクルを用いて塗料とし、塗膜を
作製したとき、塗膜表面にアルミニウム顔料粒子が浮上
配列する現象である。ノンリーフィングとは、アルミニ
ウム顔料粒子が塗膜表面に浮上配列しない現象である。
第1アルミニウム顔料の含有量が多くなるにつれ、剥げ
やすい傾向がある。第2アルミニウム顔料の含有質量%
は、第1アルミニウム顔料の含有質量%の3〜5倍であ
る。このような顔料の配合によって、適度な密着性が得
られる。
【0010】アルミニウム顔料の粒径は20μm以下で
ある。アルミニウム顔料の表面は、脂肪酸でコーティン
グされている。コーティングすることにより二次凝集を
抑制する。脂肪酸は、オレイン酸または、ステアリン酸
であることが好ましい。
【0011】顔料は、ピロール系であってもよい。
【0012】揮発性溶剤として、芳香族炭化水素、エス
テル、エーテル、ケトン、アルコールなどが挙げられ
る。芳香族炭化水素として、トルエン、キシレンなどが
挙げられる。エステルとして、酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチルなどが挙げられる。エーテルとして、エ
チレングリコールモノメチルエーテルなどが挙げられ
る。アルコールとして、メタノールなどが挙げられる。
揮発性溶剤は、揮発性の良いこと、耐熱シリコン樹脂の
溶解性が良いことから、芳香族炭化水素であることが好
ましい。芳香族炭化水素は、トルエンまたは、キシレン
であることがより好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明によるブレーキディスクロ
ーター用塗料は、揮発性溶剤と樹脂と顔料を含有する。
【0014】揮発性溶剤は、揮発性の良いこと、耐熱シ
リコン樹脂の溶解性が良いことから一般的に芳香族炭化
水素を使用する。
【0015】樹脂として、耐熱シリコン樹脂系を使用す
る。ブレーキディスクローター1は図示されていないブ
レーキパッドとの摩擦によって高温になるので、付着用
樹脂は耐熱性が必要である。シリコン樹脂は、アルキド
樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹
脂、アクリル樹脂より耐熱性が優れているので好まし
い。ストレートシリコン樹脂等、不純物が少ない耐熱シ
リコン樹脂が好ましい。
【0016】樹脂の含有量は、乾燥後の塗料の樹脂含有
量として43〜53容量%である。樹脂含有量を乾燥後
の塗料の樹脂含有量として43容量%以上にすることに
より、外観性を確保することができる。乾燥後の塗料中
の樹脂含有量を53容量%以下にすることにより、摩擦
により塗膜が剥離しやすくなる。ブレーキディスクロー
ター1の摺動部分2に塗布された場合、図示されていな
いブレーキパッドとの摩擦により容易に剥離する。ブレ
ーキをかけた際に、ブレーキパッドとの摩擦により、塗
膜に傷が付いたり、部分的に塗膜が剥離して色ムラとな
ったり、鳴きが生じたりすることが解消する。
【0017】顔料は、アルミニウム顔料である。アルミ
ニウム顔料は、リーフィングタイプと、ノンリーフィン
グタイプとからなり、ノンリーフィングタイプの含有量
は、リーフィングタイプの含有量の3〜5倍である。こ
のような顔料の配合によって、適度な密着性が得られ
る。
【0018】また、顔料はピロール系であってもよい。
更に、防錆顔料を添加してもよい。公知の防錆顔料とし
て亜鉛顔料、塩基性亜リン酸複塩が挙げられる。上記顔
料に無機顔料のうち体質顔料を添加してもよい。公知の
体質顔料としてアルミナ、酸化ケイ素、セラミックスが
挙げられる。Pb、Cr、Cd、Hgを含まないことが
好ましい。環境への汚染を防ぐためである。
【0019】以上のような組成の塗料をブレーキディス
クローター1の外周部4とハット部3とに塗布し、乾燥
させる。乾燥時に、揮発性溶剤は、ほぼ完全に揮発し、
顔料と樹脂がブレーキディスクローター1の外周部4と
ハット部3との表面に残る。外周部4とハット部3と
が、既に発錆している場合、錆によって生成された粗い
表面と塗膜との界面にくさび効果が生じ、より強固に付
着する。この強固な付着は、塗膜の耐久性を維持し、発
錆を防止する。
【0020】塗装は熟練を必要とする技術である。自動
車の一般ユーザーが塗装を行った場合には、塗装を必要
とする部分からはみ出して塗装の不必要な部分まで塗布
してしまうことがある。本発明の塗料を使用した場合に
は、5分以上経過すれば、揮発性溶剤が揮発してしまう
ので、シリコン樹脂と顔料とが残るだけである。シリコ
ン樹脂は、耐熱性があるので、ブレーキが使用され、発
熱があっても塗料が剥離されるのを防ぐ。一方、塗料が
上記の組成を有するときは、塗料は薄く延びるので、被
覆性が向上する。一方、それでいながら、機械的な力に
より容易に剥がすことが可能である。ブレーキディスク
ローター1の摺動部分2に塗布された場合、図示されて
いないブレーキパッドとの摩擦により容易に剥離する。
【0021】塗料の乾燥後の組成を調べると、塗膜中の
樹脂の含有量が43〜53容量%であるとき、更に摩擦
により塗膜が剥離しやすく、且つ外観がきれいである。
【0022】
【実施例】実施例1は、図1の表に示される組成になる
ように調製された。比較例1〜4は、市販塗料である。
比較例1〜4の各成分は、図2の表に示される通りであ
る。
【0023】図2の表は、塗布性、耐熱性、乾燥性、及
び外観性の点に関して、実施例1と比較例1〜4との比
較を示している。実施例1は、塗布性、耐熱性、乾燥性
及び外観性の総合評価が比較例1〜4に比較して良好で
ある。この結果は、ブレーキディスクローター用塗料に
は、付着用樹脂として、耐熱シリコン樹脂系の樹脂を使
用することが好ましいことを示している。
【0024】サンプル1〜6は、図3の表に示される組
成になるように調製された。表中の顔料は、アルミニウ
ム顔料である。表中の樹脂は、耐熱シリコン樹脂であ
る。サンプル1、6は、本発明による塗料に含まれな
い。
【0025】図4のグラフは、外観の点に関してサンプ
ル1〜6の比較を示している。グラフ中の一点鎖線以上
の評点では、塗膜表面の外観が良いことを意味してい
る。それに対して、一点鎖線より下の評点では、好まし
くないことを意味している。サンプル2〜6はいずれも
外観が良好である。サンプル3〜6は外観がより良好で
ある。この結果は、乾燥時樹脂含有量が43容量%以上
であれば、外観性が良くブレーキディスクローター用塗
料として適当であることを示している。
【0026】図5のグラフは、ブレーキ摺動部剥離性の
点に関して、サンプル1〜6の比較を示している。グラ
フ中の一点鎖線以上の評点では、ブレーキの鳴きが発生
せず、良品であることを意味している。一点鎖線より下
の評点では、ブレーキの鳴きが発生し、好ましくないこ
とを意味している。サンプル6のみが、ブレーキパッド
との摩擦により摺動部分2に剥離されない塗膜が部分的
に残存して鳴きが発生する。サンプル4,5は、摩擦に
より、塗膜が僅かに残存するが、鳴きは発生しない。乾
燥時樹脂量が、減少するにつれ、剥離性が向上する傾向
がある。この結果は、乾燥時樹脂含有量が53容量%以
下であることが、ブレーキ時に摺動部分2に塗布された
塗料が容易に剥離されることを示している。
【0027】サンプル10は、実施例1において、アル
ミニウム顔料の組成をリーフィングアルミニウム顔料を
10質量%、ノンリーフィングアルミニウム顔料を15
質量%に変えて調製された。
【0028】7.8MPa、80℃の圧縮温水を40c
m離れた所から塗装面に30度の角度で噴霧するスプラ
ッシュ試験において、実施例1とサンプル10とを比較
した。実施例1は剥離しないが、サンプル10は、部分
的に剥離する。この結果は、ノンリーフィングタイプア
ルミニウム顔料の含有量がリーフィングタイプアルミニ
ウム顔料の含有量の3〜5倍である場合に、塗膜は適度
な密着性を持つことを示している。
【0029】図6は、耐熱性、耐湿性、耐候性、及び耐
薬品性のそれぞれの点に関して、実施例1と比較例4と
の比較を示している。
【0030】耐熱性:実施例1は、350℃10時間の
加熱でも良好である。比較例4は、200℃2時間の加
熱でクラックが生じる。
【0031】耐湿性:50℃湿度95%の環境に2時間
放置した。比較例4は、発錆する。
【0032】耐候性:7日間屋外暴露した。比較例4
は、3日目に発錆する。
【0033】耐薬品性:ブレーキクリーナーにおいての
差違はない。
【0034】実施例5〜8は、実施例1において、顔料
をアルミニウム顔料に代えて図7の表に示される顔料を
使用して調製された。
【0035】図7の表は、更に、耐熱性、塗りむらの点
に関して、実施例5〜8の比較を示している。耐熱性に
関して、実施例5は、やや悪い傾向がある。実施例6
は、良好である。実施例7は、変色が大きく、不良であ
る。実施例8は、クラックが発生し、不良である。塗り
むらに関して、実施例7は、良好である。実施例7に対
し、他の3つの実施例は、劣っている。この結果は、ア
ルミニウム顔料以外にピロール系顔料が、ブレーキディ
スクローター用塗料として適当であることを示してい
る。
【0036】
【発明の効果】本発明によるブレーキディスクローター
用塗料は、ブレーキディスクローターに塗布されること
により、ブレーキディスクローターの外観をより向上さ
せ、且つ錆の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるブレーキディスクロータ
ー用塗料の組成を示す表である。
【図2】図2は、本発明によるブレーキディスクロータ
ー用塗料の実施例と比較例との主成分と各種試験結果を
示す表である。
【図3】図3は、本発明によるブレーキディスクロータ
ー用塗料の実施例の組成と剥離性・外観試験結果を示す
表である。
【図4】図4は、本発明によるブレーキディスクロータ
ー用塗料の実施例の外観評点を示すグラフである。
【図5】図5は、本発明によるブレーキディスクロータ
ー用塗料の実施例のブレーキ摺動部剥離性を示すグラフ
である。
【図6】図6は、本発明によるブレーキディスクロータ
ー用塗料の実施例と比較例との各種試験結果を示す表で
ある。
【図7】図7は、本発明によるブレーキディスクロータ
ー用塗料の実施例の顔料成分と耐熱性・塗り斑試験結果
を示す表である。
【図8】図8は、ブレーキディスクローターの斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…ブレーキディスクローター 2…摺動部分 3…ハット部 4…外周部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 邦彦 埼玉県新座市野火止8丁目18番4号 株式 会社ホンダアクセス内 (72)発明者 岡崎 仁 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 日本 油脂株式会社内 (72)発明者 中野 幹夫 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 日本 油脂株式会社内 (72)発明者 谷 峰 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 日本 油脂株式会社内 Fターム(参考) 4J038 CG141 DB001 DD001 DD121 DG001 DL031 HA026 HA066 HA216 HA446 HA526 HA536 HA546 HA556 JA03 JA05 JA17 JA19 JA25 JA32 JA34 JA38 JA55 JA56 JB27 KA06 KA08 KA15 KA20 MA07 NA01 NA03 PB07 PC02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】揮発性溶剤と、 樹脂と、 顔料を含有し、 前記樹脂は、耐熱シリコン樹脂系であり、 前記揮発性溶剤が揮発した後の塗膜中では、前記樹脂の
    含有量は43〜53容量%であるブレーキディスクロー
    ター用塗料。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記顔料は、Pb、Cr、Cd、Hgを実質的に含まな
    いブレーキディスクローター用塗料。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記顔料は、アルミニウム顔料であり、 前記アルミニウム顔料は、 リーフィングの性質をもつ第1アルミニウム顔料と、ノ
    ンリーフィングの性質をもつ第2アルミニウム顔料とか
    らなり、 前記第2アルミニウム顔料の含有質量%は、前記第1ア
    ルミニウム顔料の含有質量%の3〜5倍であるブレーキ
    ディスクローター用塗料。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記アルミニウム顔料の粒径は20μm以下であるブレ
    ーキディスクローター用塗料。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記アルミニウム顔料の表面は、脂肪酸でコーティング
    されているブレーキディスクローター用塗料。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記脂肪酸は、オレイン酸または、ステアリン酸である
    ブレーキディスクローター用塗料。
  7. 【請求項7】請求項2において、 前記顔料は、ピロール系であるブレーキディスクロータ
    ー用塗料。
  8. 【請求項8】請求項1において、 前記揮発性溶剤は、芳香族炭化水素を含有するブレーキ
    ディスクローター用塗料。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記芳香族炭化水素は、トルエンまたはキシレンである
    ブレーキディスクローター用塗料。
JP35414899A 1999-12-14 1999-12-14 ブレーキディスクローター用塗料 Withdrawn JP2001164153A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35414899A JP2001164153A (ja) 1999-12-14 1999-12-14 ブレーキディスクローター用塗料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35414899A JP2001164153A (ja) 1999-12-14 1999-12-14 ブレーキディスクローター用塗料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001164153A true JP2001164153A (ja) 2001-06-19

Family

ID=18435620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35414899A Withdrawn JP2001164153A (ja) 1999-12-14 1999-12-14 ブレーキディスクローター用塗料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001164153A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009255020A (ja) * 2008-03-24 2009-11-05 Daihatsu Metal Co Ltd 金属部品の塗装方法及び塗装システム
JP2021195500A (ja) * 2020-06-18 2021-12-27 大日本塗料株式会社 塗料組成物及び塗膜

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009255020A (ja) * 2008-03-24 2009-11-05 Daihatsu Metal Co Ltd 金属部品の塗装方法及び塗装システム
JP2021195500A (ja) * 2020-06-18 2021-12-27 大日本塗料株式会社 塗料組成物及び塗膜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5008226B2 (ja) 金属顔料組成物、その製造方法、その金属顔料組成物を含有する塗料組成物およびインキ組成物
JP5177377B2 (ja) 水性ベース塗料組成物並びに金属調積層塗膜及びその形成方法
CA2664609C (en) Paint films which have excellent heat-radiating properties, and a method for their formation
US4544581A (en) Black corrosion resistant coating and method for a metal substrate
JP2001329226A (ja) 粉体塗料組成物及びその製造方法及びそれを用いた塗膜形成方法
JPH0374147B2 (ja)
JP4186080B2 (ja) アルミニウム基材の塗膜形成方法
JP2001164153A (ja) ブレーキディスクローター用塗料
US6436543B1 (en) High-gloss, heat-resistant paint composition; a method for manufacturing the high-gloss, heat-resistant paint; a method for applying the high-gloss, heat-resistant paint; and a high-gloss, heat-resistant paint film
JPH10219150A (ja) メタリック塗料とその塗装法
JP2004196838A (ja) アルミニウム顔料、それを用いた塗料
JP2005200519A (ja) メタリック塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物品
JP2002301426A (ja) 複層塗膜形成方法
JP4143193B2 (ja) 積層塗膜の形成方法
JP2001029879A (ja) 塗膜構造及び塗装方法
JPH03239769A (ja) メタリック塗料とその塗装法
JPH03114574A (ja) アルミホイールのメタリック仕上げ方法
JP4345103B2 (ja) メタリック塗料組成物、塗膜形成方法および塗膜
JP2790402B2 (ja) アルミニウム鋳造品用プライマ組成物
JP3069301B2 (ja) 複層塗膜形成法
JP2001081407A (ja) 光輝性塗膜の形成方法およびホイール
JP2005007219A (ja) 光輝性塗膜の形成方法
JPH01103671A (ja) 高防錆クリア塗膜
JPS5819352B2 (ja) メタリツク塗装方法
JPH111641A (ja) 複層塗膜形成法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050627

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050627

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306